スタンリー・キューブリック

The Shining

  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 映画 "シャイニング" の続編、 "ドクター・スリープ" が 11 月 29 日に公開になりました.
 この手の続編映画は、残念な結果に終わることが多々あるので、劇場鑑賞どうしようか思案中.
 まぁできるだけ情報入らないようにしておきます.




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 最近、写真の師匠でもある 土屋先生 が Facebook でライブ配信をしています.
 これが結構クセになるくらい面白くて、やってる本人もかなり楽しんでいるようです (笑)
 いつも深夜の配信だったので、普段は翌日に観ていることがほとんどでした.


 昨夜は珍しく早く始まったので、リアルタイムで.
 その前の "ゾンビ" ネタから同様、今回も途中から映画の話になったのでボク的にも大盛り上がり.

 特に スタンリー・キューブリック の話あたりからはボクのツボでもありました.




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 家にある キューブリック 作品.
 ワーナーの DVD は廉価価格で販売されているので、ずっと前にまとめて購入.
 1960 年以降の スタンリー・キューブリック の作品はすべてあります.

 ということで今日は、今が旬の "シャイニング" 観ます.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




The Shining 001






  " シャイニング "





  監督: スタンリー・キューブリック
  脚本: スタンリー・キューブリック 、 ダイアン・ジョンソン
  製作: スタンリー・キューブリック
  製作総指揮: ヤン・ハーラン
  原題: "The Shining"
  出演: ジャック・ニコルソン (ジャック)
      シェリー・デュヴァル (ウェンディ)
      スキャットマン・クローザース (ディック・ハロラン)
      ダニー・ロイド (ダニー)
      バリー・ネルソン (スチュアート・アルマン)
      フィリップ・ストーン (デルバート・グレイディ)
      ジョー・ターケル (バーテンダー)
      アン・ジャクソン (医師)
      リア・ベルダム (浴室の若い女)
  音楽: バルトーク・ベーラ 、 クシシュトフ・ペンデレツキ 、
      リゲティ・ジェルジュ 、 ウェンディ・カルロス 、
      アル・ボウリー
  撮影: ジョン・オルコット
  編集: レイ・ラヴジョイ
  配給: ワーナー・ブラザース
  日本公開: 1980 年 12 月 13 日
  上映時間: 119 分(国際版)





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 幻想交響曲 第 5 楽章 「魔女の夜宴の夢」 ・・・・ その中の グレゴリア聖歌 「怒りの日」 をアレンジした部分が重く流れます.
 上空からの俯瞰、山道を走る黄色いビートルを追っていきます.
 最初は紅葉の景色だったものが、針葉樹になり、さらには山肌に雪が、そして森林限界のすぐ下に建っているホテルへと.


 このオープニングは本当に好きだな.
 今だったらドローンで簡単に撮影できそうです.




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 原作は スティーヴン・キング 、彼の小説は一時期かなり読みました.
 もちろんこの映画の原作も.
 ちなみに彼の小説をベースにした多くの映画の中で一番好きなのが、この "シャイニング" .
 一番インパクトがあったのが "ペット・セメタリー" でした.

 この映画は原作とかなり違っているので結構批判的な意見もありますが、ボクはこの映画大好き.
 原作との違いも全然問題なし.


 まぁ確かにジャックの発狂の原因などはっきり描かれてない部分がありますし、シャイニング の意味もぼやけています.
 エンディングも違うし ・・・・・・


 それでもこの映画の完成度はかなり高いと思います.




The Shining 0018

 とにもかくにも ジャック・ニコルソン の演技.
 徐々に狂気の世界へと墜ちていく演技は、本当に半端なくスゴイ.


 まぁ彼の場合は、普通の映画で演技していても一癖も二癖もある感じだから、こういう役柄もお手の物といった感じです.
 この映画の中でオープニング部と同じくらい好きなのが、最初のバーの部分.




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 "Here's Johnny!"

 あまりにも有名な場面、あまりにも有名なセリフ.
 数多くパロディとしても取り上げられています.


 この場面は恐怖の絶頂で、ジャックの狂気ももちろんですが、ウェンディ の恐怖にゆがむ顔も鬼気迫るものがあります.

 そんな ウェンディ を演じていたのが シェリー・デュヴァル .



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 彼女も、ジャックに負けないくらいとてもインパクトあります.
 特に目のインパクトがスゴイ.

 ヒステリックに泣いてばかりで、あまり頭のよさそうでない ウェンディ を体当たりで演じてます.
 終盤の包丁を持ち ダニーを探してホテル内を走る姿も、ヤバイくらい弱々しい (笑)

 彼女 "アニー・ホール" にも出てたんだよな.
 とても懐かしい.




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 映画の主役と言ってもおかしくない ダニー
 そのダニーの 40 年後を描いているのが、昨日公開された "ドクター・スリープ"
 タイトルの意味は何なんだろ、ドクターというのは "" の中で言われていた "Doc" からだと想像はつきますが.


 すでに本編映像からも公式ページで映像公開されています
 ついつい観ちゃったではないか ・・・・・

 あの有名な場面もフラッシュバックされていますが、さすがに旧作の映像ではありませんでした.




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 この "シャイニング" は、 キューブリック が原作とかなり変えてしまったため、 スティーヴン・キング もかなり彼のことや映画を批判していたようです.
 にも拘らず続編を作るのはどうなんだろ.

 そもそも原作でホテルは焼けちゃうんですよね.

 ということは、否定していた映画の続編を書いたということになります.




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 映画のラストの写真.

 でも一か所だけ加工されています (笑)


 この映画何度観てもおもしろい.


 さて、次は "博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか" でも観ようかな.




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 こちらにも Johnny が出てきます. 

 でもセリフではなく、"When Johnny Comes Marching Home" という曲.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー

・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は代休でお休み、久しぶりに映画のことでも書いてみよう
 まずは先月観た映画から ・・・・・・

 ですが、内容が悪すぎた.



インゲル・ヴィーク

 先月は WOWOW で"犯罪心理分析官インゲル・ヴィーク" を観たりしたので本数も少なめ.
 このドラマは前シリーズ見て結構面白かったので第二弾も観ましたが ・・・・・・ 最初のシーズンほどの面白さはなかったかな.


 観た映画は全部で 11 本.

  ハクソー・リッジ
  パイレーツ・オブ・カリビアン / 最後の海賊
  外事警察 その男に騙されるな
  サブウェイ 123 激突
  キング・アーサー (2004)
  キング・アーサー (2017)
  バーニング・オーシャン
  免許がない!
  アトラクション 制圧
  フルメタル・ジャケット
  アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー



 そんな中での一本は ・・・・・・・・・・・




Full Metal Jacket 001

 久しぶりに DVD を棚から引っ張り出してガッツリ観ました.
 内容的には超パワハラ全開で、個人の尊厳なんていうものを完全否定して殺人マシーンを作るだけ.
 そんな中でみんなが精神的に病んでいく感じなのです.

 どこか "ディアハンター" のような雰囲気ですが、"ディアハンター" のほうは牧歌的な映像なんかも交えていたりするからなおさら観終わった後が重く感じます.




Full Metal Jacket 005

 特にこの場面のローアングルのカメラワークが一番好きです.


 放送禁止用語飛びまくりで、狂気の世界を描いていますが、何気にこの映画好きだったりします.
 なぜか観終わった後 "ディアハンター" ほどの重さは感じず、結構サッパリという印象をボクは受けます.


 まぁ スタンリー・キューブリック 大好きですから (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日休みということもあって、昨夜は久しぶりにレイトショー鑑賞.

 この映画、字幕版は今日で上映が終わってしまうのでギリギリ滑り込んでみました.
 別にレイトショーでなくてもいいんだけれど、この映画はこの時間だけの上映になってしまっているので仕方なく.




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 いつもの TOHO シネマズ .
 平日のレイトショー、おまけに小雨模様、当然ですがガラガラ.

 ボクを含めて 6 人だけでした.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・





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  " アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー "





  監督: アンソニー・ルッソ 、 ジョー・ルッソ
  脚本: クリストファー・マルクス 、 スティーヴン・マクフィーリー
  原作: スタン・リー 、 ジャック・カービー
  原題: "Avengers: Infinity War"
  製作: ケヴィン・ファイギ
  出演: ロバート・ダウニー・Jr (アイアンマン)
      クリス・ヘムズワース (ソー)
      マーク・ラファロ (ハルク)
      クリス・エヴァンス (キャプテン・アメリカ)
      スカーレット・ヨハンソン (ブラック・ウィドウ)
      ドン・チードル (ウォーマシン)
      ベネディクト・カンバーバッチ (ドクター・ストレンジ)
      トム・ホランド (スパイダーマン)
      チャドウィック・ボーズマン (ブラックパンサー)
      ゾーイ・サルダナ (ガモーラ)
      カレン・ギラン (ネビュラ)
      トム・ヒドルストン (ロキ)
      ポール・ベタニー (ヴィジョン)
      エリザベス・オルセン (スカーレット・ウィッチ)
      アンソニー・マッキー (ファルコン)
      セバスチャン・スタン (ウィンター・ソルジャー)
      クリス・プラット (スター・ロード)
      ジョシュ・ブローリン (サノス)
      テリー・ノタリー (カル・オブシディアン)
      トム・ヴォーン=ローラー (エボニー・マウ)
      キャリー・クーン (プロキシマ・ミッドナイト)
      マイケル・ショウ (コーヴァス・グレイブ)
      イドリス・エルバ (ヘイムダル)
      ダナイ・グリラ (オコエ)
      ピーター・ディンクレイジ (エイトリ)
      レティーシャ・ライト (シュリ)
      ベネディクト・ウォン (ウォン)
      ポム・クレメンティエフ (マンティス)
      デイヴ・バウティスタ (ドラックス)
      ヴィン・ディーゼル (グルート:声のみ)
      ブラッドリー・クーパー (ロケット)
      グウィネス・パルトロウ (ペッパー・ポッツ)
      ベニチオ・デル・トロ (コレクター)
      サミュエル・L・ジャクソン (ニック・フューリー)
      コビー・スマルダーズ (マリア・ヒル)
      ウィリアム・ハート (サディアス・“サンダーボルト”・ロス)
  音楽: アラン・シルヴェストリ
  撮影: トレント・オパロック
  製作会社: マーベル・スタジオ
  配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
  日本公開: 2018 年 4 月 27 日
  上映時間: 149 分







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 この一連のシリーズ大好きです.
 この映画の評価も結構高いようですが、正直そんなにいい評価の映画かなぁ ・・・・・ 楽しみながら観てましたが (笑)

 確かに面白いし、お金もたくさんかけたのよくわかります.
 でもそれ以上に結構微妙なところも多いしねぇ.


 完全に事前情報ない状態で観てみたので、エンディングで 「えっ、えっ ・・・」

 最初この映画は パート 1 と 2 というような題名にする予定だったようです.
 ところが内容的に独立性が高いという理由から パート 1 という表記がなくなりました.

 そんなことを知っていたらエンディングも 「ふ〜〜ん、なるほど」 だったんだろう.




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 一連の マーベル・コミック 実写映画は、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う "マーベル・シネマティック・ユニバース" (MCU) シリーズ.
 本作品はその第 19 作品目にあたります.

 ボクも結構無理して Blu-ray 集めましたが 13 作品しかなく、その後 TOHO シネマズ や WOWOW で 3 作品.
 最近の 2 作品 "マイティ・ソー バトルロイヤル" 、 "ブラックパンサー" は結局観ないまま.

 だから冒頭から ????

 このショートカットの片目は誰 ???
 どうして ロキ がいるんだ ???
 どうして ハルク がここにいるの ???




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 この髭ずらの男だれだ ・・・・・ ???
 バッキー がなぜ ワカンダ にいるんだ ・・・・・ ???


 続けて観ていないと結構脈絡が ・・・・・・・・
 二本観のがしている代償が結構大きいのです.

 まぁ作品として全くついていけないのかというと、そんなこともないんだけどね.
 ストーリーも難しくないからちゃんとわかる.


 サノス にしても、そういえばずっと前の作品のエンディングで出てきたよなぁ ・・・・・・・

 このシリーズって、コアなファンが 「そうか、ここでか ・・・・」 なんて唸るような作り方をしている気がします.
 もちろんそれはそれで悪くないけれど.




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 このシリーズとにかく登場するコアなキャラクターが多い.
 特にこの映画からは "ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー" のメンバーが一気に加わってきて、ストーリー上でも重要な部分に関わっていたりするものだから、だれとだれがどうだったっけ ・・・・


 舞台も地球上だけではなく宇宙規模になっています.
 途中から 「この映画って スタートレック みたいだなぁ ・・・」 なんて感じ.
 「酸素が ・・・・」 とか言っている割に酸素マスクなんてしてないし (笑)


 どうもこのあたりから 「そりゃないだろう ・・・・」 的な.
 ストーリー的に宇宙規模になってしまうのは止む無しなんだろうが、ぼく個人として アヴェンジャーズ はやっぱり地球上で活躍してほしいと思ってしまうんだな.




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 サノス のグループが強すぎる ・・・・・・・
 にも拘らず、えっこんなんでやられちゃうの.

 ワカンダ での戦闘場面に登場する アウトライダーズ の大群も、どう見たって人間じゃ勝てそうもないんだけれどねぇ.
 おまけにあの数でしょ ・・・・・


 ガントレットの強力な力を手にした割には、変に手加減しすぎの感がある サノス .
 宇宙を支配できるくらいの力なんじゃなかったのかなぁ ・・・・・


 このシリーズ、結構おとぼけ場面が多く入ってますが、ボクはあまり好きじゃない.
 アメリカ ではこういうの受けるのかなぁ.

 全編シリアスでも、全然問題ないと思うんだけれど.




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 主役級のキャラがたくさん出てくるので、当然ですが映画の中では一人当たりの出番がどうしても限られます.

 ブラック・ウィドウ 押しのボクといたしましては、ほとんど彼女の見せ場がないといってもいいくらいでかなり不満です.
 セリフも少ないし.
 いつものように眉間にしわ寄せて、ちょっとまぶしそうな眼つきだけじゃねぇ.

 おまけに他のキャラクターはそのキャラクターの映画もあるというのに、 ブラック・ウィドウ は何にもない.


 この映画でも ハルク と微妙な視線のやり取りをしていますが ・・・・・・ ブラック・ウィドウ だけの映画作ってほしいものだ.




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 さてさてエンディングあんな感じなので次はどうなるんだろう.
 何となく予想できてしまうのですが、果たしてどうなることやら.

 きっと、みんなまた戻ってくるんだろうな ・・・・
 まだ登場していないキャラクターも数人いるから、この人たちは次回かな.


 この映画を観て、もう一度整理の意味も込めてシリーズ全編観てみようかな.
 そうすればより関係などを理解できると思います.



 早速オークションで、まだ観ていない "マイティ・ソー バトルロイヤル" クリックしておきました.




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 箸休め ・・・・・ ぼそっ




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




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 映画が始まる前に、スマホで一枚.

 結局ボクの前にはだれも座らず、後ろの方に 5 人ほどいただけ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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