ポートレート実践講座

EOS学園 最終日

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨日の土曜日、一カ月ぶりの 東京 ・・・・・ 快晴でした.
 というか、夏の空と暑さ.


 今回は 4 年ぶりの EOS学園 のことを書きますが、久しぶりの 東京 だったので Planar で少しスナップも撮ってきました.
 記事には関係ないですが、そんな EOS RP と Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE で撮った写真を所々に挿入してきます.

 いつものようにレタッチやトリミングしてません、露出はマニュアルでアンダーぎみだったりです.



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 ● アメ横 : f 8.0 1/125秒 ISO-100 ●

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 ● アメ横 : f 8.0 1/125秒 ISO-100 ●

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 ● アメ横から (ガラス越し) : f 8.0 1/160秒 ISO-100 ●

 さて キヤノン EOS学園 「ポートレート実践講座」 も最後の講評会です.
 今回は二度の撮影実習が雨で散々でしたし、前回の講評会はボク自身の体調不良でお休みしてしまったり.
 3 か月にわたる講座でしたが、いろいろありました.

 こういったモデル撮影が本当に久しぶりなので、まずは撮影も新鮮かつ戸惑いまくり.
 おまけに雨の中の撮影なのでどこまで追い込んでいくかというのがね ・・・・・ 皆さんの撮影風景を観ているだけでもとても勉強になりました.
 このあたりは経験積まないとなかなか難しいかな.



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 ● 京橋 東京スクエアガーデン : f 8.0 1/80秒 ISO-100 ●

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 ● タニザワ 銀座本店 : f 8.0 1/40秒 ISO-100 ●

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 ● 銀座二丁目 歩行者天国 : f 8.0 1/500秒 ISO-100 ●

 今回の撮影実習は、撮影場所が二回とも公園だったので、氾濫する色をなくす目的も含めて最初からモノクロ撮影、モノクロの仕上げでした.
 一番最初に持っていった作品が黒ツブレと白飛びを混ぜたような硬い写真だったので、撮影実習の時から柔らかい雰囲気の作品作りを考え、笑顔を中心の撮影.
 明るさも足りない雨の日ですから、カメラ内のフィルターもイエローにして撮影しました.
 レンズも、全身でもアップでも対応できる 50mm ・・・・・ Planar ではなく SIGMA の Art ですが.

 講評会の中で、モノクロで撮るんだったら撮影の時から露出もよく考えながら ・・・・・ ディテールの表現なども見ながら作品仕上げる ・・・・・・ とてもとても余裕ないっす.



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 ● 銀座一丁目 歩行者天国 : f 8.0 1/320秒 ISO-100 ●

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 ● 銀座三丁目 歩行者天国 : f 8.0 1/80秒 ISO-100 ●

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 ● 和光 : f 8.0 1/100秒 ISO-100 ●

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 ● 和光 : f 8.0 1/800秒 ISO-100 ●

 今回の講評会、 8 人が作品提出.
 3 人がモノクロ、画角は 4 人が 50 mm レンズ使用というかなり偏った感じになりました.
 それだけに、同じモノクロや画角でも、出来上がる作品は全然違うというのがよくわかる講評会になりました.

 この講評会は A3 ノビ での作品提出なので、仕上げを丁寧にするなんて当たり前.
 紙などにもみんな拘りがあります ・・・・ ボクは今回 プレミアムマット で今までなかったような雰囲気で仕上げてみました.



 モノクロの提出が多かったので、かなりモノクロのプリント作りに対しての深い話を聞くことができました.
 モノクロ現像のシビアさは昔からよく言われているようで、ほんの少しの操作でガラリと変わってしまうようです.
 現在は PC で簡単に RAW 現像できますが、プリントアウトはやっぱり難しく、今回持っていった作品も何度印刷し直しただろう.



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 ● 日産ギャラリー : f 8.0 1/125秒 ISO-100 ●

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 ● マツヤ : f 8.0 1/320秒 ISO-100 ●

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 ● 銀座五丁目 歩行者天国 : f 8.0 1/400秒 ISO-100 ●

 本当に久しぶりの EOS学園 でしたが、自分的には、事前に構図やポーズをイメージし、そのイメージで撮影し、ある程度の作品に仕上げられたという意味ではよかったかな.
 もちろん、もっとモデルを追い込んだりということもできず全然足りないことばかりですが、初めての基礎組の撮影や作品を思えば、間違いなく進歩してると思っています.


 これで今年は EOS学園 受講は終わりになってしまいそうですが、ここで勉強 ・・・・・ というより、体験を通して覚えたことは、被写体が変わっても活かされてくると思ってますので、これからもいろいろ撮っていきます.



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 ● 銀座一丁目 : f 8.0 1/1000秒 ISO-400 ●

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 ● 銀座一丁目 並木通り : f 8.0 1/25秒 ISO-400 ●

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 ● サクセス銀座ファーストビル : f 8.0 1/1250秒 ISO-400 ●

 この日は 土屋先生 京都 入りのため、いつものお茶会はなし.
 何人かは写真展に流れていきましたが、遠距離のボクは 銀座 、 有楽町 経由 上野駅 、ちょっと時間あったので 上野公園 へ行ってみましたが ・・・・・・・

 すごい人でビックリ.
 上野駅 公園改札 前には人がびっしりです.

 少し前にはなかった光景でした.



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 ● 上野駅 公園改札 : f 8.0 1/640秒 ISO-400 ●

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 ● パンダ橋 : f 7.1 1/2500秒 ISO-400 ●

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 ● パンダ橋からスカイツリー : f 5.6 1/3200秒 ISO-400 ●

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 ● パンダ橋から御徒町 : f 5.6 1/640秒 ISO-400 ●

 最後に Zeiss Planar T* ですが、今回のような絞ったスナップは全然問題なしで、簡単にシャッター押せます.
 昼だったら F 8.0 〜 11 くらいを固定でいいかな.
 ピント合わせの間に構図確認して、カシャ.

 レンズの重さも全く気になりませんし、 EOS RP には程よいバランスだと思います.
 とにかくこのレンズで撮る楽しさがいいですねぇ.

 フォーカスリングの独特な重さとストローク ・・・・・ 痺れます.
 だから今まで撮ったことのないような撮り方してみたり、撮ったことのない被写体にレンズを向けてみたくなります.
 Milvus 2/50 もそうですが、本当に写真を撮るのが楽しくなるレンズです.

 単純に写り云々ではないですね.



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 帰りの新幹線は奮発してグリーン席 ・・・・・ まぁ奮発したわけではなく、指定席の早割 3 割引が取れなかったので、グリーン席の 3 割引にしただけです.
 それでも当日の自由席よりも安くなってしまうという、マジック (笑)

 夕飯も 崎陽軒 幕の内弁当 ゲットできて満足.


 講評会ではいろいろ叩かれたりもしましたが、今回も楽しい 東京 日帰りでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Multiplication

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 現在は月水金だけの勤務ですが、昨日が仕事のため今日と振替、おかげで今日から 5 連休.
 15 日が休みだったなんで少し前まで知らなかったし (笑)




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 ● 7/12 電柱のある風景 ●

 ただ連休中も梅雨空みたいです.
 今朝は昨夜の雨も上がり、雲の中から日差しが照りつけています.

 梅雨の合間の青空って感じです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 40 年も前です ・・・・・・
 ちょうどジャズ屋に通っている頃に出たアルバム.


 ただ、ジャズ屋でかかることはありませんでしたが.






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  " Multiplication / Eric Gale "





  1. Oh! Mary Don't You Weep
        (Traditional) ・・・・ 7:22
  2. Thumper
        (Eric Gale) ・・・・5:52
  3. Multiplication
        (Eric Gale) ・・・・5:22
  4. Morning Glory
        (Lee Ritenour) ・・・・8:28
  5. Gypsy Jello
        (Richard Tee) ・・・・4:51
  6. Sometimes I Feel Like A Motherless Child
        (Traditional) ・・・・5:22





  Eric Gale (g), Bob James (el-p.synth.clavinrtte),
  Ralph MacDonald (perc), Richard Tee (p.org),
  Willie Weeks (b), Alphonso Johnson (b),
  Steve Gadd (ds), Randy Brecker (tp),
  Grover Washington Jr. (ts), Hank Clawford (as),
  Lew Soloff, (tp) .... and others.

  Recorded at Sound Mixers Studio & Mediasound, NYC, 1977.





 購入するまでは CTI のイメージを強く持っていたんですが、 Columbia レーベルなんですよね.
 エリック・ゲイル のリーダー・アルバムとしては 4 枚目にあたります.

 ジャケットはうさぎさんがいっぱいですが、タイトルからでしょうか.





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 1975年に結成した "Stuff" のメンバーも何人か入っています.
 音楽的には、この時代の、よく聴いたフュージョンっていう感じです.

 当時は結構馬鹿にしていて鼻にもかけなかったのですが、今になるとこの時代のこういった演奏がものすごくホッとでき、何時間かけていても全然気になりません.

 おまけにこの時代のフュージョンのアルバムは、結構廉価盤が出ているので、購入もしやすい.
 確かに同じような演奏が多くありますが、まぁそんなことは気にしない.

"Forecast" がエリック・ゲイルのファーストアルバムと言われたこともありましたが、それ以前に ジャマイカ で録音されたものが後日アルバム化されたため、現在は "Forecast" が 2 枚目のリーダー・アルバム、そしてこのアルバムが 4 作目と数えるのが一般的でしょうか.




Eric Gale 006

 いきなりのゴスペルです.
 コール & レスポンス ・・・・・ スロー・テンポのコーラスとギターが絡みながら、ゲイル節 炸裂.


 かと思うと次の曲では、思いっきり Stuff のような演奏です.


 4 曲目の "Morning Glory" は、当時も聴いた記憶があるなぁ.
 元々は リー・リトナー の曲で、今日のアルバムと同じ年に録音された "Sugar Loaf Express" に入っているものがオリジナルになります.
 ただ、ボクが過去に聞いた記憶があるのは、今日の エリック・ゲイル の演奏.

 何か音楽番組のテーマ・ソングだったのかなぁ ・・・・・・ 思い出せません.
 こういうまったり感がいいな.


 グローバー・ワシントン Jr が、このアルバムで結構いい味出してますね.
 "Just the Two of Us" だけじゃないぞ (笑)




bob_james 0022

 プロヂューサーは ボブ・ジェームス .
 彼らしさも至る所に表れています.

 いまさら言うまでもなく、この時代を代表するミュージシャンの一人です.


 最後の "Sometimes I Feel Like A Motherless Child" (邦題: 時には母のない子のように) も、グッとブルージーなギターからメローな ハンク・クロフォード のアルトが入っていい感じなんだな.


 やっぱりこの時代、このメンバー ・・・・・・ ハズレなしです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 毎年 (と言ってもまだたった 3 年目ですが) 受講している EOS学園 ポートレート基礎講座 .
 この講座の上級者向けとして 実践講座 がありますが、こちらの受講は 基礎講座 で 土屋先生 の OK が出た人のみ受講できるシステムになっています.
 かなりストイックに (・・・いい意味で) 作品作りを追求していくコースなので、きちんとモデル撮影でき、作品を作れないとかなり厳しいでしょうか.
 
 先日、 Facebook 上でこの夏の 実践講座 の受講を、ボクら 基礎組 が受講してもいいと先生からアナウンスがありました.




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 基礎組 を受講する人たち多くは、この実践組に入ることが目標にもなっています.
 ボクも一年目はそんな気持ち持っていましたが、昨年からちょっと変わった.

 もちろん、 実践講座 に興味ないといえば嘘になります.
 ハウススタジオという空間の中で、自然光をやわらかく取り込んで、その中にモデルの全身を入れて撮ってみたい ・・・・・・・


 ただ自分の生活あってのこういう講座だから無理はできない.
 地方から通うのは、いろいろ大変なのです.

 特に 8 月は、夏休みを兼ねて 仙台 の撮影会に行く予定なので、そこにちょっと集中したい.
 いろいろな意味で、同じ時期のコース受講は厳しい.

 それにまだまだ 基礎講座 でやらなくちゃいけないこともあるし.
 前回の宿題の 「頭の先からつま先まで ・・・・・」 は、次回はしっかり作品にしたい.




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 基礎講座 の仲間の何人もが、 実践講座 を受講するようです.
 せっかくの機会なので、どんどんチャレンジしてください.

 ボクはそんな彼らを目標にして、マイペースで頑張ります.




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● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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