大由彰

Shigeko & Mari

 最近ブログ・アクセスが伸びたのはとても嬉しいことなのですが、それに比例するかのように訳の分からない英語のコメント (SPAM) が増えて参ってます.
 ボクのブログのコメントは、一度確認してから公開か非公開にしているので、そういったコメントが人目に触れることはありませんが、さすがに一日に何件もやってくるとねぇ.


 多くは偽ブランド販売っぽい感じですね.
 昨日は Jimmy Choo の商品に関して書いてありましたし (この名前ってかなり有名なファッション・ブランドですよね)、多くのコメントがこんな一流ブランドを語っているものです.


 こういうことをする意味がよくわかりませんね、ボクのようなオヤジには.
 ほんと、疲れるから止めて欲しい.
 海外からのコメント受け付けない設定はできるのですが、昔からの御贔屓さんで約一名がアメリカ在住なのでこんな設定することもできず.




 いつもの講習会関係でも疲れることが ・・・・・・・・・




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 ボクらが関わっているコースの申し込みはトップ組織のホームページから全国で開催されているコースを申し込めるようになっています.
 ボクのコースは 長野県 中心なので、当然受講者も長野県周辺.
 ところがとんでもなく遠い 東北 や 山陰 といった地域からの受講希望も時々あったりします.

 そしてそれらの多くが ・・・・・・・・ 直前にキャンセル.
 ボクらは受講者数に合わせインストラクターの調整をしているので、直前のキャンセルとか本当に困ってしまいます.


 で、そんなキャンセルの多くが 研修医 のみなさんです.
 研修医 のみなさんは忙しく、疲れているのもわかりますが、せめてコース開催場所くらいは確認してから申し込もうよ (笑)
 Amazon のお買い物じゃないんだから、 "とりあえず Click" は止めましょう (笑)




 さてそんなお疲れモードを振り払うように、今夜も TBM 聴くぞ.
 今夜は ヴォーカル.

 「一度で二度美味しい ・・・・」 なんてキャッチフレーズがどこかにありましたが、このアルバムも一枚で二つの味が楽しめてしまうアルバムです.









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  " Shigeko & Mari / 戸谷重子・中本マリ "





  1. Greensleeves
           (Traditional) ・・・・・ 6:40
  2. The Blues Ain't Nothin' But A Woman Cryin' For Her Man
           (M.Williams) ・・・・・ 5:28
  3. Hey There
           (R.Adler-J.Ross) ・・・・・ 3:15
  4. That Lucky Old Sun
           (H.Gillespie-B.Smith) ・・・・・ 4:50
  5. You'd Be So Nice To Come Home To
           (C.Porter) ・・・・・ 4:03
  6. A Foggy Day
           (I.Gershwin-G.Gershwin) ・・・・・ 5:12
  7. Gee Baby Ain't I Good To You
           (D.Redman-A.Razaf) ・・・・・ 5:30
  8. But Not For Me
           (I.Gershwin-G.Gershwin) ・・・・・ 5:25





  # 1 - 4 : 戸谷重子 (p.vo)
  # 5 - 8 : 中本マリ (vo), 山本剛 (p), 大由彰 (b),
        楠本卓司 (ds)
  Recorded live at "5 Days in Jazz '76",
         Ginza Yamaha Hall, Tokyo, May 25, 1976.







 このアルバムは 1976 年 5 月 17 日と 18 日、 25 日から 27 日の計 5 日間、 銀座ヤマハホール で開催された "5 Days in Jazz '76" の第 3 日目 「ジャズ・ヴォーカルの夕べ」 での演奏が収められています.
 昔で言う A 面 1 曲目から 4 曲目までが 戸谷重子 の弾き語り.
 B 面にあたる 5 曲目から 8 曲目までが 山本剛 トリオをバックにしたがえた 中本マリ の演奏.


 先日紹介した "Summertime / 山本剛" もこの "5 Days in Jazz '76" の第一日目の演奏でした.




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 A 面と B 面が違うというのは、好き嫌いの出るところでしょう.
 一度に二人の演奏聴けるというラッキーな意味もあるし、一人ずつもっとしっかり聴きたかったという残念な意味もあるでしょうし ・・・・・・・・


 ボクはどうだろ ・・・・・・・・
 肯定も否定もないかな、単純にこういうアルバムだからという感じで聴いてます.




 同じ会場ですが演奏がかなり違うためか、まったく違う会場のような雰囲気があります.




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 戸谷重子 を聴いたのはこれが初めて.
 今回の 復刻シリーズ で発売された "Fine and Mellow" と同時購入でした.


 一曲目の "Greensleeves" で、ちょっと ・・・・・・・ でしたが.
 聴いていくうちに彼女の弾くピアノがすごく気になりました.
 とてもブルージーで、独特の間を取りながら、時には力強く弾かれ出る音が結構良かったりします.
 
 歌はちょっと日本人ジャズの世界.
 前から言っているように、これはこれでまったく否定はしません.
 こういうジャズもいいんじゃないでしょうか.

 ピアノとこの歌のちょっとアンバランスなところが、変な魅力だったりもします.
 この人のピアノ・トリオの演奏聴いてみたくなりました.





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 B 面はおなじみの 中本マリ が、 山本剛 トリオをバックに歌っています.
 こちらはもう、堂々としたものです.

 圧巻は "But Not For Me" .
 グイグイと歌い上げるスキャット部分は、こういうのがジャズの楽しさと言っても過言じゃないくらい.
 バックのトリオの安定感は今さら何も言うことないですね.
 歌もののバックにも、 山本剛 のピアノはピッタリなのです.


 二つの違ったライブ演奏を楽しめるアルバムです.
 できればもう少し聴いていたい気がします ・・・・・・・・






 さて、昨日今日と本当だったら 千葉 まで 仕事 & お遊び だったのですが、諸般の事情でキャンセル.
 そのために取った夏休みだったのですが ・・・・・・・・・ ちょうど一昨日から娘が帰省していたので、昨日だけ夏休みのままにし、もう一日は 9 月に延期する予定です.


 今回彼氏と一緒に帰省だったので、昨日は二人を車に乗せ 軽井沢 まで.

 ところが今日の昼ごろは思いっきりの雨.
 軽井沢 に着くころは土砂降り状態.




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 ショッピング・モール が目的地でしたが、その前にちょっと寄り道.


 ボクの好きな 離山房 へ.
 こんな土砂降りだから空いてると思ったのですが、思ったよりもお客さんがいてビックリ.

 いつものように Beatles がかかっていました.



 今日も雨降り、明日も雨の予報 ・・・・・・・・・

 どうもここにきてお天気が今一つですね.


 気温もグッと下がり、夜はタオルケット一枚では涼しく感じるほどです.

Summertime

 今週末、台風がまた近付いています.
 すでに甲子園での高校野球も開会式の順延が決定されています.
 いつもながら、大きな災害のないことを祈るばかり.



 さて、新しいアンプと CD プレーヤーがやってきて 3 週間.
 今どきのアンプらしく USB で iPad や iPod 、さらには PC 音源を直接つなぐことができるのはとってもありがたいのであります.
 部屋にいる間はほとんどの時間、作業用に PC の iTunes でランダム再生しているボクにとっては涙が出るくらいうれしいのです ・・・・・・ かなりオーバーですが (笑)




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 ただ、音的には CD から聴くのとでは明らかな違いがあって、これまたビックリ.

 デジタル音源だからそんなには違わないと思っていたのですが、ボクのような "違いのわからない" 耳でもはっきりわかるくらいです.
 面倒くさがり屋のボクは、ブログの記事を書くときは CD 再生で、それ以外の作業用は PC で軽く.

 以前の音に比べたら考えられないくらいの音の良さに感動してたりします.
 またジャズを聴くのが楽しみになってきた今日この頃なのであります.





 さて今日も TBM .
 少し前に購入したちょっと危険な香りがするアルバムもまだたくさん残っていますが、前回に引き続き 山本剛 のアルバムなどを.
 アルバムのタイトルは今の季節にピッタリ.










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   " Summertime / 山本剛 "




   1. Like Someone In Love
            (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 8:40
   2. If You Could See Me Now
            (T.Dameron) ・・・・・ 6:30
   3. Misty
            (E.Garner) ・・・・・ 7:43
   4. Summertime
            (G.Gershwin-D.Heyward) ・・・・・ 7:55
   5. Cookin' The Blues
            (T.Yamamoto) ・・・・・ 7:51
   6. The Way You Look Tonight
            (J.Kern-D.ields) ・・・・・ 7:10





   山本剛 (p), 大由彰 (b), 守新治 (ds)
   Recorded live at "5 Days in Jazz '76",
     Ginza Yamaha Hall, Tokyo, May 17, 1976.








 いやぁ、本当に安心して聴いていられますね.
 このアルバムは今まで持っていなかったので、聴いたのはウン十年前のジャズ屋以来.
 タイトル曲の "Summertime" を聴いては 「そういえばこんなベースだったなぁ ・・・・・・」

 


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 このアルバムは 1976 年 5 月 17 日と 18 日、 25 日から 27 日の計 5 日間、 銀座ヤマハホール で開催された "5 Days in Jazz '76" の第一日目の演奏が収められています.
 この第一日目は 「ピアノ・ジャズの夕べ」 というタイトルで、 板橋文夫 トリオ、 今田勝 ソロに次いで 山本剛 トリオが演奏しています.
 とても豪華な組み合わせですねぇ.



 このアルバムの白眉はタイトル曲でもある "Summertime" .
 ベースの 大由彰 をフューチャーしたブルージーでスイングした演奏.
 どうしてもこの演奏が目立ってしまいますが、実は他の演奏もどうしてどうして.


 1 曲目の "Like Someone In Love" にしたって、イントロは静かなソロから徐々にアップテンポになっていくんだけれど、これがもういいんだな.
 大好きな ホンタケ とは違った高揚感がたまらないのです.

 この曲も本当に多くのミュージシャンが演奏していますが、ボクはこの曲を聴くたびになぜか Chet Baker の歌が浮かんできます.



 そして "Misty"
 この曲に関しても何にも言うことないくらい.
 山本剛 を一躍有名にした曲と言っても決して過言ではないかな.
 ここではスローから後半少しアップテンポにして、そして最後はまたスローに.
 まずは聴いてみてください (笑)




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 "Summertime" も今になればジャズ・スタンダードとして多くのミュージシャンが演奏しています.

 この曲は ジョージ・ガーシュウィン が 1935 年に作曲した 3 幕 9 場からなるオペラ "ポーギーとベス (Porgy and Bess)" のために作られた曲.
 作詞は デュポーズ・ヘイワード (Edwin DuBose Heyward) .
 ちなみに作詞の デュポーズ・ヘイワード は、 サウスカロライナ州 チャールストン の小説家で 1925 年自身の住む チャールストン を舞台にした小説 『ポーギー』 を発表し舞台化.
 この作品を ガーシュウィン が、兄の アイラ 、作者の ヘイワード と共にオペラ化したのが "ポーギーとベス" なのです.


 そしてオペラの第 1 幕冒頭で、生まれたばかりの赤ん坊に クララ が歌いかけるブルース調の子守唄が "Summertime" .



 この曲は改めて書くまでもありませんが、ジャズの世界はもとよりクラシックやロックの世界でも多くの人が演奏しています.
 昔ボクが通っていたジャズ屋はシリアスなジャズしかかけませんでしたが、なぜかレコード棚には "Cheap Thrills / Janis Joplin" が置いてあり、お客さんの少なくなった深夜にそのアルバムに入っている "Summertime" が流れたこともありました. 




 夏の夜、一人で聴くにはとてもいいアルバムです.
 クールでアツい演奏が、暑さを忘れさせてくれます.








 Summertime と言えば、花火でしょうか (笑)
 実は数日前、お仕事で花火大会へ.


 お仕事しながら、初めて花火を撮影してみました.




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 お仕事だったので、さすがに三脚使って撮る訳にもいかず、すべて手持ちでの撮影.

 一番難しいのがどこでシャッターきればいいのか分からないところですね.
 クライマックスなんかもよくわからないので、微妙に取るタイミングがずれたりしました.


 Canon 70D だと動画もきれいに取れるので、三脚固定して動画のほうがいいかも.
 ただ、知らないでカメラを縦方向にして撮影したもがいくつかあります.
 後になって、動画の場合は簡単に向きの変更できないことも知りました (涙)



 市内を流れる 千曲川 の河川敷が会場で、川の堤防道路には屋台が 200 軒ほど.
 この日ばかりは堤防道路は人、人、人 ・・・・・・



 あと数日もすれば短い夏も終わり.
 信州の秋はあっという間にやってきます.

The In Crowd

 今週はいろいろありまして、昨日まで帰りも遅かったりしました.
 ようやくこれで、いろいろ一段落といった感じでいつもの生活に戻れそうです.


 ので、家に届いている物の整理など.



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 大人買い ならぬ オヤジ買い (笑)

 緑色の Blu-ray に至っては、一体何カ月前に予約したのか覚えてもいなかったりします.
 CD は本来ならもう少し時間が経ち、価格が下がってから購入するのがいつもの購入方法ですが、 TBM 復刻シリーズ の最後ですし、大好きな 山本剛 のアルバム 7 枚ですので思い切って予約購入.


 監修した 塙耕記 さんとも Facebook で知り合えましたので、清水の舞台から飛び降りたつもりで Disc Union からの予約購入です (笑)
 これで HMV や Amazon から購入しちゃ、さすがにまずいだろうと ・・・・・・・



 今夜はこのシリーズの一番欲しかったアルバムです.
 と言っても、演奏自体はみんなすでに持っていたんですがね.







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   " The In Crowd / 山本剛 "




   1. Blues In The Basement
            (R.Brown) ・・・・・ 10:57
   2. For Once In My Life
            (O.Murden-R.Miller) ・・・・・ 6:15
   3. You Are My Sunshine
            (J.Davis-C.Mitchell) ・・・・・ 7:05
   4. The In Crowd
            (R.Lewis) ・・・・・ 13:25
   5. I Can't Get Started
            (V.Duke-I.Gershwin) ・・・・・ 5:40




   山本剛 (p), 大由彰 (b), 大隅寿男 (ds)
   Recorded at the club "Misty", Tokyo, December 25, 1974.







 1974 年のクリスマスに録音されたこの演奏は、計3枚のアルバムに収められました.

  TBM - 37  "Live At The Misty"
  TBM - 41  "Blues For Tee"
  TBM - 52  "The In Crowd"

 この 3 枚のアルバムは、ボクの中でピアノトリオによるライブ演奏のベスト 3 に間違いなく入るものです.
 とにかくよく聴いています.
 みんな好きな演奏です.
 そしてこれらのアルバムから 山本剛 を大好きになりました.




 xrcd シリーズ などの CD 化された時に、この "The In Crowd" の演奏が残りの 2 枚のアルバムに編入されたため、今までこのアルバム単体では持っていませんでした.
 ちなみに 1 曲目から 3 曲目までが "Live At The Misty" に、 4 曲目と 5 曲目が "Blues For Tee" に収められていました ・・・・・・・ 一部の CD はオリジナル通りの収録盤もありました.


 今回の復刻シリーズでめでたく再版、このジャケットがとても懐かしく感じますねぇ.






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 xrcd 版 "Live at the Misty" と "Blues for Tee" をすでに持っているボクといたしましては、特に購入する必要はなかったのですが、先にも書いたようにやっぱりこのジャケットが欲しいじゃないですか (笑)


 このジャケットは、ボクのジャズの想い出がたくさん詰まったジャケットでもあります.
 今は亡き 平塚 のジャズ屋 "PA-PPAR" の想い出がね.



 アルバム・タイトル曲 "The In Crowd" ですが、これはもうほとんどのフレーズを口ずさめるくらい聴いてます.
 その昔 平塚 のジャズ屋 "PA-PPAR" で入り浸っていた頃の常連の一人 "イノさん" がこの演奏大好き.
 そしてベースの 大由彰 が大好きで、飲んだくれては一緒に唸っておりました.


 この演奏って ・・・・・・ この日の 3 枚のアルバムすべてが、ボクの感覚では結構演歌チックなんだな.
 なにか日本人好みのブルース ・・・・・・ というか、演歌というか

 演奏も、お客さんも、録音も、すべてが演歌チック.



 お客さんの掛け声にしても気取った 「イェーッ」 っていうんじゃなくて、 「アイヤ」 って言うような感じなのです (笑)
 1 曲目 "Blues In The Basement" の手拍子にしたって、まんま日本って感じだね.
 それが妙にこういった演奏とマッチしちゃったりするんですね.
 そういった部分も、これら 3 枚のアルバムの魅力.

 日本のジャズの良さがとてもよく表れているアルバムだと思います.





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 それにしても今回で最後になってしまいましたが、 TBM 復刻シリーズ はすごいなぁ.
 今まで長い間陽の目を見なかったアルバムが、一挙に再版されるなんて.
 それも高音質の Blu-spec CD で ・・・・・・・



 山本剛 のアルバムにしても、長い間廃盤になっていたアルバムを ドドーーン と企画して出してしまう辺りは、さすが Disk Union ・・・・・ 塙耕記 様です.

 なんでも現在はアナログ盤の復刻も画策しているようです.
 まぁさすがにアナログ盤は購入できませんが、今後もいろいろ期待大ですね.


 まだまだ購入したきりブログにアップしていないアルバムがたくさんありますので、頑張って紹介していきます.






 何とグッド・タイミング.
 何気なく Facebook 観ていたら Blue Note Records がこんなのをアップしてました.



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 Gregory Porter の "The 'In' Crowd" !!


 でも日本人のボクには 山本剛 のほうがずっとずっとグッときちゃうのでありました.




 やっぱり日本人は 演歌 だなぁ (爆笑)

Girl Talk

 ここ数日ちょっと忙しく、さらには連日の暑さでとてもブログをアップするような気分になれず、気がついたら一週間が過ぎていました.
 今週末のコースが終了すればようやく一息.

 折角なので今回の東京はのんびりもう一日泊まってこようかなんて考えてもいるんだけれど、どうなることやら.



 "When A Man Loves A Women" と同時に注文した一枚です.
 このアルバムの印象って、なぜか薄いんです.



 


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  "Girl Talk / 山本剛"





  1. The Way We Were
          (M.Hamlish) ・・・・・ 5:26
  2. Girl Talk
          (N.Hefti-B.Troup) ・・・・・ 6:11
  3. Gone With The Wind
          (M.Steiner) ・・・・・ 6:37
  4. Take The 'A' Train
          (B.Strayhorn) ・・・・・ 5:19
  5. I Love You Porgy
          (G.Gershwin) ・・・・・ 4:50
  6. What Now My Love
          (G.Becaud) ・・・・・ 5:00 
  7. Autumn In New York
          (V.Duke) ・・・・・ 4:43





  山本剛 (p), 大由彰 (b), 小原哲次郎 (ds)
  Recorded at AOI Studio, Tokyo, December 17, 1975.






 TBM の 山本剛 というと、ボクにとってはどうしてもクリスマス・ライブや "Misty" なのです.
 このアルバムは、いきなり "追憶のテーマ (The Way We Were) " で始まるのですが、ちょっと違和感があったりしちゃう訳です.




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 ジャケットも、アルバムの帯には 「秀逸」 と書かれていますが ・・・・・・・・・ どうなんですか、ボクのセンスではあまりいいとは感じないんですねぇ.
 たしかにアルバムタイトル "Girl Talk" には違いありませんが ・・・・・・・ .

 おまけに帯には 「大人のピアノトリオ」 なんて書いてありますねぇ.



 たしかにリリカルですが、ちょっとボクのイメージするリリシズムとは、このアルバムはほんの少し違っているような感じをいきなりの一曲目で受けてしまう訳なのです.




 ちょっとネガティブな感じで入りましたが、 B 面 ( 4 曲目以降) に入ってくると雰囲気が変わってきて、ブルース・フィーリング溢れるいつもの 山本剛 的な演奏.
 ボクは絶対的に、この B 面が好きなのです.

 
 "Take The 'A' Train" の軽快さや、 "I Love You Porgy" のしっとり感 ・・・・・・・ こうだよねぇ、 山本剛 は.
 もう少し 大由彰 のベースがいつものようにグイグイ出てくるともっといいんだけれど、まぁこのアルバムは 大人のピアノトリオ のようなのでこのくらいの控えめ加減がいいのかな.



 それにしてもこの年の 山本剛 はすごいなぁ.
   TBM-23 Midnight Suger
   TBM-29 Now's the Time
   TBM-30 Misty
   TBM-37 Live at Misty
   TBM-41 Blues for Tee
   TBM-52 The In Crowd
   TBM-59 Girl Talk

 TBM だけで 7 枚も吹き込み、さらにほかのレーベルから
   "South / 安田南"
   "Sunny / 安田南"
 まであります ・・・・・・ このアルバムについては今度書いてみようかな.

 アルバムデビューした年に 9 枚ものアルバム作ってしまうあたりは、いかに彼に対する期待が大きかったかがわかります.





 さて国民の期待はどうなんでしょ ・・・・・・・・
 昨日は 衆議院選挙 でしたねぇ、結果は 自由民主党 の圧勝.




20130721-001

 ただ、投票率は 52.61% で戦後 3 番目の低さ.
 無関心なのか、あきらめなのか ・・・・・・・・・

 ボクは昨日は用事があったため、期日前投票を済ませておきましたが、正直記名場所で誰の名前を書こうか ????
 絶対この人 !! というような人がいないんですよね.

 政党にしても然り.

 可もなく不可も無く、もいいけれど、もっと強烈な個性を持って引っ張っていってくれるリーダーが欲しい気もするのですが ・・・・・・・・・・


 結局国民の政治に対する無関心が、今の弱腰日本につながっていると思うのは、ボクの思い違いでしょうか ・・・・・・・・




 最後は Girl Talk ならぬ 大人の Talk になってしまいました (笑)

Live at the Misty

 今日は梅雨間の青空
 昨日の夜なんか、半袖では肌寒いくらい気温が下がりましたが、今日は暖かい一日でした.


 今月は土日が 5 回あるので、いつもの講習会は最終週の来週です.
 おかげでかなり間隔が開いた気がします.
 ただ、本業の方がどうもバタバタしており、気持ち的にゆとりがありません.
 山にでも登ってリフレッシュすればいいんだろうけど、何となくそんな気持ちも起こらず ・・・・・・・


 まぁ無理して登ることも無いので、夏以降少しずつ登ろうかと思っています.




 少し前にジャケット写真のスキャナしたんですが、同じアルバムが 2 枚ありました.
 でも内容的にはちょっとちがうんですよね.
 ボクのブログでは何度となく取り上げている日本のピアニストです.

 このアルバムも以前取り上げたことあるんですが、データをまったく書かなかったので再登場.







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  " Live at the Misty / 山本剛 "





  1. Sweet Georgia Brown
      (B.Bamie-K.Casey-M.Pinkard) ・・・・ 9:26
  2. The Loving Touch
      (E.Garner) ・・・・ 8:25
  3. Dark Eyes
      (Traditional) ・・・・ 14:00
  4. Moanin'
      (B.Timmons) ・・・・ 6:37
  5. Blues In The asement
      (R.Brown) ・・・・ 10:57
  6. For Once In My Live
      (O.Murden-R.Miller) ・・・・ 6:17
  7. You Are My Sunshine
      (J.Davis-C.Mitchell) ・・・・ 7:01






  山本剛 (p), 大由彰 (b), 大隅寿男 (ds), 森山浩二 (conga)
  Recorded live at the "Misty", Roppongi, Tokyo, Descember 25, 1974.







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 ボクの持っている 2 枚の CD アルバムは、アルバム・タイトルもジャケット写真も同じ.
 でも、一枚は 2006 年に国内で発売された紙ジャケット仕様.
 もう一枚は 1991 年頃西ドイツで制作された CD .

 そして最も違うのが内容です.
 2006 年版は 1975 年に発売されたオリジナル版と同じ 4 曲構成.
 1991 年版はその 4 曲に 3 曲が加わった 7 曲構成です.


 以前にも簡単に書きましたが、この Misty でのクリスマス・ライブは、当初 3 枚のアルバムとして発売されました.

  TBM-37  "Live at the Misty"
  TBM-41  "Blues for Tee"
  TBM-52  "The in Crowd"

 その後 CD 化の際、 3 枚目の "The in Crowd" の A 面の 3 曲 ( 5 〜 7 曲目) が本アルバムに加えられています.
 ちなみに B 面は "The In Crowd" と "I Can't Get Started" の 2 曲で、アルバム "Blues for Tee" の 3・4 曲目に収められています.




 そんな今は亡き "The in Crowd" (笑) のジャケット写真をネットで探しすために 「The in crowd 山本剛」 で検索したら、なんとボクのブログの写真がたくさん出てきました (笑)
 ホンタケ に比べれば、それほどブログでアップしていなかったような気がしたのですが、いろいろな写真がかなり出てきていました.




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 このジャケット写真が "The In Crowd" .
 ボクはこのジャケットが好きだったので、このアルバムが今後も出ないのかと思うと残念でなりません.
 最近始まった TBM の Blu-spec CD の第 4 期までのラインナップにも、このアルバムは含まれていませんでした.

 そういえば、相変わらず 山本剛 の TBM アルバムは人気ありますねぇ.
 オークションでも "ガール・トーク" に 8,500 円もの高額な金額が入札されていました.
 でもこの "ガール・トーク" って、来月 Blu-spec CD の一枚として発売されるんですが ・・・・・・

 なにかと情報に振り回されているようにも思いますが、こういうのを見るとやっぱり必要な情報は早く取るのがベターかと思ってしまう訳です.




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 さてピアノの 山本剛 ですが、 TBM でアルバムを発表するまではまったくの無名と言ってもいいでしょう.
 それが TBM プロデューサー 藤井武 氏に見いだされ、この年だけでも 4 枚 (アルバムにすると 6 枚分) の録音を行っています.

   TBM-23 "Midnight Sugar"   ( 1974. 3. 1 録音 )
   TBM-29 "Now's The Time"  ( 1974. 3. 26 録音 )
   TBM-30 "Misty"         ( 1974. 8. 7 録音 ) 
   TBM-37 "Live at the Misty"  ( 1974. 12. 25 録音 ) 
   TBM-41 "Blues for Tee"    ( 1974. 12. 25 録音 )  
   TBM-52 "The in Crowd"    ( 1974. 12. 25 録音 )  

 どのアルバムも、今聴いても素敵なアルバムばかりです ・・・・・・ こういった情報集めるのには、先日 TBM からいただいたディスコグラフィーがとても役に立ちます.


 とにかく Blues なのですね、この人の場合.
 ただ、 Blues と言っても彼の Blues は決して暗くブルージーなだけではなく、相対する二つの要素を持ち合わせたような演奏なんです.
 山本剛 の Blues に対する解釈もそんな感じ、ってどこかのライナーノーツに書いてあった記憶があります.


 ボクにとってこの夜録音されたアルバムは、日本ジャズのライブ・アルバムを代表する演奏だと思っています.
 堅苦しいことは抜きにして、みんなで酒を飲みながらリラックスした雰囲気の中で楽しんじゃう ・・・・・



 やっぱりライブ・ハウスの演奏ってこうじゃなきゃ.








Les-Miserables013

 昨日届きました.

 さっそく観ようかと思ったのですが、やっぱりこれはゆっくり時間のある時に.
 今日は一応 Digital Copy で iTunes にダウンロードし、 iPad で放りこんでおきました.
 Digital Copy の画質ってどうなんだろ、なんとなく DVD 同等の様な感じですが、詳しくはわかりません.
 でも十分に楽しめる画質ですし、音はヘッドフォンででも聴けばきれいに聴こえるので満足というところ.



 明日の日曜日も雨はしばしの休憩のようです.

 たまにはゆっくり勉強でもする予定です.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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