ブロッサム・ディアリー

Blossom Dearie

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 Amazon Prime の映画が、どうも観たいと思うものが少なくって ・・・・
 ついつい TV 番組観ちゃってます.

 TV番組は当然シリーズものだから、観始めるとどうしても続けないといけないのが難点.
 普段 TV 全然観ないので、リアルタイムで観たものは全くないんです (笑)

 中でも面白いのが テレビ東京 、最近ハマってます.
 面白番組たくさん作ってますねぇ.



yoshihiko_20200515_01
  ● 勇者ヨシヒコと魔王の城 ●

 最近になって、ついつい観てしまった.
 コテコテすぎちゃってちょっと引いちゃうところもあるけど、 ドラクエ ハマった世代には全編がニヤけてしまう感じ.
 山田孝之 は好きな俳優なので、彼がこういうドラマをまじめな顔してやっているところがいいのです.



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  ● ローカル路線バス乗り継ぎの旅 ●

 これはドラマじゃないけれど、このシリーズ 太川陽介 と 蛭子能収 のコンビが最高でした.
 これ観てると、自分でもバスの旅してみたいと思っちゃうもの.
 へんなドラマ観るよりずっと面白かった.



孤独のグルメ 003-2
  ● 孤独のグルメ ●

 こちらも深夜帯のドラマですが、今では大晦日に特番組まれるほどの人気番組です.
 これも面白いなぁ.
 この番組観てからというもの、一人で食事するときにいろいろ頭の中で呟きながら食す自分がいます (笑)



癒されたい男 002
  ● 癒されたい男 ●

 独り言が妄想に発展すると、この形ですね.
 秋山課長補佐、とにかくオッサン的には共感できるところがありすぎ.
 原作は漫画で単行本一冊で終わっているんですが、何とか続編できないかなぁ.



来世では 002
  ● 来世ではちゃんとします ●

 こちらも内容的にはかなりきわどく、いかにも深夜枠の番組って感じでした.
 上の写真見ただけでも内容が何となくわかるようです.
 でも根本には揺れ動く女子の心なんかも描かれています.


 この 2 本は テレビ東京 でも 「ドラマパラビ」 という連続ドラマ枠なんですね.
 てっきり他の番組と同じ 「ドラマ 24」 枠だとばかり思ってました.

 しばらくは テレビ東京 のドラマで暇つぶしできそうです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は腰の調子も良くなってきたのでスキー場で写真撮ろうかとも思っていましたが、撮りたかったものがみんな撮れそうもなく、さらに天気も暖かくていま一つ ・・・・
 ということで、少し溜まったアルバムの整理.

 そんな溜まったアルバムの中から一枚ピックアップ.





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  " Blossom Dearie "





  1. 'Deed I Do
       (W.Hirsch-F.Rose) ・・・・ 2:11
  2. Lover Man (Oh Where Can You Be?)
       (J.Davis-R.Ramirez-J.Sherman) ・・・・ 2:45
  3. Ev'rything I've Got
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:27
  4. Comment allez-vous
       (Murray Grand) ・・・・ 2:10
  5. More Than You Know
       (E.Eliscu-B.Rose-V.Youmans) ・・・・ 3:25
  6. Thou Swell
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:59
  7. It Might as Well Be Spring
       (R.Rodgers-O.Hammerstein II) ・・・・ 3:09
  8. Tout doucement
       (E.J.Mercadier-R.A.Clausier) ・・・・ 2:21
  9. You for Me
       (Bob Haymes) ・・・・ 2:13
  10. Now at Last
       (Bob Haymes) ・・・・ 3:20
  11. I Hear Music
       (B.Lane-F.Loesser) ・・・・ 2:05
  12. Wait Till You See Her
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 3:19
  13. I Won't Dance
       (O.Harbach-O.Hammerstein ll-J.Kern) ・・・・ 2:44
  14. A Fine Spring Morning
       (Bob Haymes) ・・・・ 3:04
  15. They Say It's Spring
       (M.Clark-B.Haymes) ・・・・ 3:22
  16. Johnny One Note
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:10
  17. Blossom's Blues
       (Blossom Dearie) ・・・・ 3:09




  # 1 〜 14 :
  Blossom Dearie (vo.p), Herb Ellis (g),
  Ray Brown (b), Jo Jones (ds)
  Recorded at NYC, September 11 &12, 1956.

  # 15 〜 17 (Bonus Tracks) :
  Blossom Dearie (vo.p), Kenny Burrell (g),
  Ray Brown (b), Ed Thigpen (ds)
  Recorded at NYC, April 8 & 9, 1959.





 ブロッサム・ディアリー が Verve レーベルに吹き込んだ、彼女の初のアルバム.
 ギター・トリオをバックに、彼女自身もピアノを弾いてのヴォーカル.
 最後の 3 曲は CD 化のボーナス・トラックです.




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 声が超独特なので、それだけで好き嫌いが分かれちゃうかもしれません.
 一般的にはちょっとハスキーに語りかけるような、大人の雰囲気を持ったヴォーカルが人気だと思います.
 それに比べると ブロッサム・ディアリー の場合は、ちょっと子供っぽいような声.

 "Blossom Dearie Sings Rootin' Songs" は大好きな "The Good Life" が入っていたので、ちょっとした愛聴盤でした.

 でもそれまでは彼女のアルバムほとんど聴いてないかも.
 昔通ったジャズ屋でもほとんど聴いた記憶ないもんなぁ.
 一昨年までもっていたアルバムは "Give Him the Ooh-La-La" のたった一枚だけ.



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 でも聴き始めると、そんな子供のような声がとても心地いい.
 まるでボサノバのようだな.
 ボサノバも結構聴かず嫌いなところありましたが、最近は全然気にならなくなってるし、日曜日の午後なんかはすごくいい感じなんだな.


 さてこのアルバム、スタンダードを中心にスモールコンボをバックにしっとり.
 時々フランス語の歌詞も交えたりしているので、ちょっとジャズっぽくない雰囲気を醸し出したりもしてます.

 でもまぁそれもありかな.
 結構クセになるヴォーカルだなぁ.



Blossom Dearie 0065

 彼女のアルバムって、今まで興味なかったので気にしてなかったんだけれど、今回調べてみたらざっと 40 タイトルほどありました.
 これって結構な数です.

 知っているアルバムはほんの数枚.
 Verve レーベルも 6 枚ですが、ほとんど廃盤なのかな.
 Amazon などで検索かけてもなかなかヒットしません.

 全部集める気などはさらさらありませんが、 Verve のアルバムは聴いてみたい.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 天気あまりよくなさそうだったので、スキー場行くの止めましたが、昼頃から里も雨降り.
 15:00 頃は限りなくみぞれに近いような雨でした.



1DX_0001
 ● 2021.1.16 : EF 16-35mm F4L IS USM : F4.0 1/5000秒 ISO-400 EV-0 16mm ●●

 夕方は一度やみましたが、明日の曇り.
 気温がちょっと高めなので、この雨が凍ることはなさそうかな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Give Him the Ooh-La-La

 秋になったから ・・・・・・
 
 と言う訳ではありませんが、数日前にブログのマイナー・チェンジをしてみました.
 マイナー・チェンジと言っても、パッと見た目はまったくと言っていいほど変わっていません.

 本文の横にあるブログ・パーツを少し変えました.
 日本語を使い、わかりやすくカテゴリを表記したり、ブログに使っている写真のサムネイルを数枚表示したり ・・・・・


 ヒマな時に少しずつ前の記事の写真なども、大きさを一緒にできればいいのですが、これをやり始めるときっと文章まで書き直しかねないので、グッと我慢です.




DSC_0189

 "JAZZ THE BEST お宝コレクション 魅惑の女性ヴォーカル編" の中の三枚が昨日届きました
 今日のようなはっきりしない天気の午後、ボーっと聴いているととてもいい感じなのであります.


 特によかったのが Rita Reys ・・・・・ なのですが、このアルバムは次の機会に.
 今日のアルバムは、印象的なジャケット ・・・・・ 黄色とオレンジが特徴的なアルバムです.
 彼女の声も、とてもユニーク ・・・・・・・ 好き嫌いがわかれてしまうアルバムかもしれませんね.







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   " Give Him the Ooh-La-La / Blossom Dearie "





   1. Just One of Those Things
          (C.Porter) ・・・・・ 2:00
   2. Like Someone in Love
          (J.Burke-J.Van Heusen) ・・・・・ 4:29
   3. Between the Devil and the Deep Blue Sea
          (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・・ 2:25
   4. They Say It's Spring
          (M.Clark-B.Haymes) ・・・・・ 3:44
   5. Try Your Wings
          (M.P.Barr-D.McGregor) ・・・・・ 3:23
   6. Bang Goes the Drum (And You're In Love)
          (D.Heneker) ・・・・・ 3:21
   7. The Riviera
          (C.Coleman-J.A.McCarthy) ・・・・・ 3:45 
   8. The Middle of Love
          (B.Goodman-J.Wallington) ・・・・・ 2:32
   9. Plus je t'embrasse
          (B.Ryan-M.Francois) ・・・・・ 2:28
   10. Give Him the Ooh-La-La
          (C.Porter) ・・・・・ 2:39
   11. Let Me Love You
          (B.Howard) ・・・・・ 2:42
   12. I Walk a Little Faster
          (C.Coleman-C.Leigh) ・・・・・ 4:13


    (# 12 Not part of the original album)





   Blossom Dearie (p.vo), Herb Ellis (g), Ray Brown (b), 
   Jo Jones (ds)
   Recorded at NYC, September 12 - 13, 1957.








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 そもそもこのアルバムを購入しようと思ったのは、ずっと昔の忘れかけている思い出です.
 昔ボクが通っていたジャズ屋にもこのアルバムがあり、なぜかお客さんの少ないような夜、静かに流れていました.
 その時のアルバムの印象はまったくないのですが ・・・・・・・ .

 こういったジャズ屋では、流しているアルバムがお客さんにわかるよう、ジャケットを専用のフレームなどに入れて、見えるようにしていました.
 興味ある演奏では、お客さんがそのジャケットを手にとって、ライナーノーツ読んだり、他の演奏者や録音年月日調べたりするんです.


 それでこのアルバムですが、このジャケットだけはずっと覚えていたんですよね.
 だから今回、晴れて購入となりました.
 ある意味での ジャケ買い ですね.




 ブロッサム・ディアリー (Blossom Dearie) はアメリカのジャズ・シンガーで、 1924 年 4 月 28 日生まれ、 2009 年 2 月 7 日長い闘病生活後、死去.
 彼女の歌を聴けばすぐにわかりますが、声がとても特徴的で、子供のような声です.
 ボク自身も、もう少ししっとりとした大人の歌声が好きですが、こういった声も聴いてみるとそれなりによかったりするものです.
 1956 年、ヨーロッパで活動中、 ヴァーヴ・レコード の主宰者 ノーマン・グランツ に認められ、アメリカに帰国し "Blossom Dearie" を録音します.
 今日のアルバムは、 6 枚吹き込まれた ヴァーヴ・レコード の中で 2 番目の吹き込みになります.




blossomdearie

 もともと彼女はピアニストとして、クラブやバーで演奏していたようです.
 1950 年代にパリへ渡り、ピアノの他にコーラスグループで歌っていたりしたところを ノーマン・グランツ に見染められたという感じかな.

 このアルバムでは、ハーブ・エリス、レイ・ブラウン、ジョー・ジョーンズといったサイドメンを従えて、淡々と歌い上げている感じです.
 彼女のたくさんあるアルバムを代表するアルバムではないかもしれませんが、何かいい感じなんですよね.



 "Like Someone in Love" がいいなぁ.
 静かな午後の日差しを軽く受けながら、アンニュイな雰囲気が漂ってくるようなこの曲.
 この時期だからかなぁ、なぜかヴォーカル・アルバムがしっくりきます.
 


 そして ・・・・・・ "Try Your Wings"
 この曲は、映画 "死ぬまでにしたい 10 のこと" でも使われたようです.
 ボクはこの映画を観ようと思っていたまま、観過ごしてしまったので、今頃になってこの曲が使われていたことを知ったのです.




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 これは観てみないといけない.
 ブロッサム・ディアリー の歌声のように、観る人を選ぶような映画じゃなければいいのですが (笑) .




 さて、こんなにもアンニュイな雰囲気から現実に戻ります.
 今夜は奥様が遅くなるので、一人でゆったりと外食でもしてこよう.

 当然、ラーメンになるとは思いますが ・・・・・・
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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