スカイレース

UEDA SKYRUN

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 ゴールデンウィークもすでに折り返しを過ぎてしまいました.
 小さな子供でもいると一日くらいはみんなでどこかにという感じで、車の渋滞に巻き込まれながら遠出となるところですが、すでに子供も大きくなった我が家ではまったく大型連休ぽくない毎日.


 サービス業の奥様は連休中も休みなしでお仕事ですが、ボクは家でグタ〜〜〜〜〜〜〜〜
 まさに 「惰眠をむさぼる」 ための連休といったところ.


 それでも写真くらいどこかに撮りに行かなければと、超重い腰を上げてみました.



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 ● 5 月 4 日 ゴールの大星神社横 ●

 お隣り 上田市 の 太郎山 を中心にした " UEDA Vertical Race 2022 第 8 回太郎山登山走 " .
 この大会は毎年秋に 東御市 祢津 から 烏帽子岳 を駆け上がる 烏帽子スカイラン と同じシリーズ大会.

 5 月 3 日は 大星神社 スタートで、 太郎山 がゴールのバーチカルレース.
 バーチカル・ノーマル (真田幸村コース) 3.7km、標高差 700m
 バーチカル・エリート (猿飛佐助) 5.0km、標高差 1000m

 翌 5 月 4 日は 大星神社 がスタート & ゴールのスカイレース.
 スカイレース・ノーマル (秋和山城コース) 18km、標高差 2000m (上り下りが数回あるため)
 スカイレース・エリート (塩尻山城コース) 25km、標高差 3000m

 特に 4 日のスカイレース エリートの部のコースは、 JSA (日本スカイランニング協会) の技術的難易度がなんと五つ星というハードなコース.
 You Tube でもコースの映像が観れますが、マジあり得ないようなところを走ったり、滑り落ちたり.



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 ● 5 月 3 日 登山者用駐車場 ●

 新型コロナウイルス感染症対策のため、スタート・ゴール地点でもある大星神社にはゼッケン着用者しか入れないため、 3 日は途中の登山道で撮ることにしました.

 車は登山者用駐車場に入れようと思いましたが、大会関係者が入っていたため道路わきに.
 この駐車場は 5・6 台でいっぱい、目の前の道路脇に 2 台程駐車できます.

 この道路をそのまま上に (写真の左側へ) 上って行っても登山道が一緒になりますが、大会で使うコースはここから東 (写真の正面奥) の登山道 「四十八曲がり」 !!
 駐車場から東に行くと 四丁丁石 あたりにぶつかります.



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 バーチカル ノーマルには子供たちもたくさん参加.
 本当に小さな子供さんも両親と一緒にハーハー息を吐きながら頂上目指してました.
 バーチカル・ノーマル コースは、全長 3.7 km なので家族みんなでも参加できます.


 ちなみに 太郎山 への登山道は、一般的には 山口 地区から登るのがメイン (表参道だったっけ) で、ボクもこの 「四十八曲がり」 登るのは初めてでしたが、傾斜がかなりキツイ.
 上に行くにつれ傾斜は緩やかになります.



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 おまけに天気が良かったので日差しが強いところと、陰になるところがあったりで ・・・・ 難しかった.
 望遠も持っていきましたが、この日はすべて EF 16-35mm F4L IS USM 、いつも広角ズームです.

 選手が来はじめると、一枚ずつゆっくりファインダー見ながら露出調整なんて余裕も全くなし.
 それでも間隔があいたところで、少しずつ上に登ってみました.

 思ったより軽快に登れたんだけど、翌日になって筋肉痛が出てきました (笑)
 下りが結構滑って危なッかしかった.



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 " 鬼滅の刃 " コスチームです.
 先頭がほとんど "貞子" に近い 竈門禰豆子 、次がガン無視の 冨岡義勇 、まったく余裕のない 煉獄杏寿郎 、 ガッツリポーズしてくれた 嘴平伊之助 .
 一番クオリティ高かったのは写真の 嘴平伊之助 .
 ただこんなの被っての山登り、マジで死にますから (笑)

 ほとんどの選手はカメラどころではありませんが、手を振ってくれたりカメラの前でポーズとってくれるのは、うれしいな.

 この日のカメラは EOS-1DX Mark ll 、レンズは一応望遠も持っていきましたが、この日はすべて EF 16-35mm F4L IS USM 、いつも広角ズームです.
 だったら最初からクソ重い望遠レンズなんて置いてけよって感じですが、ほとんど習慣になってる感じなのです.



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 この登山道は急峻な斜面なので、道幅も狭め、撮影する場所もなかなか構図的にいい場所を選べない.
 上の写真も足は急斜面でかなり不安定な場所での撮影でした.
 おまけに上からの落石もあったり.
 落石は一度足に石がぶつかりましたが、小さな石だったのでよかった.

 撮る側はまず選手の邪魔にならない場所、次は安全な場所、そして構図や光って感じ.

 この場所で撮った写真をあげた方から、斜度がわかってのでよかったと言われたので、少しは苦労した甲斐があったかな.
 選手はカメラの数十センチ前を通過していくので、望遠レンズなんてとても使えないです.



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 ● スイーパー ●

 この日のゴールは太郎山山頂だったので、スイーパーが登ってきたところで撮影終了.
 急斜面を下りるほうがどっと疲れました.



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 翌日はスカイレースでスタート時間も 7 時 45 分と早かったので、 6 時頃には駐車場から登り始めて 太郎山 山頂で撮影、下ってゴール地点でもう一度撮影の予定.

 でしたが、前日の疲労のせいか目が覚めたら 6 時回ってました.
 ボクの亀足では上るのも時間がかかるので、そこから出かけてもとても先頭グループの写真を撮るのは無理.

 ということで、ゴールの 大星神社 横で撮影することにしました.



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 最初だけ広角ズームでローアングル撮影.
 ですが、 EOS-1DX Mark ll はバリアングル液晶ではないので、完全なノー・ルック.
 感覚だけで数枚撮影してみましたが、なんとか画角に収まってくれました.


 しかしさすがにみんなこれだとリスクが多すぎるので、メインは EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ・・・・ 望遠ズーム使用しました.



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 ゴールデンウィークの影響でしょうか、 上田 までの 浅間サンライン も微妙に混んでいて、 11 時 30 分前には撮影している予定が結構遅れてしまいました.

 後でリザルト見てみたら、ボクの部下だった M 君がな・な・なんとスカイレースノーマルで見事 3 位になってるじゃないですか.
 ボクが撮影場所に着いた時にはすでにゴールした後でした.
 せっかくの雄姿を写真に収めることができませんでした、残念.

 秋の烏帽子で表彰台に立つところをぜひ撮りたいものです.



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 ということで、春の 超ド M な大会は終了.
 ド S なボクは選手たちの苦悶する顔を撮りまくってきました (笑)

 この後は秋も終わりに近づく10月30日の 烏帽子スカイラン .
 こちらは今年も半強制的なボランティアの予定.

 まぁ冬お世話になるので断れないっス.



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EBOSHI SKYRUN 2020

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 10 月 30 日の夕方、金曜日のお仕事も終わって「さて、土日のんびりするぞ ・・・」
 なんて部屋でのんびりしてたら、冬お世話になっている TQO 君から電話.
 普段かかってこない電話なので、微妙に嫌な予感 ・・・・・・ 選挙のことかと思っちゃいました.


 話を聞くとなんでも日曜日のイベントの救護スタッフがドタキャンになったので、何とか手伝ってくれないかと ・・・・ さらに、合間合間で写真も撮れますからと甘い言葉.

 まぁ冬の 湯の丸 では大変お世話になっているので、こんな時くらいはちょっとお手伝いしてあげようかと、とっても重い腰持ち上げました.



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 ● EBOSHI SKYRUN 2020 ホームページから ●

 今回お手伝いしたイベントは、 EBOSHI SKYRUN 2020 -第 3 回 烏帽子岳登山競走- という スカイランニング (快速登山) の大会です.

 タイトルにもなっている EBOSHI とは、 東御市 と 上田市 の境にそびえたつ標高 2,066m の 烏帽子岳 のこと.
 その隣には 湯の丸山 もあり、この地域のシンボル的な存在なのです.
 ボクらの市でも小学校登山と言えばこの 烏帽子岳 で、ほとんどの方が一度は上ったことがあるでしょう.
 そうはいっても 2,000m を超える山です.

 そういうことを知っていると、そこを駆け上るなんてことがいかに ドM なのかと思っちゃいます.



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 ● EBOSHI SKYRUN 2020 ホームページから ●

 さてこのレースですが、土曜日には 上田市 の 市民の森 から 烏帽子岳 山頂まで駆け上るバーティカルレース (全長 7.5 km、標高差 1,200 m) が行われ、翌日の日曜日はスカイレース (山頂コース:全長 25 km、標高差 1,550 m、山の神コース:全長 8 km、標高差 450 m:) でした.

 上の写真の実線が 山頂コース になります.
 ボクなんか、これ見ただけでとても歩きたいとも思わない.

 点線のコースは 山の神コース で、こちらだったら走ることはできませんが歩いてだったら行けそうです.



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 お手伝いしたエイドは山頂までのほぼ中央あたりの林道上.
 このエイドから山頂まで約 4.5 km の場所.

 業務は何かあった時の救護、エイド業務とゼッケンチェック.
 まぁ救護に関しては、上りの中間付近の場所なので、さすがにこの段階でケガをするような人はいないだろうな.
 ケガをするとしたら、間違いなく疲労がたまった下りかな.

 7:30 に集合し、通行止めのゲートを開けて林道へ.



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 この林道、一般車両は入れませんが、この時期ここの景色がすごい.
 エイドあたりは視界が遮られて景色はいま一つですが、紅葉がとてもきれいです.
 途中伐採されて景色が広がる場所がありましたが、毎日家から見る 蓼科山 とはちょっと違う雰囲気で、とても素敵でした.

 ただ道路は整備されていないので、途中わだちが深いところもあり、軽トラックでもお腹をこすったりします.
 さらに落石もあったり.

 とても普通車では行く気になれませんね.



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 エイドの準備して選手がやってくるのを待ちます.
 ゼッケン・チェックは最初だけ一人でやってましたが、通過者が増えるととても一人だと無理.
 ということで、ボクがカメラ持ってちょっと下に下りてゼッケンの確認して上に伝える.

 この時に役に立ったのがカメラの望遠レンズ.
 遠くからでも番号確認できるので、4・5 人の集団になってきた時にすごく助かりました.
 そしてその合間にシャッターもカシャカシャ.


 ただ多くの選手たちがトレランバックを担いでいたりして、番号を目視できなかったり.
 そうすると声かけて番号の確認.

 ちなみに上位の選手たちの何人かはバックも担がずに超軽装で登っていきました.



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 最後の選手が通過し、 SWEEPER 到着.
 SWEEPER は名前の通りコースをきれいにしていく人たちで、途中トラブル選手たちの確認もしてきます.
 大会によってはこの人たちがコースの旗やゴミを拾ってキレイにしていくようです.
 この大会ではコース目印のピンクフラッグの回収は翌日になってました.


 11:00 まで待機して、エイドの撤収.
 AED も用意してありましたが、救護の出番もなく何よりでした.

 ボクはこれでお役御免になったので、ゴール地点で写真撮影.



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 ● 山頂コース男子優勝:小田切将真 選手 ( 2:13:58 ) ●

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 ● 山頂コース女子優勝:上田絢加 選手 ( 2:40:14 ) ●

 それぞれ優勝の二人ですが、さすがにこのレベルの選手は全然余裕.
 エイドには目もくれず山頂目指していきました.

 ちなみにこの日のレースは、前日のレースとともに協会の公式レースでした.

 エイドに余裕で駆け上がってくる選手もいれば、膝に手をやって歩いてくる選手もいます.
 早い遅いは別にして、この大会に出るだけでも、ボクなんかは尊敬に値しますね.

 ボクと同じ年の女性の方も山頂コースを完走していましたが、スゴイの言葉しか思い浮かばない.



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 ● 長命寺大日堂 ●

 この日のスタートとゴールになった 東御市 東町 長命寺大日堂 .
 集落からの参道は、途中二つの階段があり、特にゴールがこの 100 段余りの階段を駆け上がらないといけません.

 最後の最後でこの階段はキツイ.
 でもここまでくるとゴールでのアナウンスやゴールからの声援もあるので、最後の力を出せるのかな.

 それとカメラの力.
 カメラを向けていると、笑顔してくれたり、ポーズとったり、今までふらふらだったのにまた走り始めたり ・・・・・・

 カメラの力、恐るべし.



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 こちらは参道の最初の階段.

 ボクがエイドの撤収を終えゴール場所に来た時は、すでに上位選手がゴールした後でした.
 だから上位選手がここをどんな顔で登ってきたかはわかりませんが、みんな最後の力を振り絞り階段を上ってきます.




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 そしてゴール直前の階段.

 ここまでくると終わった感半端ないでしょうね.

 最後の力で走って上る選手.
 手すりを使って一段ずつゆっくり上る選手.



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 ● 東御市スポーツ協会の M さん & Y さん●

 昨年から 東御市スポーツ協会 には仕事で本当にお世話になりました.
 お礼も兼ねて、豚汁配布の雄姿を載せておきます.

 ボクも一杯おいしく頂きました.

 この大会には地元からも多くの皆さんがボランティアとして協力しています.
 こういったイベントが、これからも地域の活性化にもつながっていけばいいですね.



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 結局はこの笑顔かな ・・・・・ 皆さんお疲れさまでした.

 とてもいいお天気でよかった.



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● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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