いつものように金曜日から東京でした.
 前にも書いているように、講習会場が浜松町に変わったので、いままでの行動パターンとだいぶ違ってきます.
 交通の便 ・・・・・・ といっても。駅から会場までが微妙な距離というのがねぇ.

 でも新しい発見なんかもあったりして、それはそれで楽しめそうなのです.



 さて東京に行く前に届いたアルバム.
 わかる人にはわかると思いますが、Blue Note の 4200 番台ですので、俗に言うシリアスなジャズとはかなりかけ離れている演奏もあります.
 今回 "ブルーノート・ザ・マスターワークス第 2 期" として 50 タイトル発売されました.
 一枚税込 1,575 円.
 5 枚購入しましたが、そのうちの 4 枚は完全なジャケ買い.

  4228 Bring It Home To Me / Blue Mitchell
  4249 A New Conception / Sam Rivers
  4268 Easy Walker / Stanley Turrentine
  4281 That Certain Feeling / John Patton
  4286 The Look Of Love / Stanley Turrentine

 Sam Rivers は好きじゃないんだけれど、とにかくこのジャケットは秀逸なので.
 Blue Mitchell のアルバムを除き、すべて女性のジャケット.


 今日はそんな中から一枚.
 大好きな Stanley Turrentine です.





4268






  " Easy Walker / Stanley Turrentine "





  1. Meat Wave
       (H.Johnson) ・・・・・ 4:45
  2. They All Say I'm the Biggest Fool
       (B.Johnson) ・・・・・ 7:42
  3. Yours Is My Heart Alone
       (L.Herzer-F.Lehar-V.Leon-F.Loehner) ・・・・・ 5:06
  4. Easy Walker
       (B.Taylor) ・・・・・ 6:12
  5. What the World Needs Now Is Love
       (B.Bacharach-H.David) ・・・・・ 6:41
  6. Alone Together
       (H.Dietz-A.Schwartz) ・・・・・ 5:40
  *7. You Want Me To Stop Loving You
       (W.Davis-M.Watts) ・・・・・ 5:30
  *8. A Foggy Day
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:24




  # 1 - 6 :
  Stanley Turrentine (ts), McCoy Tyner (p),
  Bob Cranshaw (b), Mickey Roker (ds)
  Recorded at the VG Studio, NJ, July 8, 1966.

  * (# 7 & 8: Bonus tracks not part of the original album.)
  # 7 & 8 :
  Stanley Turrentine (ts), Blue Mitchell (tp),
  Garnett Brown (tb), James Spaulding (as),
  McCoy Tyner (p), Bob Cranshaw (b), 
  Mickey Roker (ds), Duke Pearson (arr)
  Recorded at the VG Studio, NJ, July 28, 1967.







 このアルバムも聴くまではかなりの危機感を持っていたんですが、いざ聴いてみたら全然ちゃんとしたジャズしてます (笑)
 オリジナルは 6 曲目までで、残りの 2 曲はメンバーも録音された日も違います.
 ちなみにこの 2 曲は アルフレッド・ライオン が最後にプロデュースしたセッションからで、ボクは知らなかったけれど通の皆様にとっては常識のようです.

 ただ、アルバムとしては特にボーナス・トラックがなくてもボクは十分.
 カルテットのワンホーンの演奏だけで、十分満足できるアルバムですから.




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 このアルバムはいいです.
 やっぱり外見だけに ( 4200 番台) 囚われちゃいけないですね.

 マッコイ・ターナー のピアノも、 コルトレーン と一緒にやっていた時の印象がほとんどありません.
 ここでのピアノはコルトレーン・グループでのパワフルな演奏ではありませんが、歌心溢れるとても素敵なピアノです.
 スタンレー・タレンタイン は一昔前のジャズ喫茶などではなぜかそんなに人気がなかったんですが、ボクは大好き.
 音がいいし、何よりも タレンタイン節 とも言えるような演奏が、結構好きなんです.
 嫌いな人に言わせると、いつもワンパターンになってしまうのでしょうか.
 

 このテナーはかなり泥臭くソウルフルな部分もあるので、結構オルガンに合うと思っていましたが、このアルバムのようなちょっと軽い感じの演奏はピアノとの相性もいいですね.



 "What the World Needs Now Is Love" (邦題: 世界は愛を求めている) は バート・バカラック の曲.
 1965 年に Jackie DeShannon がアルバムをリリース、その年 5 月のチャートでトップ 10 に入っています.
 その後も多くのミュージシャンがこの曲を取り上げています.

 "Easy Walker" から始まる、昔で言うところの B 面、いいですよ.
 こんな 4200 番台もあるから Blue Note って面白いんですよね.
 こういうアルバムを手にすると、痛い目に遭った幾多のアルバムのことを忘れさせてくれます.


 そういえばこのシリーズも 「 3 枚で CD 1 枚プレゼント」 のキャンペーンがあるようです.
 わかっていたらもう一枚買っておいたのに ・・・・・・・・・・
 追加でもう一枚買わなくちゃいけないですね、見事にユニバーサル・ミュージックの術中にはまっている気もしないではないのですが ・・・・・・・ (笑)






 さて ON ゼミ のことは昨日書いたので、それ以外の東京のことも少し書いておきましょう.
 金曜日の夜のことです.


 今回は講習会場が 浜松町 になった関係から、会場に近い 竹芝 のホテルを予約.
 ここだと会場まで 4 ・ 5 分なので便利と言えば便利ですが、駅からの距離が微妙にあるんです.
 これって結構気になります.
 特に最短のコースを行こうとすると長い階段があるし、それを避けるとちょっと遠回りになってしまうし ・・・・・・


 でもそんな悪いことばかりじゃなく、ちょっといいことも発見.

 それは ゆりかもめ の駅に近いことです.
 ホテルの近くには食事する場所も限られ、美味しいお店もないので、だったら お台場 へ.




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 金曜日の夜、講習会場の準備をしてから一人 お台場.

 台場 駅を降りるとどこからか Pink Floyd が.
 フジテレビ 方向に行くにつれ次第に音が大きくなってきます.
 流れている曲は "吹けよ風、呼べよ嵐 (One Of These Days)" !!!!
 この曲に合わせ、 フジテレビ 社屋のイルミネーションが変化していきます.
 イルミネーション自体はあまり感動しなかったけれど、大音響で流れる Pink Floyd にはただただ感動.
 寒い中ついつい立ちつくしてイルミネーション見ながら、 Pink Floyd 聴き惚れました.


 ほんとにこれは感動モノ.




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 おまけに レインボー・ブリッジ と 自由の女神 .
 東京タワー がキレイでした.

 先に寒い中立ちつくしたと書きましたが、実際は冬のこの時期にしてはちょっと暖かな日でした.
 のんびり写真なんか撮りながらブラブラ
 コンデジ だったので、写真はいま一つ.




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 アクアシティ のスタバで 1 時間ほどのんびり.
 このお店はいろいろな席があっていいですね、ボクの好きなソファもありました.
 とても座り心地がいいソファーでゴキゲンです.

 ただお客さんが海側から入るたびに冷たい風が入ってくるのがね.


 アクアシティ も久しぶりに行きましたが、ちょっと古くなったかなぁ.
 夕方だったせいか、店内もそんなには混んでいません.

 まぁ、ボクは人混みの中を歩くのがそんなに好きじゃないので、このくらい空いていた方がのんびり歩けてよかったんですけど.

 これからも少しずつ歩いて良さげなお店でも探すとしましょう.