ロバート・デ・ニーロ

Joker

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 休日出勤の代休が 2 時間ほどあったので、昨日は早帰り.
 夕方から映画観に行ってきました.




2019.11.8

 ガッツリ映り込んでるね (笑)

 本当は 東京 で IMAX 鑑賞しようと思ってたんだけれど、微妙に時間が合わなくて止めちゃいました.
 今になるとそれが悔やまれます.


 久しぶりに取り出した "Wheels of Fire / Cream" を聴きながら書くとします.
 もちろん "White Room" を大ボリュームで ・・・・・




Joker 0011
 ● 出典:https://www.ubackground.com ●





  " ジョーカー "





  監督: トッド・フィリップス
  脚本: トッド・フィリップス 、 スコット・シルヴァー
  原作: ボブ・ケイン 、 ビル・フィンガー 、
      ジェリー・ロビンソン
  製作: トッド・フィリップス 、 ブラッドリー・クーパー 、
      エマ・ティリンガー・コスコフ
  製作総指揮: マイケル・E・ウスラン 、 ウォルター・ハマダ 、
      アーロン・L・ギルバート 、 ジョセフ・ガーナー 、
      リチャード・バラッタ 、 ブルース・バーマン
  原題: " Joker "
  出演: ホアキン・フェニックス (アーサー・フレック)
      ロバート・デ・ニーロ (マレー・フランクリン)
      ザジー・ビーツ (ソフィー・デュモンド)
      フランセス・コンロイ (ペニー・フレック)
      ブレット・カレン (トーマス・ウェイン)
      ビル・キャンプ (ギャリティ刑)
       シェー・ウィガム (バーク刑事)
  音楽: ヒドゥル・グドナドッティル
  撮影: ローレンス・シャー
  編集: ジェフ・グロス
  配給: ワーナー・ブラザース
  日本公開: 2019 年 10 月 4 日
  上映時間: 122 分




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 ● 出典:https://www.cnn.co.jp ●

 映画の良しあし、好き嫌いはちょっと置いておいて ・・・・・・ この映画は音響ありき.

 その意味でも、この映画はやっぱり IMAX や Dolby Atmos といった音響が整った映画館で観たかった.
 まぁ映画館で観ただけでも十分に良さはわかりましたが.
 とにかくこの映画、映像だけではなく音響がすごく効果的でいい.
 画面は普通の劇場サイズでも十分だと思う.


 どんどんダークな世界に墜ちていくあたり、音響がとてもうまく観客を音でもドーーーーンと堕としてくれます.
 ボディブローのように後からどんどん効いてくるって感じだね.




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 ● 出典:https://collider.com ●

 さて内容ですが、好き嫌いが完全に分かれるでしょうね.
 帰ってきて読んだいろいろなレビューも、いろいろな意見あります.

 精神的に観客もダメージを食らうような映画とでも言えばいいのでしょうか.
 間違いなく万人向けではないです、この R指定 は妙に納得です.
 観終わった後も、かなりダメージ残ります.


 主人公の アーサー が "Joker" へと変貌していく過程が描かれています.
 観ている方も、どこからどこまで映画の中の現実なんだ ・・・・・ って感じ.


 ボクの感想は、手放しで喜べるような映画ではないしお勧めもしませんが、こういう映画も有りかな.
 今の社会的な暗黒部分もいろいろ垣間見ることもできます.
 そんなところもあって、大ヒットしたのかも.




Joker Jack Nicholson 001
 ● 出典:http://batcatpodcast.blogspot.com ●

 Joker は過去にも何度か実写版映画に登場しています.

 ボクは ジャック・ニコルソン の Joker が最初.
 今日調べてみたら、実写版では二代目になるようです.
 1989 年の "Batman" でした.
 この時は バットマン によって化学薬品の中に落ちて真っ白な顔になったんだった.

 ジャック・ニコルソン の Joker はボクはそんなに好みじゃないかな.
 変にコメディ・タッチの部分が、ちょっと好きじゃなかった.




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 ● 出典:https://www.cinemacafe.net ●

 Dark Knight シリーズ (以前間違えて書いた事ありますが、 Dark Night ではありません) の二作目 "The Dark Knight" の ヒース・レジャー .

 ここでは確か Joker の生い立ちとかの説明は全くなかったと思います.
 にも拘らず、とても強烈な ヴィラン .


 ボクは絶対的に ヒース・レジャー 版が好きです.
 Dark Knight シリーズ全体が好きという部分もありますが、この作品での Joker はやっぱり最高だと思うな.
 劇場公開の半年前にはすでに亡くなっていたということもあってか、この映画での Joker は伝説となりつつあります.


 やっぱり映画での ヴィラン はこういう感じがいい.




Joker Jared Leto 001
 ● 出典:https://www.ign.com ●

 こちらは "Suicide Squad" に登場した ジャレット・レト 演じる Joker です.
 まぁこちらの映画での Joker は脇役と言ってもいいくらい.

 Joker のイメージとしても、 ヒース・レジャー の印象がどうしても残ったままなので、それに比べてしまうとあまりにもいろいろな意味で残念感が漂っています.

 逆にこちらのメインの ハーレークイン 、今度彼女の映画もできるようなので楽しみにしてます.
 さすがにそちらの映画はこの "Joker" のようなダークサイドだけにはならないよね (笑)




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 ● 出典:https://www.cinemablend.com ●

 主演の ホアキン・フェニックス については、以前 "her / 世界でひとつの彼女" で少し書いたので割愛.
 彼の出演した映画で一番好きなのも "her / 世界でひとつの彼女" です.


 "Joker" でまずびっくりするのはその身体.
 骨格はかなりしっかりしてますが、ガリガリの身体です.
 最初は CG 化と思いましたが、実際に減量しての撮影といいますからびっくり.

 そしてどんどん狂気の世界に墜ちていく演技が、思いっきり引いちゃうくらいスゴイ.

 来年の アカデミー賞 では、作品も含めいろいろな賞を獲得するんじゃないかという評判ですし、主演男優賞の最右翼のようです.
 確かにこの演技を観ればそれも納得.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




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 我が家にあった Joker たちです.


 Joker といえば バットマン ですが、 マイケル・キートン から ヴァル・キルマー 、 ジョージ・クルーニー 、 クリスチャン・ベール 、 そして ベン・アフレック ・・・・
 今まで 9 作品作られていますが、一応みんな家にあった.

 今回の "Joker" はこんなシリーズものとはまったく別、という位置づけになっているようです.


 映画観て思ったのは、 "Taxi Driver" で表現された狂気に似た感じです.
 DC コミック の世界なんだからそこまで掘り下げる必要があるのかなぁということ.

 せめて Dark Knight シリーズくらいの闇が、映画としてはとてもいいバランスじゃないかな.



 ボクは観終わった後かなりズシーーーンときたものの、嫌悪感みたいなのはなかった.
 それでの間違いなく、観る人を選ぶ映画でしょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

ロドリゲス風 B 級映画の勧め!!

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 今日も気持ちのいい青空、雲ひとつありません.
 今日は昼から東京、 "いつもの講習会" です.
 と言っても、 いつもの京橋 ではなく、某大学病院への出張コース.
 そのため、宿泊も珍しく 池袋 です.

 出張コースは、いつもとほんの少しばかり勝手が違います.
 基本的にやることなどは同じなのですが、その "ちょっと" の違いで結構バタバタしてしまいます.
 昨日から少しバタバタ、浮足立っています (笑) .
 ブログを書いている今も、あちこちから電話がかかってきていろいろ調整.

 持っていこうと思っていたパソコンは、情緒不安定のため止めることにしました.
 まぁ、テキストなどでいつも荷物は重くなるので、結果的に持っていかないのは正解かも.



 新幹線の時間までまだだいぶあるので、ちょっとばかり HMV 散策.
 ちょっと前から目を付けていたものです ・・・・







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  " マチェーテ "




  監督 : ロバート・ロドリゲス 、 イーサン・マニキス
  脚本 : ロバート・ロドリゲス 、 アルヴァロ・ロドリゲス
  製作 : エリザベス・アヴェラン 、 ロバート・ロドリゲス 、
       アーロン・カウフマン 、 イリアナ・ニコリッチ 、
       リック・シュウォーツ 、 クエンティン・タランティーノ
  製作総指揮 :
       アラン・バーノン 、 アンソニー・グダス 、
       マイルズ・ネステル
  原題 : " Machete "
  出演 : ダニー・トレホ(マチェーテ
       ジェシカ・アルバ (サルタナ)
       ロバート・デ・ニーロ (マクラフリン上院議員)
       ミシェル・ロドリゲス (ルース)
       スティーヴン・セガール (トーレス)
       リンジー・ローハン (エイプリル・ブース)
       ジェフ・フェイヒー (マイケル・ブース)
       チーチ・マリン (パードレ)
       ドン・ジョンソン (ヴォン・ジャクソン) 
       エレクトラ・アヴェラン (エリース・アヴェラン)
  音楽 : ジョン・デブニー
  撮影 : ジミー・リンゼイ
  編集 : レベッカ・ロドリゲス 、 ロバート・ロドリゲス
  配給 : SPE
  日本公開 : 2010 年 11 月 6 日
  上映時間 : 105 分









 ロバート・ロドリゲス (クエンティン・タランティーノもそうですが) の作る B 級映画大好きです.
 もうこのハチャメチャなストーリー展開とかも最高.
 あまりのおバカさに、笑うしかありません.

 彼の作品で持っているものを調べたら、
"El Mariachi"(1992年) 、 "Desperado"(1995年) 、 "Four Rooms" (1995年) 、 "From Dusk Till Dawn" (1996年) 、 "Once Upon a Time in Mexico" (2003年) 、 "Sin City" (2005年) 、 "Grindhouse" (2007年)
 が、ありました ・・・・ 結構持ってますね(笑).

 そしてこんど Blu-ray などが発売になる "Machete" です.
 もともとこの映画は、 2007 年に作られた映画 "グラインドハウス" で使われた偽予告編 (フェイク) が、本当の映画になったものです.
 ほんの数分の予告編でしたが、この段階から 「なにか面白そうじゃん」でした.
 まぁ本編の "グラインドハウス" 自体が、完全無欠の B 級映画そのものでしたから、予告編も同じ香りがプンプン.





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 出演者が蒼々たるメンバーなのですが、この出演者でこんな映画なの? というところが、いかにも ロドリゲス です、いかにも B 級です.
 ダニー・トレホ、ドン・ジョンソン あたりは、ロドリゲス作品の常連で、ダニー・トレホ は、ロバート・ロドリゲス の従兄弟にあたるようです.
 スティーヴン・セガール もこういった B 級作品が似合うようになってきました.
 ジェシカ・アルバ がね〜、どうも最近つまらない映画の出演が続いています.
 ミシェル・ロドリゲス は、"アバター" や "LOST" でもいい味出してましたね、監督とは同じ ロドリゲス ですがまったく関係はないようです.
 ロバート・デ・ニーロ まで出ますか、こんな映画に.
 まぁ、このあたりはしゃれっ気みたいなものでしょうか ・・・・ そういえば、 ロドリゲス 作品には、 ジョージ・クルーニー 、 ジョニー・ディップ 、 ブルース・ウィルス といったビッグネームも出演してました.


 この手の映画は、とにかくいろいろなものがごちゃ混ぜなので、あまり細かいこと言っちゃいけません.
 これでもかというくらい、 「有り得ね〜」 の連発です.
 どこか、昔の東映任侠映画やヤクザ映画、日活のよくわからないアクション映画 (あまり見たことはありませんが) のような雰囲気も漂ってますね.



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 この手の B 級映画は、画質のきれいな Blu-ray は必要ない気もしますが、せっかくだから Blu-ray 購入しましょう.
 そういえば、 ロドリゲス か タランティーノ の作品に、わざと画質を落として、キズやざらついた感じを出していた作品もあったように記憶してます (例の予告編だったかな〜).
 B 級映画と言ってバカにしていますが、実は結構な興行収益もあげています.
 変に小難しい映画より、単純明快にして笑えちゃうような映画のほうが、みんな楽しめるということでしょうね.


 とりあえず、Click ! ・・・・・ そういえば、映画の Click は久しぶりです.
 最近は CD や、山グッズばかりでしたので.


 さて、そろそろ用意して東京へ向かうとしましょう.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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