クリスチャン・ベール

フォード vs フェラーリ

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 昨日から奥様はスキーのためお泊りなので、ボクはいつにも増してダラダラな時間を過ごすことにしました.
 思いっきり羽根伸ばします (笑)

 ということで、土曜日は観たかった映画を TOHOシネマズ で鑑賞してきました.



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 夕方観たのが "ジョジョ・ラビット"

 大好きなスカーレット・ヨハンソンが出ていますし、数日前に発表された アカデミー賞 でも彼女の 助演女優賞 を含む 6 部門でノミネートされている話題の作品でもあります.

 ナチズムを強烈なブラックユーモアを交えて作品にしてあります.
 ただそのコメディ・タッチの部分とは裏腹に、戦争の悲惨さやナチズムの狂気なども描かれていて、とても不思議な感覚になる映画.

 おやっ、 シオン・グレイジョイ も出てるじゃないですか.



Jojo Rabbit 002

 戦争映画というとモノトーンに近いようなダークな映像のものが多いような気がしますが、この映画とても色彩豊かで、ポップな感じ.

 内容はどうなんだろ ・・・・・ 結構賛否分かれるだろうな、この映画.

 スカーレット にしても、ボクとしてはこの映画でのオスカーはちょっと厳しいんじゃないかと思うんだけれど.

 最初はこの映画のことを記事にしようと思いましたが、結構難しいところもある映画ですし、この後観た映画のほうがずっと気楽に楽しく観ることができたので、そちらにします。



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 "ジョジョ・ラビット" が 16:10 からだったので、観終わった後ショッピングモールのフードコーナーでのんびり夕食.
 土曜日ということもあってか、家族連れや学生たちで賑わってます.


 この日二本目の映画は 20:10 からのオールナイト上映.
 85 人収容の小さなスクリーンで、客席には 30 人くらい.
 中央付近がほとんど埋まっていたので、前から 2 列目で、スクリーンを見上げるように鑑賞.

 最初は違和感ありましたが、映画始まったら慣れちゃいましたね.
 音響もスクリーンの中央付近の音がまっすぐくる感じで、こういった映画観るのは悪くないかなって感じでした.


 Ryan Bingham を BGM にそんな映画のことを書いてみよう.





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   " フォード vs フェラーリ "




  監督: ジェームズ・マンゴールド
  脚本: ジェズ・バターワース 、 ジョン=ヘンリー・バターワース 、
      ジェイソン・ケラー
  製作: ピーター・チャーニン 、 ジェンノ・トッピング 、
      ジェームズ・マンゴールド
  製作総指揮:
      ダニ・バーンフェルド 、 ケヴィン・ハロラン 、
      マイケル・マン 、 アダム・ソムナー
  原題: "Ford v Ferrari"
  出演: マット・デイモン (キャロル・シェルビー)
      クリスチャン・ベール (ケン・マイルズ)
      ジョン・バーンサル (リー・アイアコッカ)
      カトリーナ・バルフ (モリー・マイルズ)
      トレイシー・レッツ (ヘンリー・フォード 2世)
      ジョシュ・ルーカス (レオ・ビーブ)
      ノア・ジュープ (ピーター・マイルズ)
      レイ・マッキノン (フィル・レミントン)
      レモ・ジローネ (エンツォ・フェラーリ)
      J.J・フィールド (ロイ・ラン)
      ジャック・マクマレン (チャーリー・アガピオウ)
      ジャン・フランコ・トルディ (ジャンニ・アニェッリ)
      ベンジャミン・リグビー (ブルース・マクラーレン)
      ベン・コリンズ (デニス・ハルム)
      フランチェスコ・バウコ (ロレンツォ・バンディーニ)
  音楽: マルコ・ベルトラミ 、 バック・サンダース
  撮影: フェドン・パパマイケル
  編集: アンドリュー・バックランド 、 マイケル・マカスカー
  配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン
  日本公開: 2020 年 1 月 10 日
  上映時間: 153 分




24hour

 昨年末に " 24 時間戦争" という映画を観ました.
 この映画は、まさに "フォード vs フェラーリ" のドキュメンタリーそのもの.
 当時の関係者の証言等を交えて製作されています.

 先にどっちを見るかは個人のお好みですが、両方の作品を観る価値はあると思います.
 ボクも先に " 24 時間戦争" を観ていたので結末部分もわかってはいましたが、それでもとても映画を楽しく観ることができました.
 なるほどこういうことか ・・・・・・ なんて個所もいくつか.



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 ル・マン 24 時間レース を題材にした映画と言えば、何といっても "栄光のルマン" .
 海外ではそれほどの評価はないようですが、ボクの中では一番.
 昨日 "フォード vs フェラーリ" を観終わった後でも、やっぱり最高の映画は "栄光のルマン" だと思っています.

 ただこの 2 本は同じ ル・マン のレースを描いているものの、映画としてのポイントは全然別な部分.
 "栄光のルマン" は マイケル・ディレイニー という一人のドライバーの姿を淡々と描いています.

 "栄光のルマン" が撮影されたのが 1970 年.
 それまで 10 年間続いていた フェラーリ 、 フォード 時代が終わり初めて ポルシェ が優勝したのがこの年でした.

 マイケル・ディレイニー のチームも ポルシェ でした.



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 前置きが長くなりました.

 さてこの "フォード vs フェラーリ" 、とても面白かった.
 154 分という長い映画ですが、時間のことが全然気にならない.
 よくありがちな途中のダラダラした部分がない.

 アカデミー賞 には 作品賞 、 編集賞 、 録音賞 、 音響編集賞 の四部門でノミネートされています.
 作品賞も結構いいところまではいきそうな気配です.
 音に関しては車好きにはたまらないかな.

 これは IMAX オススメだな.



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 こういった映画はレースシーンだろうな.
 この映画でもレースシーンを含め、走行シーンはとてもよくできていました.
 逆にこういう部分が迫力ないと、この手の映画は映画自体の評価もガクンと下がってしまいそうです.

 いかにもテキサス出身といった感じのシェルビーがいいな.
 セリフの中にも NASCAR について南部云々が出てきたりしてね (これは アイアコッカ が言ったんだっけか ・・・・) .

 アイアコッカ を演じていたのは "ウォーキング・デッド" で シェーン を演じていた ジョン・バーンサル .
 映画観ている間ずっと思い出せなくて ・・・・ すごく気になってしまった.



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 エンジンの回転数のことも映画に出てきます.

 フォード GT-40 Mk. II のレッド・ゾーンが 7,000 から 8,000 回転
 フェラーリ 330 P3 (たぶん) のレッド・ゾーンが 8,000 から 9,000 回転
 330 P3 が V12 気筒 4L エンジンに対して、GT-40 Mk. II は V8 気筒 7L なのでいくら高回転とはいえ、エンジンではフォードに利があるって感じかな.

 ちなみに上の写真はボクが 17 年間ほど乗った普通乗用車ですが、レッド・ゾーン は 8,400 から 9,000 回転.
 6,500 回転あたりで v-tec が入って咆哮をあげていました.
 何度か 7,000 回転超えしたことがありますが ・・・・・・・ 車はおとなしく乗るのが一番です.

 普通の人がこんなエンジンを搭載したの車に普通に乗れる時代です.
 でも今ではそんなスポーツタイプも見向きもされなくなっています.
 というか、車自体も今の若者にとってはそんなに魅力がないのかもしれません.



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 クリスチャン・ベール の演技は言うまでもないかな.
 ただこの ケン・マイルズ の描き方が、ちょっと中途半端な感じを受けてしまう.
 映画の中では、結構この家族を描いてはいるものの、とことんまではいっていない感じなのです.

 だから最後も ・・・・・・

 まぁ映画のテーマがそこだけではないので、これは仕方ないだろうな.
 映画全体として観れば、バランス的にもいいのかもしれません.



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 こういう昔のレース観ていると、本当に危険との背中合わせ.
 事故って死なないほうが奇跡って感じです.

 NASCAR もそうだけれど肝っ玉競争
 そもそも ル・マン方式 のスタートにしても、車に乗ってすぐにシートベルト締める余裕なんてないことが " 24 時間戦争" の中でも言ってました.

 ちなみに ル・マン の車両では多くの車が右ハンドルです.
 これはコースが右回りで、右側にドライバーが座った方が右コーナリング時の重量配分が優れているためだとか、ピットが右側でピットロードが左側にあるため、運転席が右側の方がドライバー交代を素早くできるため、と言われています.

 最初の草レースの場面は、市販車を改造して参加しているのでしょうか左ハンドルでした.



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 いろいろな意味で見所もたくさんあるし、とてもいい映画だと思います.

 観終わった後もいい余韻に浸っていられます.
 決してすべてがハッピーエンドではありませんが ・・・・・・



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エクソダス 神と王

 昨日の木曜日、休日出勤の代わりに午後代休をいただいたのでいつもの スタバ & 久しぶりの TOHO シネマズ.
 公開前に前売り券を購入してあった映画の鑑賞です.




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 いつもはアイスコーヒー飲みながらの鑑賞ですが、今日はお正月購入した スタバ福袋 に入っていた ビバレッジ・カード を "有効に" 使って アイス・カフェ・モカ + エスプレッソ という組み合わせでテイク・アウト.


 これが微妙にイカしてます.
 カフェ・モカ だけだとちょっと甘すぎますが、 エスプレッソ を加えることによって甘みが抑えられていい感じなのです.




 さて評価が今一つの映画のお話しでも ・・・・・・・・ 日本の一般レビューアーや本国の映画評論家たちから揃って低評価.
 ネタバレさせないように書かなくちゃいけないので、結構大変なのです (笑)







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  " エクソダス 神と王 "





  監督 : リドリー・スコット
  脚本 : スティーヴン・ザイリアン
  原案 : ビル・カレッジ 、 アダム・クーパー
  製作 : リドリー・スコット 、 ディラン・クラーク 、
       ジェノ・トッピング 、 ピーター・チャーニン
  原題 : "Exodus: Gods and Kings"
  出演 : クリスチャン・ベール (モーゼ)
       ジョエル・エドガートン (ラムセス)
       ジョン・タトゥーロ (セティ)
       アーロン・ポール (ヨシュア)
       ベン・メンデルソーン (ヘゲップ総督)
       シガニー・ウィーバー (トゥーヤ)
       ベン・キングズレー  (ヌン)
       マリア・バルベルデ (ツィポラ)
       ヒアム・アッバス (ビティア)
       アイザック・アンドリュース (マラク)
       インディラ・ヴァルマ (女教皇)
       ダール・サリム (カーヤン司令官)
       ゴルシフテ・ファラハニ (ネフェルタリ)
       タラ・フィッツジェラルド (ミリアム)
  音楽 : アルベルト・イグレシアス
  撮影 : ダリウス・ウォルスキー
  配給 : 20 世紀フォックス
  日本公開 : 2015 年 1 月 30 日
  上映時間 : 150 分







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 まず、監督の リドリー・スコット はボクが好きな監督の一人.

 エイリアン: Alien 、ブレードランナー: Blade Runner 、
 ブラック・レイン: Black Rain 、 テルマ&ルイーズ: Thelma & Louise 、
 白い嵐: White Squall 、 G.I.ジェーン: G.I. Jane 、
 グラディエーター: Gladiator 、 ハンニバル: Hannibal 、
 ブラックホーク・ダウン: Black Hawk Down 、
 キングダム・オブ・ヘブン: Kingdom of Heaven 、
 プロメテウス: Prometheus


 このくらいしか観てはいませんが、この中にも大好きな映画が何本か.
 テルマ&ルイーズ なんかも、それほどヒットした感じはありませんがボクは大好き.
 "プロメテウス" なんかも映画の広報がうまくなかったせいでかなり酷評を受けてしまいましたが、映画自体はボクはそんなに悪くないと思っています.
 ちなみにこの "プロメテウス" は、いろいろ プレゼント もらったり、ブログ記事をいくつも書いたのでとても思い入れの深い映画です.

 そんな リドリー・スコット の監督作品なので、まぁとりあえずは観てみようかと.
 特に最近は巨額のお金を使っての大作を製作していますが、それだけに評価も厳しいのでしょうか.
 先にも書いたように評論家を含め、評価は結構低めなのです.




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 主演は バットマン・ダークナイト・シリーズ の クリスチャン・ベール .
 演じるのは 1956 年の映画 "十戒" でおなじみの モーゼ です.

 クリスチャン・ベール は子供のころ "太陽の帝国" の主役に抜擢されました.
 子供の頃活躍しても成人になるとパッとしない俳優さんも結構いますが、彼の場合は最近も活躍しています.
 ダークナイト・シリーズの ブルース・ウェイン もいいのですが、 アカデミー賞助演男優賞 を獲得した "ザ・ファイター" がとても印象的でした.




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  (レンブラント が描いた モーゼの十戒)

 ボクのブログではストーリーを書かないのが基本ですが、この映画は旧約聖書を基にした有名な映画のリメイクなので多くの人たちがおおよそのストーリーはわかっているでしょう.


 この映画は 1956 年に製作された チャールトン・ヘストン 主演の "十戒" と同じく、 「旧約聖書」 の 「出エジプト記」 におけるヘブライ人のエジプト脱出がメインになっています.
 映画に登場する姉 ミリアム や妻の ツィポラ といった人物たちも、旧約聖書のとおり.
 ただし兄の アラン は出てこなかったと思います.
 この モーゼ 役を含めた主要人物たちを白人が演じていることに対しての抗議があったり、歴史的に誤っている部分があるとして エジプト では本作の公開が禁止となったようです.




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 この映画の悪役的存在 ラムセス 二世 を演じるのは ジョエル・エドガートン .
 "ゼロ・ダーク・サーティ" で何となく覚えていますが、いかんせんこの映画ではスキンヘッドでスゴイ顔しちゃっているので ・・・・・・・・・


 "スター・ウォーズ エピソード 2 & 3" にも出演していたようですが、よくわかりません.
 こういう時に DVD や Blu-ray 持っているとすぐに観直せるのがいいんですよね.
 だからついつい購入しちゃったりするわけです. 


 他にも リドリー・スコット と一緒に写っている シガニー・ウィーバー や ベン・キングズレー 、さらには ジョン・タトゥーロ などが出演しています.
 ただ シガニー・ウィーバー にしてもメイクアップが独特なので、映画を見ている時にはまったく気が付かなかった.
 最後のテロップで気が付いたのですが、どんな役だったっけ状態 (笑)
        



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 モーゼ の妻 ツィポラ を演じた マリア・バルベルデ .

 この女優さんはキレイですね.
 スペインの女優さんで、有名な作品への出演はないので初めて名前を聴きました.

 2005 年の サン・セバスティアン国際映画祭 で 「スペイン映画における最も美しき顔」 に選ばれています.

 彼女の出演した "汚れなき情事" の監督は リドリー・スコット の長女 ジョーダン・スコット .
 そんなところからこの映画に抜擢されたのでしょうか ・・・・・・・・ あくまで推測ですが.





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 この映画も 3D 上映がありました.
 多くのレビューで、 3D の出来がすごくいいという評価が多かったように思います.
 ボクの行った TOHO シネマズ でも 3D 上映がありました ・・・・・・・


 がっ、 3D は日本語吹き替え版のみ.


 リドリー・スコット と日本語吹き替えと言えば "プロメテウス" の 剛力彩芽 .
 映画には比較的な寛容なボクでも、さすがにこの吹き替えはないだろうというくらい悲惨でした.
 今回のこの映画も ツィポラ の吹き替えを女優の 杏 が担当しています.

 これだけでもかなり危険な香りがします.
 だから今回は 3D を最初からパスして 2D 字幕版ということで.
 もし字幕版の 3D 上映があれば、間違いなくそちらを観ていたでしょうね.


 ちなみに日本語吹き替えについてのレビューがあまり見当たらないので、どんな吹き替え版になっているのかは不明です.
 もし Blu-ray でも購入したら、怖いもの観たさに吹き替え版を観てみようかと思います.




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 上映時間が 150 分と長いので、一般レビューにも途中中だるみという意見が多く書かれています.
 ボクは全然そんな感じは受けなかったなぁ.

 神との対話シーンにしても、普通に許容できました.
 途中眠くなることも無く、しっかり最後まで観届けましたし (笑)

 今はこう言うのかわかりませんが スペクタクル映画 としてはまぁ満足できた映画です.


 前の記事の ダイアナ・クラール ではありませんが、この映画を観たらなぜかオリジナルの "十戒" をまた観たくなりました.










 最後に、映画にはまったく関係ありませんがカメラ・ネタを.

 今日の昼休みを利用してカメラの練習です.
 この写真は単純に AF がどんな感じか連写で撮影したものなので、被写体は職場の前を走ってた自動車をターゲットに、あえて障害物も入れて撮ってみました.
 フレーム内の構図もまったく考えないで撮っているので、写真自体の良し悪しは気にしないでください.


 EF 20-200mm F/2.8L USM : 200mm 1/320sec f/5.0 ISO-125 .
 65 の測距点のうち赤くなっている部分が AF 部分.



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 65 点自動選択 + AI サーボ AF で、秒間 10 コマの連写.

 連写途中、手前に障害物があるにも拘らずピントは目標の自動車を追いかけ続けます.
 5 枚目も赤くはなっていませんが、きちんと運転者にピントが合っていました.
 こうやって実際に自分で撮ってみるとかなりの感動なのです.


 改めて EOS 7D Mark ll のスゴイところを実感です.
 こういうのを目のあたりにすると、写真撮ることが楽しくなってきますね.


 ちなみにレンズは職場の "撮り鉄" から頂いた!! EF 70-200mm F/2.8L USM.
 ガタつきがあったので修理、レンズの曇りもユニットごと交換、さらにはマウントと接点部分の交換もして帰ってきました.
 約 20,000 円ほどの修理費でしたが、まぁ十分納得の金額.


 旧式のレンズなので IS (手ブレ補正) 機能はありませんが、今度ゆっくり 羽田 にでも行って写真撮ろうかな

  ・・・・・・・・・ なんて思わせてくれるカメラ & レンズなのです (笑)

 70D も写真を撮っていて楽しかったけれど、この 7D Mark ll を手にしたらもっともっと写真を撮るのが楽しくなりました.

パブリック・エネミーズ

 昨夜はお仕事関係の飲み会.
 ただ、自治会の会議も重なったため途中で失礼させていただきました.

 お酒は飲まず、料理もほんの少し手をつけただけだったので、帰りにちょっとお腹が好き具合.
 次の会議は事前に遅れることを言っておいたので、途中でラーメンでした.




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 前から気になっていたんだけれど、なかなか入らなかったお店 "とんちき麺" .
 たまたま駐車場が空いていたので入ってました.


 ヒップホップ系のオニイチャンたちが作っていたので、ちょっとビビったのですが物腰柔らかです (笑)

 お店のメインはコッテリ系のようですが、あえて 中華麺 しょう油味 を.

 スープはさっぱり、チャーシューの塩加減がとてもよく、メンマもシャキシャキしていて Good.
 ただ麺が短いんですよね、どうしてだろ.
 ゆで加減はちょうどよかっただけに、もう少し麺が長いと食べ易くておいしく感じるのにね.

 まぁ、期待以上だったのでとりあえず満足、次はコッテリ系をチャレンジです.





 さて、今日の午前中はお仕事だったので午後はまったりと家で映画鑑賞.
 一本は Blu-ray で "パットン大戦車軍団" を久しぶりに観てみました.
 とても長い映画ですが、改めて映像がきれいです.


 さらに時間があったのでもう一本.
 いろいろ話題が広がっていく映画でした.







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  " パブリック・エネミーズ "





  監督 : マイケル・マン
  脚本 : ロナン・ベネット 、 アン・ビダーマン 、 マイケル・マン
  原作 : ブライアン・バーロウ
  原題 : " Public Enemies "
  製作 : マイケル・マン 、 ケヴィン・ミッシャー
  製作総指揮 : 
        G・マック・ブラウン 、 ロバート・デ・ニーロ 、
        ジェーン・ローゼンタール
  出演 : ジョニー・デップ (ジョン・デリンジャー)
        マリオン・コティヤール (ビリー・フレシェット)
        クリスチャン・ベール (メルヴィン・パーヴィス捜査官)
        ビリー・クラダップ (J・エドガー・フーヴァー長官)
        スティーヴン・ラング (チャールズ・ウィンステッド捜査官)
        スティーヴン・グレアム ("ベビー・フェイス"・ネルソン)
        ジェイソン・クラーク (ジョン・"レッド"・ハミルトン)
        デビッド・ウェナム (ハリー・"ピート"・ピアポント)
        ブランカ・カティク (アンナ・セージ)
        リーリー・ソビエスキー (ポリー・ハミルトン)
        リリ・テイラー (リリアン・ホリー保安官)
  音楽 : エリオット・ゴールデンサール
  撮影 : ダンテ・スピノッティ  
  編集 : ポール・ルベル 、 ジェフリー・フォード
  配給 : ユニバーサル映画
  日本公開 : 2009 年 12 月 12 日
  上映時間 : 143 分








 監督は マイケル・マン ・・・・・・ 以前 マイケル・ベイ と間違えたことありました.
 この人の映画、音楽も結構良かったりします.

 最初に気に入ったのが "マイアミ・ヴァイス" .
 "In the Air Tonight (Nonpoint) " や Linkin Park の "Numb (Jay Z) " とか ・・・・・ 映像とマッチしていてカッコよかったなぁ.
 そうそう "コラテラル" の "Hands of Time (Groove Armada) " なんかも最高だったなぁ.
 映像と音楽が絶妙にマッチしてたんだよね.


 この映画でも音楽がちょっとしたスパイスになっていたりします.





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 主役は ジョニー・ディップ で、実在したギャング ジョン・デリンジャー を演じています.
 映画のタイトルは 1934 年 6 月 22 日、当時の FBI 長官 J・エドガー・フーヴァー が デリンジャー を 「社会の敵ナンバーワン」 ("Public Enemy No.1") に指名しことからつけられています.

 ジョン・デリンジャー の写真もいろいろなところで見ることができます.
 最後に射殺された死体なんかも写真でしっかり残っています.
 今のように犯罪者のプライバシーなんてまったくなかった時代ですので、見せしめのようにあえて新聞記者たちに写真を撮らせるようなこともしたんでしょうね.

 尋問場面も同じで、犯罪者には人権なんかないと言ってもおかしくないような時代です.


 デリンジャーの最後の一言って結構有名なようですが、本当に何と言ったかはどうも ??? のようです.
 この映画での最後の一言は ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





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 デリンジャー を追う FBI 捜査官 メルヴィン・パーヴィス を演じるのが クリスチャン・ベール .
 正義感あふれる捜査官を演じていますが、実際はどうだったのでしょうか.

 背景となるのは 禁酒法 や 世界恐慌 の時代ですので、かなり法に触れるような捜査をしてたんじゃないかと思えてしまいます.

 この人物も実在の人物.
 デリンジャー を射殺した 3 人の捜査官ではありませんでした.





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 ヒロインは マリオン・コティヤール .
 絶対どこかで観た顔 ! ・・・・・・ でも思い出せない.
 映画の終盤の取調室の場面で思い出しました.

 "ダークナイト ライジング" でした !!

 映画観終わった後に調べてみたら、 "エディット・ピアフ -愛の讃歌- " でアカデミー賞 ・・・・・ それも 主演女優賞 受賞していました.
 この "エディット・ピアフ -愛の讃歌- " も前から観たいと思っているのですが、今だに ・・・・・・・・ 今度観ないといかんなぁ.

 "ビッグ・フィッシュ" にも出ていたようですね、これまたまったく記憶にない.
 この映画は持っているので、もう一回観てみよう.





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 FBI 捜査官の一人 ウィンステッド を演じているのは、 "アバター" で印象的な役を演じた スティーヴン・ラング .
 この人、 "アバター" の印象が強すぎちゃいますね.
 "アバター" とこの映画は同じ年の公開ですので、撮影期間もダブっていたのでしょうか.

 "アバター" では、あまりにも記憶に残るような役だったので、他の映画観てもどうもそのイメージを払拭できなかったりします.
 個性が強いのがいいのか、悪いのか ・・・・・・ むずかしいところですよね.


 "アバター" では超嫌われ役でしたが、この映画では最後まで ・・・・・・・・・ これは観てのお楽しみですね.




 さて、最初にも言ったように音楽がいいんですね.
 さりげなく ビリー・ホリディ が流れたりもします.

 


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 デリンジャー と ビリー のダンス・シーン.
 流れる曲は "Bye Bye Blackbird" .

 歌っているのは誰だ ・・・・・・・ ひょっとして、この声って.



 そう、あの Diana Krall でした.

 顔はほんのちょっとしか出ないので、ボーーッとしていると見逃してしまいます.
 
 かなりけだるげな "Bye Bye Blackbird" で、歌声もほんの少しだけ.
 ちなみにこの演奏も You Tube にサウンド・トラック版がアップされているので、気になる方は検索.





 "アンタッチャブル" 、 "俺たちに明日はない" 、 "ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ" 、 "ペーパー・ムーン" ・・・・・・・・・・・・・・・ などなど
 この時代を題材にした映画はたくさんあります.
 この時代って、ジャズにとってもとても華やかりし時代、いろいろ調べていくといろいろなことが繋がっていてとても興味ある時代だったりします.


 この "パブリック・エネミーズ" はいろいろ興味あることが多く、最初に思っていたよりも楽しく観ることができました.



 追記: 昨日アップしたら、なぜか途中までの記事がアップされていたので、仕事前に慌てて追記でした.

The Dark Knight Rises

 山梨 南アルプス市 の友人からの、いただきものです ・・・・・・・・・・・
 友人と言っても、こちらがお世話することよりも、ボクがお世話になることが圧倒的に多いので、こんなものをいただいてしまってちょっと恐縮しています.



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 この桃、とにかく甘いです.
 なにか、本当に久しぶりに甘い、甘い桃を食べたような気がします.
 今まで食べていた桃って、実はちょっと硬めで、種の周りは酸っぱく、まぁ甘いといえば甘いけれど ・・・・・・ というような感じのものが多かったですね.
 桃に対するイメージを覆すような桃でした (笑) .
 傷みやすいので、ガンガン食べようと思っています ・・・・・ 子供たちがいれば、大好きなので喜んだのでしょうが、さすがに送る訳にもいかないので奥様と二人で食べることにします.




 まぁそれにしても暑いです.
 東京から長野に帰って来て、少しは涼しいかと思ったら全然変わらないような感じなのです.
 頭がボーーーーーーッ ・・・・・ 思わずエアコン入れちゃうので身体にもよくないですねぇ.



 家にいても暑いので、ちょっと涼しい映画館にでも行くとします.
 明日は 1日 (ファースト・ディ) と水曜日 (レディーズ・ディ) が重なるので、いつもよりは混むことが予想されるので、今日観ちゃいました.
 大好きなシリーズの最終作です.
 いつものようにネタバレしないように、ストーリーは書かないことにします.







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  " ダークナイト ライジング ( The Dark Knight Rises ) "





  監督 : クリストファー・ノーラン
  脚本 : ジョナサン・ノーラン 、 クリストファー・ノーラン
  原案 : デヴィッド・S・ゴイヤー 、 クリストファー・ノーラン
  原作 : ボブ・ケイン
  製作 : クリストファー・ノーラン 、 エマ・トーマス 、
       チャールズ・ローヴェン
  製作総指揮 :
       ケヴィン・デ・ラ・ノイ 、 ベンジャミン・メルニカー 、
       マイケル・E・ウスラン
  出演 : クリスチャン・ベール (ブルース・ウェイン)
       マイケル・ケイン (アルフレッド・ペニーワース)
       トム・ハーディ (ベイン)
       ゲイリー・オールドマン (ジェームズ・ゴードン)
       アン・ハサウェイ (セリーナ・カイル)
       モーガン・フリーマン (ルーシャス・フォックス)
       ジョゼフ・ゴードン=レヴィット (ジョン・ブレイク)
       マリオン・コティヤール (ミランダ・テイト)
       キリアン・マーフィ (Dr.ジョナサン・クレイン)
  音楽 : ハンス・ジマー
  撮影 : ウォーリー・フィスター
  配給 : ワーナー・ブラザーズ
  日本公開 : 2012 年 7 月 28 日
  上映時間 : 165 分






 アメリカでの公開初日の 7 月 20 日、 コロラド州 オーロラ にある映画館での銃乱射事件で 12 人が死亡、 58 人が負傷という、アメリカ史上最悪の銃撃事件が起きたことは記憶に新しいです.
 そのため、各国でこの映画に関するいろいろなイベントが中止になったり、上映に関しても多くの影響が出ています.
 日本公開に合わせ、監督の クリストファー・ノーラン や アン・ハサウェイ が来日予定でしたが、中止になっています.
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・



 この映画シリーズ前の実写版 "バットマン" シリーズ ( マイケル・キートン 、 ヴァル・キルマー 、 ジョージ・クルーニー 主演) は、どうも日本ではアメリカほどの人気がなかったように記憶しています.
 この バットマン のオリジナル・コミックをボクは読んでいないので、まったくどんな感じで描かれていたのか不明なのですが、日本でのヒーローとはちょっと違う感じが、日本で今一つだったのかもしれません.

 一応以前の映画シリーズはすべて DVD で持っていますが、正直何度も観たいとは思いません.
 特に ティム・バートン 監督の 2 作を除くと、コミカルな部分とシリアスな部分のバランスがとても悪いように感じています.


 ところが クリストファー・ノーラン 監督で制作された "バットマン ビギンズ" 、 "ダークナイト" そして "ダークナイト ライジング" は、前のシリーズとは比べ物にならないくらい素敵な映画になっています.
 確かにダークな感じは、このシリーズを通してありますが、程よい暗さというのかなぁ ・・・・・・・・ 生身のヒーローという感じがとてもよく描かれています.


 主役の クリスチャン・ベール は、ストイックなくらい役作りしてしまう俳優なので ( "マシニスト" や "ザ・ファイター" での減量など ) 、その辺りもこの映画の中の バットマン にピッタリだったのかもしれません.






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 さて、大好きな アン・ハサウェイ です ・・・・・・ あの異様に大きい目と口がいいですね.
 "プラダを着た悪魔" がよかったですねぇ.
 そして何より、暮れに公開予定の "レ・ミゼラブル" での フォンティーヌ 役でしょう.
 すでに予告編も公開になっていますが、髪の毛をバサバサ切られちゃう ・・・・・・・ そのせいか、最近の写真はショートカットになっていますね.
 この映画はちょっと期待しています.


 そんな アン・ハサウェイ ですが、この映画ではアクション・シーンも多くあります.
 バットポット に跨ってのアクションなんかもありましたねぇ ・・・・・ でも、この バットポット に跨る姿は、ボク的には今一つでした.
 お尻つき出して走る姿は ・・・・・ あまり様になっているとは思えなかったなぁ.
 そんなアクション・シーンが満載ですが、いままでのどちらかというとお嬢様的なイメージを払拭するような演技でした.



the-dark-knight-rises-1

 公式ホームページのプロダクション・ノートを読むといろいろなことがさらにわかってきますが、この映画の多くの場面が CG ではなく実写というのがスゴイ.
 映画冒頭、飛行機での ベイン 救出も実際にスタントマンが演じていたとはちょっと驚きです.
 このプロダクション・ノートですが、映画を観てから読んだ方がいいかもしれません.


 そしてストーリーがやっぱり面白い.
 この映画を観る前に、必ず前二作をよく観ておくことをお勧めしちゃいます.
 前二作を観ないでこの映画を観ると、きっとその楽しさは半減してしまうでしょう.
 シリーズ完結と謳ってあるだけに、いろいろなことが最後につながってきます.
 これでシリーズ完結は、ちょっともったいない気がします.
 思いっきり、まだまだ引っ張れる要素がたっぷりあるんですから ・・・・・・・ .

 

 前二作とのリンクといえば、いきなり キリアン・マーフィ が出てきた時にも、 「あぁ、そうくるんだ ・・・・・」 .
 思わずニヤッとしてしまうほど.
 そして一作目にでていた ・・・・・・・・・・

 
 ただ、 マイケル・ケイン の アルフレッド がちょっとねぇ ・・・・・・ なにか中途半端な感じ.
 ベイン に関することも最後にいろいろひねりが加えてあってよかったのですが、肝心の最後のバトルが ・・・・・・
 まぁこの辺りは、全体からみれば些細なことで、映画全体はとても面白かった.
 2 時間半を超える、かなり長い映画なのですがあっという間にクライマックスという感じでした.



Dark Knight 3009

 これはもう一度ゆっくり観てみたい.
 名作とは呼ばれないかもしれませんが、映画としてとても楽しめる作品でした.
 これを観たら、もう一度 "ビギンズ" から通して観たくなります.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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