週末はいつもの 東京 .
 いつもどおり変わり映えのしない生活です.

 食事も、行く場所もほとんどおんなじ ・・・・・・・ だったのですが、珍しく金曜日はちょっとお散歩に.




 その前にアルバムです.
 最近、どうも映画やロックの話題が多くなってしまったので、 iPod から聴こえてきた曲が入ったアルバムでも.
 かなり有名なアルバムなので、前にも取り上げたかと思い調べたらまだ取り上げていませんでした.






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  "Page One / Joe Henderson"





  1. Blue Bossa
         (K.Dorham) ・・・・・ 8:02
  2. La Mesha
         (K.Dorham) ・・・・・ 9:07
  3. Home Stretch
         (J.Henderson) ・・・・・ 4:13
  4. Recorda-Me
         (J.Henderson) ・・・・・ 6:00
  5. Jinrikisha
         (J.Henderson) ・・・・・ 7:21
  6. Out Of The Night
         (J.Henderson) ・・・・・ 7:24





  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts),
  McCoy Tyner (p), Butch Warren (b), Pete LaRoca (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 3, 1963.






 ジョー・ヘンダーソン のデビュー・アルバムにしてベストとも言えるアルバムです.
 ジャケットもいい感じですね.




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 でもこのジャケット ・・・・・・・ マッコイ・タイナー の名前が表記されずに "ETC" なんて書かれています.
 たしか、 マッコイ の ブルーノート デビューだったようです.

 それにしても "ETC" はないだろう ・・・・・ ひょっとすると契約の問題で名前を書くことができなかったのでしょうか.
 でもジャケ裏にはきちんと書かれていますが ・・・・・・ (笑)



 このアルバム、発売当時はあまりヒットしなかったようですが、後年になって特に A 面がジャズ喫茶でも大人気だったようです.
 改めて聴いてみると、 A 面最初の 2 曲がとても聴きやすい.
 ヒットしたのも頷けてしまいます ・・・・・ が、 2 曲ともに ケニー・ドーハム の曲なんですねぇ.
 当時はまだ、 ケニー・ドーハム・グループの ジョー・ヘンダーソン だったのでしょう.





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 ジョー・ヘンダーソン はこのアルバムが有名になりすぎちゃって、どうもロックっぽい演奏がメインのような印象を受けてしまったようですが、本来はバリバリの新主流派と呼ばれるような演奏を得意としています.
 ボクは彼の "Our Thing (BLP-4152)" 、 "In'n Out (BLP-4160)" や "Innner Urge (BLP-4187)" といった作品を一時期結構聴いたので、この "Page One" のような演奏のほうがちょっとばかりの違和感を感じちゃいます.


 このテナーは、もうちょっと認められてもいいような感じがあります.
 でもまぁ、この "Blue Bossa" の演奏だけでも、これからずっと語られていくはずでしょうから、それはそれで幸せかもしれません.







 さて 東京 のお話し ・・・・・・・・
 金曜日は午後 東京 入りでしたが、講習会の準備までちょっと時間があったので散歩に 上野公園 に.




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 不忍池 です.
 15:00 頃ですが、この時間にはすでに空も黒くなり始め、ポツリポツリと雨も落ちてきました.
 ホテルはここから歩いて 15 分程度の場所ですが、いつもは散歩なんかする時間まったくないので、 不忍池 もゆっくり歩くのは初めての気がします.


 それにしてもスゴイ蓮 ・・・・・・・・ おまけに水面を見ると、やけに亀がいます.
 この亀にビックリです (笑)




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 1 時間ほど公園内をブラブラ.
 その後、今回の目的でもあった スタバ 上野恩賜公園店 へ.

 このお店は、 スタバ でもコンセプトストアと呼ばれるお店の一つ.
 細長いお店ですが、通り側がすべて大きなガラスになっているので解放感ありあり.

 お店に入った時は満席ということだったので、持参したポットでテイクアウト ・・・・・・・
 しようと思って外に出ると、ちょうどテラス席が一つ空いていたのでそこでのんびり一時間ほど過ごしちゃいました.
 このテラス席、イスは硬めのイスで正直あまり好きじゃないけれど、通りを歩く人を眺めてゆっくりするのはとても気持ちいがよかった.





 公園に行く前に遅めの昼食.
 いつものラーメンなのです (笑)

 湯島 の "大喜" ・・・・・・ ここもおなじみですね.
 昼から熱いラーメンはちょっと食べる気にならなかったので ・・・・・・・・




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 冷しとりそば 塩味・中太ピロピロ麺 です.


 とりそば が出てきて気がついたのですが、なめこが入っていました.
 キノコ類すべてダメなボクは、当然すべて横によせて ・・・・・・・・

 まず、お汁がさらさらではなくどろっとした感じです.
 でも変な粘度ではなく、とてもサラリとした味わいです.
 こんなラーメンは初めて.

 白髪ねぎ、細切りきゅうり、おくら、なめこ、レモン、鶏の挽肉と薄切り、味玉半分.
 夏季限定で、昨年の写真を観たらナスやカボチャが入っていましたが今年のラーメンには入っていませんでした.
 麺は幅広の平たいタイプで、ちょっと短かめなので食べやすく、味もしっかりのってきます.
 さらに薄い氷も入っており、それが麺やスープと一緒になって独特の触感が出ちゃったりします.


 濃い目の味が好きなボクとしては、塩味で少し物足りない感じもありますが、それ以上に経験したことのないラーメンなのでそちらの衝撃の方が大きかった.


 このお店、 9 月からは濃厚味のラーメンも始めるようなので、これからもしばらくは 湯島 通いかな.



 ということで、今夜もジャズの話題はあっさりと ・・・・・・ 冷やしとりそば のようにさらりになってしまいました.
 夏だから、あっさりでもよしとしましょう.


 と、自分を正当化してみます.