エイリアン

Prometheus Special Movie

ブログネタ
『プロメテウス』ブルーレイ&DVD 特別映像の感想をお聞かせください! に参加中!
 12/14 追記:  "エイリアン・アンソロジー:ブルーレイ・コレクターズBOX (エイリアン・エッグ付)" が見事に当たりました ・・・・・ ヤッター !!  こちら に書いておきました.


 この映画について書くのは、一体何回目になるのだろう.
 この映画をメインの題材にして書いたブログ記事は 2 回 ( "Prometheus""プロメテウス" ) で、いずれも劇場鑑賞後の記事でした.
 それ以外にも、何度か関連項目を書いた記憶があります.

 この映画との最初の出会いは、 You Tube で断片的にアップされていた予告編を観た時.
 その時から、この映画の虜になっていたのかもしれません.


 何本もの、断片的映像 ・・・・・・ そしてそれら断片的映像からでさえ、映画全体のクオリティーの高さが何となく感じとれました.
 8 月 4 日の特別上映会で、それまで断片的だった映像が、一つの映画となりました.
 そこに映し出された映像は、非常にクオリティーの高い映像であり、冒頭の映像から一気に映画の世界に引きずり込まれてしまいました.




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 非常にネガティブな批評も多いことは知っています.
 確かに 「人類の起源」 云々という宣伝コピーには、ボク自身も首を傾げてしまいました.
 登場人物たちのあまりに軽率な行動にも、多くの方が疑問を投げかけていますが、大目に見てください.
 緊張の極限では、普段考えられないような馬鹿な行動をとってしまうかもしれませんので ・・・・・ かなりのポジティブ・シンキングですね (笑) .

 ボクにとって大事なことは、この映画には "エイリアン" シリーズの 「恐怖の起源」 があることです.
 ・・・・・・・・ だからボクは十分に満足.



 来年 1 月には Blu-ray を中心に数種類が発売になります.
 当然ボクは "4 枚組コレクターズ・エディション (初回生産限定) " を予約してあります.
 実は今回、発売を記念しての 特集ページ にあった特別映像のレビューブロガーに当選 ・・・・・・・ といっても何人が当選したのかまったくわかりませんが、一応当選したようですので、特典映像 (2 分程度の短さ) を観ながら振り返ってみましょう.

 当選と言っても何かもらえる訳ではなく、ただブログを書いた中から抽選で 10 名様に 3500 セット完全数量限定生産の 「エイリアン・アンソロジー:ブルーレイ・コレクターズBOX (エイリアン・エッグ付) 」 が当たるんです.
 Blu-ray Box に関しては、すでにみんな Blu-ray を持っているのでどうでもいいのですが、折角だからチャレンジです ・・・・・・・ ブログ記事の内容でなく、抽選というのが気にはなりますが.




prometheus blu-ray

 まずこの特集ページですが、しっかり 「エイリアンの原点 - すべての謎が明らかに!」 と書かれています ・・・・・・ これは正しい表現ですね.
 ただし、 「すべての謎」 が明らかになったのかは少し微妙な感じですが、少なくとも 「エイリアンの原点」 というのは正しいでしょう.



 さてこの特別映像ですが、 Blu-ray についている映像特典のダイジェスト版です.
 セル版 Blu-ray には、
  ・リドリー・スコット(監督/製作)による音声解説
  ・ジョン・スペイツとデイモン・リンデロフによる音声解説
  ・未公開シーン集 
  ・ピーター・ウェイランドの記録
  ・プロメテウス-モバイル・アプリケーション
  ・BD-LIVE特典

  ・ドキュメンタリー:『プロメテウス』 怒れる神々
  ・ウェイランド社アーカイブ
  ・プロメテウスの美術
  ・プリビジュアライゼーション
   スクリーンテスト(*内1種はコメンタリー付き)
   ジャガーノート:コマ撮り(コメンタリー付き)
  ・ユニット撮影
  ・マーケティング・ギャラリー
  ・予告編&TVスポット集
  ・プロモーション映像集
  ・撮影の舞台裏
 など、約11時間分が入っています



 最初の待機画像が、いきなり核心部が見えている訳で ・・・・・・・ .
 もういろいろな所で出ているので、仕方ないのかねぇ.

 とても短い特別映像なのですが、よ〜く見ていくといろいろ新しい発見があったりします.
 制作過程で描かれ映像には使われなかったと思われる精密な絵コンテ (?) も数枚映っていますが、こういったものはかなりの枚数あることが想像されます.
 容器の中で蠢く小さな 幼体 の姿も映っています ・・・・・・ これも映画では使われてないかな.
 で、この容器を持っているのは一体誰なんだ ・・・・・・・ .

 ボクが特に特別映像で観てみたいのは、 エンジニア 達が数名映し出されている別オープニング ・・・・・・・ これは非常に気になるところです.
 当然 リドリー・スコット の解説付きで (笑) .

 
 なんとなく、将来的には ディレクターズ・カット や 完全版 といったものが出そうな気配はプンプンしますが、とりあえず年明けはこんな映像集で再び "プロメテウス" の泉に浸るといたします. 




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 人類の起源 ・・・・・・・ それは リドリー・スコット かもしれません.

プロメテウス

 今日は山に行こうかどうしようか、ずっと迷ったのですが ・・・・・・・
 朝からじっとりと汗が出るくらいの暑さなので、山は来月からにして、 8 月最後の休日は以前観た映画をもう一度観てみました.
 以前にも 感想を書きましたのでキャスト等は今回は書きません.
 今回はたくさんある突っ込みどころを中心に ・・・・・ もちろんネタバレしないように.



 この映画、一般の方々の評価がどうもあまりよろしくないのであります.
 そして悪い評価をしている方たちのほとんどが、 "人類の起源" という言葉に惑わされ、ファンタジー映画のようなつもりで観たのではないでしょうか.
 中には "エイリアン" を観たことのない人たちもいるようです.


 根本的に観る前から違っているから ・・・・ ってボクは思っています.
 一番の責任は配給会社の宣伝コピーが間違っているからでしょうね ・・・・・・ まぁ、あながち間違ってもいないのですが、与えるインパクトが違う方向に行ってしまっているって感じかな.

 そしてもう一つは、この映画はあの "エイリアン" (第一作目) を作った監督が作ったもので、 "エイリアン" の前日談であることです.
 少なくても一作目の "エイリアン" を観て、それがダメだと思ったらこの映画は観ない方がいいでしょう.
 いろいろなところに流されているクリップの中でも、監督自身が 「観客を震え上がらせてやる」 ということを言っているじゃないですか.



 今日も知り合いの方から 「二度見るほどいいですか!」 との質問いただきましたが、以前書いたとおりボクは "エイリアン" が大好きなので、この映画も結構好きです.
 最初からこんな映画 ( "エイリアン" に関係した映画) だと思って観たので、そういう意味では予想を裏切られることもありませんでした.




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 このくらいの写真は、すでに色々なところでアップされているので、アップしてもいいでしょうね ・・・・・ 何を意味しているのかは映画を観てのお楽しみですが.


 
 さて、二回目ともなるとそれなりに余裕をもちながら鑑賞できます.
 いろいろ突っ込みどころ満載、新たな発見もありました.
 今回はできるだけネタバレにならないようにしながらも、いろいろ突っ込んでみようかと思います.




 
 今回も上映時間の都合で 字幕版 3D を鑑賞 ・・・・・ さすがに吹き替え版を観たいとは思わないので.
 どうして吹き替え版にタレントを起用するのか意味不明です ・・・・ きちんとした声優さんにやらせればいいのに.
 これだけでもこの映画の質を落としてしまうような気がします.


 それでも、とても上品な 3D 映像は美しくクリアで改めて感心.
 細部の作り込みも凄いものがあります.
 そんな中でも デヴィッド の指紋 ・・・・・・・ 今回はきちんと観てきましたョ.
 うう〜ん、くっきり作られていました ・・・・・ 前回観た時は、まったく気にもならなかったのに.


 問題視されている "人類の起源" についても、まぁそれなりのつじつま合わせがしてあります.
 だから、映画全体を一つの仮説として観てあげるべきでしょう.


 ただ、いきなり宇宙への旅ってのは ・・・・・・ もう少し出発前の ウェイランド社 とのやりとりも観たかったかな.
 エリザベス の過去を入れるんだったら、乗りこみ前のことを入れたほうが、さらにサスペンスの風味がつくんじゃないのかね、 リドリー さん (笑) .

 だいたい、古代の遺跡の発見でどこの星かわかってしまうのもスゴイ ・・・・・・ あの点だけで座標わかるのか、って突っ込みたくなります.



 乗組員も 17 名 (最初にこの数字出てきますがよく覚えていない、確かこのくらいだったかと ・・・ ) いるはずなのに、 10 名程度の乗組員しかいないような錯覚をおこします.
 最初のミーティングも少なすぎでしょ ・・・・・ 後から名前も知らないような人たちが登場しますが、彼らはいついなくなったのかもわからない.


 過去の "エイリアン" シリーズを彷彿させるようなシーンがいくつか出てきますが、これについてはボクは肯定的です ・・・・・ 基本は、この映画 "エイリアン" なのですから.



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 さて シャーリーズ・セロン ですが、ヘア・スタイルによって感情的な違いもでているようです.
 これは今回の大発見 ・・・・・ でもないか.
 この人は、一番この映画の中の謎かもしれません ・・・・・ それだけに最後がね.

 果たしてキャプテンと H したのか ・・・・・ そこも大問題です (笑)




 地質学者 ・・・・ フィフィールド でしたっけ、それとも ミルバーン ・・・・ たちがあまりにも.
 迷子になったら動き回らないよね、普通は.
 おまけに訳のわからない物からは普通逃げるだろう !!


 あの液体をあたかも知っていたような デヴィッド の行動が、よくわからない.


 そしてあの液体と、エンジニアの目的、この星の役割などを関連づけているけれど、どうも説得性に欠けてしまいます.
 あまりに説明不足で、どうやったらそういう結論を引き出せるの ? って、ここでも一応突っ込み.


 10 時間であれだけ大きくなるところも一言言いたいけれど、まぁそこは目をつむるとしても、ここまで本人まったく気がつかないか ? ・・・・・ エリザベス さん.
 そしてあの 異物 (foreign body) 除去 ですが、ちょっと乱暴すぎるよねぇ.
 あの場面は本当に必要だったのかなぁ ・・・・・ もう少し違った演出できたようにも思いますが.
 あの場面に関しては、ボクは好きじゃありません.



 冒頭の水が生命の誕生を意味するとしたら、 LV-223 ・・・・ ship に水は不要だったのではないか.
 ミルバーン が襲われたものは、最初にあの部屋に入った時に見えた ○○○ の進化形だったのか、そしてそこに水が必要だったのか.
 流れ出した液体が進化させたのか、それとも流れ出した液体自体が ・・・・・・・・・・・




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 あれほど高度な科学力を持っているとすれば、なにか武器になるものだってありそうですが ・・・・・ .
 ただ逃げるだけなの、 エンジニア たち ???
 確かに力はありそうですが ・・・・・・・・・・・・



 いきなりキレる エンジニア も意味不明.
 デヴィッド が何を言ったのか、そしてそれは通じていたのか ・・・・・・ ここが知りたい.


 本来は "エイリアン" 第一作のように、もっともっと ギーガー のデザインした ・・・・ 人間の性器をモチーフにしたような、独特の沈美性や暗さ、さらに不安感を煽るようなデザインを基調にしたもののほうが "エイリアン" に通ずると思うのですが、最初の 4 作品も徐々にアクション映画っぽくなっていってしまいました.
まぁこれ自体は決して否定するべきものではありませんが、ボクは一作目のような独特の世界の中での密室サスペンス的な要素を持った方が好きでした
 そういう意味では、今度の映画は全体的にそういったドロドロした独特な世界がありませんでした.



 何度も言っていますが、この映画ってかなり好き嫌いが分かれる映画だと思います.
 ボクはこの映画、好きです.
 ただ続編はどうなんでしょう ・・・・・・ 噂では続編があるようですが.

 話がとんでもない方向にどんどん行ってしまいそうな予感がします.




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 「リピーターキャンペーン! アートで超レアなスペシャル・フォトのポストカードが応募者全員に当たる!」
 ・・・・・・・・・・・・・ そうなんですね.

 じゃあ折角ですので応募して、ポストカードいただくことにしましょう.



 この映画はとりあえずこれで十分、後は Blu-ray で完全版かディレクターズ・カット版が出たら購入します.
 すでにアメリカでは Blu-ray 発売されているようですので、国内版も今年中には発売になるかな.





 映画観終わった後、 スタバ で 1 時間ほどまったり.
 そして外に出たら焼けつくような暑さでした.
 車のシフト・ノブがアルミなので、やけどするくらい暑くてシフト・チェンジできません ・・・・・ ちなみにこのシフト・ノブ、冬は冬でキンキンに冷えてしまいます.
 仕方ないからハンカチをノブにあてて運転です ・・・・・ こういう時マニュアル・シフトは不便だな.



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 暑いときは熱いもの ・・・・・ ということで、前にもいった "ニュータンタンメン"
 食べ終わって外に出たら ・・・・・・・・・ 汗が一気に噴き出しました.


 夏を感じた一日でした.

Prometheus

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 観てきました ・・・・・・・・ プロメテウス !!

 8 月 4 日 18:30 から、一回限りの 3D 特別上映.
 この映画は、以前からこのブログでも取り上げているように、一日も早く観たいと思っていましたので、観てきました.


 100 人程収容のスクリーンで、お客さんは 40 名くらい.
 ストーリーとかは書きません、ネタバレもなしです.





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   " プロメテウス (Prometheus) "






  監督 : リドリー・スコット
  脚本 : デイモン・リンデロフ 、 ジョン・スパイツ
  製作 : リドリー・スコット 、 トニー・スコット 、
       デヴィッド・ガイラー 、 ウォルター・ヒル
  製作総指揮 :
       マーク・ハファム 、 マイケル・エレンバーグ 、
       マイケル・コスティガン
  出演 : ノオミ・ラパス (エリザベス・ショウ)
       シャーリーズ・セロン (メレディス・ヴィッカーズ)
       マイケル・ファスベンダー (デヴィッド)
       ガイ・ピアース (ピーター・ウィーランド)
       イドリス・エルバ (キャプテン・ジャネク)
       ローガン・マーシャル=グリーン (チャーリー・ホロウェイ)
       ケイト・ディッキー (フォード)
       ショーン・ハリス (フィフィールド)
       エミュ・エリオット (チャンス)
       ベネディクト・ウォン (ラヴェル)
       レイフ・スポール (ミルバーン)
  音楽 : マルク・ストライテンフェルト
  撮影 : ダリウス・ウォルスキー
  編集 : ピエトロ・スカリア
  配給 : 20 世紀フォックス
  日本公開 : 2012 年 8 月 24 日
  上映時間 : 124 分






 いきなりの感想は ・・・・・・ 面白かったです.
 あっという間の 2 時間で、正直もう少し長くしてところどころわかりやすくすればよかったと思うのですが、あまり長くするとスピード感が無くなってしまいますし ・・・・・・ むずかしいところですね.
 きっと ディレクターズ・カット ・・・・ あるいは 完全版 でも登場しそうですね.





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 この映画は前評判も高く、色々な映像がかなり断片的に出回っています.
 ですから映画を通して観て、「あぁ、この場面が ・・・・ ここで叫んでいるのか ・・・・・」 というような所がたくさんありました.
 叫び声も、ボクの思っていた言葉ではなく、違う言葉だったと映像を見て初めて理解したり.
 
 この多くの 予告編 や TVスポット 、さらには You Tube などに出回っている映像で、いやが上にも期待感が上昇していましたから.
 

 一応 "エイリアン" の前日譚ということにはなっていますが、物語の舞台となるのは LV-223 という惑星 ・・・・ ちなみに "エイリアン" では LV-426 .
 この惑星の違いは映画を見ている時に、 「あれっ、 LV-223 だったっけ? 」 ってすぐ思いました.

 でもいくつかの部分では、かなりリンクしていました.




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 シャーリーズ・セロン 相変わらず素敵です.
 特にこういった超クールな役が、ピッタリはまりますねぇ.
 目的のためだったら手段を選ばない ・・・・・ けれどある意味で、このメンバーの中で一番まともだったのかもしれません.

 それだけに、最後がねぇ ・・・・・・・・ .
 



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 "ドラゴン・タトゥーの女" で一気にブレイクした ノオミ・ラパス ・・・・ 本作品の主人公です.
 "エイリアン" といえば シガニー・ウィーバー ですが、 ノオミ・ラパス も負けないくらいパワフルに立ち向かっていきます.
 途中 「それはないだろう」 と思うような場面もありましたが ・・・・・・・ .
 このあたり、ストーリーを書かないので何とも説明しづらいですな.


 そしてなんといってもこの映画のキーパーソンとなるのが、 デヴィッド .
 一人、 "アラビアのロレンス" を観ているところが笑えちゃいます.
 謎の多い行動をしますが、 ○○ についての謎をもう少し描いてもよかったんじゃないのかなぁ.




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 入場の時に、記念品いただきました.
 これって、たしか前売り券購入の特典だったように思います ・・・・・・・


 ところが映画のホームページを見たら、この日だけの特典と判明.
 「この日しか手に入らない "プロメテウス号 ID パスカード入りネックホルダー" をもれなくプレゼント ! 」 と書いてありました.
 カードの裏には QR コード があり、そこから 20 世紀フォックス のホームページにいき、画像をダウンロードできるようになっていました.

 まぁボクの場合、こういったものを大事に取っておかないので、それほどありがたいとは感じませんが、こういったものは気持ちの問題でしょうから (笑) .



 映画はいきなり核心部を突くようなところから始まります.
 ストーリーは決して難しくはなく、 スペースジョッキー に関しても大方理解はできるはずですが、部分的に ○○ と ●● の関係などがわかり辛かったなぁ.


 先日観た "ダークナイト ライジング" もそうなのですが、映画を観終わって 「ああっ、こう繋がるのか ・・・・ 」 というような感じが、この "プロメテウス" にもありました.




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 3D は思ったよりも観易かった.
 奥行きや飛び出しこそあまり感じませんでしたが、程よい立体感とでも言うのかなぁ ・・・・・・ 違和感のない映像でした.
 こういった感じの 3D は、ボクとしては好みです.
 もちろん音は言わずもがな、こういった音は映画館でないとねぇ.



 最初にも書いたとおりとても楽しめた映画でした.
 後は Blu-ray で "ディレクターズ・カット" が観れる日を待つことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

In space, no one can hear you scream



 "ミッドナイト・イン・パリ" 、 "スノーホワイト" 、 "メリダとおそろしの森" 、 "ダークナイト・ライジング" ・・・・
 今年も、これから楽しそうな映画がたくさん封切られます.

 そんな映画の中で、一番観たいのが リドリー・スコット 監督の "プロメテウス" .

 すでに予告編も公開されていますが、あの名作 "エイリアン" に関連した作品です.
 それも、予告編を見る限りかなり関連深いのかもしれませんが、詳細な情報は当然流れてはこないので、このあたりを推測して待つのも楽しみの一つかもしれません.



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 プロメテウス とは、ギリシャ神話に登場する神の名前で、この映画での意味は pro (先に、前に) + metheus (考える者) という意味よりも、 不死の神 という意味のほうが、きっと合っているかもしれません.
 となると、当然ですが宇宙最強を誇る エイリアン でしょうか ・・・・ これは映画を観るまでの楽しみ.



 とにかく映像がすごいですね ・・・・・ 予告編では スペースジョッキー (宇宙人) の宇宙船も登場していました.
 となると スペースジョッキー も登場するのでしょうか ・・・・・ これはポスターや予告編に登場する偶像から.

 主演 (なのかははっきりしませんが) は、最近話題の ノオミ・ラパス ・・・・ スウェーデン版 "ドラゴン・タトゥーの女" の リスベット 役ですね.
 彼女は "シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム" にも出演していました ・・・・ すっかりハリウッド女優になってしまいましたね.

 そしてボクの大好きな シャーリーズ・セロン も出演しますね.
 乗組員の一人のようですが、予告編を観るとどうも 一作目の アッシュ がオーバーラップしますが、気のせいでしょうかね.



 そんな期待で一杯の "プロメテウス" ・・・・・・・
 ということで、先日久しぶりにすべての原点ともいえる第一作目を観てみました.




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   " エイリアン (Alien) "




   監督 : リドリー・スコット
   脚本 : ダン・オバノン
   製作 : ゴードン・キャロル、 デイヴィッド・ガイラー、
         ウォルター・ヒル
   製作総指揮 :
         ロナルド・シャセット
   出演 : シガニー・ウィーバー (リプリー航海士)
         トム・スケリット (ダラス船長)
         ハリー・ディーン・スタントン (ブレッド)
         ジョン・ハート (ケイン)
         ヤフェット・コットー (パーカー)
         イアン・ホルム (アッシュ)
         ヴェロニカ・カートライト (ランバート)
   音楽 : ジェリー・ゴールドスミス
   撮影 : デレク・ヴァンリント
   編集 : テリー・ローリングス、 ピーター・ウェザリー、
         デビッド・クロウザー (ディレクターズ・カット版)
   配給 : 20 世紀フォックス
   日本公開 : 1979 年 7 月 21 日
   上映時間 : 118 分




 もう 30 年も前ですので、古典と言っても間違いではないような映画です.
 グロい場面も多いのですが、とにかくコワい映画です.
 そして、とにかくよくできた映画です.
 夢や希望を抱いていた宇宙のイメージを、一撃でぶち壊すくらい破壊力のある映画でした.



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 ポスターが素敵でした.
 そしてそこに書かれているキャッチコピーが秀逸、
 "In space, no one can hear you scream." ・・・・・・・ "宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない"
 逃げ場のない恐怖がうまく表現されていますよね、映画観終わった後このキャッチコピーには再度納得でした.


 すでにいろいろなところで語りつくされていますし、 TV でも幾度となく放映されていますから、多くの人がこの映画を観ているはずです. 
 だからネタバレなんて気にしない、結末知っていても観るたびに楽しめる映画ですから.



 映画冒頭のタイトルが少しずつ現れてくるところから、 "スターウォーズ" の巨大戦艦を彷彿させるような ノストロモ号 の描写.
 誰もいない宇宙船内、そして船内のディスプレイが突然点き ・・・・・・・ このディスプレイ表示も今となれば時代を感じさせますね.
 船内の描写もなぜか "スターウォーズ" のような感じですね ・・・・・ そうかと思って観ていると、 "2001 年宇宙の旅" のような感じになったり、 HAL 9000 型のような マザー が出てきたり.



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 スペースジョッキー が映っていますね.
  "プロメテウス" の予告編には、 スペースジョッキー らしきものが立っている場面も写っていました.

 この写真の スペースジョッキー の宇宙船内の映像 ・・・・ というか、デザインがいい.
 ケインが青いレーザーの下に巨大な卵のような物体 ( エッグチェンバー 、あるいは エイリアン・エッグ と呼ばれています) が乱立する広大な空間を進む場面もいいなぁ.
 その後は覗きこむんだけれど、きっとアメリカの映画館ではこの場面で大騒ぎなんだろうね (笑) ・・・・・ フェイスハガー の登場です.

 さらに映画史に残るショッキングなシーン ・・・・ チェストバスター 様の登場です.
 登場シーンは極めて短いのですが、インパクトではこの映画最大級ですね.

 なかなか姿を現わせない ビッグチャップ (この映画での最終形態はこう呼ばれるようです) が、さらに観客の恐怖心や不安感を、これでもかというくらい煽ります.
 後半は一気に怒涛の展開で、息をつく暇もないくらい目が釘付けになってしまいます.



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 最後の脱出シーンも手に汗を握る展開です.
 本当に最後までハラハラ、ドキドキ ・・・・・・・ とてもコワいけれど、楽しめる映画でもあります.





 実は 7 月に "FOX HERO COLLECTION" として、 "エイリアン" 、 "猿の惑星" 、 "X-Man" などが廉価盤 Blu-ray として発売になります.
 "エイリアン" については、ずっと前に買った "Alien Quadrilogy Ultimate Collection" を持っているのですが、やっぱり Blu-ray の繊細な映像で観てみたいので、超悩んでいるところ.
 このシリーズは、特典映像が付いていない作品だけのもののようですが、シリーズ作品 4 本で実売価格 4,000 円ちょっとですので買おうかなぁ.
 

 とりあえず、 "エイリアン 4" まで観てから決めようか (笑)


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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 更新がすっかり亀足になってしまいましたが、ようやく 1,000,000 アクセスまで到達しました.
 いつもおいでいただく皆様に、感謝.

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