ジャケ買い

Jazz Singer

 台風がやってきました.
 今日の我が家周辺は、お日様が出たり、曇ったりで、とにかく風の強い一日でした.
 夕方からは一気に黒い雲になり、今にも降り出しそうです.

 夜からは本格的な雨模様のようですが、週末はどうなのでしょ.
 大事な屋外でのイベントがあるので、なんとか降らないでほしいものです.



 ようやくジャケットのスキャナ取り込み作業が終了.
 結局、ジャズアルバムすべて取りこんでしまいました.
 何かをやり出すのは、とても腰が重くなかなか動かないのですが、やり始めると一気にやってしまう性格です.
 そして、結構こういった単純作業が向いているなぁと自己分析 (笑)




 取り込みながら一枚一枚見てみると、思わぬ発見がたくさんあります.
 ジャケットに小さな折れ目があったり、隅のほうに小さな文字でデザインや写真撮影者の名前が書いてあったり ・・・・・・・・ .
 こんなことは、きっとスキャナで取り込んだ大きな映像を見なかったら気がつかなかったでしょう.


 改めて素敵なジャケットだと思うものもたくさんありました.
 iTunes でジャズを流しながら行ったのですが、映像を取り込んでいる最中にちょうど流れたのがこのアルバムの一曲でした.
 かなり低い確率の偶然ですね.


 そう言えばこのアルバムも、完全なるジャケ買いでした.
 





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  " Jazz Singer / Rosemary Clooney "





  1. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
      (D.Ellington-I.Milles) ・・・・・ 2:48
      Rec: January 27, 1956.
  2. I'll Be Around
      (A.Wilder) ・・・・・ 3:27
      Rec: June 5, 1951.
  3. How About You?
      (R.Freed-B.Lane) ・・・・・ 2:26
      Rec: Februay 16, 1957.
  4. Blues in the Night
      (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 3:34
      Rec: April 25, 1952.
  5. Memories of You
      (A.Razaf-E.Blake) ・・・・・ 3:34
      Rec: November 14, 1955.
  6. I'm Checkin' Out , Goombye
      (D.Ellington-B.Strayhorn) ・・・・・ 3:09
      Rec: January 23, 1956.
  7. What Is There to Say?
      (E.Harburg-V.Duke) ・・・・・ 3:21
      Rec: February 16, 1957.
  8. The Lady Is a Tramp
      (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 2:05
      Rec: June 5, 1951.
  9. Bad News
      (J.Livingston-E.Evans) ・・・・・ 2:04
      Rec: June 1, 1953.
  10. Hey Baby
      (D.Ellington) ・・・・・ 3:52
      Rec: January 27, 1956.
  11. It's Bad for Me
      (C.Porter) ・・・・・ 2:55
      Rec: November 14, 1955.
  12. A Touch of the Blues
      (E.Wilcox-D.George) ・・・・・ 3:02
      Rec: June 23, 1954.
  13. Together
      (B.DeSylva-L.Brown-R.Henderson) ・・・・・ 2:42
      Rec: February 16, 1957.
  14. Learnin' the Blues
      (D.Vicks Silver) ・・・・・ 3:49
      Rec: June 10, 1955.
  15. Don'cha Go 'Way Mad
      (A.Stillman-P.Mundy) ・・・・・ 2:09
      Rec: June 16, 1957.
  16. Sophisticated Lady
      (D.Ellington-M.Parish-I.Mills) ・・・・・ 2:57
      Rec: January 23, 1956.
  17. Come Rain or Come Shine
      (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 1:58
      Rec: June 29, 1956.
  18. Goodbye
      (G.Jenkins) ・・・・・ 3:10
      Rec: November 14, 1955.





  Rosemary Clooney (vo)
  Benny Goodman Sextet
  Duke Ellington and his orchestra
  Paul Weston and his orchestra
  ・・・・・・・ and others








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 ローズマリー・クルーニー は 1928 年 5 月 23 日 ケンタッキー州 メイズヴィル 生まれ、 2002 年 6 月 29 日肺癌のため 74 歳で亡くなりました.
 1951 年に "Come On-a My House(家へおいでよ)" がビルボード・チャートで全米第 1 位になり、歌手だけではなく映画やテレビにも出演しました.
 このアルバム・タイトルのような ジャズ・シンガー というよりはポピュラー歌手と言ったほうが正しいかもしれません.
 ただ、このあたりの線引きは結構アバウトなようですので、この時代の多くの歌手たちはジャズとポピュラー・ソングのどちらも歌っていたような感じですか.


 有名な俳優 ジョージクルーニー の伯母ということでも有名です.
 そんなこともあってか、ジョージ・クルーニーが一躍トップ・スターになった TV 番組 "ER" にもゲスト出演していました.




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 これがその時の写真 ・・・・・・・ ジョージ・クルーニー が若いですな.
 もう 20 年近く前の番組ですよね.
 ローズマリー は、たしか認知症で徘徊癖がある元歌手を演じていたと思うんだけれど.
 


 ローズマリー だって、若いころはこんなんでした ・・・・・




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 このアルバムも、そんな ローズマリー の美しさに惹かれて購入.
 正確には、ジャケット写真の良さとアルバム・タイトルと言ったほうが正しいでしょう.


 彼女の死後発売されたアルバムで、 1950 年代のいくつかの演奏から集めてきたオムニバス盤.
 内容はジャズのスタンダードが中心になっています.
 一曲目から エリントン の代表的ナンバー "スイングがなければ意味がない" ・・・・・・
 おまけにボクの大好きな ベニー・グッドマン の "メモリー・オブ・ユー" まで.
 
 こういったジャズのスタンダードを寄せ集めたからこのタイトルなのでしょうか.


 そういえば、彼女のアルバムはこれ一枚.
 一体どんなアルバムがあるのかもわかりません、当然代表的なアルバムも知りません.
 でもまぁ、このアルバム聴く限り歌はうまいですよね.

 そして時折聴こえてくる ベニー・グッドマン・セクステット の演奏が、これまたナイス.
 寄せ集めのオムニバスで、時代的にもちょっと古臭い雰囲気はあるものの、歌やバックの演奏などそれなりに楽しめるアルバムでした.




 そういえば、昨年 11 月に予約した "Sonny Clark Trio" の発売が、延期また延期.
 一応 7 月 1 日予定になっていますがどうなることやら.
 予約時の価格が結構安かったので、キャンセルしないで待ち続けることにしましょう.


 本当に発売されるのだろうか ・・・・・・・・ 苦笑

The Cool Voice Of Rita Reys No.2

 いいですね、こういう感じのヴォーカル.
 昨日の Blossom Dearie とはかなり違う歌声です.
 単純にどっちが好き ? ・・・・・ って聞かれたら、きっとこっちが好き、って言うでしょうね.




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   " The Cool Voice Of Rita Reys No.2 "





   1. Old Devil Moon
           (Harburg-Lane) ・・・・・ 2:41
   2. Star Eyes
           (Raye-De Paul) ・・・・・ 4:18
   3. The Song Is You
           (Hammerstein-Kern) ・・・・・ 3:12
   4. Keepin' Myself For You
           (Clare-Youmans) ・・・・・ 3:10
   5. Falling In Love With Love
           (Rodgers-Hart) ・・・・・ 2:33
   6. Spring Can Really Hang You Up The Most
           (Wolfe-Landesman) ・・・・・ 3:56
   7. He's My Guy
           (Raye-De Paul) ・・・・・ 2:22
   8. There Is No Greater Love
           (Symes-Jones) ・・・・・ 3:19
   9. Please Be Kind
           (Cahn-Chaplin) ・・・・・ 4:06
   10. Where Are You?
           (Adamsom-McHugh) ・・・・・ 3:44
   11. They Didn't Believe Me
           (Reynolds-Kern) ・・・・・ 3:14
   12. Only A Moment Ago
           (Ager-Rose) ・・・・・ 3:05




   Rita Reys (vo), 
   Pim Jacobs(p), Ruud Jacobs(b), Wessel Ilcken(ds)
   #1-6 : Tom Dissevelt And His Orchestra
   #7-12 : Jan Corduwener And His Orchestra
   Recorded at Hilversum, Netherland, March 25 & 27, 1957.







 彼女のホームページに書かれているディスコグラフィを見てみると、アルバムタイトルが "Her Name is Rita" になっています.
 さらに曲順も違いますので、こちらの CD のほうが曲順を入れ替えてあるんじゃないかと推測されます.
 演奏ごとにまとめたんでしょうね ・・・・・・ オリジナルのアナログ盤では、これらの演奏が混ざって A・B 面に入っていたようですから.



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 ジャケットがいいですね ・・・・・ ある意味で、ジャケ買いだったので.
 普通の横顔なんですが、モノトーンな全体の雰囲気がいいなぁ.

 Rosemary Clooney のアルバムで "Jazz Singer" と言うアルバムがありますが、そのアルバムもジャケットの雰囲気はこのアルバムに似た感じで、ボクは大好き.
 いかにも一昔前のジャズ・シンガー ・・・・ って雰囲気が漂っている感じです.



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 リタ・ライス (Rita Reys) は、1924年12月21日オランダのロッテルダム生まれのジャズ・シンガー.
 1960 年に "Europe's First Lady of Jazz" の称号を受けている、とても息の長いシンガーです.

 彼女のホームページも "Rita Reys Official Website for Europe's First Lady of Jazz" となっています.
 このホームページ、できれば英語で作って欲しかったなぁ ・・・・・ と思ってよく見たら、英語版サイトもありました.


 1943 年、後年彼女の夫となるジャズ・ドラマーの Wessel Ilcken と出会ってから彼女のジャズ・シンガーとしての経歴が始まったようです.
 もともと彼女の両親は、父親が指揮者でありヴァイオリン奏者、母親はダンサーだったので音楽的な才能は持ち合わせていたのかもしれません.
 ただ、家ではまったくジャズが聴かれることはなかったようですね.


 ちょっとハスキーな感じが所々にあるので、アルバム・タイトルも Cool Voice なのでしょうか.
 とても聴きやすいヴォーカルで、癒されちゃいますね.
 ちょっと ヘレン・メレル 系とでも言うのかなぁ ・・・ ヘレン より爽やかな感じではありますが.
 "Falling In Love With Love" の聴き比べも面白い.

 録音されたのが半世紀も前なので、アンサンブルなどはちょっと古臭さがありますが、最近ではこういった古臭さも心地良く感じてしまいます.



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 オリジナル盤の一曲目は軽快な "He's My Guy" 、そしてスローな "Please Be Kind" と続きます.
 CD の曲順も悪くはないと思いますが、やっぱりオリジナル盤の曲順のほうがいいんじゃないでしょうか.
 曲順って、そのアルバムの意図するものが見え隠れする、かなり大事な要素だと思うんですよね.

 一番それを感じたのが、Blue Note の "The Amazing Bud Powell, Vol. 1 (BLP-1503)" でした.
 ボクの持っている CD はボーナス・トラックがごっそり入った Import 盤ですが、ボーナスが多いのはいいんだけれど、その関係でオリジナル盤の曲順とはまったく違っています.
 "Un Poco Loco" も続いていないんですよねぇ ・・・・・ 涙


 話をこのアルバムに戻します、曲順の変更はあるもののとても気持ちよく聴くことができるアルバム.
 彼女の一枚目のアルバム "The Cool Voice Of Rita Reys" はこのシリーズではありませんが、早速 Amazon で予約しておきました.
 それともう一枚、彼女の代表作 "マリッジ・イン・モダン・ジャズ" もね ・・・・・・・・・







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 午前中の空です ・・・・・ 写真はかなり明るい感じですが、肉眼だともう少し曇った感じでした.
 今朝は団地内の草刈り作業があったのですが、一週間間違えていて、外の声で目が覚めたのですが、すでに作業が始まっていたので出不足金を支払うことにして、作業はパスです.

 
 そんなおとぼけな朝だったのですが、午前中はなぜか事務仕事がはかどりました.
 いつもの講習会 関連の事務なのですが、すでに 12 月のコースの資料作り.
 この講習会は、指導者養成コースなのでいつもの資料とはまったく違ったものを作る必要があり、なかなか進まなかったのですが今日は午前中に一気に完成でした.


 そんな作業の合間にも facebook では、各地で開催されているいろいろな講習会の写真なんかがアップされていきます.
 救急医療関係の講習だけでも、多岐にわたりたくさんありますが、指導者の多くはみんなどこかで見たような方ばかり.
 いくつもの講習会の指導者として、週末になるとそれこそ全国を駆け回っています.


 みなさんよくそんなにもいろいろできると、ボクはいつも感心してしまいます.
 ボクも少し前まではいろいろなことをやっていましたが、歳のせいか今は いつもの講習会 だけで十分です ・・・・・ というか、これだけでいっぱい、いっぱい.

  家でボーっとしたいし、
  ジャズもゆっくり聴きたいし、
  映画ももっと観たいし、
  スタバでのんびりお茶したいし、
  山にも登りたいし、
  仕事もそれなりにしたいし ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 そう考えると、今以上のことはしない方が無難ですね.
 そういっている割には、まったく新しいことを目論んでいたりして ・・・・

 相変わらずの 自虐 状態です (笑)

オヤジ的 "ジャケ買い" の結末 : 完結編 

 久しぶりの雨です.
 といっても、午前中もパラパラ程度で、午後には止んでいましたが.
 雨が降っても、それほど寒い感じはしませんね、やっぱり春なのでしょう.


 午前中銀行へ行って ATM から振り込み
 ところが駐車場から出ようとしたら、前の車が出れません.
 駐車券が挿入できないためゲートが開かなくなってしまいました.
 その間にも入ってくる車は次から次へと ・・・・・・・
 一応、業者に電話でトラブルの連絡をしたようですが、いつになったら来るのかもわかりません.


 結果的には入ろうとした車にゲートの棒だけを上げさせ、ゲートが閉まらないように交代で棒を持ち上げたまま、進入口からみんなで車を出しました.


 やれやれ、な土曜日でした.






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  "Jo Ann Daugherty Debut"




  1. Tyrone   
  2. Hold My Hand
  3. Taking a Chance on Love
  4. Beautiful Love
  5. First Fall
  6. J.R.   
  7. Proem
  8. Rainbow in the Rearview Mirror
  9. Infant Eyes   
  10. Turnaround
  11. Rainbow (reprise)




  Jo Ann Daugherty(p), Shawn Sommer(b), Ryan Bennett(ds)
  Recorded November, 1999 & February, 2000.








 さてさて、この CD ですね ・・・・・ .
 Jo Ann Daugherty のデビュー・アルバムです.
 ボクは知りませんでしたが、 "ジャズ批評 158 号" に取り上げられたせいか、日本からの注文がかなり多く本人たちが驚いていたということを、先日のブログへの書き込みコメントで知りました.

 まぁ、ボクの場合は完璧な "ジャケ買い" でしたが ・・・・ (笑).
 現在この CD は、 HMV でも Amazon でも、入手困難のため購入できないようです.
 やっぱり製作が追いつかないのでしょうかね.




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 今家にあるものを並べてみますね.
 全く同じですね.




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 中に入っている Disk の印刷も、御覧の通りまったく一緒.
 多少ディスクの色合いが違ってはいるものの、どこから見ても同じアルバムですよね.


 ところが ・・・・・・・ !
 いざ聴いてみると演奏は全く別なんですよね.
 このことについては、前に書いたので今日は書きませんが.


 ようやくきちんとプレスされ、数日前にやってきた正真正銘のトリオ演奏を聴いてみることにします.
 こういうことがあったので、どうしてもちょっとばかり構えて聴いてしまいそうではありますが.


 第一印象は、思っていたよりもきちんとしたピアノ・トリオの演奏でした.
 あまり口数は多い方ではありませんが、所々男心をくすぐるような
フレーズが口をついて出てきます.
 ちょっと独特なフレーズが出てきたりして、思わず 「おやっ ・・・ 」 って苦笑いしてしまいます ・・・・ このあたりは、美女の役得でしょうか (笑).
 もう少し饒舌だともっといいのですが、デビュー・アルバムですのでこのくらいがいいのかな.
 間の取り方が、ちょっとばかり考えながら弾いているような感じがありますね.
 全体的にミディアムテンポな曲がズラリと並んでいるので、もっともっとテンポの速い曲を聴いてみたくなります.
 選曲をもう少し考えれば、もっと聴き応えのあるアルバムになると思うのですが.


 それと、このアルバムでのドラムがボクはちょっとダメ.
 うまいとか下手とか、ボクはよくわかりませんが、ボクの感性とはちょっと違うかなという感じですね.
 もう少し違ったメンバーで聴いてみたいものです.




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 このアルバムの今までの経過を思い返すと ・・・・
 きれいな若い娘に、下心ありありで近づいていったら、強烈な肘鉄を食らった感じ ・・・・・

 でもまぁ、その肘鉄もちょっとばかり魅力ある女性の香りが漂っていますね ・・・・
 ポジティブに考えると、こんな変な CD はプレミアムになるかもしれません.


 雨が止んで、ちょっと重めの雲の土曜日に、一人聴くにはいいかもしれません.




 とうことで、 "完結編" というほど大層な内容ではありませんでしたが、ようやく欲しいアルバムが、きちんとした姿で手元にあります.

 これで "Lover Come Back To Me" でも入っていたら、笑っちゃうんですがね ・・・・・ (笑)

オヤジ的 "ジャケ買い" の結末

 雪です ・・・・ それも、この冬一番の雪.
 こういう時に限って奥様はお泊りでスキーに行ってしまったので、ボクは朝から雪かきです.
 午前中は空も明るくなりかけ、晴れるのかと思ったのですが、午後からはまたまたどんよりとした曇り空、空からは雪が舞い落ちています.
 ただ、気温は高めですので、陽が出ていなくても雪は結構解けました.



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 以前に書いた "ジャケ買い" したアルバムが、発売予定より 10 日ほど遅れ、ようやく届きました.
 まったくと言っていいほど事前情報なし.
 ただ "きれいだから" 、たったそれだけで Click したアルバムです ・・・・・ 男気というやつですかね (笑) .
 で、そのアルバムがこれっ !!


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 Jo Ann Daugherty というピアニストのデビュー・アルバムで、トリオ演奏のアルバムです.

 どうでしょう、きれいな方ですよね.
 基本的にショート・カットの似合う女性が好きです ・・・・ このジャケットは普通の長さを上にまとめ上げているので、ショート・カットに見えるだけですが.
 きりりとした顔立ちが大好きです.

 完全に ツボ です ・・・・・
 故に久しぶりの ジャケ買い !!!


 今までの人生の中で、どうもボクはこういうきれいな方には苦い経験しかなくて、泣かされてきてます.
 まぁ、さすがに CD は大丈夫だと思っていたのですが ・・・・.









 やっぱり、きれいな女性には泣かされました !!


 期待しながら CD を聴いてみると、いきなりギターが聴こえます.
 あれっ、ピアノ・トリオだったよね ・・・・・ まぁ、デビュー作だからトリオ以外の曲も数曲入れたのかな〜、なんて聴いていますと.
 次の曲ではホーンが入っています ・・・・・ ええっーーーー.
 CD 出して印刷された面を見ても、ちゃんとこの CD のデータが書いてありますし、ジャケットと同じ顔がそこにも印刷されています.

 でも CD やジャケットには 11 曲と表示されているのに、 CD プレイヤーの表示は 9 曲 ???
 おまけに曲の時間も全然違います.


 もしやと思い、もう一枚のアルバム "Range of Motion" のデータをウェブで探してみると ・・・・・・・




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 完全に演奏時間なども一致します.

 iTunes での録り込みデータも、
きちんと "Range of Motion" と一致.
 とどめは Amazon で視聴してみたら完璧でした.
 ということは、演奏は "Range of Motion" で、それ以外のすべての部分が欲しかった "Debut" ということになります.



  グワーーーーーーーーーーーーーーーーーン


 どこまで、美女に翻弄されてしまうのでしょうか.
 ここまでされちゃうと、完全に 美女恐怖症 になってしまいます.
 本当に有り得ないです.
 早速 HMV にメールしておきましたが、折角なので iTunes に録ってから送り返すとします.
 まぁ、希少価値的な見地からは手元に持っていたいですが、きっとダメでしょうね.
 このアルバムは自主制作アルバムで、発売レーベルは Blu-Jazz 、全体の作りもそんなにいいとは言えませんので、こんなことが起きてしまったのかもしれません ・・・・ でもこのレーベルもそれなりにアルバム出しているんですがね.


 折角だから、半ばヤケクソぎみに聴いてみます.
 全体の印象としては、先日書いた Criss Cross のアルバムを連想させるような、スタンダードな演奏ですが、ホーン陣が結構頑張っている感じがします.

 3 曲目の "Harold's Tune" と、 8 曲目の "Still" はトリオ演奏でした.
 ちょっとばかり語尾がはっきりしなく、ピアノが暴れるような感じがありますが、そんなに悪くはありません.
 演奏全体とすれば、ソプラノ・サックスが入った新主流派っぽい演奏のほうがおもしろいのですが、ピアノだけみると "Still" のような演奏がいいのかも.

 このアルバムに関しては、ギター入りカルテット、ピアノ・トリオ、トロンボーンの入ったクインテット、ソプラノ・サックスのカルテットと、いろいろな編成の演奏がごちゃ混ぜになっている感じがあります.
 どうせだったら、もう少し的を絞って作って欲しかったかな.
 ギター入りカルテット演奏も、結構ゴキゲンでしたし.



 "Range of Motion" と "Debut" のジャケット写真の印象はかなり違いますね.
 確かに同じ女性なのですが、ヘアースタイルなどでガラリと変わってしまいます.

 ここまで翻弄されてしまうと、笑うしかないですね.
 美女はもう ・・・・・・・・ コリゴリです.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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