連日何という暑さでしょうか.
草刈りをしようと思っていますが、こう暑いと熱中症確実なのでしばらく様子見.
さて話は変わりますが、このたびフォトコンテストに 入賞 したようです.
一昨日その案内が届きました.
ボクが住んでいる 長野県 東御市 の観光協会主催のコンテストで、市内の名所に因んだ写真コンテスト.
応募作のほとんどは当然風景写真ですが、ボクはそこで行われたイベントで女の子をポートレートっぽく撮ってみました.
あくまでポートレートっぽいというだけ ・・・・・・ まぁ普通のスナップ写真で、今だったらもう少し違う感じで撮れたかな (笑)
(入賞した写真はこれと似たカットです)
いやぁ〜、とっても嬉しい連絡です.
いままで写真コンテストと呼ばれるものに応募したのは、昨年の キヤノン・フォト・コンテスト (当然こちらはかすりもしませんでした) 以来二回目.
それ以外ではもう少し限定されたキヤノン・フォト・サークル会員限定のコンテストが 9 打数 2 安打 (ホームページ公開).
一昨年よく応募していた "撮るしん。" が 9 打数 6 安打 (テレビ紹介) ・・・・・・ ただ、こちらは写真の良し悪しでなくその時々の信州の風景が対象だったのでコンテストとはちょっと言いづらいかな.
今回は 入選 の上の 入賞 ということで、来週データを届けに行きそこで賞状と、なんと賞金までいただけるようです.
賞金なんていうものも初めて !!
せっかくの賞金なのでせめて写真に関係したものを記念に買おう ・・・・・・・ SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM が買えればいいのですが、さすがにそんな高額賞金ではないので、以前から欲しかった ソール・ライター:Soul Leiter の写真集を買うことにしました。
ちなみにボク、 ロバート・フランク より ソール・ライター のほうが好きかな.
入賞した写真は昨年撮ったもので、応募も EOS学園 受講する前ですので、今だったらもう少し考えて撮れたり、手を入れて応募したかもしれません.
また勘違いしながらでもやる気が出てきたなぁ (笑)
久しぶりに海外ドラマの話題を ・・・・・・・・・・
90 年代初め、大ブレイクした TV ドラマ "Twin Peaks" .
当時は全世界で社会現象まで引き起こし、日本ではコーヒーの CM まで.
なんと 25 年ぶりに 3 rd シーズンとして復活です.
これはもう、かなりハマりました.
全 30 話で、第 1 話 (序章) から第 8 話 (第 7 章) までが シーズン 1 、それから後の第 30 話 (第 29 章) までが シーズン 2 .
今回のシリーズは全 18 話の シーズン 3 になります.
日本では WOWOW 独占放送のようで、オンデマンドではすでに第 4 話まで観ることができました.
この物語は ツインピークス という架空の田舎町で起きた ローラ・パーマー 殺人事件を軸に、この町に住む人々のパズルのような人間関係が織りこまれ、物語は超常現象、宇宙などエスカレート (アメリカのドラマではこういう展開結構多いなぁ、最後は訳が分からなくなったり) しながら展開しました.
ハマったというか、正直よくわからないのでどんどん デヴィッド・リンチ ワールドの深いところに falling って感じでした.
この物語を面白くしていたのは何といっても個性的な登場人物たちです.
登場する人たちみんながあり得ないくらいの個性を持ち、さらにその裏にはダークな一面を持っていたりと.
この ツイン・ピークス という町は人口 51,000 人ほどのようですが、物語を見ているととてもそんなに人がいるとは思えないんだな.
ごく一部の人たちしか画面に現れず、その人たちが強烈すぎます.
ジョスリン の退廃的な顔と キャサリン 、 ピート の遺体発見、泣き出す アンディ ・・・・・・・ 世界一美しい死体 と言われた ローラ の顔とバックに流れるテーマ曲.
こんな感じで 序章 は始まりますが、最初はこの殺人事件の犯罪捜査がメインとなると思っていたのですが、物語はどんどん予測つかない方向に進んでいきます.
このドラマを語る上で避けられないのが登場人物のユニークさ.
ちょっとやりすぎ感があるんですが、不思議と観ているうちに違和感なくなっていきます.
序章こそはまだ抑え気味ですが、回を追うごとに人々のダークな部分までどんどん現れてきます.
特に 丸太おばさん や ネイディーン なんかは本当に強烈だった ・・・・・・
ボクが好きなキャラクターは、
"ダブル R ダイナー" の ノーマ・ジェニングス と シェリー・ジョンソン 、
保安官事務所の アンディ・ブレナン と ルーシー・モラン 、
FBI の アルバート・ローゼンフィールド 、
ローラのクラスメイトの オードリー・ホーン と ドナ・ヘイワード ・・・・・・・・
そうそう、 デイル・クーパー捜査官 もね.
面白い場面もたくさんありましたが、最終章のエンディング、よく見ているとコーヒーカップの中に ・・・・・・・・・・
序章 と 最終章 、 "ダブル R ダイナー" で シェリー と ボビー が ハイジ を下ネタでからかうところも同じで、これもどういう意味なのか興味津々といったところ.
さてここからが新シーズンのお話し、邦題は "ツイン・ピークス The Return"
WOWOW オンデマンド で第 4 話まで観ることができました.
感想ですが ・・・・・・・・・・・・・・
かなり微妙だなぁ.
丸太オバサン 老けすぎでしょ ・・・・・・・ まぁ 25 年だから、みんな年も取りましたよね.
新シーズンの主な出演者たち
Agent Dale Cooper : Kyle MacLachlan
Sheriff Frank Truman : Robert Forster
Chief Tommy "Hawk" Hill : Michael Horse
Sheriff Andy Brennan : Harry Goaz
Lucy Brennan : Kimmy Robertson
Shelly : Madchen Amick
Sheriff Bobby Briggs : Dana Ashbrook
Benjamin Horne : Richard Beymer
Audrey Horne : Sherilyn Fenn
Dr. Will Hayward : Warren Frost
Norma Jennings : Peggy Lipton
James Hurley : James Marshall
Ed Hurley : Everett McGill
Dr. Lawrence Jacoby : Russ Tamblyn
Margaret ("The Log Lady") : Catherine E. Coulsonas
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みんなお馴染みの方たちばかり.
ビックリしたのが ボビー ・・・・・・・・ たくさん前科ありそうなんだけれど.
Amanda Seyfried も登場するようなのですが、どこで出てくるんでしょう.
一応前のシリーズから繋がってはいます ・・・・・・・
今までもよくわからない部分や微妙な部分はたくさんありましたが、舞台はツインピークスだった.
新シリーズでは、その舞台さえいろいろなところになっていて、前シリーズとのつながりがよくわからない.
おまけに変にグロな映像も結構あって ・・・・・・・・ 特に嘔吐の場面はキツイです.
まぁこれからどういう展開になるのか、なんだかんだ言いながらもきっと観てしまいそうです.
アンディ と ルーシー の 「変な」 息子も出てきたりして (笑)
Twin Peaks で結構気になるのが劇中にかかる音楽.
あのメインテーマ "Falling" は鉄板 ・・・・・・ 前シリーズでは、あのテーマ曲とともに映し出される冒頭の風景や製材所の映像だけでも、この世界に戻ってきた気になるような感覚でした.
ちなみに、このメインテーマは デヴィッド・リンチ が歌詞をつけ Julee Cruise が歌っているものもあります.
各章のエンディングは "ローラ・パーマー のテーマ" が流れますが、数話だけ全然違うエンディングになっています.
例えば 第 2 章 は小人のダンスだったり、第 14 章は Julee Cruise の歌で終わっていたりします.
第 14 章では "The World Spins" と "Rockin' Back Inside My Heart" という 2 曲を彼女が歌っていますが、 "Falling" 同様歌詞は デヴィッド・リンチ です.
さらに序章にも "The nightingale" という曲が使われていましたがこちらの歌詞も同じく.
このエンディング部分ですが、 3 rd シーズンでは "Bang Bang Bar" での場面としてドリーム・ポップの演奏が使われています.
デヴィッド・リンチ はこんなドリームポップが大好きなようですねぇ.
今回のシリーズ、まだ第 4 章までしか観ていませんが、
第 2 章 " Shadows / Chromatics " (上の写真)
第 3 章 " Mississippi / Torrey "
第 4 章 " Lark / Au Revoir Simone "
まだ観てはいませんが、第5章にはデヴィッド・リンチの息子のグループの演奏まであるようなことが他の記事で書かれていました.
もうやり放題って感じです (笑)
とりあえずついていけなくなるまで注目していこうかな.
ここ最近、写真関係 (特に EOS学園) の記事が結構多かったせいか、すっかり 6 月の映画鑑賞を忘れていました.
6 月は EOS学園 のことがいろいろあったり、さらには "攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGU" を最初から観たりしたものだから、ビックリするほど少なかったなぁ.
劒岳 点の記 、 金環蝕 、
砂の器 、 アウトブレイク 、
ジュラシック・ワールド 、
ハイエナ・ロード 、
クリミナルズ 、 X-MEN:アポカリプス 、
ザ・クルー 、 テッド 2
映画館に行く機会はたくさんありますが、どうも観たいと思うような映画がなく.
これから "ダンケルク" 、 "ワンダーウーマン" 、 "プロメテウス" ・・・・・ などが公開されるので、今後に期待します.
ということで少ない観賞作品の中での一番は ・・・・・・・・・
当然と言えば当然かな.
1974 年の作品ですので、もう 40 年以上も前の映画になります.
DVD でもっていますので、すでに四・五回観ています.
何度観ても面白いし、本当にいい映画だと思います.
原作は 松本清張 、監督 野村芳太郎 、脚本 橋本忍 と 山田洋次 、音楽監督 芥川也寸志 ・・・・・・
錚々たる方々の名前です.
出演者も当時の日本を代表するようなみなさんで、映画は現在でも非常に高い評価を受けています.
なかでも 加藤嘉 が本当にヤバイです.
終盤の警視庁合同捜査会議の場面、オーバーラップする親子の姿が ・・・・・・・・・・ 何度観ても涙腺崩壊です.
今の時代には全くピンとこないでしょうが、ここはスゴイ.
この場面観ていると、不思議と "はなれ瞽女おりん" を思い出してしまいます.
また "八甲田山" でもそうでしたが、こういった場面に四季折々の風景を描くのはこの当時流行っていたのかなぁ.
この映画では音楽もとても大きな役割を果たしていますが、担当したのは 芥川也寸志 氏で映画の中にもほんのちょっと顔を出していました.
こんな映画はこの先作られないのかなぁ.