先日、またまた TBM からのダイレクト・メール.
今回は Blue Note の xrcd24 シリーズが中心の割引セールの案内でした.
少し前からお小遣いの余裕がほとんどなくなっていることと、主要なアルバムはすでに購入済みなので、今回は残念ながら見送り.
でもこういうアルバムって、次に買おうと思っても購入できないことがほとんどなんですよねぇ ・・・・・・・.
それでも、無い袖は振れない のでありまして.
そう言えば、今日のアルバムもそんな割引セールの案内で何となく購入したアルバムでした.
購入した際に一回くらい聴いただけで、演奏内容なんかほとんど忘れていましたし、演奏者もまったく知らない人ばかり.
ところが ・・・・・・・・

" North Plain (北の大地) / 中山英二 "
1. North Plain (北の大地)
(E.Nakamura) ・・・・・ 7:18
2. My Memories
(E.Nakamura) ・・・・・ 6:27
3. Summertime
(G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:49
4. Wheel of Fortune
(E.Nakamura) ・・・・・ 6:02
5. April Song
(E.Nakamura) ・・・・・ 6:13
6. Spanish Highway
(E.Nakamura) ・・・・・ 7:26
山中良之 (ts.ss.fl) # 1, 2, 4, 6, 宮野弘紀 (g) # 1. 2. 3. 6,
今田勝 (p)、 中山英二 (b), 渥美孝昭 (ds),
スザンヌ・キム (vo) # 1. 2. 5
Recoreded at Onkio Haus, Tokyo, April 3-4, 1982.

昨日、何気なく iTunes から流れた "Summertime" にビックリです.
最初は 「面白いアレンジの演奏だなぁ ・・・・ 」 なんて思っていたら、ラテン・ビートに乗りながら一気に駆け上がっていきます.
ピアノがとても軽快 ・・・・・ このピアノ、調べたら 今田勝 !!
さらに続くアコースティック・ギターのソロが、超 スパニッシュ・テイスト.
まったく新しい感じの ・・・・・ サンバ のような "Summertime" .
そしてベースが、歌う歌う ・・・・・・・
これはしっかり聴かなくちゃいかん、と最初から聴いてみました.
アルバム・タイトル曲 "North Plain (北の大地)" は、ボウイングによるソロから、これまたアップ・テンポなサンバの・リズムに変わりベースでのテーマ演奏、そしてギター、テナーのソロになっていきます.
このギターがすごいんだわ.
"Summertime" のギターと同じように、スパニッシュな演奏で、まるで パコ・デ・ルシア か ディ・メオラ か ・・・・・・ って感じ (笑) .
技巧的に云々 ・・・・ というよりは、とにかくこのギターが演奏に完璧なまでにマッチしちゃっています.
テナーもちょっと短いソロだけど、悪くない.
この人もボクはまったく知らない人でした.
そしてそれに続くベースのソロがまたまたスゴイ.
ベースによる早弾きなんだけれど、そのメロディがステキなのです.
そして最後はベースのボウイングのテーマでおしまい ・・・・・・・ スゴイ !!
この一曲だけでも、ワクワクしてしまいます.
7 分の演奏があっという間です.

中山英二は 1948 年 11 月 21 日札幌生まれのベーシスト.
若いころはかなり苦労したようで、 東京 と 札幌 を行ったり来たり.
調べてみたら、アルバムは結構出ていました.
陸前高田にあった 「ジャズタイム・ジョニー」 の自主製作アルバム "アヤのサンバ" 、 "My Present Song" の 2 枚が 中山英二 初期のアルバム.
彼はこの 「ジョニー」 に所縁の深いミュージシャン.
この 「ジョニー」 は東北でも有名なジャズ・クラブでしたが、 3・11 大震災で津波に飲み込まれてしまいました.
お店はもちろん、レコードをはじめとするすべてのものが津波に飲み込まれてしまいましたが、なんとか避難できた女性店主が、現在は仮設住宅でお店を再開しているようです.
同じようなお店が、大船渡市にもありました.
どちらのお店も、いつか機会があったらゆっくり珈琲でも飲みに行ってみたいものです.
まぁいつになるのかわからないので、自主アルバムの上記 2 枚を購入することにして Click .
このアルバムは、機会を逃すと絶対手に入りそうもありませんので.
話しを今日のアルバムに戻しましょう ・・・・・
グイグイ引っ張られてしまう一曲目の "North Plain (北の大地)" の次は、とても美しい "My Memories" .
ここでの 今田勝 のピアノも、いかにもという感じで、フルートや透き通るようなヴォーカルに融け込んでいます.
"Summertime" までの 3 曲聴いただけでも、このアルバムの良さがわかります.
一曲ごとに、聴きどころがうまく作られているという感じです.
ベース奏者のリーダー・アルバムですが、変に前面に出てしまうのではなく、とてもうまいさじ加減で良さが見え隠れしています.
このアルバムは よい !!!
購入する時は、ただこれが最後の購入機会になりそうだからと何枚か一緒に購入しただけなのですが、こんなに内容がいいとは.
さすがボクの大好きな TBM です.
久しぶりにいいアルバムを見つけたという感じなのです.
折角だからと、 TBM のアルバム・ジャケットをすべてスキャナで取り込んでみました.
こういうアルバムの写真って、かなりマイナーなのでインターネットでもヒットしないんですよね.
気持ち白っぽくなってしまいましたが、まぁそこそこキレイかな.

昨日の夜から今朝にかけての冷え込みもかなりでした.
たまには暖かい部屋の中から、いつもの 北八ヶ岳 ・・・・ 蓼科山 です.
北の大地同様に、まだまだ春は遠からじ ・・・・・・・・ です.
でも暖かい部屋の中で聴いているホットな演奏は、外の寒さをいつしか忘れさせてくれもします.
今回は Blue Note の xrcd24 シリーズが中心の割引セールの案内でした.
少し前からお小遣いの余裕がほとんどなくなっていることと、主要なアルバムはすでに購入済みなので、今回は残念ながら見送り.
でもこういうアルバムって、次に買おうと思っても購入できないことがほとんどなんですよねぇ ・・・・・・・.
それでも、無い袖は振れない のでありまして.
そう言えば、今日のアルバムもそんな割引セールの案内で何となく購入したアルバムでした.
購入した際に一回くらい聴いただけで、演奏内容なんかほとんど忘れていましたし、演奏者もまったく知らない人ばかり.
ところが ・・・・・・・・

" North Plain (北の大地) / 中山英二 "
1. North Plain (北の大地)
(E.Nakamura) ・・・・・ 7:18
2. My Memories
(E.Nakamura) ・・・・・ 6:27
3. Summertime
(G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:49
4. Wheel of Fortune
(E.Nakamura) ・・・・・ 6:02
5. April Song
(E.Nakamura) ・・・・・ 6:13
6. Spanish Highway
(E.Nakamura) ・・・・・ 7:26
山中良之 (ts.ss.fl) # 1, 2, 4, 6, 宮野弘紀 (g) # 1. 2. 3. 6,
今田勝 (p)、 中山英二 (b), 渥美孝昭 (ds),
スザンヌ・キム (vo) # 1. 2. 5
Recoreded at Onkio Haus, Tokyo, April 3-4, 1982.

昨日、何気なく iTunes から流れた "Summertime" にビックリです.
最初は 「面白いアレンジの演奏だなぁ ・・・・ 」 なんて思っていたら、ラテン・ビートに乗りながら一気に駆け上がっていきます.
ピアノがとても軽快 ・・・・・ このピアノ、調べたら 今田勝 !!
さらに続くアコースティック・ギターのソロが、超 スパニッシュ・テイスト.
まったく新しい感じの ・・・・・ サンバ のような "Summertime" .
そしてベースが、歌う歌う ・・・・・・・
これはしっかり聴かなくちゃいかん、と最初から聴いてみました.
アルバム・タイトル曲 "North Plain (北の大地)" は、ボウイングによるソロから、これまたアップ・テンポなサンバの・リズムに変わりベースでのテーマ演奏、そしてギター、テナーのソロになっていきます.
このギターがすごいんだわ.
"Summertime" のギターと同じように、スパニッシュな演奏で、まるで パコ・デ・ルシア か ディ・メオラ か ・・・・・・ って感じ (笑) .
技巧的に云々 ・・・・ というよりは、とにかくこのギターが演奏に完璧なまでにマッチしちゃっています.
テナーもちょっと短いソロだけど、悪くない.
この人もボクはまったく知らない人でした.
そしてそれに続くベースのソロがまたまたスゴイ.
ベースによる早弾きなんだけれど、そのメロディがステキなのです.
そして最後はベースのボウイングのテーマでおしまい ・・・・・・・ スゴイ !!
この一曲だけでも、ワクワクしてしまいます.
7 分の演奏があっという間です.

中山英二は 1948 年 11 月 21 日札幌生まれのベーシスト.
若いころはかなり苦労したようで、 東京 と 札幌 を行ったり来たり.
調べてみたら、アルバムは結構出ていました.
陸前高田にあった 「ジャズタイム・ジョニー」 の自主製作アルバム "アヤのサンバ" 、 "My Present Song" の 2 枚が 中山英二 初期のアルバム.
彼はこの 「ジョニー」 に所縁の深いミュージシャン.
この 「ジョニー」 は東北でも有名なジャズ・クラブでしたが、 3・11 大震災で津波に飲み込まれてしまいました.
お店はもちろん、レコードをはじめとするすべてのものが津波に飲み込まれてしまいましたが、なんとか避難できた女性店主が、現在は仮設住宅でお店を再開しているようです.
同じようなお店が、大船渡市にもありました.
どちらのお店も、いつか機会があったらゆっくり珈琲でも飲みに行ってみたいものです.
まぁいつになるのかわからないので、自主アルバムの上記 2 枚を購入することにして Click .
このアルバムは、機会を逃すと絶対手に入りそうもありませんので.
話しを今日のアルバムに戻しましょう ・・・・・
グイグイ引っ張られてしまう一曲目の "North Plain (北の大地)" の次は、とても美しい "My Memories" .
ここでの 今田勝 のピアノも、いかにもという感じで、フルートや透き通るようなヴォーカルに融け込んでいます.
"Summertime" までの 3 曲聴いただけでも、このアルバムの良さがわかります.
一曲ごとに、聴きどころがうまく作られているという感じです.
ベース奏者のリーダー・アルバムですが、変に前面に出てしまうのではなく、とてもうまいさじ加減で良さが見え隠れしています.
このアルバムは よい !!!
購入する時は、ただこれが最後の購入機会になりそうだからと何枚か一緒に購入しただけなのですが、こんなに内容がいいとは.
さすがボクの大好きな TBM です.
久しぶりにいいアルバムを見つけたという感じなのです.
折角だからと、 TBM のアルバム・ジャケットをすべてスキャナで取り込んでみました.
こういうアルバムの写真って、かなりマイナーなのでインターネットでもヒットしないんですよね.
気持ち白っぽくなってしまいましたが、まぁそこそこキレイかな.

昨日の夜から今朝にかけての冷え込みもかなりでした.
たまには暖かい部屋の中から、いつもの 北八ヶ岳 ・・・・ 蓼科山 です.
北の大地同様に、まだまだ春は遠からじ ・・・・・・・・ です.
でも暖かい部屋の中で聴いているホットな演奏は、外の寒さをいつしか忘れさせてくれもします.