午後 4 時頃の空 ・・・・・ いかにも 梅雨 らしい空です.
 午前中ちょっと雨は降ったけれどすぐに止み、午後はこんな空でした.



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 そう言えば今日は エヴァ スマホ の予約開始日でした.

 とても朝早くから並ぶ元気もなく、今回の予約騒動についてはまったくの他人事.
 午後には Yahoo オークション などに、かなりの量出品されていました ・・・・・ それも倍近い金額ですよ.
 前回もそうですが、どうもこういった転売屋が並んで予約券をゲットしてしまうようです.
 もうちょっと考えて欲しいものです ・・・・・・ Docomo !!!

 
 こういったことが起きるので、本当に欲しい人たちが買おうと思ってもすぐに予約数量終了となってしまうんですよね.
 大体、 30000 台限定の意味不明です.
 限定なんかやめれば、欲しい人は買うだろうし、転売なんか起きないんですから.
 きっと限定にしなくても、 30000 台くらいは売れるんじゃないでしょうかね.



 スマホについては、よくわからないことのほうがあまりにも多すぎて ・・・・・・・・・
  クロッシー ????
  Wifi vs Wifi テザリング ?????
  nottv ?????


 やっぱり、とてもスマホは使いこなせそうもありません ・・・・・ 今でさえ携帯機能のほんの数 10 % くらいしか使っていないのですから.
 アナログ人間ではないつもりですが、最近の科学の進歩についていけてないのは事実のようです.






 ということで、今夜も古いアルバムです.
 ジャケットが結構好きだったりして ・・・・・・・ 相変わらず美女には弱いのです.
 このアルバムも、あまり聴く機会は多くなく、どちらかというと棚でゆっくり眠っていることのほうが多いです.




 

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  " Grand Encounter : 2 °East - 3 °West / John Lewis "





  1. Love Me Or Leave Me 
           (G.Kahn-W.Donaldson) ・・・・ 8:20
  2. I Can't Get Started 
           (I.Gershwin-V.Duke) ・・・・ 3:33
  3. Easy Living 
           (L.Robin-R.Rainger) ・・・・ 4:16
  4. Two Degrees East, Three Degrees West 
           (J.Lewis) ・・・・ 6:09
  5. Skylark 
           (J.Mercer-H.Carmichael) ・・・・ 3:07
  6. Almost Like Being In Love 
           (A.J.Lerner-F.Loewe) ・・・・ 9:28




  Bill Perkins (ts), Jim Hall (g), John Lewis (p), 
  Percy Heath (b), Chico Hamilton (ds)
  Recorded February 10、1956.






 ジャズの中では、よく "西海岸" 、 "東海岸" という言い方がされます.
 "西海岸 (ウエスト・コースト) ジャズ" は、大雑把に言えば知的でクールな感じのジャズ、それに対して "東海岸 (イースト・コースト) ジャズ" は、ハード・バップやファンキーというようなホットな感じ ・・・・・・・ これは本当に大雑把な捉え方なので、すべてが当てはまる訳ではありません.


 このジャケットのタイトルは "Grand Encounter" ・・・・・ 日本語訳では "大いなる邂逅" と訳されることが多いです.
 そしてサブ・タイトルに "2 °East - 3 °West" と付けられていますが、このサブ・タイトルが結構ポイントだったりします.
 ジャケット見てもらうとわかるとおり、 "2 °East" の下には John Lewis と Percy Heath の名前、 "3 °West" の下には残りの三人のメンバーの名前が書いてあります.

 東海岸出身の二人のミュージシャンと、西海岸出身の三人のミュージシャンが競演 ・・・・・ それが "大いなる邂逅" ということになるんですね.




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 演奏全体が ウエスト・コースト・ジャズ という感じです.
 東海岸出身の二人ですが、 MJQ (Modern Jazz Quartet) に在籍しており、この Quartet の演奏自体ゴリゴリするような演奏ではなく、どちらかというと ウエスト・コースト に近いものがありますので、演奏がこうなるのも無理からぬことでしょう.


 だからといって、演奏が良くないということではありません.
 特に目を引くのが、 Bill Perkins でしょう ・・・・・・ ボクには Stan Getz のようなテナーに聴こえてしまいます.
 このテナー、いいですよ.
 淡々と吹いているような感じですが、それなりに歌っていますし.
 ただこの Bill Perkins 、残念ながら他にはこれといった演奏がどうもないようです.



 今回初めて知ったのですが、このアルバムって John Lewis にとって初めてのリーダー・アルバムみたいです.
 これにはちょっと驚き ・・・・・ すでに MJQ で活躍していましたので、何枚もリーダー・アルバムを録音しているとばかり思っていました.



 全編ミディアム・テンポで、しっとりした演奏が続きます.
 ピアノトリオによる "I Can't Get Started" 、
 ギターをフューチャーした "Skylark" ・・・・・・・・



 骨太な Blue Note ばかりでなく、たまにはこんなアルバムも ・・・・・・・・
 夜、一人で静かに聴くにはピッタリのアルバムです.