マップカメラ

Voigtlander Debut !

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 2022 年 11 月に購入した RF 24mm F1.8 MACRO IS STM も RF 14-35mm F4L IS USM 購入で、ほぼ出番がなくなったのでドナドナすることに.
 それを下取りに一年前から検討していた Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 の購入を決断.



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 ● 2022. 11. EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM + Richard Avedon ●

 CP+ から帰ってから、早速いつもの マップカメラ に注文.
 「お取寄せ」 の表示がありましたが、きっと一週間くらいでくるんじゃないかと楽観してました.
 ところが一週間経ってもまったく発送の気配なし.
 入荷時期わかるかと問い合わせたら、なんと 6 月下旬出荷予定とメーカーから回答があったようです.


 いやいや、流石にそんなに待つのは嫌だから、止む無くキャンセル.


 最近は、カメラも品不足で数ヶ月待ちが当たり前のようになっていて、RICOH GR lll や Fujifirm X-M5 など受注停止になっているものもあります.
 そのため中古品が定価より高くなったりするというひずみ現象まで.
 これはメーカーとしてどうなんでしょう、散々カメラの良さを PR しておきながら、いざ消費者が買おうと思ったら注文もできないって有り得ないよね.


 販売店としても、できれば約何ヶ月待ちといった表記がされているとありがたいな.



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 ● マップカメラ オンライン ●

 そんなだから一度は購入を諦めていたのですが、先週木曜日の朝 マップカメラ オンラインページを見ていたら、付属品もしっかり付いた中古の美品があるじゃないです.
 中古品は当たり外れがありますが、 マップカメラ の美品は過去に一度購入したことがあってすごく満足だったこともあり信頼してます.
 ただ、 マップカメラ のワンプライス買取は箱がなくても金額変わらないので、たまに箱がなかったりすることがあるので要注意.
 おまけにネット限定価格で価格もちょっと安くなっていました.


 さらにさらに、なんと RF 24mm の下取り価格が前よりも 1,000 円上がってます.
 中古品価格も結構変動があるので、運がいいと高い時に出すことができます.

 こりゃもういくっきゃありません、出勤前に大急ぎでポチりました.



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 そして土曜日の夕方、とうとうやってきました.

 下取り価格と RF 14-35mm のキャッシュバックがあるので、差額は数千円.
 これは 「レンズ沼」 あるあるですが、キャッシュバックあるので儲かった気になってますが、実際にはちょっと違う.
 でも頭の中の思考回路が壊れているので、いいように考えちゃってます.


 Nokton の Nokt には「夜」という意味があり、開放 F 値が F 1.5 以上に明るい ダブルガウス型 大口径レンズに用いられています.


 ちなみに Leica のレンズで ノクティルックス (NOCTILUX) という、超鬼高なレンズがありますが、そちらはラテン語の「夜」 ( Nocti ) の意味で、そこに明るさの lux を合わせています.

 この Noctilux レンズは、 "ライカ沼" という超難易度の高い迷宮の中でも、一番深い場所にいるラスボスのようなレンズで、 50 mm レンズでありながら一本で 150 万円ほどという高額.
 まるで ラオウ のような存在で、とても ケンシロー の 「北斗連打」 では太刀打ちできません.


 両レンズ共に、夜でも速いシャッタースピード稼げる明るいレンズという意味です.



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● Lieca Store から ●

 Leica Store の Noctilux 50mm のページ見てたら、作例の一枚に、先日ボクがお散歩撮影会の時に撮った時と同じ場所がありました.
 記事は 2 年前に書かれたもので、今では壁のひび割れがかなり出てはいるものの、全体の雰囲気はほとんど変わってませんね.

 作例は縦長ですがボクは横長で、ジョウロの先端が切れてます.
 これは作例にある青い素敵な椅子ではなく、白っぽい箱みたいなものがあって雰囲気が全然違ったので入れないように撮ったから.

 なんかこういうの見つけると嬉しくなります.



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 ● 2025.2.28. EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 : F1.4 1/2000秒 WB-8500K ISO-125 ●

 ちょっと脱線しました、話を NOKTON に戻しましょう.

 箱だけでも、やっぱりいいな.
 この箱付きなところが絶対です.
 正直 キヤノン のレンズは性能は絶対なんですが、箱を開ける時のワクワク感みたいのがあまりない.
 それに比べると Zeiss や Voigtlander は、この箱を開ける瞬間が最高なんです.

 中古品とはとても思えないほどとてもキレイなレンズです.



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 手に持っているだけでもニヤけてしまいます.

 レンズ自体はそれほど大きくなく手にすっぽりと収まる感じ.
 Zeiss Planar と並べると、ほとんど同じくらいの大きさです.
 重量は 400g で、 Zeiss Planar ( 385 g) とほぼ同じです.

 この金属感が本当にいい.
 この金属感は持ったことのない人には当然良くわからないと思いますが、小ぶりなレンズなのにずっしり感がしっかりあって ・・・・・ 間違いなく shige 君は手にしただけでも悶絶でしょう.


 本体には三つのリングがあり、先端から クリック切替えリング 、 絞りリング 、 距離リング (ピントリング) です.
 絞りリング と 距離リング は ダイヤ型のローレット加工 で、これを回しながらのピント合わせが撮ってるなぁって感じなんですよ.
 Zeiss 同様に、この 距離リング を回す時の重さが何とも言えなく萌えます (笑)



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 白く表示された被写界深度目盛がオールドレンズっぽくていいなぁ.

 一時期すごく欲しかった Leica Q-P .
 そこに付いている SUMMILUX の赤と白文字がとにかくカッコよかったんですよね.
 この NOKTON もそんな感じで、手に取ってここだけ見てても 1 時間くらいいけるかな.


 ちなみに CP+ で触ってきた Zeiss の最上位レンズ Otus は、文字表示の色が黄色になっています.
 これは視認性がいいからのようです.
 NOKTON のクリック切替えリングは、デクリック位置だけ黄色の線になっています.


 レンズキャップもしっかり純正品が付いていますが、中古品購入はここもすごく大事.
 中には社外品が付いている場合も結構あります.
 このキャップだけでもご飯一杯はいけるぞ、なぁ shige 君.



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 レンズフードは初めてのねじ込み式です.
 この取り付けも金属の感覚が伝わってきます.

 レンズフードは保護フィルターを付けても装着できますが、撮影しない時に他のレンズのように逆向きで取り付けることができません.
 だから一度外すか、そのまま付けっぱなしになります.
 まぁ、付けておいてもそんなに大きなフードではないので、収納もそんなに問題なさそうです.


 絞りが本体でできればいいんですが、先端にある絞りリングからだけの操作.
 動画撮影中の絞り変更のため、デクリック機能も付いています.
 ボクは写真撮影だけなので、カチカチがあった方が便利.
 1/3 ずつ、カチ、カチって感じです.
 もちろんファインダー内での絞り数値の表示は出ます.



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 下の作例ではありませんが、点光源の玉ボケは開放だと周辺がレモン形で、中心付近も円形ではなくどちらかというと十角形.
 光源との距離やボケ具合によっては、かなり円形にはなるので、これも撮り方次第といったところでしょう.
 絞り羽根の枚数は 10 枚.

 これが残念という方が結構いますが、ボクはオールドっぽくて悪くないと思ってます


 オールドレンズ感がプンプン漂っていますが、今時のレンズですから描写はかなりしっかりしてます.
 特に F2.0 あたりからしっかりした描写になります.
 開放ではピント位置から周辺にボケていくんですが、自然でなめらかなボケ感がいい.


 F1.2 や F1.4 だと、ピント合わせがちょっと難しい.
 深度浅いのがよくわかります、今回は背面液晶で拡大してピント合わせでしたが、それでもムズイ.
 普段はファインダーでフォーカスガイド使うのでどうなんだろう ・・・・ かなり厳しい予感がします.



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 ● ⇒ Zeiss Planar T* 1,4/50 、 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 ●

 さてこの先は絞りを一段ずつ変えて撮ってみました.
 こういう写真にすごく萌えるのが Zeiss 会の shige 君なので、ちょっと撮り比べ.

 三脚使用、室内は蛍光灯照明で LED ライトを軽く正面から当ててますが、かなり光量不足で安定してません.
 フリッカー機能使うため、シャッターは電子先幕に変更.
 露出はマニュアルですが、一段オーバー目に撮ってます.
 ピントはいつものフォーカスガイドではなく、背面液晶で 草薙少佐 の左目あたりを拡大して合わせいます.
 シャッターボタンが手押しなので、やっぱりこういう時はリモートスイッチ無いとだめですね、レフ機で使っていたのは持ってますが、ミラーレス機では使用不可.


 Irving Penn のように コーナーを意識した構図にしてみました ・・・・・ 嘘です.
正面から LED 当ててるので奥行きのない感じになってしまいました.


 まずは NOKTON からですが、最初だけ F1.2 から F1.4 の 1/3 段で、そのあとは一段ずつ絞ってます.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2: F1.2 1/320秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2: F1.4 1/250秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2: F2.0 1/125秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2: F2.8 1/60秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2: F4.0 1/30秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2: F5.6 1/15秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2: F8.0 1/8秒 ISO-200 ●

 カメラ本体で絞り調整できる方がいいと書きましたが、レンズのリングで合わせるのも、実際に撮ってみると結構いい.
 1/3 段ずつカチカチッと合わせるのが、変に気持ちいいんです.
 それに合わせてシャッタースピードも同じだけダイヤル回す ・・・・・ こういう撮っている感いいなぁ.


 Planar でのピント合わせは相変わらずのもやのかかったような感じですが、ちょい絞って出来上がった写真を観るとキリっとしてます.
 液晶でのピント合わせはボヤ〜という感じなんだけどなぁ.
 フォーカスガイドだともっと難しい感じですが、この辺りはそれが味の一つですから良しとします.


 下の写真は三脚の位置を同じにして、レンズを Planar に交換して撮ったものです.



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 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50: F1.4 1/200秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50: F2.0 1/100秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50: F2.8 1/50秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50: F4.0 1/25秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50: F5.6 1/13秒 ISO-200 ●
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 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50: F8.0 1/6秒 ISO-200 ●

 まだ少し撮っただけですが、十分にこのレンズの楽しさが伝わってきます.
 いつもは衝動買いばかりですが、このレンズに関しては一年考えて購入したレンズ.
 待った甲斐がありました ・・・・ いや、もっと早く買うべきだったかな (笑)


 しばらくは街歩きの第一選択で決定です.


 shige 君もレンズのヴァージョンアップが完了したみたいなので、久しぶりの Zeiss ミーティング開かないといけないかな.



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EOS R1 Debut !

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 やってきました New Comer ならぬ New Camera .
 キヤノン ミラーレスカメラのフラッグシップモデル EOS R1 です.


 マップカメラ に EOS R5 Mark ll を予約してあったものの、いつになったら届くのかまったくわからない状態のため、キャンセルして EOS R1 を再注文したのが 10 月中旬.
 EOS R1 もかなりの人気のようだったので、当然発売日には届くわけもなく、今年中の入荷はちょっと諦めていました.

 ところが、 12 月 12 日にマイページのステータスが 「在庫確保」 になり、二日後には我が家にやってきました.
 まさか発売から二週間遅れで届くとは夢にも思っていませんでした.
 さすが マップカメラ 、地方のボクにとっては Amazon を超えてます.



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 さっそく開封です.

 今までは、箱を開けると本体もビニールプチプチに包んであったので高級感については皆無.
 一般家電のような梱包で、いつも箱開けるたびにもっと Leica のような高級感欲しいと思ってました.
 今回は不織布っぽい袋にみんな収まっているので、ほんの少しは感じいいですが、もうちょっと何とかならんのかなぁ.



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 本体以外の袋の中はこんな感じです.

 ストラップは別売りのストラップ ( EW-L7 ) より少し細いもので、 EOS R3 に付いていたものとたぶん同じ太さかな.
 このストラップは使わずに、以前使っていたストラップがあるのでそれを使います.

 

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 持ってみると、やっぱり感じがすごくいい.
 EOS-1DX Mark ll 、 EOS R3 と使ってきたのでその大きさや重さもまったく違和感ありません.
 グリップ部分が持ちやすくなったと言われますが、比較するカメラもないので、持ちやすいのはわかりますが違いまではわかりません.

 グリップのラバー部分がクロスパターンに形状が変わりました.
 このラバー部分ですが、 EOS R8 は結構柔らかくて、まだ半年ちょっとの使用ですが爪の当たる部分が擦れたように結構傷んでしまっています.
 EOS R3 ではそんなことなかったので、きっと材質自体が違うんだろう.
 EOS R1 はまだ使い込んでいないのでわかりませんが、フラッグシップだけに大丈夫だと思ってます.



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 古いバッテリー入れて、時刻とスマホ接続の初期設定.
 著作権者と所有者だけをまず登録.
 CFexpress 一枚差し込んで、古いストラップ付けて、RF 14-35mm F4L IS USM 付けて、ファインダーの視度調整.
 この部分もロックが付きました.
 取説読まないので、最初全然回らなくて焦りました.
 他は全く変更しないまま、いつものスキー場へ撮影に行ってみました.

 スキー場へは RF 70-200mm F2.8L IS USM も交換レンズとして持参.



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 ● EOS R1 + RF 14-35mm F4L IS USM 30mm ●

 いつものように撮影モードはマニュアル露出.
 シャッタースピード、絞り、ISO のダイヤル位置がいつものカスタマイズした位置と違う.
 何度も間違えながらの撮影.

 ファインダー内に水準器もグリッド線も出てない.
 水平がかなり不安ですが、昨日はそのまま.

 高速連写が 20 コマ/秒 になってる.
 ボクの撮影では 12 コマ/秒 あたりがちょうどいいので、さすがに 20 コマ/秒 は多すぎる.
 けれどゲレンデでの変更はしないでそのまま撮影.

 その他も今までの設定とは違うところがいくつもあって、あれっつあれっ ・・・・・ といった感じで撮ってきました.



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 ● EOS R1 + RF 14-35mm F4L IS USM 14mm ●

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 ● EOS R1 + RF 14-35mm F4L IS USM 23mm ●

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 ● EOS R1 + RF 70-200mm F2.8L IS USM 70mm ●

 まずはすでに使っている多くの方が言っているように、電子ビューファインダー (EVF) がとてもキレイで見やすい.
 大きさも 0.64 型、約 944 万ドット OLED (organic Light-Emitting Diode) と大きくなっています.
 これだけでも価格の一割くらい元取った感じです.

 そして AF がヤバいんです.
 とにかく被写体を捉えるのが速い.
 カメラ構えて、シャッター半押しですぐに人物を捉えてくれる.
 おまけにトラッキングがいいので、ファインダーで被写体を追っていてとても気持ちいい.
 この 「撮っていて気持ちいい」 っていうのがとても大事だな.

 下の 3 枚は連写で撮影したものをトリミングなしで.
 シャッタースピードは 1/1000 、絞り 4.5 、 ISO-200 です.



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 ● EOS R1 + RF 70-200mm F2.8L IS USM 200mm ●

 各ボタン操作は、今までのボタン位置と少し違う感覚もありましたがまったく問題なかったです.
 スキー場では薄いインナーグローブの上にミトンを重ねたままて撮っていますが、ボタンやダイヤル操作も問題なし ・・・・・ まぁこれは慣れてるから.


 画については自分の中でフラッグシップ機は画素数だけではない表現力があると信じているので、間違いないはずと信じてます.
 等倍で重箱の隅を楊枝でほじくるようなこともあまりしないので、普段撮っているスキー場の写真だけではちょっと違いはわかりませんが (笑)
 価格.com の口コミなど読むと、買いもしないのにデータだけでいろいろアンチなこと言う人がかなりいるんだけど、数字だけじゃないですから.

 裏面照射積層 CMOS センサー がどうたら ・・・・ まぁとても取り扱いやすい画素数でキレイな画だと思います.

 今後、ポートレートなど撮ってみるともう少しいろいろなことがわかるかもしれません.


 下の 4 枚は AF フレームを出すためのスクリーンショットです.
 こういうのを載せると shige君 のようなメカオタの皆さんははとても喜んでくれます.



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 DIGIC Accelerator も新しく搭載されているようですが、前述のとおり 40 コマ/秒 で連写しまくるようなことがないので、新しい映像エンジンの書き込みスピードとかはなかなかわからないかな.
 まぁストレス感じないで撮れればそれでいい.


 昨日のスキー場も晴れたり、曇ったり、雪が降ったり、急に寒くなったりと、短い時間で目まぐるしく天候が変わっていましたが、そういう気象の変化の中でも安心して使えるというところがボクの中ではとても大事.
 そういう安心感はやっぱりフラッグシップでしょう.



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 ● EOS R1 + RF 14-35mm F4L IS USM 14mm ●

 そうそう、12 月 5 日に発表された新しいファームウェア ver 1.0.1 ですが、本機にはすでに更新された状態で届きました.

 新しいボタンなどもあるので、これからどうやってカスタマイズしようか.
 まぁそういう時間が楽しんです.



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" Breaking Point ! "

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 最初にカメラについて、ちょっと毒を吐いてみようと思います ・・・・・・ Canon EOS R5 Mark ll です.



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 どれだけの注文があったのか全くわかりませんが、かなり深刻な品不足が続いているような感じ.
 ボクは予約開始日の夕方に予約を入れたので、予約の時点で初回ロットが届かないということは容易に想像できました.
 いろいろ見ていると予約開始後 10 時 10 分に予約できた方でも、注文した販売店によってはまだ届かないような状態みたいです.
 そして予約したお店によってもかなりのばらつきがあるようです.

 ただレンズ付きキットは予約が少ないせいでしょう、比較的早く手に届いたようです.


 先日、予約した マップカメラ に問い合わせしてみたら、一応少しずつではあるけど入荷しているのでお待ちください、という回答がありました.
 当然具体的な見込みなどはありません.



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 ● 2021. 10. 6. 勝どき Model: Ayaha ●

 メーカーはいったいどのくらいの予約があってどのくらいすでに出荷済みなのか、というような情報もっと流すべきじゃないですか.
 アメリカ は 2 か月待ちで、 日本 は 6 か月待ちっていうのも、なんだかなぁ.


 普段から キヤノン 製品を使っているプロ・カメラマンたちが発売日に手にするのはいいとしても、ただただいろいろなメーカーの製品レビューしているような You Tuber たちも早く手にしているのは、本当に納得できないな.
 最近では、お客のことを考えていない キヤノン という話もいろんなところで囁かれてます.



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 ● 2021. 10. 6. 銀座 Model: Ayaha ●

 キャンセルはいつでも問題なくできるので、とりあえず 3 カ月くらいは待ってみますが、さりとて他のカメラという選択肢もないので、結局はそれ以上も待つことになりそうです.
 
 写真やカメラに興味のない方たちにとっては、まぁ信じられないようなお話です.



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 もう少し写真関係の話に突っ込もうかと思いましたが、あまり楽しい話ではないので、気分転換に久しぶりのジャズ・アルバム.

 それも Blue Note 、まだこのアルバムをアップしてませんでした.




4172 Breaking Point






  " Breaking Point ! / Freddie Hubbard "





  1. Breaking Point
        (Freddie Hubbard) ・・・・ 10:19
  2. Far Away
        (Freddie Hubbard) ・・・・ 10:58
  3. Blue Frenzy
        (Freddie Hubbard) ・・・・ 6:23
  4. D Minor Mint
        (Freddie Hubbard) ・・・・ 6:24
  5. Mirrors
        (Joe Chambers) ・・・・ 6:08
  6. Blue Frenzy [alt-tk]
        (Freddie Hubbard) ・・・・ 3:18
  7. Mirrors [alt-tk]
        (Freddie Hubbard) ・・・・ 3:23




  Freddie Hubbard (tp), James Spaulding (as.fl), 
  Ronnie Mathews (p), Eddie Khan (b), 
  Joe Chambers (ds) 

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 7, 1964.




 1964 年にリリースされた フレディ・ハバード のリーダー・アルバム.
 それまで在籍していた The Jazz Messengers を辞めてから初のリーダー作になります.
 アルバム番号は BST-84172 、ひと昔前のボクには手を出そうと思わなかった番号です.

 オリジナルは 5 曲目までで、残りの 2 曲は CD 化のボーナス・トラック.




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 Blue Note の フレディ・ハバード と言えば、 "Open Sesami" (BLP-4040) や "Goin’ Up" (BLP-4056) あたりのハードバップをすぐに思い浮かべます.
 今日のアルバムは 4100 番台も後半、となるとハードバップの演奏とはかけ離れたモーダルな演奏になります.

 すでに "Out to Lunch! / Eric Dolphy" (BLP-4163) 、 "Free Jazz / Ornette Coleman (Atlantic) 、 "Ascension / John Coltrane" (Impulse!) といったフリージャズのセッションにも参加しており、その後は CTI レーベルでフュージョン系のアルバムもリリースしていますから、いろいろな方向性を求めて変化していたころになります.

 それを考えると、このアルバムの演奏も納得.


 1 曲目、アルバムタイトル "Breaking Point" も数フレーズ聴いただけで、なるほどバリバリのモード演奏.



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 ● Freddie Hubbard ●

 メンバーが、みんな知らない人ばかり ・・・・・・・・

 なのですが、 James Spaulding は フレディ・ハバード のアルバムのほかにも、Duke Pearson 、 Sam Rivers 、 Bobby Hutcherson 等々、 1960年 代後半の Blue Note のアルバムには結構サイドメンとして名前が書かれています.

 他の三人も同様ですが、 Joe Chambers はこのアルバムがレコーディングデビューだったようです.
 このアルバムのなかで "Mirrors" 一曲だけが Joe Chambers のオリジナル曲です.
 Joe Chambers は 1999 年、 Blue Note レコード生誕 60 周年記念として "Mirrors" というアルバムもリリースしています.



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 ● James Spaulding ●

 一曲目のモーダルな演奏でガツンとやられてしまいますが、じっくり聴いていくと結構聴きやすい感じがします.

 特に 3 曲目の "Blue Frenzy" のテーマ部は同じリフの繰り返しなんだけれど、何となくハードバップの香りを残しつつも、しっかり新主流派という演奏してます.

 ということで、そろそろ本格的な秋 ・・・・・・・ 長い夜はまたこんな感じのジャズに耳を傾けてみようかな.



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preparation for R5 Mark ll

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 少し前まではどこにいっても酷暑の話題ばかり.
 この一週間は台風ですね.

 超亀足の台風 10 号が日本列島に停滞しているため、交通網がいたるところで途絶してます.
 おかげで名古屋方面から長野経由、北陸新幹線で東京に向かう人たちが多いため、こちらも増便等で対応しているようです.


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 ● 2024. 8. 31. 家から ●

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 ● 2024. 9. 1. 家から ●

 今日には熱帯低気圧に変わるみたいですが、まだまだ雨の心配は続きそうです.

 ちなみに今日は御覧の通りの青空.



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 30 日に届きました !!

 そう、 EOS R5 Mark ll の発売日です.



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 ちょっと箱が小さいですね、さっそく開封.



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 はい、これだけです (笑)


 EOS R5 Mark ll 用の新しいバッテリーパック (LP-E6P) とシューカバー (ER-SC3) です.
 カメラ本体の予約の際に忘れてしまったので、すぐに別予約.
 こちらだけ発売日当日に到着しました.

 キヤノンの製品ページには 「LP-E6NH/LP-E6Nも使用可能だが、撮影可能枚数が少なくなる」 と注意書きがあります.
 EOS 5D Mark lV で使っていた LP-E6N が 1 本残っていたので、動画撮影しないボクにはとりあえず 3 本あれば十分だと思うんですが.

 どのくらいの消費なのか、今回のカメラで気になるところの一つ.



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 ● 2024. 8. 23. マップカメラから ●

 実は一週間前に予約したマップカメラから納期未定についてのメールが届いてました.
 ネット上では、発売日に届いた人もいれば、予約日の朝一で予約できたのに初回ロットが来なかった人などいろいろ.

 ボクはたまたま予約したのが予約開始日だっただけで、この日にどうしても欲しいという感じはあまりないので、まぁ余裕.
 ただ、メーカーはこれでいいんだろうか.


 予約開始日にすでに公式ページで納期未定がアナウンスされていました.
 予想より予約が多かったと言われているものの、見込みが甘すぎですよね.

 現在は半年以上となっています.
 半年あれば他のメーカーもどんどん新しい製品出します.
 ボクは予約日の午後に予約したので、さすがに今から半年待つことはないと思いますが、なんだかなぁ.

 できれば今月中に届いて、月末の ヨドバシカメラモデル撮影会 に間に合えばいいんですが ・・・・



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 シューカバーは最初から EOS R3 に付ける予定で購入.
 今回のシューカバーはロック付きになったので、普通に扱っていればまず外れそうもありません.

 今までのものはとにかく外れやすくて不評.
 ボクも一度無くしてしまいました.


 EOS R3 のアイカップが少し切れているので、こちらも購入しようか考えましたが、 R5 Mark ll 使ってみてから購入するか決めます.
 この EOS R3 のアイカップもカメラの金額の割には今一つな感じなのです.
 ボクの場合もカメラの出し入れの際に切れました.



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 もう一つ検討しているのが バッテリーグリップ (BG-R20) .
 縦位置撮影する時は絶対に便利です.

 ただ、 R5 Mark ll の場合、付けると冷却用の吸気口を塞いでしまうのだが、いいのかな.
 金額的にも結構高いものなので、 You Tube などで実際使ったレビューなどで検討します.


 カメラ導入だけでもいっぱいいっぱい.
 なのに、こういうアクセサリーが結構馬鹿にならない出費なのです.

 7 月から仕事再開したのでなんとか購入のめどが立ちましたが、これで仕事を辞めるとさすがに購入は無理になってくんだろうな


 カメラ高すぎ.







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梅雨の中で

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 梅雨だというのに、暑いです ・・・・・
 特にここ数日の暑さは真夏という感じです.

 今回は最近のいろいろなことをサラリと.



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 ● 2024. 7. 5. ●

 この一週間は結構疲れました.
 7 月 1 日から三ヶ月続いたニートな生活からまたまた仕事に復帰 ・・・・・ といっても全く違う環境でなので、そのあたりが精神的に疲れます.

 以前と同じように週三日だけの勤務をお願いしたのですが、いろいろな関係で月・水・木というちょっと変則的な勤務になってしまいました.


 そして休日の金曜日に人間ドック !!
 本当はもっとずっと先だったのですが、キャンセル待ちが出たことと、職場に提出する健康診断書や感染症の検査も一緒にやったほうが若干お得ということでやってみましたが ・・・・・・ 会計でガッツリ支払ってきました.

 これでこの先一年間は胃カメラのストレスから解放されます.



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 ● ジャワカレー大人の激辛 (ハウス 食品) ●

 一昔前に激辛ブームがありましたが、最近は見かけなくなっていました.
 ちょっと前にこのシリーズの記事を発見、スーパーに並んでいたので夏バテ防止にちょっとチャレンジしてみました.

 かなり辛いものの食べれないほどではありませんでした.
 辛さはそんなに後を引かないのですが、独特の後味が残る感じがあって、ボクはそれがちょっと苦手です.



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   " No More お花泥棒 ”



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 前の記事でも花の盗掘について少し書きました.
 湯の丸高原 池の平湿原 も イチヨウラン や タケシマラン などの盗掘が多いのですが、先日は ギンリョウソウ が無残な姿に切られてしまいました (上の写真).

 いったいどういう神経してるんだろう、何しに山歩きしてるんだろう.

 こういう人たちは、お願いですから来ないでください.



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 そんな残念な 29 日でしたが、朝方まで雨だったのでとても気持ちのいい山歩きでした.
 やっぱり山歩きしながらの撮影は雨上がりが最高です.
 気分転換にそんな雨上がりの「それっぽい」写真をちょっとだけアップしておきます.



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 最後はレンズのお話し.

 マップカメラ 30 周年を記念して限定 300 本の X マウント用レンズ "Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~" が 8 月に発売されます.
 マップカメラ、コシナ、フジフィルムのタッグです.


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 ● Map camera : Kasyapa から ●

 これが購入意欲を掻き立てるったらありゃしない.
 ボクは Canon のカメラ使いなのですが、思い切ってこのレンズと X-T5 買おうかと思ってしまうくらい魅力的です.


 時代に逆行するかのようなシングルコーティング.
 これは マップカメラ の要望に コシナ が応えたようですが、あえてシングルコーティングにしてフレアやオールドレンズテイスト出すあたりは、完璧に万人向けではないですね. 



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 ● Map camera : Kasyapa から ●

 前から Voigtlander のレンズは欲しいと思ってましたので、こんなレンズが使える Fujifilm がかなりうらやましい.


 とにかく外観がカッコいい.
 Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount はすでに発売されていましたが、今回のレンズはレンズのコーティング、本体表面のマットブラック塗装、操作リングのダイヤモンドパターン、フードのちりめん加工やスリットなど、わかる人にはもうたまらない変更が加えられています.

 価格的には現行品よりかなり高くなってしまいますが、正面に刻まれたシリアルナンバー見ちゃうと ・・・・・・



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 ● Map camera : Kasyapa から ●

 コシナ の佐藤さん、フジフィルム の上野さん、マップカメラ スタッフの対談の模様は You Tube でアップされていますが、この中で フジフィルム の上野さんも言っているように、 1 ミリも画質などに関係ないところに拘っているというのが、ボクにはたまらないです.
 さすが コシナ って感じですね.

 こういうどうでもいいような拘りというか遊び心が、趣味の道具にはあっていいと思うんだな.
 そういうのが キヤノン には全くないような感じで、レンズもただの製品って感じがします.
 確かに性能はいいんだけれど、何か使っていて楽しさを感じません.


 サードパーティだからできたんだろうけれど、マニュアルフォーカスに目覚めたボクにとってはとても魅力的なレンズですね



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 ● Map camera : Kasyapa から ●

 我ら Zeiss 会の Y 君が Fujifilm X-T5 使いなので、 shige 君と猛烈にプッシュしてます.
 でも Y 君は、変なところで石橋叩いても渡らないようなタイプなので、購入まではいかないかな.

 ボクだったらとりあえず予約しておいて、そのあとで支払いのこと考えるんだけどね (笑)



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 ● APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount

 ちなみに、もし RF マウントでこんな NOKTON の限定モデルが出たとしても、即買いとは正直いかないでしょう.

 ボクの中で Voigtlander はやっぱり Apo-lanthar なんだな.
 Apo-lanthar だったら即買いなんだけど.


 CP+2024 で佐藤さんと少しお話させていただいた時にも、是非 Apo-lanthar とお願いしといたのですが、果たして発売されるんだろうか ・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

蒼い彗星・改

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 量産型 ザク (EOS RP) を一年間使いましたが、マニュアルフォーカスにハマっていくにつれ、基本性能の弱さがかなり気になるようになりました.

 主砲を Zeiss Milvus 2/35 ZE から Planar T* 1,4/50 ZE にしたり、 Distagon T* 2.8/21 ZE にして撮ってますが、撮れば撮るほどあの機能が欲しいと思う.


 ぼっち作戦会議でいろいろ検討を重ねた結果、地球連邦の攻勢に対抗すべく愛機も新型を導入しました.



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 Canon EOS R8

 EOS RP が ザク だとすると、今度の機体は 地上戦 (AF) にも 水中戦 (MF) にも長けた ズゴック
 でも、ボクの中ではこの少しの変化が サザビー レベルまで押し上げてくれると勝手に思い込んでます.

 まぁここぞというときには EOS R3 という ジオング が控えてますので.


 スペックなどは RP とほとんど同じと言っていいと思いますが、 マニュアルフォーカス (MF) に フォーカスガイド が使えるようになっただけでも、まさに サイコフレーム を纏って戦闘能力アップという感じでしょうか.


 でもビジュアル的には ランバ・ラル の グフ みたいと言わないでください.
 あくまで気持ちですから.

 「ザクとは違うのだよ、ザクとは !」



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 どうしていきなり購入になったかというと、いくつか理由があります

 一番大きな理由が、先に書いたようにフォーカスガイド.
 これだけのために更新したと言っても、決して過言ではありません.

 Zeiss のレンズ使うようになってマニュアルフォーカスでの撮影してますが、 R3 はフォーカスガイドがあるのですごく簡単で安心感あります.
 RP は ピーキング が使えるのですが、ほんのちょっとピント幅があるので、ポートレートのようにガチピン求める時には少しツラい気がします.
 絞り気味のスナップ撮影だったらほとんど気にはなりませんが、ピーキングでファインダーの中がみんな赤になったりしちゃうのがねぇ.
 ましてや拡大してのピント合わせはスピード感無くなってしまうので、これもあまり使わない.

 フォーカスガイド機能があるだけでも R8 が魅力的に見えます.
 でも、これって本当に気持ちだけの感じで、使用目的が SNS だったらピーキングの精度でも全く問題ないんですよね.
 この辺りがカメラ爺のどうでもいい拘りなのかも.


 ただ R3 装備の スマートコントローラー がないので、フォーカスポイントの移動が若干手こずります.



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 次の理由はキヤノンの「春のキャッシュバックキャンペーン」.
 これで 30,000 円戻ってくるのがとても大きい.
 このキャンペーンも前から当然知っていて、ずっと悩んでいたのですが、 GW 明けにはキャンペーンを終了してしまうので、思い切りました.


 RP の下取りと合わせると持ち出しが 130,000 円弱.
 ちょっとしたレンズ 1 本分の金額.
 R8 発売になったのが昨年の四月、 RP 購入時にはすでに発売日も決定してましたが、 20 万円超える価格のためやめて RP 購入した経緯があります.

 これも今になってみると、最初から R8 買っても持ち出しの金額はほぼ同じというオチ.
 まぁ去年の今頃はレンズいろいろ買ったりしてたので蓄えもほぼ底をついてたので仕方ない.

 こういったことも、カメラやレンズ沼の住人だったら同じような経験間違いなくしてるでしょうね.



 今回は、とりあえず欲しいレンズもないから思い切っていっちゃおうか ・・・・ 見事に Canon の戦略にはまってしまった感が強い.


 こういうキャンペーンやったということは、もうすぐ新機種の発表がありそうですが、 R5 の後継機はもちろん、フラッグシップ機もかなりの高額が予想されるので間違いなく購入できそうもありません.
 だったら、現有の Zeiss レンズを使ったマニュアルフォーカス撮影がもっと楽しめるようにしたほうがいいでしょ.



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 今一番欲しいレンズでもある Voigtlander のレンズ説明ではっきり言っていますが、 RP はマゼンダ被りが出る可能性があります.
 これはレンズ特性というよりもカメラ本体の性能からでしょう、きっと.

 R8 はそういった注意書きがないので大丈夫なはず.
 ただどの程度出るのか・・・・、注意書きに書いてない機種はどんな条件でも絶対に出ないのか・・・・、この辺りは実際にいろいろな条件で撮影してみないとわからないですね.

 将来 Voigtlander Apo-Lanthar 使うつもりでいるので (発売されるかわかりませんが) 、この部分って結構重要.
 R8 にすることにより、ひょっとすると Zeiss のパープルフリンジなんかも多少は改善されるのかな.

 カタログ上では両方ともに同じ CMOS センサーのようですが、スペックは R8 のほうが上がっていると信じたい.

 このあたりも取って付けたような購入理由の一つ.



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 さていろいろ比べてみましょう.
 まだ撮影はしてないので、まずは外観.

 全体的に大きさも各スイッチ類のレイアウトも一緒です.
 一か所大きく違うのが、軍艦部分.
 電源スイッチの位置が変更になっています.
 これについてはいろいろなレビューでも、メーカーの中で統一性持たせろ、といった意見も多いですね.
 ボクはもう一台が R3 なので、電源スイッチは全然違う箇所にあり、他の機種がどこに付いていようがあまり気にはならない.


 デザインもほとんど同じなのですが、並べてよくみるとペンタ部分の形状が若干違います.
 R8 のほうは少し曲線的で R3 に似た感じになっていて、ボクはこちらのデザインが好きです.


 液晶モニターの大きさがほんの少し小さくなっています.
 それでもと思い、 RP に貼ってあった保護シールを貼ろうと思ったら大きすぎてダメでした.



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 デザイン的には他に違うところはないと思います.
 以下はカタログスペック等を参考に主な相違点を.


 画像エンジン が DIGIC 8 から DIGIC X になっています、ここって結構ポイント.
 連写性能のアップもしているようです.


 記録画質も DPRAW 画像の記録もできるようですが、今一つ説明読んでもピンとこないし、少なくてもボクの撮影範囲の中ではあまり気にする必要ないかな.
 こういった部分はshige君 だったら速攻で飛びつきそうですが、ボクは全然ダメですね.


 カタログ上では 有効画素数 が 2620 万画素から 2420 万画素と下方修正 (?) されています.
 ただ出来上がる画の良さって単純に 画素数 だけじゃないとボクは以前から思っているので、きっと CMOS センサー の向上でカバーしてるんじゃないかな .
 ちなみに R3 も 2410 万画素しかありませんが、不満に思うことはありません.


 常用 ISO 感度 が 100~102400 まで大幅にアップしてますね.
 まぁここまでこの機種で撮ることはないと思いますが、余裕があるのはいい.



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 AF 性能 が大幅に向上しました、ここはかなり重要.
 追従特性カスタマイズ と 被写体検出機能 が新しく加わりました.
 上位機種にはもちろん付いている機能ですが、これって撮る目的によっては微妙にウザいこともあるので要注意.


 通常 電子先幕シャッター を使用してますが、電子シャッター使用時 1/16000 秒が使えるので、晴天時に明るいレンズ使えるのがありがたい.


 手振れ補正 機能はありませんが、ボクの使用目的からするとそれほど重要視しなくてもいいかな.


 RP はバッテリーの消費が結構早かったのですが、 R8 は同じバッテリーでもかなり改善されているようです.
 これも使ってみないと正直わかりませんが、ありがたいです.
 RP 使用時はバッテリー 3 本体制で撮影してましたが、一日で 3 本目に行くことが何度かありました.



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 EOS R8 + エクステンショングリップ ブルー + Zeiss Milvus 2/35 ZE + OBIストラップ 極青 〜きわめてあお〜 .
 この組み合わせで 蒼い彗星 の完成です.
 エクステンショングリップのこの青がいいんだなぁ、普段ほとんど見えませんが、このメタリックな感じに萌えます.


 軽量でフットワークの軽い R8 を Milvus の重さで超ヘビー級機体にしてしまってますが、そこはビジュアル重視の拘りです.
 レンズフードの蒼く輝く Zeiss マークが、そんな重さを忘れさせてくれます.

 将来的には RF マウント の Voigtlander を主砲にする予定ですので、そうなるとかなり軽量化が図れます.


 それにしても、マジで Milvus 重すぎでしょ.



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 エクステンショングリップ つけるとこれだけ大きさが変わりますが、握った時の安定感が全然違います.
 ボクは R3 も肩や首にかけることはほとんどなく、いつもストラップを手首に巻き付けて右手で持ちながら移動するので、このグリップは必需品.


 これから本格的な山のシーズンです.

 今年も 池の平湿原 へ通って花の写真など撮る予定ですが、迷うことなく R8 持って行けそうです.

 軽さは正義になるのかな.

 連休明けたら、ちょっと街撮りにお出かけしようかと考えてます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 降りました.
 今年一番の大雪と言ってもいいでしょうか.



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 ● 2024. 2. 6. 8:06 ●

 ベランダの手すりには昨日 ( 2 月 5 日) の夜までで 30 cm 近く積もっていました.
 ただ深夜はそれほど降らなかったようで、朝見たらあまり増えてはいませんでした.

 それでも今シーズン一番、数年ぶりの大雪と言う感じです.
 ボクの団地は、地区で除雪を契約してあるので朝 5 時頃には団地内の除雪が終わっていました.

 今日はお休みでしたが早起きして、家の前のかき寄せられた雪の雪かき.

 朝から文字通りひと汗かきました.



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 ● 2024. 2. 6. 16:11 ●

 気温はそれほど低くないので、溶けるのも早いですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨年発売された、初の RF マウント Voigtlander NOKTON 50mm f1.0 Aspherical RF が 20 万円超えという高価格だったので、さすがに購入を検討する余地もなし.
 その後 NOKTON 40mm F1.2 Aspherical の発表.

 F1.2 とはいえかなりの金額だろうと、こちらも最初から選考外.



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 ● NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF-mount (コシナ ホームページから) ●

 ・・・ でしたが、なんと実売価格が約半額という価格設定じゃないですか.
 だったら少し性能とやらを見てみようと、いろいろレビューなどを調べてみました.

 カメラ店のチャンネルなどで実写レビュー見ていると、めちゃくちゃ評価高い.
 まぁメーカーからレンズ借りたり、いろいろお付き合いもあるんだろうから、ほとんど悪くは言わないのが大人の事情といったところか.




 NOKTON 50mm F1.0 Aspherical RF
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 ● コシナ ホームページから ●

  最小絞り : F16
  レンズ構成 : 7 群 9 枚
  絞り羽根枚数 : 12 枚
  最短撮影距離 : 0.45 m
  フィルターサイズ : 67 mm
  重量 : 650 g
  最大径 × 全長 : 79.3 × 64.0 mm
  電子接点 : あり
  Exif 情報 : 対応
  発売日 : 2023 年 10 月 26 日
  希望小売価格(税別): 240,000 円



 NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF
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 ● コシナ ホームページから ●

  最小絞り : F22
  レンズ構成 : 6 群 8 枚
  絞り羽根枚数 : 10 枚
  最短撮影距離 : 0.30 m
  フィルターサイズ : 58 mm
  重量 : 400 g
  最大径 × 全長 : 70.8 × 56.4 mm
  電子接点 : あり
  Exif 情報 : 対応
  発売日 : 2024 年 1 月 19 日
  希望小売価格(税別): 120,000 円



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 ● You Tube フジヤカメラ チャネル から ●

 特に参考になったのが フジヤカメラ と マップカメラ の You Tube チャンネル.

 フジヤカメラ のチャンネルは初めて観たので、結構怪しそうな人がエプロンかけていて、最初は大丈夫かなぁなんて.
 でも内容はとても分かりやすかった.
 特に Apo-Lanthar 50mm との映像比較がとてもよかった.

 ただボクの記憶では EF マウントの Apo-Lanthar ってあるんでしたっけ?
 ・・・・ 間違っていたらごめんなさい.
 そうなると EF マウント付けて、さらに RF アダプター付けての比較だったんだろうか.


 今後 RF マウントの Apo-Lanthar が出るとすれば、間違いなく NOKTON を凌駕するのではないかと思っています.



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 ● You Tube マップカメラ チャネル から ●

 方や マップカメラ ですが、こちらは NOKTON の 50 mm と 40 mm の両方を使いながらのレビューでした.


 その中で 「 コシナ のレンズはアンダー目で撮りたくなる・・・・・」 って言っていました.
 これ、めちゃわかる !!
 これ、超納得なのです !!


 shige 君にも前に同じことを言ったことがありますが、これは使っている人じゃないとわからないだろうな.
 こういう同じような感性を持っている人のレビューは、やっぱり納得できます.
 このあたりが マップカメラ チャンネルの好きなところ.



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 ● コシナ ホームページから ●

 今後 Apo-Lanthar が出るとしても、まずは 50 mm か 35 mm あたりと思います.
 それを考えると 40 mm という焦点距離はちょっと魅力.

 おまけにレビュー見てると性能的にも費用対効果十分と思えちゃう.

 最安値が税込 106,200 円 ・・・・・・ 沼の住人にしてみれば、超安いじゃん.

 一子相伝 "北斗連打" ・・・・・・・ 魅力的なんだわ.



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 心が結構揺れてますが、今月は CP+2024 があるので、各メーカーそこでなにかサプライズがあるかもしれません.


 特に キヤノン のフラッグシップ機の話題が全然匂ってこない.
 あまりに静かすぎるのが不気味です.


 とりあえず CP+2024 でいろいろ見てから考えよう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Touch of NOKTON

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 東京 第二弾はレンズのこと.

 今回はどうしても触ってみたいレンズがあったので、目的の一つにしました.
 地方だとなかなか触ることのできないレンズ.

 本来なら一日目に ヨドバシカメラ へ行った時に観てこれればよかったのですが、残念ながら ヨドバシカメラ での展示品はありません.
 店頭販売の在庫品でさえ 1 店舗だけだったようです ・・・・ 特にお願いしませんでしたが、わざわざ確認してくれました.
 こういうさりげない気配りは、ポイント高いなぁ.



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 そのレンズというのが、 Voigtlander NOKTON 50mm F1.0 Aspherical RF-mount .

 事前に マップカメラ に電話し、展示品があることと木曜日には店頭にあることを確認してましたが、もし ヨドバシカメラ にあれば、わざわざ マップカメラ まで行く必要なかったのでよかったんだけど ・・・・・・

 無ければ仕方ないと マップカメラ に向かいましたが、なんと開店時間が 11 時.

 娘たちと待ち合わせが 立川駅 11 時 30 分だったので、この日は諦めて金曜日に出直すことにしました.



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 ● スマホ撮影 ●

 翌日 新宿御苑 を歩いた後に マップカメラ へ.
 他のお客さんもいなかったので、展示ケースにあったものを出していただき、カウンター前で少し撮ってみました.
 今回も目的のカメラで撮影した写真は拡大できるようにしてはありますが、ブログへのアップのため少し縮小してます.


 まず、手にした感触が Carl Zeiss のレンズのようでものすごくいい.

 早速 EOS RP に着けてみましたがカッコイイです ・・・・・ これ重要.
 やっぱりマウントアダプターがないとすっきりしています.

 重さは思っていたよりも軽い感じです.
 着けていった Milvus のほうが 45g 軽いんですが、大きさが NOKTON のほうが大きい (と思います) ので、感覚的に Milvus のほうが重く感じます.

 まぁ普段から Carl Zeiss 使っているので、あの重さに慣れていたせいもあるかな.



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 ● Voigtlander NOKTON :  F1.0 1/3200秒 ISO-800 ●

 レンズの先端側に 絞りリング のクリック切替え機構があり、無段階で絞りの開閉を行うことが可能になっています (デクリック機能) .


 その手元側に 絞りリング .
 絞りはカメラからの設定では変えることができないので、このリングで絞りを変えます.
 ただ、この絞りの情報はカメラに入っています.
 今使っている EF マウントの Carl Zeiss はカメラからの絞り調整ができるので、それができないのは少しだけ減点かな.

 ボクは動画をまったく撮影しないのでよくわからなかったのですが、動画の場合は被写界深度を撮影中に変えたりすることがあるのでレンズでの絞り変更が必要になるようですね.
 そのため音がしないようデクリック機能なのか.


 そしてちょっと太めのフォーカスリング、ヌメっとした感じで堪らなくいい感じ..
 この操作感覚は Carl Zeiss と同じように、とても気持ちのいい操作感です.



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 ● Voigtlander NOKTON :  F1.0 1/4000秒 ISO-1250 ●

IMG_2508 1.4
 ● Voigtlander NOKTON :  F1.4 1/2500秒 ISO-1250 ●

IMG_2509 2.0
 ● Voigtlander NOKTON :  F2.0 1/1250秒 ISO-1250 ●

IMG_2510 2.8
 ● Voigtlander NOKTON : F2.8 1/640秒 ISO-1250 ●

IMG_2511 5.6
 ● Voigtlander NOKTON : F5.6 1/160秒 ISO-1250 ●

 開放からいろいろ撮ってみましたが、開放から三段くらいまで周辺光量の減少がわかります.
 開放でのピント面は若干ソフトな感じがあります.
 結構ピント合わせがシビアな気がしました.


 今回はガッツリ RAW 記録.
 店内なので感度も若干上げて、絞りだけを変えて撮ってみました.
 マニュアルモードで、露出はファインダー内の ±0 に.

 フォーカスポイントは真ん中付近、シグマの猫あたりです.
 EOS RP なので、ファインダー内で拡大してピント合わせ



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 ● Voigtlander NOKTON :  F1.0 1/3200秒 ISO-800 (最短撮影距離近くで) ●

 コシナ の製品ページには下記のような注意書きがあります.
 *1 レンズ光学的な特性から、EOS R、RP、R6では撮影条件により画面周辺部にマゼンタ被りが生じる場合があります。
 *2 ボディ内手ブレ補正機能を搭載したボディでのみ有効です。
 *3 EOS RPを除く。


 これって、 EOS RP に三項目該当してます (涙)

 *1 のマゼンダ被りですが、店内はそれほど強くない照明で、周辺が暗かったせいか、この写真ではまったくわかりませんが、屋外などでは光によっては出そうな気もします.
 周辺光量落ちはオールドレンズっぽい味わいかも知れませんが、色被りはちょっと微妙です.

 *2 は手ブレ補正のことですが、 EOS RP のファインダー覗いて拡大ピント合わせしてると結構揺れます.
 EOS R3 持っていければよかったかな.

 *3 はフォーカスガイド機能のことですが、これも EOS RP には付いていない機能.
 そのため、ピント合わせがかなりシビアな感じです.
 元々Carl Zeiss Planar のような開放時のピントの柔らかさがあるんだろうか ・・・・・
 開放 1.0 なので被写界深度が浅いこともありますが、 ツァイス の方がもう少し楽な感じ.

 フォーカスガイド使ったらどうなのか興味あるところです.



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 ● スクリーンショット ●

 レンズの印象は、いい意味でオールドレンズのテイストを残したレンズ.
 ただし、個性のあるレンズだけに好き嫌いが出そうです.
 exif データにしっかりレンズ名が記録されるのは本当にうれしいな.
 この次に写真上げますが、Carl Zeiss の EF マウントは焦点距離のみの記録なので、後で何のレンズかわからなくなることがあります.


 価格が 20 万円超える高額レンズなので簡単には買えませんが、これが出たことによっていよいよ Apo-Lanthar も発売されるんじゃないかと期待してます.
 とりあえずこのレンズ購入はするつもりないですが、 Apo-Lanthar は絶対買おうと思ってます.

 ほんの少しだけでしたが、間違いなく撮っていて楽しいレンズです.
 何より Voigtlander 使ってるぞっ、という "沼の住人" 満足度が高いレンズ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 一日遡った木曜日、こちらは ヨドバシカメラ でのレンズ体験.
 写真提出して NOKTON がなかったので マップカメラ に移動、開店してなかったので再度 ヨドバシカメラ に戻って時間調整.

 Voigtlander こそありませんが、 Carl Zeiss のレンズがたくさん並んでいたので少し触ってきました.

 何本か付け替えて撮ったんですが、レンズ名が記録されていないので、ひょっとすると写真のレンズ表示 ( 85mm の) が違っているかもしれません.



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 ● Carl Zeiss Milvus 2,8/18 : F2.8 1/500秒 ISO-400 18mm ●

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 ● Carl Zeiss Milvus1,4/25 : F1.4 1/400秒 ISO-400 25mm ●

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 ● Carl Zeiss Otus 1,4/85 : F1.4 1/1250秒 ISO-400 85mm ●

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 ● Carl Zeiss Milvus 2/135 : F2.0 1/800秒 ISO-400 135mm ●

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 ● Carl Zeiss Milvus 2,8/18 : F8.0 1/100秒 ISO-400 18mm ●

 普段触ることのない Otus も 3 タイプ置いてありますし、 Milvus はみんな揃っていたかな.
 上の写真のように、それらが無造作に、簡単に手に取れるように並べられてます.
 こういうところがさすが ヨドバシカメラ 、地方ではちょっと考えられないです.

 こうやって気になるレンズを触って、撮ってみることができるって、やっぱり都会のアドバンテージは大きい.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今回はレンズのお話しでした.

 なかなかこういう機会じゃないと、これだけのレンズに触ることができないので、短時間でしたが実際装着しての撮影はとても楽しかった.



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 ● Voigtlander NOKTON : F1.0 1/3200秒 ISO-800 ●

 Carl Zeiss はオールドレンズの香りを少し残した現代的なレンズで、多くの人に受け入れてもらえそうで、特に Otus はいいなぁ ・・・・・・ でも金額がなぁ.


 一方の Voigtlander は、オールドレンズ感を前面に出した感じで、そのオールド感を楽しめるかどうかで好き嫌いになると思います.
 特に描写のオールド感が Carl Zeiss よりも強い気がするので、そこが個性と言えば個性なんだろうな.
 折角の RF マウントなので、絞り操作が Carl Zeiss のようにカメラ本体でできればもっといいんですが、レンズの構造とか重量とかいろいろあるから難しいんだろうか.


 とりあえずこういうレンズを着けてファインダー覗いているのが楽しいから、短い時間でも十分楽しめました.


 やっぱり Apo-Lanthar 欲しいなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 おまけ :
 立川で娘たちと合流し、まず昼食.



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 立川 ハンバーグ専門店 " WISH BONE "

 食事を待っている間に今回 ヨドバシカメラ に提出した写真のデータを観せたら、なんと一推しじゃない方がいいという意見が ・・・・・・・


 まぁ素人にわからないよな ・・・・ と思いつつも、かなりショックだったり.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Planar T* 1,4/50 ZE

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 現在の我が家のレンズ軍を撮ってみました.

   Canon RF 70-200mm F2.8L IS USM
   Canon RF 24mm F1.8 MACRO IS STM
   Canon EF 16-35mm F4L IS USM
   Zeiss Milvus 2/35 ZE
   Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE



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 他に SIGMA の 14mm と 50mm 単焦点がありますが、こちらは借り物なので写真は無しです.
 冬季のスキー場撮影は、ほとんど奥の 2 本を使用.
 手前の 3 本が街歩きスナップ用といったところです.

 昨年からのミラーレス化で、使わないレンズを下取りに出したりしているので、以前とはかなりレンズ構成が変わりました.


 中央に見慣れないレンズがありますね.
 今週末、とうとう購入してしまいました Carl Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE .
 コシナ で製造・販売されている クラシックシリーズの一本です.



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 この Planar については、本当に悩みました.
 50 mm は EF 50mm F1.8 STM を持っていましたが、今回ドナドナ.
 SIGMA の Art シリーズもありますが、これもいつかは返却しなければいけないので、そろそろ 50mm 更新しようかと少し前から考えてました.


 お小遣いがたくさんあれば RF 50mm F1.2L USM にいきたいところですがとても無理、何よりあそこまで大きいと街スナップという感じではありません.

 でも、どうせなら少しいいレンズは欲しい ・・・・・・・ となると Zeiss .
 不思議と他のレンズは全く頭に浮かんできませんでした.
 今の時代、どのメーカーも性能的には金額と比例してると思っているので、だったら所有欲を満たすものとなります.


 EF マウントの 50mm は、現在 コシナ から 3 本発売されています ( Otus 55mm は除外) .
   Milvus 1,4/50 ・・・・・ 840g 、レンズ構成は ディスタゴン タイプ.
   Milvus 2/50 MAKRO ・・・・・ 640g 、マクロ・プラナー タイプ.
   Planar T* 1,4/50 ZE ・・・・・・ 385g 、クラシックタイプの プラナー です.


 Milvus 1,4/50 は明るく、価格も Milvus としてはまぁなんとか手が出そうな範囲、ただレンズ構成が ディスタゴン 系で、重さもあります.
 どうせ ツァイス 買うんだったら、できれば違う感じのレンズがいいなぁと思っていたので、最初にこのレンズの選択肢はなくなりました.



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 残った二つ プラナー 系レンズですが、まず価格がほぼ倍近く違います.
 マクロ・プラナー は以前とても人気があったレンズののようで、現在は Milvus として蘇っています.
 いろいろなレビューなど観ると、写りも現代的になっているようです.
 このマクロがすごく心を揺さぶったんです ・・・・・・


 ネットで肝心の写りがどうなのかいろいろ調べてみたものの、クラシック・タイプとの違いがどうも明確に違いが伝わってこないんです.

 一時は 「Milvus 2/50M に決めた」 と shige 君にも話し、ポチる寸前までいきましたが最後のクリックができませんでした.


 さらに悩んだ末、結局クラシック・タイプに決定.
 いつもの マップカメラ でポチりました.
 最終的な決め手はやっぱりその価格、そして大きさと重さです.

 一緒に SD カードも購入したかったので、無理のないよう安い方という感じですね.
 ポチった後も、やっぱり Milvus 2/50 M のほうがよかったかなぁ ・・・・・ なんて、心は揺れまくり.



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 ポチった翌日にはレンズが届きました、さすが最近のオンラインショッピングは到着が早い.
 ここまで便利でなくてもいい気もしますが、まぁ早いに越したことはないか.

 まず手に取ってみるとその小ささがいいです
 金属の冷たい感触で、小さい割にズッシリ ・・・・ いかにも Zeiss レンズって感じ.

 そしてこのレンズのデザインが、オールドレンズっぽくていい.


 横から見るとビア樽のようなデザインで、ここがかなり好き嫌い別れるようですが、実際に手にしてみるとボクは悪くないと思います.
 EF マウント の電子接点付きなので、絞りリングはレンズにはなく本体で絞りを調整します.
 そのため、レンズはフォーカスリングだけどという、至ってシンプルなデザイン.



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 フィルター付けているので先端が黒いですが、フロントバヨネットのクロームシルバーがオールド・レンズっぽくていいです ・・・・・ これが前からあこがれていたんですよね.
 できればレンジファインダー用レンズによくある、全体がシルバーだと最高なんだが (笑)

 レンズフードが付いていますが、付けないで街歩きするほうがオシャレかな.


 レンズフードと言えば、このレンズのフードは使用時は時計回りで取り付けますが、収納時の逆向きにしたときは反時計回りで閉まるようになっています.
 こういうの初めてだったので、こんなところで新鮮さを感じたり.

 ちなみにレンズフードを逆に付けるとフォーカスリングが完全に隠れてしまうので、咄嗟にバッグから出して撮影という訳にはいきません.



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 EOS RP にマウントアダプターを介して付けていますが、かなりズッシリ.
 ただ、手にしっかり収まる感じで、その重量感が逆にいい感じです.

 レンズ前面の文字がいいですね、やっぱりこれです.
 この前面眺めながら、ごはん二杯くらいはいけちゃいそうです.

 いろいろなレビューでも書かれていますが、フォーカスリングの感触がとてもいい.
 変に軽すぎず、回転角度も大きいので少しずつピント合わせていくのが、ハマりますねぇ.
 Milvus のゴムも全然悪くありませんが、こういう金属製のフォーカスリングも全然イカしてる.


 部屋で手にとっては、フォーカスリングをグリグリしてはニヤケてます.
 完璧に 沼 の居住権確保しました.



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 箱の作りはミルバスほどではありませんが、しっかりレンズ構成がわかるプリントがされていて、開封する前からテンション上がります.


 あまり評判のよくない EOS RP ですが、こういうセットすると全然高級感あるし、やっぱりフルサイズ機でこのコンパクトさは正義.
 こういった機材は、使用目的にカチッと合わせるのが大事かな.

 そして徹底的にこだわって自己満足の世界に浸るのもありでしょ (笑)
 ツァイス専用機 「青い彗星」 ・・・・・ なんて



2023.5.20 008
 ● EOS RP + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f8.0 1/200秒 ISO-100 EV+0 ●

 ベランダに出て設定変えながら少し撮りましたが、ここに載せてもあまり違いが判りそうもないので、一枚だけアップしておきます.

 f 8.0 まで絞ったので、右下隅の描写もまずまずで白い部分のにじみなども全く見えません.
 もちろん中央付近の描写は言うことなし.
 絞りが開放近くだとやっぱりピント合わせがシビアで、ちょっと甘いと全体がぼやける感じになってしまいます ・・・・ もちろん拡大するとわかる、という意味.


 最近、ピント合わせはファインダー覗きながらズームしてピント追い込んでます.
 ただし一つ難点があって、拡大してピント合わせの間に構図がほんの少しズレてしまうこと.
 ファインダーの中で拡大すると、とにかく揺れます、揺れまくり.
 夕方の 軽井沢 でも思ったんだけれど、マジで 手ブレ補正 が欲しい.

 ピーキングだと拡大しなくていいですが、精度も少し甘いこともあるので一長一短です.
 まぁそれを踏まえて最初から引き気味で撮るというのも、なんだかなぁ.


 本気モードの撮影は EOS R3 の手ブレ補正に頼るとします.



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 Zeiss のレンズに関しては、性能云々よりはそのブランド名で購入してます.
 完全にミーハーですが、それで写真撮るのが楽しくなるんだったら全然ありだと思います.

 マニュアルフォーカスでリング回しながら 「撮ってるな〜」 って思っちゃうもん.
 以前から キヤノン 一筋で、カメラもレンズも絶対的に信頼してますが、こういう所有欲を満たすような満足感みたいのがあまりないんですよね.
 特に最近は価格も値上がりの一途で、その割には包装などもどうなのよ ・・・・・・


 それに比べると、 Leica や Zeiss って所有した時の満足感が半端ない.
 写真の出来ではなく、そのモノを持って写真撮るという行為の満足感 ・・・・・・ 趣味の世界は、そういうのでいいんですよね.


 ちなみに Zeiss のレンズ、絞りの小数点は ピリオド ではなく カンマ なんです.
 国によって使い方が違っているので、 ドイツ は 日本 とは逆のようです.



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R3 発信準備中

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 突然やってきた EOS R3 .
 翌日には マウントアダプター が到着し、ようやく撮影できる状態になりました.
 マウントアダプター はコントロールリングも付いていない、一番安いものです.
 こちらも在庫のあった マップカメラ から購入.

 ようやくレンズを着けることができました.
 瞳 AF のキャリブレーションなど、いろいろな設定しながらシャッター押したり.

 ちなみにこういう姿を第三者が見たら、間違いなく気持ち悪がられるはずです.



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 ミラーレスカメラデビューのボクがまず一番感動したのは、ファインダーや液晶モニターが設定どおりに変化してくれること.
 一眼はファインダーの中で設定変えても、当然見える風景は変わりません (液晶モニターをオンにすれば変化は確認できますが).
 シャッター押した後にモニターに表示された画面見て 「こんな感じか、じゃあもう少し絞るか ・・・」 なんて感じで撮影してましたが、ミラーレスはファインダーの中で設定変化を眼で確認できるのは本当に感動もの.
 もちろん小さなファインダーなので出来上がりは少し違いますが、全体の雰囲気を見ながら設定できるのはすごくいい.


 このファインダーはちょっと背面に出っ張っていて、結構引っ掛かりそうという意見もありました.
 まだバッグの出し入れを頻繁にはしてませんが、確かにそんな恐れはあるかもしれません.
 でもこの出っ張りのおかげで、液晶モニターが鼻の油で汚れることがないほうがうれしい.

 特にポートレート撮影で、モデルさんに写真確認してもらう時にいちいち拭き拭きしなくて済むのがありがたい.



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 最初に触った時はあまり気にもしなかったスマートコントローラー.
 初代の EOS R には マルチファンクションバー が付いてましたが、その改良版とでも言えばいいのかな.
 これがいろいろ触っていくうちにとても使いやすいことを発見.

 このボタンの斜め下に マルチコントローラー ボタンがあり、そちらでも AFフレーム を動かすことができますが、これが結構大変.
 特に R3 のように AF エリア がほぼファインダー全面だと時間かかってしまいます.

 そこで スマートコントローラー ・・・・
 初期設定では AFフレーム選択 ボタンを押した後に AFフレーム を スマートコントローラー のスリスリで動かせましたが、この設定を AFフレームダイレクト選択 に変更.
 これでスムーズな AFフレーム 移動ができるようになりました.



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 付属のストラップですが、ボクが他のカメラでも使っているのが EW-L7 (ワイドストラップ) です.
 R3 付属のものを見た時、、見た目が全く同じだったのでてっきり同じものだと思ったのですが、 R3 についているストラップのほうが 3 mm ほど幅が細いものでした.

 上の写真、手前が R3 付属のもので、奥は市販タイプ.

 ストラップの幅が違うだけで、柔らかさや裁縫等は同じようなので、EOS 5D Mark lV (5D) に着けていた太いほうを R3 に着けてます.
 このストラップは特に柔らかさと滑り止め効果が抜群で、お気に入りです.

 さりげなく金色の刺繍で、「R3」 とかカメラの型番表示がないのがとても好感持てます.



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 使わないと思っていった箱にしまってしまったインターフェースケーブルですが、なんと今までのものが使えません.
 今まで使っていた 1DX と 5D は USB 3.0 マイクロ B 端子 でしたが、 R3 は USB Type-C .
 おまけにボクの PC 、Type-C のコネクタなんかありません.
 これは仕方ないのでケーブル購入するしかないな.



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 電子シャッターでシャッター音聞こえるようにしてますが、まだ違和感あります
 どうしても機械から出る音ではないので、その音の出る場所に違和感ありあり.
 一眼レフのミラーのあるべき位置から音が出るのではないので、こればかりは仕方ないかな.

 音を出せるようになっただけでも良しと思わないと.



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 ホットシューカバー はこんな感じです.
 これはまだ外してもいません.
 このカメラのホットシューは今のところ使う機会がなさそうなので、このまま触らないでいるつもりです.



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 ボクが気になってるのがここ.
 ここはできればロック欲しかったなぁ.

 この冬の吹雪の中は大丈夫かちょっとだけ心配.
 まぁそんなことのために EOS-1DX Mark ll を売り飛ばさないで残してあります.
 こちらはすでに2シーズン極寒の中でも撮影したので、信頼感は半端ないです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 CFexpress も SanDisk 製のものをポチリました.
 これがねぇ、また高いんだわ.

 容量的には動画を全く撮らないので 64 GBでも全然大丈夫だと思うんですが、一応 128 GB .
 SD カードは 5D で使っていたものをそのまま使用します.


 各設定ですが、そんなに変わった設定はせずに イルコ 氏とほとんど同じような感じ.
 いろいろ触ってみてようやくいろいろなボタン機能とかもわかってきたので、ボタンとダイヤルのカスタマイズも行いました.



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 ボタンやダイヤルのカスタマイズは結構変えたかな.
 当然ですが撮影時よく変更するような機能を使いやすく.

 メイン電子ダイヤル を 絞り 、サブ電子ダイヤル 1 を シャッタースピード に.
 これはグローブをはめて操作するとき背面の サブ電子ダイヤル 1 のほうが操作しやすいから.
 スキー場の撮影ではシャッタースピード変えるほうが圧倒的に多いので.

 設定については、ボクなんかの設定は参考にならないと思うので、ここには細かい部分は載せません.



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 ピクチャースタイル もユーザー設定の二つはモノクロのソフトとハード.
 この項目の名称変更できればありがたいんだけれどな、今までもどっちは硬めだったっけなんて撮りながら確認してました.
 でも今度はファインダー見てわかるので、その点は大丈夫そうです.


 まだ部屋の中で 50 回くらいしかシャッターは押していません.

 今度に日曜日から 東京 なので、そこで撮ってきます.
 まぁいろいろ撮ってみて、さらに使いやすさ求めるって感じです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

ゲッツ、 EOS R3 !

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨日、 マップカメラ から突然 「商品発送しました」 メールが来たので、てっきり迷惑メールかと思ったんですが、内容読んでみると商品番号もあっているし、どうも本物みたい.
 配送会社の追跡もしっかり記載されているから間違いないか.

 そしてなんと、今日の午前中届いちゃいました.



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 世紀末覇者 拳王 ・・・・ ではなく、 「無双」 と呼ばれる EOS R3 !!


 注文したのが 6 月 25 日、な・な・な・な・なんと注文から 50 日です.

 半年待ちが当たり前のこのカメラ、注文時も今年中に手元に届くかわからないという状態だったので、まぁ来シーズン用のスノーボードのような感じで注文しておいたのに.

 ひょっとするとお店で順番間違えてるかもしれないですね.
 某給付金の誤送金ではありませんが、もう開けちゃったから返せませんよ (笑)



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 では軽く開封の儀など.

 マップカメラ の箱を開けると、しっかり緩衝材の下にカメラの箱.
 R がまぶしい.

 この R を見た瞬間 ・・・・ この瞬間の興奮度がマックスかも知れません.

 写真には写っていませんが、ここに マップカメラ の大事なレシートが封筒に入っていました.
 小さな 「下取りカメラ 3 % アップ」 の券と一緒に.



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 カメラの箱を取り出して開けると、一番上にあるのが保証書、アイカップ、ストラップ、取扱説明書など.
 これらの中で使うのは保証書とアイカップのみなので、その他はすべて箱にまたしまっちゃいます.

 ストラップは Canon 製の柔らかいものを別に購入しているので、オリジナルはいつも未使用.
 取説に関しては、PDF 版をダウンロードするので開封なし.

 さすがに保証書は大事なので、これは取り出して別のファイルへ保管です.


 アイカップですが、最近ファスナーに引っ掛けただけで切れてしまうという情報もありました.
 確かに中が空洞になっている感じで、柔らかいことは柔らかいんだけど ・・・・・ ちょっと心配.



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 上の段を開けると、下にはプチプチに包まれた本体が入っています.
 これだけ高いカメラなんだから、せめて柔らかな布とかに包んでくれてもいいと思うんだけれどねぇ.
 そういうところが、このカメラを持つ満足度とかに繋がってくると思うんだよなぁ.

 どうも Canon としては、単なる高額な機械を売ってるだけって感じがしてしまうんだな.
 カメラを趣味にしているジジイたちなんて、どんなに高くても買うやつは買うんだから ・・・・・ なんて考えがメーカーにもあるように思えて仕方ないな (笑)
 まぁこれは軽いジョークですので.


 かく言うボクも、本体には一度も触れたことなしに、完全カタログスペックと You Tube のレビュー程度での購入です.
 真っ当な 「カメジイ」 の一員にすっかりなってますね.



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 カメラの下の一番下に入っているのが、バッテリー、チャージャー、インターフェースケーブル.
 これも使うのはバッテリーだけなので、チャージャーとケーブルはそのまま箱の中へ.

 バッテリー関係が、今使用している EOS-1DX Mark ll と共有できるのはうれしいですね.
 これでバッテリーは 3 本になりました.

 このバッテリーチャージャーですが、新たに購入すれば 47,000 円って ・・・・・・ フェラーリ とかとは違うんだから、ちょっと高すぎないですか.



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 さて本体ですが、第一印象はその軽さ.
 普段 EOS-1DX Mark ll 使っているから、その違いは歴然.

 持った感じはほぼ EOS-1DX Mark ll と同じ感じで、グリップもしっくり.
 背面のボタンやダイヤル類も若干違う部分はありますが、戸惑うようなことはなさそうです.


 ただ、メモリーカードのスロット部にロックが付いていないのがちょっと心配.
 この部分は親指の付け根付近が当たる部分で、冬のゲレンデ移動などでは結構力入れてたりするから、間違って開いちゃうなんてことないかな.

 ホットシューのカバーは取り外したりしていないので、どのくらい緩いのかわかりませんが、ざっと見た感じではそんなに緩そうにも思えませんでした.



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 何といっても、突然来ましたって感じの昨日今日.
 レンズアダプターも CFexpress もないので、本体が来ても撮影できないというトホホ.

 レンズアダプターと 液晶保護シール だけは昨夜のうちにネットでクリック.


 メモリーは使っている SD カードのも挿入.
 CFexpress はよく考えて購入しよ、これって結構高いので懐に厳しいのです.



s-0R9A0037

 今日の午後はとりあえず設定.
 イルコ・アレクサンドロフ 氏が購入直後に設定をしていく動画が You Tube にあるので、それを観ながらじっくり設定.
 今の時代説明書見るよりも、こういう動画のほうがはるかにわかりやすい.
 特にこの動画は、メニュー項目のすべてを最初から全部解説しながら設定してくれるので、今まで知らなかったことなど理解力も深まりました.


 ちなみに イルコ 氏は発売直後に手に入れたので、ファームウェアは 1.0.1 でしたが、ボクのものは 1.1.1 .
 「手ブレ補正」 の項目が新しく追加されていました.

 最新版のファームウェアは 1.2.1 のようなので、これも更新しないと.



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 ほとんどの設定はレンズなくてもできました.
 シャッター音も設定の中で聴くことができましたが、 イルコ 氏も言っていたように何か連続音のような音に聞こえてしまいます.
 まぁ音を出して音量調整できるだけでもありがたいと思うのが正解かな.


 だた、あの噂の 瞳 AF のキャリブレーションだけはさすがにレンズがないと無理.
 マウントアダプター待ちです.


 レンズと言えばね ・・・・・・ RF レンズ欲しくなりますね.
 でもしばらくは、とてもレンズ購入する余力はないので、持っている EF レンズで頑張ります.



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 ということで、できる範囲での設定も終了.
 撮影できないので、今は防湿庫の中で涼んでおります.

 友人の shige 君だったら、ひたすら手に持ちながら陶酔してるんでしょうね.

 早く AF の追従性や 瞳 AF を体感してみたい.



 それにしても、予想より早く来てしまったので支払いが ・・・・・・・
 細々小遣い貯めての大物買いですので、ちょっと足りない分どこから工面しようか.

 おまけに CFexpress カードも買わなくちゃ ・・・・・・・



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 ● 2020.9.5 築地 ●

 これでようやく東京のお友達と同じスタートラインに立った感じ.
 まぁ皆さんはすでにはるか先を走ってますが ・・・・・


 次の日曜日、 東京 でちょっと撮影予定があるので、本格的デビューはそこになるかな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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