慌ただしい年度末から新年度への移行時期 ・・・・・・
ようやくの休日です ・・・・・ でも明日はちょっとばかりお仕事.
なので、今日は以前からやらなくちゃと思っていた作業を少しばかり片付けて、あとはうだうだ・・・・・・
夕方からは、ゆっくりブログ更新しようと思っていたのですが、ふと見た WOWOW の映画 「少年メリケンサック」 、見始めたら最後まで見てしまいました.
結局いつもと同じような時間に、ブログ更新になってしまいました.

"Moods / The three Sounds"
1. Love For Sale
2. Things Ain't What They Used To Be
3. On Green Dolphin Street
4. Loose Walk
5. Li'l Darlin'
6. I'm Beginning To See The Light
7. Tammy's Breeze
8. Sandu
Gene Harris (p), Andrew Simpkins (b), Bill Dowdy (ds)
Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 28, 1960.
The Three Sounds は、昔ジャズ屋に入り浸っていた頃には、多分、まったく聴かなかったような気がします.
もし聴いていたとしても、まったくといっていいほど、記憶に残っていません.
少なくても、かかっていればこのジャケットは憶えていてもいいはずです.
そのくらいこのジャケットは、ボクの Blue Note のイメージからすると、特出しています・・・・"大嫌い" という意味です(笑)

今日は、昼間少し時間が空いたので "いつもの小川さん" が書いた "ジャケ裏の真実" を久しぶりにめくってみました.
こういった本は、何回も同じところを読んでいるような気がします.
ざーーーっと読んでも、多くは記憶に残らないので、また読み返す ・・・・ そうすると、ここ、読んだよねっていう感じで記憶が蘇ります.
結果的に、同じ本の、同じ場所を何回も読んでいます.
話が逸れますが、この 4000 番台の書籍は、出版社のいろいろな問題で現在は購入できないようです.
そういう意味ではいいタイミングで購入したことになります、人生での出会いと一緒で、タイミングですね.
この本の副題に 「ライナーノーツ全解読」と書かれていますが、この表現はどうなんでしょう?
ボクはこれを見たときに、全文が訳されているものと思い 1500 番台と 4000 番台の両方を、ネット購入しました.
そうしたら、一部の記載であとは著者のお話がいろいろ ・・・・・ 結果的にはこれが "いつもの小川さん" との出会いでもあったので、それはそれで結果オーライでしたが.
せめて "ジャケ裏の真実 4000 番台 ライナーノーツから聴く Blue Note" とでも書いてあると、うーーんなるほどと思えたのですが・・・・まぁ、本自体を否定している訳では決してありませんので.
話を The Three Sounds に戻しましょう・・・・
ボクがジャズ屋で "シリアスなジャズ・ファン" を気取って聴いていた頃って、このグループの評価はきっと低かったに違いありません.
だって、その頃のジャーナルなどにも、名前を見た記憶があまりありません.
さりげなく聴ける、軽く聴ける ・・・ なんて、 Modern Jazz じゃない !!
バップ、ハード・バップ、新主流派こそがジャズ !!!!
なんというような数式が、こういったジャズ喫茶などでは君臨していたような気がします.
あれからウン十年たって、初めて The Three Sounds のアルバムを聴いてみると・・・・いいじゃん、これも.
実はそんなボクが感じたことと同じようなことが、"ジャケ裏の真実" p.67 に書かれています.
でもそれは、このアルバムのところではなく "Good Deal" のところです.
ライナーノーツの訳文で、一般レヴューアーの話として、
「最初は気持ちのいいバックグラウンド・ミュージックを聴いているような感じだが、気がつくと、耳を傾け、ピアノ、ドラムス、ベースのソロとインタープレイでなにが起こっているのかに気を注いでいる自分を発見する」
本の中で "いつもの小川さん" がうまい表現といっていますが、本当にその通り.
ボクも、このレヴューアーと全く同じ聴き方をして、同じことを思っていました.
最初はかるーーーーく聴き流しているのですが、知らず知らずのうちに聴き入ってしまいます.
そんな不思議なグループでもあります・・・・
でもなぜか日本では最近までほとんど注目もされないような存在.
思うに、これってきっと、日本人的なジャズの聴き方をしてきたからでしょうね.
ジャズ=こうあるべきもの!というような聴き方をしている日本人はきっと多いはずですし、ボク自身も以前は典型的なこんな偏った聴き方でした.
でも、この聴き方が決して絶対悪ではないと思います.
ただ、最近になって "来る者拒まず" 的な聴き方をしてみると、今までの聴き方が物凄くもったいなかったようにも思えてしまいます.
"いつもの小川さん" も、ONGAKU ゼミナールや自身のブログでよく、「こういった軽いものもいいですよね、シリアスなものはもう十分聴いてきましたから・・・」といったようなことを言っています.
ボクは彼とはとても比較対象にならないほど、聴いている数は少ないのですが、それでも「軽くたっていいじゃん」というような気持ちになってきましたし、そういう演奏を聴いても十分に楽しめてしまいます.
だから Blue Note を片っ端から聴いてみようなんていう気持ちも起きてきました.
The Three Sounds に出会いました、
Fred Jackson に恋しました、
Baby Face Willette に唸らされました、
Horace Parlan にシビレました、
そして、
Tina Brooks の虜になりました・・・・・
とりあえず、今は Blue Note だけあれば十分かもしれません
でも浮気性なので・・・・・いつも隣の彼女が綺麗に見えてしまいますが・・・・・
ようやくの休日です ・・・・・ でも明日はちょっとばかりお仕事.
なので、今日は以前からやらなくちゃと思っていた作業を少しばかり片付けて、あとはうだうだ・・・・・・
夕方からは、ゆっくりブログ更新しようと思っていたのですが、ふと見た WOWOW の映画 「少年メリケンサック」 、見始めたら最後まで見てしまいました.
結局いつもと同じような時間に、ブログ更新になってしまいました.

"Moods / The three Sounds"
1. Love For Sale
2. Things Ain't What They Used To Be
3. On Green Dolphin Street
4. Loose Walk
5. Li'l Darlin'
6. I'm Beginning To See The Light
7. Tammy's Breeze
8. Sandu
Gene Harris (p), Andrew Simpkins (b), Bill Dowdy (ds)
Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 28, 1960.
The Three Sounds は、昔ジャズ屋に入り浸っていた頃には、多分、まったく聴かなかったような気がします.
もし聴いていたとしても、まったくといっていいほど、記憶に残っていません.
少なくても、かかっていればこのジャケットは憶えていてもいいはずです.
そのくらいこのジャケットは、ボクの Blue Note のイメージからすると、特出しています・・・・"大嫌い" という意味です(笑)

今日は、昼間少し時間が空いたので "いつもの小川さん" が書いた "ジャケ裏の真実" を久しぶりにめくってみました.
こういった本は、何回も同じところを読んでいるような気がします.
ざーーーっと読んでも、多くは記憶に残らないので、また読み返す ・・・・ そうすると、ここ、読んだよねっていう感じで記憶が蘇ります.
結果的に、同じ本の、同じ場所を何回も読んでいます.
話が逸れますが、この 4000 番台の書籍は、出版社のいろいろな問題で現在は購入できないようです.
そういう意味ではいいタイミングで購入したことになります、人生での出会いと一緒で、タイミングですね.
この本の副題に 「ライナーノーツ全解読」と書かれていますが、この表現はどうなんでしょう?
ボクはこれを見たときに、全文が訳されているものと思い 1500 番台と 4000 番台の両方を、ネット購入しました.
そうしたら、一部の記載であとは著者のお話がいろいろ ・・・・・ 結果的にはこれが "いつもの小川さん" との出会いでもあったので、それはそれで結果オーライでしたが.
せめて "ジャケ裏の真実 4000 番台 ライナーノーツから聴く Blue Note" とでも書いてあると、うーーんなるほどと思えたのですが・・・・まぁ、本自体を否定している訳では決してありませんので.
話を The Three Sounds に戻しましょう・・・・
ボクがジャズ屋で "シリアスなジャズ・ファン" を気取って聴いていた頃って、このグループの評価はきっと低かったに違いありません.
だって、その頃のジャーナルなどにも、名前を見た記憶があまりありません.
さりげなく聴ける、軽く聴ける ・・・ なんて、 Modern Jazz じゃない !!
バップ、ハード・バップ、新主流派こそがジャズ !!!!
なんというような数式が、こういったジャズ喫茶などでは君臨していたような気がします.
あれからウン十年たって、初めて The Three Sounds のアルバムを聴いてみると・・・・いいじゃん、これも.
実はそんなボクが感じたことと同じようなことが、"ジャケ裏の真実" p.67 に書かれています.
でもそれは、このアルバムのところではなく "Good Deal" のところです.
ライナーノーツの訳文で、一般レヴューアーの話として、
「最初は気持ちのいいバックグラウンド・ミュージックを聴いているような感じだが、気がつくと、耳を傾け、ピアノ、ドラムス、ベースのソロとインタープレイでなにが起こっているのかに気を注いでいる自分を発見する」
本の中で "いつもの小川さん" がうまい表現といっていますが、本当にその通り.
ボクも、このレヴューアーと全く同じ聴き方をして、同じことを思っていました.
最初はかるーーーーく聴き流しているのですが、知らず知らずのうちに聴き入ってしまいます.
そんな不思議なグループでもあります・・・・
でもなぜか日本では最近までほとんど注目もされないような存在.
思うに、これってきっと、日本人的なジャズの聴き方をしてきたからでしょうね.
ジャズ=こうあるべきもの!というような聴き方をしている日本人はきっと多いはずですし、ボク自身も以前は典型的なこんな偏った聴き方でした.
でも、この聴き方が決して絶対悪ではないと思います.
ただ、最近になって "来る者拒まず" 的な聴き方をしてみると、今までの聴き方が物凄くもったいなかったようにも思えてしまいます.
"いつもの小川さん" も、ONGAKU ゼミナールや自身のブログでよく、「こういった軽いものもいいですよね、シリアスなものはもう十分聴いてきましたから・・・」といったようなことを言っています.
ボクは彼とはとても比較対象にならないほど、聴いている数は少ないのですが、それでも「軽くたっていいじゃん」というような気持ちになってきましたし、そういう演奏を聴いても十分に楽しめてしまいます.
だから Blue Note を片っ端から聴いてみようなんていう気持ちも起きてきました.
The Three Sounds に出会いました、
Fred Jackson に恋しました、
Baby Face Willette に唸らされました、
Horace Parlan にシビレました、
そして、
Tina Brooks の虜になりました・・・・・
とりあえず、今は Blue Note だけあれば十分かもしれません
でも浮気性なので・・・・・いつも隣の彼女が綺麗に見えてしまいますが・・・・・