グラミー賞

Winelight





 今日は先日の土日出勤した分の代休でお休み.
 とても暑い一日になりました.

 散髪や スタバ に行ったり、ちょっとした買い物などしていたらあっという間に一日が終わろうとしています.
 平日のお買い物は人が少なくていいですね.




2014.6.26 005

 ここ数日、午後になると遠くの山はこんな雲に覆われ、遠くから雷の音も聞こえてきます.
 そういえば、もう 7 月がすぐそこまで来ています.


 今年も半年が終わろうとしていますが、ボクの場合年度末にケガで入院という大きな事件があったためか、半年がいつもにも増して早いスピードで駆け抜けた感じがしています.
 職場や役職などの大きな変化があったので、特に 4 月 5 月は訳の分からないうちに過ぎてしまった感があります.





 予約してあったアルバムが届いていました.
 日本語曲名 "クリスタルの恋人たち" が入ったアルバム.
 大ヒットした曲ですが、この日本題はないよねぇ ・・・・・・ 赤面しちゃいます.






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  " Winelight / Grover Washington, Jr. "





  1. Winelight
         (W.Eaton) ・・・・・ 7:32
  2. Let It Flow (For "Dr. J")
         (G.Washington, Jr.) ・・・・・ 5:52
  3. In the Name of Love
         (W.Salter-R.MacDonald) ・・・・・ 5:26
  4. Take Me There
         (G.Washington, Jr.) ・・・・・ 6:16
  5. Just the Two of Us
         (B.Withers-W.Salter-R.MacDonald) ・・・・・ 7:23
  6. Make Me a Memory (Sad Samba)
         (G.Washington, Jr.) ・・・・・ 6:32




  Grover Washington, Jr. (ss.ts.bs), Eric Gale (g),
  Marcus Miller (b), Steve Gadd (ds), 
  Ralph MacDonald (conga.perc.el-p),
  Paul Griffin (clavinet.el-p), Raymond Chew (clavinet),
  Richard Tee (el-p), Ed Walsh (synth), Bill Eaton (synth),
  Robert Greenidge (steel-ds), Bill Withers (vo)
  Recorded at Rosebud Recording Studio, NYC, June & July, 1980.






 とにかく、このアルバムは 5 曲目の "Just the Two of Us" が大ヒットした関係で、どうもこの曲ばかりが注目を浴びてしまっている感があります.
 流行った当時、いろいろなところでかかりまくっていたのでボクもこの曲は知っていました.

 でも最近まで Grover Washington, Jr. が歌っているものとばかり思ってました (笑)




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 正直このアルバムを購入したのは、他のアルバムの抱き合わせ購入.
 とりあえず低価格で有名なあの曲が入っているので買っておこうか程度.
 だから他の曲なんてほとんど興味も無かったし、共演者たちもまったく知らないままの購入でした.


 このアルバムを聴いたのは、今回が初めて.
 だから他の演奏を聴いてみてちょっとビックリ.

 「きちんとしたフュージョン・アルバムじゃないですか ・・・・・・」

 でメンバーを見てみたらさらに納得.
 このメンバーだったら、当然のようにそれなりの演奏になりますよね.

 1 曲目からビートの効いた ソフト&メロー 全開なんですから.
 それだけにこのアルバム・ジャケットはちょっと残念な感じがしてしまいます.

 せめて CTI のようなジャケットにして欲しかったなぁ.
 

 このアルバムは、 1981年 グラミー賞 "ベスト R&B ソング賞" と "ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞" を受賞しています.



 
Grover Washington Jr 002

 グローヴァー・ワシントン・ジュニア は、 1943 年 12 月 12 日 ニューヨーク州 バッファロー 生まれのジャズ & フュージョン・サックス奏者.
 1999 年 12 月 17 日、 ニューヨーク の CBS Studios でテレビ番組用の演奏終了後倒れ、病院に運ばれましたがその日の夜死去、死亡原因は心臓発作、 56 歳の誕生日の 5 日後のことでした.


 グローヴァー・ワシントン・ジュニア は、 スムース・ジャズ 生みの親とも呼ばれています.

 スムース・ジャズ (smooth jazz) とは、 1980 年代アメリカのラジオ局が使い始めた フュージョン のスタイルの一つ.
 フュージョン、ポップ・ジャズの流れから派生したスタイルであるフュージョンに R&B のテイストを混ぜたものが多いようです.
 ・・・・・・・・・・・・・・ と、ちょっと Wiki を参照しながら.




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 スムース・ジャズ と言ってボクが一番最初に思い浮かべるのは デビッド・サンボーン です.
 そうそう、 ケニー・G もいたねぇ.
 このあたりの線引きも、微妙と言えば微妙なんですよね、アダルト・コンテンポラリーにしてもいいでしょうし.
 ボクはこのあたりの線引き全く拘らないので、みんな フュージョン !!



 大ヒットした曲のイメージが強すぎてしまいますが、ゆっくり聴いてみるとしっかりとした演奏が収められたアルバムです.

 この軽さが、なんとも心地良いのです.





 さて、時刻は 20:00 、これから二話ほど "Game of Thrones" を観るとします.



21 / Adele

 連日本当に暑いですねぇ.
 扇風機しかないボクの部屋ですが、熱がこもってしまい夜もいられないほどです.
 昨夜は 9 時頃には寝室に PC 持って移動、エアコン効かせながら映画観てました.
 こういった暑さは、やる気をなくさせてしまいます.



 性格が歪んでいるせいか、ちょっと旬を外して音楽や映画など聴いたり観たりすることが結構あります.
 "池袋ウエストゲートパーク" や "コード・ブルー" なんて番組も、今頃になってしっかり観ちゃってます.
 音楽も同じで、大ブレイクしたようなアルバムも、忘れかけた頃に購入したりします.


 このアルバムもそんな一枚.





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  " 21 / Adele"




  1.  Rolling In the Deep
  2.  Rumour Has It
  3.  Turning Tables
  4.  Don't You Remember
  5.  Set Fire To the Rain
  6.  He Won't Go
  7.  Take It All
  8.  I'll Be Waiting
  9.  One and Only
  10.  Lovesong
  11.  Someone Like You






 ジャケット写真の下唇の下に変な白い線が入っています.
 これはボクの CD ライナーノーツをスキャンしたものですが、なぜか一番の表紙部分だけ折れた跡があったためです.
 返品も考えたけれど面倒なので止めました.



 このアルバムが発売されたのは 2011 年 1 月.
 アデル にとっては、自身 2 枚目のアルバムですが、ビックリするくらいのヒットアルバムになりました.


 主な "21" の記録は、
 ・ 全世界セールス 1600 万枚突破 ! 2011 年世界売上第 1 位 !
 ・ 第 54 回グラミー賞、主要 3 部門含む 6 部門でノミネート & 受賞 !
   年間最優秀レコード賞: "ローリング・イン・ザ・ディープ"
   年間最優秀アルバム賞: "21"
   年間最優秀楽曲賞: "ローリング・イン・ザ・ディープ"
   最優秀短編音楽ビデオ: "ローリング・イン・ザ・ディープ"
   最優秀ポップ・パフォーマンス賞(ソロ): "サムワン・ライク・ユー"
   最優秀ポップ・アルバム賞(歌唱): "21"
 ・ブリット・アワード 2012、主要 3 部門でノミネート!
 ・全米 1 位 (17 週) 全英 1 位 (20 週) 他、全世界 20 ヶ国で 1 位 獲得 !
 ・全米チャート史上最長 39 週連続で TOP 5 入り!
   マイケル・ジャクソン "BAD" の 38 週を抜いて、歴代 1 位!
 ・全英では発売後 11 週連続で 1 位獲得 !
   マドンナの 10 週連続を抜いて、女性アーティストとして歴代最高記録 !
 ・アルバム、シングル共に UK チャートで 2 タイトル同時に TOP 5 入り !
   ビートルズ以来 47 年振りのギネス認定記録達成 !
 ・全英セールスは 390 万枚を越え、 21 世紀 UK で最も売れたアルバムに !




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 アデル の全身像って、今まで気にも留めていなかったんだけれど、彼女の写真を探していろいろ見てみたら、かなり巨漢という感じですね.
 アルバムジャケットだけ見ていると、とてもそんな感じはしなかったんですが. 




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 かなり大きいですね (笑)

 アルバムタイトル曲で代表曲でもある "Rolling In the Deep" は当然素敵なんですが、ボクはちょっと渋めの "Don't You Remember" や "Set Fire To the Rain" がお気に入り.

 "Rumour Has It" のメロディがスローテンポなバラードにに変わるところも素敵.
 

 声量もあるし、ちょっとハスキーな感じもいいです.
 ジャズやロックではなく、どちらかというとポップス的なアルバムですが、とても聴き易いいいアルバム.

 大ヒットするのもわかるような気がします. 






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 昨日から暑さがハンパありません.
 今日もお休みだったのですが、さすがに外に出ようなんていう気力も無いので家でのんびり勉強など.

 ところがエアコンのないボクの部屋じゃ暑さがこもってしまい、扇風機だけでは部屋にいても熱中症になってしまいそうです.
 仕方ないのでリビングに移動して、ダイニングテーブルでお勉強.




 それにしても、いつまでこんな暑さが続くのかなぁ.


 秋田や岩手では今まで経験したことのないような大雨で大きな被害が出ていますが、ボクの住んでいる辺りはまとまった雨が降りません.
 梅雨が明けるのも異常に早かったし ・・・・・・・・・・


 地球温暖化の影響なのでしょうか.

Superstition

 今日も寒かったですね.
 でも、今年の冬はかなり雪が少なくて車の運転などは楽です.
 このまま春になればいいのですが、そうは問屋がおろさないでしょうね.



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 "Classic Album Selection (1972-1976) / Stevie Wonder" というボックス・セットです.
 ボク個人的にはこの時代が一番輝いていた時代ではないかと思っています.
 いずれも有名なアルバムばかりです.
 この 4 タイトルで、購入時の価格が 2,400 円なのですから、買わない手は無いですね.

 以前持っていた "Songs in the Key of Life" が入っていたので購入しようと思った一番の動機.
 この "Songs in the Key of Life" はもう説明することがないくらい有名なアルバムで、名曲がゴロゴロ入っています.
 ちょうど Eagles の "Hotel California" のほぼ同時期のリリースだったため、ランキングではガチンコ勝負になってしまいましたが、奏法のアルバムともに '70 年代を代表するアルバムですので、止む無しですね.



 このボックスに入っている 4 タイトルは、

   " Talking Book " (1972)
   " Innervisions " (1973)
   " Fulfillingness' First Finale " (1974)
   " Songs in the Key of Life " (1976)

 このたった 4 枚だけでも、 グラミー賞 のいくつもの賞を獲得しています.


 今夜はこの中から、 " Talking Book " を聴いてみましょう.






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    " Talking Book / Stevie Wonder "





  1. You Are the Sunshine of My Life 
        (S.Wonder) ・・・ 2:59
  2. Maybe Your Baby 
        (S.Wonder) ・・・ 6:50
  3. You and I - We Can Conquer the World 
        (S.Wonder) ・・・ 4:38
  4. Tuesday Heartbreak 
        (S.Wonder) ・・・ 3:02
  5. You've Got It Bad Girl 
        (Y.Wright-S.Wonder) ・・・ 4:59
  6. Superstition 
        (S.Wonder) ・・・ 4:26
  7. Big Brother 
        (S.Wonder) ・・・ 3:33
  8. Blame It on the Sun 
        (S.Wonder) ・・・ 3:26
  9. Lookin' for Another Pure Love 
        (Syeeta-S.Wonder) ・・・ 4:43
  10. I Believe - When I Fall in Love It Will Be Forever 
        (S.Wonder) ・・・ 4:52




  #1: Stevie Wonder (vo.Fender Rhodes.ds), 
   Scott Edwards (el-b), Daniel Ben Zebulon (conga), 
   Jim Gilstrap (first-vo.back-vo), Gloria Barley (back-vo),
   Lani Groves (back-vo) 

  #2: Stevie Wonder (vo.clavinet.ds.Moog bass), 
   Ray Parker Jr. (el-g)

  #3: Stevie Wonder (vo.p.synth)

  #4: Stevie Wonder (vo.clavinet.ds.Moog bass),  
   David Sanborn (as), Deniece Williams (back-vo),
   Shirley Brewer (back-vo)

  #5: Stevie Wonder (vo.synth.ds.Moog bass), 
   Daniel Ben Zebulon (conga), Jim Gilstrap (back-vo),
   Lani Groves (back-vo)

  #6: Stevie Wonder (vo.clavinet.ds.Moog bass), 
   Trevor Laurence (ts), Steve Madaio (tp)

  #7: Stevie Wonder (vo.clavinet.ds.harmonica.Moog bass)

  #8: Stevie Wonder (vo.p.ds.Moog bass.synth),
   Jim Gilstrap (back-vo), Lani Groves (back-vo),

  #9: Stevie Wonder (vo.Fender Rhodes.ds.Moog bass),
   Jeff Beck (el-g), Buzzy Feton (ei-g), 
   Debra Wilson (back-vo), Shirley Brewer (back-vo),
   Loris Harvin (back-vo)

  #10: Stevie Wonder (vo.p.clavinet.ds.Moog bass)






 Stevie Wonder ・・・・・ 1950 年 5 月 13 日 ミシガン州 サギノー 生まれ、 未熟児網膜症 が原因で生まれてすぐに目が見えなくなる (保育器の酸素過量が原因という説もあるが、現在 未熟児網膜症 と酸素過量投与との因果関係は微妙なようです) .

 11 歳の時、モータウン社長の前で歌と演奏を披露し契約、 2 年後にデビュー・アルバム "フィンガーティップス" を発表し全米 No.1 となり一躍有名になる.



 この "Talking Book" は、 1972 年に発表された 15 作目のオリジナル・アルバム.
 1974 年の第 16 回 グラミー賞 で、彼自身初の受賞を果たす.
 このアルバムの 2 曲 ・・・・ "Superstition" (邦題 "迷信") が 最優秀男性R&Bボーカル賞 と 最優秀R&B楽曲賞 、 "You Are the Sunshine of My Life" (邦題 "サンシャイン") が 最優秀男性ポップ・ボーカル賞 を獲得.

 特に "迷信" は日本でも大ヒット、ボクが Stevie Wonder を知ったのも、この曲のヒットによってだったと思います.
 アルバム・ジャケットもよく覚えています ・・・・・・ シングル盤も、たしかこのデザインだったような記憶がありますが、正確ではありません.



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 で・・・・・・・・・・何と言っても "Superstition" なのでありますよ.
 ほんとに、この曲は名曲なのであります.
 Stevie が叩くドラムから、クラビネットによるリフ ・・・・・・・ この出だしの数小節だけでも、唸ってしまいます.
 この曲を聴くたびに、自然に身体でリズムを刻んでしまいます.

 1972 年 「セサミ・ストリート」 でこの曲を演奏した映像も You Tube で観ることができます ・・・・・・・ とても若いし、スマートでカッコイイですよ.
 この時のトランペットがフュージョン・トランペッターとして有名な、 チャック・マンジョーネ .


 8 曲目の "Blame It on the Sun" も、とても素敵な曲です.


 肝心のアルバムの作りですが、価格からすればかなりデキがいいです.
 見開きの紙ジャケット仕様で、 2 枚組の "Songs in the Key of Life" は 1 枚ずつに分かれています.
 各アルバムにはしっかりした歌詞カードが入っており、データもきちんと記載されています.
 もちろん International 盤なので、 CD を入れるビニール内袋はありませんが.
 内容も含めて、この 2,400 円は超お買い得でした.



 最近つくずく思うのですが、音楽的には今の音楽のほうがはるかに高度なことができるはずなのに、心に残るのは昔の曲ばかりです.

 それだけ歳をとったということなのでしょう、きっと ・・・・・・・・・・ 涙 

Evanescence の深淵

 奥様の年賀状の作成作業もようやく終了.
 ボクの年賀状と言えば、東京に行く直前クリスマスカード (ご不幸があり年賀状を出せないお宅には、年賀状と同じデザインでタイトルだけを変えて出しています) と一緒に投函.
 ところが、年賀状にメッセージを書き忘れたのを、東京で思い出した次第 ・・・・・・・・ orz .........

 デザインは毎年恒例の ・・・・・ です.



 さて年末になると、何かと物入りが多いとよく言われます.
 我が家 ・・・・・ と言うか、ボクの懐具合も正にその通りでありまして、ここにきて予約注文してあった Blu-ray や CD 等がどんどん届いています.
 カード支払いなので、支払い自体は来月なのですが ・・・・・・ 大丈夫か !?



 CD は、一気に 10 枚以上 ・・・・・・ と言っても、
 John Coltrane の Atlantic の 5 枚は廉価価格の Box 使用で、 2,125 円也 !
 Stevie Wonder 初期の "SONGS IN THE KEY OF LIFE" を含む 5 枚組は 2,592 円也 !
 そこに CTI のアルバムが 3 枚、そして Rock のアルバムが 1 枚.
 みんなで 13 タイトルが、なんと 10,000 円しないのですから.
 おまけに、クリスマスのキャンペーンか何かで、ポイントが 10 倍 ・・・・・ と言うことは、さらに 1 割引きと同じになります.
 これじゃ買ってしまうよなぁ ・・・・・ と、いつもの自己弁護.

 そんなアルバムの中で、予想に反してよかったのが "Classic Album Selection (1972-1976) / Stevie Wonder " .
 アルバムの作りが、この手の Box としては比較的よく、あの "SONGS IN THE KEY OF LIFE" も二つのジャケットに分かれて入っていました.
 このアルバムに関しては、きっと来年に.





 で、今夜はこの CD の中の一枚 ・・・・・ いつもとは毛色の違ったロックです.
 以前から欲しかったアルバム、ブレイクしてから何年も経ってようやくの購入です.
 最近、どうもこういうちょっと 旬 を過ぎたようなアルバムを買っている気がします.





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    "Fallen / Evanescence"




   1. Going Under
   2. Bring Me To Life
   3. Everybody's Fool
   4. My Immortal
   5. Haunted
   6. Tourniquet
   7. Imaginary
   8. Taking Over Me
   9. Hello
   10. My Last Breath
   11. Whisper




   Amy Lee (vo), Ben Moody (g), David Hodges (p.key),
   Francesco DiCosmo (b), Josh Freese (ds)






 Evanescence は、 2003 年にこの "Fallen" でレコード (CD) デビュー.
 ジャンルとしては ゴシックメタル と呼ばれるジャンルに含まれます.
 黒魔術、魔女、死、赤と黒 ・・・・・ というようなイメージでしょうかね、一種独特のドロドロした感じがあります.
 ゴシックメタル って、一つ間違えると Marilyn Manson のような不快感が際立ってしまう場合もあります ・・・・ まぁ Marilyn Manson の場合は一般的に ゴシックメタル とは呼ばれず、オルタナティブ・ロック とか呼ばれるようですが、ボクは ゴシックメタル の要素も多大にあると思っています.




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 Evanescence の歌姫 Amy Lee にもそういった独特の暗さや悲しみがありますし、サウンドも結構重めの音作りしています ・・・・・・ でも非常に聴きやすいサウンドです.
 重いサウンドに、透き通るようなヴォーカルがとても心地いいのであります.
 "Bring Me To Life" では、ちょっと Linkin Park を彷彿させるようなサウンドがあったりします ・・・・ あくまでボクの受けたイメージですよ.


 バンドはこのアルバムによって、 グラミー賞 の 最優秀新人賞 と、シングルカットされた "Bring Me To Life" で 最優秀ハードロック・パフォーマンス賞 を獲得し、一躍スターダムにのし上がりました.
 今年発売したアルバムを含め、今まで出したアルバムはたったの 3 枚.
 そのいずれもが大ヒットアルバムになっています.


 1 曲目から 4 曲目までが、シングルカットされています.
 この 4 曲を聴いただけでも、このグループの音楽性が垣間見えます.
 ただ、グループのメンバー変動が激しく、現在も残っているのは Amy Lee ただ一人 ・・・・・ ということは、 Amy Lee が Evanescence そのものと言うことになってしまうのでしょうか.
 確かにすべての楽曲に彼女の名前も書かれていますが ・・・・・・ .
 一部では、いつも同じような感じ ・・・・ というようなネガティブな意見もありますが、まぁ人の好みは千差万別ですからね.



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 ジャケットが素敵です、それもとっても.
 もし Evanescence を知らなかったとしても、このジャケットだけでも買っていたかもしれません.
 映画 "スリーピー・ホロウ" の クリスティーナ・リッチ くらいインパクトあります.
 そういえば ・・・・・ この映画こそ、ゴシックメタルに相応しい映画で、ボクは大好きなのであります.
 そうそう、 "ドラキュラ (Bram Stoker's Dracula)" も完璧にゴシックメタル!!
 他には ・・・・・・・ いかん、映画の話になってしまいそうだから止めましょう.
 



 今年のクリスマスも過去のものになってしまいましたが、雪が舞う寒い冬の夜は、静かにこんなゴシックメタルを味わうのもいいものです.
 深く深く、 Evanescence の深海へと沈んでいくのです ・・・・・・・・・・

The In Crowd

 暑い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そんな言葉しか思い浮かばないような一日でした.
 こんなくそ暑い ・・・・・・ おっと失礼、相応しくない言葉使ってしまいました ・・・・・・ 日に、大事な用事で午前中はずっと屋外でしたが、よく倒れなかったものだと自分で感心してしまいます.
 当然お茶系の (お酒ではありませんよ) 水分はずっと取っていたのですが、途中からはアイソトニック飲料を摂取です.

 アイソトニック飲料は、汗がべたつく感じがする人もいるので、トライアスロンなどの水分補給では水とアイソトニック飲料両方を出して好きな方を取ってもらうようにしているみたいです ・・・・・・・ 昨年のアクアスロンで勉強しました.
 朝から汗だくだったのですが、昼ごろになったら汗もあまりかかないような感じになってきました ・・・・・・ 結構ヤバかったかも.


 今夜は早めに休むとします.
 軽めの演奏を、サラリと聴きながしてみましょうか.




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  "The In Crowd / Ramsey Lewis"




  1. The In Crowd
  2. Since I Fell For You
  3. Tennessee Waltz
  4. You Been Talkin' 'Bout Me Baby
  5. Love Theme From Spartacus
  6. Felicidade (Happiness)
  7. Motherless Child (Unreleased)
  8. Come Sunday
  9. The Party's Over (Unreleased)




  Ramsey Lewis (p), Eddie Young (b.cello), Red Holt (ds)
  Recorded Live at "Bohemian Caverns" May 13-15, 1965.





 まずアルバム・タイトルでもあり、 Ramsey Lewis といえばこの曲とも言える "The In Crowd" ・・・・・・ なのですが、どうもボクは、ご本家の Ramsey Lewis ではなく 山本剛 の演奏のほうが強力なインパクトがあります.
 その昔、 TBM から同名タイトル "The In Crowd" という名前で出ていた LP ・・・・・・・ CD 化された時にこのアルバムは 2 枚の CD に吸収され消滅、 "The In Crowd" は "Blues For Tee" というアルバムに編入されました.
 このことは以前ブログに書きましたが、とにかくこの演奏がいいんですよ.
 とてもファンキーで、ソウルフル ・・・・・・・ .
 この演奏を知ってから、 "The In Crowd" という曲が Ramsey Lewis の曲だと知った次第です.


 ただ、どうもこういった演奏はシリアスなジャズファンからは敬遠されがちでした.
 「ロックっぽいジャズなんて、ジャズじゃねぇ ・・・・ 」 なんてね (笑) .
 今になって思えば、なんて了見の狭いこと言っていたんだろうと思ってしまいますが、こういったジャズ・ファンは、その当時全国至る所にあった ジャズ喫茶 というジャズの一見さん完全お断り的な場所に、大勢生息していました.



LewisR001-2

 さてご本家 Ramsey Lewis さんの "The In Crowd" ですが、 山本剛 の演奏と雰囲気が全く同じです.
 やっぱりこういう場所が、この曲には似合うんでしょうね.
 お客さんの反応までもが、同じような反応示しています ・・・・・・ とても楽しそうですよね.
 このアルバムって、 "The In Crowd" のようなファンキーな演奏ばかりかと思うと、決してそうではなく、バラードっぽいポピュラーや映画音楽をしっとりと聴かせるような演奏も入っています.
 ただ、お客さんの反応は圧倒的に "The In Crowd" のほうがいいようですよね ・・・・・. 

 ちなみに 7 曲目の "Motherless Child" と 9 曲目の "The Party's Over" はオリジナル LP にはなく、 CD になって加えられたものです.
 このアルバムは グラミー賞 も受賞していますし、 ビルボード・チャート でも何週にもわたりランク・インしていたという、まさにビッグ・ヒット・アルバムです.


 久しぶりに聴いてみました.
 悪くはないです ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ただ、大好きなアルバムかと聞かれると、ちょっと微妙です.
 正直、どうしてこのアルバムが グラミー賞 だったのか、凡人のボクにはわかりかねます.
 同じ年の対象作品 "至上の愛 / John Coltrane" のほうが、音楽的にもずっとすごいと思うんですが ・・・・・・・


 シリアスなジャズ・ファンだけにうけるアルバムよりは、大衆受けするアルバムのほうが、グラミー賞には相応しいということなのでしょうかね.

 考えても答えは出そうにありませんので、今夜は寝るとします ・・・・・・・・ おやすみなさいませ.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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