アメリカン・スナイパー

アメリカン・スナイパー

  ・ ・ ・ ・ ・



 昨日の日曜日は早朝から 2 時間ほどお仕事、午後には告別式、夕方からまたお仕事関係で 3 時間ほどお出かけ ・・・・・・・・

 ・・・・・・ ということで、まったくもって休日という感じがしない一日でした (笑)


 おまけに結構寒い一日で、午後には降り出した雨が夕方から雪に変わり、夕方出かける頃には本降りになり辺りは真っ白になってしまいました.



 さらにさらに、今朝は長野県内広範囲の停電で新幹線までストップ.



 前日の雪による道路 + 停電による信号機ストップ !!
 大渋滞覚悟でいつもより早めに家を出ましたが、大きい交差点は警察官による交通整理が始まっていたので、ほとんどいつもと同じ時間で職場に到着できました.

 ちょうどカメラを持参していたので、早く着いた職場で写真などを.



2015030201
 (EF70-200mm F4L IS USM : 140mm 1/500sec f/5.6 ISO-100)



 それにしても、停電になると我が家の全機能が停止してしまうのでツライ.
 暖房が使えなく、お湯も沸かせない
 停電が起きた時間が 6:00 ちょっと前で、家の停電は約 2 時間ほどで復旧しましたが、これが寒い日の深夜だったと思うとゾッとします.
 水道管破裂とかなったらまったくもってシャレになりませんから.



  ・ ・ ・ ・ ・



 さて、今夜は久しぶりに映画のことでも書こう.

 日曜日の午後、告別式から帰ってきて WOWOW 点けてみたらちょうど アカデミー賞授賞式 のダイジェスト版放映.
 今年の授賞式は You Tube でアップされたものをざっと観てましたが、やっぱり字幕がいい.

 今年のアカデミー賞でも注目された作品です.




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   " アメリカン・スナイパー "





  監督 : クリント・イーストウッド
  脚本 : ジェイソン・ホール
  原作 : クリス・カイル "ネイビー・シールズ最強の狙撃手"
  製作 : クリント・イーストウッド 、 ロバート・ロレンツ 、
        ピーター・モーガン 、 アンドリュー・ラザール 、
        ブラッドリー・クーパー
  原題 : "American Sniper"
  出演 : ブラッドリー・クーパー (クリス・カイル)
        シエナ・ミラー (タヤ・カイル)
        マックス・チャールズ (コルトン・カイル)
        ルーク・グライムス (マーク・リー)
        カイル・ガルナー (ゴート=ウィンストン)
        サム・ジェーガー (マーテンス提督)
        ジェイク・マクドーマン (ライアン・“ビグルス”・ジョブ)
        コリー・ハードリクト ("D" / ダンドリッジ)
        ナヴィド・ネガーバン (アル=オボーディ師)
        エリック・クローズ (スニードDIA捜査官)
        エリック・ラディーン (スクワール)
        レイ・ガイエゴス (トニー)
        ケヴィン・レイスズ (ドーバー)
        ブライアン・ハリセイ (ギレスピー海軍大佐)
        サミー・シーク (ムスタファ)
        ミド・ハマダ (虐殺者)
  撮影 : トム・スターン
  編集 : ジョエル・コックス 、 ゲイリー・D・ローチ
  配給 : ワーナー・ブラザーズ
  日本公開 : 2015 年 2 月 21 日
  上映時間 : 132 分









 先日のブログでも書いたように、ちょうどマイレージが溜まっていたのでそれを利用し、木曜日の仕事帰りに観てきました.
 予告編を観ただけでそれ以外の情報はほとんどなかったのですが、イメージ的には "ハート・ロッカー" と同じような感じかなぁ ・・・・・ なんて思いながらの鑑賞.




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 この映画、授賞式の中で ニール ・パトリック・ハリス もネタとして使っていましたが、北米での興行収入 3 億ドルを突破の大ヒット映画.
 戦争映画では、あの "プライベート・ライアン" を超え戦争映画史上最高の興行収入額の映画となりました.


 観て感じたのは、やっぱりアメリカの映画だなぁって感じ.
 どうしてこの手の映画が大ヒットするのか、日本人のボクにはちょっとわかりかねます.
 このブログを書くにあたってちょっと調べてみたら、このモデルがアメリカでは英雄視されているので、映画に対しても肯定派が多いのも頷けます.


 家族愛もテーマの一部になっているようですが、狙撃手という部分が重すぎですよね.
 内容的に、いろいろな意味でかなり 病んで いますし.

 この映画が アカデミー作品賞 獲れなくて、ボクはなぜか納得したり.



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 主演の ブラッドリー・クーパー ですが、 "世界にひとつのプレイブック" の主人公を演じて アカデミー主演男優賞 ノミネートされていました.
 こちらの映画は観ようと思っていたのですが ・・・・・ それっきりになっています.


 スカヨハ 出演の "そんな彼なら捨てちゃえば?" にも出てたんだ、 2 カ月くらい前に観たばかりなのにほとんどと言っていいくらい覚えていない.
 どんな役だったっけ ・・・・・・ と、 Blu-ray のジャケット見たらあまりの爽やかな笑顔に笑っちゃいました.


 で、この映画では 病んで いく演技がとてもよく表現されています.
 そういう意味では 主演男優賞 ノミネートはある意味で納得だったりします.



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 彼の奥さん役を演じた シエナ・ミラー もほとんど知らない役者さん.
 モデルでも有名な方のようで、とてもキレイな女優さんです.


 でもこの映画の中で、出産後のイメージがガラリと変わって主婦っぽい顔になっているところがボクは好きだったりします.
 出会ったころのイメージで最後までいかれちゃうとさすがに ・・・・・・・

 こういうところの映像表現もうまいなぁ.


 映像表現と言えば、戦闘シーンはどうだろ.
 最初の狙撃場面も、ボク的には うううう〜〜〜ん ・・・・・ そこまでやるか、って感じ.
 戦闘場面の映像はとてもよくできてるとは思うものの、全体的にジリジリするような緊迫感は伝わってこなかったかな.

 この辺りは製作側の意図もあるのでしょうね、きっと.



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 C.イーストウッド はとても人気のある監督で、多くの作品が高評価を受けています.
 ボクも彼の作品はかなり観ています.

 が、正直大好きな監督とはちょっと言えないかな.


 確かに作品はスゴイ作品がたくさんあり、いろいろな賞も獲っています.
 結構重い作品 ・・・・・・ ボディブローのようにずっしりくる映画が多いようにも感じます.


 "ミリオンダラー・ベイビー" のように、二度と観たくないような作品もあったりします.

 お気楽なボクといたしましては、単純にハッピーエンドが嬉しかったりもします.
 シリアスな人間模様は、ほんの少しだけにしていただいた方が好きだったりします.
 
 そう言いながらも、新作が出るとまた観てしまうんですがね (笑)



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 いつものように、この映画も予告編は観たことがありましたが詳しいストーリーはまったく知りませんでした.
 だから最後の実写場面にはちょっと驚いてしまいました.
 何となく画面からはそんな感じは出ていましたが ・・・・・・・・・・


 軍人という職業が身のまわりに当たり前に存在しているアメリカとは、やっぱりちょっと違うなぁ.
 どうしてこんなにも英雄視されているのか何となくはわかる気もしますが、日本人のボクには ・・・・・・・


 ネガティブな意見ばかり書いたような気もしますが、映画館で観ている時はがっつりストーリーに引き込まれたし、観終わった後も後味が悪いというよりは 「ああっ、そうなんだ ・・・・・ 」 って感じで観終わった気がします.

 いろいろな意味で話題の一本ですね.



  ・ ・ ・ ・ ・



 さて今年の目標の映画鑑賞ですが ・・・・・・・
 2 月も 1 月と同じで、鑑賞本数は 23 本でした.


 1.アイガー北壁  2.ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-
 3.エクソダス 神と王  4.ジャージー・ボーイズ  5.恋愛小説家
 6.ワールド トレード センター  7.北北西に進路をとれ  
 8.誰が為に鐘は鳴る  9.夜の大捜査線  10.未知との遭遇
 11.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー  12.戦艦バウンティ号の叛乱
 13.ラッシュ / プライドと友情  14.ザ・ファイター  15.アフリカの女王
 16.エンダーのゲーム  17.遠い太鼓  18.フィラデルフィア
 19.僕達急行 A列車で行こう  20.The Rocker 40歳のロック・デビュー
 21.シッピング・ニュース  22.アメリカン・スナイパー  23.仕立て屋の恋



 今月も新旧入り乱れ状態.
 おまけにジャンルもほんとにゴチャ混ぜ状態ですね.

 アカデミー賞に関係する作品が何本か入っていますが、やっぱりこういう映画は何度観てもいいところがいっぱい.

 "恋愛小説家" 、 "夜の大捜査線" 、 "北北西に進路をとれ" 、 "ザ・ファイター" ・・・・・・ 大好きな映画がたくさんあります.



 そんな中でも一番は、やっぱりこれかな ・・・・・・・・



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 ちなみに "The Rocker 40歳のロック・デビュー" を観たのは、 エマ・ストーン をもう一度観るためでした (笑)

 彼女も アカデミー賞 ノミネートされてましたしね.



  ・ ・ ・ ・ ・

The House of Blue Lights

 前回のブログでは アカデミー賞 の結果をアップしました.
 そんな中の一本が、 アカデミー賞 音響編集賞 を受賞した "アメリカン・スナイパー" .

 木曜日の仕事帰りに観てきました.




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 いつもの小川さん と同じで、ボクもちょうどマイレージが溜まっていたのでそれを利用しての鑑賞でした.


 予告編は観たことありましたが、それ以外の情報全くないまま.
 そのためラストの実写部分は、ちょっと衝撃的でした.

 監督が C.イーストウッド ですので、この直前に撮影された "ジャージー・ボーイズ" とどうしても比較してしまいます.
 ボクの好みで言えば、 "アメリカン・スナイパー" のほうかな.


 アカデミー賞作品賞にもノミネートされていました ・・・・・・・・・
 "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)" などのノミネート作品をほとんど観ていないので偉そうなことは言えませんが、何となくこの映画での作品賞はちょっと厳しいという感じは受けました. 









 ボクのブログでは 「昔ジャズ屋で聴くことはなかった ・・・・・・ 」 といったアルバムが多く登場します.
 これは昔からの 聴かず嫌い や、シリアスなジャズばかり追いかけていて、昔聴かなかったものを最近になってようやく聴くようになってきたからです.

 でも、このアルバムは昔のジャズ屋でも結構リクエストが多かったアルバムです.
 以前データなどをまったく掲載しなかったので、再登場です.









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  " The House of Blue Lights / Eddie Costa "





  1. The House of Blue Lights
             (G.Gryce) ・・・・・ 10:02
  2. My Funny Valentine
             (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 6:57
  3. Diane
             (E.Rapee-L.Pollack) ・・・・・ 4:27
  4. Annabelle
             (E.Costa) ・・・・・ 4:08
  5. When I Fall In Love
             (E.Heyman-V.Young) ・・・・・ 5:00
  6. What's To Ya
             (E.Costa) ・・・・・ 9:30





  Eddie Costa (p), Wendell Marshall (b), Paul Motian (ds)
  Recorded at NYC, January 29 & February 2, 1959.








 ジャケットがとても印象的.
 このジャケットを見るだけで、一曲目の "The House of Blue Lights" のフレーズが浮かんできます.




CostaE001-2

 やっぱり ジジ・グライス 作曲のタイトル曲 "The House of Blue Lights" .
 このアルバム、この一曲目の演奏については誰もが認めるところです.


 タッ、タ、タータ ・・・・・・・
 とても印象的なリズムでのメロディ部分はとてもインパクトがあります.

 左手でのゴリゴリした演奏と、右手での自由奔放に飛び回るような演奏が一つになって、独特な世界が広がっています.
 打楽器的な、鍵盤を叩きつけるような演奏です.



 それとこのアルバムと言えば、 2 曲目の "My Funny Valentine"
 後半のテーマ部分なんかは震えちゃうくらいステキなんだな.
 左手もとってもメロディアスなのです.






Eddie Costa002

 エディ・コスタ は31歳という若さで交通事故により無くなってしまいました.
 そして、彼はヴィブラフォンの奏者としても有名です.
 1957 年度 ダウンビート誌 国際批評家投票において、ヴァイヴとピアノの 2 部門で 最優秀新人 に選出されています.
 主な活動はスタジオ・ミュージシャンとしての活動で、残された演奏もヴィブラフォン奏者としてサイドにまわった録音が多いです.

 リーダー・アルバムも少なく、特にピアノだけを弾いているリーダー・アルバムはこの一枚のみ.

 にも拘らず、このアルバム ・・・・・・・
 "The House of Blue Lights" の演奏は、星の数ほどあるピアノ・トリオ演奏の中で輝いている一枚.


 青い輝きかはわかりませんが、その輝きは 50 年以上経った今でも変わっていません.







 曇り空というんじゃないけれど ・・・・・・・ 春霞 って感じでしょうか.

 風はあるけれど、ちょっと前までの刺すような冷たさはありません.
 ・・・・・ ちなみに昨日は刺すような冷たさで、久しぶりに雪も舞いました.




F07A5740
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/3200sec f/4 ISO-100)

 下の写真は、少し前に注文してあったカメラ用三脚が昨日届いたので、練習がてら三脚使って撮ってみました.
 前にも紹介した、 "撮り鉄 H" さんから頂いたレンズは三脚座が無いのでカメラ部分で固定.
 何とかこの重さまでだったら耐えられそうです.



F07A5717
 (EF70-200mm F2.8L USM : 200mm 1/4000sec f/4 ISO-100 EV-0.3)

 蓼科山 を 200 mm で.
 結構ピントもきていますね.

 古いレンズなので IS (手ブレ防止) がありませんので目一杯使うには三脚があった方がいいですね.




F07A574601

 これがその三脚 Manfrotto Befree Red .

 旅行用なのでコンパクトですが、一応 4 kg まで大丈夫ということです.
 EOS 7D Mark ll + EF70-200mm F2.8L USM で、前述のような固定しても大丈夫です.


 部下の N 君が以前これを購入、今回カラーバリエーションが増えたので 赤 を購入.

 この三脚は Befree シリーズで、結構評判のいいモデル.
 デザインが素敵です、さすが イタリア製 (笑)
 特に今回の赤は、色の使い方が気に入っています.


 コンパクトと言ってもそれなりの重量があるので山歩きはどうかなぁ ・・・・・・・
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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