大雪

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 降りました.
 今年一番の大雪と言ってもいいでしょうか.



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 ● 2024. 2. 6. 8:06 ●

 ベランダの手すりには昨日 ( 2 月 5 日) の夜までで 30 cm 近く積もっていました.
 ただ深夜はそれほど降らなかったようで、朝見たらあまり増えてはいませんでした.

 それでも今シーズン一番、数年ぶりの大雪と言う感じです.
 ボクの団地は、地区で除雪を契約してあるので朝 5 時頃には団地内の除雪が終わっていました.

 今日はお休みでしたが早起きして、家の前のかき寄せられた雪の雪かき.

 朝から文字通りひと汗かきました.



2024.2.6 0032-1
 ● 2024. 2. 6. 16:11 ●

 気温はそれほど低くないので、溶けるのも早いですね.



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 昨年発売された、初の RF マウント Voigtlander NOKTON 50mm f1.0 Aspherical RF が 20 万円超えという高価格だったので、さすがに購入を検討する余地もなし.
 その後 NOKTON 40mm F1.2 Aspherical の発表.

 F1.2 とはいえかなりの金額だろうと、こちらも最初から選考外.



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 ● NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF-mount (コシナ ホームページから) ●

 ・・・ でしたが、なんと実売価格が約半額という価格設定じゃないですか.
 だったら少し性能とやらを見てみようと、いろいろレビューなどを調べてみました.

 カメラ店のチャンネルなどで実写レビュー見ていると、めちゃくちゃ評価高い.
 まぁメーカーからレンズ借りたり、いろいろお付き合いもあるんだろうから、ほとんど悪くは言わないのが大人の事情といったところか.




 NOKTON 50mm F1.0 Aspherical RF
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 ● コシナ ホームページから ●

  最小絞り : F16
  レンズ構成 : 7 群 9 枚
  絞り羽根枚数 : 12 枚
  最短撮影距離 : 0.45 m
  フィルターサイズ : 67 mm
  重量 : 650 g
  最大径 × 全長 : 79.3 × 64.0 mm
  電子接点 : あり
  Exif 情報 : 対応
  発売日 : 2023 年 10 月 26 日
  希望小売価格(税別): 240,000 円



 NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF
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 ● コシナ ホームページから ●

  最小絞り : F22
  レンズ構成 : 6 群 8 枚
  絞り羽根枚数 : 10 枚
  最短撮影距離 : 0.30 m
  フィルターサイズ : 58 mm
  重量 : 400 g
  最大径 × 全長 : 70.8 × 56.4 mm
  電子接点 : あり
  Exif 情報 : 対応
  発売日 : 2024 年 1 月 19 日
  希望小売価格(税別): 120,000 円



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 ● You Tube フジヤカメラ チャネル から ●

 特に参考になったのが フジヤカメラ と マップカメラ の You Tube チャンネル.

 フジヤカメラ のチャンネルは初めて観たので、結構怪しそうな人がエプロンかけていて、最初は大丈夫かなぁなんて.
 でも内容はとても分かりやすかった.
 特に Apo-Lanthar 50mm との映像比較がとてもよかった.

 ただボクの記憶では EF マウントの Apo-Lanthar ってあるんでしたっけ?
 ・・・・ 間違っていたらごめんなさい.
 そうなると EF マウント付けて、さらに RF アダプター付けての比較だったんだろうか.


 今後 RF マウントの Apo-Lanthar が出るとすれば、間違いなく NOKTON を凌駕するのではないかと思っています.



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 ● You Tube マップカメラ チャネル から ●

 方や マップカメラ ですが、こちらは NOKTON の 50 mm と 40 mm の両方を使いながらのレビューでした.


 その中で 「 コシナ のレンズはアンダー目で撮りたくなる・・・・・」 って言っていました.
 これ、めちゃわかる !!
 これ、超納得なのです !!


 shige 君にも前に同じことを言ったことがありますが、これは使っている人じゃないとわからないだろうな.
 こういう同じような感性を持っている人のレビューは、やっぱり納得できます.
 このあたりが マップカメラ チャンネルの好きなところ.



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 ● コシナ ホームページから ●

 今後 Apo-Lanthar が出るとしても、まずは 50 mm か 35 mm あたりと思います.
 それを考えると 40 mm という焦点距離はちょっと魅力.

 おまけにレビュー見てると性能的にも費用対効果十分と思えちゃう.

 最安値が税込 106,200 円 ・・・・・・ 沼の住人にしてみれば、超安いじゃん.

 一子相伝 "北斗連打" ・・・・・・・ 魅力的なんだわ.



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 心が結構揺れてますが、今月は CP+2024 があるので、各メーカーそこでなにかサプライズがあるかもしれません.


 特に キヤノン のフラッグシップ機の話題が全然匂ってこない.
 あまりに静かすぎるのが不気味です.


 とりあえず CP+2024 でいろいろ見てから考えよう.



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Heavy White X'mas

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 ホワイトクリスマスになりました.
 ボクにとっては、だから何?って感じではありますが.



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 ● 2022.12.25 EOS 5D Mark lV + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art ●

 イブの昨日の朝、家のまわりも雪が降って真っ白.
 5 cm ほどの積雪だったでしょうか.
 日本海側では数日前から大雪のため道路渋滞も発生し、大混乱だったようです.


 いつもだったらこんな雪の日は家にいて、日曜日にでもスキー場に上ろうと思ってしまいますが、この日は 湯の丸スキースクール の撮影の打ち合わせが朝入っていたので、重い腰を上げ行ってきました.
 予想通り今シーズン一番の積雪で、道路がヤバい.



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 ● 2022.12.14 スマホ撮影 ●

 大型トラックが側溝に脱輪してるし、さらに少し上のカーブでは乗用車三台が動かなくなってる.

 ボクの N-One は四輪駆動のターボ車.
 スタッドレスタイヤも今シーズン更新したばかりですが、それでも昨日は結局滑りました.
 たまたま降ってくる車がなかったから、途中で停車することもなくスタック車をクリアできましたが、運悪く下ってくる車なんかあると、そこでどうしても停車しないといけないので、さらにスタックする車が増え、大渋滞になってしまいます.

 みんな県外ナンバー、行けるところまで無理して行って、登れなくなりカーブでもお構いなしに停車しちゃうのでそこから始まる渋滞.
 昨年もこんなにスタックしている車には会わなかったのにね.

 これからスキー場に行く皆さん、スタッドレスタイヤはもちろん、チェーンのかけ方も練習してからスキー場に行きましょね.



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 湯の丸スノーボードスクール (JSBA) はいつも顔出して、レンズ交換させてもらったり、お茶飲んでだべってますが、 湯の丸スキースクール (SAJ) に顔出すのは本当に久しぶり.
 今シーズンからホームページ用にそちらにも写真提供してます.



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 ● 2021.2.28 EOS-1DX Mark ll + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●

 まだ前シーズンの古いものしかアップされてませんが、ちょっとカッコいいページになってるんじゃないかと、自画自賛 (笑)

 年明け、スキーパトロールにも協力してもらって少し大掛かりな撮影を予定してます.
 ボクとしてはさらに大掛かりなものを考えてましたが、そちらは却下.

 大まかなイメージは出来上がっていますが、こういった写真は天候に大きく左右されるので ・・・・・
 当日いい写真撮れますように.



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 打ち合わせを終えて外に出ると、まだ雪がかなり降っていたので帰ろうかとも思いましたが、せっかく頑張って悪路を上ってきたので少しだけ撮影することにしました.
 スキースクールも悪天候に拘わらず受講者が結構いましたので、そんな風景も撮影.



2022.12.23 s-IMG_0234
 ● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/1600秒 f5.6 ISO-320 EV+2/3 ●

2022.12.23 s-IMG_0240
 ● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/1600秒 f5.6 ISO-320 EV+2/3 ●

2022.12.23 s-IMG_0296
 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM : 1/1250秒 f6.3 ISO-320 EV+2/3 ●

 いや〜〜〜っ、最悪でした.

 午後には時々日もさしたようですが、午前中はずっと雪が降って、時折強風.
 でも、こんな悪天候なのに結構お客さんが多くてローカルとしてはうれしい限り.

 こんな天候ですので、撮影というよりはカメラの耐久試験の様相になりました.



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 ● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/1600秒 f5.6 ISO-320 EV+2/3 ●

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 ● EOS R3 + EF 16-35mm F4L IS USM : 1/1600秒 f4.5 ISO-320 EV+2/3 ●

2022.12.24 009
 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM : 1/1000秒 f7.1 ISO-320 EV+2/3 ●

 写真だと結構明るめに撮るので、なかなか吹雪感がうまく伝わらないかな.
 でも拡大すると、シャッタースピード 1/1000 秒でも雪が少し伸びているのがわかります.
 時折かなりの強風がゲレンデの中を横切ってきます.
 ゲレンデを見ていると風が来るのが目でわかるんですよね.

 下の写真のように、風が吹くと霧がかかったようにホワイトアウト.

 こんな吹雪の中、ゲレンデの脇に立って、カメラ構えてるって ・・・・・・ 異常ですね.



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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM : 1/1000秒 f8.0 ISO-320 EV+2/3 ●

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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM : 1/1000秒 f8.0 ISO-320 EV+2/3 ●

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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM : 1/1000秒 f7.1 ISO-320 EV+2/3 ●

 ちょっとカメラのお話し.
 ボクは 絞り込みボタン をシャッター音のオンオフにあててますが、ミトングローブしてると知らないうちに触っていてオフになっていることがとても多い.

 撮影なら音がオフでもいいので、気が付いた時にまたボタン押して音を出してますが、問題はレンズ交換.
 この時にシャッター音がオフのままだと、下の写真のようにセンサーがむき出しになってしまいます.

 レンズ交換は、よほど風がなくいいお天気の日以外はスノーボードスクールの横にある休憩所で行うようにしています.
 ここは室温がそんなに高くないので、しばらく置いてからの交換.
 どんなに気をつけてもスキー場という場所柄、ウエアに着いた水滴とか飛ぶことがあるので、レンズを外した時にセンサー剥き出しになっているとビクッとします.



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 今回も背面液晶がファインダーに切り替わってしまうことが起きました.
 まぁこればかりは仕方ないかな.
 レンズフードの中雪が入るのが嫌なので、構えていないときは必ず背面液晶を上にしてます.

 当然ファインダーの中も雪だらけだもんなぁ.




 そういえば去年のクリスマスも雪が降る、極寒の中でグラトリ撮影してたんだ.
 それもモデルはゴリゴリの男子.

 いつからクリスマスが特別な日でなくなったんだろうか ・・・・・・・ 涙



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 ● 2021.12.25 EOS-1DX Mark ll + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●



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Talkin' About

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 今年・・・・じゃなくて、この冬初めての雪らしい雪でした.
 県の北部ではかなりの積雪のところもあるようです.



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 家の周りも昨日の夜はかなり吹雪いていて、ちょっと心配でしたが朝起きてみると数センチ程度.
 これだったら道路の雪は日中に溶けそうです.


 こういう雪が一番いいですね.
 里は少しで、スキー場はたっぷり.


 インスタにはたくさんスキー場の写真や動画がアップされていますが、 高鷲スノーパーク のリフト待ちがあり得ない.
 みんなよく並んで待ってるよなぁと感心しました (笑)



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 明日の午前中は撮影なので、今日は家でのんびりブログでも更新.

 それにしても、今年もあと 2 週間です.
 一年が本当に早く感じられます.



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 ● 2019.12.21 銀座 ●

 この時期必ず 東京 へ行っては街のクリスマス風景撮っていたんだけれど、昨年・今年と新型コロナの影響もあって撮りに行けなかった.

 この時期、街ではクリスマスのイルミネーションやクリスマス・ソングが流れてるんだろうな.
 ちなみにボクの場合、あのイルミネーションってどうも好きになれません.
 キレイなことはキレイなんだけどね.



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 時期が時期だけに、クリスマスにちなんだアルバムでも紹介しようと思ったものの、我が家にあるクリスマス・アルバムは "An Acapella Christmas / The Manhattan Transfer" と "Christmas Songs / Diana Krall" のたった 2 枚だけ.
 おまけに以前記事にしちゃってるし.


 ということで、久しぶりに硬派なアルバム.





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  " Talkin' About / Grant Green "




  1. Talkin' About J.C.
       (Larry Young) ・・・・ 11:41
  2. People
       (B.Merrill-J.Styne) ・・・・ 7:24
  3. Luny Tune
       (Larry Young) ・・・・ 7:40
  4. You Don't Know What Love Is
       (G.de Paul-D.Raye) ・・・・ 7:35
  5. I'm an Old Cowhand (From the Rio Grande)
       (Johnny Mercer) ・・・・ 6:29





  Grant Green (g), Larry Young (org),
  Elvin Jones (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, September 11, 1964.





 このアルバムもこの秋に購入したものです.
 Blue Note には グラント・グリーン のアルバムがとにかく多く、確か一・二位を争うくらいあったんじゃないでしょうか.
 このアルバムは、手ごろなものがなかなかなかったので今頃になってしまいました.

 正直なところ、代表するようなアルバムでもなさそうだし、番号も 4100 番台の終わりですので、あまり期待もなかったんですよね.






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 ところがですよ ・・・・・・・・

 いやいや、一曲目から全開って感じですね.
 最近ウエストコースト・ジャズやヴォーカルものなんかをかなり聴いていたので、久しぶりに Blue Note の洗礼受けたって感じです.
 特に ラルー・ヤング がヤバいって.

 
 1 曲目 "Talkin' About J.C." の J.C. とは、もちろん John Coltrane のこと.
 オルガン界の ジョン・コルトレーン とも言われている ラリー・ヤング の曲だけあって、.
 おまけにドラムは エルビン・ジョーンズ ・・・・・・
 ちょっとコルトレーンとは縁がなさそうな グラント・グリーン ですが、そんな二人に触発されてか、かなりアグレッシブな演奏してます.

 エルビン・ジョーンズ はグイグイサポートしてますが、「おれが、おれが」 というような感じではなくうまく盛り上げている感じがしていいですね.



Larry Young 002
 ● Larry Young ●

 ラリー・ヤング のアルバムは "Into Somethin'" (BST-84187) と "Unity" (BST-84221) の 2 枚だけで、あまり聴かないミュージシャンの一人.
 Blue Note のオルガン奏者といえば、 Jimmy Smith と Baby Face Willette で、その他のオルガン奏者はちょっと ・・・・・ です.
 もちろん、今聴いてみたら 「これいいじゃん」 というアルバムはあるとは思いますが、聴かず嫌いですね.

 2 曲目の "People" なんか聴くと、ギターとオルガンって相性いいなぁって感じ.

 ラリー・ヤングとグラント・グリーンはこの後も "Street of Dreams" (BST-84253) と "I Want to Hold Your Hand" (BST-84202) で共演しています.



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 ● Grant Green ●

 Reid Miles によるジャケットデザインがイカしてます.
 アルバム・タイトルと演奏している曲の組み合わせ ・・・・・ いいですね.


 突然こういうアルバムにぶち当たるから Blue Note って止められないんだな.



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My Funny Valentine

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 今週末も雪のようです.
 今朝はシンシンと細かな雪が舞い落ちています.
 いつもの景色はまったく観ることもできず、ただただ白い世界が広がっています.


 お休みですが、今日は道路もすでに真っ白ですからどこにも出ないで、ひたすら家に引きこもることにします.
 のんびりジャズでも聴きながら、気が向いたら映画でも観てみようか.


 そう言えば今日は バレンタイン・デー ・・・・・・・・ チョコレートなどまったく縁がないのですが、いつものように 東京 からホットな贈り物が届いていました.

 じゃあ、月並みではありますが My Funny Valentine の入っているアルバムでも聴いてみましょう.
 当然ですが、まだここに取り上げていなかったアルバムでも ・・・・・



 



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  " The Cool Voice of Rita Reys "




  1. It's All Right with Me
         (C.Porter) ・・・・・ 2:38
  2. Gone with the Wind
         (A.Wrubel-H.Magidson) ・・・・・ 2:35
  3. My Funny Valentine
         (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 3:00 
  4. But Not for Me
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 2:10
  5. I Should Care
         (A.Stordahl-P.Weston-S.Cahn) ・・・・・ 2:39
  6. There Will Never Be Another You
         (H.Warren-M.Gordon) ・・・・・ 2:28
  7. I Cried for You
         (G.Arnheim-A.Freed-A.Lyman) ・・・・・ 3:30
  8. You'd Be So Nice to Come Home To
         (C.Porter) ・・・・・ 3:37
  9. My One and Only Love
         (G.Wood-R.Mellin) ・・・・・ 4:15
  10. That Old Black Magic
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 2:57
  11. Spring Will Be a Little Late This Year
         (F.Loesser) ・・・・・ 3:42
  12. Taking a Chance on Love
         (V.Duke-J.La Touche-T.Fetter) ・・・・・ 2:37





  Rita Reys (vo),
  # 1, 2, 4 : Recorded at Phonogram Studios in Hilversum,
                    Holland, February 16, 1956.
   Ack Van Rooyen (tp.arr), Herman Schoonderwalt (b-s),
   Rob Madna (p), Dick Bezemer (b), Wessel Ilcken (ds)

  # 3 : Recorded at Phonogram Studios in Hilversum,
                    Holland, January 17, 1955.
   Toon Van Vliet (ts), Dick Bezemer (tb.arr), 
   Ack Van Rooyen (p.arr), Chris Bender (b), Wessel Ilcken (ds)

  # 5, 6 : Recorded at Phonogram Studios in Hilversum,
                    Holland, August 16, 1955.
   Ack Van Rooyen (tp.arr), Toon Van Vliet (ts),
   Rob Madna (p), Dick Bezemer (b), Wessel Ilcken (ds)

  # 8, 12 : Recorded at New York City, May 3, 1956.
  # 7, 10 : Recorded at New York City, June 25, 1956
   Donald Byrd (tp), Hank Mobley (tp), Horace Silver (p),
   Doug Watkins (b), Art Blakey (ds)

  # 9, 11 : Recorded at New York City, June 25, 1956
   Donald Byrd (tp), Ira Sullivan (tp), Kenny Drew (p),
   Wilbur Ware (b), Art Blakey (ds), Horace Silver (arr)









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 以前に "The Cool Voice of Rita Reys No.2" のことを書きました.
 こちらのアルバムは Rita Reys のデビュー・アルバム.
 オランダ と アメリカ で録音された演奏が収録されています.

 No.2 の方はオーケストラがバックでしたが、こちらはスモール・コンボ.
 特にアナログ盤で言うところの B 面のバックが The Jazz Messengers というところが、このアルバムの売りだったのかもしれませんね.


 ジャケットのデザインは、 No.2 の方が素敵です.
 こちらのジャケットも悪くないのですが、あまりにも暗すぎという感じなのです.
 もう少しバックと顔のコントラストを分けてあげたらよかったのに、なんて素人ながらに思ってしまいます.


 ジャケットと言えばこんなジャケットも見つけました.




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 こちらのジャケットがオリジナルなのでしょうか?
 それとも、オランダでの発売が Philips で、アメリカは Columbia レーベルだったことを考えると、こちらはアメリカ盤のデザインというのが正しいのでしょうか.


 演奏としてはスモール・コンボとの演奏の方が、ボクは好み.
 曲もこちらのアルバムの方がお好みでしょうか.
 どれもが聴いたことのある曲です.


 最初に聴いてビックリしたのが 7 曲目の "I Cried for You" .
 "The Amazing Bud Powell, Vol. 1" (BLP-1503) に入っている "Bouncing With Bud" そのもの.  
 最初に聴いた時、思わずジャケットで曲名を確認してしまいました.
 この "Bouncing With Bud" はボクも大好きな曲だったので、さすがの知識に乏しいボクでもすぐに気がついた次第なのです.




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 さて、今日の本題 "My Funny Valentine" .


 この曲は Richard Rodgers & Lorenz Hart という黄金コンビが 1937 年のミュージカル "Babes in Arms" のために作った曲で、今や代表的なジャズ・スタンダードでもあります.
 玉数の少ないボクの CD コレクションですが、さすがにこの曲は何十曲とありました.
 Miles Davis をはじめ、ほとんどのミュージシャンが一度くらい演奏したことのある曲かもしれません.
 インストはもちろん、ボーカルも定番中の定番ナンバーです.
 実はこの曲についても、 シェイクスピア に絡めた楽しいお話しが ここに ありました.

 この記事はとても面白いので、興味のある方は是非ジャンプしてみてください.





 ボクの Valentine に因んだ話題は、もう少し変態チックなのです ・・・・・・・ といっても、直接的にこの曲につながっている訳ではありませんが.

 Richard Rodgers & Lorenz Hart という黄金コンビは、 1920 から 1930 年代を中心に活躍した作曲家と作詞家.
 多くのブロードウェイ・ミュージカルの楽曲を手掛けており、有名な曲もたくさんあります.
 この "My Funny Valentine" も 1937 年のミュージカル "Babes in Arms" のために作られたもので、このミュージカルには先日書いた "The Lady Is a Tramp" も使われています.

 そんな Rodgers & Hart ですので、一般の方にとっても名前は知れ渡っていたはずです.





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 J.D. サリンジャー の "大工よ、屋根の梁を高く上げよ" のことも "The Lady Is a Tramp" の時一緒に書きましたが、実はこの物語の中に Rodgers & Hart が登場したりしちゃうんですね.
 思わず笑っちゃいました.


 1942 年、長男 シーモア の結婚式出席のためニューヨークを訪れた バディ が式場で長い時間 シーモア が現れるのを他の招待客と待っている場面.
 会場にはオルガンの音色がバッハを奏でていたのですが、待ち疲れイライラし始めた招待客同様、突然バッハの演奏を止め違う曲を演奏し始めます.

 それが Rodgers & Hart の初期の曲 !!


 さすがに曲名は書かれていませんが ・・・・・・ 笑っちゃうな.
 こんなところで、この名前に出会うとはね.

 上の Rita Reys の煙を吐き出している姿が、なんとなくちょっとイラつく シルズバーン夫人 のように思えてしまうのは気のせいなのか.


 ・・・・・・・・ "My Heart Stood Still" でも演奏したのでしょうかねぇ (笑)







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 突然ですが、先週の大雪の日時計が止まりました.
 いつも使っている時計は LUMINOX という時計.

 軽くて頑丈で、夜間も見やすいので結構気に入ってます.


 ただ、電池交換が普通の時計屋さんでできません.
 そこが面倒なんですよね.

 正規販売店でないとダメなんですが、近くにはそういったお店がありません.
 前は 軽井沢 のショッピングモールにあったんだけどなぁ ・・・・・・・・ 


 いっそのことオーバーホールでメーカーに出そうかと思案中です.

 購入したのが 2002 年だからもう 10 年以上使用していますが、まだまだいけます.
 そう考えると、やっぱりオーバーホールだな ・・・・・・・・・

Bossa Nova Bacchanal

 今朝はビックリ ・・・・・・・・ 季節外れの大雪でした.
 休みだったからよかったものの、もし仕事だったらタイヤチェーンでも巻いていかなければ、とても走れないくらい道路も積雪.
 すでに Type-R はスタッドレスタイヤを履き換えてしまったので、今日はどこにも出ることなく家でボ〜〜〜〜ッとしちゃいました.


 そんなお天気とは裏腹に、聴いたアルバムは明るく軽いボサノヴァ.
 外の風景とはまったくマッチしませんが、そういうのもありでしょうね.





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  " Bossa Nova Bacchanal / Charlie Rouse " (BST-84119)






  1. Back To The Tropics (Back Down To The Tropics)
        (L.Whipper) ・・・・・ 3:54
  2. Aconteceu
        (S.Cezar-E.Lincoln) ・・・・・ 2:56
  3. Velhos Tempos
        (L.Bonfa) ・・・・・ 4:45
  4. Samba De Orfeu
        (L.Bonfa) ・・・・・ 6:14
  5. Un Dia
        (M.Benskina-C.Rouse) ・・・・・ 5:52       
  6. Meci Bon Dieu
        (F.Casseus) ・・・・・ 5:52
  7. In Martinique
        (L.Bwlasco-L.Whipper) ・・・・・ 5:27





  Charlie Rouse (ts), Chauncey "Lord" Westbrook (g),
  Kenny Burrell (g), Larry Gales (b),  Willie Bobo (ds),
  Carlos "Patato" Valdes (conga), Garvin Masseaux (chekere)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 26, 1962.








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 このアルバムも、内容なんかよくわからないまま、とりあえず Blue Note だから購入した感じのアルバムです.
 だから積極的に聴くアルバムではありません.

 購入した時には必ず数回は聴くようにしていますので、きっとそれ以来数カ月ぶり ・・・・ 数年ぶりになるのかな.
 でも iTunes のランダム再生では、きっと何度かかかっていたはずなのか、メロディを覚えている曲もありました.


 そんな曲の一曲が、 "Velhos Tempos" .
 ブルージーなこの手の曲には目がないです.
 このアルバムで好きなのが、この "Velhos Tempos" と "Meci Bon Dieu" .


 ギタリストが二人、一人はあの ケニー・バレル でもう一人が Chauncey "Lord" Westbrook .
 こちらのギタリストの演奏が、いかにもという感じでいいです.
 まったく聴いたことないギタリストなので調べてみたら、参加しているアルバムが 10 枚くらいヒットし、一応ジャズ・アルバムと呼べるようなアルバムがほとんどでした ・・・・・ でも内容的にはかなり ??? .
 そんな中の一枚に "Aretha / Aretha Franklin With Ray Bryant" なんていうよくわからないけど面白そうなアルバムが.
 このアルバムは何か面白そう、機会があれば聴いてみたいですね.




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 チャーリー・ラウズ は 1924 年 4 月 6 日 ワシントン 生まれのハード・バップ・サックス奏者、 1988 年 11 月 30 日肺癌のため 64 歳で亡くなっています.
 キャリアの中で目を引くのが セロニアス・モンク のグループで 10 年ほど活動していたことでしょう.
 でもボクは モンク の演奏があまり好きではないので、このグループでの チャーリー・ラウズ をまったくと言っていいほど聴いていないはずです.

 どちらかというと他のメンバーとの演奏を聴いて、何となくですが覚えていた感じですね.
 "Byrd In Hand / Donald Byrd" 、 "Leapin' And Lopin' / Sonny Clark" 、 "Smithville / Louis Smith" といった Blue Note のアルバムで.
 その中でも特に好きなのが "Byrd In Hand" での演奏でした.


 Billy Eckstine Orchestra から始まり、 Dizzy Gillespie Big Band 、 Duke Ellington Orchestra 、 Count Basie Octet 、 Oscar Pettiford Sextet 、 Tadd Dameron 、 Paul Quinichette といった錚々たるバンドで活動しています.
 その割にはどうも彼の評価が低いような感じもしますが、アルバムの枚数自体が少ないからなのでしょうか.


 いつもコメントをいただく Azumino さんの ホームページ でも彼のことが取り上げられており、それを読んでみると、ボクと同じように モンク・グループ の演奏は興味なかったようなことが書かれていました ・・・・・・ ボクと一緒ですね (笑)



 それでもう少し彼の演奏を聴くべく、アルバム一枚購入します.
 ・・・・・ と言っても、他の欲しいアルバムを買うためのキャンペーンの抱き合わせ購入ですが (笑)
 ともかく彼の代表作 "Yeah !" を予約しました.


 いまだに チャーリー・ローズ って言ったり、 チャールズ・ロイド と混同しそうになっているので、もう少ししっかり聴かないとね (笑)





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 今朝の風景です ・・・・・・・・ アンビリバボー な朝の風景でした.
 ベランダの手すりにも 10 cm 以上積もっていました、真冬並みですね

 でも気温は高めだったので、夕方には道路や車の上の雪もほとんど融けてしまいました.
 さすがに明日の朝の凍結はなさそうです.






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 さてさて、おかげさまでボクのブログの人気記事の一つでもある "レ・ミゼラブル" ですが、 6 月に Blu-ray 発売です.
 予想していた通り、 2 枚組のサントラ CD が一緒になった "レ・ミゼラブル ブルーレイ・コレクターズ BOX ( 5 枚組)" も発売されます.
 ところがこの Box の評判が、発売前だというのによろしくない.
 というのは、つい最近 2 枚組 (デラックス・エディション) のサントラ CD が発売になったばかり ・・・・・・ それまでは CD 一枚のハイライト版.
 そんなサントラ CD を付け、さらにどうでもいい デジタルコピー も付けた "コレクターズ Box" は、正直ボクもどうかなと思ってしまいます.
 価格も値引きして 6,000 円ちょっと ・・・・・・・ 考えてしまいますよね.
 他の Blu-ray よりも特典映像などが多いというのなら、購入してもいいのですが.


 かなり悩んだ末、ボクは一番安い デジタルコピー付 Blu-ray にしました.
 それでもまだ、高いなぁ ・・・・・・・ 本当はデジタルコピーもどうでもいいんですが.
 CD は気が向いたら輸入盤でも購入しましょうか.


 しばらくして、もっと多くの特典映像を付けた "完全版" なんてものが出てきそうな雰囲気があります (苦笑) .

First Album "Remind"

 雪 ・・・・・・・・ それも、大雪 ! 



DSC_1470
 今朝起きて、今年初めての雪かきです.
 水分をたっぷり含んだ雪なので、とにかくずっしりと重みが伝わります.
 早朝、道路の除雪があったようなので、道路の両脇にはその雪が少し積み上げられたようになっています.
 この雪をこのままにしておくと、万が一凍った時に車が出れなくなってしまうので、そこだけは雪かきをしないと.




DSC_1464
 朝 9 時だというのに、こんなにも暗く、雪はずっと降り続いています.
 




 こんな休みは、家にいるのが一番.
 本当は違うアルバムのことを書こうと思っていたんだけれど、今しがた届いたばかりアルバム.
 それも演奏者から直接送っていただいたアルバムです ・・・・・・ もちろんサイン入り、おまけにメッセージも添えてありました.
 基本的に 麺食い ・・・・・・ じゃなくて、 面食い なのでかなり 甘々 なレビューになってしまいそうです.






koshiyama001






    " Remind / 越山満美子 "





   1. Time & Space (M.Koshiyama) ・・・・ 5:24 
   2. Tomorrow I'll Get (M.Koshiyama) ・・・・ 5:51
   3. Remind (M.Koshiyama) ・・・・ 8:36
   4. Suddenly (A.Iwataka) ・・・・ 5:45
   5. Feel Nostalgic (M.Koshiyama) ・・・・ 5:53
   6. Bird of Passage (S.Omori) ・・・・ 8:39
   7. Timeless (M.Koshiyama) ・・・・ 6:04
   8. Since 88 (M.Koshiyama) ・・・・ 4:45
 



  
   越山満美子 (p), 大森成彦 (el-b), 岩高淳 (ds)






 越山満美子 (Koshiyama Mamiko) 、年齢不詳 山羊座の B 型 (ボクとおんなじです)、 LIVE ではフュージョン、ファンク、ラテン等、ジャズだけに留まらない演奏スタイルで、関西を中心に活動中 (一部プロフィールから) .
 そんな彼女の ファースト・アルバム です、発売日は一応今日だったっけかな.

 皆さん知らないですよね ・・・・・ ボクも、こと演奏に関しては全く知りませんから (笑) .
 知り合ったのは、 彼女のブログ を通じて ・・・・・・ と言っても、たまにコメント残す程度ですので、とても 「ブログを通じてお付き合い」 とは言えないですね.
 ましてや話したこともないので、知り合った ・・・・ という表現は、まったく不適切かもしれませんが、まぁちょっとしたファンの心理ということで.
 You Tube で演奏風景を見たこともありましたが、正直あまりジャズという感じはしなかった.
 だから聴く前の印象としては、 「まぁ軽い BGM にでもなればいいかな ・・・・・」 だったのですが ・・・・・




koshiyama001-2

 いざ聴いてみると、これがなかなかきちんとした (失礼な表現、ごめんなさい) ジャズになっていまして ・・・・・ 思わず正座し直して聴いちゃう感じなのです.

 このアルバム、敢えてジャンル分けするとすれば スムース・ジャズ でしょうか.
 非常に繊細で癒される感じの演奏です ・・・・・ が、ただ繊細だけだと完璧に BGM 専用になってしまうのですが、広い音域を使ったソロや、タッチの強さが結構イカしています.
 特に "Remind" の演奏は、とても素敵です.


 そうだなぁ ・・・・・・・ イメージ的には、 今田勝 のピアノのような感じとでも言えばいいかな.
 そういえば彼も、ジャンルに拘らずいろんな演奏をしていました ・・・・・ そんな彼のピアノも、ある時は非常に繊細でメランコリックなフレーズが弾かれます.



 演奏全体の個人的感想としては、できれば曲によってウッド・ベースを使って欲しかった.
 ちょっとベースが出過ぎてしまったような感じがしてしまいます ・・・・・・・ あくまで、個人的な感想です、ボクはやっぱりピアノ・トリオに関してはウッド・ベースのほうが好きですから.
 ホーンなどが加われば、エレクトリック・ベースもいいと思うんですが ・・・・・・・ こればかりは演奏者の意思があるところなので.

 音楽の方向性があるので、これも微妙な意見なのはわかっていますが、できればスタンダード曲も入れて欲しかった.
 そういうストレート・アヘッドなジャズを目指してはいないのかもしれませんが、一曲くらいスタンダードを ・・・・・ それも、思いっきり叩きつけるような演奏をして欲しいな. 
 


 アルバムの作り方についてはちょっと厳しい意見です.
 まず録音年月日が記載してないのが ・・・・・・ これは絶対に入れておいて欲しかった.
 ジャケット写真が、いかにも・・・・・という感じで、ボクはあまり好きじゃないかな.
 もうちょっとジャジーな感じが個人的には好きです.


 でもトータルでみてみると、いい意味で事前の予想を裏切ってくれた、ゴキゲンなアルバムです.
 どこかでこの演奏だけが流れていたら、 「だれ、これっ ・・・・」 って聴いてしまうようなアルバムです.
 もし機会があれば、みなさんもちょっと聴いてみてください.

 この記事の隣のバナーに、彼女のブログ・リンクも貼ってありますので、興味ある方は是非彼女のブログも覗いてみてください.


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 奇しくも、 iTunes にダウンロードしたら Diana Krall の横に並んでしまいました.
 そうか、この路線があったのか (笑) .
 まぁ、彼女のように歌いながらの演奏はいらないかな ・・・・・・・・・・ それとも歌もいけるのかな .

 やっぱりもう一つ上に行くには、東京だろうか ・・・・・ もっと東京へ出てきて演奏もして欲しいな.
 そうしたら知り合いのような顔して聴きに行っちゃおうかな (笑) .





 ちなみにここだけの話ですが、ボクが彼女のブログをのぞいていつも感じるのは ・・・・・・・
 アルフィーの 高見沢 に雰囲気そっくり (爆) .
 
 まぁ本人には内緒ですがね (笑)

Bad Romance

 今日は職場の退職者送別会.
 ボクも数年先にはお客様になるので、何か他人事ではありません.
 その時、どんな気持ちで紹介されるのを聞いているのかなぁ、なんて.


 昨年の送別会は 3 月 11 日でした.
 そろそろ送別会に出かける準備でもしようかと思っていたら、突然目の前がふらふら揺れ始め ・・・・・・ 最初はめまいかと思っていましたが、少ししてからやっと地震だと気がつきました.
 どのくらいの震度かなぁ、なんて気楽にテレビを点けたら、すでに 「津波警報」 などが発表になっていたように記憶しています.
 でもまだ津波は到達しておらず、まさかあのようなことがこれから起こるとは夢にも思っていませんでした.


 それからのことは、皆さんが目にした通りです ・・・・・・・・・・ .







 この災害支援にいち早く反応したのが Lady Gaga .
 衝撃的な津波被害の余韻が冷め止まぬ 3 月 12 日には、オリジナルのチャリティー用ブレスレットを作り、震災被害者救済活動を始めています.
 Lady Gaga は、色々な支援活動や、政治的活動でも有名です.
 このあたり、日本のミュージシャンとはかなり違う印象を受けてしまいます ・・・・・ 同じようなことを日本人がやっても、どうも様にならないというか.



110620_Lady-Gaga-tears-japan

 6 月には東日本大震災被災地支援イベントのため来日.
 支援活動の感謝状に涙する姿が印象的でした.





 そんな Lady Gaga 聴いてみますか.
 とにかく、その奇抜なファッションなどがやたらと取りざたされる彼女ですが、きわめて単純に曲だけ聴いていると、とてもメロディ・ラインがきれいで、歌唱力もあり ・・・・・・・ ボクは彼女の曲が結構お気に入りなのであります.
 そうは言っても、フリークとは言えませんがね.







GAGA002




    " The Fame Monster / Lady Gaga"



    1.  Bad Romance ・・・・ 4.55
    2.  Alejandro ・・・・ 4:34
    3.  Monster ・・・・ 4:09
    4.  Speechless ・・・・ 4:30
    5.  Dance In The Dark ・・・・ 4:48
    6.  Telephone (feat. Beyonce) ・・・・ 3:40
    7.  So Happy I Could Die ・・・・ 3:55
    8.  Teeth ・・・・ 3:40






 このアルバムは、一応 2 枚目のアルバムという位置づけなんでしょうが、ファースト・アルバム "The Fame" とカップリングされて発売されたりと、ちょっと微妙な位置にあるようなアルバムです.
 ボクの持っているものは、 International 盤の通常版と呼ばれる 1 枚だけのアルバム.
 他にも Remix などが出ている辺りは、まるで 浜崎あゆみ のようですね.


 やっぱり "Bad Romance" でしょ.
 この曲がこのアルバムでは一番好きな曲です ・・・・・・



   Poker Face   
   Paparazzi
   Monster
   Alejandro
   Telephone
   The Edge of Glory
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




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 素敵な曲が沢山あるけれど、きっと Lady Gaga の楽曲の中でも "Bad Romance" が一番好きかも知れません.
 もう最初の数フレーズだけでも、ググッときてしまいます.
 テクノ調のコーラスから入っていくサビの部分が、なんとも言えずいいのであります.
 Lady Gaga の人気は、きちんとした楽曲が作れることでしょう.


 このアルバムでは色々なタイプの曲が入っています.
 テクノ調な曲はもちろんですが、ガラにもなくしっかり歌い上げるような曲 ( "Speechless" ) が入っていたり、 "Alejandro" のような少しエスニックな香りを塗した曲もあったりして ・・・・・・ ファースト・アルバム "The Fame" よりも、このアルバムのほうがボクは好きです.
 もちろん、このジャケットも大好き.


 彼女は音楽だけでなく、ビジュアル的なものに対するセンスの良さも光っています.
 PV などもその最たるもの ・・・・・・・ 結構ヤバい内容の PV 作っちゃってるんですよね.

 良くも悪くも、今の音楽シーンを引っ張っている一人に間違いないでしょう.


 5 月には来日公演もあります ・・・・・・ さすがにボクのようなオヤジはアリーナのスタンディングは似合いそうもありませんが、ちょっと生で聴いてみたい気もしますね (笑) .





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 さて、雪です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 たった今、雪の中を送別会から帰ってきましたが、家のウッドデッキはこんなに雪が積もっています.
 出かける時も降ってはいたのですが、まだ暖かかったので積ってはいなかったのにねぇ.

 まぁ明日はお休みだから、いつものように引きこもって Lady Gaga でも聴いていようかな.

All for Nat King Cole

 雪だぜっ ・・・・・・・・・


 北陸などの日本海では、今年大雪ということですが、ボクの住んでいる辺りは全くと言っていいほど積雪なし.
 ほんとに久しぶりの雪、積雪です.




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 当直明けで帰ってきましたが、職場を出る時にタイヤ・チェーンを巻いて帰ってきました.
 車の軽さのせいか、はたまた有り余るトルクのせいか、雪道の登りにからっきし弱い我が家の Type-R なので、大雪が降ったらチェーンはボクの中で当たり前になっています.
 チェーン巻いていたって、リアはお尻ふりふりなのですから (笑) .


 こんな日は家でボーーーーーーーーーーッと過ごすのが一番です.
 正しい雪の日の過ごし方は、やっぱりどこにも行かないでしょ (笑) .



 腰の痛みもほとんどなくなってきましたが、まだ恐る恐るという感じ.
 今日はお休みですが、久しぶりに一日勉強です ・・・・・・ こうやって座っているのがきっといけないんだろうな、なんて思いながら.
 "いつもの講習会" の新しい教材なのですが、まだ日本語版が発売にならないため、英文教材の日本語訳をきれいにまとめながらの自己学習です.



 そんな最中、またまたお届ものがやってきました.
 輸入 CD 700円キャンペーンで購入 ・・・・・・・ 大人買い した CD たちです.
 ほとんどが Blue Note 4200 番あたりの、まぁあってもなくてもどっちでもいいかなという感じのアルバムたち ・・・・・ ちょっとかわいそうなアルバムですね、 700円 だから買ってあげようかと.






 そんなアルバムの中、唯一 Blue Note ではないアルバムがこれ.
 まだデビューして数年、ちょっと垢ぬけないところが残ったような感じが、逆に新鮮です.







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  " All For You: A Dedication To The Nat King Cole Trio / Diana Krall "





  1.  I'm An Errand Girl for Rythm  
             (N.K.Cole) ・・・・ 2:55
  2.  Gee Baby, Ain't I Good To You  
             (D.Redman-A.Razaf) ・・・・ 4:07
  3.  You Call It Madness
             (G.Dubois-C.Conrad-R.Columbo-P.Gregory) ・・・・ 4:37 
  4.  Frim Fram Sauce  
             (J.Ricardel-R.Evans) ・・・・ 5:01
  5.  Boulevard of Broken Dreams  
             (A.Dubin-H.Warren) ・・・・ 6:27
  6.  Baby Baby All the Time  
             (B.Troup) ・・・・ 3:36
  7.  Hit That Jive Jack  
             (J.Alston-C.Tolbert) ・・・・ 4:16
  8.  You're Looking at Me  
             (B.Troup) ・・・・ 5:33
  9.  I'm Thru with Love  
             (M.Malneck-G.Kahn-F.Livingston) ・・・・ 4:26
  10.  Deed I Do  
             (F.Hirsch-W.Rose) ・・・・ 3:32
  11.  A Blossom Fell  
             (H.Barnes-H.Cornelius-D.John) ・・・・ 5:13
  12.  If I Had You  
             (T.Shopiro-J.Campbell-R.Connelly) ・・・・ 4:55
  13. When I Grow Too Old to Dream  
             (S.Romberg-O.Hammerstein ll) ・・・・ 4:35




 Diana Krall (p.vo), Russell Malone (g), Paul Keller (b), 
 Benny Green (p - #12 only), Steve Kroon (perc - #5 only)

 Recorded at The Power Station, NYC, October 3-8, 1995.





 彼女の評価はいろいろです
 彼女の評価には、ピアノと、ヴォーカルの二つの評価があります.
 で、ボクの評価対象としてはヴォーカル.
 でもボクはヴォーカルのうまいか下手なのか、ということはまったくわかりません ・・・・・・・・ ただ、彼女の声は大好きです.
 結構 ・・・・・・ いやいや、超 癒されます.
 この辺りは、演奏がどうのこうのというんじゃなくて、ただもう声でぐっときちゃうという感じ.
 

 彼女のピアノについては、ボクの評価はあまり高くはありません.
 どうしても、歌の方に神経が集中しちゃって、ピアノをしっかり聴くという感じがしないんですよね.




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 このアルバムを聴いて、初めて彼女がどういう音楽を望んでいるのかがなんとなくわかったような気がします.

 このアルバムは ナット・キング・コール へのトリビュート・アルバムです.
 ナット・キング・コール はほとんど聴きませんが、それでも有名どころの演奏 ・・・・・ というか曲は知っています.
 ピアノもスウィンギーで、ヴォーカルも軽快.
 彼のピアノ・トリオも有名です ・・・・・ ピアノ、ベース、ギターという編成.
 この Diana のアルバムも、基本的にはこの編成.


 ちょうどこのトリオでの 1996 年の演奏が You Tube にありました、曲はなんと "Route 66" ・・・・・・ ナット・キング・コール で有名ですよね.  
 ギターの Russell Malone をフューチャーした演奏でしたが、結構よかった.


 ああ、こういう演奏が彼女の演奏なんですね.



 そんなことを考えながら聴いてみると、最初に書いたピアノだって、軽快で悪くないじゃないですか.
 ホンタケ のように胸に グサリ と突き刺さるようなピアノじゃないけれど、耳に心地いいピアノ ・・・・・ 断然こういうピアノもありです.
 選曲も、結構渋めの選曲と言ってもいいんじゃないでしょうか.





 Diana Jean Krall 1964 年 11 月 16 日生まれ、 カナダ 出身のジャズ・ピアニストでもあり、ジャズ・ヴォーカリスト ・・・・・ 近年はジャズに限らず色々なジャンルの歌を歌っているようです.
 このアルバムは彼女の 3 枚目のアルバム.
 ボクはこれ以前の 2 枚のアルバムを聴いていないので、どのくらい変わったのかは分かりません.
 最近のアルバムと聴き比べてみると、やっぱり若さがあるように思います ・・・・・ 最近の歌い方がは、ぐっと大人の色気のようなものがありますしね.

 
 ボクは、この最近の大人びた歌い方に ヘロヘロ です (笑) .





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 こんなことをゆっくり書いていたら、外は青空が広がっていました.
 ウッドデッキに積った、 10 cm ほどの雪も、いつの間にかみんな融けてしまいました.
 今日の雪は積もるのも速かったけれど、融けるのも速かった.



 そういえば明日からはもう三月 ・・・・・・・ 春はすぐそこですねぇ.

Miles Valentine

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 ほんの数週間前はかなり暖かな日が続き、これで冬も終わりかとおもっていたら、ここ数日の大雪です.
 昨日も午後から舞い始めたと思ったら、朝にはガッツリ積っていました.
 でも日中の気温は高めなので、比較的早く溶けるのがなによりです.





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 さて先日の美女の仕打ちですが、今日 HMV から連絡があり、やっぱり製造時のプレスミスとのことでした.
 良品盤が入荷次第再送してくれるようです.
 そして、手元の不良品は返品の必要ないようですので、希少盤として取っておくことができます.
 ようやく巡り合うアルバムの出来はいかほどのものでしょうか ・・・・ すでにキツイ仕打ちを受けていますので、開き直ってます(笑).



 そういえば、昨日は St.Valentine's Day でした.
 日本では、かなりいろいろな "便乗型 Valentine" があるようですが、 Valentine なんかまったく興味が無いオヤジにとっては、 Funny でも Sweet でもない、普通の 2 月 14 日でした.


 世間の浮かれた話題は無視して、シリアスな Valentine でも聴いてみましょう.








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  "My Funny Valentine / Miles Davis"




  1. My Funny Valentine
  2. All Of You
  3. Stella By Starlight
  4. All Blues
  5. I Thought About You




  Miles Davis (tp), George Coleman (ts), Herbie Hancock (p),
  Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded live at Philharmonic Hall, Lincoln Center on February 12, 1964.





 
 こういった、もろ直球勝負はボクあまり好きじゃないんですが、たまにはいいでしょうか.
 最初は "Jazz At The Plaza" のほうを紹介しようかと思ったのですが、音もちょっと良くないし、ルーキーにはこちらの方が絶対いいでしょうから・・・・・.




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 このアルバムは "'Four' & More" と同じ日のコンサート録音ですが、アルバムの内容はガラリと変わっており、この "My Funny Valentine" はスローテンポな演奏が中心、 "'Four' & More" は逆にアップテンポな演奏になっています.
 ジャズを聴き始めた頃は、この "My Funny Valentine" のアルバムの "Stella By Starlight" なんかが大好きでしたが、いつからか "'Four' & More" のほうが愛聴盤になってしまいました.

 この日の演奏曲目順はどこかに書いてあるのかな〜 ・・・・ ボクのちょびっとの知識ではわかりませんでした.

 "マイルス・デイヴィスの真実" でも、このアルバムのことはほんのさらりと書いてあるだけで、このアルバムのあとに、黄金のクインテットが誕生したということが、 Miles を語る上では重要なのかもしれません.
 George Coleman 可哀そうです ・・・・・ ここでの演奏も決して悪くないと、ボクは思うんですが.

 ちなみにどこかに、この公演のギャラを Miles が他のメンバーの分も無断で断ってしまったため、みんなが怒り狂った状態だった ・・・・ というようなことが書いてありましたね.
 これって、本当の話なのかなー ・・・・・・・・

 まぁ、それで George Coleman が辞めた訳ではありませんが.



 このアルバムが録音された頃の演奏は、ボクが一番好きな時代です.
 最近でこそ、 70 年代以降も聴くようになりましたが、やっぱり "Plugged Nickel" あたりまでがいいですね ・・・・ そう感じている人も、かなりいそうです.


 このコンサートは 2 月 12 日.
 Miles は誰かにこの曲を送ったのでしょうか ・・・・・

Faith's Face !

 昨日の雪と夜の寒さのせいで、今朝の道路はテカテカ ・・・・ よく言われる ミラー・バーン 状態です.
 朝、車の上には 5cm ほどサラサラの粉雪が積っていました.
 ボクの車は雪道強くないので、こういった日は超安全運転の低速走行ですが、走りながらでもタイヤがスリップ気味なのが良くわかります.
 信号機でも対向車が停止線付近で止まり切れず、交差点の中までスリップしてきたりと、こういった朝の道路は自分だけ気を付けていても、相手からぶつけられる危険性が本当に高いですよね.
 雪に慣れているボクらの地域でさえそうなのですから、普段雪の積らない都会のドカ雪などは、想像に絶しますね.


 さてさて、先日は美女に振り回され、きれいな女性はもうコリゴリ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 なはずなのですが、 Rock などの CD を整理していたら、またまた美女が出てきました.





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   "Cry / Faith Hill"




   1. Free
   2. Cry
   3. One 
   4. When The Lights Go Down
   5. Beautiful
   6. Unsaveable
   7. Baby You Belong
   8. If You're Gonna Fly Away
   9. Stronger
   10. If This Is The End
   11. This Is Me
   12. Back To You
   13. I Think I Will
   14. You're Still Here
   15. Wicked (日本盤のみ)






 Rock でもなければ、 Jazz でもありません.
 あえてジャンル分けするとすれば、間違いなく Pops でしょう.
 実は彼女のアルバム ・・・・・
 デビュー・アルバムの "Take Me As I Am" から、
 "It Matters to Me"
 "Faith"
 "Breathe"
 そしてこの "Cry" と持っています.
 大好きなミュージシャンの一人です.


 知っている人には常識ですが、彼女は元々 カントリー歌手なのです.
 1 作目の "Take Me As I Am" と、 2 作目の "It Matters to Me" は、ほとんどカントリーのアルバムで、事実 2 作目はカントリー部門の 1 位を獲得しています.
 そして 3 作目の "Faith" から Pops っぽくなっていきました.
 ジャケットも 1・2 作目は、なんとなく垢抜けない感じなのですが、 3 作目ではグッと男性の心をつかむような、ヤバい雰囲気を出し始めています.

 アルバム的には 4 作目の "Breathe" が最大のヒットを記録し、グラミー賞数部門を制覇しました.
 ちなみにこの "Breathe" の最後に収められている "There Will Come A Day" は 2001 年 9 月 11 日、WTC での同時多発テロの追悼番組 "America A Tribute To Heroes" の中でも謳われました.
 アルバムのジャケットもヤバいくらい素敵です.



Faith Hill006

 でも、ボクは 5 作目の "Cry" のほうが好きです.
 全体的にしっとりした感じの曲が並び、そしてしっかり歌い上げています.
 アルバム・タイトルの "Cry" はもちろんですが、 5 曲目の "Beautiful" もとっても素敵です.
 当たり前ですが、歌が本当にうまいんです ・・・・ 9 曲目の "Stronger" なんか聴いてみると改めて感じてしまいます.
 アップテンポの曲を歌わせても素敵ですが、しっとりと歌い上げるナンバーのほうが絶対にボクは好きです ・・・・ "You're Still Here" のようにね.


 私生活では、これまた有名なカントリー歌手 ティム・マッグロウ と結婚して子供もいます.
 この ティム・マッグロウ がまたいいんですよね ・・・・ バリバリの カントリー ですが数枚アルバム持っています、超雑食ですので.
 夫婦で歌っている曲もあります、こういった曲を聴くと Faith Hill のカントリー歌手としてのうまさもわかるので、1・2 作目のアルバムを聴いて、それ以降のアルバムと聴き比べるのも面白いですよ.



 Could you cry a little, lie just a little 
 Pretend that you're feeling a little more pain
 I gave now I 'm wanting
 Something in return
 So cry just a little for me

 ・・・・・・・・・・・・・・


 なにか、ボクに言っているような歌詞です.

 こんな言葉を、あの顔で言われたら、

 今日の雪のように、あっという間に溶けてしまうでしょうね.

オヤジ的 "ジャケ買い" の結末

 雪です ・・・・ それも、この冬一番の雪.
 こういう時に限って奥様はお泊りでスキーに行ってしまったので、ボクは朝から雪かきです.
 午前中は空も明るくなりかけ、晴れるのかと思ったのですが、午後からはまたまたどんよりとした曇り空、空からは雪が舞い落ちています.
 ただ、気温は高めですので、陽が出ていなくても雪は結構解けました.



DSC_05741





 以前に書いた "ジャケ買い" したアルバムが、発売予定より 10 日ほど遅れ、ようやく届きました.
 まったくと言っていいほど事前情報なし.
 ただ "きれいだから" 、たったそれだけで Click したアルバムです ・・・・・ 男気というやつですかね (笑) .
 で、そのアルバムがこれっ !!


Daugherty011

 Jo Ann Daugherty というピアニストのデビュー・アルバムで、トリオ演奏のアルバムです.

 どうでしょう、きれいな方ですよね.
 基本的にショート・カットの似合う女性が好きです ・・・・ このジャケットは普通の長さを上にまとめ上げているので、ショート・カットに見えるだけですが.
 きりりとした顔立ちが大好きです.

 完全に ツボ です ・・・・・
 故に久しぶりの ジャケ買い !!!


 今までの人生の中で、どうもボクはこういうきれいな方には苦い経験しかなくて、泣かされてきてます.
 まぁ、さすがに CD は大丈夫だと思っていたのですが ・・・・.









 やっぱり、きれいな女性には泣かされました !!


 期待しながら CD を聴いてみると、いきなりギターが聴こえます.
 あれっ、ピアノ・トリオだったよね ・・・・・ まぁ、デビュー作だからトリオ以外の曲も数曲入れたのかな〜、なんて聴いていますと.
 次の曲ではホーンが入っています ・・・・・ ええっーーーー.
 CD 出して印刷された面を見ても、ちゃんとこの CD のデータが書いてありますし、ジャケットと同じ顔がそこにも印刷されています.

 でも CD やジャケットには 11 曲と表示されているのに、 CD プレイヤーの表示は 9 曲 ???
 おまけに曲の時間も全然違います.


 もしやと思い、もう一枚のアルバム "Range of Motion" のデータをウェブで探してみると ・・・・・・・




Daugherty02


 完全に演奏時間なども一致します.

 iTunes での録り込みデータも、
きちんと "Range of Motion" と一致.
 とどめは Amazon で視聴してみたら完璧でした.
 ということは、演奏は "Range of Motion" で、それ以外のすべての部分が欲しかった "Debut" ということになります.



  グワーーーーーーーーーーーーーーーーーン


 どこまで、美女に翻弄されてしまうのでしょうか.
 ここまでされちゃうと、完全に 美女恐怖症 になってしまいます.
 本当に有り得ないです.
 早速 HMV にメールしておきましたが、折角なので iTunes に録ってから送り返すとします.
 まぁ、希少価値的な見地からは手元に持っていたいですが、きっとダメでしょうね.
 このアルバムは自主制作アルバムで、発売レーベルは Blu-Jazz 、全体の作りもそんなにいいとは言えませんので、こんなことが起きてしまったのかもしれません ・・・・ でもこのレーベルもそれなりにアルバム出しているんですがね.


 折角だから、半ばヤケクソぎみに聴いてみます.
 全体の印象としては、先日書いた Criss Cross のアルバムを連想させるような、スタンダードな演奏ですが、ホーン陣が結構頑張っている感じがします.

 3 曲目の "Harold's Tune" と、 8 曲目の "Still" はトリオ演奏でした.
 ちょっとばかり語尾がはっきりしなく、ピアノが暴れるような感じがありますが、そんなに悪くはありません.
 演奏全体とすれば、ソプラノ・サックスが入った新主流派っぽい演奏のほうがおもしろいのですが、ピアノだけみると "Still" のような演奏がいいのかも.

 このアルバムに関しては、ギター入りカルテット、ピアノ・トリオ、トロンボーンの入ったクインテット、ソプラノ・サックスのカルテットと、いろいろな編成の演奏がごちゃ混ぜになっている感じがあります.
 どうせだったら、もう少し的を絞って作って欲しかったかな.
 ギター入りカルテット演奏も、結構ゴキゲンでしたし.



 "Range of Motion" と "Debut" のジャケット写真の印象はかなり違いますね.
 確かに同じ女性なのですが、ヘアースタイルなどでガラリと変わってしまいます.

 ここまで翻弄されてしまうと、笑うしかないですね.
 美女はもう ・・・・・・・・ コリゴリです.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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