最近 食 の話題がほとんどなかったので、久しぶりに ・・・・・・
と言っても、らーめんですが.
週に何度かある 「奥様、何かの会議やナイタースキーのため、旦那一人外食日」 ですが、仕事を終えてから遠くまで一人でご飯を食べに行くというのはなかなか気乗りしません.
半分くらいはお惣菜買って家で適当に食べますが、残りの半分くらいは外食.
ほとんどが帰り道に近いところで済ましてしまいます.
今までの一押しが職場から数分の "ゆいや" というらーめん屋さん.
(辛い中華そば)
基本的にここのらーめんは、あっさり系の和風スープ.
細めの麺の湯で具合がとてもいい食感でございまして.
さらに焦がしたチャーシューが香ばしさを醸し出していて、とってもいい感じ.
写真は "辛い中華そば" ですが、ビックリするほどの辛さではないので、基本的なスープのおいしさを味わうことができます.
そしてこのお店の目玉が "替え飯"
以前は餃子も提供していたようですが止めてしまい、その代わりにと考えたのが "替え玉" ならぬ "替え飯" だそうです.
(ピンボケです、替え飯を放り込みワサビと酢を入れるのがボクのお好み)
開店当初は昼食時間帯だけの営業でしたが、昨年の 1 月から夕方の営業を始めたので、昨年はとてもお世話になりました.
ところが昨年末から夕方の営業を辞めてしまったので、本当に残念.
ちなみにこのお店、昼食時は駐車場もいっぱいで、店の前には行列もできる人気店です.
そんな "ゆいや" の代わりになるところを探していたところ、見つけたのが "武蓮" と言うチェーン店.
(武蓮辛味噌らーめん)
この店、ちょっと訳あり.
というのも、このお店のある場所は、お店ができてはすぐに閉めて、また新しいお店という感じで、どんどん変わっていく場所です.
今までは "晴家 (はれるや)" というらーめん店でした.
お客さんはそこそこ入っていたと思うんですが、突然の閉店.
決して儲かっていないので止めちゃうというんではなく、どうもオーナーの意向と言うことらしいのです.
この "武蓮" は 新潟 (だったっけ?) を中心としたチェーン店で、ボクの以前の職場のそばにも一軒ありました.
背油たっぷりのギトギトした感じで、ボクのようなメタボにはとってもよくないようなスープですが、特に味噌らーめんは微妙に好きだったりします.
ただしゆずの味が付いているところはボク的にはちょっと減点.
らーめんの種類は圧倒的に "武蓮" のほうが多いです.
夕方時々寄る身としてはメニューが豊富なのは助かります.
店員さんがもう少しこぎれいな格好しているといいんですが ・・・・・・・
・・・・・・・・ ということで、ボクはやっぱり "ゆいや" かな.
さって、本題に入りましょう.
このアルバムもずっと前から知っていたし、当然耳にもしていました.
ただ、演奏者のイメージがどうも Blue Note での後期のちょっとフリーキーな演奏を連想してしまいようやくの購入.
" 4, 5 and 6 / Jackie McLean "
1. Sentimental Journey
(B.Homer-B.Green-L.Brown) ・・・・・ 9:58
2. Why Was I Born?
(J.Kern-O.Hammerstein II) ・・・・・ 5:14
3. Contour
(Kenny Drew) ・・・・・ 4:59
4. Confirmation
(Charlie Parker) ・・・・・ 11:24
5. When I Fall in Love
(E.Heyman-V.Young) ・・・・・ 5:33
6. Abstraction
(Mal Waldron) ・・・・・ 8:03
Jackie McLean (as), Hank Mobley (ts: # 4)
Donald Byrd (tp: # 3, 4, 6), Mal Waldron (p),
Doug Watkins (b), Arthur Taylor (ds)
# 1-3: Recorded at RVG Studio, Hackensack, July 13, 1956.
# 4-6: Recorded at RVG Studio, Hackensack, July 20, 1956.
1956 年 Prestige で録音された、 ジャッキー・マクリーン のリーダー作としては 3 枚目のアルバム ( Prestige レーベルでは 2 作目) です.
アルバムには二日間の演奏が入っており、 7 月 13 日の演奏はこのほかに ジーン・アモンズ が加わったものが 3 曲録音されており、そちらは "Jammin' with Gene" というタイトルで発表されています.
まずはこのジャケット.
このジャケット写真は、ジャズっぽいっていうか、とてもカッコいい.
ジャッキー・マクリーン の演奏は、音色がちょっとの部分と Blue Note の後期のちょっとフリーキー演奏の印象があったりで、そんなに好きとは言えないミュージシャンです.
だから今まで持っていたリーダー・アルバムも、 Blue Note のアルバムは 13 枚だけで、この CD が初めての他レーベル作品になります.
それでもこのアルバムのジャケット写真は別物.
以前から大好きなジャケット・デザインです.
アルバム・タイトルはジャズを聴いている人だったらすぐにわかると思いますが、カルテット (4) 、クインテット (5) 、 セクステット (6) という意味.
1962 年に Prestige の傘下レーベル New Jazz から再販された時には、このデザインではない違うジャケットだったようです.
(Les Brown, Doris Day)
ゆったりめの "Sentimental Journey" からこのアルバムは始まります.
この曲は 1944 年 ドリス・デイ が歌って大ヒットしました.
ドリス・デイ は レス・ブラウン の楽団の専属歌手.
以前からこの曲を歌っていたようですが、 1942 から 1944 年の音楽業界のストライキのために録音できず、 1944年にようやく吹き込まれました.
この ドリス・デイ の歌う "Sentimental Journey" は何度聴いてもいいんだなぁ.
曲の内容は恋愛を歌ったものではなく、夢破れ故郷に帰るといったような感じのようですが、ヒットしたのがちょうど第二次大戦末期、多くの兵士たちがこの曲を聴きながら故郷を懐かしんだようです.
マクリーンのアルバムに話を戻しましょう.
聴かず嫌いだったボクのイメージとかなり違って、ストレートなハード・バップ.
ソロもとても聴きやすいです.
マル・ウォルドン 、 ダク・ワトキンス 、アート・テイラー のリズム・セクションがいい.
派手じゃなく、しっかり仕事しているという感じが好感度アップです.
アイラ・ギトラー が書いたオリジナルのライナーノーツの最後には
"Thus ― 4,5 and 6 ... henceforth ― get your kicks"
いろいろな意味で、なんとなくカッコいいアルバムなのです.
さて、またまた 雪 ・・・・・・・
昨夜寝る前はほとんど降っていなかったのに、朝起きてビックリです.
今夜は飲み会があるんですが、どうやって行こうか思案中.
これから日が出て融けてくれればいいんですが ・・・・・・・・・・・