・ ・ ・ ・ ・ ・
今回は久しぶりにフォト・コンテスト (フォトコン) に挑戦したことについて書いてみます.
フォトコンっていろいろなテーマで本当にたくさんがありますが、実は最近ほとんど応募してません.
写真仲間たちはフォトコンで入賞したとか、雑誌に掲載されたとか、写真展に出品したとか.
皆さんアクティブに活動してるのですが、ボクは地方で悶々とした生活の日々 ・・・・ なので、とてもフォトコンに応募できるような写真を撮影できていないというのが正直なところです.
● 2018.6.10 ヨドバシカメラ モデル撮影会 としまえん ●
数年前までは、年二回あった ヨドバシカメラ モデル撮影会 に撮影に行って、その後作品作りしてそのフォトコンに応募.
レベルの高いフォトコンにも関わらず何度か入賞はさせていただいています ( 6 打数 5 安打 ・・・ 数少ない自慢の一つ ) が、そんな撮影会自体も新型コロナで休止状態.
たまに地元で開催の小さなフォトコンなどには、盛り上げる意味も含めて応募することはありますが、 SNS やカメラ雑誌などで募集しているフォトコンは完全スルー.
新型コロナの影響が出始めて以降、大きなフォトコンとは全然縁がなかったと言っていいでしょう.
今年 5 月の連休中に、何気なく Instagram 上でこんなフォトコンを発見.
すでに締め切り日まで 2 週間を切っていました.
● SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン 特設ページから ●
SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン スキーヤー & スノーボーダー みんなのフォトコンテスト
毎年冬はスキー場に行っていろいろ写真撮っては、インスタに毎日一枚アップしているボクですので、さすがにこのコンテストは応募しない訳にはいきません ・・・・
「そうなんです、負けられない戦いなんです、くぅ〜〜〜」
と、勝手に心の中は戦闘開始モード.
まず主催があの 全日本スキー連盟 ( SAJ ) です.
スキーをしている人だったらみんな知っているあの SAJ ですので、フォトコンと言えどそこで認められる意味はかなり大きい.
● SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン 特設ページから ●
選考は日本代表並びに OB・OG の方たちとあります.
もちろんこの写真の全員が審査するわけではなく、それぞれのテーマに一人と書いてありますが、誰がどのテーマで選考するのか楽しみです.
当たり前ですがコンテスト自体もきちんとしたもの.
実はフォトコンの中には、集めた写真をフリー素材として売ってしまうような悪質なフォトコンも、今はどうかわかりませんが過去にはあったようです.
このフォトコンに関しては、まぁさすがにそんなことはないでしょう (笑)
おまけに副賞賞金が、な・な・なんと 10万円 !!
さすが天下の SAJ って感じ ・・・・ 太っ腹です.
決してこの副賞賞金に目がくらんだわけではないですよ ・・・・・ と軽く言い訳.
幸い写真の球数だけはたくさん持っていたので、ここは一発当たって砕けてもいいか、という感じで慌てて作品選び.
● 応募作品 " Kickin " ●
このコンテストは 5 つのテーマに分かれており、それぞれ一作品が優秀賞になります.
ただし応募はテーマごとではないので、選考の段階でこのテーマにはこの写真って感じで選んでいくのでしょう.
Theme A: スノースポーツで遭遇した雄大で絶景なシーン
Theme B: スノーフィールドでのかっこいいパフォーマンス (スキー編)
Theme C: スノーフィールドでのかっこいいパフォーマンス (スノーボード編)
Theme D: シニア&マスターズ世代
Theme E: キッズ&ジュニア世代
ちなみにフォトコンの応募は、インスタと Facebook の投稿にハッシュタグ付ければ応募完了で、過去に撮った写真なども全然 OK .
スマホなどで撮った写真を、だれでも簡単に応募できるフォトコンです.
もちろん、直接事務局に写真データを送っての応募も可能.
ヨドバシ のフォトコンは約 1,000 枚くらいの応募で佳作以上の入賞が 30 人ほどになりますが、こちらのコンテストの入賞 (優秀賞) はたった 5 人だけ.
作品全体のレベルだけだったら ヨドバシ のほうが間違いなく高いとは思いますが、入賞するのはこの SAJ のフォトコンのほうがはるかに厳しい.
応募する前にインスタを覗いてみましたが、すでにハッシュタグの付いた写真が 1,000 枚以上アップされ、ボクが観てもいいなぁと思う写真も結構ありました.
テーマごとに一応対応できそうな写真を選んでみました.
● 応募作品 " Endless Snow " ●
● 応募作品 " Morning Sun " ●
まずはテーマ A ですが、雄大な絶景 ・・・・・
いきなり出鼻を砕かれた感じ、これは無理だろ.
ちょっとリングに上がることもなく不戦敗といった感じです.
ボクの撮る写真はすべて地元の 湯の丸スキー場 で撮影したものばかり.
白馬エリア や 志賀高原 のような雄大な景色や、他の大きなスキー場の風景にはとても太刀打ちできません.
こればかりはどうしようもないですな、上の写真を応募してみたものの、このテーマは最初からギブアップかな.
● 応募作品 " In the Storm " ●
● 応募作品 " Local Race " ●
次のテーマはスキーヤー.
スキーヤーをカッコよく撮るのって、結構難しいっていつもゲレンデで感じてます.
前述のように、撮影場所が 湯の丸スキー場 に限定されているので、深い新雪の中を滑ってくるような場所もないし、ダイナミックな背景入れることできないし、ゲレンデの斜度もそんなにないので、カッコイイパフォーマンスの写真はちょっと厳しいっす.
動画だとカッコよくても、写真のような静止画だと、やっぱり背景だったり、雪煙だったりうまくからませて撮らないとステキな仕上がりにならないかな.
上の " In the Storm " のような Slopestyle なんかだと、結構映えますが ・・・・・
" Local Race " もキレイな青空バックに仕上がってますが ・・・・・・・
2 枚とも、まぁよくある写真です (苦笑)
一応応募はしてみたものの、これもきっと無理だろうとこのテーマも最初からちょっと諦めモード.
● 応募作品 " Chacer " ●
● 応募作品 " Rodeo Andy " ●
そうなるとスノーボード.
だだ、ここは間違いなく対象になる写真は多いでしょう.
今ではボーダーのほとんどがスマホで撮ってるて言ってもいいくらい自撮りとかしてるから.
このテーマの競争率も ・・・・・・ 半端ないんだろうな.
よほど人と違うような構図、目を引くようなクオリティじゃないと、一次選考でその他大勢の中に埋もれてしまうでしょう.
とりあえず球数だったらビックリするほど持ってはいるものの ・・・・
" Chacer " は、雪が吹雪く中プロボーダー二人のトレーニング風景を撮ったもの.
" Rodeo Andy " はあえてアンダー気味で雪煙がわかるように ・・・・ なんて、ぼ〜っと生きてるように見えて、一応考えながら撮ってるつもり (笑)
ただ気をつけないと、こういう拘りが見方によっては独りよがりと捉えられることもあるので、そういうのを客観的に評価してもらうという意味でもフォトコンは大事ですね.
● 応募作品 " Kids Kids Kids " ●
シニア&マスターズ世代 のテーマは、該当する写真が全くありませんでした.
実はスキー場って、仕事もリタイヤして、暇を持て余した高齢者かなり多いんです.
この人たちはレストランで食事もしてくれるので、スキー場としてはちょっと有難い.
ただボクの被写体としては ・・・・・ 完全にパス.
ゲレンデでたくさん目にはしますが、カメラを向けることはないので.
ということでこのテーマは応募は一点もなし.
フォトコンとは別に、このあたりは来シーズンの課題としておきます.
スキー場は キッズ もたくさん滑っていますが、特にフォトコンに出すような場合は注意が必要.
まぁゲレンデではしっかり顔まで隠れて、個人を特定できないほうが多いので大きな問題にはならないと思いますが、今のご時世カメラ向けるだけでもいろいろ気を使わないといけなくなってます.
子供の写真は結構ありましたが、あえて構図的に面白いものだけにしておきました.
ちなみに某事務局から来シーズンはファミリー写真しっかり撮るようにとミッションが下りましたので、すでにモデルになってくれる家族を何組かお願いしてあります.
ヨドバシ のフォトコン応募枚数はいつも 5・6 枚と決めてますが、今回はなんと 20 枚近く応募しました.
少しでも入賞確率を上げたい意味もありましたが、もう一つの大きな理由は、今回入賞できなかった作品も SAJ の特設ページで紹介される旨が書かれていたからです.
例え入賞にならなくても、こういう場所で作品を多くの人に観てもらえばと思って.
だからあえて、下のポートレート写真なども含めてたくさん応募しました.
このあたりは確信犯です.
● 応募作品 " Portrait " ●
● 応募作品 " Paradise " ●
テーマにポートレートがあったら俄然燃えたんですがねぇ (笑)
応募用の写真を選び、それらを改めて眺めてみると五つのテーマとは結構微妙な感じで離れている気がしないでもない.
特に今回のフォトコンは、写真のクオリティーというよりもスナップ的な決定的瞬間や楽しそうな表情が前面に出ている写真のほうが何となく高評価を受けそうな気もしてました.
オイ、オイ、オイッ ・・・・・・・・ 応募する前からなんとなく暗雲漂ってます.
とにかく締め切り日が迫っていたので、何万枚もあるデータから過去にインスタにアップした写真 (本記事に掲載した写真) を中心に選んで応募.
今回はプリントした写真の応募ではないので、締め切りが迫っていてもそこは救いでした.
できるだけクオリティを観てもらうように直接事務局にデータを送っての応募.
本当ならプリントした写真を送っての応募のほうが、自分で色とか明るさを確認できるのでいいのですが、それだとかなり敷居が高くなってしまいます.
きっと応募者も半数以下になってしまうでしょうから、主催者側としては簡単に応募できるほうがいいでしょうね.
インスタに過去にアップしたデータをほとんどレタッチすることなく応募でした.
● 応募作品 " Powder " ●
そんなこんなで、何としても負けたくない戦いだったのですが ・・・・
6 月中旬に選考し入賞者に連絡がいくとホームページに記載されてましたので、その頃は今か今かと連絡を待っていましたが ・・・・・・・ 何の連絡もなし、ホームページの更新もなし.
7 月になっても、 8 月に入っても連絡はありません ・・・・・・ 終わったな orz
そのうちこのフォトコンのこともほとんど気にしなくなっちゃいました.
今回は久しぶりのフォトコンで、入賞しなくてもホームページ上で紹介される可能性があったので、そちらに掲載されればいいかな.
・
・
・
・
・
・
・
・
ところが 8 月末、このコンテスト事務局から突然メールが届きました.
獲ったぞぉ〜
見事に入賞しました !!!!!
さすがに発表予定から 2 か月以上も経ってましたから、完璧に諦めてました.
それだけに、 EOS R3 が手元に来た時のように、うれしさというよりほんとにビックリという感じでした.
賞金はもちろんうれしいですが、やっぱり SAJ のフォトコンで入賞の 5 作品に入ったというのがすごくうれしい.
一日も早く世界の中心で愛を叫びたかったのですが、情報公開になるまでは緘口令.
昨日ホームページの更新とともに公表も解禁になりました.
この一か月、言うに言えずの毎日が苦痛以外の何物でもなかった (笑)
ちなみにこの記事も約一か月前から書き始めていました.
● 優秀賞 " Curve " (撮影 2022. 1. 9) ●
上の写真がその入賞作品です.
最初に入賞メールが届いた時に、どの作品か書いてなかったので自分なりにきっとこのあたりだろうと思った中の一枚でした.
もし応募した作品でグラビア集作るとしたら、唯一見開きにできそうな写真かな.
湯の丸スキー場 のバーンの硬さもよくわかります.
今年初めインスタにアップした時は “shaking hair” というタイトルでしたが、タイトル変えての応募.
モデルは Gray snowboards のライダー Yocchan !!
関東在住ですが 湯の丸スキー場 にやつて来ては、 湯の丸スノーボードスクール のスタッフとしてレッスンもしています.
可愛い顔してますが、滑りはかなりエグいのであります (笑)
● Model : Yocchan @Gray snowboards (撮影 2021.12.16) ●
入賞した写真は、ゲレンデのスナップ写真のようにフリーで滑っているところを撮ったものではありません.
数日前から日程調整して朝一の撮影.
最初からカッコいい写真撮ることを前提に、「こんな感じで撮るからここに攻撃的なターンで入ってきて ・・・・ 」って感じでしっかり打ち合わせしながら撮ってます.
一応光や背景など考え、カメラの立ち位置も決めた上で滑ってもらい、近ずいたところをカメラで追っかけました
ただ、ターンのどの部分を最接近してというお願いはなかなか厳しいので、そこは運もあります.
● ピント甘いし、髪の毛もいま一つでボツ (撮影 2022. 1. 9) ●
知り合いのライダーさんたちを撮るときには、こういう感じでできるだけ打ち合わせしながら撮ってます、これはポートレート撮影と一緒.
ボクはスノーボード滑らないので技術的なことはさっぱりですが、こうやって撮っていると上手な人はすぐにわかります、これもポートレート撮影と一緒 (笑)
さすがにプロやライダーは、カチッとハマるように滑ってきてくれます.
こういうのを安心して頼めるのは、あの人と、この人と ・・・・・・・
写真は広角で撮ったものを軽くトリミング、ほんの少しだけ色や明るさの調整して以前インスタにアップ.
ここはすごく重要ですが、偶然の一枚ではなく狙った一枚が認められたのは撮影者としては本当にうれしいです.
つくづく、やっぱり女性は髪が命だと思わせる、渾身の一枚 !! ・・・・・・ なのかな ?
● SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン 特設ページ から ●
撮影地の 湯の丸スキー場 というのがいいですね、少しは PR になります.
副賞賞金はガッツリ源泉徴収されて入金されました.
たしか 50 万円未満の懸賞金は非課税ですが、総額が 50 万円になってしまうのでアウトなのかな ・・・・ 1 割って大きい.
こういったフォトコンの賞金や商品券はすべて写真関係に還元して使うことにしているので、今回は予定より早く届いてしまった EOS R3 の支払いに.
大人の一括払い、カード引き落としがちょうど 10 月なので、賞金は口座に入金されたまま一度も手にすることなく、全額支払いに回っていっちゃいます.
マジで、本当に助かった.
結局、「そこかいっ !!」 ・・・・・・ というオチですね.
● よくある構図でボツ (撮影 2022. 1. 9) ●
まぁこれは冗談ですが、正直ホッとしたという感じのほうが大きいですね.
ずっと冬のスキー場の写真撮り続けていても、やっぱり何かしらの結果がないと.
特に今回のフォトコンはスキーやスノーボードのプロが、一番カッコイイと選んでくれた訳なので、ボクの中ではものすごく大きな意味があります.
一気にモチベーションアップしました.
もちろんモデルになってくれた女子には、ちょっと美味しいご飯でもご馳走する予定です.
来シーズンはいよいよ EOS R3 の雪山デビュー.
この作品を超えるような、もっともっと素敵でカッコイイ写真撮れるよう頑張るぞ.
それには被写体となってくれる女子が不可欠なのです.
スキー場で見かけたら、逆ナンどんどんお願いします.
男子は ・・・・・・・ とりあえず戦力として考えてないから、いいんだわ (笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・
今回は久しぶりにフォト・コンテスト (フォトコン) に挑戦したことについて書いてみます.
フォトコンっていろいろなテーマで本当にたくさんがありますが、実は最近ほとんど応募してません.
写真仲間たちはフォトコンで入賞したとか、雑誌に掲載されたとか、写真展に出品したとか.
皆さんアクティブに活動してるのですが、ボクは地方で悶々とした生活の日々 ・・・・ なので、とてもフォトコンに応募できるような写真を撮影できていないというのが正直なところです.
● 2018.6.10 ヨドバシカメラ モデル撮影会 としまえん ●
数年前までは、年二回あった ヨドバシカメラ モデル撮影会 に撮影に行って、その後作品作りしてそのフォトコンに応募.
レベルの高いフォトコンにも関わらず何度か入賞はさせていただいています ( 6 打数 5 安打 ・・・ 数少ない自慢の一つ ) が、そんな撮影会自体も新型コロナで休止状態.
たまに地元で開催の小さなフォトコンなどには、盛り上げる意味も含めて応募することはありますが、 SNS やカメラ雑誌などで募集しているフォトコンは完全スルー.
新型コロナの影響が出始めて以降、大きなフォトコンとは全然縁がなかったと言っていいでしょう.
今年 5 月の連休中に、何気なく Instagram 上でこんなフォトコンを発見.
すでに締め切り日まで 2 週間を切っていました.
● SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン 特設ページから ●
SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン スキーヤー & スノーボーダー みんなのフォトコンテスト
毎年冬はスキー場に行っていろいろ写真撮っては、インスタに毎日一枚アップしているボクですので、さすがにこのコンテストは応募しない訳にはいきません ・・・・
「そうなんです、負けられない戦いなんです、くぅ〜〜〜」
と、勝手に心の中は戦闘開始モード.
まず主催があの 全日本スキー連盟 ( SAJ ) です.
スキーをしている人だったらみんな知っているあの SAJ ですので、フォトコンと言えどそこで認められる意味はかなり大きい.
● SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン 特設ページから ●
選考は日本代表並びに OB・OG の方たちとあります.
もちろんこの写真の全員が審査するわけではなく、それぞれのテーマに一人と書いてありますが、誰がどのテーマで選考するのか楽しみです.
当たり前ですがコンテスト自体もきちんとしたもの.
実はフォトコンの中には、集めた写真をフリー素材として売ってしまうような悪質なフォトコンも、今はどうかわかりませんが過去にはあったようです.
このフォトコンに関しては、まぁさすがにそんなことはないでしょう (笑)
おまけに副賞賞金が、な・な・なんと 10万円 !!
さすが天下の SAJ って感じ ・・・・ 太っ腹です.
決してこの副賞賞金に目がくらんだわけではないですよ ・・・・・ と軽く言い訳.
幸い写真の球数だけはたくさん持っていたので、ここは一発当たって砕けてもいいか、という感じで慌てて作品選び.
● 応募作品 " Kickin " ●
このコンテストは 5 つのテーマに分かれており、それぞれ一作品が優秀賞になります.
ただし応募はテーマごとではないので、選考の段階でこのテーマにはこの写真って感じで選んでいくのでしょう.
Theme A: スノースポーツで遭遇した雄大で絶景なシーン
Theme B: スノーフィールドでのかっこいいパフォーマンス (スキー編)
Theme C: スノーフィールドでのかっこいいパフォーマンス (スノーボード編)
Theme D: シニア&マスターズ世代
Theme E: キッズ&ジュニア世代
ちなみにフォトコンの応募は、インスタと Facebook の投稿にハッシュタグ付ければ応募完了で、過去に撮った写真なども全然 OK .
スマホなどで撮った写真を、だれでも簡単に応募できるフォトコンです.
もちろん、直接事務局に写真データを送っての応募も可能.
ヨドバシ のフォトコンは約 1,000 枚くらいの応募で佳作以上の入賞が 30 人ほどになりますが、こちらのコンテストの入賞 (優秀賞) はたった 5 人だけ.
作品全体のレベルだけだったら ヨドバシ のほうが間違いなく高いとは思いますが、入賞するのはこの SAJ のフォトコンのほうがはるかに厳しい.
応募する前にインスタを覗いてみましたが、すでにハッシュタグの付いた写真が 1,000 枚以上アップされ、ボクが観てもいいなぁと思う写真も結構ありました.
テーマごとに一応対応できそうな写真を選んでみました.
● 応募作品 " Endless Snow " ●
● 応募作品 " Morning Sun " ●
まずはテーマ A ですが、雄大な絶景 ・・・・・
いきなり出鼻を砕かれた感じ、これは無理だろ.
ちょっとリングに上がることもなく不戦敗といった感じです.
ボクの撮る写真はすべて地元の 湯の丸スキー場 で撮影したものばかり.
白馬エリア や 志賀高原 のような雄大な景色や、他の大きなスキー場の風景にはとても太刀打ちできません.
こればかりはどうしようもないですな、上の写真を応募してみたものの、このテーマは最初からギブアップかな.
● 応募作品 " In the Storm " ●
● 応募作品 " Local Race " ●
次のテーマはスキーヤー.
スキーヤーをカッコよく撮るのって、結構難しいっていつもゲレンデで感じてます.
前述のように、撮影場所が 湯の丸スキー場 に限定されているので、深い新雪の中を滑ってくるような場所もないし、ダイナミックな背景入れることできないし、ゲレンデの斜度もそんなにないので、カッコイイパフォーマンスの写真はちょっと厳しいっす.
動画だとカッコよくても、写真のような静止画だと、やっぱり背景だったり、雪煙だったりうまくからませて撮らないとステキな仕上がりにならないかな.
上の " In the Storm " のような Slopestyle なんかだと、結構映えますが ・・・・・
" Local Race " もキレイな青空バックに仕上がってますが ・・・・・・・
2 枚とも、まぁよくある写真です (苦笑)
一応応募はしてみたものの、これもきっと無理だろうとこのテーマも最初からちょっと諦めモード.
● 応募作品 " Chacer " ●
● 応募作品 " Rodeo Andy " ●
そうなるとスノーボード.
だだ、ここは間違いなく対象になる写真は多いでしょう.
今ではボーダーのほとんどがスマホで撮ってるて言ってもいいくらい自撮りとかしてるから.
このテーマの競争率も ・・・・・・ 半端ないんだろうな.
よほど人と違うような構図、目を引くようなクオリティじゃないと、一次選考でその他大勢の中に埋もれてしまうでしょう.
とりあえず球数だったらビックリするほど持ってはいるものの ・・・・
" Chacer " は、雪が吹雪く中プロボーダー二人のトレーニング風景を撮ったもの.
" Rodeo Andy " はあえてアンダー気味で雪煙がわかるように ・・・・ なんて、ぼ〜っと生きてるように見えて、一応考えながら撮ってるつもり (笑)
ただ気をつけないと、こういう拘りが見方によっては独りよがりと捉えられることもあるので、そういうのを客観的に評価してもらうという意味でもフォトコンは大事ですね.
● 応募作品 " Kids Kids Kids " ●
シニア&マスターズ世代 のテーマは、該当する写真が全くありませんでした.
実はスキー場って、仕事もリタイヤして、暇を持て余した高齢者かなり多いんです.
この人たちはレストランで食事もしてくれるので、スキー場としてはちょっと有難い.
ただボクの被写体としては ・・・・・ 完全にパス.
ゲレンデでたくさん目にはしますが、カメラを向けることはないので.
ということでこのテーマは応募は一点もなし.
フォトコンとは別に、このあたりは来シーズンの課題としておきます.
スキー場は キッズ もたくさん滑っていますが、特にフォトコンに出すような場合は注意が必要.
まぁゲレンデではしっかり顔まで隠れて、個人を特定できないほうが多いので大きな問題にはならないと思いますが、今のご時世カメラ向けるだけでもいろいろ気を使わないといけなくなってます.
子供の写真は結構ありましたが、あえて構図的に面白いものだけにしておきました.
ちなみに某事務局から来シーズンはファミリー写真しっかり撮るようにとミッションが下りましたので、すでにモデルになってくれる家族を何組かお願いしてあります.
ヨドバシ のフォトコン応募枚数はいつも 5・6 枚と決めてますが、今回はなんと 20 枚近く応募しました.
少しでも入賞確率を上げたい意味もありましたが、もう一つの大きな理由は、今回入賞できなかった作品も SAJ の特設ページで紹介される旨が書かれていたからです.
例え入賞にならなくても、こういう場所で作品を多くの人に観てもらえばと思って.
だからあえて、下のポートレート写真なども含めてたくさん応募しました.
このあたりは確信犯です.
● 応募作品 " Portrait " ●
● 応募作品 " Paradise " ●
テーマにポートレートがあったら俄然燃えたんですがねぇ (笑)
応募用の写真を選び、それらを改めて眺めてみると五つのテーマとは結構微妙な感じで離れている気がしないでもない.
特に今回のフォトコンは、写真のクオリティーというよりもスナップ的な決定的瞬間や楽しそうな表情が前面に出ている写真のほうが何となく高評価を受けそうな気もしてました.
オイ、オイ、オイッ ・・・・・・・・ 応募する前からなんとなく暗雲漂ってます.
とにかく締め切り日が迫っていたので、何万枚もあるデータから過去にインスタにアップした写真 (本記事に掲載した写真) を中心に選んで応募.
今回はプリントした写真の応募ではないので、締め切りが迫っていてもそこは救いでした.
できるだけクオリティを観てもらうように直接事務局にデータを送っての応募.
本当ならプリントした写真を送っての応募のほうが、自分で色とか明るさを確認できるのでいいのですが、それだとかなり敷居が高くなってしまいます.
きっと応募者も半数以下になってしまうでしょうから、主催者側としては簡単に応募できるほうがいいでしょうね.
インスタに過去にアップしたデータをほとんどレタッチすることなく応募でした.
● 応募作品 " Powder " ●
そんなこんなで、何としても負けたくない戦いだったのですが ・・・・
6 月中旬に選考し入賞者に連絡がいくとホームページに記載されてましたので、その頃は今か今かと連絡を待っていましたが ・・・・・・・ 何の連絡もなし、ホームページの更新もなし.
7 月になっても、 8 月に入っても連絡はありません ・・・・・・ 終わったな orz
そのうちこのフォトコンのこともほとんど気にしなくなっちゃいました.
今回は久しぶりのフォトコンで、入賞しなくてもホームページ上で紹介される可能性があったので、そちらに掲載されればいいかな.
・
・
・
・
・
・
・
・
ところが 8 月末、このコンテスト事務局から突然メールが届きました.
獲ったぞぉ〜
見事に入賞しました !!!!!
さすがに発表予定から 2 か月以上も経ってましたから、完璧に諦めてました.
それだけに、 EOS R3 が手元に来た時のように、うれしさというよりほんとにビックリという感じでした.
賞金はもちろんうれしいですが、やっぱり SAJ のフォトコンで入賞の 5 作品に入ったというのがすごくうれしい.
一日も早く世界の中心で愛を叫びたかったのですが、情報公開になるまでは緘口令.
昨日ホームページの更新とともに公表も解禁になりました.
この一か月、言うに言えずの毎日が苦痛以外の何物でもなかった (笑)
ちなみにこの記事も約一か月前から書き始めていました.
● 優秀賞 " Curve " (撮影 2022. 1. 9) ●
上の写真がその入賞作品です.
最初に入賞メールが届いた時に、どの作品か書いてなかったので自分なりにきっとこのあたりだろうと思った中の一枚でした.
もし応募した作品でグラビア集作るとしたら、唯一見開きにできそうな写真かな.
湯の丸スキー場 のバーンの硬さもよくわかります.
今年初めインスタにアップした時は “shaking hair” というタイトルでしたが、タイトル変えての応募.
モデルは Gray snowboards のライダー Yocchan !!
関東在住ですが 湯の丸スキー場 にやつて来ては、 湯の丸スノーボードスクール のスタッフとしてレッスンもしています.
可愛い顔してますが、滑りはかなりエグいのであります (笑)
● Model : Yocchan @Gray snowboards (撮影 2021.12.16) ●
入賞した写真は、ゲレンデのスナップ写真のようにフリーで滑っているところを撮ったものではありません.
数日前から日程調整して朝一の撮影.
最初からカッコいい写真撮ることを前提に、「こんな感じで撮るからここに攻撃的なターンで入ってきて ・・・・ 」って感じでしっかり打ち合わせしながら撮ってます.
一応光や背景など考え、カメラの立ち位置も決めた上で滑ってもらい、近ずいたところをカメラで追っかけました
ただ、ターンのどの部分を最接近してというお願いはなかなか厳しいので、そこは運もあります.
● ピント甘いし、髪の毛もいま一つでボツ (撮影 2022. 1. 9) ●
知り合いのライダーさんたちを撮るときには、こういう感じでできるだけ打ち合わせしながら撮ってます、これはポートレート撮影と一緒.
ボクはスノーボード滑らないので技術的なことはさっぱりですが、こうやって撮っていると上手な人はすぐにわかります、これもポートレート撮影と一緒 (笑)
さすがにプロやライダーは、カチッとハマるように滑ってきてくれます.
こういうのを安心して頼めるのは、あの人と、この人と ・・・・・・・
写真は広角で撮ったものを軽くトリミング、ほんの少しだけ色や明るさの調整して以前インスタにアップ.
ここはすごく重要ですが、偶然の一枚ではなく狙った一枚が認められたのは撮影者としては本当にうれしいです.
つくづく、やっぱり女性は髪が命だと思わせる、渾身の一枚 !! ・・・・・・ なのかな ?
● SAJ "GO SNOW 2022" キャンペーン 特設ページ から ●
撮影地の 湯の丸スキー場 というのがいいですね、少しは PR になります.
副賞賞金はガッツリ源泉徴収されて入金されました.
たしか 50 万円未満の懸賞金は非課税ですが、総額が 50 万円になってしまうのでアウトなのかな ・・・・ 1 割って大きい.
こういったフォトコンの賞金や商品券はすべて写真関係に還元して使うことにしているので、今回は予定より早く届いてしまった EOS R3 の支払いに.
大人の一括払い、カード引き落としがちょうど 10 月なので、賞金は口座に入金されたまま一度も手にすることなく、全額支払いに回っていっちゃいます.
マジで、本当に助かった.
結局、「そこかいっ !!」 ・・・・・・ というオチですね.
● よくある構図でボツ (撮影 2022. 1. 9) ●
まぁこれは冗談ですが、正直ホッとしたという感じのほうが大きいですね.
ずっと冬のスキー場の写真撮り続けていても、やっぱり何かしらの結果がないと.
特に今回のフォトコンはスキーやスノーボードのプロが、一番カッコイイと選んでくれた訳なので、ボクの中ではものすごく大きな意味があります.
一気にモチベーションアップしました.
もちろんモデルになってくれた女子には、ちょっと美味しいご飯でもご馳走する予定です.
来シーズンはいよいよ EOS R3 の雪山デビュー.
この作品を超えるような、もっともっと素敵でカッコイイ写真撮れるよう頑張るぞ.
それには被写体となってくれる女子が不可欠なのです.
スキー場で見かけたら、逆ナンどんどんお願いします.
男子は ・・・・・・・ とりあえず戦力として考えてないから、いいんだわ (笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・