上田市

モノクロームな休日

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 昨年から計画していたゲレンデポートレート撮影が、二日前になってキャンセル.
 いろいろ都合もあるんだろうけど、先方の都合で決めた日だっただけにかなりのショック.


 この撮影に合わせて、前日休み入れたりしていたのでプチ連休持て余してました.

 気分転換になにか撮影しようと、モノクロ写真撮りに行くことに.



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 ● 別所温泉 ●

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 ● 足湯 ななくり ●

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 ● 大師湯 ●

 場所は家から 20 km ほど離れた 上田市 別所温泉 .

 カメラは EOS R3 、レンズは Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE .
 一応予備で広角 Distagon 2,8/21 を持って、最後のほうで少しだけ使いましたがメインは 50 mm .

 今回はモノクロをテーマにしていたので、最初から設定はモノクロをチョイス.
 場所によってはモノクロとカラーの両方をその都度切り替えての撮影.

 のんびりした撮影でした.

 まだ路肩や日影には雪が残っているものの、結構暖かだったので散歩するにはちょうどいい感じ.


 モノクロの詳細設定は特に変えてはありませんが、フィルター効果は緑.
 でもそれほど赤が濃い黒にはなっていません、露出の関係でしょうね.



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 ● 北向観音 ●

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 ● 温泉薬師瑠璃殿 ●

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 ● 手水舎 ●

 雪が多いので自然とコントラストが強く、白飛び気味になってしまいます.
 露出合わせるのが結構難しいですが、それでも一眼レフカメラに比べたら、ファインダーで確認できるミラーレス機は間違いなくストレスない.

 できるだけ暗部を潰さないように、 EOS R3 の性能もあるのでしょうが階調しっかり残ってますね.

 今日の写真はすべてレタッチなし、若干露出オーバー気味だろうか.
 まぁプリントするときにこの辺りは調整して好みに合わせる感じです.

 ちなみに上の写真の 手水舎 は、水ではなく温泉の水なので冬でも温かいのです.



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 ● 参道 ●

 今回も失敗やらかしました.

 撮影中も、家に帰ってデータ整理していた時も、まったく気がつかなかったんですが、なんと記録が S2 (2400×1600) という一番小さなサイズになっていました.
 どこか撮影途中でバックに入れる際に Q ボタンを押してしまい、さらに他のボタンに触ってしまい変わってしまったのかもしれません.

 12 日スキー場での撮影終えてデータ移動したら簡単にデータ移動が終わってしまい、そこで気がつきました.
 でも、ポートレートのようにプリントせず、使用が SNS やブログだけだったら、小さいデータでも全然問題ない.
 バッテリー消費もかなり少なかったので、これからスキー場はこれだね.

 まさに 「怪我の功名」 といったところです.



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 ● おもてなし空間 CAFE スケッチブック ●

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 ● スマホで店内撮影 ●

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 ● After 甘酒 ●

 参拝した後は、参道脇の喫茶店で一休み.
 こういった温泉街の喫茶店って、どこかチープ感が漂っていますが、このお店も外観はチープ感あります.
 乱雑に養生テープで貼ってチラシなどが (笑)

 でも中に入るとちょっと暗めの照明で、照明もちょっとモダン.
 丸太を切った大きなテーブル席があります.
 なんと マイルス・デイヴィス が静かに流れているあたりはただものじゃないのかな.

 甘酒で一休み ・・・・・・ やっぱりこういうところのお茶は甘酒がいいな.


 飲み終わった後にテーブルを撮ってみましたが、なんかこういうのが一番 プラナー らしいかな.



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 ● 茶房 まるげん ●

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 ● アースワークスギャラリー ●

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 ● hanatoki ●

 ここに来るときはできるだけ歩かないよう、駐車場は 北向観音 のすぐそば 観音下駐車場 を利用してます.
 参道のそばにも駐車場がありますが、そちらは 10 台も停められないので、この 観音下駐車場 が一番便利かな.
 足湯もすぐそばですし、川沿いを歩くと参道に出ます.


 料金は普通車 500 円ですが、シーズンオフの平日は無料だったような気もします.

 もっと広い 将軍塚駐車場 もありますが、温泉街の口元なのでかなり歩くことになります.



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 ● 常楽寺 ●

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 ● 重要文化財 石造 多宝塔 ●

 温泉街から少し歩いたところにあるのが 北向観音 の本坊 常楽寺 .
 こちらは茅葺き屋根が特徴.
 さすがに全景入れるには 50mm では無理なので、 Distagon T* 2,8/21 使いました.


 寺の奥にある墓地には 石造 多宝塔 がありますが、重要文化財のためしっかり金属製の柵で囲まれています.
 上の写真はその柵の間にレンズを通して撮っています.

 石造 多宝塔 までは距離はありませんが、日陰になっていて雪が溶けていないのでとても滑りやすい.

 ここって、実は車でも来ることができます.
 ちょっと広めの駐車場もあるのでわざわざ歩くことなかったかな.



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 ● 別所神社 参道 ●

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 ● 常楽寺 ●

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 ● 常楽寺 参道から 塩田平 ●

 今回は意図的に開放を多めに撮ってます.
 3 段くらい絞った方が絶対に楽な気もしますが、とりあえず開放で.
 日差しもそんなに強くなかったことや、モノクロなのでフランジもわかりません.


 撮影はすべてフォーカスガイドで、拡大してのピント合わせやピーキングは使っていません.
 若干ピントが甘いと思うものもありますが、2〜3 段絞ってやればかなりシャープにもなるので、これが EOS RP で使えないのが本当に残念.

 カメラの重さもすっかり慣れ、気持ちのいい撮影日和でした.



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 帰りは少し遠回りして、ちょっと遅めのラーメン.
 前にいった 「文蔵」 で予定通り味噌ラーメン食べてきました.
 13 時半過ぎでしたが、日曜日ということもあったのでしょうか結構混んでました.

 味は濃いめにしてもらい、あとは普通で、メンマのトッピング.
 ここのメンマ大好きなので.

 とてもおいしかったんですが、豚骨のお店なのでどうしてもとんこつ味が前に出てる感じです.



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Zeiss ミーティング

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 毎日蒸し暑い日が続いていますねぇ.
 早く梅雨明けしてくれないかなぁ ・・・・・



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 ● EOS R3 + Zeiss Milvus 2/35 ZE : F2.0 1/1600 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + Zeiss Milvus 2/35 ZE : F2.0 1/1250 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + Zeiss Milvus 2/35 ZE : F2.0 1/1600 ISO-400 ●

 7 月 15 日に撮影した家の紫陽花ですが、だんだん色も変わってきました.
 夏の訪れとともにそろそろ終わりですかね.



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 昨日は久しぶりに shige君 と Zeiss ミーティング.
 Fujifirm 愛用者の Yama 君はお仕事のため不参加.

 今まで利用していた喫茶店 すみれ屋 ですが、ちょうどこの連休中リサイクル・イベント開催中のためテイクアウトのみの営業.

 仕方ないので shige 君にお店を探してもらいました.



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 ● EOS R3 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : F2.8 1/20 ISO-400 (撮影 shige君) ●

 今回お邪魔したお店は、上田市常磐城の ”Tortoise Coffee"
 古民家を改造したお店で、以前は中心街にありましたが、昨年秋、現在の場所に移転.
 入り口はちょっと入るのをためらうような民家風ですが、入るととても天井が高く開放的な空間が広がっています.

 お店のある場所は 旧丸山邸の敷地内で、ベーカリーなどほかにもいくつかのお店が並んでました.


 ここに行くまでの道路が一方通行のそれほど広くない道で、他所から来る人には少しばかりわかり辛い場所かも知れません.
 ただ駐車場はかなり広めです.



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 ● EOS R3 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/250 ISO-400  (撮影 shige君) ●

 この旧丸山邸というのは、明治時代に製糸業などで財を成した 丸山平八郎 の邸宅跡.
 この方はその当時廃藩置県によって売りに出されていた 上田城 を一部を買い取って市に寄付、現在の 上田城跡公園 を楽しめるのはこの方の功績だそうです.
 上田城の石垣の一部が無かったりするのは、その時代に売りに出されていたから.

 お城の石垣などが一般に売られていたというのもすごい話ですが、当時はそういうことが普通にあったようで、このままだとお城がなくなってしまうという危機感から、丸山平八郎 が私財で一帯を購入して市に寄付したというお話です・・・・・ざっくりなので、違っていたらごめんなさい.
 昨年、民家の庭に置かれていた上田城の石垣の一部が発見されたのもニュースになりました.



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 「たそがれ清兵衛」という映画がありましたが、その決闘シーンはこの旧丸山邸の石垣をバックに撮影されています.
 この石垣も上田城で使っていたものなのです.
 これは地元では有名なお話.

 今この場所に下りれるのかはちょっとわかりませんが、機会があれば写真撮りに行ってみたいですね.


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 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/30 ISO-400 EV-0.7  ●

 さて今回のミーティングですが、以前購入した Carl Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE のお披露目.
 4 月の Milvus の お披露目ミーティング 以来になります.
 前回は外箱も持っていきましたが、今回忘れちゃいました.
 まぁ Milvus ほどカッチリした作りでもないので ・・・・・・


 特に今回は EOS R3 の ピーキング撮影 と フォーカス・ガイド をマニュアルフォーカスで体感してもらおうと EOS R3 持参でした.


 特にフォーカスガイドは shige君 にとっても目から鱗だったようで、かなり気に入っていた様子でした.
 EOS R3 の売りの一つにファインダーのクリアさがありますが、そこも改めて感嘆.


 ちなみに最初の 2 枚の写真は shige君 がボクのカメラで撮影したものですが、以前より構図の取り方がよくなっている気がします.
 あとはもう少し自分のカメラの取り扱いをお勉強して、ファインダー覗きながらイメージに合った設定をどんどん変えていけるようになればいいんじゃないかな.

 ボクも偉そうなことは言えませんが (笑)



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 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/60 ISO-400 EV-1.0 WB-くもり  ●

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 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/40 ISO-400 EV-1.0 ●

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 ● 2023.4.29 すみれ屋 にて ●

 shige君 が持参したカメラは SONY α6600 .
 ボクはカメラオタではないので、自分が使っている Canon の他は全くもってわからない状態.
 型番とか言われても、それがどのあたりに位置する機種なのか全然ピンときません.

 α6600 もよくわからなかったので少しだけ調べてみたら、APS-C のハイエンド機なんですね.
 Canon で言えば EOS R7 クラス.

 外見がコンデジのような感じなので、まさかハイエンド機だったとは ・・・・・
 2019 年に発売され、有効画素数 2420 万画素、光学式 5 軸ボディ内手ブレ補正、リアルタイムトラッキング×高速連写、高容量 Z バッテリー ・・・・・ オープン価格ですが、ボディ本体価格約 16 万円.



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 ● SONY ホームページから ●

 そんな α6600 のことを調べていたら、なんと後継機の α6700 が発売されるニュースが数日前に発表されていました.

 有効画素数 2600 万画素、裏面照射型 Exmor R CMOSセンサー、バリアングル液晶、正面ダイヤル ・・・・・・・

 EOS R7 とデータ比較しても、なるほどかなりよさげなカメラですね.
 性能的にはやっぱり価格相当で、どのメーカーも著しく残念といった部分は当然ありません.
 後は持っているレンズ資産や、メーカーへの思い入れみたいな部分でしょうね.


 shige君 のように、 E マウントの Zeiss レンズを持っている人にとっては α6700 はかなり魅力的じゃないですかね.

 これはこれは、次回のミーティングは α6700 のお披露目になるのでしょうか (笑)

 ちなみに、数年前の CP+ の時に SONY の LINE 登録してあり、 α6700 の発売に関してトークされてました.



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 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/50 ISO-400 EV-1.0  ●

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 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/60 ISO-400 EV-1.0  ●

 今回 shige君 が持参したレンズは
  Planar T* 1,4/50 ZA SSM
  Planar T* 1,4/85 ZA


 相変らず Zeiss ラインナップがすごいですね.
 羨ましい ・・・・・ E マウントの魅力のひとつはやっぱりサードパーティーを含めたレンズの豊富さだろうな.
 特に Zeiss や Voigtlander などのレンズがたくさんあるのは羨ましい.
 でも、 EF ・ RF マウントが少ないのでまだ散財に歯止めがかかっているというのも事実だったり.

 Zeiss で AF 使えるというのは反則に近い正義かもしれません (笑)


 Canon も今年の CP+ で コシナ から RF マウントの Voigtlander Nokton が参考出品されていましたが、サードパーティー製レンズが増えても、決してマイナスだけではないので、どんどん公開すればと思うんですが.



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 ● EOS R3 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/450 ISO-400  ●

 オッサン二人のミーティングは約 2 時間で終了.
 最後のほうは仕事の話になっていってしまいましたが、まぁ楽しいカメラ談義ができました.



 次回は、今ボクと shige君 で Voigtlander ULTRON 27mm F2 を Yama君 に協力プッシュしているので、そのお披露目か、はたまた shige君 の今月末発売される α6700 のお披露目になるのか ・・・・・ 次回も楽しみ.
 次回は鉄分の多い H 氏にも声かけてみよう.


 とりあえずボクはしばらく購入予定はないです.



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開放 de Snap Photos

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 9 日の火曜日、天気も良かったので 上田市 柳町通り に撮影に行ってきました.
 本当は GW 最後の日曜日に撮影しようと思っていたのですが、あいにくの雨.

 この場所は Leica D-LUX 7 購入後にも撮影に行っており、今回もその時と同じような写真があります.
 その時の写真観ると、コンデジだけれどかなりいい感じで撮れてますね.
 ただボケはちょっとにじむような感じで、さすがに ツアイス とは違うかな.


 この日のカメラセットは Zeiss 専用機.
 EOS RP と Zeiss Milvus 2/35 ZE の組み合わせです.

 こういう街スナップは部分的に開放で撮ることはありますが、ほとんどは前回の 軽井沢 のように 3・4 段絞って撮るのが普通.

 でも今回は、あえて開放 f 2.0 で撮ってみました.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/4000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/4000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1600 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1250 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 完全マニュアルモード、ピクチャースタイルは風景、WB はオート、フォーカスはマニュアルフォーカスでピーキングもなし.

 今回も若干縮小はしてありますが、ノートリミング、ノーレタッチ.

 露出はシャッタースピードだけでオーバーにしたり、アンダーにしたりで、ほとんどの写真が + だったり、 − だったりします.


 ただし、 EOS RP の場合はシャッタースピード 1/4000 秒がマックスのため、こういう晴天時に明るいレンズ使って開放で撮るのはかなり厳しい場面もありました.
 この日も、これ以上アンダーにできなく + 2 くらいになった写真もありましたが、完全な真っ白飛びというような写真にはなりませんでした.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/3200 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/200 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/2500 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/200 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 ピント合わせは結構難しい場面もあります.
 特に寄った場合のピント合わせが、かなりシビアなので ・・・・・ そうは言っても等倍とかにしなければ十分問題ないでしょう.

 上のランプの写真は横の金具にフォーカスしてますが、開放の被写界深度が浅いのでどこに合わせるか考えてしまいます.
 この写真も、等倍にするとほんの少し意図したところとずれている感じ.
 以前 D-LUX 7 で撮った時はもっとランプの色がしっかりしてましたが、だいぶ色褪せてしまいました.

 ただ、こういったピント合わせやボケを考えたり (今回は絞り固定でしたが) 集中する行為が、写真撮っている感に繋がっているんでしょう.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/500 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/800 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/640 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 天気がいいのは有難いですが、日差しが強すぎて日影との明暗がくっきりで、結構写真は難しい.
 写真によってはコテコテな感じになってしまいました.

 マニュアルフォーカスのいいところは、いちいちフォーカスポイントを移動させる手間がなく、好きなところでピント合わせできるところ.
 
 上のお花の写真ですが、 2 枚目は真ん中の青い花にピント合わせたはずですが、奥の白い花にあってしまいました.
 このあたりはほんのちょっとしたリングの回転.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1600 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1250 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/800 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 写真によっては周辺減光がありますが、開放の割には思ったほどではなかったというのが正直なところ.
 まぁ構図にもよるんだろうけど、このくらいだったらちょっとオールドレンズっぽい感じで許容できます.


 歪曲収差についてはどうなんでしょう.
 極端にわかるような写真はなかったように思えます.
 現行のレンズなので、昔のレンズで言われていたようなクセの部分がなくなっているのかもしれません.
 このあたりもう少し踏み込んでいくと、逆にオールドレンズのクセが快感になってきそうで ・・・・・ とても危険で怖い領域です.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/160 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/4000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1250 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 縦長の写真は明暗差が強く、ハイライトがギリギリかな、手前の花がちょっと飛んでしまいましたが.
 これ以上絞ると上半分がつぶれそうだし ・・・・ こういう写真はアンダー目に撮って、後で HDR 処理で暗い部分起こしたりしますが、このくらいだったら何もしなくてもいいんじゃないかな.

 フォーカスは中央付近のツツジ、強い日差しと開放のせいでしょうか、等倍にするとツツジの輪郭にパープルフリンジ (それともにじみ ? ) が出ていました.

 ボクのメインカメラ EOS R3 はダイナミックレンジの広さも売りの一つですが、RP でこれだけ表現できれば十分じゃないでしょうか.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1600 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/2000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/4000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 感覚的に撮っているので、こういうところできちんとしたレビューなんて全然無理.
 だからちょっと漠然とした、感覚的な感想しか書けないですね.

 EOS RP ですが、今の時代ビックリするくらい安い価格のフルサイズ機としては十分すぎると思います.
 EOS R8 が実売 240,000 円弱なので、 RP のほぼ倍の金額です.

 こうやってマニュアルフォーカスのレンズ付けて撮影楽しむこともできます.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/40 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1000 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 2 枚目の金色の看板ですが、これは室内でかなり暗い室内だったので、かなりオーバーにして撮ってます.

 Milvus のやっと馴染んできた感じ.
 こういうレンズ付けて撮っていると、究極のナルシストに慣れる気がします.
 「オレ、 Zeiss 着けてマニュアルで撮ってます ・・・・ どう、イカすでしょ ・・・・」なんて (笑)

 まぁ趣味の世界だからこういう自己満足も全然あり.
 高いお金出してレンズやカメラ購入して、自己満足しながら写真撮れれば、それはそれでいいんじゃないでしょうか.


 なんて、いつも自己を正当化してます.


 この場所は 海野宿 ほど通りも長くないし、どちらかというと住宅のほうが多いような場所ですが、所々で映える写真が撮れます.



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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/1250 秒、f 2.0、ISO 100 ●

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 ● EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE、1/800 秒、f 2.0、ISO 100 ●

 これは 柳町通り ではないんですが、いかにも昔風の雰囲気があるので帰り道に撮ってみました.
 上の写真、左上隅の葉っぱが光で反射している部分は、拡大すると滲みまくりです.
 周辺の描写もかなりボヤっという感じで、いい意味でオールドレンズっぽい雰囲気かな.



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天使の涙 / 4K

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 前の記事 で ウォン・カーウァイ の 9 作品持っていると書きましたが、監督デビュー作 "いますぐ抱きしめたい" を完璧に忘れてました.

 だから正しくは下の 10 作品.



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 今日は天気がよければドライブ & 撮影に行こうと思っていましたが、朝から曇り空.
 ちょっと遠出する気分の空じゃない.


 どうしようか ・・・・・・ そうだ、 ウォン・カーウァイ !!
 ということで久しぶりに映画館に行ってきました.



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 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4L IS USM ●

 上田市 にある 上田映劇 です.
 前回行ったのが 2018 年 7 月なので、本当に久しぶりです.
 以前行ったときは、まだ映画 "青天の霹靂" のセットのままでしたが、今日行ってみるとガラリと雰囲気が変わっていました.

 通りの看板も 「花やしき通り」 から 「上田映劇」 に変わってました.
 まぁ4 年も経っているから、当たり前と言えば当たり前か.




 映画はもちろん ウォン・カーウァイ 4K 、やっぱりこれ観ないといけない.
 一推しの "恋する惑星" はすでに先週で終了していますが、こちらの映画も、いかにもあの頃の ウォン・カーウァイ って感じのスタイリッシュな映画です.




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  " 天使の涙 / 4K "





  監督: ウォン・カーウァイ
  脚本: ウォン・カーウァイ
  製作: ジェフ・ラウ
  製作総指揮 : ウォン・カーウァイ
  出演: レオン・ライ (殺し屋 ウォン)
      ミシェール・リー (エージェント)
      金城武 (モウ)
      チャーリー・ヤン (失恋娘)
      カレン・モク (オレンジ色の髪の女)
  音楽: フランキー・チャン、ロエル・A・ガルシア
  撮影: クリストファー・ドイル
  編集: ウィリアム・チョン、ウォン・ミンラム
  オリジナル日本公開:
       1996 年 6 月 29 日 
  リマスター 4K 公開:
       2022 年 8 月 19 日
  上映時間: 99 分






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 ボクはこの映画 2005 年に発売された DVD でしか観ていないので、それと比較するしかできません.
 確かそのあとレストアされているような気がしますが ・・・・

 まず気になったのが画面サイズ.
 こんなワイド画面じゃなかったよなぁ ・・・・・
 特設ページ観てみたら、スタンダード画面で撮影したものをワイド画面に編集してあると書かれていました.
 今だからこういったこともできるみたいですね.


 DVD では白っちゃけた、どこかパサパサした感じの映像でしたが、ビックリするほどクリアでしっとりした感じに変わってました.
 これだけでも、全然違う映画のよう.
 単純にクリアにしただけでなく、冒頭の上の写真場面などは、 4K 版ではもっと白黒感が強く指輪の宝石がマゼンダっぽく色が付けられてました.

 この映画は DVD で観たのもずっと前で、大まかな感じしか覚えてませんでしたが、いきなりこんな感じだっけ?

 家に帰って DVD で映像確認すると ・・・・・・ ホントにもう全然違う映画じゃん (笑)



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 館内はたったの 6人だけでした.
 20 代くらいの女性が二人、オバサマが二人、オッサンが二人.
 これじゃ、映画館経営厳しいだろうな.

 そう言えば映画館の一角がカフェになっていました.
 テイクアウトもできたようなので、ここでコーヒー買って観ればよかった.


 若い女性がこの映画観てどう感じるのか気になりますね ・・・・ ボクもこの映画に関してはそんなに何回も観ていないので、いきなりこの映画はちょっとキツイような気もしないでもない.
 "恋する惑星" のほうが全然入っていきやすいと思います.



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 ストーリーには触れませんが、映画の中でいろいろな人がクロスオーバーしていく.
 そんなストーリーを クリストファー・ドイル のカメラが追いかけてきます.
 ちょっと揺れる感じだったり、スローモーションたタイムラプスだったり ・・・・・ そこにいろいろな光が飛び込んできて、 香港 という街の雑踏感がすごく伝わってきます.
 この映像と音楽が ウォン・カーウァイ の魅力の一つで、スタイリッシュと呼ばれる所以.


 よく見るとまだ街の上空を飛行機が飛んでます.
 以前 ルーク・オザワ 氏が 香港 の上空を飛ぶ飛行機はもう撮れなくなったようなことを言っていました.
 "燃えよドラゴン" などでも、あの街の上空を低空飛行する飛行機の映像は印象的でした.



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 終盤の新しいお店にいる モウ と CA (この映画では スチュワーデスのほうが似合いそう) の場面は、"恋する惑星" を観たことがあれば、思わずクスリ.



 4K レストア まったくナメてました.
 これはビックリするくらいスゴイ.

 前述の通り、まったく違う映画と言ってもいいくらいです.


 そうなると、やっぱり多少無理しても "恋する惑星" 観にいかないと.
 やっぱり来週の 高崎 が一番行きやすいかな ・・・・・



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 「久しぶりでバイクに
  そして人とこんなに近く
  すぐ着いて降りるのは分かっていたけど、今のこの暖かさは永遠だった」



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Stop, the Arrow

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



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 EOS R3 の評価として、圧倒的にスポーツ系に強いという話をよく聞きます.
 ボク自身もスキー場でボーダーやスキーヤーを撮っているので、そういう部分に少しは惹かれて購入した経過もあります.
 このカメラの売りには、秒間 30 コマの連写性能や 1/64000 秒の高速シャッター、さらには102400 という高 ISO などがありますが、なかなかこれらを駆使して撮影するような機会はないと思います.

 それでもちょっとどんなものか体験してみたいと思い、 25 日撮影に行ってきました.



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 ● 16mm 1/1250秒 F4.0 ISO-4000 ●

 被写体はアーチェリー.
 同じ職場にいる方の息子さんがアーチェリーをやっているので、ちょっと写真撮らせてとお願いしたところ、問題ないということで押し掛けました.
 一応ちょっとカッコいい写真撮るからなんて偉そうなこと言っちゃったりして ・・・・・


 といっても、そもそもがアーチェリーなんてオリンピックで放映されるのを観戦するくらいで、知識も全くないと言っても過言ではない.
 もちろんアーチェリー場に行くのも初めてなので、どんな感じの構図取れるのかもわからない.
 我が市には、弓道場はあってもアーチェリー場なんてないので、今回はお隣りの 上田市 の 自然運動公園 (塩田運動公園) へ行ってきました.

 なにげに後悔しつつも、とりあえずぶっつけ本番って感じです.



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 ● 70mm 1/1600秒 F2.8 ISO-4000 ●

 今回の機材ですが、カメラは EOS R3 で、バックアップに EOS-1DX Mark ll .
 レンズは EF 70-200mm F2.8L IS lll USM と EF 16-35mm F4L IS USM .
 一応 SIGMA 50mm F1.8 DG HSM | Art も持ってはいきましたが、今回は未使用.

 手持ちでも大丈夫かとは思いましたが、今回は望遠ズームを一脚に固定して撮ってます.


 とにかく今回はシャッタースピード稼ぎたかったので、絞りはすべて開放.
 ISO も今まで使ったこともないような感度使ってみました.
 通常、カメラ設定での ISO 感度の上限は 12800 にしてますが、設定変更して最高まで.



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 ● 70mm 1/1600秒 F2.8 ISO-4000 ●

 撮りに行く前の漠然としたイメージとしては、飛び出していく矢を止めてカッコよく ・・・ なんて思ってましたが.

 完全に舐めてました.
 このスポーツをカッコよく撮るのは難しい.


 アーチェリーって完全に 「静」 のスポーツなんですよね.
 ほとんど動きがない.
 だからファインダー覗いても、同じような構図にみんななってしまう. 

 そんな中でいかにフォトジェニックに撮るか、結構勉強にもなりますね.



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 ● 200mm 1/16000秒 F2.8 ISO-12800 ●

 上の写真は矢がリリースされたところですが、実はこの前に 90 カット近い写真があります.
 そのすべてが全く動きがなく静止している状態.
 ただただ、背景の人物が少しずつ動いているという ・・・・・・ さすがに本人もそんな同じ 90 カットなんていらないですよね.
 要はリリースのタイミングが全くわからないんです.


 事前にクリッカーが動いてほとんどすぐにリリースとは聞いてましたが、そもそもクリッカーの動きがファインダーの中でさっぱりわかりません ・・・・・ っていうか、最初はずっとフリッカーだと思ってた.
 カメラには絶対フリッカーでしょう (笑)

 アンカリングの時間が結構まちまちなのでそのタイミングが全くつかめませんね.
 シャッター押してる 1 秒がすごく長く感じられる瞬間です.



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 ● 70mm 1/4000秒 F2.8 ISO-4000 ●

 今回の被写体は地元の高校アーチェリー部の生徒.
 特に高校名は出しませんが、アーチェリー部のある高校自体が県内でも数えるほどなのでおのずとあの高校ってわかりますが.

 ちなみに日本でのアーチェリーの競技人口もすごく少なく、オリンピック種目の中の競技人口の少ない種目ランキングの上位にいるようなことも、どこかに書かれてました.
 そもそも練習する場所がないのでなかなかこういう競技のすそ野は広がっていかないよなぁ.

 そのかわりちょっとうまくなると全日本の大会に数年で出れるようになったりもするみたいです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて目的だった矢は止めることができたのでしょうか.

 結果を先に言うと、運ですね.
 運さえよければ、連写能力やシャッタースピードに関係なく捕えることは可能です.
 ただ、確率上げるにはカメラ性能が不可欠になるかな.




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 ● 75mm 1/1600秒 F2.8 ISO-800 ●

 この写真は 70 m 先のターゲットにピントを置いてます.
 白っぽく流れていくのが矢です.
 これは偶然撮れたもので、シャッタースピードも上げる前のものです.



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 ● 70mm 1/1250秒 F2.8 ISO-800 ●

 この写真も前の写真同様、シャッタースピードも遅いんですがタイミングさえ合えば画面に捕えられます.
 でもさすがに矢の動きやストリングを止めるのは無理かな.

 ただ、スポーツ写真の場合は静止がいいのかは別の問題で、逆に流れていくほうがスピード感が出て映えることもあるので、撮影者の意図や構図次第かな.

 まぁ今回の目的は単純に高速シャッターで止めること.



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 ● 200mm 1/16000秒 F2.8 ISO-12800 ●

 そうなるとこんな感じでしょうか.
 上がまさにリリースされた瞬間です.
 下はその次のカットですが、すでに矢は画面の外.



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 この写真も前に不要なカットが 60 カットほど.
 リリースした後だったら多少なり表情や動きの変化がありますが、さすがにアンカリングの 60 コマとかは貰ってもちっともうれしくないと思います.

 なので ガンガン破棄あるのみ.



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 ● 135mm 1/32000秒 F2.8 ISO-25600 ●

 ボク的にはこのくらいの画がいいかな.
 矢がすべて画面に収まり、そこそこ静止してるし、程よく空間もあるので.

 残念なのは左側の柱.
 本当はカメラをもっと左に振って右肘までしっかり入れてると、かなりいい感じの画になると思うんだけれど.
 アーチェリーの場合、スポッティングスコープもペアみたいなものなので、一度セットすると簡単に移動はないので、こればかりは仕方ない.



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 ● 70mm 1/2000秒 F2.8 ISO-4000 ●

 せっかくの機会だったので、一人ひとりきちんと撮ってあげたかったのですが、前述のように簡単に動けないのがネック.
 写真撮影のためではなく、練習風景を撮ってるのでこれもやむなし.


 ミラーレス機ならではの無音シャッターはこういう場所ではマジ最強.
 EOS-1DX Mark ll の攻撃的なシャッター音は、撮っているカメラマンの気持ちを高めるにはとても効果的で、ゲレンデでもあの音で聞きながらのシャッター操作は快感そのもの.
 ポートレートのモデルさんも、シャッター音がリズムよく聴こえるとグッとテンション上がっていくようです.

 でも、さすがにこういう場所であの攻撃音は、大ヒンシュクでしょう.



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 ● 19mm 1/3200秒 F4.0 ISO-4000 ●
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 ● 34mm 1/64000秒 F4.0 ISO-32000 ●
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 ● 19mm 1/64000秒 F4.0 ISO-32000 ●

 男子が作業中に女子だけでアンカーポーズ (ちなみにこの三枚の写真は矢を使っていません) .

 こういう場所は、当然ですが動ける場所が限られてしまいます.
 上の写真も、本当はもっとし後ろから圧縮効果出して望遠レンズで撮りたかったけれど、これ以上は下がれないので止む無く広角レンズ.
 やっぱり意図した構図にならない、広角や標準だとダメなんだよな.

 三枚目の写真、時間とともに陽が沈んできて足元に陽が射してきましたが、これも邪魔.
 普段は光求めてますが、こういう光はいらない.



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 ● 165mm 1/1250秒 F2.8 ISO-4000 ●
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 ● 70mm 1/1600秒 F2.8 ISO-4000 ●

 さて顔認識ですが、これもとても優れもの.
 最初はワンショットではなく AI サーボ + 高速連写 でしたが、顔認識はしっかり.

 ただすぐ上の写真のように、何人も同じような感じで並んだ時は、特に AI サーボ だと希望の顔に AF がいかない場合があります.
 本来はそんな時に役立つのが 視線入力 なのですが、今回この機能はオフ.

 そのため今回の撮影は、早いうちから ワンショット AF に変えて撮っています.



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 ● 200mm 1/64000秒 F2.8 ISO-25600 ●

 最近はいろいろなところで冗談半分にスポーツカメラマンとか呼ばれていますが、気持ちはポートレートカメラマン.
 なのでこんな感じで被写体を撮りたいかな.

 意図的にアンダーにして撮ってますが、しっかり外の明るさでキャッチも入っているので、この場所は後ろに人を入れず、もっとアンダー気味にして、構図絞ればしっかりしたポートレートでも仕上げられそうです.

 ただ、この写真は ISO をかなり上げてあるので、ポートレートとしてはお肌がザラついちゃっているので ISO もシャッタースピードも落とさないとダメですね.



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 ● 200mm 1/64000秒 F2.8 ISO-25600 ●

 この三枚はその上の写真の一連のカットですが、赤いLEDライトのところに線が入っています.
 他のカットにはなにも入っていないので、その部分に何かあったわけではありません.
 ローリングシャッターの歪みでもないし.

 特に 2 枚目はどう見てもおかしい.

 ちょっと キヤノン に聞いてみようと思いますが、そう思う日に限って日曜日や月曜日といった キヤノン のお休みの日なのです.



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 ● 80mm 1/64000秒 F2.8 ISO-102400 ●

 ISO ですが、さすがに上の写真のように 102400 まで上げると、かなり画質的に厳しい.
 まぁ今回は性能みるような部分があったのでこんな設定しましたが、通常はさすがにこんな設定で撮ることはないでしょう.
 ただここまでいけるというのは、もう少し落としたところでも十分対応できるので、そういう余裕みたいのはありがたい.

 上の LED ライトが切れている写真が ISO 25600 、やっぱりボクの中での ISO 限界は、最初に設定した 12800 かなぁ.


 ちなみにこの時も 50 コマくらい連写しましたがリリースされず、シャッターボタンを離した時に矢が飛んでいきました.
 まぁこんなもんです.



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 ● 200mm 1/16000秒 F2.8 ISO-12800 ●
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 ● 150mm 1/4000秒 F2.8 ISO-4000 ●
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 ● 70mm 1/4000秒 F2.8 ISO-4000 ●

 ちなみに ISO 4000 の写真が結構ありますが、これは後半 ISO を下げて撮ろうとしたときに 400 だと思っていたら 4000 だったというオチです.
 12800 さえも上げることほとんどないので、思いっきり間違えました.

 でも 4000 くらいだったら全然問題なく等倍いけます.
 ポートレートでも最悪の場合はここまでいけそうですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



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 ● 200mm 1/6400秒 F2.8 ISO-4000 ●

 ということで EOS R3 のアーチェリーデビューは終了.
 カメラ自体は、やっぱり使いやすいし、ファインダー能力の高さがいい.
 EF レンズ使用ですが、まぁ問題ないでしょうね.
 まだ RF の単焦点とか使っていないので、自分の中では十分満足. 



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 ● 130mm 1/1600秒 F2.8 ISO-4000 ●

 とりあえず矢を止めることはできたんだけれど、カッコイイ写真が撮れたのかどうかは、被写体になってくれた高校生に聞いてみないとわからないですね.

 一度撮ってみたので、もし次の機会があるとしたらもう少しポートレートっぽくアプローチもできそうかななんて思っています.

 かなり難しそうではありますが ・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

UEDA SKYRUN

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ゴールデンウィークもすでに折り返しを過ぎてしまいました.
 小さな子供でもいると一日くらいはみんなでどこかにという感じで、車の渋滞に巻き込まれながら遠出となるところですが、すでに子供も大きくなった我が家ではまったく大型連休ぽくない毎日.


 サービス業の奥様は連休中も休みなしでお仕事ですが、ボクは家でグタ〜〜〜〜〜〜〜〜
 まさに 「惰眠をむさぼる」 ための連休といったところ.


 それでも写真くらいどこかに撮りに行かなければと、超重い腰を上げてみました.



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 ● 5 月 4 日 ゴールの大星神社横 ●

 お隣り 上田市 の 太郎山 を中心にした " UEDA Vertical Race 2022 第 8 回太郎山登山走 " .
 この大会は毎年秋に 東御市 祢津 から 烏帽子岳 を駆け上がる 烏帽子スカイラン と同じシリーズ大会.

 5 月 3 日は 大星神社 スタートで、 太郎山 がゴールのバーチカルレース.
 バーチカル・ノーマル (真田幸村コース) 3.7km、標高差 700m
 バーチカル・エリート (猿飛佐助) 5.0km、標高差 1000m

 翌 5 月 4 日は 大星神社 がスタート & ゴールのスカイレース.
 スカイレース・ノーマル (秋和山城コース) 18km、標高差 2000m (上り下りが数回あるため)
 スカイレース・エリート (塩尻山城コース) 25km、標高差 3000m

 特に 4 日のスカイレース エリートの部のコースは、 JSA (日本スカイランニング協会) の技術的難易度がなんと五つ星というハードなコース.
 You Tube でもコースの映像が観れますが、マジあり得ないようなところを走ったり、滑り落ちたり.



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 ● 5 月 3 日 登山者用駐車場 ●

 新型コロナウイルス感染症対策のため、スタート・ゴール地点でもある大星神社にはゼッケン着用者しか入れないため、 3 日は途中の登山道で撮ることにしました.

 車は登山者用駐車場に入れようと思いましたが、大会関係者が入っていたため道路わきに.
 この駐車場は 5・6 台でいっぱい、目の前の道路脇に 2 台程駐車できます.

 この道路をそのまま上に (写真の左側へ) 上って行っても登山道が一緒になりますが、大会で使うコースはここから東 (写真の正面奥) の登山道 「四十八曲がり」 !!
 駐車場から東に行くと 四丁丁石 あたりにぶつかります.



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 バーチカル ノーマルには子供たちもたくさん参加.
 本当に小さな子供さんも両親と一緒にハーハー息を吐きながら頂上目指してました.
 バーチカル・ノーマル コースは、全長 3.7 km なので家族みんなでも参加できます.


 ちなみに 太郎山 への登山道は、一般的には 山口 地区から登るのがメイン (表参道だったっけ) で、ボクもこの 「四十八曲がり」 登るのは初めてでしたが、傾斜がかなりキツイ.
 上に行くにつれ傾斜は緩やかになります.



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 おまけに天気が良かったので日差しが強いところと、陰になるところがあったりで ・・・・ 難しかった.
 望遠も持っていきましたが、この日はすべて EF 16-35mm F4L IS USM 、いつも広角ズームです.

 選手が来はじめると、一枚ずつゆっくりファインダー見ながら露出調整なんて余裕も全くなし.
 それでも間隔があいたところで、少しずつ上に登ってみました.

 思ったより軽快に登れたんだけど、翌日になって筋肉痛が出てきました (笑)
 下りが結構滑って危なッかしかった.



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 " 鬼滅の刃 " コスチームです.
 先頭がほとんど "貞子" に近い 竈門禰豆子 、次がガン無視の 冨岡義勇 、まったく余裕のない 煉獄杏寿郎 、 ガッツリポーズしてくれた 嘴平伊之助 .
 一番クオリティ高かったのは写真の 嘴平伊之助 .
 ただこんなの被っての山登り、マジで死にますから (笑)

 ほとんどの選手はカメラどころではありませんが、手を振ってくれたりカメラの前でポーズとってくれるのは、うれしいな.

 この日のカメラは EOS-1DX Mark ll 、レンズは一応望遠も持っていきましたが、この日はすべて EF 16-35mm F4L IS USM 、いつも広角ズームです.
 だったら最初からクソ重い望遠レンズなんて置いてけよって感じですが、ほとんど習慣になってる感じなのです.



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 この登山道は急峻な斜面なので、道幅も狭め、撮影する場所もなかなか構図的にいい場所を選べない.
 上の写真も足は急斜面でかなり不安定な場所での撮影でした.
 おまけに上からの落石もあったり.
 落石は一度足に石がぶつかりましたが、小さな石だったのでよかった.

 撮る側はまず選手の邪魔にならない場所、次は安全な場所、そして構図や光って感じ.

 この場所で撮った写真をあげた方から、斜度がわかってのでよかったと言われたので、少しは苦労した甲斐があったかな.
 選手はカメラの数十センチ前を通過していくので、望遠レンズなんてとても使えないです.



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 ● スイーパー ●

 この日のゴールは太郎山山頂だったので、スイーパーが登ってきたところで撮影終了.
 急斜面を下りるほうがどっと疲れました.



  ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 翌日はスカイレースでスタート時間も 7 時 45 分と早かったので、 6 時頃には駐車場から登り始めて 太郎山 山頂で撮影、下ってゴール地点でもう一度撮影の予定.

 でしたが、前日の疲労のせいか目が覚めたら 6 時回ってました.
 ボクの亀足では上るのも時間がかかるので、そこから出かけてもとても先頭グループの写真を撮るのは無理.

 ということで、ゴールの 大星神社 横で撮影することにしました.



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 最初だけ広角ズームでローアングル撮影.
 ですが、 EOS-1DX Mark ll はバリアングル液晶ではないので、完全なノー・ルック.
 感覚だけで数枚撮影してみましたが、なんとか画角に収まってくれました.


 しかしさすがにみんなこれだとリスクが多すぎるので、メインは EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ・・・・ 望遠ズーム使用しました.



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 ゴールデンウィークの影響でしょうか、 上田 までの 浅間サンライン も微妙に混んでいて、 11 時 30 分前には撮影している予定が結構遅れてしまいました.

 後でリザルト見てみたら、ボクの部下だった M 君がな・な・なんとスカイレースノーマルで見事 3 位になってるじゃないですか.
 ボクが撮影場所に着いた時にはすでにゴールした後でした.
 せっかくの雄姿を写真に収めることができませんでした、残念.

 秋の烏帽子で表彰台に立つところをぜひ撮りたいものです.



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 ということで、春の 超ド M な大会は終了.
 ド S なボクは選手たちの苦悶する顔を撮りまくってきました (笑)

 この後は秋も終わりに近づく10月30日の 烏帽子スカイラン .
 こちらは今年も半強制的なボランティアの予定.

 まぁ冬お世話になるので断れないっス.



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  ・ ・ ・ ・ ・ ・

コーヒー屋で撮影

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 月曜日の夜は奥様が娘たちと一泊旅行.
 この時期に ・・・・・ って感じになってしまいましたが、こればかりは仕方ないか.


 ということで、ボクは一人外食デー.
 せっかくだからと、レイトショーで映画も観ちゃうことにしました.



るろうに剣心 002

 少し前に、過去作 3 本観て復習したばかり.

 どうなんでしょう、一応面白かったかな.
 特に 新田真剣佑 はかなり良かったと思う、 "ちはやふる" の 綿谷新 がまったく思い浮かばなかった

 アクションシーンはこのシリーズの売りでもあるので、今回もスピーディな戦闘シーンが続きました.

 ただ、ちょっと間延びしてるというか、中盤の展開がどうも ・・・・・
 過去の作品がとてもテンポ良くて面白かっただけに、微妙に気になっちゃいました.



るろうに剣心 003

 この映画も、本来は昨年の夏公開予定だったはず.
 一年近く公開が延びてしまいました.

 おまけに 伊勢谷友介 の逮捕もあったりしましたが、映画ではカットされることもなく.
 ただ、 四乃森蒼紫 はあの後どうなったの ?

 コアな登場人物が多く出るので、それぞれのその後まではなかなか描ききれないか.


 まぁこの手の映画、ツッコミどころ満載だけれど、そんなことはあえて気にしないで楽しむのがいいですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 レイトショーは 20:00 から、微妙に時間あるのでどこかでコーヒーでも飲んでからにしようか ・・・・
 だったら久しぶりに VACILANDO COFFEE にでも行くとするか ・・・・

 ついでに、スナップを少し撮ってみようかな、 SIGMA 85mm 使ういい機会 ・・・・



0R9A0247 ★★
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : マニュアル露出 F8.0 1/4秒 ISO-400 EV+0 ●

 EOS 5D Mark lV に SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art 付けて、予備で SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art 持参.
 お店の閉店時間が 18:00 なので、お店が閉まってから 85mm 使って少し写真撮らせてもらうつもりでした.


 ところがどういう訳か、お客さん交えての店内のスナップ撮影して欲しいって話になって.
 そうとわかっていたら広角ズーム持ってきたのに ・・・・・・ それ早く言ってよ、って感じ.


 さらにそこに前の職場の後輩で超カメラ小僧の shige 君が、仕事帰りに豆を買いに来店.
 一気にカメラ・モード急上昇なのです.
 示し合わせたわけじゃないのに、ほんとに偶然.



0R9A0165 ★★
 ● SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art : マニュアル露出 F1.4 1/400秒 ISO-400 EV+0 ●

0R9A0193
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : マニュアル露出 F1.4 1/125秒 ISO-400 EV+0 ●

0R9A0204 ★★
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : マニュアル露出 F1.4 1/160秒 ISO-400 EV+0 ●

 閉店時間には常連さんばかりになったので、撮影してはみんなに見せながら解説してはの繰り返し.
 何か公開撮影会といった感じになってしまいました (笑)


 予備で持っていった SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art でも、狭い店内でお客さんをみんな入れての撮影はかなり厳しい.
 外に出てガラス越しに撮ったり、ちょっと高めのアングルから撮ったり ・・・・・ なにげに疲れた.



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 ● SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art : マニュアル露出 F2.2 1/30秒 ISO-400 EV+0 ●

0R9A0211 ★★
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : マニュアル露出 F3.2 1/15秒 ISO-400 EV+0 ●

0R9A0182 ★★
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : マニュアル露出 F1.4 1/250秒 ISO-400 EV+0 ●

 この冬、ずっと EOS-1D X Mark ll 使っていたので、 5D Mark lV を持ってみると、本体が本当に小さく感じます.
 そこにこの シグマ の 85mm 付けると、下の写真のようにものすごくアンバランスな感じ ・・・・ 撮影している時は、あまり違和感は感じませんが.


 本体が軽いだけに、レンズの重さがほんの少し気になる.

 今回ケルビン変えて撮ったりしてみたんですが、前回の撮影同様、なにか黄色が強いような気がします.
 たまたま撮影条件でそうなってしまうのか、もう少し撮ってみないと何とも言えないかな.



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 SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art
 質量:約 1,200 g
 最短撮影距離:85 cm


 大口径 ( 86mm ) の中望遠単焦点レンズです.

 開放時の被写界深度が本当に浅く、ちょっと強めのボケ.
 それと最短撮影距離の 85 cm というのがちょっとくせ者.
 この二つ考えながらの構図作りは、使い込むしかないかな.



0R9A0198 ★★
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : F1.4 1/160秒 ISO-400 EV+0 ●

0R9A0181
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : F1.4 1/250秒 ISO-400 EV+0 ●

0R9A0251 ★★
 ● SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art : F1.4 1/320秒 ISO-1600 EV+0 ●

 夕暮れとともに、プチ・ポートレート撮影会になってしまいました (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

vacilando coffee

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 土曜日は実家の草刈り.
 まだ早いかなぁと思ってましたが、思ったよりも伸びていてビックリ.

 半日で終わるんだけれど、結構腰にくるなぁ.


 
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 おかげで午後は何もする気なし、 Ed Sheeran 聴きながらしばしのうたた寝.

 Perfect な "Perfect" が大好きなのです.
 このアルバムもそのうち取り上げてみよう.




 日曜日は天気も良かったので、 ユニクロ でちょっとお買い物




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 EZY ウルトラストレッチカラージーンズ のブルーとオリーブを各 1 本.

 今までもこのパンツ履いていてとても履きやすかったので、またまた購入です.
 いつものお気に入りのまとめ買い.

 ユニクロ って、買おうと思った商品だけで済んだ記憶がないような気がする.
 ついつい余計なもの買っちゃうなぁ.

 この日も、結局ハーフパンツやソックス買ってしまった.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 日曜日のお出かけですが、実は ユニクロ のお買い物はほんのついで.
 目的はコーヒー ・・・・ と言っても スタバ じゃなくて.


 昔部下だった子が開いたコーヒー・ショップです.



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 彼とは 5 年間一緒でした.
 ボクもバリバリの頃だったので、一緒に汗流して楽しかったな.
 親子ほど年は離れてますが ・・・・・ っていうか、娘と同じ年なので完璧に親子といったほうが正解かな (笑)
 だから後輩というよりは、部下という表現のほうが適切でしょう.


 ボクらの仕事は人を選んでしまうような仕事だから、向いていないと思ったらキッパリ辞めるのもありだと思っています.
 ちょっとしたことで、事故やケガにもつながる仕事なので.

 だから彼が辞めるといった時も、引き止めなかったかな.



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 その後、県内でも有名なコーヒーショップで修行しているという話を聞いて、一度お店を覗いてみたんだけれどちょうど休みかなんかで会えず仕舞い.

 会ったのは 7 年ぶりかなぁ.
 時節柄マスク付けていったので、最初向こうは全然気が付かなかったようでした.

 種明かししたら、昔とおんなじ笑顔.
 この笑顔が本当に憎めないんだよねぇ.

 じゃあちょっと真面目にお店の紹介を.



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 お店の名前は "VACILANDOCOFFEE"

 上田駅 から北にまっすぐ伸びる通り沿いです.
 白い壁のお店で、 2 階部分は茶色 ・・・・・ 最初観た時 フェルメール の 「小路」 みたいだなぁ.
 場所は本当に一等地と言ってもいいでしょう.
 おまけに隣は有料駐車場ですし.

 それだけに家賃の高さが気になってしまいます (笑)

 お店のそばに行くと、コーヒーのいい香りが漂っていました.



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 正面から見るとこんな感じ.
 とてもシンプルなところがおしゃれでいいです.

 ただ、あまりにシンプルすぎて何のお店かわからない感じがあります.

 お店の前を通る人も、結構中を軽く覗きながら歩いてくんですよね.
 これって、もう少しわかりやすくすればお店に入ってくれる人も少し増えるんじゃないかなぁ.

 それと入り口の段差.
 この段差がボクはすごく気になる.
 このちょっとしたところだけれど、一見さんが入りにくいような気がするなぁ.



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 店内は木を活かした温かみのある感じです.
 広さはそんなに広くありません.

 小さなテーブルが 3 つ ・・・・・ お客さんがいたので写真も撮りませんでしたが椅子は 6 つだったかな.

 これも新型コロナの影響で、本来はテーブルが 5 つ、椅子が 10 脚みたいです.

 オープンしたのが 3 月、新型コロナの猛威の真っ只中というのがねぇ ・・・・・



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 さて肝心のコーヒーです.

 これはすごくおいしいと思います.
 特におすすめはアイスコーヒー !!

 これはサービスで少しだけいただいたものですが、色はまるで紅茶のような淡い色なのに、味はかなりしっかりした味わいで、これは本当においしいと思います.
 このアイスコーヒーだったら、カフェオレも絶対美味しいだろうな.




 ブレンドコーヒーは エチオピア と グアテマラ のブレンドで、ちょっと酸味が強い.
 価格が 450 円と スタバ などと比べると高くなってしまうのは仕方ないかな.

 焙煎も自分でやっているので、かなりの拘りがあるようです.



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 今回 Leica 持って写真も撮ってきましたが、彼も一眼レフ買ったとうれしそうに見せてくれました.
 Canon EOS M6 Mark ll ですね.
 Leica D-LUX 7 とお互いに撮りっこ.


 彼と一緒に仕事していたころは、ボクも彼もカメラなんて興味なかったのにね (笑)
 そういえば Facebook のお店のページにアップしてある写真も、何気にいい感じだったりします.



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 新幹線 上田駅 お城口 を出て、ゆったりした上り坂の通りをまっすぐ歩いてくると、ちょうど疲れたころにこのお店が見えるはずです.
 皆さんも、ぜひおいしいコーヒーで一息ついてくださいね.


 そうそう、このブログを見たといってくれれば ・・・・・

 とびきりの笑顔をサービスしてくれるようです (笑)



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 "VACILANDOCOFFEE"

 長野県上田市中央 2 丁目 6 - 5
 TEL: 050-5375-9149
 毎週水曜日 定休日




 お店の名前の VACILANDO は、スペイン語で 「どこへいくかよりも、どんな経験をするかという過程そのものを大切にする旅」 の意味らしい.


 こんなおしゃれな店名付けられるとは ・・・・・
 一生懸命にコーヒーを入れている姿を観ても成長の跡がうかがえるなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Leica をレビュる

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 最近 ライカ 関連の動画やネット記事を探しては、少しずつお勉強.

 ただ、 ライカ のレビューって M や Q といった高額モデルではそこそこあるものの (と言っても、他の大きなメーカーに比べると少ない) 、 D-LUX7 あたりのレビューってありそうでないんですよね.

 価格.com などのレビューも本当に少なくて ・・・・・




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 購入して一か月が過ぎて、素人なりにいろいろ感じることもあます.
 今まで写真は何度かアップしてきましたが、今日はちょっとレビューっぽく書いてみたいと思います.

 あるユーチューバーが、「データだけで、作例とか載せていないレビューってどうなの ・・・」 なんて言ってましたが、ボクのまったくその通りだと思う.
 ということで、作例を提示しながらレビューしてみます.


 今回は部分的な等倍画像も載せましたが、こちらの写真は画像をスクリーン・スキャンし、さらにそれをブログに載せられるようにちょっと縮小かけてますので、多少画質が落ちてはいますが雰囲気くらいは伝わるかと思います.

 まぁレビューと言っても所詮はアマチュア、メカも知識も乏しいのでピント外れになって、結構感覚的なレビューになってしまうかもしれません.



L1010825
 ● その 1 : F 5.6 1/640 秒 ISO 200 24mm ●

 撮影場所は以前も行った 上田市 柳町通り.
 結構日差しの強い昼下がりでした.

 いつもはトリミングやレタッチしますが、今回はまったく手を入れてません.
 そのため水平が取れてなかったり、構図的に邪魔なものが入っていたりもします.


 この日は 絞り 5.6 に固定で、 絞り優先 AE モード での撮影 .
 ISO は200、ホワイトバランスはオート.
 オートフォーカスでピントはピンポイント.
 フォトスタイルは 風景.
 すべて JPEG で、焦点距離表示は 35 mm 換算です.

 写真はクリックで大きくなります.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 まずはいきなりちょっと残念な部分から.
 まぁこれは仕方がない部分なので、逆にここを求めちゃダメだろとも思ってます.




L101079801
 ● その 2 : F 5.6 1/320 秒 ISO 200 110mm ●

 木製の看板を撮ったものです.
 個人の駐車場が前にあったため、少し離れてズーミング.


 デジタル・ズームだとやっぱり色がにじんでしまうようなボケできれいじゃないですね.


0036

 軽井沢 で撮影した時も思ったんだけれど、やっぱりデジタルズームするような写真は最初から考えないほうがいいかな.
 そういう意味では単焦点でクロップ 50 mm 、 75 mm とかでもいいような気もしますが、金額的にべらぼうに高くなってしまうんだろうな.

 当然ですが、合焦点付近の描写はしっかりしています.




L1010794
 ● その 3 : F 5.6 1/800 秒 ISO 200 54mm ●

 こちらはパイル製 (?) の看板を、光学ズーム 54 mm で撮影.


 光学ズームの最大倍率は 3.1 倍との記載があります.
 光学ズームでもやっぱり画質が落ちてしまうようです.
 光学ズームで画質落とさないため、 記録画素数 の設定を EX にすればいいと書いてありますが、それだと全体の画素数が減ってしまうんだけれど ・・・・ ??


039

 さすがにここまで拡大するとちょっとツラいかなぁ.
 まぁデジタルズームほどでないので、拡大しなくちゃそんなに気にならないでしょうか.


0041

 逆にこういういいところも見てあげないと.
 このあたりの描写は十分.




L1010803
 ● その 4 : F 5.6 1/250 秒 ISO 200 33mm ●

 測光はマルチ測光 ( EOS で言う 評価測光 ) .
 確かこの写真は真ん中の文字の輪郭にフォーカスポイント持っていきました.


0044


 これは暗い部分もかなり頑張ってます (暗めのディスプレイだとよくわからないかもしれません) .
 変なにじみみたいのも感じられないし.

 ちなみに写っている足はボクの足でした (笑)




L1010802
 ● その 5 : F 2.3 1/500 秒 ISO 200 34mm ●

 この写真だけは絞りを少し開けてあります.
 バックとの距離が短いので、はっきりしたボケはありませんが、このボケは自然ないい感じ.


048


 被写界深度も浅いのでランプのフレームもぼけていますが、キレイでとても自然なボケじゃないかな.
 クモの糸のように、描写はもちろんしっかりしてます.




L1010839
 ● その 6 : F 5.6 1/800 秒 ISO 200 24mm ●

 完全に逆光での撮影.
 上部にフレア (ゴースト ?) が出てますね.


074


068

 トタンの表面の感じや錆、さらに下の木目もいい感じだと思います.




L1010855
 ● その 7 : F 5.6 1/1000 秒 ISO 200 24mm ●

 同じくワイド端での撮影.

 いつも EVF 撮影なのですが、こういう写真の時だけは液晶見ながら.
 でも何気に水平とれてるのかよくわからなくって ・・・・・
 こういう写真は絶対にバリアングル液晶ですね.

 ただそれをライカに求めるのはちょっと違うかなぁとも思う.


066

 ワイド側でちょい絞りの撮影は強いな.
 ずっと向こうの、赤い花のすぐ横にちょこんと写っているかき氷の旗もわかりますね.
 遠くの描写も十分すぎるでしょう.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今まで EOS 5D Mark lV しかなかったので、自分の中でどうしても 5D と比較してしまうような部分があります.
 でもそれは大きな間違いでしょうね.


 Leica D-LUX7 はちょっと高めのコンデジです.
 VARIO-SUMMLUX 1:1.7-2.8/10.9-34 ASPH という明るいレンズが付いているといっても、所詮はコンデジなのです.


 そういうところからいろいろ考えていくと、スナップ撮りには十分な描写を持ったカメラだと思います.
 難を言えばズーム系(特にデジタルズーム)でしょうか.
 撮影する場面によっては、結構わかるような画質の低下もあります.

 でも、そもそもそういう撮り方をするカメラではないと、最初から思っていればいいだけなのです.
 ここを間違えて、あるいはそこを気にしないでこのカメラを買ってしまうと、もっと安いカメラで十分だったということになりかねません.



L1010805
 ● その 8 : F 5.6 1/320 秒 ISO 200 74mm ●

 撮っているときは気にしませんでしたが、後で写真を見てみると、なにげに手振れ補正が効いている気がします.
 今まで撮った写真を等倍にしてみても、ほとんどの写真のピントがしっかりしてます.

 オートフォーカスのピントをピンポイントにしているため、ピント合わせの際にその部分が拡大されます.
 これも結構いい. 




L1010834
 ● その 9 : F 5.6 1/320 秒 ISO 200 45mm ●

 軍艦部に [A] ボタンがあるんですが、電源スイッチ入れる時にこれを結構押してしまう.
 このボタンは咄嗟にスナップショットモードに切り替えるボタン.
 EVF 覗いていきなりオートフォーカスが変わっててビックリします.
 
 ボクの使い方ではこのボタンはなくてもいいかな.
 このボタンもカスタマイズできればいいんだけれど、このボタンはできませんでした.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 まぁこんな感じです.
 色的なものは、正直まだよくわかりません.
 ちょっとした光の違いでもガラリと変わってしまいますし.


 ボクの中でこのカメラは "究極のコンデジ" .
 性能ではなくって、価格的に (笑)

 だからきちんと何を撮りたいかわかっていないと、本当に高い買い物になります.




L1010857
 ● その 9 : F 5.6 1/800 秒 ISO 200 59mm ●

 ボクは、まず簡単に持って歩けて、サッと撮ることができる.
 シャッター音も静かで、カメラ構えてもあまり気にされない.

 おまけにワイド側の画質はちょっと絞ってやるとすごくキリッとします.

 前から言ってるように、この金額出せば性能的にもいいカメラがたくさんあると思います.

 だからこそ ライカ を持つ意味が大きいと思う.



 何より写真を撮っているのが、今までよりもずっと楽しくなってきました ・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

土の音

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日の午前中、散髪に行ったらかなり混んでいたので午後出直すことにして、ちょっとスナップ撮ってきました.
 場所は 上田市 柳町 、すでに幾度となく行っています.




L1010829-2
 ● 9/5 上田市 柳町 : (D-LUX7) F 5.6 1/640 ISO 200 24mm ●

 まだ撮ってなかった看板を何枚か撮りに行ったのですが、ちょっとアンダーグランドなところも撮ってみたり.
 でも、さすがにもう十分かな.

 北国街道 の名残を漂わせる通り自体もかなり短いので、もう十分ですね.




L1010826-2
 ● 9/5 上田市 柳町 : (D-LUX7) F 5.6 1/800 ISO 200 24mm ●

 カメラにも何となく慣れてきた感じだなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先日の 東京ジャズ の放送でかかったビッグバンドがよかったので、昔のビッグバンドの演奏を聴いてみます.
 日本を代表するビッグバンドです.

 すでにリーダーも亡くなってしまい、メンバーの多くも変わってしまいましたが、そのコンセプトは今でも生き続けてます





Miyama003






  " 土の音 / 宮間利之とニュー・ハード "





  1. 妖怪河童今日何処棲也
      (一) カッパ渡来の地
             (山木幸三郎) ・・・・ 4:19
  2.   (二) 黙秘の夜旅
             (山木幸三郎) ・・・・ 4:07
  3.   (三) 亡霊の沼 
             (山木幸三郎) ・・・・ 3:46
  4.   (四) 奥儀伝授式
             (山木幸三郎) ・・・・ 2:54
  5.   (五) ネネコの泣節
             (山木幸三郎) ・・・・ 1:35
  6.   (六) 戦勝祝い唄え新国歌
             (山木幸三郎) ・・・・ 4:21
  7. 黒塚
             (小山恭弘) ・・・・ 21:27





  宮間利之
  武田和三 (tp), 数原晋 (tp), 岸義和 (tp), 熱田修二 (tp),
  片岡輝彦 (tb), 上高政通 (tb), 戸倉誠一 (tb), 内田賢英 (tb),
  小黒和命 (as), 土岐英史 (as), 森守 (ts), 井上誠二 (ts),
  平野繁 (b-s), 山木幸三郎 (g), 鷹野潔 (p), 伊藤昌明 (b),
  四方田勇男 (ds)

  Recorded on July 10 & 12, 1972.






 1973 年のアルバムで、この当時はかなりアブストラクティブな演奏も多かったと思います.
 このアルバムでの演奏内容も全く古い感じがないので、イメージ的にはかなり新しいイメージなのですが、ボクがジャズを聴き始めるずっと前のアルバムでした.





Miyama003-2

 宮間利之とニュー・ハード のアルバムも、今普通に購入できるのはほんのわずかになってしまいました.
 デジタルのダウンロードでは結構購入できますが、やっぱりCDとかで欲しいボクにはちょっとねぇ.

 まだアナログ盤を聴いていた頃は、それでも 10 枚くらい持っていたかな.

 一番好きだったのが "モンタレーのニューハード" 、このライブ・アルバムは本当に名盤だと思う.
 オハコの "Donna Lee" なんてぶっ飛びものでした.
 このライブ盤を耳にしてから、一気にこのビッグバンドが好きになりました.

 他に気に入っていたのが下の写真のアルバム.




NewHerd0040
 ● "モダン・ジャズ名曲集" : 白縁つけてます ●

 "モダン・ジャズ名曲集" というタイトルのアルバム.
 とにかくジャケットの写真がインパクト大きかった.

 このバンドのアルバム調べてもらうとわかりますが、とにかくいろいろなジャンルのアルバムを作っています.
 歌謡曲、ボサノバ、ポップス、映画音楽はては軍歌まで.

 昔のレコードって、特にポップスや歌謡曲の、こういう感じのオムニバス盤って結構発売されてました.
 そんなアルバムのほとんどのジャケットが外人モデルさんの写真だったりして.


 ビッグバンドという大所帯を運営していくのはとても大変なので、いろいろなことやらなくちゃいけないのはすごくわかります.
 それだけに今でも活動しているのは、それだけでも本当に素晴らしいことだと思います.



 "モダン・ジャズ名曲集" ですが、まぁほとんどジャケ買い (笑)
 単なるオムニバス盤、価格がたしか 1,500円 くらいだったので買ってもいいか、くらいの気持ちで購入しましたが、演奏はとても好きでした.
 普通にジャズ・アルバムとしても聴けます.
 特に好きだったのが "褐色のブルース" ・・・・・ このアルバムで初めて知った曲です.


 このアルバムも今は廃盤かな ・・・・




NewHead003
 ● 1970 年代の ニューハード ●

 さて今日のアルバム "土の音 (つちのね) " .
 このアルバムが録音された時代は、ジャズが多様化していきクロスオーバーなどが台頭してきた時代です.
 さらに民族音楽やクラシックなどの融合も試みられたりして、本当にいろいろな演奏がありました.
 日本 でも民謡や古謡といったものをジャズに融合させたものがたくさんありました.


 このアルバムもそんな感じで、前作の "仁王と鳩" に続くアルバム.
 河童 という伝説的な存在を題材にしています.
 組曲的な演奏曲は全編オリジナル、山木幸三郎 によるものです.

 最後の曲のみ 小山恭弘 の作曲によるもの.
 この "黒塚" の演奏がスゴイ.
 20 分を超える演奏は変拍子ですが、とても聴き応えのある曲です.


 演奏自体はいかにもニューハードといった感じで、パンチも効いてるし、アンサンブルやグルーブ感もニューハードらしい感じになっています.




1554029076

 2016 年に 宮間利之 氏が死去し、その後 山木幸三郎 氏が頑張っておられましたが、昨年暮れにその 山木 氏も死去.


 2017 年にバンド名が 「宮間利之とニューハード」 が 「宮間利之ニューハード」 に変わっても、演奏スタイルや前進する姿勢は変わっていません.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて 8 月の映画は 11 本.
 お盆明けの夏休み遊びに行ったりしてたから、休みがあった割には観てません.



   ウォリアー
   スリー・キングス
   Black&White/ブラック&ホワイト
   ヴィヴィアン・マイヤーを探して
   富美子の足
   つぐない
   レディ・バード
   太平洋の奇跡
   バルト・キングダム
   グッバイガール
   ブレードランナー 2049




 全体的には今一つ感が漂ってるかな.

 "ブレードランナー 2049" はやっぱり面白いけれど、すでに記事にしてるので除外.

 すごく評価の高い "レディ・バード" で、確かに面白い.
 ただ シアーシャ・ローナン については、ボクは "ブルックリン" のほうが好き.



 そんな 8 月の一本は ・・・・・・・・・・・




atonement 001

 まぁこれかなぁ ・・・・

 Blu-ray が安かったので、ようやく観ることができました.
 ストーリーは全然ハッピーじゃないんだけど、映画としてはいいんじゃないかな.


 キーラ・ナイトレイ はもともと好きな女優の一人です.
 この映画では ジェームズ・マカヴォイ もよかった.




atonement 002

 そして シアーシャ・ローナン です.
 実質的なデビュー作と言ってもいいでしょうか、この映画で一躍脚光を浴び今でも確実にスター街道を歩いてます.

 この当時 13 歳で アカデミー助演女優賞ノミネート され、話題になりました.

 この物語のもう一人の主人公と言ってもいい役を、すごくうまく演じてました.
 とにかく キュート で、繊細さがいい.




atonement 005

 この映画の最大の見せ場が、上の場面だとボクは思ってます.

 この場面は約 5 分間にわたるワンカットの長回しです.
 この場面だけのために、この映画を観るのも十分ありだと思います.
 馬の銃殺の場面も十分に調教されたものだそうです ・・・・・ すべてが、とにかくすごいです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

真田十勇士 を探して

 今日もいいお天気でした.
 あまりにも天気がいいので、少し外に出ようかと.

 以前 塩田平 を歩きましたが、今回は街歩き.
 今回は同じ 上田市 でも 千曲川 の北側の市街地です

 塩田平 は 塩田北条氏 のカラーが強いのですが、今日は 真田氏 .
 市内にある 真田十勇士 を歩いて見てきました.

 設置してある場所はここ ・・・・・ スタンプラリーの地図 です.


 まずは駅前駐車場に車を停め、駅から北上です.
 真田十勇士 の前に、やっぱり 真田幸村 でしょう.



DSC_1464

 上田駅前ロータリーの中にある 幸村 像.
 こちらの像はとても凛々しいのですが、これから見ていく十勇士はちょっとばかりアニメチックで、チープ感が漂っています.

 それにしてもいいお天気.


 これから見ていく像は、市内の商店街振興組合などでつくる信州上田城下町ウォーキング実行委員会が中心に、市内中心地活性化対策として企画したもので、カラー塗装を施したアルミ合金製.
 高さは子どもの目線に合わせ、台座を含めて約 120cm とやや低めにしたそうです.

 市内の商店街に1・2体ずつ設置、維持管理は商店街が行っています.


 この像設置に関しても賛否両論あったようで、そのため像の下の説明分にははっきり架空の人物たちである旨が書かれています.



 駅から歩いて一番最初にあるのが 穴山小助 .



DSC_1467

 駅前の立体歩道を歩いていくと、 パレオビル 松尾町側のエスカレーター前にポツンとあります.



DSC_1469

 今日は台座の説明も読めるように、正面からの写真もアップします. 興味ある方はぜひ読んでみてください ・・・・・・ 大したことは書かれていませんが (笑)



DSC_1472

 これが駅からまっすぐ北に伸びるメイン通り.
 なのですが、いかんせん人が少ない ・・・・・・ 写真は車が通らない時を狙って撮りました.
 上田市 も完全なるドーナッツ現象です.



 この通りを少し登り右折 (東へ) し、 本町 の通りへ.
 この設置場所が遠くからではまったくわからないような場所でした.



DSC_1475

 わっこ 本町店前にある 三好伊三入道 .
 もう少し設置する場所なかったのか ・・・・・・ と思わず突っ込みたくなるような感じで設置されていました.
 これだったら、通りに設置した方がいいような気がするんですが.


 ちなみにこのすぐそばには、ボクの大好きなお蕎麦屋さん "刀屋" があります.
 田舎風のそばで、太めでかなりの腰があり、さらには量もハンパありません.


 さらに東へ、横街通りに突き当たるとほぼ正面に一体.



DSC_1479

 横町 の 日輪寺 付近の通りにある 海野六郎 .
 像の背中に見える通りが、歩いてきた 本町 の通りです.



DSC_1483

 こんなに素敵な、 上田 っぽくない建物もあったりして ・・・・・・ 車で通りすぎちゃうと気にもかけない物が、歩くといろいろ発見できます.



 ここから北へ、一つ目の交差点を左折すると 海野町 .
 上田市でも一番の繁華街 ・・・・・・・ だった通りですが、今では閑散としてます.



DSC_1484

 海野町パーク に設置されているのが 由利鎌之助 .



DSC_1485

 この公園は、有料駐車場への通り道になっていますが、周囲が囲まれたようになっているので、どうも今一つ安全とは言い難い.
 夜などは、男のボクでも一人でこの中を通り抜けるのがちょっと嫌な感じです.

 そのせいか、ここに設置してある像が、他の像に比べ一番痛んでいたように思います.
 

 真田十勇士 の像は、設置場所の目印として人物の名前が入った赤いのぼり旗があります.
 この 由利鎌之助 のぼり旗は歩道にあったので、そのすぐそばにあるのかとちょっと探してしまいました.
 海野町パーク は歩道から入ったところにあります.


 海野町を西に歩いていくともう一体設置してあります.



DSC_1490

 海野町 高市神社 の脇にあります 三好清海入道 .



DSC_1488

 上の写真、右側の白いのぼり旗の陰に設置されている像です.

 昔は活気にあふれていた通りも、現在ではシャッター街になりつつあります.


 海野町交差点を右折して北へ向かいます.



DSC_1493

 この辺りは 原町 .
 この文中に出てくる町の名前は、昔の町名で、現在では 中央○丁目 というような言い方なのですが、昔からの呼び方をしようというような運動もあるようです.
 ボクも、昔の町名の方がいいと思っているんですが ・・・・・・

 駅から伸びる通りを北に向かいます ・・・・・・ 相変わらず人がいない.
 シャッターも多い.

 正面に見えるのが 上田市 のシンボル 太郎山 .



DSC_1496

 真田太平記館 前にある 猿飛佐助 .



DSC_1498

 この 真田太平記館 は、上田市にも馴染みの深かった "真田太平記" の作者 池波正太郎 に因み、書簡、 自筆画、愛用品等の展示や作品紹介などをしています.
 しかし ・・・・・・・ ボクはここに入ったことはありません.


 さらに北に向かい、北国街道の古い町並みを残す 柳町 へ.



DSC_1505

 古い町並みを残すように整備されています.
 ただ、ここにも普通の生活がありますので、車が行き交いしています.



DSC_1510

 そんな 柳町 の入り口にも十勇士像があります.



DSC_1511

 有名な 霧隠才蔵 です.
 ちょっと色がねぇ ・・・・・・・・


 ここが十勇士像の最北端、ここからはまた南の駅方向に戻ります.



DSC_1513

 ここが 海野町交差点 .
 写真正面が駅方向、左は 海野町 、右にいくと 上田城 です.


 実はこの交差点にも一体設置されていますが、海野町からだと通りの向こう側になるので、先に北に向かい、また戻ってきました.



DSC_1515

 望月六郎 です.
 このあたり、ボクが子供のころは本当に人がいっぱいで、活気に満ち溢れていたんだけれどなぁ.


 交差点を渡り、さらに駅方向へ.



DSC_1520

 原町 昌平堂 の前にある 根津甚八 .

 これで 9 体、残すはあと 1 体のみです.

 さらにさらに南下して駅前に.



DSC_1523

 この駅前ロータリーの横断歩道.
 実はこの横断歩道の部分が、日本一短い県道 なのです.
 この横断歩道の分だけで、長さにして 7 m !!


 このロータリーの横から ニューパール通り へ.
 この ニューパール という名前は、昔あった映画館の名前.
 洋画のロードショー館だったのですが、昔は本当に混んでいた.
 何の映画かは忘れましたが、立って観た記憶もあります.



DSC_1528

 そんなニューパールの跡地をさらに西に進んだところに 上田天満宮 があります.
 新幹線のガード下のような感じです.



DSC_1526

 これが 10 体目の 筧十蔵 .


 これで十勇士すべて完全捕獲です (笑)



 万歩計 (iPod) で 6,000 歩弱、マイル表示は約 2 マイルほどでした.
 天気がよかったのでウインドブレーカーも不要でした.

 ポカポカの日差しを浴びながら、いろいろ新しい発見もできたり.
 ちょっとした気分転換のウォーキングになりました.



 でも、もう少しカッコイイ像にして欲しかったなぁ ・・・・・・・・・・

Blowing In From Chicago

 本当に暖かな ・・・・・・ というか、暑いくらいの一日でした.
 もう半袖でも全然大丈夫なくらいです.
 夜になっても暖かく、家の中は半袖シャツ一枚でもまったく寒くありません.



 ずいぶん前に簡単に取り上げたアルバムです.







1549
 






  "Blowing In From Chicago / Cliff Jordan , John Gilmore"
                          (BLP-1549)





  1. Status Quo
         (J.Neely) ・・・・・ 5:34
  2. Bo-Till
         (C.Jordan) ・・・・・ 5:54
  3. Blue Lights
         (G.Gryce) ・・・・・ 6:35
  4. Billie's Bounce
         (C.Parker) ・・・・・ 9:32
  5. Evil Eye
         (C.Jordan) ・・・・・ 5:12
  6. Everywhere
         (H.Silver) ・・・・・ 5:42
  7. Let It Stand
         (C.Jordan-J.Gilmore) ・・・・・ 7:44

   ( # 7 Bonus tracks, not part of the original album.)





  John Gilmore (ts), Clifford Jordan (ts), Horace Silver (p),
  Curly Russell (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, March 3, 1957.






 なんと言っても、 ジジ・グライス の作った "Blue Lights" がいいですねぇ.
 とても素敵な曲です.


 家のアルバムを捜してみたら、

 "Jazz Lab / Gigi Gryce-Donald Byrd"
 "When Farmer Met Gryce / Art Farmer"
 "The Talented Touch / Hank Jones"

 といったアルバムに含まれている、演奏が見つかりました.




1549-2

 一昔前、 ジジ・グライス なんてまったくと言っていいほど聴かなかったのですが、数年前から彼の楽曲の美しさが気になるようになりました.
 とても素敵な曲が多いんですよねぇ.



 クリフォード・ジョーダン については前にも書いたし、結構有名ですので、今日はもう一人の ジョン・ギルモア について簡単に書いてみましょう.


 ジョン・ギルモア の生年月日などは Wiki 見ても出ていませんでした.
 シカゴ 出身で 1953 年には San Ra と出会っているようです ・・・・・・ この San Ra という人がまた調べてみると面白い.


 San Ra は個人名ですが、一般的にはオーケストラ (Arkestra) としての名前のほうが有名でしょうか.
 ボクはこの音楽をまったく聴いたことがありませんが、 San Ra の名前は耳にしたことがあります.
 この出会いがあったからか、 ジョン・ギルモア はフリー・ジャズ系の演奏をしていたようです.




Gilmore005

 この写真は San Ra and his Arkestra での演奏風景ですが、この写真見ただけでモダン・ジャズとはかけ離れたものだと容易に想像がついてしまいます.
 物は試し、と You Tube で演奏を捜し "'Round Midnight" や "Shadow World" を聴いてみましたが ・・・・・・・・・・


 カオス !!!!


 エレクトリック Miles はようやく聴けるようになったものの、こういったフリー・ジャズ系はいまだにダメです.



 そんな彼のバリバリのハード・バップを収めたのがこのアルバム.
 San Ra の映像を見た後に聴いてみると ・・・・・・・
 なんともジャズらしいジャズじゃないですか.

 
 チャーリー・パーカー の曲 "Billie's Bounce" の演奏なんか、完璧な ハード・バッパー なのにねぇ.
 ミュージシャンの考えって、ボクら凡人には想像もつかないような部分があるんでしょうね、きっと.

 そういえば、 クリフォード・ジョーダン も晩年はフリーっぽい演奏結構してました.






 さて今夜は奥様が所用で帰りが遅いため、一人で外食.
 と言っても、いつものように らーめん です.


 どこに行こうかいろいろ考えてはみるものの、結局いつものお店になってしまいます.
 今日は木曜日、このらーめん屋さんは木曜日が特別な日です.




DSC_0146

 おなじみ、上田市の "はち" というらーめん屋さんです.
 普段は豚骨スープなのですが、木曜日はメニューがすべて変更になり "とりはち" になります.
 鶏がらベースのスープです.
 麺もいつもの太麺から細麺に ・・・・・ 一部太麺もありますが.



 木曜日の代表らーめんは "とりぱいたん" や "とりそば" ですが、今夜は "とりみそ" にチャレンジ.
 いつものようにチャーシューなし、ネギ多めを注文.
 さらに細麺なので最後まで伸びないようにやや硬めを注文です.



 数分後、らーめんがやってきたので写真を撮ろうと思ったら ・・・・・・・・・
 スマホの温度が上昇したのでカメラが起動できない旨のメッセージ.
 数回チャレンジしたものの、カメラが起動しないので止むなく食べることに.



DSC_0147

 食べ終わった後再度起動してみると、今度は OK .
 食べ終わった後を激写しておきました.

 以前 "みそらーめん" を食べた時にも書きましたが、ここの みそらーめん はさっぱりした感じの みそらーめん です.
 今夜の "とりみそ" のスープも、ちょっとドロッとした感じがあるのですが、飲んでみるとかなりあっさり.
 ほのかに味噌の香りが口の中で広がってきます.

 いつもはこんなにスープを飲まないのですが、今夜はがっつりいただいてしまいました.


 お腹が空いていたので 中盛 (普通のお店の大盛) を注文しましたが、よくよくメニューを見たら 並 を注文して、さらに 替え玉 を頼んだ方が金額が安いことを見つけちゃいました.
 これだったら、後のほうも麺が伸びないですし.

 次回から 細麺 の時はこの作戦で行こうと思います (笑) .






 最近、プレゼントなどがちょくちょく当たっています.
 TOTO に関しては、なんと 2 週連続で当選 !!!!!

 ・・・・・・・・ といっても、 570 円が連続でしたが orz


 先日は WOWOW からこんな雑誌が届きました.




DSC_085811

 あまりプレゼントの応募していないにも拘らず、結構いい確率でヒットです.

 でも、できればもっと欲しいものが当たって欲しいのですが ・・・・・・




 できれば TOTO 6 億円を 2 週連続で ・・・・・・・ 人生変わるんだけどなぁ (笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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