最近、暇な時間を見つけては以前書いたブログの修正しています.
修正と言っても、本文を書き直すのではなく、使用したアルバムジャケットの写真を今のような大きさに変更しているだけですが.
2 年くらい前のブログは、写真も小さく、バランスもゴチャゴチャした感じがあります.
だから写真の大きさを整えて、少しさっぱりと.
そんな作業しながら、ついつい以前書いた本文も読んだりしちゃうので、作業がホントに捗りません (笑)
つい最近書いたように記憶している記事が、もう 2 年以上前だったり、ずっと昔に書いたと思った記事がつい数ヶ月前だったりと、いろいろ読み返してみると発見があったりします.
おまけに、こんなこと書いていたんだと自己嫌悪に陥るような文章もちらほら ・・・・・・・・
まぁ老後の楽しみにゆっくり読めるように、もう少し頑張って続けましょう.
マラソン・セッションの中の一枚です.
特に最後の曲がとても素敵です、今夜はこの曲からいろいろな話題をメインに.

" Steamin' / Miles Davis "
1. Surrey with the Fringe on Top
(R.Rodgers) – 9:05
2. Salt Peanuts
(D.Gillespie-K.Clarke) – 6:09
3. Something I Dreamed Last Night
(S.E.Fain) – 6:15
4. Diane
(L.Pollack-E.Rapee) – 7:49
5. Well, You Needn't
(T.Monk) – 6:19
6. When I Fall in Love
(V.Young-E.Heyman) – 4:23
Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Red Garland (p),
Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)
Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ,
# 1 – 4 & 6 : May 11, 1956.
# 5 : October 26, 1956.
以前 "Relaxin' at Chocolate" でも書きましたが、このアルバムも有名なマラソン・セッションでの録音の中の一枚.
しかし発売されたのは 1961 年になってからです.

一曲目の "Surrey with the Fringe on Top : 飾りのついた四輪馬車" がいいですね.
と言っても、ここでの Coltrane はあまりボクの好みではありません ・・・・・ 決して Coltrane が嫌いなわけではなく、この時期のこのグループでの演奏の多くで、ちょっと浮いている感じを受けてしまうんですよね.
"Diane" でも、軽妙な Miles のソロの後に登場する Coltrane は、どうも力んでいるような気がしてなりません.
当時、 Coltrane の起用にはかなりバッシングがあったようですが、何となくわかる様になった今日この頃です (笑) .
"Something I Dreamed Last Night" はこの頃の一つの Miles という感じで、なんも言うことないような演奏です.
やっぱりこういった歌ものの演奏は、いつ聴いてもグッときます.
そして、ボクがこのアルバムで一番好きなのは最後の曲 ・・・・ "When I Fall in Love"
この曲って 1952 年に公開された映画 "零号作戦 (原題: One Minute to Zero )" のために書かれた曲.
でもこの映画ではなく、もっと後につくられた映画のほうがずっと有名かもしれませんね.
今日の話題は、こちらの映画がメインだったりします.
その映画は、当時一世を風靡した メグ・ライアン が出演した映画です.

" めぐり逢えたら "
監督 : ノーラ・エフロン
脚本 : ノーラ・エフロン 、 デヴィッド・S・ウォード
原案 : ジェフ・アーチ
原題 : Sleepless in Seattle
製作 : ゲイリー・フォスター
製作総指揮 :
リンダ・オスト 、 パトリック・クロウリー
出演 : トム・ハンクス (サム)
メグ・ライアン (アニー)
ビル・プルマン (ウォルター)
ロス・マリンジャー (ジョナ)
ロージー・オドネル (ベッキー)
ギャビー・ホフマン (ジェシカ)
ヴィクター・ガーバー (グレッグ)
リタ・ウィルソン (スージー)
キャリー・ローウェル (マギー)
音楽 : マーク・シェイマン
撮影 : スヴェン・ニクヴィスト
編集 : ロバート・ライターノ
配給 : トライスター・ピクチャーズ 、 コロンビア映画
日本公開 : 1993 年 12 月 11 日
上映時間 : 105 分
1957 年に制作された恋愛映画 (・・・ 今では 死語 かな) の決定盤的映画、 ケーリー・グラント と デボラ・カー 主演の "めぐり逢い" (An Affair to Remember) をベースにして作られている作品で、有名なクライマックスなどは一部同じように使われています.
内容的にはガチガチの恋愛映画というよりも、ラブ・コメディの色合いが強いかもしれません.
ちょっと臭い感じで、いかにもというようなシナリオではありますが、ボクは結構この映画好きです.
久しぶりに観てみましたが、まぁ悪くないんじゃないの.
この頃の メグ・ライアン のキュートさは、もう何とも言えないくらいです.
逆に、この頃の トム・ハンクス は何となく冴えない感じがしてしまいます ・・・・・ 悪くはないんだけれどねぇ.
ボクは同じ年に公開された "フィラデルフィア" から彼に好感をもち、次の "フォレスト・ガンプ/一期一会" で大好きな俳優の一人になりました.
ストーリーは書きませんが、この映画に使われている曲が素敵です.
"As Time Goes By" をはじめ、 "Stardust" 、 "Bye Bye Blackbird" 、 "A Kiss to Build a Dream On" ・・・・・
Nat King Cole の "Stardust" や Joe Cocker の "Bye Bye Blackbird" の場面などは、グッときちゃいますねぇ.
おまけに C&W の名曲 "Stand by Your Man" なんかも流れてしまうのです.
そして "When I Fall in Love" .
この映画のエンディング曲で、 セリーヌ・ディオン と クライヴ・グリフィン がデュエットしています.
この映画って、こういった音楽的センスのいい映画でもあります ・・・・・ ボク好み.

そしてこの映画、主演の二人以外にも注目してみましょう.
アニー のフィアンセ ウォルター を演じているのが ビル・プルマン .
彼は、 "インデペンデンス・デイ" での トーマス・J・ホイットモア大統領 役が印象的でした.
サム の伯父さん (?) グレッグ 役は、 ヴィクター・ガーバー .
あの "タイタニック" で船の設計主任 トーマス・アンドリュース を演じていました.
派手さはありませんが、いい俳優さんです.
亡くなった妻 マギー 役の キャリー・ローウェル は、 リチャード・ギア の現在の奥様です.
そしてこの映画には結構素敵なセリフがあったりもします・・・・
「毎朝ベッドを抜け出して、一日中空気を吸って吐いて
そしたらそのうちに、起きることも呼吸することも
自然にできるようになるだろう
時がたてば幸せだった日々の想い出も
少しずつ薄れていくに違いない ・・・・・ 」
・・・・・・・・・・・・・・・ "When I Fall in Love"
こんな恋はもうないでしょうね、ボクには .
だから、こんな映画でも観ながら、想像の世界でうっとりするとします.
修正と言っても、本文を書き直すのではなく、使用したアルバムジャケットの写真を今のような大きさに変更しているだけですが.
2 年くらい前のブログは、写真も小さく、バランスもゴチャゴチャした感じがあります.
だから写真の大きさを整えて、少しさっぱりと.
そんな作業しながら、ついつい以前書いた本文も読んだりしちゃうので、作業がホントに捗りません (笑)
つい最近書いたように記憶している記事が、もう 2 年以上前だったり、ずっと昔に書いたと思った記事がつい数ヶ月前だったりと、いろいろ読み返してみると発見があったりします.
おまけに、こんなこと書いていたんだと自己嫌悪に陥るような文章もちらほら ・・・・・・・・
まぁ老後の楽しみにゆっくり読めるように、もう少し頑張って続けましょう.
マラソン・セッションの中の一枚です.
特に最後の曲がとても素敵です、今夜はこの曲からいろいろな話題をメインに.

" Steamin' / Miles Davis "
1. Surrey with the Fringe on Top
(R.Rodgers) – 9:05
2. Salt Peanuts
(D.Gillespie-K.Clarke) – 6:09
3. Something I Dreamed Last Night
(S.E.Fain) – 6:15
4. Diane
(L.Pollack-E.Rapee) – 7:49
5. Well, You Needn't
(T.Monk) – 6:19
6. When I Fall in Love
(V.Young-E.Heyman) – 4:23
Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Red Garland (p),
Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)
Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ,
# 1 – 4 & 6 : May 11, 1956.
# 5 : October 26, 1956.
以前 "Relaxin' at Chocolate" でも書きましたが、このアルバムも有名なマラソン・セッションでの録音の中の一枚.
しかし発売されたのは 1961 年になってからです.

一曲目の "Surrey with the Fringe on Top : 飾りのついた四輪馬車" がいいですね.
と言っても、ここでの Coltrane はあまりボクの好みではありません ・・・・・ 決して Coltrane が嫌いなわけではなく、この時期のこのグループでの演奏の多くで、ちょっと浮いている感じを受けてしまうんですよね.
"Diane" でも、軽妙な Miles のソロの後に登場する Coltrane は、どうも力んでいるような気がしてなりません.
当時、 Coltrane の起用にはかなりバッシングがあったようですが、何となくわかる様になった今日この頃です (笑) .
"Something I Dreamed Last Night" はこの頃の一つの Miles という感じで、なんも言うことないような演奏です.
やっぱりこういった歌ものの演奏は、いつ聴いてもグッときます.
そして、ボクがこのアルバムで一番好きなのは最後の曲 ・・・・ "When I Fall in Love"
この曲って 1952 年に公開された映画 "零号作戦 (原題: One Minute to Zero )" のために書かれた曲.
でもこの映画ではなく、もっと後につくられた映画のほうがずっと有名かもしれませんね.
今日の話題は、こちらの映画がメインだったりします.
その映画は、当時一世を風靡した メグ・ライアン が出演した映画です.

" めぐり逢えたら "
監督 : ノーラ・エフロン
脚本 : ノーラ・エフロン 、 デヴィッド・S・ウォード
原案 : ジェフ・アーチ
原題 : Sleepless in Seattle
製作 : ゲイリー・フォスター
製作総指揮 :
リンダ・オスト 、 パトリック・クロウリー
出演 : トム・ハンクス (サム)
メグ・ライアン (アニー)
ビル・プルマン (ウォルター)
ロス・マリンジャー (ジョナ)
ロージー・オドネル (ベッキー)
ギャビー・ホフマン (ジェシカ)
ヴィクター・ガーバー (グレッグ)
リタ・ウィルソン (スージー)
キャリー・ローウェル (マギー)
音楽 : マーク・シェイマン
撮影 : スヴェン・ニクヴィスト
編集 : ロバート・ライターノ
配給 : トライスター・ピクチャーズ 、 コロンビア映画
日本公開 : 1993 年 12 月 11 日
上映時間 : 105 分
1957 年に制作された恋愛映画 (・・・ 今では 死語 かな) の決定盤的映画、 ケーリー・グラント と デボラ・カー 主演の "めぐり逢い" (An Affair to Remember) をベースにして作られている作品で、有名なクライマックスなどは一部同じように使われています.
内容的にはガチガチの恋愛映画というよりも、ラブ・コメディの色合いが強いかもしれません.
ちょっと臭い感じで、いかにもというようなシナリオではありますが、ボクは結構この映画好きです.
久しぶりに観てみましたが、まぁ悪くないんじゃないの.
この頃の メグ・ライアン のキュートさは、もう何とも言えないくらいです.
逆に、この頃の トム・ハンクス は何となく冴えない感じがしてしまいます ・・・・・ 悪くはないんだけれどねぇ.
ボクは同じ年に公開された "フィラデルフィア" から彼に好感をもち、次の "フォレスト・ガンプ/一期一会" で大好きな俳優の一人になりました.
ストーリーは書きませんが、この映画に使われている曲が素敵です.
"As Time Goes By" をはじめ、 "Stardust" 、 "Bye Bye Blackbird" 、 "A Kiss to Build a Dream On" ・・・・・
Nat King Cole の "Stardust" や Joe Cocker の "Bye Bye Blackbird" の場面などは、グッときちゃいますねぇ.
おまけに C&W の名曲 "Stand by Your Man" なんかも流れてしまうのです.
そして "When I Fall in Love" .
この映画のエンディング曲で、 セリーヌ・ディオン と クライヴ・グリフィン がデュエットしています.
この映画って、こういった音楽的センスのいい映画でもあります ・・・・・ ボク好み.

そしてこの映画、主演の二人以外にも注目してみましょう.
アニー のフィアンセ ウォルター を演じているのが ビル・プルマン .
彼は、 "インデペンデンス・デイ" での トーマス・J・ホイットモア大統領 役が印象的でした.
サム の伯父さん (?) グレッグ 役は、 ヴィクター・ガーバー .
あの "タイタニック" で船の設計主任 トーマス・アンドリュース を演じていました.
派手さはありませんが、いい俳優さんです.
亡くなった妻 マギー 役の キャリー・ローウェル は、 リチャード・ギア の現在の奥様です.
そしてこの映画には結構素敵なセリフがあったりもします・・・・
「毎朝ベッドを抜け出して、一日中空気を吸って吐いて
そしたらそのうちに、起きることも呼吸することも
自然にできるようになるだろう
時がたてば幸せだった日々の想い出も
少しずつ薄れていくに違いない ・・・・・ 」
・・・・・・・・・・・・・・・ "When I Fall in Love"
こんな恋はもうないでしょうね、ボクには .
だから、こんな映画でも観ながら、想像の世界でうっとりするとします.