・ ・ ・ ・ ・ ・
昨日から奥様はスキーのためお泊りなので、ボクはいつにも増してダラダラな時間を過ごすことにしました.
思いっきり羽根伸ばします (笑)
ということで、土曜日は観たかった映画を TOHOシネマズ で鑑賞してきました.
夕方観たのが "ジョジョ・ラビット"
大好きなスカーレット・ヨハンソンが出ていますし、数日前に発表された アカデミー賞 でも彼女の 助演女優賞 を含む 6 部門でノミネートされている話題の作品でもあります.
ナチズムを強烈なブラックユーモアを交えて作品にしてあります.
ただそのコメディ・タッチの部分とは裏腹に、戦争の悲惨さやナチズムの狂気なども描かれていて、とても不思議な感覚になる映画.
おやっ、 シオン・グレイジョイ も出てるじゃないですか.
戦争映画というとモノトーンに近いようなダークな映像のものが多いような気がしますが、この映画とても色彩豊かで、ポップな感じ.
内容はどうなんだろ ・・・・・ 結構賛否分かれるだろうな、この映画.
スカーレット にしても、ボクとしてはこの映画でのオスカーはちょっと厳しいんじゃないかと思うんだけれど.
最初はこの映画のことを記事にしようと思いましたが、結構難しいところもある映画ですし、この後観た映画のほうがずっと気楽に楽しく観ることができたので、そちらにします。
・ ・ ・ ・ ・ ・
"ジョジョ・ラビット" が 16:10 からだったので、観終わった後ショッピングモールのフードコーナーでのんびり夕食.
土曜日ということもあってか、家族連れや学生たちで賑わってます.
この日二本目の映画は 20:10 からのオールナイト上映.
85 人収容の小さなスクリーンで、客席には 30 人くらい.
中央付近がほとんど埋まっていたので、前から 2 列目で、スクリーンを見上げるように鑑賞.
最初は違和感ありましたが、映画始まったら慣れちゃいましたね.
音響もスクリーンの中央付近の音がまっすぐくる感じで、こういった映画観るのは悪くないかなって感じでした.
Ryan Bingham を BGM にそんな映画のことを書いてみよう.
" フォード vs フェラーリ "
監督: ジェームズ・マンゴールド
脚本: ジェズ・バターワース 、 ジョン=ヘンリー・バターワース 、
ジェイソン・ケラー
製作: ピーター・チャーニン 、 ジェンノ・トッピング 、
ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮:
ダニ・バーンフェルド 、 ケヴィン・ハロラン 、
マイケル・マン 、 アダム・ソムナー
原題: "Ford v Ferrari"
出演: マット・デイモン (キャロル・シェルビー)
クリスチャン・ベール (ケン・マイルズ)
ジョン・バーンサル (リー・アイアコッカ)
カトリーナ・バルフ (モリー・マイルズ)
トレイシー・レッツ (ヘンリー・フォード 2世)
ジョシュ・ルーカス (レオ・ビーブ)
ノア・ジュープ (ピーター・マイルズ)
レイ・マッキノン (フィル・レミントン)
レモ・ジローネ (エンツォ・フェラーリ)
J.J・フィールド (ロイ・ラン)
ジャック・マクマレン (チャーリー・アガピオウ)
ジャン・フランコ・トルディ (ジャンニ・アニェッリ)
ベンジャミン・リグビー (ブルース・マクラーレン)
ベン・コリンズ (デニス・ハルム)
フランチェスコ・バウコ (ロレンツォ・バンディーニ)
音楽: マルコ・ベルトラミ 、 バック・サンダース
撮影: フェドン・パパマイケル
編集: アンドリュー・バックランド 、 マイケル・マカスカー
配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン
日本公開: 2020 年 1 月 10 日
上映時間: 153 分
昨年末に " 24 時間戦争" という映画を観ました.
この映画は、まさに "フォード vs フェラーリ" のドキュメンタリーそのもの.
当時の関係者の証言等を交えて製作されています.
先にどっちを見るかは個人のお好みですが、両方の作品を観る価値はあると思います.
ボクも先に " 24 時間戦争" を観ていたので結末部分もわかってはいましたが、それでもとても映画を楽しく観ることができました.
なるほどこういうことか ・・・・・・ なんて個所もいくつか.
ル・マン 24 時間レース を題材にした映画と言えば、何といっても "栄光のルマン" .
海外ではそれほどの評価はないようですが、ボクの中では一番.
昨日 "フォード vs フェラーリ" を観終わった後でも、やっぱり最高の映画は "栄光のルマン" だと思っています.
ただこの 2 本は同じ ル・マン のレースを描いているものの、映画としてのポイントは全然別な部分.
"栄光のルマン" は マイケル・ディレイニー という一人のドライバーの姿を淡々と描いています.
"栄光のルマン" が撮影されたのが 1970 年.
それまで 10 年間続いていた フェラーリ 、 フォード 時代が終わり初めて ポルシェ が優勝したのがこの年でした.
マイケル・ディレイニー のチームも ポルシェ でした.
前置きが長くなりました.
さてこの "フォード vs フェラーリ" 、とても面白かった.
154 分という長い映画ですが、時間のことが全然気にならない.
よくありがちな途中のダラダラした部分がない.
アカデミー賞 には 作品賞 、 編集賞 、 録音賞 、 音響編集賞 の四部門でノミネートされています.
作品賞も結構いいところまではいきそうな気配です.
音に関しては車好きにはたまらないかな.
これは IMAX オススメだな.
こういった映画はレースシーンだろうな.
この映画でもレースシーンを含め、走行シーンはとてもよくできていました.
逆にこういう部分が迫力ないと、この手の映画は映画自体の評価もガクンと下がってしまいそうです.
いかにもテキサス出身といった感じのシェルビーがいいな.
セリフの中にも NASCAR について南部云々が出てきたりしてね (これは アイアコッカ が言ったんだっけか ・・・・) .
アイアコッカ を演じていたのは "ウォーキング・デッド" で シェーン を演じていた ジョン・バーンサル .
映画観ている間ずっと思い出せなくて ・・・・ すごく気になってしまった.
エンジンの回転数のことも映画に出てきます.
フォード GT-40 Mk. II のレッド・ゾーンが 7,000 から 8,000 回転
フェラーリ 330 P3 (たぶん) のレッド・ゾーンが 8,000 から 9,000 回転
330 P3 が V12 気筒 4L エンジンに対して、GT-40 Mk. II は V8 気筒 7L なのでいくら高回転とはいえ、エンジンではフォードに利があるって感じかな.
ちなみに上の写真はボクが 17 年間ほど乗った普通乗用車ですが、レッド・ゾーン は 8,400 から 9,000 回転.
6,500 回転あたりで v-tec が入って咆哮をあげていました.
何度か 7,000 回転超えしたことがありますが ・・・・・・・ 車はおとなしく乗るのが一番です.
普通の人がこんなエンジンを搭載したの車に普通に乗れる時代です.
でも今ではそんなスポーツタイプも見向きもされなくなっています.
というか、車自体も今の若者にとってはそんなに魅力がないのかもしれません.
クリスチャン・ベール の演技は言うまでもないかな.
ただこの ケン・マイルズ の描き方が、ちょっと中途半端な感じを受けてしまう.
映画の中では、結構この家族を描いてはいるものの、とことんまではいっていない感じなのです.
だから最後も ・・・・・・
まぁ映画のテーマがそこだけではないので、これは仕方ないだろうな.
映画全体として観れば、バランス的にもいいのかもしれません.
こういう昔のレース観ていると、本当に危険との背中合わせ.
事故って死なないほうが奇跡って感じです.
NASCAR もそうだけれど肝っ玉競争
そもそも ル・マン方式 のスタートにしても、車に乗ってすぐにシートベルト締める余裕なんてないことが " 24 時間戦争" の中でも言ってました.
ちなみに ル・マン の車両では多くの車が右ハンドルです.
これはコースが右回りで、右側にドライバーが座った方が右コーナリング時の重量配分が優れているためだとか、ピットが右側でピットロードが左側にあるため、運転席が右側の方がドライバー交代を素早くできるため、と言われています.
最初の草レースの場面は、市販車を改造して参加しているのでしょうか左ハンドルでした.
いろいろな意味で見所もたくさんあるし、とてもいい映画だと思います.
観終わった後もいい余韻に浸っていられます.
決してすべてがハッピーエンドではありませんが ・・・・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・
昨日から奥様はスキーのためお泊りなので、ボクはいつにも増してダラダラな時間を過ごすことにしました.
思いっきり羽根伸ばします (笑)
ということで、土曜日は観たかった映画を TOHOシネマズ で鑑賞してきました.
夕方観たのが "ジョジョ・ラビット"
大好きなスカーレット・ヨハンソンが出ていますし、数日前に発表された アカデミー賞 でも彼女の 助演女優賞 を含む 6 部門でノミネートされている話題の作品でもあります.
ナチズムを強烈なブラックユーモアを交えて作品にしてあります.
ただそのコメディ・タッチの部分とは裏腹に、戦争の悲惨さやナチズムの狂気なども描かれていて、とても不思議な感覚になる映画.
おやっ、 シオン・グレイジョイ も出てるじゃないですか.
戦争映画というとモノトーンに近いようなダークな映像のものが多いような気がしますが、この映画とても色彩豊かで、ポップな感じ.
内容はどうなんだろ ・・・・・ 結構賛否分かれるだろうな、この映画.
スカーレット にしても、ボクとしてはこの映画でのオスカーはちょっと厳しいんじゃないかと思うんだけれど.
最初はこの映画のことを記事にしようと思いましたが、結構難しいところもある映画ですし、この後観た映画のほうがずっと気楽に楽しく観ることができたので、そちらにします。
・ ・ ・ ・ ・ ・
"ジョジョ・ラビット" が 16:10 からだったので、観終わった後ショッピングモールのフードコーナーでのんびり夕食.
土曜日ということもあってか、家族連れや学生たちで賑わってます.
この日二本目の映画は 20:10 からのオールナイト上映.
85 人収容の小さなスクリーンで、客席には 30 人くらい.
中央付近がほとんど埋まっていたので、前から 2 列目で、スクリーンを見上げるように鑑賞.
最初は違和感ありましたが、映画始まったら慣れちゃいましたね.
音響もスクリーンの中央付近の音がまっすぐくる感じで、こういった映画観るのは悪くないかなって感じでした.
Ryan Bingham を BGM にそんな映画のことを書いてみよう.
" フォード vs フェラーリ "
監督: ジェームズ・マンゴールド
脚本: ジェズ・バターワース 、 ジョン=ヘンリー・バターワース 、
ジェイソン・ケラー
製作: ピーター・チャーニン 、 ジェンノ・トッピング 、
ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮:
ダニ・バーンフェルド 、 ケヴィン・ハロラン 、
マイケル・マン 、 アダム・ソムナー
原題: "Ford v Ferrari"
出演: マット・デイモン (キャロル・シェルビー)
クリスチャン・ベール (ケン・マイルズ)
ジョン・バーンサル (リー・アイアコッカ)
カトリーナ・バルフ (モリー・マイルズ)
トレイシー・レッツ (ヘンリー・フォード 2世)
ジョシュ・ルーカス (レオ・ビーブ)
ノア・ジュープ (ピーター・マイルズ)
レイ・マッキノン (フィル・レミントン)
レモ・ジローネ (エンツォ・フェラーリ)
J.J・フィールド (ロイ・ラン)
ジャック・マクマレン (チャーリー・アガピオウ)
ジャン・フランコ・トルディ (ジャンニ・アニェッリ)
ベンジャミン・リグビー (ブルース・マクラーレン)
ベン・コリンズ (デニス・ハルム)
フランチェスコ・バウコ (ロレンツォ・バンディーニ)
音楽: マルコ・ベルトラミ 、 バック・サンダース
撮影: フェドン・パパマイケル
編集: アンドリュー・バックランド 、 マイケル・マカスカー
配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン
日本公開: 2020 年 1 月 10 日
上映時間: 153 分
昨年末に " 24 時間戦争" という映画を観ました.
この映画は、まさに "フォード vs フェラーリ" のドキュメンタリーそのもの.
当時の関係者の証言等を交えて製作されています.
先にどっちを見るかは個人のお好みですが、両方の作品を観る価値はあると思います.
ボクも先に " 24 時間戦争" を観ていたので結末部分もわかってはいましたが、それでもとても映画を楽しく観ることができました.
なるほどこういうことか ・・・・・・ なんて個所もいくつか.
ル・マン 24 時間レース を題材にした映画と言えば、何といっても "栄光のルマン" .
海外ではそれほどの評価はないようですが、ボクの中では一番.
昨日 "フォード vs フェラーリ" を観終わった後でも、やっぱり最高の映画は "栄光のルマン" だと思っています.
ただこの 2 本は同じ ル・マン のレースを描いているものの、映画としてのポイントは全然別な部分.
"栄光のルマン" は マイケル・ディレイニー という一人のドライバーの姿を淡々と描いています.
"栄光のルマン" が撮影されたのが 1970 年.
それまで 10 年間続いていた フェラーリ 、 フォード 時代が終わり初めて ポルシェ が優勝したのがこの年でした.
マイケル・ディレイニー のチームも ポルシェ でした.
前置きが長くなりました.
さてこの "フォード vs フェラーリ" 、とても面白かった.
154 分という長い映画ですが、時間のことが全然気にならない.
よくありがちな途中のダラダラした部分がない.
アカデミー賞 には 作品賞 、 編集賞 、 録音賞 、 音響編集賞 の四部門でノミネートされています.
作品賞も結構いいところまではいきそうな気配です.
音に関しては車好きにはたまらないかな.
これは IMAX オススメだな.
こういった映画はレースシーンだろうな.
この映画でもレースシーンを含め、走行シーンはとてもよくできていました.
逆にこういう部分が迫力ないと、この手の映画は映画自体の評価もガクンと下がってしまいそうです.
いかにもテキサス出身といった感じのシェルビーがいいな.
セリフの中にも NASCAR について南部云々が出てきたりしてね (これは アイアコッカ が言ったんだっけか ・・・・) .
アイアコッカ を演じていたのは "ウォーキング・デッド" で シェーン を演じていた ジョン・バーンサル .
映画観ている間ずっと思い出せなくて ・・・・ すごく気になってしまった.
エンジンの回転数のことも映画に出てきます.
フォード GT-40 Mk. II のレッド・ゾーンが 7,000 から 8,000 回転
フェラーリ 330 P3 (たぶん) のレッド・ゾーンが 8,000 から 9,000 回転
330 P3 が V12 気筒 4L エンジンに対して、GT-40 Mk. II は V8 気筒 7L なのでいくら高回転とはいえ、エンジンではフォードに利があるって感じかな.
ちなみに上の写真はボクが 17 年間ほど乗った普通乗用車ですが、レッド・ゾーン は 8,400 から 9,000 回転.
6,500 回転あたりで v-tec が入って咆哮をあげていました.
何度か 7,000 回転超えしたことがありますが ・・・・・・・ 車はおとなしく乗るのが一番です.
普通の人がこんなエンジンを搭載したの車に普通に乗れる時代です.
でも今ではそんなスポーツタイプも見向きもされなくなっています.
というか、車自体も今の若者にとってはそんなに魅力がないのかもしれません.
クリスチャン・ベール の演技は言うまでもないかな.
ただこの ケン・マイルズ の描き方が、ちょっと中途半端な感じを受けてしまう.
映画の中では、結構この家族を描いてはいるものの、とことんまではいっていない感じなのです.
だから最後も ・・・・・・
まぁ映画のテーマがそこだけではないので、これは仕方ないだろうな.
映画全体として観れば、バランス的にもいいのかもしれません.
こういう昔のレース観ていると、本当に危険との背中合わせ.
事故って死なないほうが奇跡って感じです.
NASCAR もそうだけれど肝っ玉競争
そもそも ル・マン方式 のスタートにしても、車に乗ってすぐにシートベルト締める余裕なんてないことが " 24 時間戦争" の中でも言ってました.
ちなみに ル・マン の車両では多くの車が右ハンドルです.
これはコースが右回りで、右側にドライバーが座った方が右コーナリング時の重量配分が優れているためだとか、ピットが右側でピットロードが左側にあるため、運転席が右側の方がドライバー交代を素早くできるため、と言われています.
最初の草レースの場面は、市販車を改造して参加しているのでしょうか左ハンドルでした.
いろいろな意味で見所もたくさんあるし、とてもいい映画だと思います.
観終わった後もいい余韻に浸っていられます.
決してすべてがハッピーエンドではありませんが ・・・・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・