はせちゃん

パリの恋人

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 Twitter の従業員大幅に解雇なんて言うニュースが流れてますね.

 ボクは Twitter はブログなどの同時投稿の設定をしているだけで、直接の利用はほとんどありませんでしたが、先日の 撮影会 の写真をアップするため、久しぶりに利用してみました.



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 ● Model: はせちゃん(@mokehasese): 1/800 秒 F1.4 ISO-100 EV-1+1/3 ●

 フリーのモデルさんや、そういったモデルさんのポートレートを撮影するアマチュアカメラマンがかなり投稿してますね.
 なかにはかなり際どい撮影モデルの方たちもおいでのようでちょっとビックリ.
 そしてこういった撮影モデルを贔屓にしているカメラマンたちもたくさんいますね.

 まぁ同じモデルさんと気心が知れてくると、作品を作っていく分にはお互いに共同しながらいい作品ができるから、そういうのは大事でしょう.


 ボクの場合は、地方に住んでるのでそう簡単に個撮できるような環境でもないし、できたとしても写真展に出展するつもりもないので、なかなかそういう関係は築きにくい.
 というか、先日の撮影会会場でもカメラマンとモデルがいかにも顔見知りというような会話してるのは、あまり好きじゃないので.

 ボクはちょっと離れた感じで、自分が撮りたいイメージで撮れたかが大事.



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 ● EOS R3 + SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art : 1/640 秒 F1.4 ISO-100 EV-1+1/3 ●

 だから、ツイッターでよく見かける #モデルさんと繋がりたい なんて気持ち全然ないな.

 基本モデルさんは結構顔なじみにならないと DM の返信はもちろん、 「いいね」 も押さないような方が多い気がします.
 まぁそれは分かるから全然否定しません.

 中にはアップ写真をリツィートしたりすぐに 「いいね」 してくれるモデルさんもいたりして、ちょっと距離を置いているボクもついつい尻尾を振ってついていきそうになってしまいます.



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 ● EOS R3 + SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art : 1/400 秒 F1.4 ISO-100 EV+0 ●

 営業用と言えばそれまでですが、それでも悪い気はしないですよね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は久しぶりに映画のお話し.
 カメラマンとモデルの恋のお話です.




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  " パリの恋人 "





  監督: スタンリー・ドーネン
  脚本: レナード・ガーシュ
  製作: ロジャー・イーデンス
  原題: "Funny Face"
  出演: オードリー・ヘプバーン (ジョー・ストックトン)
      フレッド・アステア (ディック・エイブリー)
      ケイ・トンプスン (マギー・プレスコット)
      ミシェル・オークレール (フロストル教授)
      ロバート・フレミング (ポール・デュバル)
  音楽: ジョージ・ガーシュウィン 、 ロジャー・イーデンス
  撮影: レイ・ジューン
  編集: フランク・ブラクト
  ビジュアル・コンサルタント:
      リチャード・アヴェドン
  配給: パラマウント映画
  日本公開: 1957 年 9 月 28 日
  上映時間: 103 分





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 完全に古き良き時代の映画ですね.
 オリジナルは 1927 年初演の同名のミュージカルで、映画同様 フレッド・アステア が出演してます.

 ストーリーはあの頃結構あったロマンティック・コメディにありがちなあらすじですが、オリジナル・ミュージカルと映画では全然違っています.
 映画もミュージカル映画になっています.


 映画のストーリーは、この映画のビジュアル・コンサルタントを務めた写真家の リチャード・アヴェドン をモデルに、 フレッド・アステア の役もファッション・カメラマン役になっています.



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 いまさらですが、 オードリー・ヘプバーン はやっぱりとてもステキ.
 ただキレイというんではなく、上品さが漂っているし、キュートな一面もあったり.
 こういう女優って、最近まったく見かけないな.

 ボクが持っているのは、 "Audrey Hepburn Special Colleection” という DVD Box の中の一枚ですが、購入当時一度観たきり.
 写真やる前に観た時は、なんかいかにも昔のミュージカルって感じで、かったるい感じでした.

 ところが写真初めて、いろいろな写真家の写真集を見るようになったら、この映画の観方もガラリと変わってしまいました.



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Funny Face 0011

 1927 年のミュージカルと同じ曲が多く使われています.
 "'S Wonderful" はジャズ・スタンダードとしても有名で、多くのミュージシャンが演奏しています.
 ただこの曲は歌詞があってこその曲なので、カバーは圧倒的にヴォーカルもの.
 アップテンポの演奏が多いですが、ボクが一番好きなのは女性ヴォーカルではなく、 "John Coltrane and Johnny Hartman" の演奏.



 さて、そんな往年の映画に関係した写真集があります.

 それが " Richard Avedon: Avedon's France. "



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 リチャード・アヴェドン の写真コレクション、インタビュー、手紙、出版物、文章、さらにエッセイを一堂に集めた一冊.
 2016 年 10 月から 2017 年 2 月に、 フランス国立図書館 で開催された展覧会カタログの英語版で、なんと 792 p ・・・・・・ とても分厚い写真集です.
 残念ながら膨大な英文をとても読む気にはなれないので、この本の魅力の半分くらいしかわかっていませんが、それでも十分すぎるくらいの写真.

 紙質が一部厚めのペーパーバックのような感じですが、価格がそれほど高くないのでこんなものでしょう.
 ちなみにボクは特価の時に購入したので、今の半額くらいだったような ・・・・



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 映画 "パリの恋人" に関係した写真は初めのほうに、約 200 ページほどあります.
 映画を観ると、なるほど ・・・・・ 映画を観た後に写真集眺めてフムフム.


 以前モデル撮影した時に、この表紙のようなポーズをとらせたことがありました.
 その時にはまだこの写真集を知らなかったのですが、昔一度観た映画の一場面を潜在的に覚えていたのでしょうか.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて明日から東京です.
 なんか、また新型コロナが感染拡大しちゃってますが、前からの予定で休みもしっかり入れたので注意しながら行ってきます.



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 ● 2022.8.22 レインボーブリッジ ●

 明日は特に予定がないので、のんびり 銀座 でも歩く予定でしたが ・・・・・・ なんと雨予報.
 なんだかなぁ ・・・・・

 せめて小雨だったら光の溢れた夜の街でも撮影しようと思ってますが、どうなることでしょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Black & White

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 先週の日曜日 「Tokyo Portrait Award 2022 × CAPA モデル撮影会」 に参加しました.
 スタジオ撮影、初体験 ・・・・・ なんて耽美な響きだろう.

 まぁこんなことを言っている段階で、 アムロ君 たちに完全に置いていかれちゃってるのがわかるであります.



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 ● CAPA CAMERA WEB から ●

 そもそもは Facebook に出た CAPA の募集記事.
 何気なく観てみたら、ボクが前から撮ってみたいと思っていたモデルさんがいるじゃないですか.
 だったら思い切って応募してみようか、抽選外れたらその時はその時.

 前の記事 の通り当然のように当選しましたが、それがなにか (笑)



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 ● はせちゃん(@mokehasese): 1/320 秒 F1.4 ISO-200 EV-1 ●

 唯一名前を聞いたことがあったモデルさんというのが はせちゃん さん.
 とても日本人離れした顔がいいですね、たしかハーフだったかな.


 いつか撮ってみたいと思ってましたが、こんなご時世でとても 東京 まで出ていって個撮できる状態じゃないし.
 おまけに人気のあるモデルさんですので、なかなか一見さんで個撮はちょっと ・・・・ ましてやスタジオ撮影未経験のボクが声かけるのはハードル高すぎ.

 ほんとに偶然やってきた撮影のチャンスって感じでした.

 今年は本当にいろいろなことで持ってますので、まぁこのくらいの抽選外せません。



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 ● 東急大井町線 大井町駅ホーム (スマホ) ●

 ということで 10 時前の新幹線で東京へ ・・・・・ 行ったんだけれど、スタジオの場所がすでに迷路.
 銀座・新橋 あたりは細い路地も結構歩いてますが、 品川 から先はほとんど未開の地。

 等々力 って ・・・・・ 金田一耕助に出てくる刑事の名前?
 東急大井町線 ・・・・・ 聞いたこともなかった.


 大井町 ってたしか 品川 の次の駅だったな.
 山手線 に乗って 品川 過ぎたら、あれっ 大崎 ??
 思いっきり間違えました 京浜東北線 乗らなくちゃ.

 出だしがこんなだから、撮影はどうなるんだろ.
 この日のお天気のように暗雲が漂ってますね.



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 ● Fam Caffe Ristorante (スマホ) ●
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 ● 小エビとルコラのトマトソースパスタ (スマホ) ●

 等々力駅 からスタジオまで徒歩 15 分くらい.
 12 時過ぎに 等々力駅 に着いたので、まずは軽く腹ごしらえ.


 ちょうどカウンターに席が空いていたのでラッキーでした.
 もし一杯だったら昼抜きだったかも ・・・・ このあたりにどんなお店があるのか全然わからないし.


 このお店、パスタの湯手加減がスゴくよくて、ソースがこれまた美味しかった.
 店内もちょっと奥行きがあって、ステキな雰囲気でした.




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 ● Studio Standard (スマホ) ●

 ゆっくりめの昼食すませたら、そこから約 15 分の歩き.
 撮影会場の 2 階建てスタジオ " Studio Standard E-Standard " へ.
 " Studio Standard " は、周辺にいくつかのスタジオを持っているようです


 この日の撮影会は三部構成で、ボクが参加したのは 13:50 からの第二部で、時間は 90 分.
 撮影はスタジオの 2 階で、参加者 13 名、モデル 3 名その他スタッフ数人なのでスペース的にちょっとキツイかな.

 撮影は囲みでの撮影で、横撮りも OK .
 大人の礼儀で、お互いが交代して前に出て撮っていく感じでした.
 途中一人ずつ交代に正面での撮影もあったりしました。

 小心者のオッサンにとって、スタジオ初めて、モデルさんも初めての人たち、参加者の知り合い一人もいない ・・・・・ アウェイ感半端ないです.
 口から胃が出てきそう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 それじゃ、当日撮った写真とともに色々感じたことなどを、長々書きます.



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 ● 1/100 秒 F1.4 ISO-200 EV+1/3 ●
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 ● 1/125 秒 F1.4 ISO-200 EV+1/3 ●
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 ● 1/400 秒 F1.4 ISO-200 EV+0 ●

 カメラは EOS R3、レンズは SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art .
 レンズは 50 mm 一本だけ、スタジオだったら 70-200 mm まではいらないだろうし、いっそ 14 mm でもいけちゃうかな、とは思ったものの初めてのモデルさんに超接近はさすがにデリカシーに欠けるので、ある程度無難な大人の選択.
 結果的に、画角的にも 50 mm でちょうどよかったかな.


 カメラのピクチャースタイルのユーザー設定を、コントラストやシャープネスを強くしたカリカリのモノクロ撮影.
 絞り優先で、絞り開放の 1.4 を固定.
 ISO 200 ⇒ 160 ⇒ 100 って感じ、後はシャッタースピードでオーバーにしたりアンダーにしたり.
 男らしく、ピクチャースタイルは途中で変えないようにしてました.

 実は今回の目的の一つが、モノクロ・ポートレートの設定をどのくらいにしたら自分の求める感じになるか確かめる意味もありました.
 こういうのは実際に撮ってみてはじめてわかる部分が多々あるので.



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 ● 1/500 秒 F1.4 ISO-200 EV-1/3 ●
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 ● 1/800 秒 F1.4 ISO-200 EV+1 ●
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 ● 1/80 秒 F1.4 ISO-160 EV+1 ●

 この日のライティングはちょっと強めの当て方が多かったかな.
 おまけにボクのカメラ設定が、さらにカリカリの仕上げ、全体がエッジ立ちまくりで ・・・・・・ まぁ予想していた通りと言えばその通りなんだが.

 DDP の機能に アンシャープネス というのがあり、一見 シャープネス の反対のような意味に思ってしまいますが、実際は シャープネス をさらに細かく設定する機能です.
 ボクは尖った設定をしていたので、 DDP でこの部分を シャープネス に切り替えただけで、ガラリと写真の雰囲気が変わりました.
 この シャープネス 設定はあまり変えないほうがいいかな ・・・・・・ 今回の教訓.


 結果的に、この設定はポートレートにはよくないということがとてもよく分かったので、それを踏まえ家で再設定しておきました.
 それがわかっただけでも、こういう撮影会に参加する意義はあるな.

 今回の撮影、当然ですが RAW データも一緒に記録したので、アップした写真は現像時に若干柔らかめにしてあります.

 モデルさんに差し上げたデータもちょっと柔らかくし、軽くファンデーション.



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 ● 柊 里杏(@lialily11): 1/125 秒 F1.4 ISO-160 EV+1/3 ●
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 ● 1/100 秒 F1.4 ISO-160 EV+0 ●
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 ● 1/160 秒 F1.4 ISO-160 EV+1/3 ●

 今回撮影指導していただいたのは、プロカメラマンの コバヤシモトユキ 氏.
 ライティング、モデルの立ち位置なども コバヤシ氏 がすべて決め、そこで囲み撮影.
 途中でいろいろレクチャーもいただきました.


 ファインダー覗いていて難しいと思ったのが、モデルの三人の化粧の違い.
 三人が同じ画角に入っているものが多いですが、そこでの露出がねぇ.
 だれに露出合わせるかで雰囲気も明るさも全然変わってしまいます.
 モノクロだからなおさら感じたのかもしれません.

 特に 柊 さんは髪の毛がピンクがかった金髪 (?) で、モノクロで撮るとほとんど白髪なので、周りに合わせていくと彼女だけ白飛びのようになってしまったりして.
 そういう意味では一人ずつのほうが断然撮りやすいかな.


 強めのライティングの場面は、当然影もかなり強めに出ています.
 だから影を意識した構図も何枚か撮ってみました.
 一般的にポートレートはもっと軟らかめな光の当て方が多い気がするので、人によってはかなり難しかったかもしれません.



IMG_0234-2-1
 ● 朝日奈まお(@maokra__): 1/60 秒 F1.4 ISO-100 EV+1/3 ●
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 ● 1/30 秒 F1.4 ISO-160 EV+1/3 ●
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 ● 1/320 秒 F1.4 ISO-200 EV+1/3 ●

 個別撮影会(個撮)だったら細かな指示しながら思ったような光を取り込むこともできますが、こういう囲みはそういうわけにいかないので、その辺はジレンマもありますが、逆にそのなかで自分なりの構図切り取る勉強ができるのもいい.

 囲みは ヨドバシカメラモデル撮影会 で鍛えられてますから ・・・・ 結果出してますから (笑)
 囲みでも誰も撮らないような写真を撮る、ここ結構重要でうまくいったときはエクスタシー感じる部分 (笑)


 かなりモデルに寄って顔を中心に撮る方もいましたが、まぁそれは人それぞれ.
 こういう撮影会、最低限の常識さえあればいろいろな目的の人がいてもいいと思いますので.
 ボクはできるだけ全身入れるよう心掛けたので、必然的に縦アングルが多くなってます.
 今回アップしてある横長バストアップの写真などは、かなりトリミングして作品ぽくしてます.



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 ● 1/500 秒 F1.4 ISO-100 EV-1 ●
IMG_0280-2-1
 ● 1/200 秒 F1.4 ISO-100 EV-1 ●
IMG_0440-2-1
 ● 1/500 秒 F1.4 ISO-100 EV+0 ●

 ボクのお友達は、こういったモデルさんやアマチュアカメラマンのことなどすごくよく知ってて、撮影会後に電話で話した S さんは、三人のモデルを知っていて 「二人は撮ったことあるけど、 はせちゃん だけはまだ撮ったことない」 なんて言ってました.

 はせちゃん は全身から独特なオーラ放ってます.
 そんなに黒系のアイラインではないんだけれど、モノクロ写真にするとかなり強調され、よりエキゾティックな雰囲気出まくりです.
 目のインパクト大きいので、ちょっと目の位置を動かしただけで白目が強調されちゃうから、顔ごと移動させて視線の位置を変えるほうがいいかな、と心の中の声が言ってました.
 もし個撮できる機会があれば、もう少し明るくよりスタイリッシュに撮りたい ・・・・・ 撮れるかはわからないけれど、気持ちだけは.


 朝日奈まおさんが、いい意味でこれまた不思議ちゃんでした.
 少女っぽいかと思うと、ガラリと変わったりしてかなりの目力.
 表情で危険な雰囲気も漂うので、いろいろなポートレート撮影できそうです.
 ポートレート撮る側からしたら、こういう表情に幅のある人が絶対撮り易いかも.


 この二人にピンクっぽい金髪 (?) の 柊 さんが絡みます.
 超怪しい三姉妹といった雰囲気になっちゃいますね.
 柊 さんは、ボクの好みとしては絶対笑顔のほうが似合う気がしました.



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 ● 1/400 秒 F1.4 ISO-100 EV-1/3 ●
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 ● 1/640 秒 F1.4 ISO-100 EV-1/3 ●
IMG_0681-2-1
 ● 1/400 秒 F1.4 ISO-100 EV-2/3 ●

 ポージングに関してはほぼモデルさんにお任せ.
 一人 1 分の正面撮影タイムでは、簡単なポーズ指示はできました.
 ボクは背景の壁の派手なデザインがちょっと苦手だったので、正面撮影タイムはパスしちゃいました.


 モデルさんの服装は各部着替えての撮影ですが、ボクが参加した第二部はたまたま三人とも黒.
 撮影始まったら三人が絡み始めて、かなり怪しい雰囲気が漂い始めました.

 ちょっと強めのライティング、そしてその影.
 モデルたちの怪しいポーズが作る耽美な世界.
 白と黒の世界にピッタリ ・・・・・ まるで Hermut Newton の世界そのものじゃないか.

 完全に笑顔がいらない撮影になりました.


 と言えばピッタリなのだが、アンダー気味で、さらに黒い服となると黒を潰さないように締めるのが難しかった.



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 ● 1/500 秒 F1.4 ISO-100 EV-2/3 ●
IMG_0552-2-1
 ● 1/200 秒 F1.4 ISO-100 EV-1/3 ●
IMG_0530-2-1
 ● 1/160 秒 F1.4 ISO-160 EV-1/3 ●

 ちょっとカメラのことを.
 今回の撮影は AF エリアを中心付近の フレキシブルゾーン 3 で設定し、視線入力 はオフ.
 とにかく瞳検出が本当に助かります.
 だから構図と露出に集中できます.

 ただ三人入っているような構図では意図した人ではないところに行ってしまうことがありますが、それは仕方ない.
 今回はあえてそのままでみんな撮ってます.
 これをなんとかするのが、 視線入力 ということですね.

 後左右の目が意図から外れることもありました、まぁこれも仕方ないね.


 AF 性能は、半端ないくらいいい.

 そしてすべての設定変更が、ファインダー内でできるのが一番有難い.
 やっぱり高いだけのことはあります.
 


IMG_0300-2-1
 ● 1/640 秒 F1.4 ISO-100 EV-1+1/3 ●
IMG_0480-2-1
 ● 1/320 秒 F1.4 ISO-100 EV+0 ●
IMG_0406-2-1
 ● 1/500 秒 F1.4 ISO-100 EV-0 ●

 今回の撮影会は、囲み撮影だったり、強めのライティングだったり、思うようなポージングができなかったりと少し愚痴っぽく書きましたが、それ以上に、とにかくポートレート撮影できたことの満足感が高いです.

 今年も何人かアマチュアの方を撮影しましたが、アマチュアの方の場合は構図や光以前にいろいろ考えなきゃいけないことが多すぎて、かなり疲れます.
 モデルさん相手だとその部分の気を使うことがないので、すんなり構図とか光に意識を集中できるのが本当にうれしい.
 そこに飢えていたんだよなぁ ・・・・・ シミジミ


 とにかく撮影ということに飢えていたので、久しぶりのモデル撮影ができただけでも大満足.
 出来上がった写真も、今回は少しだけ統一感もあって、自分の世界撮れたんじゃないかと思ってます.



IMG_0668-2-1
 ● 1/250 秒 F1.4 ISO-100 EV-2/3 ●
IMG_0555-2-1
 ● 1/320 秒 F1.4 ISO-100 EV-1/3 ●
IMG_0350-2-1
 ● 1/320 秒 F1.4 ISO-100 EV+0 ●

 初めてのスタジオ撮影でしたが、自分なりに満足のいく写真が撮れたので大満足.
 やっぱりこうやって撮影してみると、いろいろわかってくることが多いな.



 来週はのんびり 銀座 でスナップ撮りながら街歩き、二日目は娘たちと 吉祥寺 でランチ、そして アムロ君 たちの写真展観て、懇親会 ・・・・・・

 26 日の土曜日からは、いよいよ冬のシーズンが始まります.

 新しいウエアもちゃっかりプレゼントでいただいちゃったし、今年はスタッドレスタイヤも新しいものに履き替え.



IMG_0767-1
 ● 1/100 秒 F1.4 ISO-800 EV+1 ●




 最後に、今回一枚だけカラー現像した写真貼り付けておきます.



IMG_0692-2
 ● 1/320 秒 F1.4 ISO-800 EV+1 ●



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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