・ ・ ・ ・ ・ ・
25 日の火曜日、行って来ました 高崎 へ.
ウン十年前に行ったことがあるはずなんだけれど、全然記憶に残っていない.
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/640 秒 F6.3 ISO-400 ●
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/125 秒 F7.1 ISO-400 ●
目的は "恋する惑星 / 4K" .
そう、 ウォン・カーウァイ なのです.
"天使の涙 / 4K" 観て、俄然見逃したこの映画を観たくなりました.
この先は 栃木県 小山市 と 宇都宮市 で 11 月の上映があったので、思い切って 小山市 に行こうとも考えましたが、よく見たら 高崎 でも上映があったので、思い切って行ってきました.
高崎 だったらそれほど遠くもないので、当初は車で行くことも考えてましたが、結果的には新幹線.
目的地が駅のそばですし、高速代や時間考えると新幹線でのんびりがいいかなって感じ.
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/50 秒 F4.0 ISO-400 ●
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/125 秒 F4.0 ISO-400 ●
● スマホ撮影 ●
シネマテークたかさき
上田映劇 と同じ、ミニシアター系の映画館.
1 階にシアター1、 2 階にシアター2があり、ボクが見たのは1階のシアター1で客席数は 58 席.
画面は少し小さめだったのが残念ですが、まぁミニシアターらしい映画館.
座席が 上田映劇 よりははるかに新しくゆったりで、特に前後の間隔が広いので足元が十二分空いてるのがいいです.
ホームページを観てみたら 2004 年に市民出資型映画館としてオープンしたようです.
タブレット見せてもらって座席確保、 上田映劇 よりずっと近代的 (笑)
脱線しますが、 上田映劇 と言えば Aiko の新曲 "果てしない二人" の PV が丸ごと 上田映劇 でビックリ.
映像の中で Aiko が座っていた席は、ボクが "天使の涙" を観た席かその前後.
これだけ丸ごとだと、もう笑うしかないかな.
・ ・ ・ ・ ・ ・
" 恋する惑星 / 4K "
監督 : ウォン・カーウァイ
脚本 : ウォン・カーウァイ
原題 : "重慶森林"
製作 : ジェフ・ラウ
製作総指揮 : チャン・イーチェン
出演 : トニー・レオン (警官 663 )
フェイ・ウォン (フェイ)
ブリジット・リン (謎の金髪女)
金城武 (モウ 警官 223 )
チャウ・カーリン (スチュワーデス)
音楽 : フランキー・チェン 、 ロエル・A・ガルシア 、
マイケル・ガラッソ
挿入歌 : " Things in Life / デニス・ブラウン "
" 夢のカリフォルニア / ママス&パパス "
" 縁は異なもの / ダイナ・ワシントン "
" ドリームス / フェイ・ウォン "
撮影 : クリストファー・ドイル 、 アンドリュー・ラウ
編集 : ウィリアム・チャン 、 カイ・キットウァイ 、
クォン・チリョン
配給 : アンプラグド
オリジナル日本公開 :
1996 年 6 月 29 日
リマスター 4K 公開 :
2022 年 8 月 19 日
上映時間 : 100 分
"雑踏ですれ違う見知らぬ人々の中に、将来の恋人がいるかもしれない
僕は刑事のモウ、認識番号は 223
その時彼女との距離は 0.1 ミリ、 57 時間後僕は彼女に恋をした"
映画はここから始まります.
この最初のセリフ、ほぼ完璧に覚えていました (笑)
青と黒が締まった感じで、メリハリが効いています.
ただ、ボクはレストアされた Blu-ray を持っているので、 "天使の涙" ほど大きなインパクトはなかったです.
がっ、やっぱりキレイな映像を大きなスクリーンで観るのは、家で観るのとは全然違います.
色調をちょっと強めにした感じで、ストップモーション気味の流し撮り感覚で雑踏の中を走っていく映像はとてもスタイリッシュ.
かと思うと後半ではゆっくりの動作の周りだけが速かったりする映像もあります.
こういった映像や、臭いくらいシャレたセリフだけでも、この映画にヘロヘロになります.
冒頭のバックに流れる "Baroque / Michael Galasso" がなんとも、いいんです.
この音楽聴いただけでも "恋する惑星" の世界が頭の中一杯広がってしまいます.
元々この場面は 九龍 を舞台に往年の女優 (ブリジット・リン) を追いかけている場面で、物語も全然違ったようなことを特典映像の中で ウォン・カーウァイ が話していました.
かなりストーリーもしっかりした映像がカットされていました.
これはこれで面白そうなので、スピンオフでも作ればよかったに ・・・・・
ちなみに今回のポスターにもなっているすぐ上の場面は、この映画のイメージを象徴する場面と言ってもいいのですが、何と映画ではこの場面がありません.
ポスターでかなりのインパクトを持っているので、ついつい映画の一場面かと思ってしまいますが、本編には出てこないんですよね.
実はこの場面も、上のアングルとはちょっと違いますが、撮影はしっかりされていました.
ところがこの場面がみんなカット、 Blu-ray の特典映像にはその場面もしっかり収められています.
今回の 4K 版公開でもこの場面のポスターになっているくらいなので、思い切ってここ入れちゃえばよかったのに、とふと思ったりします.
ディレクターズ・カット なんてね (笑)
改めてストーリーなんか書くまでもありませんが、いろいろな男女のスレ違いの物語というのがいいでしょうか.
基本ラブストーリーですが、都会の中ですれ違う男女の恋の物語は、どこに到着するのかわかりません.
舞台が 香港 というと街なのがいいですね.
昼と夜とは別の顔を持っているような雰囲気で、とても多国籍的な匂いがします.
そんな街をとてもスタイリッシュな映像に仕上げてます.
ロケ地については何年も前に、当時ボクの部下だった腐女子がリサーチに行ってますので そちら をご覧ください.
最初のタイトルの入れ方がちょっと依然と違っていたような気がします ・・・・ たぶん.
エンドロールは全然変えてありました.
以前は下からスクロールしていましたが、 4K 版はバックに色が着き、文字の入り方もちょっと小洒落れた感じかな.
今回の 4K 版公開にあたって、スタンプラリーも開催していますが、ボクはこの二作だけの鑑賞で十分かな.
久しぶりの ウォン・カーウァイ は最高でした.
映画館を出たら、飛行機が飛んでいないか空を見上げたい気持ちになりました (笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・
25 日の火曜日、行って来ました 高崎 へ.
ウン十年前に行ったことがあるはずなんだけれど、全然記憶に残っていない.
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/640 秒 F6.3 ISO-400 ●
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/125 秒 F7.1 ISO-400 ●
目的は "恋する惑星 / 4K" .
そう、 ウォン・カーウァイ なのです.
"天使の涙 / 4K" 観て、俄然見逃したこの映画を観たくなりました.
この先は 栃木県 小山市 と 宇都宮市 で 11 月の上映があったので、思い切って 小山市 に行こうとも考えましたが、よく見たら 高崎 でも上映があったので、思い切って行ってきました.
高崎 だったらそれほど遠くもないので、当初は車で行くことも考えてましたが、結果的には新幹線.
目的地が駅のそばですし、高速代や時間考えると新幹線でのんびりがいいかなって感じ.
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/50 秒 F4.0 ISO-400 ●
● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/125 秒 F4.0 ISO-400 ●
● スマホ撮影 ●
シネマテークたかさき
上田映劇 と同じ、ミニシアター系の映画館.
1 階にシアター1、 2 階にシアター2があり、ボクが見たのは1階のシアター1で客席数は 58 席.
画面は少し小さめだったのが残念ですが、まぁミニシアターらしい映画館.
座席が 上田映劇 よりははるかに新しくゆったりで、特に前後の間隔が広いので足元が十二分空いてるのがいいです.
ホームページを観てみたら 2004 年に市民出資型映画館としてオープンしたようです.
タブレット見せてもらって座席確保、 上田映劇 よりずっと近代的 (笑)
脱線しますが、 上田映劇 と言えば Aiko の新曲 "果てしない二人" の PV が丸ごと 上田映劇 でビックリ.
映像の中で Aiko が座っていた席は、ボクが "天使の涙" を観た席かその前後.
これだけ丸ごとだと、もう笑うしかないかな.
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" 恋する惑星 / 4K "
監督 : ウォン・カーウァイ
脚本 : ウォン・カーウァイ
原題 : "重慶森林"
製作 : ジェフ・ラウ
製作総指揮 : チャン・イーチェン
出演 : トニー・レオン (警官 663 )
フェイ・ウォン (フェイ)
ブリジット・リン (謎の金髪女)
金城武 (モウ 警官 223 )
チャウ・カーリン (スチュワーデス)
音楽 : フランキー・チェン 、 ロエル・A・ガルシア 、
マイケル・ガラッソ
挿入歌 : " Things in Life / デニス・ブラウン "
" 夢のカリフォルニア / ママス&パパス "
" 縁は異なもの / ダイナ・ワシントン "
" ドリームス / フェイ・ウォン "
撮影 : クリストファー・ドイル 、 アンドリュー・ラウ
編集 : ウィリアム・チャン 、 カイ・キットウァイ 、
クォン・チリョン
配給 : アンプラグド
オリジナル日本公開 :
1996 年 6 月 29 日
リマスター 4K 公開 :
2022 年 8 月 19 日
上映時間 : 100 分
"雑踏ですれ違う見知らぬ人々の中に、将来の恋人がいるかもしれない
僕は刑事のモウ、認識番号は 223
その時彼女との距離は 0.1 ミリ、 57 時間後僕は彼女に恋をした"
映画はここから始まります.
この最初のセリフ、ほぼ完璧に覚えていました (笑)
青と黒が締まった感じで、メリハリが効いています.
ただ、ボクはレストアされた Blu-ray を持っているので、 "天使の涙" ほど大きなインパクトはなかったです.
がっ、やっぱりキレイな映像を大きなスクリーンで観るのは、家で観るのとは全然違います.
色調をちょっと強めにした感じで、ストップモーション気味の流し撮り感覚で雑踏の中を走っていく映像はとてもスタイリッシュ.
かと思うと後半ではゆっくりの動作の周りだけが速かったりする映像もあります.
こういった映像や、臭いくらいシャレたセリフだけでも、この映画にヘロヘロになります.
冒頭のバックに流れる "Baroque / Michael Galasso" がなんとも、いいんです.
この音楽聴いただけでも "恋する惑星" の世界が頭の中一杯広がってしまいます.
元々この場面は 九龍 を舞台に往年の女優 (ブリジット・リン) を追いかけている場面で、物語も全然違ったようなことを特典映像の中で ウォン・カーウァイ が話していました.
かなりストーリーもしっかりした映像がカットされていました.
これはこれで面白そうなので、スピンオフでも作ればよかったに ・・・・・
ちなみに今回のポスターにもなっているすぐ上の場面は、この映画のイメージを象徴する場面と言ってもいいのですが、何と映画ではこの場面がありません.
ポスターでかなりのインパクトを持っているので、ついつい映画の一場面かと思ってしまいますが、本編には出てこないんですよね.
実はこの場面も、上のアングルとはちょっと違いますが、撮影はしっかりされていました.
ところがこの場面がみんなカット、 Blu-ray の特典映像にはその場面もしっかり収められています.
今回の 4K 版公開でもこの場面のポスターになっているくらいなので、思い切ってここ入れちゃえばよかったのに、とふと思ったりします.
ディレクターズ・カット なんてね (笑)
改めてストーリーなんか書くまでもありませんが、いろいろな男女のスレ違いの物語というのがいいでしょうか.
基本ラブストーリーですが、都会の中ですれ違う男女の恋の物語は、どこに到着するのかわかりません.
舞台が 香港 というと街なのがいいですね.
昼と夜とは別の顔を持っているような雰囲気で、とても多国籍的な匂いがします.
そんな街をとてもスタイリッシュな映像に仕上げてます.
ロケ地については何年も前に、当時ボクの部下だった腐女子がリサーチに行ってますので そちら をご覧ください.
最初のタイトルの入れ方がちょっと依然と違っていたような気がします ・・・・ たぶん.
エンドロールは全然変えてありました.
以前は下からスクロールしていましたが、 4K 版はバックに色が着き、文字の入り方もちょっと小洒落れた感じかな.
今回の 4K 版公開にあたって、スタンプラリーも開催していますが、ボクはこの二作だけの鑑賞で十分かな.
久しぶりの ウォン・カーウァイ は最高でした.
映画館を出たら、飛行機が飛んでいないか空を見上げたい気持ちになりました (笑)
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