マイケル・ファスベンダー

コヴェナント & ダンケルク

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は映画の話題を一挙に二本.
 今週 TOHO シネマズ で観賞した、現在公開中の作品を紹介します.

 ただしネタバレなしですので、あまり深いところまではツッコミません.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 まずは今日の朝一番で観てきた映画から.
 ようやく本日、日本公開になりました.

 前作の "プロメテウス" は、一般公開前に一回だけ行われた 3D 特別公開を観ました.
 その後一般公開の 2D 版や Blu-ray で観たので、回数なんてまったく数えられないくらい.

 おまけに iPad にも入っているので、新幹線の中でも何度も断片的に見た記憶があります (笑)


 そんな前作 "プロメテウス" は、 エイリアン の Bly-ray セット が当たったり、映画館で入場記念品もらったりと、いろいろな思い出がある映画でした.





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   " エイリアン: コヴェナント "






  監督 : リドリー・スコット
  脚本 : マイケル・グリーン 、 ジョン・ローガン 、
        ジャック・パグレン
  製作 : リドリー・スコット 、 デヴィッド・ガイラー 、
        ウォルター・ヒル 、 ローガン・ハフマン 、
        マイケル・シェイファー
  原題 : "Alien: Covenant"
  出演 : マイケル・ファスベンダー (ウォルター)
        キャサリン・ウォーターストン (ダニエルズ)
        ジェームズ・フランコ (ジェイコブ・ブランソン)
        ガイ・ピアース (ピーター・ウェイランド)
        ダニー・マクブライド (テネシー・ファリス)
        デミアン・ビチル (ロープ軍曹)
        ジャシー・スモレット (リックス)
        エイミー・サイメッツ (マギー・ファリス)
        カルメン・イジョゴ (カリン)
        カリー・ヘルナンデス (アップワース)
        ビリー・クラダップ (オラム)
        アレクサンダー・イングランド (アンカー)
        ベンジャミン・リグビー (レッドワード)
  音楽 : ジェッド・カーゼル
  撮影 : ダリウス・ウォルスキー
  編集 : ピエトロ・スカリア
  配給 : 20 世紀フォックス
  日本公開 : 2017 年 9 月 15 日
  上映時間 : 122 分





 この映画に関しては、正直期待はしていませんでした.
 この手の映画はシリーズが続いていくたびに裏切られることが多すぎるので ・・・・・・・
 ただ エイリアン・シリーズはやっぱり結果だけではなく、ボクの中ではまずは観てみることが大事なので.

 キレイな女性同様に、裏切られてもまた吸い寄せられてしまいます (笑)




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 最初に感じたのが、配役が結構地味 !!

 予告編でも映像がかなりアップされているのでそのあたりのことには触れてもいいでしょうか.
 前作で デヴィッド を演じた マイケル・ファスベンダー は今回もしっかり出演しています.
 ある意味で彼が主役かな ・・・・・

 もっと言いたいけれど、これ以上は完全にアウトなので自粛.


 ジェームス・フランコ も出てるんだけれど、最初ひげ面でよくわからなくて、タブレットの映像でやっとわかりました.


 "プロメテウス" の方は シャーリーズ・セロン や ノーミ・ラパス が出演しておりこの映画よりも華があった感じです.
 まぁ出演者が有名どころだからいい映画になるわけではありませんが.

 そうそう、 あの人も冒頭にガッツリ出ていたのにはちょっと驚き.




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 まずオープニングは エイリアン へのオマージュ的なテロップから始まります.

 そうは言っても一作目ほどの期待感を持たせるような映像ではありませんで、どちらかというとサッパリぎみ.

 ストーリーは、しっかり前振りしてあるので一度観ただけでも展開をきちんと理解できるのではないでしょうか.

 ただしこれは、前作 "プロメテウス" を観ていることが大前提.
 人物はもちろん、使われている音楽も "プロメテウス" の中でも使われたメロディがあったりします.

 いくらしっかりした前振りがあっても、やはり前作を観ていないと後半首を傾げるようになりそうです.


 こういう SF 映画は映像がとても重要だと思っています.
 これに関しては、惑星への着陸シーンにしても "プロメテウス" のほうが何倍もよかった気がします ・・・・・・・・

 ただしこれは一回観ただけの感想ですので、改めて Blu-ray などで観た時に感じがガラリと変わる可能性もあります.




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 一番よくなかったのはこの映画シリーズ独特の緊張感がなかったところ.

 エイリアン の怖さは密室の中で、いつ出てくるのかといった怖さだと思う.
 それがだんだんハラハラドキドキの描写が少なくなり、グロテスクな描写ばかり目立つてきている気がします.
 こういったグロい部分は、観る人の想像に任せる様な描写がボクは好きなんだけれどね.

 このシリーズ回を重ねるごとにグロくなってるけど、そこじゃないよねって思う.

 もっと昔のように 出し惜しみ してくれないと.



 この映画でもこういったハラハラドキドキ感はあまりなかったのが残念.
 だから恐怖感というのは観ていてもほとんどなかったかな.

 ちなみにエンディングのテロップは短めで、おまけの映像などはありません.




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 肝心の映画の評価は、 エイリアン・ファン として贔屓目に見て 3.0 点 ( 5 点満点) くらいかな.


 まだ続くのかなぁ ・・・・・・・・・・
 もう十分な気もしますが、さらに続く気配が ・・・・・・・・・・





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 もう一本の映画も、先週の土曜日公開になったばかりで現在公開中です.
 こちらの映画はハラハラドキドキというよりも、酸素が思いっきり少なくなって息苦しくなるような映画です.





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   " ダンケルク "





  監督 : クリストファー・ノーラン
  脚本 : クリストファー・ノーラン
  製作 : エマ・トーマス 、 クリストファー・ノーラン
  製作総指揮 :
        ジェイク・マイヤーズ 、 グレッグ・シルバーマン
  原題 : "Dunkirk"
  出演 : フィン・ホワイトヘッド (トミー二等兵)
        トム・グリン=カーニー (ピーター・ドーソン)
        ジャック・ロウデン (コリンズ)
        ハリー・スタイルズ (アレックス二等兵)
        アナイリン・バーナード (ギブソン二等兵)
        ジェームズ・ダーシー (ウィナント陸軍大佐)
        バリー・コーガン (ジョージ)
        ケネス・ブラナー (ボルトン海軍中佐)
        キリアン・マーフィー (英国兵)
        マーク・ライランス (ミスター・ドーソン)
        トム・ハーディ  (ファリア)
  音楽 : ハンス・ジマー
  撮影 : ホイテ・ヴァン・ホイテマ
  編集 : リー・スミス
  配給 : ワーナー・ブラザース
  日本公開 : 2017 年 9 月 9 日
  上映時間 : 106 分









 まずは勘違いのお話しから.

 You Tube で ダンケルク の兵士たちの映像がアップされていました.
 ジェームス・マカヴォイ が海岸を歩いて行くところを 5 分以上の長回しによるワン・カット撮影 ・・・・・ 「これはすごい」 と思って是非映画館で観てみたいと.

 そんな期待をして映画観てたんだけれど ・・・・・・・・・
 まず ジェームス・マカヴォイ が出てこない、最後まで出てこない.
 海岸の場面はたくさん出てきますが長回しの映像も出てこない.


 家に帰ってもう一度この映像を観てみたら ・・・・・・
 なんと "つぐない (Atonement)" という映画のワンシーンということが判明、よく見ればしっかり英文で映画のタイトルも記載がありました.

 確かに場面は ダンケルク ですから間違えたほうが悪いんですが ・・・・・・ 


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 この映画はやっぱり音でしょ.
 特に遠くから聞こえてくる爆撃機の音は、自分もその海岸にいるかのような感じでしたし.

 この手の映画は、絶対に映画館の大画面と大音響で観るのがいい.
 ちなみに IMAX 上映もあるようですが、ボクは IMAX 一度も見たことがないのでどのくらい凄いのか、違うのかわかりません.
 一度くらいは 東京 で観に行きたいなぁ.

 ちなみに IMAX だと画面のサイズも変わってくるんでしょうか.




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 この映画、とにかく息がつまる ・・・・・・・・ 本当にそういう映画です.
 戦闘場面もあるけれど、そこがメインではありません.

 第二次世界大戦の ダンケルクの戦い において 1940 年 5 月 26 日から 6 月 4 日にかけて行われた、連合軍の大規模撤退作戦 "ダイナモ作戦" を描いています.

 セリフが本当に少ない.
 こういう状況下だと話すことすら忘れてしまうんだろうか、と画面を観ていて思ってしまいます.
 画面にはずーーーーと重苦しい絶望感が漂っています.


 そして淡々と三つの場面が進んでいきます.

 そう、最初はちょっとわかりづらかったけれど陸上、海上、それと空と三つの場面が微妙にズレながら映画は進行していきます.




cillian murphy mark rylance

 ダンケルク については過去にも映画などになっていますが、今回の映画としてはどうなんでしょう.
 撤退作戦を淡々と描いているのはわかるんだけれど ・・・・・・・・・・

 ボクの評価は 2.8 点くらいかな.


 バットマン・ダークナイト シリーズがとても好きで、そんな監督の クリストファー・ノーラン の作品だからこちらの映画はかなり期待していました.

 まぁ悪くはないと思うんだけれど ・・・・・・・・・・
 すごくよかったとも、正直言えないかなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今週観た映画二本の紹介でした.
 なんだかんだネガティブなことばかり言っていますが、映画館では時も忘れて楽しんでました.
 やっぱり映画館で観るのはいいなぁ.

 シニア割 ・・・・・・・・ 最高です.


 さて明後日は 東京 .
 昨日は 70 % だった当日の降水確率も 90 % まで上昇しています ・・・・・・ 完璧に雨.


 無事に撮影できるかなぁ ・・・・・・・・・ マジで.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

プロメテウス

 今日は山に行こうかどうしようか、ずっと迷ったのですが ・・・・・・・
 朝からじっとりと汗が出るくらいの暑さなので、山は来月からにして、 8 月最後の休日は以前観た映画をもう一度観てみました.
 以前にも 感想を書きましたのでキャスト等は今回は書きません.
 今回はたくさんある突っ込みどころを中心に ・・・・・ もちろんネタバレしないように.



 この映画、一般の方々の評価がどうもあまりよろしくないのであります.
 そして悪い評価をしている方たちのほとんどが、 "人類の起源" という言葉に惑わされ、ファンタジー映画のようなつもりで観たのではないでしょうか.
 中には "エイリアン" を観たことのない人たちもいるようです.


 根本的に観る前から違っているから ・・・・ ってボクは思っています.
 一番の責任は配給会社の宣伝コピーが間違っているからでしょうね ・・・・・・ まぁ、あながち間違ってもいないのですが、与えるインパクトが違う方向に行ってしまっているって感じかな.

 そしてもう一つは、この映画はあの "エイリアン" (第一作目) を作った監督が作ったもので、 "エイリアン" の前日談であることです.
 少なくても一作目の "エイリアン" を観て、それがダメだと思ったらこの映画は観ない方がいいでしょう.
 いろいろなところに流されているクリップの中でも、監督自身が 「観客を震え上がらせてやる」 ということを言っているじゃないですか.



 今日も知り合いの方から 「二度見るほどいいですか!」 との質問いただきましたが、以前書いたとおりボクは "エイリアン" が大好きなので、この映画も結構好きです.
 最初からこんな映画 ( "エイリアン" に関係した映画) だと思って観たので、そういう意味では予想を裏切られることもありませんでした.




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 このくらいの写真は、すでに色々なところでアップされているので、アップしてもいいでしょうね ・・・・・ 何を意味しているのかは映画を観てのお楽しみですが.


 
 さて、二回目ともなるとそれなりに余裕をもちながら鑑賞できます.
 いろいろ突っ込みどころ満載、新たな発見もありました.
 今回はできるだけネタバレにならないようにしながらも、いろいろ突っ込んでみようかと思います.




 
 今回も上映時間の都合で 字幕版 3D を鑑賞 ・・・・・ さすがに吹き替え版を観たいとは思わないので.
 どうして吹き替え版にタレントを起用するのか意味不明です ・・・・ きちんとした声優さんにやらせればいいのに.
 これだけでもこの映画の質を落としてしまうような気がします.


 それでも、とても上品な 3D 映像は美しくクリアで改めて感心.
 細部の作り込みも凄いものがあります.
 そんな中でも デヴィッド の指紋 ・・・・・・・ 今回はきちんと観てきましたョ.
 うう〜ん、くっきり作られていました ・・・・・ 前回観た時は、まったく気にもならなかったのに.


 問題視されている "人類の起源" についても、まぁそれなりのつじつま合わせがしてあります.
 だから、映画全体を一つの仮説として観てあげるべきでしょう.


 ただ、いきなり宇宙への旅ってのは ・・・・・・ もう少し出発前の ウェイランド社 とのやりとりも観たかったかな.
 エリザベス の過去を入れるんだったら、乗りこみ前のことを入れたほうが、さらにサスペンスの風味がつくんじゃないのかね、 リドリー さん (笑) .

 だいたい、古代の遺跡の発見でどこの星かわかってしまうのもスゴイ ・・・・・・ あの点だけで座標わかるのか、って突っ込みたくなります.



 乗組員も 17 名 (最初にこの数字出てきますがよく覚えていない、確かこのくらいだったかと ・・・ ) いるはずなのに、 10 名程度の乗組員しかいないような錯覚をおこします.
 最初のミーティングも少なすぎでしょ ・・・・・ 後から名前も知らないような人たちが登場しますが、彼らはいついなくなったのかもわからない.


 過去の "エイリアン" シリーズを彷彿させるようなシーンがいくつか出てきますが、これについてはボクは肯定的です ・・・・・ 基本は、この映画 "エイリアン" なのですから.



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 さて シャーリーズ・セロン ですが、ヘア・スタイルによって感情的な違いもでているようです.
 これは今回の大発見 ・・・・・ でもないか.
 この人は、一番この映画の中の謎かもしれません ・・・・・ それだけに最後がね.

 果たしてキャプテンと H したのか ・・・・・ そこも大問題です (笑)




 地質学者 ・・・・ フィフィールド でしたっけ、それとも ミルバーン ・・・・ たちがあまりにも.
 迷子になったら動き回らないよね、普通は.
 おまけに訳のわからない物からは普通逃げるだろう !!


 あの液体をあたかも知っていたような デヴィッド の行動が、よくわからない.


 そしてあの液体と、エンジニアの目的、この星の役割などを関連づけているけれど、どうも説得性に欠けてしまいます.
 あまりに説明不足で、どうやったらそういう結論を引き出せるの ? って、ここでも一応突っ込み.


 10 時間であれだけ大きくなるところも一言言いたいけれど、まぁそこは目をつむるとしても、ここまで本人まったく気がつかないか ? ・・・・・ エリザベス さん.
 そしてあの 異物 (foreign body) 除去 ですが、ちょっと乱暴すぎるよねぇ.
 あの場面は本当に必要だったのかなぁ ・・・・・ もう少し違った演出できたようにも思いますが.
 あの場面に関しては、ボクは好きじゃありません.



 冒頭の水が生命の誕生を意味するとしたら、 LV-223 ・・・・ ship に水は不要だったのではないか.
 ミルバーン が襲われたものは、最初にあの部屋に入った時に見えた ○○○ の進化形だったのか、そしてそこに水が必要だったのか.
 流れ出した液体が進化させたのか、それとも流れ出した液体自体が ・・・・・・・・・・・




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 あれほど高度な科学力を持っているとすれば、なにか武器になるものだってありそうですが ・・・・・ .
 ただ逃げるだけなの、 エンジニア たち ???
 確かに力はありそうですが ・・・・・・・・・・・・



 いきなりキレる エンジニア も意味不明.
 デヴィッド が何を言ったのか、そしてそれは通じていたのか ・・・・・・ ここが知りたい.


 本来は "エイリアン" 第一作のように、もっともっと ギーガー のデザインした ・・・・ 人間の性器をモチーフにしたような、独特の沈美性や暗さ、さらに不安感を煽るようなデザインを基調にしたもののほうが "エイリアン" に通ずると思うのですが、最初の 4 作品も徐々にアクション映画っぽくなっていってしまいました.
まぁこれ自体は決して否定するべきものではありませんが、ボクは一作目のような独特の世界の中での密室サスペンス的な要素を持った方が好きでした
 そういう意味では、今度の映画は全体的にそういったドロドロした独特な世界がありませんでした.



 何度も言っていますが、この映画ってかなり好き嫌いが分かれる映画だと思います.
 ボクはこの映画、好きです.
 ただ続編はどうなんでしょう ・・・・・・ 噂では続編があるようですが.

 話がとんでもない方向にどんどん行ってしまいそうな予感がします.




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 「リピーターキャンペーン! アートで超レアなスペシャル・フォトのポストカードが応募者全員に当たる!」
 ・・・・・・・・・・・・・ そうなんですね.

 じゃあ折角ですので応募して、ポストカードいただくことにしましょう.



 この映画はとりあえずこれで十分、後は Blu-ray で完全版かディレクターズ・カット版が出たら購入します.
 すでにアメリカでは Blu-ray 発売されているようですので、国内版も今年中には発売になるかな.





 映画観終わった後、 スタバ で 1 時間ほどまったり.
 そして外に出たら焼けつくような暑さでした.
 車のシフト・ノブがアルミなので、やけどするくらい暑くてシフト・チェンジできません ・・・・・ ちなみにこのシフト・ノブ、冬は冬でキンキンに冷えてしまいます.
 仕方ないからハンカチをノブにあてて運転です ・・・・・ こういう時マニュアル・シフトは不便だな.



DSC_0030


 
 暑いときは熱いもの ・・・・・ ということで、前にもいった "ニュータンタンメン"
 食べ終わって外に出たら ・・・・・・・・・ 汗が一気に噴き出しました.


 夏を感じた一日でした.

Prometheus

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 観てきました ・・・・・・・・ プロメテウス !!

 8 月 4 日 18:30 から、一回限りの 3D 特別上映.
 この映画は、以前からこのブログでも取り上げているように、一日も早く観たいと思っていましたので、観てきました.


 100 人程収容のスクリーンで、お客さんは 40 名くらい.
 ストーリーとかは書きません、ネタバレもなしです.





Prometheus 00202







   " プロメテウス (Prometheus) "






  監督 : リドリー・スコット
  脚本 : デイモン・リンデロフ 、 ジョン・スパイツ
  製作 : リドリー・スコット 、 トニー・スコット 、
       デヴィッド・ガイラー 、 ウォルター・ヒル
  製作総指揮 :
       マーク・ハファム 、 マイケル・エレンバーグ 、
       マイケル・コスティガン
  出演 : ノオミ・ラパス (エリザベス・ショウ)
       シャーリーズ・セロン (メレディス・ヴィッカーズ)
       マイケル・ファスベンダー (デヴィッド)
       ガイ・ピアース (ピーター・ウィーランド)
       イドリス・エルバ (キャプテン・ジャネク)
       ローガン・マーシャル=グリーン (チャーリー・ホロウェイ)
       ケイト・ディッキー (フォード)
       ショーン・ハリス (フィフィールド)
       エミュ・エリオット (チャンス)
       ベネディクト・ウォン (ラヴェル)
       レイフ・スポール (ミルバーン)
  音楽 : マルク・ストライテンフェルト
  撮影 : ダリウス・ウォルスキー
  編集 : ピエトロ・スカリア
  配給 : 20 世紀フォックス
  日本公開 : 2012 年 8 月 24 日
  上映時間 : 124 分






 いきなりの感想は ・・・・・・ 面白かったです.
 あっという間の 2 時間で、正直もう少し長くしてところどころわかりやすくすればよかったと思うのですが、あまり長くするとスピード感が無くなってしまいますし ・・・・・・ むずかしいところですね.
 きっと ディレクターズ・カット ・・・・ あるいは 完全版 でも登場しそうですね.





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 この映画は前評判も高く、色々な映像がかなり断片的に出回っています.
 ですから映画を通して観て、「あぁ、この場面が ・・・・ ここで叫んでいるのか ・・・・・」 というような所がたくさんありました.
 叫び声も、ボクの思っていた言葉ではなく、違う言葉だったと映像を見て初めて理解したり.
 
 この多くの 予告編 や TVスポット 、さらには You Tube などに出回っている映像で、いやが上にも期待感が上昇していましたから.
 

 一応 "エイリアン" の前日譚ということにはなっていますが、物語の舞台となるのは LV-223 という惑星 ・・・・ ちなみに "エイリアン" では LV-426 .
 この惑星の違いは映画を見ている時に、 「あれっ、 LV-223 だったっけ? 」 ってすぐ思いました.

 でもいくつかの部分では、かなりリンクしていました.




Prometheus 008

 シャーリーズ・セロン 相変わらず素敵です.
 特にこういった超クールな役が、ピッタリはまりますねぇ.
 目的のためだったら手段を選ばない ・・・・・ けれどある意味で、このメンバーの中で一番まともだったのかもしれません.

 それだけに、最後がねぇ ・・・・・・・・ .
 



Prometheus 0022

 "ドラゴン・タトゥーの女" で一気にブレイクした ノオミ・ラパス ・・・・ 本作品の主人公です.
 "エイリアン" といえば シガニー・ウィーバー ですが、 ノオミ・ラパス も負けないくらいパワフルに立ち向かっていきます.
 途中 「それはないだろう」 と思うような場面もありましたが ・・・・・・・ .
 このあたり、ストーリーを書かないので何とも説明しづらいですな.


 そしてなんといってもこの映画のキーパーソンとなるのが、 デヴィッド .
 一人、 "アラビアのロレンス" を観ているところが笑えちゃいます.
 謎の多い行動をしますが、 ○○ についての謎をもう少し描いてもよかったんじゃないのかなぁ.




Prometheus 0026002

 入場の時に、記念品いただきました.
 これって、たしか前売り券購入の特典だったように思います ・・・・・・・


 ところが映画のホームページを見たら、この日だけの特典と判明.
 「この日しか手に入らない "プロメテウス号 ID パスカード入りネックホルダー" をもれなくプレゼント ! 」 と書いてありました.
 カードの裏には QR コード があり、そこから 20 世紀フォックス のホームページにいき、画像をダウンロードできるようになっていました.

 まぁボクの場合、こういったものを大事に取っておかないので、それほどありがたいとは感じませんが、こういったものは気持ちの問題でしょうから (笑) .



 映画はいきなり核心部を突くようなところから始まります.
 ストーリーは決して難しくはなく、 スペースジョッキー に関しても大方理解はできるはずですが、部分的に ○○ と ●● の関係などがわかり辛かったなぁ.


 先日観た "ダークナイト ライジング" もそうなのですが、映画を観終わって 「ああっ、こう繋がるのか ・・・・ 」 というような感じが、この "プロメテウス" にもありました.




Prometheus 0017

 3D は思ったよりも観易かった.
 奥行きや飛び出しこそあまり感じませんでしたが、程よい立体感とでも言うのかなぁ ・・・・・・ 違和感のない映像でした.
 こういった感じの 3D は、ボクとしては好みです.
 もちろん音は言わずもがな、こういった音は映画館でないとねぇ.



 最初にも書いたとおりとても楽しめた映画でした.
 後は Blu-ray で "ディレクターズ・カット" が観れる日を待つことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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