昨日の青空はなく、モノトーンの世界が朝から広がっています.
昨日の夜降った雪が、まだ道路にも白く残っていました.
降った量は多くないのですが、気温が低かったせいかなぁ、なかなか融けませんね.
でもお日様も出てきて、これから晴れそうな感じの空です.
本当は昨日アップしようと思って書きかけていたこのブログ記事ですが、昨日は "ドラゴン・タトゥーの女" のことを書いてしまったので、今日 "書きかけ" を "書きあげ" にしましょう.
最近国内ミュージシャンのアルバムを少し買っているということは昨日も触れました.
ただ、オークションなどを漁っていると、まったく違った欲しいアルバムなんかがヒットしてしまい、ついつい購入というのがいつもの悪いパターンです.
今回も Blue Note のアルバムで、以前から聴いてみたかったアルバムがちょうどあるのを発見.
Stanley Turrentine の "At the Minton's" という 2 枚からなるアルバムです.
いままでべらぼーに高い金額のものはあったのですがなかなかいいものがなく、今回ようやくお手頃価格を見つけてしまったのでこれもゲット.
Vol.1 が紙ジャケット、 Vol.2 は普通のケースでちょっとばかりアンバランスなのですが、ボクは真のコレクターではないのでとりあえず演奏が聴ければ十分.
International 盤だろうが、紙ジャケットだろうが関係ありません.
ただ、この時の演奏にはアルバム未収録曲が多くあり、まだ発売された事は無いようなので、今後 Complete 盤として発売されそうな予感はするんだけれど ・・・・・・ .
さらに輪をかけて、 TBM からのダイレクト・メール ・・・・・・ これは買える時に無理して買っておかないと、本当に買える機会を失ってしまうのでとりあえず 6 枚ほど購入.
実はこの 6 枚も本当に欲しいと思うアルバムではないのですがねぇ ・・・・・
・・・・・ でも、 xrcd の定価が 3,675 円、それが送料込みで 1,650 円で在庫限りなのですから、買うしかないでしょと自分に言い聞かせながら購入.
そんな中の一枚に、前から欲しかったアルバムも一枚 ・・・・ それがこれっ.
昨日の青空を見ていて、冬なのになぜか海を見たくなってしまう ・・・・・
そんな感じのアルバムです.
" Back To The Sea (海の誘い)
/ 三木敏悟 & インナー・ギャラクシー・オーケストラ "
1. Back To The Sea (prologue):
海に還る ・・・ 9:37
2. Swingin' On The Horizon:
海と空の抱擁 ・・・ 5:54
3. When Waves Sing:
潮騒に聞く ・・・ 3:51
4. Merman's Dance:
野郎人魚の宴 ・・・ 9:44
5. Back To The Sea (epilogue):
海に還る ・・・ 2:23
三木敏悟 (compose.arr.cond)
中沢健次、吉田憲司、安孫子浩、岡野等、横山均 (tp),
南浩之 (frh), 鍵和田道男、塩村修 (tb), 及川芳雄、岡田澄雄 (b-tb),
久保修平 (tuba), 西沢幸彦 (fl.a-fl,picoro), 石橋雅一 (oboe),
鈴木正男 (cl.ss.as), 森剣治 (as.ts.cl), 松本英彦 (ts.fl),
大畠條亮 (fagot), 今田勝 (p), 中富雅之 (ARP odyssey.Mini Moog・・・),
菊池ひみこ (el-p.clavinet), 松本正嗣 (g.el-g), 吉野光昭 (b),
成重幸紀 (el-b), 中村よしゆき、 楠本卓司 (ds),
古谷哲也 (perc), 中本マリ (vo), 原久美子 (voice)
Recorded at EPICURUS Studio, Tokyo, June 20,27-30, 1978.
渡辺貞夫 氏がアメリカから帰国し、日本でもようやくコピーからオリジナルのジャズが演奏され始めたのが、 '60 年代末.
それから約 10 年、日本のジャズはこんな演奏までできるようになりました.
'70 年代に入ると、多くのミュージシャンがオリジナルを演奏するようになり、内容的にもモード、フリーそしてロックといった影響をかなり受け、とにかく色々な演奏がありました.
例えば先日紹介した 宮間利之とニュー・ハード にしても、 1974 年モンタレイでハードバップ・テイスト溢れる演奏で大絶賛されたのですが、1971年には "牡牛座の詩" という超フリーキーな演奏なんかもしています.
そんなオリジナルな "日本のジャズ" の確立や新人発掘などをモットーにしてできたのが Three Blind Mice (TBM) なんですよね ・・・・・ まさに日本のBlue Note と呼んで相応しいんじゃないですか.
このアルバムが吹きこまれる 2 年前、当時全く無名だった 三木敏悟 は 高橋達也と東京ユニオン に一曲の楽曲を提供 ・・・・・ その曲が "白夜の哀しみ" .
その演奏を聴いた TBM プロデューサー 藤井武 氏が TBM 7 周年記念盤のため、ビッグバンドによる組曲の作曲を依頼し、完成したのが "北欧組曲" でした.
この "北欧組曲" については以前にも書きました、 三木敏悟 を代表するアルバムです.
昨日の "ドラゴン・タトゥーの女" からの流れだと、 "北欧組曲" のほうを紹介する方が合っていそうですがね (笑) .
さてそんな "北欧組曲" から1年後につくられたこのアルバム ・・・・・ やっぱり三木敏悟の楽曲作りのうまさがでています.
とにかく旋律の美しさが至る所に聴いてとれます.
この旋律の美しさは、 "北欧組曲" でもこのアルバムでも一緒です.
音楽的にはロック・ビートを使ったり、エレクトリック楽器、ファゴット (バスーン) などの木管、さらにはモーダルなアドリブなどなど ・・・・・・・ 色々な要素をうまく取り込んで、一つの音楽にしている感じです.
この辺りは、前作の "北欧組曲" でも同じ印象でしたね.
ただ全く違うことが一つあります.
"北欧組曲" は 高橋達也と東京ユニオン というレギュラー・ビック・バンドへの楽曲提供という形でしたが、このアルバムは、この演奏のために 三木敏悟 自身がメンバーを集めて編成したリハーサル・オーケストラによる演奏です.
最初から、やりたい曲作り、その曲を演奏するためのメンバーを集め、そして録音.
すべてが 三木敏悟 の音楽であり、音作りなのであります.
"北欧組曲" はどちらかというと 高橋達也と東京ユニオン というイメージがちょっと強いのですが、こちらのアルバムに関しては 三木敏悟 の音楽というのかな.
そしてこのアルバムの翌年に吹き込まれた "Montreux Cyclone" が集大成となるのでしょうか.
だから、この 2 枚が TBM のパンフに在庫としてあったので、この 2 枚に関しては即購入の意思が固まっていました.
三木敏悟 の音楽を聴いていると、テーマは 北欧 や 海 にも拘らず、どこか日本的な感じを受けてしまいます.
決して日本楽器を使っている訳ではないんですがねぇ.
逆にこういう日本らしさが海外でも受けるのかなぁ
"北欧組曲" 、 "海の誘い" 、 そして "Montreux Cyclone" .
この 3 枚、改めて聴いてみるとみんないいアルバムですねぇ.
話はジャズから全く関係ありませんが、 海 に関連した話題を ・・・・・・・・・
海 といえば、海産物ですよね.
先日、某所で 焼き牡蠣 ・・・・・ それも一斗缶分です.
一時間くらいひたすら焼いては食べて、焼いては食べて ・・・・・・・
牡蠣はそれほど好きではなかったはずなのですが、気が付いたら結構食べていました.
こういう美味しいものも、 "海の誘い" になるんでしょうね .
昨日の夜降った雪が、まだ道路にも白く残っていました.
降った量は多くないのですが、気温が低かったせいかなぁ、なかなか融けませんね.
でもお日様も出てきて、これから晴れそうな感じの空です.
本当は昨日アップしようと思って書きかけていたこのブログ記事ですが、昨日は "ドラゴン・タトゥーの女" のことを書いてしまったので、今日 "書きかけ" を "書きあげ" にしましょう.
最近国内ミュージシャンのアルバムを少し買っているということは昨日も触れました.
ただ、オークションなどを漁っていると、まったく違った欲しいアルバムなんかがヒットしてしまい、ついつい購入というのがいつもの悪いパターンです.
今回も Blue Note のアルバムで、以前から聴いてみたかったアルバムがちょうどあるのを発見.
Stanley Turrentine の "At the Minton's" という 2 枚からなるアルバムです.
いままでべらぼーに高い金額のものはあったのですがなかなかいいものがなく、今回ようやくお手頃価格を見つけてしまったのでこれもゲット.
Vol.1 が紙ジャケット、 Vol.2 は普通のケースでちょっとばかりアンバランスなのですが、ボクは真のコレクターではないのでとりあえず演奏が聴ければ十分.
International 盤だろうが、紙ジャケットだろうが関係ありません.
ただ、この時の演奏にはアルバム未収録曲が多くあり、まだ発売された事は無いようなので、今後 Complete 盤として発売されそうな予感はするんだけれど ・・・・・・ .
さらに輪をかけて、 TBM からのダイレクト・メール ・・・・・・ これは買える時に無理して買っておかないと、本当に買える機会を失ってしまうのでとりあえず 6 枚ほど購入.
実はこの 6 枚も本当に欲しいと思うアルバムではないのですがねぇ ・・・・・
・・・・・ でも、 xrcd の定価が 3,675 円、それが送料込みで 1,650 円で在庫限りなのですから、買うしかないでしょと自分に言い聞かせながら購入.
そんな中の一枚に、前から欲しかったアルバムも一枚 ・・・・ それがこれっ.
昨日の青空を見ていて、冬なのになぜか海を見たくなってしまう ・・・・・
そんな感じのアルバムです.
" Back To The Sea (海の誘い)
/ 三木敏悟 & インナー・ギャラクシー・オーケストラ "
1. Back To The Sea (prologue):
海に還る ・・・ 9:37
2. Swingin' On The Horizon:
海と空の抱擁 ・・・ 5:54
3. When Waves Sing:
潮騒に聞く ・・・ 3:51
4. Merman's Dance:
野郎人魚の宴 ・・・ 9:44
5. Back To The Sea (epilogue):
海に還る ・・・ 2:23
三木敏悟 (compose.arr.cond)
中沢健次、吉田憲司、安孫子浩、岡野等、横山均 (tp),
南浩之 (frh), 鍵和田道男、塩村修 (tb), 及川芳雄、岡田澄雄 (b-tb),
久保修平 (tuba), 西沢幸彦 (fl.a-fl,picoro), 石橋雅一 (oboe),
鈴木正男 (cl.ss.as), 森剣治 (as.ts.cl), 松本英彦 (ts.fl),
大畠條亮 (fagot), 今田勝 (p), 中富雅之 (ARP odyssey.Mini Moog・・・),
菊池ひみこ (el-p.clavinet), 松本正嗣 (g.el-g), 吉野光昭 (b),
成重幸紀 (el-b), 中村よしゆき、 楠本卓司 (ds),
古谷哲也 (perc), 中本マリ (vo), 原久美子 (voice)
Recorded at EPICURUS Studio, Tokyo, June 20,27-30, 1978.
渡辺貞夫 氏がアメリカから帰国し、日本でもようやくコピーからオリジナルのジャズが演奏され始めたのが、 '60 年代末.
それから約 10 年、日本のジャズはこんな演奏までできるようになりました.
'70 年代に入ると、多くのミュージシャンがオリジナルを演奏するようになり、内容的にもモード、フリーそしてロックといった影響をかなり受け、とにかく色々な演奏がありました.
例えば先日紹介した 宮間利之とニュー・ハード にしても、 1974 年モンタレイでハードバップ・テイスト溢れる演奏で大絶賛されたのですが、1971年には "牡牛座の詩" という超フリーキーな演奏なんかもしています.
そんなオリジナルな "日本のジャズ" の確立や新人発掘などをモットーにしてできたのが Three Blind Mice (TBM) なんですよね ・・・・・ まさに日本のBlue Note と呼んで相応しいんじゃないですか.
このアルバムが吹きこまれる 2 年前、当時全く無名だった 三木敏悟 は 高橋達也と東京ユニオン に一曲の楽曲を提供 ・・・・・ その曲が "白夜の哀しみ" .
その演奏を聴いた TBM プロデューサー 藤井武 氏が TBM 7 周年記念盤のため、ビッグバンドによる組曲の作曲を依頼し、完成したのが "北欧組曲" でした.
この "北欧組曲" については以前にも書きました、 三木敏悟 を代表するアルバムです.
昨日の "ドラゴン・タトゥーの女" からの流れだと、 "北欧組曲" のほうを紹介する方が合っていそうですがね (笑) .
さてそんな "北欧組曲" から1年後につくられたこのアルバム ・・・・・ やっぱり三木敏悟の楽曲作りのうまさがでています.
とにかく旋律の美しさが至る所に聴いてとれます.
この旋律の美しさは、 "北欧組曲" でもこのアルバムでも一緒です.
音楽的にはロック・ビートを使ったり、エレクトリック楽器、ファゴット (バスーン) などの木管、さらにはモーダルなアドリブなどなど ・・・・・・・ 色々な要素をうまく取り込んで、一つの音楽にしている感じです.
この辺りは、前作の "北欧組曲" でも同じ印象でしたね.
ただ全く違うことが一つあります.
"北欧組曲" は 高橋達也と東京ユニオン というレギュラー・ビック・バンドへの楽曲提供という形でしたが、このアルバムは、この演奏のために 三木敏悟 自身がメンバーを集めて編成したリハーサル・オーケストラによる演奏です.
最初から、やりたい曲作り、その曲を演奏するためのメンバーを集め、そして録音.
すべてが 三木敏悟 の音楽であり、音作りなのであります.
"北欧組曲" はどちらかというと 高橋達也と東京ユニオン というイメージがちょっと強いのですが、こちらのアルバムに関しては 三木敏悟 の音楽というのかな.
そしてこのアルバムの翌年に吹き込まれた "Montreux Cyclone" が集大成となるのでしょうか.
だから、この 2 枚が TBM のパンフに在庫としてあったので、この 2 枚に関しては即購入の意思が固まっていました.
三木敏悟 の音楽を聴いていると、テーマは 北欧 や 海 にも拘らず、どこか日本的な感じを受けてしまいます.
決して日本楽器を使っている訳ではないんですがねぇ.
逆にこういう日本らしさが海外でも受けるのかなぁ
"北欧組曲" 、 "海の誘い" 、 そして "Montreux Cyclone" .
この 3 枚、改めて聴いてみるとみんないいアルバムですねぇ.
話はジャズから全く関係ありませんが、 海 に関連した話題を ・・・・・・・・・
海 といえば、海産物ですよね.
先日、某所で 焼き牡蠣 ・・・・・ それも一斗缶分です.
一時間くらいひたすら焼いては食べて、焼いては食べて ・・・・・・・
牡蠣はそれほど好きではなかったはずなのですが、気が付いたら結構食べていました.
こういう美味しいものも、 "海の誘い" になるんでしょうね .