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 連休二日目.
 この連休に実家の草刈りしようかと考えてましたが、一週間前にやってしまったので、この四日間は全く予定なし.
 新型コロナウイルス感染者も増加の一途で、出たくても出れない状況といったところかな.



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 ● July 24, 2020 AM 8:40 ●

 結構明るめの空ですが、ポツリポツリと雨が落ちてます.

 連休はいいんだけれど、いったい何の休みかよく理解してない.
 そういえばオリンピック開催で昨日が 「海の日」 、今日は 「スポーツの日」 だったんですね.



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 こういう連休は普段なかなか聴くことがないようなアルバムをじっくり聴いてみるか.
 昔通っていたジャズ屋でも、この手のビッグ・バンドってほとんどリクエストがなかった.

 でもボクはスイングや中間派といった演奏も好きなので、このあたりのビッグ・バンドもどんとこいなのです.





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  " Portraits on Standards / Stan Kenton "





  1. You and the Night and the Music
         (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・ 2:38
  2. Reverie
         (Claude Debussy) ・・・・ 2:53
  3. I've Got You Under My Skin
         (Cole Porter) ・・・・ 2:48
  4. Autumn in New York
         (Vernon Duke) ・・・・ 2:37
  5. April in Paris
         (V.Duke-Yip Harburg) ・・・・ 2:49
  6. How High the Moon
         (M.Lewis-N.Hamilton) ・・・・ 2:17
  7. Crazy Rhythm
         (I.Caesar-J.Meyer-R.W.Kahn) ・・・・ 2:57
  8. I Got It Bad (and That Ain't Good)
         (D.Ellington-P.F.Webster) ・・・・ 2:59
  9. Baia
         (A.Barroso- A.Barroso-R.Gilbert) ・・・・ 2:46
  10. Street of Dreams
         (S.M.Lewis-V.Young) ・・・・ 3:03
  11. Don't Take Your Love from Me
         (Henry Nemo) ・・・・ 3:11
  12. More Love Than Your Love
         (D.Fields-A.Schwartz) ・・・・ 2:31
  13. Alone Too Long
         (D.Fields-A.Schwartz) ・・・・ 2:34
  14. The Lady in Red
         (M.Dixon-A.Wrubel) ・・・・ 2:02
  15. Under a Blanket of Blue
         (J.Livingston-A.J.Neiburg-M.Symes) ・・・・ 2:47





  Stan Kenton (p.cond),
  Conte Candoli (tp), Buddy Childers (tp), Don Dennis (tp),
  Ernie Royal (tp), Don Smith (tp), Bob Burgess (tb),
  Keith Moon (tb), Frank Rosolino (tb), Tommy Shepard (tb),
  George Roberts (b-tb), Don Carone (as), Lee Konitz (as),
  Zoot Sims (ts), Ed Wasserman (ts), Tony Ferina (bs),
  Sal Salvador (g), Don Bagley (b), Stan Levey (ds)

  # 1 - 8 : Recorded on July 8, 1953.
  # 9 : Recorded on April 8, 1953.
  # 10 : Recorded on September 20, 1951.
  # 11 - 14 : Recorded on March 31, 1954.
  # 15 : Recorded on May 6, 1954.





 オリジナル・アルバムは、 1953 年に Capital レーベルから 10 インチ LP でリリースされました.
 8 曲目までがその時のオリジナルで、その後 12 インチ LP になった時に 3 曲追加、さらに CD 化で 15 曲になったようです.

 ジャケットはそんな 12 インチのジャケット・デザインです.





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 このアルバムは 1 曲目のタイトルまんま 「あなたと夜と音楽と」 って感じのアルバム.
 すでに古典ともいえる、古き良き時代のビッグバンド.

 演奏される曲はすべてスタンダードばかり.
 スタン・ケントン と言えば、どうも先鋭的とか、前衛的とかって感じで、作るアルバムもコンセプト・アルバムっていうイメージが連想されます.
 でもこのアルバムに至っては、オリジナルの演奏は一曲もなく、本当に普通のビッグ・バンド演奏です.

 それぞれの演奏は 3 分前後で、すごく短く感じます.
 ところどころにソロが入っていますが、ワンコーラス程度でもう少し聴きたいなぁと思ってしまう.

 

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 ● Stan Kenton Orchestra, 1947. Photo by William P.Gottlieb ●

 スタン・ケントン ですぐに思う浮かぶのが ケントン・ガールズ .
 もちろん スタン・ケントン の恋人たちではありません.

 このバンドの歌姫として活躍していた彼女たちのことを指してます.
 特に アニタ・オデイ (1944-1945) 、 ジューン・クリスティ (1945-1951) 、 クリス・コナー  (1953) 、 アン・リチャーズ (1955) の四人は有名ですね.
 この四人の中でボクが一番好きなのは ・・・・・ クリス・コナー かな.


 ケントン・ガールズ とともに有名なのがバンドのメンバーたち.
 このアルバムでも コンテ・カンドリ 、 ズート・シムズ 、 リー・コニッツ 、 サル・サルバドール といった、ウエスト・コースト・ジャズを代表するようなミュージシャンが.

 それだけに、もう少しソロ聴きたいんだけれどなぁ.



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 ダンスのためのバンドから、演奏を聴かせるためのバンドを目指した彼の功績は大きい.
 さらに ケントン・ガールズ や アート・ペッパー をはじめとしたバンド・メンバーの発掘など.

 このアルバムの演奏も、俗にいうビッグ・バンドらしい演奏ですが、年代などを考えた時に洗練されたアンサンブルなど、聴きどころはたくさんあるんじゃないかな.


 全曲スタンダードというのがいい.
 ボクの大好きな "Autumn in New York" が入っているところがいい.


 そしてまさに 「あなたと夜と音楽と」 そのものなんだな.




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 基本的にお金持っていてもできるだけカード支払いするようにしています.
 車検や12ヵ月点検の時にキャッシュバック使えるので、 EOS R6 のような高額商品も、当然カード使って一括支払いです.


 新型コロナの影響でここ数か月どこにも出かけないのでお金も使わない.
 来月のカード支払いに至っては、なんと 2,000 円弱 ・・・・ 一瞬、一桁間違っているかと思っちゃいました.




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 そんなこともあって、ついついポチりました.

 今までずっとリクライニングもない、子供の学習机用いすを使ってましたが、さすがにガタついてきたので.
 Amazon でいろいろ見てみましたが、どれも似たような感じです.

 一応予算 20,000 円以内で評価がよさそうなものを、適当にポチりました.



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 工具も付いているので、組み立ても結構簡単.

 ですが、一か所だけネジを入れるほうにバリがあってどうしてもネジが入らず.
 ヤスリでバリを取ってなんとか完成.

 この作業なければ 40 分くらいで終わったのに.



 当然ですが以前よりずっと座り心地いい.

 でも狭い部屋がさらに狭くなった感は否めないなぁ ・・・・・




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