ノオミ・ラパス

チャイルド 44

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 28mm 1/320sec f/4 ISO-100)

 前回 紫陽花 の花を載せましたが、どんどんきれいな色になってきました.
 写真は前回とは違って紫色の花ですが、数日前までは奥の花のようだったものがこんなに色が付きました.




 先日 "マッドマックス" のことを書いたばかりなので、今日は映画のことは続けないつもりだったのですが ・・・・・・・・・・・・・

 実はオンライン試写会の抽選に当たったので、その映画のことを書くことにします.



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 このオンライン試写会は、 GAGA が提供する 青山シアター からの提供.
 本当は "グローリー / 明日への行進" がどうしても観たかったので、会員登録して申し込んだのですが、そちらは見事落選 (涙)


 その代わりという訳ではありませんが、こちらの映画が当たっちゃいました.
 ボクはこういうことがよく起きるので 「まただよ ・・・・・・ 」 って感じなのです.



 でも,こちらの作品もボクの大好きな リドリー・スコット が関係している作品.
 リドリー・スコット 作品といえば "プロメテウス" でも "エイリアン" の Blu-ray セット をゲットしたりと、いろいろ相性がいいので今回もちょっと期待してたり.

 そう言えば今年最初の TOHO シネマズ で観た映画も彼の作品 "エクソダス 神と王" でした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 このオンライン試写会は金曜日の正午から土曜日の正午までの 24 時間のみ視聴可能.
 金曜日の夜ゆっくり観ることができればよかったのですが、あいにく金曜日の夜は職場の飲み会.

 昨夜家に帰ってから慌ただしく、さらに今日の午前中もう一度ガッツリ観てみました.




 " There is no murder on paradise. "



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  "チャイルド 44 森に消えた子供たち"





  監督 : ダニエル・エスピノーザ
  製作 : リドリー・スコット 、 マイケル・シェイファー 、
       グレッグ・シャピロ
  製作総指揮 : 
       アダム・メリムズ 、 エリシア・ホームズ 、
       ダグラス・アーバンスキー
  脚本 : リチャード・プライス
  原作 : トム・ロブ・スミス "チャイルド 44"
  原題 : " Child 44 "
  出演 : トム・ハーディ (レオ・デミドフ)
       ゲイリー・オールドマン (ネステロフ将軍)
       ノオミ・ラパス (ライーサ・デミドフ)
       ジョエル・キナマン (ワシーリー)
       ジェイソン・クラーク (ブロッキー)
       ヴァンサン・カッセル (クズミン少佐)
  音楽 : Jon Ekstrand
  撮影 : Philippe Rousselot
  編集 : Dylan Tichenor
  配給 : GAGA
  日本公開 : 2015 年 7 月 3 日
  上映時間 : 137 分








 申し込み時は詳しい内容なども確認せず、とりあえず ポチッ だったので、 リドリー・スコット が監督だとばかり思っていました (笑)
 登場人物なんてまったく気にも留めませんでしたし、内容もぜんぜんわからないいまま.

 映画を観終わってから思ったのは、邦題がちょっとよくない.
 単純に "チャイルド 44" だけで十分じゃないかな.



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 この抽選に当たってから公式ホームページを見てみたらいろいろ発見がありました.
 まずは主演が先日観たばかりの "マッドマックス" の トム・ハーディ .

 
 "マッドマックス" ではほとんどがアクションで、セリフも少なかったのですが、こちらの映画はセリフもドッサリ.
 サスペンス映画ですが、当時の政治的な部分が深く関わってくるのでシリアスな部分がとても多い.
 役者としての彼の演技を観ることができ ・・・・・・・ そしてその演技が結構いいんです.


 "マッドマックス" よりはるかにいいです. 
 醸し出す雰囲気がいいし、何と言ってもあの表情がいい.
 単純にいい人的な役柄ではなく、ダークな部分やいろいろな葛藤があるところをうまく表現しています. 



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 脇役が ゲイリー・オールドマン .
 トム・ハーディ & ゲイリー・オールドマン となると、ボクの大好きな "ダークナイト ライジング" じゃないですか (笑)
 この映画の中では渋い脇役といった感じで、重要な部分に絡んではいるんだけれど、どちらかというと控えめな感じ.


 その反対に強烈だったのが ワシーリー 役の ジョエル・キナマン .
 クズミン少佐 との関係がぼやけてはいましたが、ヒールとしてのインパクトは大でした.


 そうそう、最後の場面で観たことのある顔が出てきました.
 一瞬思い出せませんでしたが、ボクの大好きな HBO 作品 "ゲーム・オブ・スローンズ" に タイウィン・ラニスター 役で出ていた チャールズ・ダンス でした.



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 金髪だったので、最初フライヤー見ただけでは気が付きませんでしたが、主人公 レオ の奥さん役で ノオミ・ラパス .
 すっかり リドリー・スコット のお気に入りになった感じですね.

 "ミレニアム" でブレイクしたので、まだまだ作品は多くありません.
 だから彼女の出た映画ほとんど見ていることになるんですが、"デッドマン・ダウン" だけがまだ観ていない.
 この映画の予告編には Pink Floyd の "Crazy Diamond" のカバーが使われていたので観ようと思っていたのですが、気がついたら上映終了でした.



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 映画の中の言葉は当然英語なのですが、アクセントの付け方などが工夫されているのでまるでロシア語を話しているような錯覚さえ受けます.
 映像は全体にかなり暗めなのですが、こういった話し方も含めとてもよくできています.

 映像の至る所に絶望感が漂っていました.


 舞台は第二次大戦後の ソビエト 、ちょうど スターリン 政権が終焉を迎えようとしている時代.
 実際のこの時代もそうだったのかもしれませんが、笑顔がとても少ない映画です.



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 この映画は実際にあった猟奇殺人事件をベースに トム・ロブ・スミス が書いた長編小説、 2009 年版 「このミステリーがすごい !」 の海外編第 1 位になっているようです.
 さらに "グラーグ 57" 、 "エージェント 6" と続いています.

 こういった三部作と言えば、ボクが少し前に読んだ "ミレニアム" がありました.
 この小説も映画化され大ヒット、ちなみに ノオミ・ラパス を一躍有名にしたのが "ミレニアム" 三部作でした.


 他のレビューも読んでみると、この映画は原作とはかなり違っているようですので、原作と同じストーリーを期待していた方にとってはちょっと不満が残っているようです.


 ボクは原作を知らないので、最後まで目を離せない展開に大満足



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 この映画を観るまで ホロドモール なんてまったく知らなかったのですが、その後ちょっと調べてみたら ・・・・・・・・

 スターリン 、 ウクライナ 、 ホロドモール 、 アンドレイ・チカチーロ ・・・・・・・・・・
 暗黒の歴史に行きつきました.


 映画を観るまでは猟奇殺人事件の犯人探しのサスペンスのようにも思っていましたが、まったく違っていたと言っても過言ではないかな.
 もっともっと重いものがズシーーーンとありました.

 詳しく書くとネタバレになってしまうので止めておきます.




 予想していたサスペンスとは違いましたが、映画としてはとても面白かったし、よくできた映画だと思います.

 続編ができそうな気配ですが、少しは期待して待とうかな.
 

 ちなみにこの映画もボクの地域の TOHO シネマズ にはやってこないので、試写できてラッキーでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/400sec f/10 ISO-100)

 今日も梅雨空です.

 今夜も飲み会なので、それまでの間はボケ〜ッと過ごすことにしようかな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

プロメテウス

 今日は山に行こうかどうしようか、ずっと迷ったのですが ・・・・・・・
 朝からじっとりと汗が出るくらいの暑さなので、山は来月からにして、 8 月最後の休日は以前観た映画をもう一度観てみました.
 以前にも 感想を書きましたのでキャスト等は今回は書きません.
 今回はたくさんある突っ込みどころを中心に ・・・・・ もちろんネタバレしないように.



 この映画、一般の方々の評価がどうもあまりよろしくないのであります.
 そして悪い評価をしている方たちのほとんどが、 "人類の起源" という言葉に惑わされ、ファンタジー映画のようなつもりで観たのではないでしょうか.
 中には "エイリアン" を観たことのない人たちもいるようです.


 根本的に観る前から違っているから ・・・・ ってボクは思っています.
 一番の責任は配給会社の宣伝コピーが間違っているからでしょうね ・・・・・・ まぁ、あながち間違ってもいないのですが、与えるインパクトが違う方向に行ってしまっているって感じかな.

 そしてもう一つは、この映画はあの "エイリアン" (第一作目) を作った監督が作ったもので、 "エイリアン" の前日談であることです.
 少なくても一作目の "エイリアン" を観て、それがダメだと思ったらこの映画は観ない方がいいでしょう.
 いろいろなところに流されているクリップの中でも、監督自身が 「観客を震え上がらせてやる」 ということを言っているじゃないですか.



 今日も知り合いの方から 「二度見るほどいいですか!」 との質問いただきましたが、以前書いたとおりボクは "エイリアン" が大好きなので、この映画も結構好きです.
 最初からこんな映画 ( "エイリアン" に関係した映画) だと思って観たので、そういう意味では予想を裏切られることもありませんでした.




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 このくらいの写真は、すでに色々なところでアップされているので、アップしてもいいでしょうね ・・・・・ 何を意味しているのかは映画を観てのお楽しみですが.


 
 さて、二回目ともなるとそれなりに余裕をもちながら鑑賞できます.
 いろいろ突っ込みどころ満載、新たな発見もありました.
 今回はできるだけネタバレにならないようにしながらも、いろいろ突っ込んでみようかと思います.




 
 今回も上映時間の都合で 字幕版 3D を鑑賞 ・・・・・ さすがに吹き替え版を観たいとは思わないので.
 どうして吹き替え版にタレントを起用するのか意味不明です ・・・・ きちんとした声優さんにやらせればいいのに.
 これだけでもこの映画の質を落としてしまうような気がします.


 それでも、とても上品な 3D 映像は美しくクリアで改めて感心.
 細部の作り込みも凄いものがあります.
 そんな中でも デヴィッド の指紋 ・・・・・・・ 今回はきちんと観てきましたョ.
 うう〜ん、くっきり作られていました ・・・・・ 前回観た時は、まったく気にもならなかったのに.


 問題視されている "人類の起源" についても、まぁそれなりのつじつま合わせがしてあります.
 だから、映画全体を一つの仮説として観てあげるべきでしょう.


 ただ、いきなり宇宙への旅ってのは ・・・・・・ もう少し出発前の ウェイランド社 とのやりとりも観たかったかな.
 エリザベス の過去を入れるんだったら、乗りこみ前のことを入れたほうが、さらにサスペンスの風味がつくんじゃないのかね、 リドリー さん (笑) .

 だいたい、古代の遺跡の発見でどこの星かわかってしまうのもスゴイ ・・・・・・ あの点だけで座標わかるのか、って突っ込みたくなります.



 乗組員も 17 名 (最初にこの数字出てきますがよく覚えていない、確かこのくらいだったかと ・・・ ) いるはずなのに、 10 名程度の乗組員しかいないような錯覚をおこします.
 最初のミーティングも少なすぎでしょ ・・・・・ 後から名前も知らないような人たちが登場しますが、彼らはいついなくなったのかもわからない.


 過去の "エイリアン" シリーズを彷彿させるようなシーンがいくつか出てきますが、これについてはボクは肯定的です ・・・・・ 基本は、この映画 "エイリアン" なのですから.



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 さて シャーリーズ・セロン ですが、ヘア・スタイルによって感情的な違いもでているようです.
 これは今回の大発見 ・・・・・ でもないか.
 この人は、一番この映画の中の謎かもしれません ・・・・・ それだけに最後がね.

 果たしてキャプテンと H したのか ・・・・・ そこも大問題です (笑)




 地質学者 ・・・・ フィフィールド でしたっけ、それとも ミルバーン ・・・・ たちがあまりにも.
 迷子になったら動き回らないよね、普通は.
 おまけに訳のわからない物からは普通逃げるだろう !!


 あの液体をあたかも知っていたような デヴィッド の行動が、よくわからない.


 そしてあの液体と、エンジニアの目的、この星の役割などを関連づけているけれど、どうも説得性に欠けてしまいます.
 あまりに説明不足で、どうやったらそういう結論を引き出せるの ? って、ここでも一応突っ込み.


 10 時間であれだけ大きくなるところも一言言いたいけれど、まぁそこは目をつむるとしても、ここまで本人まったく気がつかないか ? ・・・・・ エリザベス さん.
 そしてあの 異物 (foreign body) 除去 ですが、ちょっと乱暴すぎるよねぇ.
 あの場面は本当に必要だったのかなぁ ・・・・・ もう少し違った演出できたようにも思いますが.
 あの場面に関しては、ボクは好きじゃありません.



 冒頭の水が生命の誕生を意味するとしたら、 LV-223 ・・・・ ship に水は不要だったのではないか.
 ミルバーン が襲われたものは、最初にあの部屋に入った時に見えた ○○○ の進化形だったのか、そしてそこに水が必要だったのか.
 流れ出した液体が進化させたのか、それとも流れ出した液体自体が ・・・・・・・・・・・




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 あれほど高度な科学力を持っているとすれば、なにか武器になるものだってありそうですが ・・・・・ .
 ただ逃げるだけなの、 エンジニア たち ???
 確かに力はありそうですが ・・・・・・・・・・・・



 いきなりキレる エンジニア も意味不明.
 デヴィッド が何を言ったのか、そしてそれは通じていたのか ・・・・・・ ここが知りたい.


 本来は "エイリアン" 第一作のように、もっともっと ギーガー のデザインした ・・・・ 人間の性器をモチーフにしたような、独特の沈美性や暗さ、さらに不安感を煽るようなデザインを基調にしたもののほうが "エイリアン" に通ずると思うのですが、最初の 4 作品も徐々にアクション映画っぽくなっていってしまいました.
まぁこれ自体は決して否定するべきものではありませんが、ボクは一作目のような独特の世界の中での密室サスペンス的な要素を持った方が好きでした
 そういう意味では、今度の映画は全体的にそういったドロドロした独特な世界がありませんでした.



 何度も言っていますが、この映画ってかなり好き嫌いが分かれる映画だと思います.
 ボクはこの映画、好きです.
 ただ続編はどうなんでしょう ・・・・・・ 噂では続編があるようですが.

 話がとんでもない方向にどんどん行ってしまいそうな予感がします.




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 「リピーターキャンペーン! アートで超レアなスペシャル・フォトのポストカードが応募者全員に当たる!」
 ・・・・・・・・・・・・・ そうなんですね.

 じゃあ折角ですので応募して、ポストカードいただくことにしましょう.



 この映画はとりあえずこれで十分、後は Blu-ray で完全版かディレクターズ・カット版が出たら購入します.
 すでにアメリカでは Blu-ray 発売されているようですので、国内版も今年中には発売になるかな.





 映画観終わった後、 スタバ で 1 時間ほどまったり.
 そして外に出たら焼けつくような暑さでした.
 車のシフト・ノブがアルミなので、やけどするくらい暑くてシフト・チェンジできません ・・・・・ ちなみにこのシフト・ノブ、冬は冬でキンキンに冷えてしまいます.
 仕方ないからハンカチをノブにあてて運転です ・・・・・ こういう時マニュアル・シフトは不便だな.



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 暑いときは熱いもの ・・・・・ ということで、前にもいった "ニュータンタンメン"
 食べ終わって外に出たら ・・・・・・・・・ 汗が一気に噴き出しました.


 夏を感じた一日でした.

Prometheus

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 観てきました ・・・・・・・・ プロメテウス !!

 8 月 4 日 18:30 から、一回限りの 3D 特別上映.
 この映画は、以前からこのブログでも取り上げているように、一日も早く観たいと思っていましたので、観てきました.


 100 人程収容のスクリーンで、お客さんは 40 名くらい.
 ストーリーとかは書きません、ネタバレもなしです.





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   " プロメテウス (Prometheus) "






  監督 : リドリー・スコット
  脚本 : デイモン・リンデロフ 、 ジョン・スパイツ
  製作 : リドリー・スコット 、 トニー・スコット 、
       デヴィッド・ガイラー 、 ウォルター・ヒル
  製作総指揮 :
       マーク・ハファム 、 マイケル・エレンバーグ 、
       マイケル・コスティガン
  出演 : ノオミ・ラパス (エリザベス・ショウ)
       シャーリーズ・セロン (メレディス・ヴィッカーズ)
       マイケル・ファスベンダー (デヴィッド)
       ガイ・ピアース (ピーター・ウィーランド)
       イドリス・エルバ (キャプテン・ジャネク)
       ローガン・マーシャル=グリーン (チャーリー・ホロウェイ)
       ケイト・ディッキー (フォード)
       ショーン・ハリス (フィフィールド)
       エミュ・エリオット (チャンス)
       ベネディクト・ウォン (ラヴェル)
       レイフ・スポール (ミルバーン)
  音楽 : マルク・ストライテンフェルト
  撮影 : ダリウス・ウォルスキー
  編集 : ピエトロ・スカリア
  配給 : 20 世紀フォックス
  日本公開 : 2012 年 8 月 24 日
  上映時間 : 124 分






 いきなりの感想は ・・・・・・ 面白かったです.
 あっという間の 2 時間で、正直もう少し長くしてところどころわかりやすくすればよかったと思うのですが、あまり長くするとスピード感が無くなってしまいますし ・・・・・・ むずかしいところですね.
 きっと ディレクターズ・カット ・・・・ あるいは 完全版 でも登場しそうですね.





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 この映画は前評判も高く、色々な映像がかなり断片的に出回っています.
 ですから映画を通して観て、「あぁ、この場面が ・・・・ ここで叫んでいるのか ・・・・・」 というような所がたくさんありました.
 叫び声も、ボクの思っていた言葉ではなく、違う言葉だったと映像を見て初めて理解したり.
 
 この多くの 予告編 や TVスポット 、さらには You Tube などに出回っている映像で、いやが上にも期待感が上昇していましたから.
 

 一応 "エイリアン" の前日譚ということにはなっていますが、物語の舞台となるのは LV-223 という惑星 ・・・・ ちなみに "エイリアン" では LV-426 .
 この惑星の違いは映画を見ている時に、 「あれっ、 LV-223 だったっけ? 」 ってすぐ思いました.

 でもいくつかの部分では、かなりリンクしていました.




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 シャーリーズ・セロン 相変わらず素敵です.
 特にこういった超クールな役が、ピッタリはまりますねぇ.
 目的のためだったら手段を選ばない ・・・・・ けれどある意味で、このメンバーの中で一番まともだったのかもしれません.

 それだけに、最後がねぇ ・・・・・・・・ .
 



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 "ドラゴン・タトゥーの女" で一気にブレイクした ノオミ・ラパス ・・・・ 本作品の主人公です.
 "エイリアン" といえば シガニー・ウィーバー ですが、 ノオミ・ラパス も負けないくらいパワフルに立ち向かっていきます.
 途中 「それはないだろう」 と思うような場面もありましたが ・・・・・・・ .
 このあたり、ストーリーを書かないので何とも説明しづらいですな.


 そしてなんといってもこの映画のキーパーソンとなるのが、 デヴィッド .
 一人、 "アラビアのロレンス" を観ているところが笑えちゃいます.
 謎の多い行動をしますが、 ○○ についての謎をもう少し描いてもよかったんじゃないのかなぁ.




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 入場の時に、記念品いただきました.
 これって、たしか前売り券購入の特典だったように思います ・・・・・・・


 ところが映画のホームページを見たら、この日だけの特典と判明.
 「この日しか手に入らない "プロメテウス号 ID パスカード入りネックホルダー" をもれなくプレゼント ! 」 と書いてありました.
 カードの裏には QR コード があり、そこから 20 世紀フォックス のホームページにいき、画像をダウンロードできるようになっていました.

 まぁボクの場合、こういったものを大事に取っておかないので、それほどありがたいとは感じませんが、こういったものは気持ちの問題でしょうから (笑) .



 映画はいきなり核心部を突くようなところから始まります.
 ストーリーは決して難しくはなく、 スペースジョッキー に関しても大方理解はできるはずですが、部分的に ○○ と ●● の関係などがわかり辛かったなぁ.


 先日観た "ダークナイト ライジング" もそうなのですが、映画を観終わって 「ああっ、こう繋がるのか ・・・・ 」 というような感じが、この "プロメテウス" にもありました.




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 3D は思ったよりも観易かった.
 奥行きや飛び出しこそあまり感じませんでしたが、程よい立体感とでも言うのかなぁ ・・・・・・ 違和感のない映像でした.
 こういった感じの 3D は、ボクとしては好みです.
 もちろん音は言わずもがな、こういった音は映画館でないとねぇ.



 最初にも書いたとおりとても楽しめた映画でした.
 後は Blu-ray で "ディレクターズ・カット" が観れる日を待つことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

A Game of Shadows

 今朝も雪でした.
 昨日の夜から雪が ・・・・・・ 夜結構冷え込んだので、朝道路は テカテカ 状態.
 信州の春はまだまだ遠いか ・・・・・・・・・ はふっ.



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 今日の夕暮れ ・・・・・・・・ いかにも、冬らしい淋しさ倍増の景色です.
 いつも見える 蓼科山 は見えませんが、遠くに 八ヶ岳 が見えます.

 そう言えば、昨年曇り空だった 硫黄岳 、今年リベンジしないと.
 でも今年は 桜平 からではなく、 唐沢鉱泉 から登ることにしています.
 昨年負った車のダメージは、本当に痛かった (涙) .




 
 登山の話はともかく ・・・・・ 昨年近くに TOHO シネマズ ができたので、映画館で 50 本 !! が、今年の別の目標.
 できれば週一回は観に行きたいと思うのですが、これから暖かくなると、山の魅力にも負けてしまいそうなので一体どうなることやらねぇ.

 
 ということで最新映画観ました ・・・・・・・・ 続編ですね.
 一作目は結構楽しめたので、この続編にも期待していました.








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   " シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム "  
    ( Sherlock Holmes: A Game of Shadows )





   監督 : ガイ・リッチー
   脚本 : ミシェル・マローニー、 キーラン・マローニー
   原作 : アーサー・コナン・ドイル
   製作 : ジョエル・シルバー、 ライオネル・ウィグラム、
         スーザン・ダウニー、 ダン・リン
   製作総指揮 : ブルース・バーマン
   出演 : ロバート・ダウニー・Jr、 ジュード・ロウ、
         ノオミ・ラパス、 ジャレッド・ハリス、
         エディ・マーサン、 ケリー・ライリー、
         スティーブン・フライ、 レイチェル・マクアダムス
   音楽 : ハンス・ジマー
   撮影 : フィリップ・ルースロ
   編集 : ジェームズ・ハーバート
   配給 : ワーナー・ブラザーズ
   日本公開 : 2012 年 3 月 10 日
   上映時間 : 128 分






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 前作で、小説の中の紳士的で清潔感のあるホームズ像とは全く正反対のような、アナーキーでコミカルなキャラクターとして登場した シャーロック・ホームズ .
 推理はほとんどなく、完全なアクション映画と言ってもいいような映画でした.
 でもスピード感があり、とても楽しめました ・・・・・・・ 特に造船所のシーンやラストの橋での対決など.
 そして、 ロバート・ダウニー・Jr と ジュード・ロウ の掛け合いが結構イカしていました.
 今回の映画も、予告編などを観て期待度上昇です.
 最近の映画、悪くは無いけれどすごくいいとも言えないような映画が続いていたので、今回はと ・・・・・・・



 登場人物は、主役の二人はもちろん アイリーン や、 ワトソン の新婦 メアリー など同じ配役です ・・・・・ この メアリー がボクは結構好き、いい味出してます (笑) .
 さらに、この映画でのヒロイン シムザ 役に、スウェーデン版 "ドラゴン・タトゥーの女" の リスベット 役 ノオミ・ラパス が出演しています.
 そして ・・・・・・・ ようやく ホームズ の宿敵、 ジェームズ・モリアーティ 教授 の登場です.




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 映画観終わった後、 Yahoo! 映画 のユーザー・レビューを最近読みますが、この映画に限らず結構ボクと同じような意見がちらほらあって、ふむふむ・・・・・うんうん・・・・・なんて感じです.
 この映画のレビューも、かなりボクの意見と近いですね.
 評価は ・・・・・ 3.0 点かな.
 どうも最近、みんなこの点数です (苦笑) .


 前作同様の独特な映像が随所にあり、アクション映画としてはそれなりに楽しめます.
 謎解きがないのは前作同様、こういう路線の映画なのでボクは問題なし. 
 映画館でなければ体験できないような音響が、これまたいいです.
 あまり小難しいことを言わないで、単純に映像を楽しむのがいいでしょうね.


 ストーリーはかなり ワールドワイド になっています.
 ボクは イギリス を舞台に、前作のようないかにも イギリス という感じのストーリーのほうがいいような気がします ・・・・・・ なんとも言えない、薄暗くちょっと汚い路地裏のような感じ.
 そして モリアーティ ・・・・・・ もう少し痩せて神経質っぽい感じがいいんじゃないでしょうか.
 でも謎解きがメインじゃないので、あまり神秘性は必要なしといったところかな.
 最後の対決場面は原作へのオマージュのようです.




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 ネタバレしないように書かないと ・・・・・・ むずかしいなぁ.
 突っ込みたいところはいくつかあるんですが、それを書いちゃうとネタバレになりそうなので、ここはグッと我慢することにします.
 やっぱりこの映画は映画館で観てください、家で DVD や Blu-ray じゃ半分くらいしか楽しめないでしょうから.
 映画を観終わった後に上のポスターを見ると ・・・・・ ああ、なるほどね.






 どうも最近、ブログの書き方がネガティブになっているなぁ.
 先日のスムース・ジャズのアルバムも、記事を読み返してみるとネガティブな感じなんだけれど、実はとてもポジティブな受け止め方してるんですよ ・・・・・・ ほんとに.
 今日の映画も、まぁそれなりに楽しめましたよ ・・・・・ 続編出たら間違いなく観に行くと思います、続編の匂いも何となく香ってきていましたからねぇ.


 映画館に行く時は猛吹雪でしたが、観終わって外に出たら雪は止んでいました.
 でも空はどんよりとした冬の空でしたが ・・・・・・・・・ . 

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

 今朝は今年一番の寒さだったようですね.
 ボク、今日はお休みだったので9時ころまでベットにはいったまま本を読んでいました.
 放射冷却現象のせいか、抜けるような青空が朝から広がっていました.
 だから、そんなに寒かったとはまったく知りませんでした.



 一日早く到着してしまいました ・・・・・・・・ DVD .
 先日から話題にしている "ドラゴン・タトゥーの女" です、本当は 4 日到着だったのにね.



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 (原作を) 読んでから (DVD や 来週公開の映画を) 観るか、観てから読むか ・・・・・ 悩んでいたのですが、美女の誘惑に飛びきり弱いボクは、ついつい DVD を観てしまいました.
 この映画に関しては、まったくと言っていいほど事前情報を取り込まずに観てみました.
 今夜は、この映画のことをちょっと書いてみましょう.






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   " ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 : Man som hatar kvinnor "





   監督 : ニールス・アルデン・オプレヴ
   脚本 : ニコライ・アーセル、 ラスマス・ヘイスターバング
   原作 : スティーグ・ラーソン
   製作 : ソロン・スターモス
   音楽 : ヤコブ・グロート
   撮影 : エリック・クレス、 イェンス・フィッシェル
   編集 : アンネ・ストラッド
   出演 : ミカエル・ニクヴィスト 、 ノオミ・ラパス 、
         レナ・エンドレ 、 スヴェン・バーティル・タウベ 、
         ペーテル・ハベル 、 イングヴァル・ヒルドヴァル ・・・・
   配給 : ギャガ
   日本公開 : 2010 年
   上映時間 : 186 分 (完全版)






 物語の中心人物、 ミカエル と リスベット の印象は、最近いろいろなところで見かける ダニエル・クレイグ と ルーニー・マーラ のイメージが、小説を読む前からインプットされていました.
 だから映画を観る前は、どうなんだろうなぁ ・・・・・ なんて思っていたのですが、そんな思いは映画が始まるとどこかに行ってしまいました.


 リスベット を演じた ノオミ・ラパス は、特典映像のインタヴューにも出ていますが、とてもチャーミングな魅力的な女性です.
 でもこの リスベット 役は、非常に複雑なキャラクターなので、ただチャーミングでは務まりません.
 この役が彼女に決まった時、小説の生まれた国、そして映画製作国でもある スウェーデン で非難の声が上がったようですが、映画を観た後にはそんなブーイングも消え絶賛されたようです.
 ボクも映画を観ていくにつれ、最初に感じていた違和感がすべて払拭されちゃいました.
 特に、彼女の裸を観た時に、その中性的でボーイッシュな肉体が、原作にピッタリだと感じてしまいました.




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 ミカエル 役はどうなんだろ.
 ちょっとお腹の出た ミカエル・ニクヴィスト なんですが ・・・・・・ スウェーデン では超有名な俳優のようです.
 日本で言えば 渡辺謙 といったところでしょうか.
 ボクは ダニエル・クレイブ が大好きなので、どうしても彼のほうがいいと感じてしまいそうです.
 ただ、この手の映画は知らないような俳優が演じたほうがはるかに面白い場合があります ・・・・ そう言う意味で、今回のこの映画の ミカエル 役は結構よかった.



 この DVD 版は、劇場公開時にカットされた部分を加え、前編後編の 2 部構成になっています.
 そうは言っても、原作がかなりヴォリュームのある物語ですので、どうしてもすべてを映像化することは困難で、一部の描写がカットされていたりもします.
 最初の ヴェンネルストレム 裁判敗訴から、 ヘンリック・ヴァンゲル の依頼を受けるまでの部分も簡略されています ・・・・・・ この部分って結構読みごたえあったんだけどねぇ.
 そして、 リスベット が一緒に行動を共にする件が結構曖昧な感じでした.


 でも ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 とにかく面白かったぜっ、この映画.
 ストーリーは書きませんが、原作がしっかりしているので映画も凄く楽しめます.
 3 時間という長い映画ですが、もたつくことなく一気に大団円に向っていきます.




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 "ミレニアム (Millennium) " は、 スウェーデン の作家 スティーグ・ラーソン による推理小説で、 "ドラゴン・タトゥーの女" 、 "火と戯れる女" 、 "眠れる女と狂卓の騎士" から成る三部作です.
 日本でもかなりブレイクしたので、すでに読まれた方もおいででしょうね.
 2009 年に、スウェーデン で映画化され、さらに今年リメイクとしてアメリカ版が公開されます.
 主役の ダニエル・クレイグ は三部出演の契約を行っているので、三部作すべて制作されるようです.
 そうなると リスベット 役も同じでないとまずいよね ・・・・・ "レッド・ドラゴン" シリーズの クラリス 捜査官は違う俳優が演じちゃいましたがね.


 ボクは小説もまだ途中なので、この先どんな物語が待っているのか知りませんが、一つ気になるのは、
 ・・・・・ どうして小説のタイトルが "ミレニアム" なのかということです.
 一作目の映像を観る限り、サブ・タイトルの "ドラゴン・タトゥーの女" で十分だと思います.
 あえて "ミレニアム" 三部作としてあるのは、きっとなにか意味があるのでしょうね.

 となると、どうしても三部読んでみたくなりました.
 この後の二部は、読んでから観る!ことにします.


 その前に、 "ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女" を読み終えないと ・・・・・・・ (笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 更新がすっかり亀足になってしまいましたが、ようやく 1,000,000 アクセスまで到達しました.
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