トレッキング

八方池トレッキング

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、 23 日は今年から山歩きを始めた友達ご夫婦と一緒に山歩き.
 7 月に 池の平湿原 を案内し、これが二回目です.

 登山ではなく、簡単な山歩きが目的なので、 2・3 時間程度の行程で素敵な景色を眺められる場所をボクが探して、移動の車は出してもらっています.
 帰りに運転しないのは本当に楽ちん ・・・・・ 本当にいろいろお世話になってばかりで、感謝です.



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 今回は雄大な北アルプス眺めに 八方池 までのお散歩にしました.

 八方アルペンライン(ゴンドラ「アダム」〜アルペンクアッド〜グラートクアッド)のチケットを近くのコンビニで購入( 350 円お安くなります).
 お金はかかりますが、一気に 八方池山荘 まで行くことができます.


 この日の天気予報は曇りで午後から雨.
 白馬 に着いた頃は少し山々も見えたのでかなり期待したのですが ・・・・・
 残念ながら、ガスがかかってしまい北アルプスの山々を見ることができませんでした.



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 まだ山登りしていた 10 年以上前、八方アルペンライン を使って 唐松岳 まで往復しました.
 唐松岳 は北アルプスの入門的な山と言われています.
 あの日も青空だったものの 白馬三山 (白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳) はガスったりで、 剣岳 の山頂も見えませんでした.

 このルートで日帰り往復するのは、ボクのような亀足だとちょっとキツイ.
 朝の出発がゴンドラの運行時間になるので早朝の登山ができませんし、帰りのゴンドラに乗り遅れるとヤバいので時間を気にしながらの登山です.
 まぁ普通の脚力の方でしたら何ともないんでしょうが.


 途中で足が痙攣しながらも、なんとか 16 時前には駐車場に戻った記憶が蘇りました.



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 ● 唐松岳登山 ( 2011.8.10 ) ●

 この日も多くの方が 八方池 からさらに上を目指して上っていきましたが、さすがに今ではそんな元気まったくありません.
 八方池 ももっと近くにあったように感じてましたが、久しぶりに来てみると思ったよりも遠く感じました.


 この日も下界は猛烈な暑さだったようですが、標高 2060 m の 八方池 に吹く風はとても気持ちいいので、これだけでもリフレッシュできます.



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 いつもの山歩きだと花の写真撮影がメインですが、今回はほんの少しだけ.
 望遠レンズはお留守番で、 EF 16-35mm F4L IS USM 一本だけ.

 池の平湿原 で見るお花も何種類か咲いていますが、初めて見るような花もたくさん.

 とても人気のスポットだけに、花の表示もかなりしっかりされていてとてもありがたいです.
 この場所は花を目的に歩くのも十分ありです.



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 雄大な 白馬三山 を堪能してもらおうと計画した今回の 八方池歩き なのですが、肝心の山々が顔を見せてくれなかったのでかなり消化不良.

 来月もう一度 北アルプス のリベンジしようかと考えてます.
 八方池 にもう一度上るか、ちょっと足を延ばして 栂池自然園 歩きか.



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 前回に続いて、ちょっと夏休みっぽい話題でした.

 まだまだ行きたいところはいくつかあるので、紅葉狩りもちょっと考えよう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

霧ケ峰 トレッキング

 ここ数日、朝夕はめっきり涼しく、過ごしやすくなりました.
 もう秋ですねぇ.
 おかげで夜もぐっすり眠れます.


 9 月になったら山に登ろう ・・・・・・ と決めていたので、今月最初の休日、本当は 北アルプス 日帰りを予定していたのですが、気持ちよく寝過ぎて目が覚めたら 6:00 !!
 これでは予定していた 北アルプス 日帰りができないので、トレッキングに変更です.


 のんびり初秋の高原でも歩こうと、家から 50 km ほどの 霧ケ峰高原 .
 実はトレッキングの他に、お目当てがもう一つあったんですね.




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 スタート地点の 車山肩 ・・・・・ 霧ケ峰ロイヤルイン や コロポックルヒュッテ などがあます.
 ここから 車山 に登り 蝶々深山 を経て 八島ヶ原湿原 に行き、 そこから 沢渡 を経て帰ってくるルート.
 この霧ケ峰は、色々なところから歩くことができるので、とても便利です.
 雲は多かったのですが、青空も広がっていたので、とても気持ちのいいトレッキングになりました.
 遠くの景色は今一つでしたが ・・・・・ .

 ビーナス・ライン も、その昔は有料でしたが現在は無料ですので、この季節の高原ドライブも最高です.



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 ・・・・・・・・・ こんな感じの青空です.
 風がとても気持ちいい、でも結構な日差しですので陽にあたるとかなり暑く感じます.



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 車山 に向って少し歩くと、下の方にどこかで観たことのある家が見えてきます.
 そう ・・・・・・・ 稜ヶ岳山荘 と 診療所 です (笑) .
 今テレビで放映されている "サマー・レスキュー" で撮影のためにつくられたセットです.
 今回のトレッキングのもう一つの目的と言うのが、実はこれを見ることでした.

 といっても、このセットが建てられている場所は完全な私有地で立ち入り禁止になっているので、一般の方は入れません ・・・・・・ でも、多くの人たちが道路に車を停めて入っていくんですよね.
 そんなことを自慢げにブログに載せたりする人までいたりして ・・・・・ ボクは望遠レンズ持参で、トレッキング終わった後遠くから、写真だけ撮ってきました.

 ・・・・・・・・・・ 拡大写真はこの記事の最後です.



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 車山頂上に立つ 気象観測ドーム .
 ここまでは軽い登りですが、 30 分くらいかな.



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 山頂は結構広めで、人も結構いますね.
 この山頂には、 車山高原スキー場 のリフトがあるので、普通のおじちゃん、おばちゃんたちがリフトで上がってきます.
 おやっ、犬がいますね ・・・・ ここはペットの規制ないのでしょうか?
 調べてみたら 八島ケ原湿原 についてはペット連れ自粛規制があるようでした.


 ちょっと調べてみたら、山にペットの賛否ってかなりの論争になっていますね.
 自然の生態系については、犬をつれて行っただけで壊すのかはデータがないので何とも言えないでしょうね ・・・・・ 絶対数は、登山者に比べれば本当に微々たるものでしょうから.
 それでもこれだけ問題になるということは、マナーの悪い飼い主が多いということも原因なのかもしれませんね.
 この問題についてあまり書くと、炎上の恐れがあるのでこれ以上は止めましょう.



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 山頂にある祠には、多くのオバチャマ達が ・・・・・ .
 雲がホントに目の目に広がっています、残念ながら 蓼科山 も雲の中でしたが、時折合間からのぞく青空が、青い.



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 車山 山頂付近から 白樺湖 .
 こちらのほうは、この日一日厚めの雲がかかっていました.



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 車山 山頂から下った 車山乗越 から見た 蝶々深山 .
 


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 車山乗越 から 蝶々深山 の道は途中までこんな木道.
 振り返って 一本樺の木 .



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 こんな感じの丘をいくつか越えていきます.
 この辺りは、前日の雨のせいかぬかるんで、途中水溜りも結構ありました.



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 至る所に咲いていた アキノキリンソウ ・・・・・・ 花の名前はまったく詳しくないので、もし間違っていたらごめんなさい.



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 物見岩 から、目的地の 八島ヶ原湿原 が一望できます ・・・・・ 岩の右側に見えるのが 八島ヶ原湿原.
 ここから下り、向って右側から奥を通って左側を歩いてスタート地点に帰ります.



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 物見岩 から少し下るとようやく 八島ヶ原湿原 ですが、入り口にはこのような金網が.
 ニホンジカ侵入対策用防護柵 がすべて張り巡らされており、シカは中には入れないようになっています.



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 大きな 鎌ヶ池 .
 風が結構あったので水面はさざ波状態ですが、歩くにはとても気持ちがよかった.



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 こちらがちょっと小さめの 八島ヶ池 .
 ずっと向こうの小高い山の上にポツンとある出っ張りが、 車山 の気象観測ドーム.
 こうやってみるとかなり歩いたように思えちゃいます.



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 八島ヶ原湿原 をぐるりと回り、 ヒュッテ 御射山 (みさやま) のベンチで昼食です.
 霧ケ峰 にはいくつかこういったヒュッテが点在しています.
 このヒュッテも車が入ってくることができるので、タクシーの運転手さんがお客さんが着くのをずっと待っていました.




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 ヒュッテ 御射山 のすぐそばには 諏訪大社奥社 の小さな祠.



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 さらに、 "競技場跡地" ・・・・・ なんだそれ????
 で分岐にあった案内板を読むと ・・・・・・
 鎌倉時代、全国から鎌倉の武士達が集い 流鏑馬 (やぶさめ) や 笠懸 (かさがけ) などの武術を競い合った場所だったんですね.
 どうしてこんな場所でやったのかは、よくわからんですね ・・・・ 諏訪大社の神事だったのでしょうか.
 地名の 御射山 もここから付いているようです.

 この案内板から 沢渡 までは砂利道で、車もたまに通行します.
 この砂利道が、 沢渡 の直前でアスファルト舗装になり、周りに細い道もあったため、どこに進めばいいのか考えてしまいました.
 後から来たカップルも同じ ・・・・ 結局アスファルトをまっすぐ進んだのですが、一応正解でした (笑) .



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 沢渡 から 車山肩 まではちょっとした登りが続きます.
 写真は 車山肩 から振り返っていますが、 20 人くらいの団体のペースがかなり遅かったので、途中で一気に追い越したのですが ・・・・・・・ 最後の最後で疲れました.

 と言っても、行程全体は多少のアップダウンはあるものの、とても登山と呼べるような感じではないので、鼻歌まじりでのんびり、まったりのトレッキングができます.

 





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 最後は 稜ヶ岳山荘 .
 先にも書きましたが、これが建てられている場所は私有地で立ち入り禁止です.
 この写真は、 ビーナス・ライン から望遠で撮影したものです.



 とおても気持ちのいい風の中、お天気もまずまずでリフレッシュできました.
 高原から下ってきたら、下界は雨でした.

Ray Bryant Plays "Walkin'"

 本当は今頃東京で、 いつもの講習会 なのですが、今日はどうしても外すことのできない用事があったため、明日の始発新幹線で東京に行きます.
 今日は電話で何度か情報のやり取りをしながら、コースのほうはお任せ.



 さて先日登った 北八ヶ岳 ・・・・・・・ 疲労がまだ蓄積しています.
 今年初めての山登りだったので、もっとのんびりすればよかったかと、今になって反省.
 帰って来てから写真の整理や、 ヤマレコ に記録残したりして思ったのは、やっぱりボクにとっての登山はピーク・ハントではないということ. 


 今回の登山でも、一番気持ちがよかったのは ・・・・・・・・・




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 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 前の 坪庭 から 雨池峠 までの途中に 縞枯山荘 があるんですが、その周りの景色がとても気持ちいいいんですよね.
 両側に木が生い茂る木道を歩いていくと、前方に青いトタン屋根が見えてきて、少し歩くと一気に視野が開け、気持ちのいい風が吹き根けていました.
 こういう風景の中をのんびり歩くのが最高 ・・・・・・・ 山頂に登るのも、それはそれで感動はありますが、やっぱりボクはこんなのんびりと風を感じながら歩くトレッキングのほうが向いていますね (笑) .
 こういうところを一人で歩いていると、思わず笑みが浮かんでしまいます.
 そう、ナルシシズム全開でしょうか ・・・・・ まぁ軽度のナルシシズムだから許容範囲ということで.



 今回の登山は、頂上までの道程がほとんど樹林帯の中 ・・・・・・ 森林浴しながらゆっくり登るにはいいと思いますが、残雪の登り難さのためそんな余裕もなく ・・・・・・・・・
 それだけに、縞枯山荘での風景が焼き付いています.




 違う場所ですが、やっぱりこういう景色の中をゆっくりですね.




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 そんな登山スタイルは、トレッキングというよりはウォーキングに近いかもしれません.
 でもウォーキングも、こんな演奏のように軽快にはいきません.




 こちらのアルバムはとっても軽快.
 おまけに名曲がゴロゴロ入っています.






20090311






   " Ray Bryant Plays / Ray Bryant "





  1. Delauney's Dilemma 
            (J.Lewis) ・・・・ 2:39
  2. Blue Monk 
            (T.Monk) ・・・・ 5:07
  3. Misty 
            (E.Garner-J.Burke) ・・・・ 3:02
  4. Sneaking Around 
            (R.Bryant) ・・・・ 3:50
  5. Now's The Time 
            (C.Parker) ・・・・ 4:03
  6. Wheatleigh Hall 
            (D.Gillespie) ・・・・ 3:58
  7. Doodlin' 
            (H.Silver) ・・・・ 4:08
  8. A Hundred Dreams From Now 
            (D.Ellington-J.Burke) ・・・・ 3:24
  9. Bag's Groove 
            (M.Jackson) ・・・・ 5:39
  10. Walkin' 
            (D.Carpenter) ・・・・ 3:11
  11. Take The 'A' Train 
            (B.Strayhorn) ・・・・ 3:52
  12. Whisper Not 
            (B.Golson) ・・・・ 3:35





  Ray Brayant (p), Tommy Bryant (b), Oliver Jackson (ds)

  # 1,5,6,7 : Recorded at NYC, October 29, 1959.
  # 2,3,10,12 : Recorded at NYC, November 5, 1959.
  # 4,8,9,11 : Recorded at NYC, November 6, 1959.





 "Walkin'" が入っている ・・・・・ というだけで取り上げてみました.
 Ray Bryant と言えば、真っ先に思い浮かぶのが Prestige に録音された "Ray Bryant Trio" ・・・・・・ ここでの "Golden Earrings" はとにかくステキ.
 おまけに選曲もとてもステキ ・・・・ "Angel Eyes" 、 "Django" 、 "Daahoud" などなど.


 そんな有名な "Ray Bryant Trio" が吹きこまれたのが 1957 年なので、こちらの "Ray Bryant Plays" のほうが 2 年後の吹き込みになります.
 ただ、聴いた感じとしてはこちらのアルバムのほうが古い感じを受けてしまいます.
 これは、選曲によるものかもしれません.




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 Ray Bryant は 1931 年 12 月 24 日 ペンシルベニア州 フィラデルフィア 生まれ.
 2011 年 6 月 2 日 ニューヨーク にて死去.
 ブルース・フィーリング溢れるピアノ・スタイルで、作曲者としても "Little Susie" 、 "Cubano Chant" といった有名な曲を残しています.
 1972 年の モントルー・ジャズ・フェスティバァル での演奏で一躍有名になりました ・・・・・ このアルバムもボクは大好きです.


 ボクはレコード収集家ではないので、深くは知りませんでしたが、このアルバムはコレクターズ・アイテム的なアルバムで、幻の名盤的な扱いを受けていたようです.
 レコード・レーベルの Signature がマイナー・レーベルだったことや、演奏されている曲が有名なスタンダード中心だったこともあるでしょう.
 そして 1970 年代モンタレーのライブ盤で脚光を浴びたことにより、日本のコレクターたちが他のアルバムを掘り起こしていったことが一番の要因だったのかもしれません.



 2 曲目の "Blue Monk" のような曲が Ray Bryant には似合っているように思います.
 ちょっとゆったり目のテンポで、ブルージーでグルーブ感漂う演奏 ・・・・・ これだよね.
 同じゆっくり目のリズムでも、次の "Misty" とは雰囲気が全く違います ・・・・・・ こちらはちょっときらびやかでメロディアスな演奏.


 10 曲目が、あの "Walkin'" ・・・・・・ 軽快ですよ、小走りしている感じ.
 あっという間に終わってしまいます.


 とにかくこのアルバム、有名な曲がほとんどなのでルーキーの方にもお勧めです.
 非常にスウィンギーで、心地いい演奏がつづいていきます.






 さて、明日は一カ月ぶりの東京です.
 新しいコースなのでいろいろ考えることが ・・・・・・・・ とりあえず昼食なににしようかな (冗談) .
 明日も暑くなりそうですね. 

PEAK で新主流派を聴こう

 登山 ・・・・ というよりは、ボクの場合トレッキングなのです.
 登山は、どうも PEAK を目指すもので、トレッキングは具体的な目的を持たず歩いたりすることというようなことがどこかに書かれていました.
 となると、トレッキングではなく "徘徊" のほうが今のボクには近いのかもしれません(笑).


 山の楽しみ方は人それぞれ.
 ボクが見つけた楽しみは、"PEAK で新主流派" なのです.
 タイトルだけだと、ちょっとシュールな感じでステキですが、大したことはありません.
 要は、一応の目的場所で、昼ご飯食べながらで思いっきりジャズを聴くだけのことです.
 昼ご飯は前にも書いたように、おにぎり二つで十分 ・・・・ できれば、セブン・イレブンの "カリカリ梅のおにぎり" が希望.


 歩いている時は、何も聞かず、風の音や、自分の歩く音だけに浸るのがいいです (以前美ヶ原の散歩では iPod 聴きながらでしたが、やっぱりこれはよくない) ・・・・ 中には、熊除けの鈴の音も嫌という人がいますが、こればかりは出会ってからではシャレになりませんので.
 そして昼ご飯は、素敵な景色を見ながら、おにぎり頬張って、ちょっと熱めのコーヒーも煎れて、新主流派の音楽に浸るのであります ・・・・ まぁ、新主流派と言ってしまうと Blue Note だけになってしまいますが、モーダルな演奏全体という意味です.



 なぜか、ボクはこういった自然の中で、モーダルな演奏を聴くのが好きです.








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  "Juju / Wayne Shorter"





  1. Juju
  2. Deluge
  3. House Of Jade
  4. Mahjong
  5. Yes Or No
  6. Twelve More Bars To Go
  7. Juju (alt-tk)
  8. Twelve More Bars To Go (alt-tk)




  Wayne Shorter (ts), McCoy Tyner (p),
  Reggie Workman (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded August 3, 1964






 そんな山頂で思いっきり聴きたいアルバムの一枚が、これっ.
 Wayne Shorter が Jazz Messengers から、よりモーダルな演奏へと変わっていく時代のアルバムです.
 躍動感のある演奏で、最近ちょっと好きになりました.




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 ただ、このアルバムはちょっとルーキーにお勧めできそうもありません.
 いい、悪いという意味ではなく、聴きやすいかどうかという点で.
 この時代あたりの、モーダルな演奏は、ともすればルーキーには辛いものがあるかもしれませんので、少し聴きこんでからこのあたりを聴くのが正統派のルートのような感じです.
 例えば John Coltrane の "至上の愛"、"Ascension" といった有名なアルバムがありますが、いくら有名で、絶賛されていたとしても、いきなりここは絶対だめです.
 登山初心者が、"大キレット" に挑むようなものです ・・・・ これ、我ながらいい例えです(笑).


 ジャズって、なんとなくですが大自然に似合いそうもありませんが、実際に聴いてみるとそんなことなくて、すんなりと心に染み込んできます.
 ましてや、満天の星空なんかを見上げながらだったら、他には何も要らないでしょうね.
 きっと昔あったウォークマンの CM の猿のようになってしまいます.



 今年の冬は、スノーシューでスノー・トレッキングです.
 雪の中ではどんなアルバムが似合うんだろう ・・・・・ 雪と言えば、 Ornette Coleman となるのですが、こればかりはさすがのボクでも、今だに手が出ません.
 雪の中で、熱いコーヒー飲むなんて、なんて素敵でしょうか.
 今から気分がルンルン状態です ・・・・・ 最近、完全にイカレテいます.


 さて季節はもう冬の気配がプンプンです.
 今朝の浅間山は真っ白.
 今週末だけは雪降らないように・・・・・・・スタッドレス履いてますが、我が家の DC5 はからきし雪に弱いので.




 キナ臭い国際情勢の中、こんな脳天気ことばかり考えているのは、平和にどっぷり漬かってしまっているからでしょうね.

Early Fall を Bon appetit !

 今日は午前中、いいお天気でしたね.
 山の方を見ると、雲はあるものの山影ははっきり見えます.
 休日出勤した分の代休を午後いただいて、紅葉の進み具合を見に、ちょっと山まで行ってきました.

 地元のお山なので、昼からでも全然 OK です.
 場所は上信越国立公園の湯の丸山東に位置する籠の塔山(かごのとやま)です.
 東御市から湯の丸高原に登り、そこからさらに兎平駐車場まで自家用車でいけます(時期によっては自家用車通行不可、シャトルバス運行です).
 小諸市の高峰高原からも登ることはできます.



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 写真、向かって右側の頂きが今回登った "東籠の塔山" で、左の頂きは "西籠の塔山" です.
 駐車場からは約 40 分のコースなので、本当にお手軽に登れますが、標高は 2227m ですので天気も変わりやすく、途中から岩場になりますので、それなりの服装で行ったほうがいいでしょうね.



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 写真は途中から見た 小諸市 方面です.
 熊笹とカラマツの林を歩いて行くと、突然樹木が切れ、ちょっと急な登りになって頂上です.



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 ここが山頂、かなり広めな場所で昼食を取るには最高です.
 もちろん、展望も最高です.



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 この写真は、山頂から東に見た "水ノ塔山" です.
 今回は登るもの遅かったので、 "水ノ塔山" へは行きませんでしたが、この尾根を歩くのも、お手軽に登山感を満喫できます.
 途中の赤茶けた部分は "赤ゾレ" と呼ばれる部分で、古い火口壁のようです.



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 "西籠の登山" なのですが、ちょうど雲に隠れてしまいました.
 そのため今回は中止ですが、 20 分程度で行くことができるので、ここもお手軽です.



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 右の写真は頂上から南西方向、中央付近に見えるのが兎平の駐車場で、その上の部分が "池の平" と呼ばれる湿原地帯です.

 

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 今回は縦走しなかったので、下山してそのまま 池の平湿原 のトレッキングです.
 きちんと歩道が整備されており、湿原内は当然入れません.
 湿原のルートもいくつかあり、外周を回るコースもあります.



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 この写真は、湿原の中央を突っ切っています.
 所々赤くなりつつありますが、もう少しですね、来週あたりがよさそうです.
 夏に訪れると、本当にきれいな緑の湿原になります.



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 写真は、湿原内にある "鏡池" と呼ばれる小さな池 ・・・・ というか、池塘.
 "西籠の登山" が水面に映っています、ちょっと風があったので水面が揺れてしまいましたが.
 ここの風はとっても気持ちいい風です.
 音も風の音だけで、のんびり歩くには本当に素敵です.



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 湿原の東側では景色もかなり違ってきます.



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 湿原東側から西方向を見てみます.
 東から駐車場に戻るんですが、湿原内ではなく外周の遊歩道を歩くと、下の写真ような熊笹の林で、全く景色が変わります.



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 おまけはセルフ・ポートレート ・・・・ でしょうか???



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 "西籠の塔山" 登りの際、調子に乗って最初に飛ばしたので、頂上で完璧にヘバっている写真です.
 ただ帰りは結構余裕でしたね (笑)
 靴が適度に岩に貼り付くような感じで、下りやすかったです.
 比較的やわらかめの靴なので、このくらいの登山にはもってこいかな.


 ということで、お手軽にいろいろなものを味わうことのできる高原です.
 登山もできるし、トレッキングも OK . 


 そういえば、 WOWOW で放映される "マークスの山" のロケが、この "籠の塔山" で確か行われたはずです.

天空のお散歩

 今日の天気予報は晴れ!
 降水確率 0 %!!

 ならば、ちょっとお散歩にでも行こうと思い ・・・・・


 行ってきました、ここに ↓↓↓



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 美ヶ原高原です.



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 家から車で 1 時間ちょっと、途中下の写真のような白樺林を抜けて、美ヶ原高原観美術館の駐車場です.



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 実はちょっと前軽井沢へお買い物に行きましたが、その時探していたのがこの靴.
 軽登山靴でした ・・・・・ 結局これは軽井沢にはなく、違うところで買ったのですが.
 今日はこの靴の履き慣らしを兼ねて、ちょっとトレッキングです.

 それまではメレルのトレッキング・シューズがあったのですが、ちょっと甲の部分がきついのと、さすがに傷んできたので新調です.
 今回買ったのは、ニューバランスの 703 、黒です.
 ハードな登山はしないので、このくらい軽いので十分かな.
 下り斜面も、全く気にならずに降りてこれましたし.



 トレッキング・コースは下の写真の通り.



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 美ヶ原高原美術館駐車場から、山本小屋、美しの塔、テレビ中継所(アンテナ)、王ヶ頭、王ヶ鼻までの往復コース.
 往復で 3 時間くらいになります.
 山本小屋まで車でいけるので、あまり歩きたくない人は山本小屋から出発する方がいいでしょう.



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 これが美しの塔です.
 平日の 11 時頃、歩いている人はほんの数人です.
 肝心のお天気ですが、下界は雲に覆われ全く見えません.
 雲が目まぐるしく変化しています.



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 遊歩道のわきには、放牧されている牛や馬がいます.
 行きは日差しが出ていたので、暑いくらいで、吹く風がとてもさわやかでした.



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 テレビ中継所のすぐそばの王ヶ頭 (オウガトウ) 頂上と、そこからさらに 20 分ほど歩いた王ヶ鼻 (オウガハナ) 頂上です.
 王ヶ鼻の石碑は、標高に合わせ 2008 年に設置されたようです ・・・・ 写真を撮ってあげた中高年 4 人パーティのおばさまが言っていました.



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 帰り道は雲というかガスというか、かかってしまいました.
 でもまぁ、かなりのリフレッシュになりました.

 昼食はテレビ中継所の下で、売店で買ってきた "おやき".
 この遊歩道は、途中にきれいなトイレもありますし、ベンチもいくつかあります.
 普通のスニーカーでも十分散策できる場所です.
 ただ、そうはいっても標高 2000m ですので、天候の変化がかなりあるので雨合羽やジャケットなどを持っていかないといけないですよね.



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 ずっと iPod の Blue Note を聴きながら、一人でトボトボ歩いてきましたが、爽快な景色と、新主流派のジャズ ・・・・・ 結構合いました(笑).

 次は東京の友人を招いて、3000m にチャレンジの予定、でも天気が悪ければ中止なので、てるてる坊主でもぶら下げておこうかな.
 ボクの周りには、幸いなことにこういった日帰りできる山がたくさん ・・・・ というか、山しかありません ・・・・ あるので、これから紅葉の季節、トレッキング三昧しましょうか.  
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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