今村祐司

Remember Of Love

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 お休みなんですが、雨降り ・・・・・
 朝も結構しっかり降ってました.

 暖かかった日曜日、思い切ってワックスがけしちゃって正解でした.



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 ● 2021.11.9 14:03 ●

 今日はどこにも出かける予定はないので家でボ〜〜〜〜〜ッ.

 特にやることもないのでブログ更新なのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 先月届いたアルバム.
 このシリーズも残すところあと一回、残る購入は一枚だけです.

 でも、予約したアルバム何枚かも 11 月発売か ・・・・・ 暮れに向かって出費も加速してるなぁ.




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  " Remember Of Love / 今田勝 "




  1. Maki ・・・・ 5:03

  2. Remember Of Love ・・・・ 8:52

  3. Sea Weeds ・・・・ 7:58

  4. Little Step ・・・・ 8:02




  今田勝 (p,el-p.synth), 古野光昭 (b), 楠本卓司 (ds),
  今村祐司 (conga)

  Recorded at SONY Audio Technology Center, February 18, 1978.





 CRAFTMAN RECORDS から 10 月 20 日にリリース.
 "TBM Supreme Collection 1500" の第 15 期から今回も 2 枚購入です.
 もう一枚が "処女航海 / 高橋達也 & 東京ユニオン " なので、奇しくも海の関係したアルバム 2 枚となりました.





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 データ入力していて気が付いたんですが、このアルバムの録音は アオイ・スタジオ や 東京エピキュラス・スタジオ じゃないんですね.
 ライナーノーツにも詳しく書かれていますが、 TBM 初の PCM 録音が本アルバムなのです.
 通常のスタジオでは録音できなかったせいか、芝浦ソニー技術研究所という物々しいところでの録音になったようです.


 PCM (pulse code modulation) とは、パルス符号変調方式 による録音で、音声などのアナログ信号をパルスの形にデジタル化して記録すること.
 今でこそ改めて PCM なんて言わないですが 1970 年代に入って、世界初のデジタル録音を成功させたのが 日本コロムビア (現在の DENON ) だったようです.
 ボクがジャズを聴き始めたころ、アナログ・レコードでも PCM なんて表示がされたものが出てました.

 1977 年に SONY が PCM-1 という VTR への録音機を発売、その翌年録音された本アルバムでも PCM-1 が使われています.



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 ● 録音に使用された PCM-1 、 ベーター・マックス U マチック ●

 さてこのアルバム、 4 曲すべて 今田勝 の作曲.
 演奏スタイルも、ピアノのほかにエレクトリック・ピアノやシンセサイザーなど演奏しています.
 "TBM The Complete Disc Guide / 小川隆夫 著" にも、いろいろな楽器を使うことにより、PCM録音の良さを聴いてもらう目的もあったんじゃないかといったことが書かれています.


 1 曲目の "Maki" はピアノソロの演奏.
 とてもメランコリックな雰囲気の演奏で、今田ワールド全開って感じ.
 確かに音 (録音) はいいですね.


 エレクトリック・ピアノやシンセサイザーの音も、こういったデジタルな録音にはほんとに映えます.
 アルバム全編、彼のリリシズムあふれる音で満たされています.



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 気が付けば、家にある 今田勝 のアルバムも 10 枚超えました.
 TBM の彼のアルバムはこれでコンプリート.

 彼のアルバム聴き始めたのは比較的最近なんだけれど、やっぱりいいな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今年はほんとに休んでないなぁ.
 まぁ週休 4 日なので、別に休まなくても問題ないって感じなのです (笑)

 そろそろ仕事もやめようかと思ってるんですが、どうもあと 2 年くらいは勤めなければいけないような風向きで ・・・・・


 仕方ないから、先日新しい Y シャツ数枚購入してしまいました ・・・・・ もう新しいものはいらないだろうと思ってたんですがねぇ (涙)



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 ● 2021.10.9 銀座 Model: Ayaha ●

 さて今週末も 東京 .
 今回はボクの撮影ではなく、師匠の撮影のお手伝いをメインにいろいろ勉強してきます.


 日曜日は暇だからまた写真展観に行こうか ・・・・・ それとも 天王洲 あたりでスナップ撮影か.


 晴れますように.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

LIVE ! / 日野皓正

 昨日は最初入っていた予定がキャンセルになったため、急遽懸案事項の 草刈り 実施.
 今では住んでいない実家の草刈りがかなり大変で、しっかり半日かかりました.

 比較的涼しい日だったにもかかわらず、半日作業でクタクタ.
 午後はなにもする気力がなく、家でダルダルでした.
 それでもお盆前にはやっておかなければいけないことなので、昨日今日のうちに終了できてラッキー.




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 今日も快晴とはいかず、空には結構雲がありますが気温はそこそこ上がっています.

 4 月から暦通りの勤務になったので土日にいろいろやらなければ ・・・・・・・・
 ということで、今日は朝一番に散髪です.
 基本的にショートが好きなので一気に短くしました.


 さらに昨日刈った草の片付けをほんの少しだけしたんだけれど、汗びっしょ.
 これでとりあえず家庭の懸案事項はすべて解決済みです (笑) 





 さて TBM 行きましょう.
 このアルバムは Blu-spec CD シリーズの第 7 期、昨年 12 月に発売されたものです.











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    " LIVE ! / 日野皓正 "




   1. Stella By Starlight
         (V.Young) ・・・・・ 12:08
   2. Sweet Lullaby
         (T.Hino) ・・・・・ 7:20
   3. Be And Know
         (T.Hino) ・・・・・ 28:25




  日野皓正 (tp), 益田幹夫 (p), 池田芳夫 (b), 
  日野元彦 (ds), 今村祐司 (conga.ds)
  Recorded at 郵便貯金ホール, Tokyo, June 2, 1973.









 日野皓正 は日本を代表するトランペッターの一人で、 CM などにも起用されていましたので、ジャズを聴かない人でも名前くらい知っているんじゃないでしょうか.
 このアルバムは正直ルーキーのみなさんが聴き易いアルバムではないかもしれません.
 聴き易さだったら "Trans Blue" 辺りのほうがずっと聴き易いでしょうから.




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 このリサイタルは二部構成になっており、第一部は詩の朗読に合わせて演奏したりしていたようです.
 この情報だけでも、結構ヤバそうな香りがしちゃいますねぇ.

 今になって振り返るとかなり驚くようなリサイタルですが、あの当時はみんな真剣にいろいろ試行錯誤していた時代だったのかもしれません.
 音楽的なアプローチにしても然り ・・・・・・・・・
 そんなある意味で混沌とした日本のジャズシーンを記録したのが、 TBM だったのかもしれません.



 アルバムは第二部の演奏を収録してあります.
 第二部の 1 曲目は "Love Nature" という曲でしたが、演奏が良くなかったせいかアルバムには収録されず 2 曲目からの演奏がアルバムになっています.
 このあたりのことについてはライナーノーツの中でも 油井正一 氏が簡単に書いています.




 このアルバムの 1 曲目 "Stella By Starlight" はとても有名なスタンダード曲.
 Miles Davis もよく取り上げていました.

 この曲は Victor Young が 1944 年の映画 「呪いの家 (The Uninvited)」 のために書いた曲で、歌詞はありませんでしたが 1946 年に Ned Washington が歌詞をつけました.




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 映画のワンシーン、右側が主役の Ray Milland .
 ボクはこの映画観ていませんが、登場人物の一人が Stella Meredith という名前ですので、そこからこの曲の題名が付いたんじゃないかと推測されますね.


 "The Uninvited" という題名は、 2003 年に 韓国 で、さらに 2009 年にも アメリカ で同名の映画製作がされていますが、この 3 本はみんな別の映画で関連はないようです.



 主役の Ray Milland ですが、有名なのはこの映画翌年公開された "失われた週末 (The Lost Weekend) " .
 この "失われた週末" は、主役の Ray Milland に オスカー を与えただけでなく、監督の Billy Wilder をも一躍有名にした映画でした.








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 肝心の演奏ですが、トランペットのソロから始まり、途中からピアノや打楽器がくっついたり離れたり、という感じ.
 正直ボクにはこういう感じの演奏はキツイものがあります.
 そして、どうしても Miles なんかの演奏と聴き比べてしまったりする訳ですよ.
 ヒノテル は ヒノテル 、 Miles は Miles なんだけれど ・・・・・・・・・
 比べること自体まったくもってナンセンスなんだけれど、ついつい聴き比べてしまうのが人間の弱さか.



 そういう意味では、 3 曲目の "Be And Know" が非常に聴き応えがあっていい.
 一定のリズムの上で繰り広げられるモーダルな演奏は、そんなにキツイとも思わないので (笑)
 といっても 28 分を超える大作なので、ルーキーにはキツイかもしれません.






 今夜は奥様がお出かけのようですので、ボクも夕食がてら映画でも観てこよう.
 観る映画は今話題のあの映画.
 やっぱりこの映画は映画館の大スクリーンで、見上げるようにして観ないといけないでしょう.
 席はいつもよりも前の席で観ることにしよう (笑)



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 近所の TOHO シネマズ での字幕版の上映は 20:10 からのみ.
 明日は仕事だけれど、まぁ大丈夫でしょう.


 楽しみだな、久しぶりにワクワクしてます.

Spanish Flower

 台風と梅雨の影響で各地で被害が出ていますね.
 長野県内でも土砂災害でお一人が亡くなってしまいました.


 今夜から明日にかけて最接近の見込みですが、これ以上の被害がないことを祈るばかりです.



 さて、台風が通りすぎたら明日からちょっと講習会のため南下するため、今日のうちにブログ更新するとします.
 このアルバムも買おうかどうしようかと、かなり悩んだ末の購入.
 結局今回の TBM シリーズ 69 枚のうち、持っていない物はすべて購入することを決意しました.



 このアルバム、台風のようなエネルギッシュな演奏です.







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  " Spanish Flower / Tee & Company "




  1. A Tree Frog
           (M.Imada) ・・・・・ 14:15
  2. Spanish Flower
           (M.Imada) ・・・・・ 18:50





  森剣治 (fl.ss), 植松孝夫 (ts), 高柳昌行 (g), 今田勝 (p),
  金井英人 (b), 井野信義 (cello.b), 村上寛 (ds)、今村祐司 (perc)
  Recorded at AOI Studio, Tokyo, November 13 & 14, 1977.







 このメンバーの中で、ボクが目にした演奏者は 金井英人 と 井野信義 .
 それぞれ自身のグループでの演奏を、昔行っていたジャズ屋で聴きました.

 演奏自体はすべて忘れてしまいましたが、覚えているのが 金井英人 のオーラ.
 とても気安く話しかけることのできないようなオーラを全身からプンプン.
 おまけに演奏がかなりモーダルな演奏だったので、その後結構苦手になったりしてました ・・・・・ まぁいつもの食わず嫌い的な要素もあったんですが (笑)


 逆に 井野信義 は同じように寡黙なんだけれどどこかホンワカしていて、誠実さが漂っている感じ.
 演奏もとてもストレートな演奏だったことだけは憶えています.



 
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 さてこのアルバムの Tee & Company ですが、実は今までかなり苦手だったのです.
 TBM には Tee & Company 名で合計 3 枚のアルバムがあります.
   TBM-5004 Sonet
   TBM-5006 Dragon Garden
   TBM-5008 Spanish Flower


 実は "Sonet" と "Dragon Garden" はすでに持っていました.
 そしてその 2 枚のアルバムには、今回の "Spanish Flower" の演奏も入っていたんですね.
 TBM のアルバムの CD 化ではこういったことが他にもあり、 "The In Clowd / 山本剛" もそんなアルバムの一枚でした.
 お金に余裕があれば "Sonet" と "Dragon Garden" も買い直したいところではありますが、さすがにボクの懐具合では ・・・・・・・・・ とりあえず今回のアルバムのみ頑張って購入.


 前に買ってあった "Sonet" がねぇ ・・・・・ もう厳しかった ・・・・・・
 だから本当にこのアルバム考えちゃったのです.


 ぶっちゃけ、このアルバム ・・・・・・ というか、 Tee & Company のアルバムはルーキーの皆様にはちょっとお勧めできないかな.
 かなりモーダルでフリーキーな演奏なので、そういった演奏でも楽しめる人でないと、かなり修業的なアルバムになってしまいそうです.

 このあたりの演奏が、ある意味では TBM らしいと言えばらしのです.






Tee&Company001

 これが Tee & Company というビッグ・コンボのメンバーたち.
 左から 4 人目は、 TBM 生みの親 藤井武 さんですね.
 この藤井さんが企画して誕生させたのがこのビッグ・コンボ ・・・・・ Tee & Company の Tee は、藤井さんのニックネームでもあります.

 メンバーはこの当時 TBM ・・・・・ というか、これからの日本のジャズを背負って立つような人たちばかり.
 ただ、いろいろなコンセプトが込められていたり、新しいことにチャレンジしようとしたものが演奏になっているので、おおよそ万人向けとは言い難いかな.



 新たにこのアルバムを購入して聴いてみたら、以前ほどの違和感はなくなっていました.
 特にアナログ盤でいうところの B 面にあたるアルバム・タイトル曲 "Spanish Flower" なんて、結構気持ちのいい演奏だったりもします.

 まぁボクも、いつの間にか エレクトリック・マイルス なんかも平気で聴けるようになったのですからかなり成長したということでしょうかね (笑)



 万人向けではないと書きましたが "Spanish Flower" くらいだったら、たぶんみんな聴けるかな ・・・・・・









 先日から紹介している TBM のアルバムですが、仕掛け人は Disk Union の 塙耕記 さん.
 先日 Facebook でお友達になったりしております.


 Disk Union というと、ボクとの繋がりは Roger Dean.




roger-dean-321122

 ずっと前にこのリトグラフを購入したのが Disk Union .

 でも、それ以来 CD などはまったく購入していなかったのですが ・・・・・・


 最近になり TBM から 塙さん に繋がったりして、せっかくだから最終の 第10期 だけは Disk Union のボックスを購入しようと思い数日前に予約を入れておきました.

 このシリーズの全アルバムを 6 ページほどのカタログに Disk Union が製作し、明日からお店に置いておくようです.
 残念ながらボクはそれだけのために 東京 に行くこともできないので、諦めていたのですが ・・・・・・・・


 ちょっとしたことから自宅に送っていただけることになりました.


 いろいろな意味で TBM はこういったことが多いのです.
 だから多少無理してでも買おうと思っちゃうんですねぇ.




 なんだかんだ理由をつけて買っていると言えなくもないのですが (笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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