小川隆夫

第 18 回 東京ジャズ

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 今年もやってきました 第 18 回東京ジャズ .
 土曜日は昼から夜まで、部屋で radiko から流れる演奏を聴いてました.

 会場であの雰囲気を味わえないところが、地方在住の辛いところだね.





  ( ↑↑ リッチ・リンクが不安定です)

 ボクが一年のうち唯一、いろいろ新しい音楽を聴く日 ・・・・ と言っても決して過言ではないかも (笑)
 東京ジャズ とはいうものの、最近はモダンなジャズばかりではなくいろいろな演奏が聴けるので、それはそれで楽しむことができます.


 おまけに家で写真作りしながらそれを堪能できちゃうんだから.




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 ● リハーサル中 : 小川隆夫 氏の Facebook からお借りしました ●

 解説はお馴染み 小川隆夫 さん、アナウンサーも例年通り 伊藤雄彦 さんと 鹿島綾乃 さん.
 一昨年のブログ にも写真載せましたが、皆さんいい感じでお歳を重ねてますねぇ (笑)
 まぁ人のこと言えませんがね.


 伊藤さんも鹿島さんもジャズがお好きなようです.
 伊藤さんなんて最後には職務放棄して チック・コリア 観にいっちゃうんだから (笑)
 二回も握手してもらったと、感動しておりましたね. 




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 まずは昼の部です.
 いつものように聴く前に 東京ジャズ のホームページ観たりしないようにしているので、ラジオ聴いて初めて今年はこんな人が出るんだって感じなのです.




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 ● Meshell Ndegeocello : 東京Jazz ホームページから ●

 名前が難しい、 ミシェル・ンデゲオチェロ っていうんですね.

 「 スワヒリ語 で 「鳥のように自由」 という意味の 「ンデゲオチェロ」 という名を持ち、旧 西ドイツ 出身で アメリカ を中心に活動する孤高のベーシスト。 1994 年には マドンナ のアルバムに参加しベース・プレイヤー誌の選ぶ 「ベーシスト・オブ・ザ・イヤー」 に女性として初めて選出。 ハービー・ハンコック 、 パット・メセニー らとのセッションでも知られ、 2018 年発表のカバーアルバム "Ventriloquism" は グラミー賞 にノミネートされるなど、ファンク・R&B・ジャズ・ロックなどジャンルを超越した活動を続ける彼女のパフォーマンスを目撃してください!」 (東京Jazz ホームページから引用)


 単純にジャズとは言いにくい音楽です.
 まぁそれが悪いとかいいとかの問題ではありませんので、聴く側の好みかなぁ.
 ラジオだと当然顔とかわからないので、西ドイツ出身というだけで、てっきり白人だとばかり思ってました.
 後で 東京ジャズ home pageで写真見て「あっ、こんな人だったんだ」

 ボクは結構 BGM っぽい感じで聴いてました.
 まぁこういうのも全然ありですね.




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 ● MISIA × 黒田卓也 : 東京Jazz ホームページから ●

 今回も出演アーティスト情報を知らないまま聴いていたので、最初 ミーシャ って聞いた時にかなり違和感ありました.
 ところが演奏が始まると 黒田卓也 グループのパワフルな演奏と、彼女のソウルフルな歌がとても見事にマッチしている感じで、とてもゴキゲンでした.

 調べたら、何年も前からこの二人は共演し、ジャズ・フェスティバルに出演しているようで、 You Tube にもいろいろ演奏がアップされています.


 黒田卓也 の演奏が兎にも角にもゴキゲンなのです.
 こういう演奏、好きだな.
 テレビ朝日系 「報道ステーション」 のオープニングテーマ曲 "Starting Five" で一躍一般の方にも名前が知られるようになりました.
 最初は某番組とか言ってましたが、曲が終わった後にはガッツリ 「報道ステーション」 と名前出してました (笑)
 なにげに NHK らしくなくていいな、こういうところも ジャズっぽい.




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 演奏は MISIA の曲なんかも交えて 11 曲.


 こちらの演奏もストレートアヘッドな演奏ではありませんが、ビートを効かせたノリノリの演奏でとても聴き易い.
 この人の演奏はもう少し聴いてみたいです.

 おまけに しゃべくり がとても楽しかったな.




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 この後 30 日 代々木公園ケヤキ並木 で行われたライブから二組ダイジェストで.




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 ● Hanah Spring : 東京Jazz ホームページから ●

 こちらも、名前聴くのも、歌聴くのも初めてです.
 とにかく歌がうまいのはすぐにわかります.

 ただ昔ながらのジャズ・ヴォーカリストという感じとはかけ離れていて、いろいろなエッセンスが混じり合った感じです.
 ちょっと不思議チャン感覚の漂う歌声です.

 小川さんが番組内でも言っていましたが、今の時代ジャンル分け自体がナンセンスかもしれません.




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 ● Z EXPRESS BIG BAND : 東京Jazz ホームページから ●

 このバンドは全員 YAMAHA の楽器を使用しているミュージシャンで結成されています.
 セルマー とかじゃないところが、微妙にいい感じ.

 やっとストレートアヘッドな演奏が登場しました.
 ビッグ・バンドってこういう感じだよねぇ、って演奏.
 こういうホーン・アンサンブル、久しぶりに聴いたなぁ ・・・・・ やっぱりいいです.


 ボク的にはこの演奏が今回一番、いい意味で裏切られた感じでした.
 本当にこの演奏はよかった.




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 そして Selim Slive Elementz の 2 作目 "VOICE" から "Remembering Isle of Wight" が、何となんとかかってしまいました.




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 ● Selim Slive Elementz ●

 Selim Slive Elementz は 小川隆夫 さんがプロデュースとギタリストとして参加しているグループで一昨年は確か参加していたんだよね.
 演奏は、エレクトリック・マイルスを継承する演奏で、特にホーン陣がかなりパワフルなパフォーマンスします.

 今年は 東京ジャズ とは直接関係ありませんが、そんなアルバムの PR も含めて、曲かけちゃうんだから.

 「報道ステーション」 テーマ曲も含め、偉いぞ NHK !!




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 ● "Voice / Selim Slive Elementz " ●

 かかった曲はシングルカットされている "Remembering Isle of Wight"

 どうして フィルモア・イースト ではなく ワイト島 なのか ・・・・・
 その時説明したのかよく覚えてません.
 ちょうど写真の印刷が佳境に入っていて、そちらに集中しながら聴いてたので ・・・・・  (笑)


 最近はすっかりミュージシャンになってしまった小川さん.
 東京 に行く機会が少なくなってしまったので、ちょっとお会いしてません.
 また ONゼミ に顔出して、そんなことも聴いてみたいと思います.

 ちなみにこのアルバムは、現在ボクが財政的にかなり困窮している状態でまだ購入しておりません.
 だから今、一枚目の "Resurrection" をかけながらこれを書いてます.




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 ここからいよいよ夜の部.




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 ● Avishai Cohen Trio : 東京Jazz ホームページから ●

 まずは アヴィシャイ・コーエン トリオです.

 ボクはヴォーカルが結構入っている "Seven Seas" しかアルバムを持っていないので、何となく程度しかわかりません.
 演奏を聴いてみると、何となく程度しかわからないはずなのに、どこから聴いても アヴィシャイ・コーエン って感じなんですね.


 ボクの中でのジャズ時計は完全に停止していますが、この人もすでにベテランの域に達している人です.
 同じようなフレーズを何度も繰り返したり、独特な世界観を持ったような音の広がり.
 とても多国籍的な雰囲気を持つ演奏で、そんなところも何気に好きです.




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 ● The Chick Corea Akoustic Band : 東京Jazz ホームページから ●

 最後は チック・コリア トリオ.
  今年のメインキャストとでもいうのかな、土曜日はアコースティックに、そして日曜日はエレクトリック.

 アコースティックの チック・コリア は、何かホッとする感じ.
 スタンダードも織り交ぜての演奏は何も言うことないかな.
 変に小難しく聴く必要もないですし.


 アンコールでは "アランフェス協奏曲" が流れ始めました.
 そう、あの "Spain" です.

 1972 年に発表された リターン・トゥ・フォーエヴァー 二枚目のアルバム "Light as a Feather" に収録されていた曲で、 チック・コリア の代名詞ともいわれる曲の一つです.

 途中で会場の合唱も加わったりして、アンコールでこういう曲演奏されちゃうと、完全に鳥肌ものだな.





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 ● Charles Lloyd : 東京Jazz ホームページから ●

 本日 (日曜日) のステージでは チャールズ・ロイド が登場します.
 この演奏も聴いてみたいなぁ.


 でもボクの 東京ジャズ は昨日で終了.
 たった一日のラジオ鑑賞でしたが、今年も普段聴くことのない演奏を聴くことができました.

 来年こそと思っているだけで、結局毎年部屋で聴いているという ・・・・・・


 でも、一応来年こそは生で聴いてみたいと思ってみます.




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Midnight Sun

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 10 月です ・・・・・・ 年度でいうと、半分が終了.
 実は 10 月から週三日だった仕事が五日のフルになりました.

 28 日に一応打診があって 1 日には辞令交付という、超スピード人事でした (笑)

 正直前のような仕事のペースが、自分にとってはいいのですが ・・・・・ 周りの仕事も忙しくなってきたため仕方ない.
 まぁ働けるうちに働くことにします.


 そして昨日は早速年次休暇.
 知人の父親が亡くなったため告別式にいってお焼香してきました.




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 告別式会場は家から約 40 km.

 以前は一般道しかなかったので 1 時間以上かかっていましたが、今年 4 月に 中部横断自動車道 が 八千穂高原 IC まで開通になったので、 上信越道 経由で 30 分もかかりませんでした.

 車線は片側 1 車線でほとんど対面通行になります.
 でも通行車両が少ないのでそんなこと気にもなりません.
 おまけに 佐久北 IC から 八千穂高原 IC までは現在無料区間です.

 以前救急関係の講習のため 山梨 に通っていたころは、必ず 国道 141 号線経由で 清里 を越えてきました.
 とにかくこの国道走って 小海 抜けるまでがすごく長くてねぇ ・・・・
 小海 を抜け、 海ノ口 からの峠道で タイプ R のタイヤを軋ませて走り抜けたなぁ

 今になれば懐かしい思い出です.




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 それにしても昨日は本当に気持ちのいい天気.
 こんな青空見ながらのドライブは本当に最高でした.

 そういえば最近こんなドライブまったくしてないなぁ ・・・・・




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 すっかり秋 ・・・・

 こんな秋の夜長は極上のバラードでも聴いてみよう.
 日本ミュージシャンだって、とってもステキなんだな.






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  " Midnight Sun / 山本剛 "





  1. Midnight Sun
         (L.Hampton-S.Burke-J.Mercer) ・・・・ 6:05
  2. Autumn Leaves
         (Joseph Kosma) ・・・・ 5:06
  3. Wave
         (Antonio Carlos Jobin) ・・・・ 6:10
  4. A Shade Of Love
         (Tsuyoshi Yamamoto) ・・・・ 4:22
  5. Billy Boy
         (Traditional) ・・・・ 5:30
  6. Love Is Here To Stay
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 8:21
  7. Blue Manhattan
         (Tsuyoshi Yamamoto) ・・・・ 4:43
  8. Kid
         (Tsuyoshi Yamamoto) ・・・・ 2:15






  山本剛 (p), 岡田勉 (b), 岸田恵士 (ds)
  Recorded at ONKYO HAUS, Tokyo, June 3 & 4, 1978.






 Three Blind Mice (TBM) レーベルから 1978 年にリリースされたアルバム.
 オリジナル曲が 3 曲で、他はスタンダードなど.





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 このアルバム録音の前年の 9 月、 モンタレー・ジャズ・フェスティバル にサプライズゲスト的に出演、 1 曲だけ演奏したのがこのアルバム・タイトルにもなっている "Midnight Sun" でした.
 モンタレー での演奏は 1 曲だけでしたが、そのまま ロサンゼルス 経由で ニューヨーク へ行き約 7 か月 アメリカ に滞在.

 1978 年 4 月に帰国、その後吹き込まれたのがこのアルバムでした.
 アルバムは モンタレー の凱旋アルバム的な感じで、その時演奏した曲を 1 曲目に入れアルバム・タイトルにもしています.


 6 曲目の "Love Is Here To Stay" は ガーシュウィン兄弟 の曲ですが、一般的には "Our Love Is Here To Stay" という題名のほうが多いでしょうか.




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 この写真は 【証言で綴る日本のジャズ】 から借りてきましたが、この記事 ・・・・ インタビューアーが 小川隆夫 氏.

 実はこの記事がものすごく面白い.
 特に Three Blind Mice (TBM) を好きなボクにとっては涙モノ.

 こちらの記事を読んでもらえば、ボクなんていろいろ書く必要まったくないです.

 山本剛 を語るうえで TBM は欠かせません.
 そうなると 藤井武 氏になっちゃうわけです.


 過去の ON ゼミ で 藤井氏 に会って、いろいろなお話を聞き、ほんの少しお話しできて、 CD お土産にもらって、持っていったアルバムにサインもらって ・・・・・・
 もうこれだけで十分すぎる.




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 「 山本剛 はバラードとブルースだけを聴けばいい」 と 藤井武 氏が語った ・・・・ というような話をボクもどこかで聞いたことがありますが、インタビューを読むとちょっとニュアンスが違っているようです.

 でも 山本剛 のバラードとブルースは絶品というのはほとんど間違いないでしょう.

 インタビューの中でも書かれていましたが、ボクも彼の弾くピアノの独特の "間" がとても好きです.



 演奏については改めて書くまでもなく、 TBM の 山本剛 は極上のワインのようなのです.




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 さて 9 月の映画鑑賞.
 先月も WOWOW 中心になりました、相変わらずドラマも観たり.



  劒岳 点の記
  アンノウン
  007 / スペクター
  オデッサ・ファイル
  告発のとき
  崖っぷちの男
  レイヤー・ケーキ
  ブラックブック
  ルームメイト
  理由
  シン・ゴジラ
  ジャスティス・リーグ
  ソード・オブ・アサシン
  ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
  たそがれ清兵衛
  アントマン


 以上 16 作品でした、内容的にはまあまあって感じかな.



 "シン・ゴジラ" は 東京 での研修の復習も兼ねて観てみました.
 フムフム ・・・ なるほど ・・・・・

 "劒岳 点の記" は何度観てもおもしろいし、いい映画だと思う.

 そんな中の一本は ・・・・・・・





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 でしょうね.

 たまたま一人の夕食でテレビを点けた時に始まって、最後までガッツリ観てしまいました.
 すでに民放での放送もあったはずですが、基本的にあまりテレビ観ないのでこれが初めての鑑賞でした.

 第 26 回 日本アカデミー賞 (2002 年度) で全部門優秀賞受賞という記録を樹立した映画.
 たしかに観てみたらいい映画でした.
 特に子役の存在が大きいなぁ.

 それと終盤の 朋江 が家から飛び出してくる場面は ・・・・・・




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 この果し合い場面は、ボクの住んでいる隣の 上田市 で撮影されました.

 その後この画面にも出てきた旧家が火災で全焼してしまったんだよなぁ、たしか.


 そろそろ劇場鑑賞もしないといかんなぁ ・・・・・ と思ってはいるものの.




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Some Other Stuff

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 今年もやってきました 東京ジャズ ・・・・・ と言っても、出不精のボクは会場まで聴きに行くわけでもないんですがね.

 例年通り、昨日は radiko でずっと聴いていました.




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 今年も いつもの小川さん がゲスト解説者で、アナウンサーも昨年と同じです.

 ボクの場合なかなか新しい演奏を聴く機会がないので、一年に一度この番組がとてもいい刺激にもなっています.
 普段絶対聴かないような演奏がここでは聴くことができますので.


 ロバート・グラスパー グループの演奏もよかったけれど、圧巻は土曜日のトリ ハービー・ハンコック でしょうね.
 ロバート・グラスパー も参加してすごい演奏でした.

 ロバート・グラスパー と言えば、今 ローリン・ヒル との一悶着で話題の人だったりもします.




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 今日の昼間は THE VOICES として、ホールで新生 マンハッタン・トランスファー も登場.

 今年 "THE JUNCTION" を発表、その中の "CANTALOOP (FLIP OUT!)" は何回か聴いてみましたが、超ゴキゲン.
 このアルバムは購入する予定です.

 このステージも FM 放送で聴きたかったんだけれど、残念ながら今日の放送はないんですよね.


 やっぱりお金出して聴かないとダメですね (笑)




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 そんな "CANTALOOP" のオリジナルともいえる "Cantaloupe Island" が入っているのが、 1964 年に発表された "Empyrean Isles (BLP-4175)" .


 今日のアルバムはその次の、次に、発表になったアルバムです.







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  " Some Other Stuff / Grachan Moncur III "





  1. Gnostic ・・・・ 11:42

  2. Thandiwa ・・・・ 8:17

  3. The Twins ・・・・ 12:53

  4. Nomadic ・・・・ 7:43






  Grachan Moncur III (tb), Wayne Shorter (ts),
  Herbie Hancock (p), Cecil McBee (b),
  Tony Williams (dms)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, July 6, 1964.







 ジャケット写真はいつものように輸入盤のためか、違う番号になっています.
 ジャケットデザインはとてもステキです ・・・・・・ ジャケットは.

 演奏されている曲はすべて グレイシャン・モンカー・三世 によるもの.




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 グレイシャン・モンカー・三世 が Blue Note に残したリーダー・アルバムはたった 2 枚だけ.
 本アルバムはその 2 枚目になります.

 一作目の "Evolution" もかなりアブストラクトな新主流派的な演奏でした.

 正直ボクの好みと言えるような演奏ではありません.
 聴く前から何となくわかっていたものの、今日のアルバムを含め Blue Note の 4100 番台までは買える時に買っておこうと思って含め購入.




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 前述のように "Evolution" も結構シリアスなジャズ・ファンには間違いなく敬遠されるレベルだと思いますが、本作はさらにそこにフリー・ジャズの要素を大きくトッピングした感じ.


 ぶっちゃけ、結構 カオス 感が漂ってます.
 フリー・ジャズとか好きな人には楽しめそうですが、ボクはこのアルバムは結構キツイ.
 時代的にも、いろいろな人が新しい方向を模索している時代でもあり、そんな混沌とした雰囲気がアルバムにも現れているといえばいいのかなぁ.


 ジャズにおける シュールレアリスム 的な表現というか ・・・・・・
 アヴァン・ギャルド という表現がとても似合うアルバムです.




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 さて 8 月の映画鑑賞ですが、 8 月は映画館にはいかなかったものの 17 本も観ました.
 他にも何本か途中まで観たものもありますが、それらはつまらなく途中リタイヤ.



  007 ダイヤモンドは永遠に 
  007 ゴールドフィンガー
  大怪獣ガメラ
  大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
  友へ チング
  ジェイソン・ボーン
  エヴァの匂い
  ボーン・レガシー
  地球が静止する日
  トータル・リコール(2012)
  雲のむこう、約束の場所
  メンフィス・ベル
  秒速5センチメートル
  言の葉の庭
  IT/イット“それ”が見えたら、終わり。
  遊星からの物体X
  マイウェイ 12,000キロの真実






 新海誠 の作品は別として ・・・・・・

 この頃の 007 シリーズは ジェームス・ボンド の魅力がいっぱいで、何度観ても面白い.
 一連の "ジェイソン・ボーン" シリーズ (厳密にはシリーズにはなっていませんが) も独特のスピード感と緊張感があってそれなりに楽しめます.

 そういえば "メンフィス・ベル" に デヴィッド・ストラザーン が出てました ( "ジェイソン・ボーン" のシリーズの ノア・ヴォーゼン ).


 さて、そんな中の一本は ・・・・・・・・






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 完全に ジャンヌ・モロー に一票って感じです.

 ここまでの悪女 ・・・・ わがままな女を演じていても彼女だったら許せちゃう男はごまんといるんじゃないでしょうか (笑)

 映画自体はそれほどいい映画とは思いませんが、やっぱり彼女の悪の魅力があふれています.


 この映画は 1962 年公開、当時彼女は 34 歳だと思いますがちょっと老けた感じがありました ・・・・ なんとなくちょっと老けた ベティー・デヴィス みたい.
 それでもキレイなことには変わりありません.




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 そしてこの映画、 ビリー・ホリディ の "Willow Weep For Me" がとにかく印象的.
 この時代のフランス映画は、ジャズを使っているものがたくさん多い.

 特に ジャンヌ・モロー とジャズと言えば 1957 年の "死刑台のエレベーター (1957)""危険な関係 (1959)"
 両映画とも大好きですし、そこに使われた音楽も大好き.

 もちろん ジャンヌ・モロー は言わずもがな.




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 長野県 上田市 別所温泉 臨泉楼 柏屋別荘 にあった彼女のサイン.
 こんな 日本 の田舎の温泉までやってきたのかと思うと、ほんのちょっとだけ距離が縮まった気もします.
 

 ちなみにこちらの旅館は現在休業 (廃業 ?) で宿泊はできません.




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Resurrection / Selim Slive Elementz

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 先週末の 東京 行きは EOS学園 の撮影実習が一番の目的でしたが、前日もONGAKUゼミナール のイベントがあったことから前泊.

 その他にもずっと前に取り置きしてもらっていた CD を頂いてきたりで、まぁ一石三鳥 ・・・・・ そうそう、コンテスト用写真提出も含めると一石四鳥くらいになるかな (笑)


 地方に住んでいると新幹線で 1 時間 30 分とはいえ、なかなか簡単に遊びに出てこられないからねぇ.




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 頼んであった CD というのが Selim Slive Elementz の CD .

 そう ・・・・ あの 小川隆夫 さんがミュージシャンとして参加しているグループの CD .


 Bar le sept で CD 発売記念のトークイベントを行った時に、お店用に一枚余分に確保してあったものをいただきました.
 アルバム発売が昨年の 8 月だったと思うので、取り置きを頼んで 10 か月も経ってからの受け取りになってしまいました ・・・・・ 「今頃かいっ !!」 なんて言われそうです (笑)

 ありがとうございました Noriko さん.



 CD のサインは上が 小川隆夫 氏、下が音楽的なリーダー 平戸祐介 氏.
 サインの下、四角の中に 7 とか 9 とかの数字が書かれているので 小川さん に意味を尋ねたら

   ・・・・・

 単純にキーボードのデザイン.

 平戸さん は必ずサインとともに書いているようでした.


 そう言われてみればキーボードですね.




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 このグループの旗揚げライブは、たしか 横浜 の "Motion Blue" じゃなかったかな.
 アルバムの方はその後行った 代官山 の "晴れたら空に種まいて" でのライブ演奏です.





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  " Resurrection / Selim Slive Elementz "





  1. Introduction
         (Y.Hirato-T.Ogawa) ・・・・・ 2:16
  2. Strange Vibes
         (Y.Hirato-T.Ogawa) ・・・・・ 10:09
  3. Call It Whatever
         (Y.Hirato-T.Ogawa) ・・・・・ 9:48
  4. Dark, Dark, Dark
         (Y.Hirato-T.Ogawa) ・・・・・ 7:10
  5. Double Image
         (Y.Hirato-T.Ogawa) ・・・・・ 9:01
  6. Reincarnation
         (Yoshihiro P Koizumi) ・・・・・ 6:07
  7. In A Silent Way / It's About That Time
         (J.Zawinul-M.Davis) ・・・・・ 11:14   




  Selim Slive Elementz
  平戸 祐介 (quasimode) ; Keyboards, Musical Director
  元晴 (ex. SOIL & "PIMP" Sessions) ; Saxophone
  栗原 健 (mountain mocha Kilimanjaro) ; Saxophone
  コスカ ツヨシ (cro-magnon) ; Electric Guitar
  小泉 P 克人 ; Electric Bass
  大竹 重寿 (cro-magnon) ; Drums
  西岡 ヒデロー (Conguero Tres Hoofers) ; Percussion
  小川 隆夫 ; Electric Guitar, Producer

  Recorded live at "晴れたら空に豆まいて" ,代官山, May 18,2017.







 昨年 8 月にリリースされた、このグループのデビューアルバム.
 10 か月遅れで手元に届いた感じです.

 小川さん曰く 「 5 枚買うとご利益がある ・・・・」 ということですが、とりあえずボクは家内安全のため 1 枚買っておきました.





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 このグループの演奏を初めて聴いたのが昨年 1 月の ONGAKUゼミナール

 それもデモテープからほんの一部.
 あの時にはこんな形になるとは、正直思ってもいなかった.


 昨年この CD 発売後には 東京ジャズ にも出演.

 東京ジャズ と 小川さん と言えば、数年前からこのイベントの NHK 解説者として出演していますが、何んとミュージシャンとしても出演するとは (笑)




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 演奏ですが、全編 エレクトリック・マイルス 感が漂っています.

 一昔前だったらちょっと聴いて 「ごめんなさい」 だったと思いますが、大人になった今はこんな演奏もどんと来い.
 だからこういうエレクトリックな感じがダメな人は、絶対ダメかも.

 透明感のある "Introduction" から一気に "Strange Vibes" へとヒートアップしていきます.
 まずフロントのサックスがブローしまくりでグイグイ.
 ホーンのアンサンブルもイカしてます.

 そしてリズム・セクションがすごくしっかりしているので気持ちよく聴いていられます.
 特にパーカッションがかなりゴキゲン. 




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 "Dark,Dark,Dark" が好きだな.
 すごく牧歌的な出だしから少しずつ高揚感出てくるんだけれどあくまでクール.
 ソプラノサックスの音色もとても気持ちいい.

 そこに続くのがこのグループの代表的な演奏でもある "Double Image" .
 一気にその高揚感が爆発する感じです.

 そして "Reincarnation" へと.
 また一気に雰囲気が落ち着き、 マイルス へのレクイエムのようです.


 最後は "In A Silent Way" から "It's About That Time"


 正直もっとボクには厳しいアルバムかと思っていましたが、聴いてみたらそんなこと全然なくて.
 とても聴きやすく、ご機嫌なアルバムでした.




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 このグループについては何回かこのブログの中でも紹介しています.
 とくにグループ名などについては ・・・・ こちらを



 マイルス が生きていたらきっとこんな音楽をやっていたのかもしれない ・・・・
 ということは、これからもさらに マイルス の音楽を進化させなくちゃいけないのかな.

 ということは、もっともっと誰もしないような音楽になっていくのでしょうか.



 次回作はさらに進化した姿を見せてくれるのではないでしょうね、きっと.


 このグループ、次回にも大きく期待 ・・・・・・ あっ、これは違う方のセリフでした (笑)




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 ワールドカップ盛り上がってますねぇ.

 ボクの注目は クロアチア ・・・・ モドリッチ も調子よさそうですし、サポーターがつまらないことしなければいい線いきそうな気配.
 UEFA EURO 2016 でも決勝トーナメントで ポルトガル に負けちゃったけれど、内容的には勝ってもおかしくなかった.


 今夜の アルゼンチン 戦が最大の山場かな.




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 そして何といっても 日本 !!

 久しぶりに落ち着いて観ることのできた試合でした.
 やっぱり最初のプレーが大きかったなぁ.

 前半同点にされどうなるかとも思いましたが、後半はすごくよかったので、まぁ負けることはないだろうって感じでした.

 いつもはハラハラのほうが強かったんだけれど、今回はよかった.




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 ただ残り 2 試合も厳しいので、まだまだ安心できません.
 2 勝 1 敗で 3 チーム並ぶ可能性もありますから ・・・・・・・


 とりあえず次も勝ち点ですね.



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ONGAKUゼミナール vol.55

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 EOS学園 だけでしたら日帰りでもまったく問題ないのですが、ちょうど前日の夜 ONGAKUゼミナール ( ONゼミ ) が開催されるということで、泊まりでの 東京 .


 その ONゼミ の前に写真関係のお話し.



 今回、夕方までの空き時間に先日の 撮影会 のフォトコンテスト応募をすることにしていました.
 作品提出は A4 でも全く問題なく、前回佳作をいただいた作品も自宅で A4 印刷したものでした.
 ただ、いろいろ上位入選者の話を盗み聞きしていると、やっぱり A3 のほうがインパクト強いような ・・・・・・ 柳の下のドジョウを狙うボクとしては、下心アリアリって感じなのです.




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 ということで、今回は思い切って 2 作品を A3 で提出することに決定.

 自宅印刷できないのでいろいろ考えましたが、結果的には ヨドバシカメラ 西口本店のプリント館が時間的にも速そうなので、おまけに作品提出もその場でできますし.


 データ持ち込んで 30 分ほどで仕上がり
 その間に SD カード購入.
 前回のコンテスト入賞でいただいた商品券や、撮影会で貰った割引券を利用して.
 商品券は次回も入賞できるよう、変なものを買わないで写真関係に還元します (笑)



 さて、写真の仕上がりですが ・・・・・・・
 一枚は思っていたような色でまぁ満足でしたが、もう一枚が.
 コントラストが強すぎて、どうもボクのイメージとは違う.
 このあたりが自分で確認して調整できないので難しいところかな.




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 仕方ないから A4 で同じような雰囲気の写真を追加で出すことに決定.

 結構テンションガタ落ちって感じ ・・・・・・・ 涙




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 さてここからが本題、久しぶりにジャズのお話し.

 久しぶりの ON ゼミ です.
 この ONゼミ は、いろいろなテーマに沿って演奏を聴き、小川さんの蘊蓄やインタビューの話なども聞いていきます

 この ON ゼミ の開催も 55 回目だそうです.
 ボクが最初に参加した時のレジュメ見てみたら ・・・・・ なんと第 15 回って書いてありました.




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● 歩行者天国 ●

 今回は EOS学園 を一緒に受講している S さんを誘っての参加.
 四丁目交差点で待ち合わせして会場の Bar le sept へ.

 エレベーターで主催者の Gomez さんと 珈琲抽出師 岩崎泰三 さんとバッタリ.




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● 小川隆夫氏 : 最近ではミュージシャンの顔を持つ いつもの小川さん です ●

 今回のテーマは、最近出版された "ジャズ超名盤研究" (シンコーミュージック) を記念して、その中から 10 曲をチョイス.


 書籍では 34 枚のアルバムが紹介されています.
 これは スイング・ジャーナル に連載されていたシリーズで、なぜか 34 回で終了.
 これらのアルバムはすべて編集室で選んだもので、小川さんが選べばもっと違うラインナップになったそうな (笑)


 過去のインタビューのお話しやエピソードを散りばめながら、もう一度名演を聴いていきます.
 みんな有名なアルバムばかりなので、話の内容は本当にサラリと.




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● Surf Ride / Art Pepper (Savoy) ●

 1. "Surf Ride"


 このアルバム SP 時代のアルバムで演奏もちょっと古い感じがあるので、買おう買おうと思っていたものの未だに棚にはありません. 

 アンサンブル重視のウエスト・コーストのなかでも黒人ぽいハード・バップを演奏したのが アート・ペッパー .




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● A Night at Birdland Vol. 1 / Art Blakey (Blue Note) ●

 2. "Quicksilver"


 録音当時 Birdland の司会者でもあった Pee Wee Marquette のお話しは以前にも聞いたことがありました.
 スイング・ストリート のことや ビリー・エクスタイン楽団 なんかのことも.  




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● Cookin' / Miles Davis (Prestige) ●

 3. "My Funny Valentine"


 Prestige や Blue Note の契約のこと.
 バラード演奏での コルトレーン やアンサンブルのこと.  




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● Saxophone Colossus / Sonny Rollins (Prestige) ●

 4. "You Don't Know What Love Is"


 このアルバムは "St. Thomas" や "Moritat" の印象が強いですが、敢えてこの曲.
 麻薬のことや ローチ&ブラウン・クインテット、性格のことなどなど.
 このアルバムもひょっとするとクインテットになっていたかも ・・・・・




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● Thelonious Himself / Thelonious Monk (Riverside) ●

 5. "'Round Midnight"


 今回の 10 枚はみんな有名なアルバムばかりですが、アート・ペッパーとこのアルバムだけは持っていません.
 モンク は未だに苦手.

 モンク のソロ・アルバムについて.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ここまでが前半で、小休止.
 全部で 10 曲なので、かなり話しても余裕ですね.




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● 珈琲抽出師 岩崎泰三 氏 ●

 向かって右側がボクのブレンド、左側は一緒に行った S さんが頼んだ パナマ の "ゲイシャ ナチュラル" .
 こちらのコーヒーも、小川さんのジャズのお話しに負けないくらい、ディープでマニアックな世界なのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




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● Cool Struttin' / Sonny Clark (Blue Note) ●

 6. "Cool Struttin'"


 その昔、評論家 油井正一 氏が 「この曲のメロディを知らない人とはジャズの話をしたくない ・・・」 というようなことを言ったという逸話が残っています.
 そのくらい有名 ・・・・・ 特に 日本 では有名なアルバムであり、タイトル曲の演奏なのです.

 ソニー・クラーク のクラブ・ギグのことや、 日本 の人気から アメリカ でも知名度が上がっていったお話など.




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● Somethin' Else / Cannonball Adderley (Blue Note) ●

 7. "Autumn Leaves"


 これも マイルス・ディヴィス に関係したお話し中心に.
 テーマ部分のメロディは マイルス しか吹いていないとか ・・・・・




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● The Scene Changes / Bud Powell (Blue Note) ●

 8. "Cleopatra's Dream"


 Verve との契約、そして裏ジャケットのお話し.
 病気のこととか





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● Time Out / Paul Desmond (Columbia) ●

 9. "Take Five"


 ジャズのインスト・アルバムで初めてのミリオン・セラー.
 ソロをとらない ブルーベック 、現代音楽、スイングしないピアニスト.




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● Left Alone / Mal Waldron (Bethlehem) ●


 10. "Left Alone"


 最後の最後で重い曲です.
 ビリー・ホリディ のことやこの曲のこと.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 これで終了、無事全曲フェードアウトすることなく聴くことができました.
 いろいろな話を聞きながら改めてこれらの有名曲を聴くとまた違った部分も聴こえてきそうな気がします.

 これからも一年に一度くらいは顔出さないといけないな (笑)




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● Selim Slive Elementz のアルバムと "ジャズ超名盤研究" ●

 ずっと前に頼んでおいた Selim Slive Elementz のアルバムをいただいてくるのも今回の目的の一つ.
 ミュージシャン 小川隆夫 さんと 平戸祐介 氏のサインも入れてもらってます.
 まぁライブ聴きにいけないのでせめて CD くらいは.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 終了後ボクは 東銀座 、 S さんは 有楽町 へとお別れ.

 ボクは少しだけ 銀座 の写真を撮って、この夜は終わっていったのです.




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● リスペクト ●

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  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Crystal Silence

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 9 月です ・・・ 秋です ・・・
 無職な生活もいよいよ 6 カ月目.
 最初は生活リズムがなかなか慣れませんでしたが、今ではすっかりダラけた生活リズムが身についてしまいました.




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  ● tokyo-jazz.com から ●

 東京ジャズ ・・・・・・ 正しくは 第 16 回 東京ジャズ・フェスティバル

 昨年までは 丸の内 国際フォーラム で開催していましたが、今年から 渋谷 に会場を移しての開催でした.
 と言いましても、一度も聴きに行ったこともなく、地方から FM 放送を聴いている程度ですが ・・・・・


 9 月 2 日は 昨年同様 、昼から夜まで部屋で NHK-FM を聴きながらぼんやりした時間を過ごしました.
 解説は昨年に引き続いて 小川隆夫 さん.
 昨年は会場内にオープンスタジオを組んで、そこから演奏を終えたばかりのミュージシャンたちとの話を聞いていたりしていました.
 今年は会場が 渋谷 になったため、放送は NHK 放送センター 内のスタジオで、そこからメイン会場の NHK ホール へインタビューに出向いていたようでした.

 昨年同様の会場でオープン・スタジオ放送だったら、写真撮りながら聴きにいこうと決めていたのですが ・・・・・・




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  ● tokyo-jazz.com から ●

 今年聴くことのできた演奏は、
  ● 山下洋輔 寿限無 2017
  ● ゴーゴー・ペンギン
  ● The Corea / Gadd Band
  ● H ZETTRIO with special guest 野宮真貴
  ● リー・リトナー GUITAR SUMMIT


 本来ですと 19:15 から アル・ディ・メオラ の公演があり、ボクはそれを一番聴きたかったのですが ・・・・・・
 なんと交渉不成立でオンエアできないというじゃありませんか.

 19:00 のニュースなどの時間に慌ててお風呂に入り準備万端だったというのに (涙)
 この 東京ジャズ は例年映像でも放映されたと思うので、今年の模様も観れるかな.
 是非 アル・ディ・メオラ 様の影像を拝みたいものです.




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  ● tokyo-jazz.com から ●

 それでも普段聴くことのない演奏が聴けたりするのでとてもいい刺激になります.
 特に今回一番ビックリした演奏は ゴーゴー・ペンギン (Gogo Penguin) というピアノ・トリオ.
 名前はどこかで聴いたことがありますが、グループ名からして全く興味ありませんでした.

 ところが聴いてみるとすごく新しい感じで、独特のリリシズム溢れる演奏.
 とても聴きやすくステキな演奏で、人気があるのがわかった気がします.

 まだ三人とも 20 代という若さで、とても新しい感覚にあふれる演奏でした.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日のアルバムは、そんな 東京ジャズ にも出演した チック・コリア .
 彼もいろいろな音楽性を持ったアルバムを作っていますが、このアルバムはアルバム・タイトルのような独特な静寂感にあふれたアルバムです.


 ただこのアルバムは彼のリーダー・アルバムというよりも二人の双頭アルバム.






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  " Crystal Silence / Chick Corea・Gary Burton "





  1. Senor Mouse
         (Chick Corea) ・・・・・ 6:20
  2. Arise, Her Eyes
         (Steve Swallow) ・・・・・ 5:08
  3. I'm Your Pal
         (Steve Swallow) ・・・・・ 4:02
  4. Desert Air
         (Chick Corea) ・・・・・ 6:26
  5. Crystal Silence
         (Chick Corea) ・・・・・ 9:05
  6. Falling Grace
         (Steve Swallow) ・・・・・ 2:42
  7. Feelings And Things
         (Mike Gibbs) ・・・・・ 4:46
  8. Children's Song
         (Chick Corea) ・・・・・ 2:11
  9. What Game Shall We Play Today
         (Chick Corea) ・・・・・ 3:46





  Chick Corea (p), Gary Burton (vib)
  Recorded at Arne Bendiksen Studio, Oslo, Norway, November 6, 1972.





 あの "Return to Forever" (1972) の翌年 ECM から発表されたアルバムです.
 プロデューサーは ECM レコードの創設者でもある マンフレート・アイヒャー (Manfred Eicher) .
 とても ECM らしいアルバムです.




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 ピアノとヴィブラフォンのデュオ作品で、さらにレーベルが ECM ですので、この組み合わせだけでもなんとなく雰囲気が伝わってきます.


 アルバムタイトル曲の "Crystal Silence" と 最後の "What Game Shall We Play Today" は、アルバム "Return to Forever" にも収録されていた曲.
 聴き比べてみると面白い.



 聴いてみると予想通りの静寂感、透明感のある演奏.
 デュオではありますが、ピアノとベースのデュオなんかとは全然違ってもっと音楽的な広がりのある演奏になっている気がします.
 だから物足りなさはあまりない.

 ヴィブラフォン独特の余韻って、それだけで一種独特のリリシズムが表現できると思ってます.
 だからこの余韻使い方次第で演奏がガラリと変わったり.
 ハードバップにもこういった新しい感じ (アルバム発表当時という意味で ・・・・・) にも変わる.

 結構マイナーな楽器ですがいろいろな演奏を聴いてみると、雰囲気が全然違ったりするから面白かったりもします.




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  ● tokyo-jazz.com から ●

 今回の 東京ジャズ での チック・コリア は スティーヴ・ガッド との双頭グループでの演奏でした.
 演奏はもちろんよかったんですが、聴いた感じはなぜかインパクトがあまりないような感じ.
 大好きな スティーヴ・ガッド も、当然それらしい演奏なんだけれど ・・・・・・・・

 生のステージだったらきっと全然違っていたんだろうけどね.



 ゲイリー・バートン についてはマレットの持ち方がとても有名で、 バートン・ グリップ という名前まで付いています.
 バートン・グリップ の利点はマレット同士が簡単に開くので、 1 オクターブ以上でも楽に開ける点だそうです.

 演奏については、彼のアルバムは "Getz Au Go Go / Stan Getz" とこのアルバムしか持っていないので、どういう特徴なのかよくわかりません.
 どうも ECM とかのイメージが強いミュージシャンで、過去にもあまり聴いた記憶がないんですよね.




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 ジャズがいろいろな方向に向かって進んでいた 1970 年代初頭に作られたアルバムですが、時代を感じさせない新しい感性が込められているアルバムでした.


 ジャケットがすべて物語っているかな (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて 東京ジャズ の続きです.




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  ● 左から 鹿島綾乃 アナ、 小川隆夫 氏、 伊藤雅彦 アナ ●

 とあるミュージシャンが Facebook で言ってましたが、この 東京ジャズ はスタッフ用のお弁当がとてもいいそうです.
 そんな意味もあって上の写真でしょうか、小川さん (笑)


 今年は昨年よりも 小川さん のしゃべくりが少なかったようにも思います.
 これはスタジオとホールが離れていたこともあるのでしょうか ・・・・・・・ あるいはミュージシャンの顔もあったせいかな.
 今年は演奏後のミュージシャン・インタビューのほとんどを 鹿島アナ がしてましたし.

 そんな小川さんが一番アツく語っていたのが Selim Slive Elementz の紹介場面.
 完璧にミュージシャン 小川隆夫 モード全開でした.




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 番組内で紹介された演奏は "Double Image"
 前日の 9 月 1 日、プログラム 「the CLUB」 のトップバッターとして www x での演奏 ・・・・・・ CD の音源じゃなかったですよね、たしか.


 この曲はすでに You Tube でもアップされており、グループの代表曲と言ってもいいかな.
 このグループは二本のサックスをフロントに並べており、この演奏もとても躍動感のあるダイナミックな演奏です.
 このグループが結成された極初期の演奏を聴いた時にはこんな感じじゃなかったようにも思うんですが、一気にグループとしての完成度が上がった感じがします.


 その後 "In A Silent Way" の演奏が流れましたがこちらは途中でフェードアウト.
 実はボクが一番聴きたかったのがこの曲.
 出だしのギターは 小川さん でしょうか、とてもいい感じだったのでできればもっと聴きたかった ・・・・・ 残念.


 まぁ CD 買ってからのお楽しみにしておきます.




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 いつもお世話になっていますので、一度くらいライブ聴きに行かなくちゃいかんなぁ ・・・・・・・・
 できれば写真も撮らせてもらおうかな ・・・・・・・・

 なんていつも思っていますが、ライブ日程がなかなか 東京 に行く機会とのバランスがよくなくて.



 せめて次回の ON ゼミ は顔出さないとまずいなぁ ・・・・・・・ ぼそっ


 ちなみに Selim Slive Elementz のアルバムが現在発売されていますが、かなり人気があるようでございます.
 マイルス のエレクトリック・サウンドに興味のある方は是非どうぞ.
 またいろいろなところにレビューも書かれています.

 ボクは忘れた頃に ボソッ と感想を書くつもりです.




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 写真は 小川隆夫 氏から頂きました、ライブ写真のデータは下記のとおりです.


   【Selim Slive Elementz】
   平戸祐介 : Key. Musical director (quasimode)
   元晴 : Sax
   栗原健 : Sax (mountain mocha kilimanjaro)
   小泉P克人 : Electric Bass
   コスガ ツヨシ : Guitar (cro-magnon)
   大竹重寿 : Drums (cro-magnon)
   西岡ヒデロー : Percussion (Conguero Tres Hoofers)
   小川隆夫 : Guitar, producer

   写真撮影 : 高橋慎一 氏

   Live at "xxx x", Shibuya, 'Tokyo Jazz', September 1, 2017.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今年も 東京ジャズ を家で楽しませていただきました.


 来年こそは会場に足を伸ばしてみようかな

 ・・・・・・・ と毎年思っているんですが、どうなることでしょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

In A Silent Way

  ・ ・ ・ ・ ・



 今日は夏の日差しが戻り暑い一日になりましたが、めっきり涼しくなりました.
 この時期、眠るときはタオルケットお腹にかけているんですが、数日前には足の先が寒いくらい.



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  ● 写真は てぴっくす さんの ブログ からお借りしました ●

 そう言えば、今年夕立 ・・・・・・ というか、雷の発生がほとんどなかった気がします.
 いつもだったら毎日のように午後になると黒い雲が広がり、遠くからゴロゴロ ・・・・・・・・

 そんな雷や土砂降りの雨を、今年は見た記憶がないような気がします.

 8 月になって夕立ってあったっけ ?

 本当に不思議な夏ですが、もう家の周りには秋の気配が.





  ・ ・ ・ ・ ・





 このアルバムはずっと前にも書いたことがあります.
 でもその頃とは聴いた感じが全然変わっているのでもう一度.






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  "In A Silent Way / Miles Davis"





  1. Shhh / Peaceful
           (Miles Davis) ・・・・・ 18:16

  2. In A Silent Way / It's About That Time
           (Joe Zawinul / Miles Davis) ・・・・・ 19:51





  Miles Davis (tp), Wayne shorter (ss),
  John McLaughlin (el-g), Chick Corea (el-p),
  Herbie Hancock (el-p), Joe Zawinul (org),
  Dave Holland (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at Columbia Studio B, NYC, February 18, 1969.






 あの問題作と言われた "Bitches Brew" の直前の作品です.
 アルバム全体がどこか牧歌的な雰囲気で、一般的な評価はそれほど高くありませんでした.

 ボクもこのアルバムの前に吹き込まれた "Filles de Kilimanjaro" の演奏のほうがずっと好きでした.
 ただしそれはちょっと前までのお話し.





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 この時期の一番大きな出来事は、黄金のクインテットとしてマイルス・グループの一世代を築いていたリズム・セクションがガラリと変わったことでしょうか.


 まず ハービー・ハンコック ですが、 1968 年 8 月に新婚旅行のため ブラジル を訪れた際食中毒を患い帰国できなくなり、その穴埋めに チック・コリア がグループに参加しました.
 この辺り、それが原因でグループを追い出されたのかは当事者の証言にもいろいろ食い違いがあるので何とも言えないところです.

 現にその後のこのアルバムでも ハービー・ハンコック は参加しているわけですし.
 

 ベースの ロン・カーター ですが、この頃になると自身も多忙になりライブでも参加できないことが多くなり、さらにはマイルス・グループのエレクトリック化にもジレンマを感じ退団、ごくわずかの期間 ミロスラフ・ヴィトゥス が参加し、 1968 年 7 月からは デイヴ・ホランド に変わっていきます.


 1968 年 12 月にはドラムスの トニー・ウィリアムス が退団、 ジャック・デジョネット に変わりました.
 本来このアルバムではその時のメンバーでもある ジャック が参加するのが当然ですが、この録音にはギターの ジョン・マクラフリン の参加があり、彼のギターとの相性から トニー・ウィリアムス が叩いているようです.



Embed from Getty Images

 そしてなんといっても ジョー・ザヴィヌル の参加.
 これによって、その後の Weather Report 結成の道ができていきます.

 キーボードが 3 人、別々のリズムを刻んでいくというのも今聴いてみるととても面白いし、独特の音の広がりがいい感じ.
 テーマ部とアドリブの明確な線引きもないため、ともするとただダラダラ続いていくような演奏に聴こえてしまうかもしれません.


 それとギターの ジョン・マクラフリン の参加です.
 これまであまり気にもかけませんでしたが、この演奏の中でのギターって結構効いている感じなのです.


 ボクはこのアルバム好きになりました、演奏も大好きです.


 "Filles de Kilimanjaro" の次のアルバムという位置付けですが、実際はこの二つのアルバムの間には 4 つのスタジオ・レコーディングが行われており、それらの演奏は数年後に発表されています.




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  ● "Filles de Kilimanjaro" のモデル、ベティ・メイブリー ●

 この "In A Silent Way" にも発表されなかっら多くの演奏があり、後年 "Complete in a Silent Way Sessions" というタイトルで 3 枚組で発売されました.
 このボックスは総じて評価がとてもいいアルバムです.

 こちらのアルバムも以前から購入しようと思っているんですが、ちょっとお値段が ・・・・・・

 EU 盤だとちょっと安いんだけれど、作りも全然違うし


 今回の記事に当たっては、かなりの部分で "マイルス・デイヴィスの真実 (小川隆夫 著)" を参考にさせていただいております.




  ・ ・ ・ ・ ・




 そして今、この "In A Silent Way" 演奏し、アルバムを作ったグループがいます.

 Selim Slive Elementz については以前ご紹介いたしましたが、とうとうレコード (CD) 発売です.




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 はい、あの 小川隆夫 氏がプロデュースして結成したバンドです.
 あの話を最初に聞いてその頃のデモテープを聴いた時には、ほとんど冗談半分だと思っていましたが ・・・・・・・・
 まさかマジでこんなことになるとは.


 9 月には 渋谷 での "東京ジャズ 2017" にも出演.
 まぁ 小川さん を除いたメンバーは一流ミュージシャンばかりだから、少ない練習でもこれだけの演奏になっちゃうんですね.

 すでに You Tube にもライブでの "Double Image (excerpt)" の映像がアップされています.
 ただしこの演奏は、今日の "In A Silent Way" の演奏とはかなり違った演奏です.




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 こちらがそのアルバム.

 Amazon ではまだ予約・購入できませんが、 HMV や ディスク・ユニオン などでは予約できます.
 8 月 23 日発売です.

 ちなみにボクは、次に小川さんと会った時に直接購入します.
 本人曰く 「 5 枚くらいまとめて購入しないとご利益がない」 と言ってましたが、とりあえず家内安全を祈願して 1 枚だけ買わせていただきます (笑)


 どんな "In A Silent Way" が聴けるのか、今からとても楽しみです.




  ・ ・ ・ ・ ・




CAPA09

 一昨日届いた CAPA の記事の中に 「超広角レンズ使いこなし 超 テクニック」 という記事がありました.
 超広角レンズを使って、それぞれのジャンルでの撮影のポイントや注意点を解説したものです.
 ポートレートについては 増田賢一 氏が書いていましたが、それを読んで超納得.

 以前 "築地ラビリンス" の中でも書きましたが、 EOS学園 の撮影実習ではボクと S 氏は 土屋先生 から 「これからも広角に拘ってもらう」 というミッションが出てしまいました ・・・・・ まぁ半分くらいは冗談のつもりでしょうが (笑)

 だからこれからの撮影実習も超広角持って行くつもりなのですが ・・・・・・・

 これがねぇ、とっても難しい.


 今までも超広角レンズで歪みを極端に表現した作品作りましたが、本当に難しい.
 今回の記事に書いてあることすべてを肌で体験しています.




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 とにかく余計なものまでみんな飛び込んでくるから、まず背景となる構図をしっかり作らなくちゃいけない.
 背景ができても、今度はモデルさんとの距離やレンズの位置が少し変わっただけでも、作品がガラリと変わってしまうのでそれも考えなくちゃいけない.
 さらに超広角独特の歪みも考えないと ・・・・・・・・・
 

 久しぶりに ウンウン 頷きながら読んだ記事でした.

 
 ただいま 30 日の講評会用作品作りの真っ最中.
 RAW から作品作りしてますが、ディスプレイとプリントの微妙な差もあったりで色の微調整で四苦八苦.

 どうなるかなぁ ・・・・・・・・・・・・・ ぼそっ.



  ・ ・ ・ ・ ・

ONGAKU ゼミナール vol.47

 週末の 船橋 & 東京 ツアーの第二弾.
 いろいろな写真をアップしようかと思いましたが、先にこちらを書かないと忘れちゃいそうなので、第二弾はジャズ.

 土曜日の夜に開催された ONGAKU ゼミナール についてのご報告.
 雨降りではありませんでしたが、たまには勉強もしないと.



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 この記事に関しては、自分自身の備忘録的な意味が多大にありますので、ちょっと読みづらいかもしれません.
 特に音楽がないと、文章だけではピンと来ないかもしれませんが、逆にこの音楽を辿って聴いていくと、いろいろな違いがよくわかりジャズの進歩も見えてきます.

 ただしこの一回目に関してはほぼ 2 時間 デキシーランド・ジャズ の 2 拍子の演奏ばかりという感じでしたので、初めて聴いた人にはかなりきつかったかと思います.
 ちなみに私は デキシーランド・ジャズ から入っておりますので、久しぶりにいろいろな演奏が聴けて超楽しかった.



 ということで、 2017 年最初の ONゼミ .
 今回は、 "Jazz Records 100 年の歴史を振り返る" の第一回目.

 写真もいろいろ探し、色調もできるだけ合わせて掲載してみました.




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  1. Original Dixieland Jazz Band / Indiana

 初めてのジャズ録音と言うのが、 1917 年 1 月 24 日に録音されたのが Original Dixieland Jazz Band による演奏.
 コロンビア・レコード で録音されたものの重役会議で販売中止になってしまう.
 その後ライバル社の RCA レコード が同バンドの演奏を 3 月に発売したところ売れたため、 5 月になって コロンビア・レコード もお蔵入りになっていたアルバムを販売.

 白人たちの演奏が デキシーランド・ジャズ
 黒人たちの演奏が ニューオーリンズ・ジャズ

 その当時、まだニューオーリンズには録音設備がなかったので、多くのミュージシャンが船に乗って演奏しながら カンサス や シカゴ を目指した.



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  2. Jerry Roll Morton's Red Hot Peppers / Dr.Jazz

 初期のピアノ・スタイルを築いたと言われている.
 「自分がジャズを作った」 というようなことを平気で言っていたため、仲間からは総スカンをくった.

 ヴォーカルは Jerry Roll Morton .



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  3. King Oliver's Creole Jazz Band / Dipperwotrh Blues

 この当時コルネット奏者が多く、 キング・オリバー もコルネット奏者.
 初代のキングと呼ばれた人物が バディ・ボールデン (Charles "Buddy" Bolden) 、二代目が キング・オリバー (King Oliver) 、そして三代目が ルイ・アームストロング (Louis Armstrong) .

 ルイ・アームストロング は キングオリバー に呼ばれ彼のバンドに入った.
 この演奏では極初期のアドリブともいえるようなソロが聴ける.



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  4. Clarence Williams' Blue Five / Wild Cat Blues

 クラレンス・ウイリアムズ のバンドにいたのが シドニー・ベシュ (Sidney Bechet) .
 当時珍しかったソプラノ・サックスとクラリネットを演奏.

 1917 年に渡欧、 1922 年 シカゴ に戻ってから録音したのがこの演奏.



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  5. Clarence Williams' Blue Five / Texas Moaner Blues

 ここでの演奏には ルイ・アームストロング が入っている.
 この時の演奏が反響を呼び、多くのトランぺッターに影響を与えた.
 ルイ・アームストロング が シカゴ に帰ってしまうと、バンドもその後解散.


 シドニー・ベシュ は 1940 年 Blues Note で "Summertime " を録音、これが Blue Note 創設以来初めての大ヒットになりました.
 彼をはじめほとんどのミュージシャンはジャズだけでは食べていけず、彼も洋服屋さんをやりながらの演奏でした.



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  6. Fletcher Henderson Orchestra / When You Do What You Do

 エセル・ウォーターズの伴奏楽団.
 コールマン・ホーキンス (Coleman Hawkins) や ルイ・アームストロング が在籍.

 ここでの演奏は ルイ・アームストロング の 32 小節のソロに続くアンサンブルが特徴的.



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  7. Louis Armstrong & His Hot Five / Heebie Jeebies

 ルイ・アームストロング のスキャットが入った初めての演奏.
 譜面台から楽譜が落ちてしまったため即興でスキャットしたと言われている.

 途中で歌詞が入ったかと思うとまたスキャットに.



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  8. Louis Armstrong & His Hot Five / West End Blues

 ここでは アール・ハインズ (Earl Hines) をフューチャー.
 アール・ハインズ のピアノはスイング系のピアノ.

 この演奏は キング・オリバー のレパートリーだったが、 Hot Five の代表曲になった.



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  9. Duke Ellington & His Kentucky Club Orchestra / East St. Louis Toodle-o

 デューク・エリントン (Duke Ellington) は 1899 年、ワシントン D.C. の、当時の黒人としては比較的裕福な家庭で生まれました.
 1926 年 NYC へ出て、 1929 年 ハーレム にあった "コットンクラブ" の専属になり、一気にスターダムを駆け上がる.

 特徴は ジャングル・サウンド や独特なアンサンブル.



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  9. Duke Ellington & The Washingtonians / Black and Tan Fantasy

 この頃のクラブでの演奏は踊りが付いていたので、踊りの変化によって曲も変わっていきます.
 今回の ON ゼミ には登場しなかった カウント・ベイシー (Count Basie) も、数年後には "コットンクラブ" に登場する.




 ここで休憩.
 予定されていた 22 曲の約半分が終了.

 1 曲当たりの時間は、ほとんど 3 分前後の短い演奏ですが、曲がみんな同じような感じなのでジャズに慣れていないと聴いていても辛いんじゃないかなぁ ・・・・・ なんて感じました.



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 休憩時間は 泰三さん のコーヒーをオーダー.

 今回はしっかり名前聞いてきました "パナマ ゲイシャ ナチュラル"

 名前聞いたのに写真撮り忘れました.



 ≪ 2/2 追記≫

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  コーヒー "パナマ ゲイシャ ナチュラル"

 スマホにしっかり写真撮ってありましたので、追加でアップしておきます.






 ということで後半スタート.
 前半は 1800 年代生まれのミュージシャンたちばかりでしたが、後半はいよいよ 1900 年代 ( 20 世紀) のミュージシャンたちが登場してきます.





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  11. Freddie Keppard's jazz Cardinals / Salty Dog

 フレディ・ケパード もコルネット奏者.
 本来なら最初のジャズ録音をするはずだったのが、 「録音されると自分の音楽が盗まれる」 という理由で録音を断っています.
 この時 OK していれば、永遠に人々の記憶に残ったのでしょうが ・・・・・



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  12. Frankie Trumbauer / Singin' the Blues

 向かって左が フランキー・トランバー で、右は一緒に活動した ビックス・バイダーベック (Bix Beiderbecke) .
 今はなきジャズ評論家 油井正一 氏が、最高のジャズマンと言っていたのが ビックス・バイダーベック です.

 ビックス・バイダーベック は元祖 チェット・ベイカー のような破滅型で、わずか 28 歳で他界.

 そういった破天荒な彼の半生を描いて作られた映画が "情熱の狂想曲 (主演 カーク・ダグラス)" 、 "ジャズ・ミー・ブルース" .



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  13. Paul Whiteman & His Orchestra / San

 ポール・ホワイトマン は ジョージ・ガーシュイン の曲など シンフォニック・ジャズ の創始者とも言われています.
 1938 年 ベニー・グッドマン (Benny Goodman) は カーネギー・ホール で初めてジャズを演奏したと言われていますが、それ以前に ポール・ホワイトマン の楽団がストリングスを交えて演奏を行っています.

 ちなみに ベニー・グッドマン の楽団は白人の中に初めて黒人が入ったことでも有名ですが、 ポール・ホワイトマン の楽団は当然白人ばかりです.



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  14. Johnny Dodds Washboard Band / Blue Washboard Stomp

 ジョニー・ドッズ は三大クラリネット奏者の一人と言われていました.
 当時楽器を買うことができない人たちが、 洗濯板 (Washboard) にいろいろ工夫して楽器として使うこともあったようです.



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  15. Mckinney's Cotton Pickers / Millenberg Joys

 ニューオーリンズ・ジャズなんだけれどアンサンブルが独特.
 小川さん曰く 「Bill Evans 的」

 ニューオーリンズのスタイルがだんだん変わっていくのがわかる演奏です.



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  16. Henry Allen & His New York Orchestra / Pleasin' Paul

 それまでは集団即興がデキシーランド・ジャズやニューオーリンズ・ジャズの特徴だったが、それがだんだんスイングジャズ的なアンサンブルに変わっていく.



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  17. Bennie Moten's Kansas City Orchestra / Midnight Mama

 カウント・ベイシー楽団 が結成される前の人気楽団.
 この楽団のセカンド・ピアニストとして入ったのが カウント・ベイシー で、 1935 年にリーダーの ベニー・モーテン が亡くなると楽団を引き継ぎのちの カウント・ベイシー楽団 へと.



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  18. Andy Kirk & His Twelve Clouds of Joy / Corky Stomp

 ボクのメモには " BS   1929 " と記載されているんだけれど忘れた.
 演奏はほとんど スイング・ジャズ と言ってもおかしくないような演奏.



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  19. Fats Waller & His Buddies / The Minor Drag

 ファッツ・ウォーラー くらいになると、ほとんどの皆さんご存知でしょう.
 高速のストライド奏法 ・・・・・・・ だったっけ、確か.

 こちらの演奏はもう少しモダンな感じのする演奏 ・・・・・・ と言っても、まだまだ モダン・ジャズ という感じではありません.
 ただクインテットでの演奏でそれぞれのソロもフューチャーされています.

 リズムはバンジョーが刻んでいます、これもよくあるスタイル.


 
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  20. Casa Loma Orchestra / Casa Loma Stomp

 カサ・ロマ は トロント にあるホテルの名前から.
 初期の スイング・ジャズ 人気オーケストラ.



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  21. Earl Hines / Maple Leaf Rag

 モダン・ジャズ ピアニストの父親と呼ばれているようです.



jimmie lunceford and his orchestra
  22. Jimmie Lunceford & His Orchestra / Stratosphere

 1934 年 カウント・ベイシー が NYC に出てくるまで デューク・エリントン と人気を二分していた.
 デューク・エリントン よりもモダンな感じの演奏.


 ということでこれで全 22 曲完了.
 さすがに 1 曲目と最後の曲では大きな違いがあります.


 ここまで書くのも、写真見つけたり、色調整えたり、乱筆なメモを解読したり ・・・・・・・・・ 超 時間かかりました.

 疲れた ・・・・・・・・


 配布された レジュメ には録音された場所の記載もありましたが、これが結構ポイントだったりもします.
 どうして シカゴ ・・・・・・どうして NYC ・・・・・・・



 そしてお約束になりつつあるアンコールならぬ、特別音源のご披露.
 小川さんのグループ Selim Slive Elementz の演奏です.

 これまでの 22 曲とは全く違うエリクトリック・マイルスの世界です.
 あまりの違いに思わず苦笑いです.



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 こちらは PR


 今回、珍しく早めに会場に行きお願いしてあった書籍 "Miles Speak" をいただいて、少し写真撮ったり ・・・・・


 ちなみに "Jazz Records 100 年の歴史を振り返る" の第二回目はまだ予定にないので、きっと今年一年かかっても完結することはなさそうです (笑)

 次回は スイング・ジャズ から ビ・バップ 辺りまで行けるかなぁ ・・・・・・・・ うまく日程が合えばいいのですが.
 久しぶりに 中間派 の演奏も聴いてみたい.


 書籍も昨年から引き続き今年も何冊か執筆されるようで、特に Three Blind Mice の完全ガイドは絶対的に大注目.
 できれば出版記念で 神成さん と 藤井さん を交えてトークショーしてください、とガッツリお願いして帰ってきました.


 ということで 週末の 船橋 & 東京 ツアーの第二弾 も終了.

 次回は 東京 で撮ってきた写真をアップします.

ボクらには Miles が必要なんだ




 いきなり 植草甚一 的なタイトルで始まりました.


 最近映画の話題が続いたので、今日はしっかりジャズの話題など.
 今年は マイルス・デイヴィス 生誕 90 年にあたる年.

 そんな訳かどうかはわかりませんが、つい数日前に映画 "MILES AHEAD / マイルス・デイヴィス 空白の 5 年間" が日本公開になりましたし、 気になるマイルス 関連の書籍や写真集 (内山繁 著) なども発売されています.


 今回のブログはそんな マイルス に関係ある話題をいくつか.
 また映画の話題からなんですがね (笑)




Miles_Ahead_001
 (The Hollywood News.com より引用)

 この映画は主役・監督の ドン・チュードル が マイルス の 5 年間にわたる演奏休止期間を、事実とインスピレーションを加えて作った映画だと割り切っているので、まぁこういうのもありかなと思っています.

 この映画、どうも上映される前から賛否があるようで ・・・・・・・・

 特にシリアスなファンの皆さんの中には 「こんなのはマイルスじゃない」 といった感じで受け止めている人も多くおいでのようです.
 まるで マイルス がエレクトリック・サウンドに進んでいった頃、ものすごい賛否両論飛び交ったような感じかな ・・・・・・・ まぁそこまでは大きな話題にもなりそうもありませんが.

 決してドキュメンタリー作品ではありませんので ・・・・・・・・




Miles-Ahead003

 小川隆夫 氏が字幕監修のお手伝いをしておりすでに何度となく観たようですが、半分以上フィクションだけれど一部事実に基づいている部分もあるようなのです.

 ボクは予告編観て、これはあくまでも ドン・チュードルの作り上げた映画と割り切っていましたので、小川さんお話聞いて 「やっぱり」 という感じですね.

 この映画、間違いなくボクの地域へはやってこないでしょうから、 DVD or Blu-ray での観賞になってしまうかな.






Selim Slive Elements002
  (Facebook より 本人の了解済です)

 小川隆夫 氏と言えば、本年も マイルス 関連の書籍や日本のジャズに関したことなどの執筆をはじめ、 12 月には "なんと" バンド・デビュー (バンドメンバーはみんな一流ミュージシャンたち) したり、超精力的な活動していますね.

 さらにはボクもとても興味ある TBM 関連書籍を執筆中のようです.
 こちらの発売記念に、是非 ON ゼミ で 藤井氏 & 神成氏 のトークを計画してくれないかなぁ ・・・・・・・ と、声が届くことを信じて呟いてみます (笑)

 さらにさらに Disk Union まで声が届くと信じて、コラボで TBM 再販是非お願いしたいなぁ.
 特に 和田直 さんあたりのアルバムを ・・・・・・・・ 塙さん お願いします.




Selim Slive Elements003

 さて、そんな 小川氏 のバンドですが、バンド名は "Selim Slive Elements" ・・・・・・ Miles の逆読みと、 lives の頭に S を付けたもので、マイルスが生きていたらこんな演奏したんじゃないか、という感じで演奏しているようです.
 バンド名通り、音楽的には マイルス のエレクトリック・サウンドを彷彿させるものですのでかなり好き嫌いがはっきりしそうです.

 以前 ONゼミ で練習中の演奏を少し聴かせてもらいました ・・・・・・
 いや、正しくは聴かされたと言ったほうがいいのかな (爆)

 テーマがあってアドリブに続く、というようなメインストリーム的な演奏ではなく、 "Bitches Brew" 以降 1970 年代の マイルス の演奏 ・・・・・・ 70 年代中期の演奏中止に至るまでの演奏という感じです.

 ただし、ボクが聴いたのはあくまでデビュー前のほんのわずかな音源のみですので、デビュー・ライブの演奏が同じだったのかはちょっとわかりかねます.
 また今後どんな方向に行くのかも ???




Selim Slive Elements004

 12 月 14 日 "Motion Blue YOKOHAMA" で旗揚げライブ.

 ライブ後には、いろいろ課題が見えたとおっしゃっておりました.
 すでに来年に向け本気モードで頑張っているようですので、来年からは肩書に "ミュージシャン" が増えそうですね (笑)


 それにしても ・・・・・ ギター弾く姿は、まるで Char みたいに様になってるなぁ.

 ちなみにキーボードは quasimode の 平戸祐介 さん.
 そのほかのメンバーも錚々たる方々.


 すでに 3 月 "Motion Blue YOKOHAMA" でのライブも計画中ということですので、詳細わかり次第このブログでも紹介していきたいと思います.
 なにせ、どんどん紹介してくださいって言われてますので.

 ちょっと気になるなぁと思う方 ・・・・・・ ギタリスト 小川隆夫 氏の演奏を是非聴きに行ってください.




Selim Slive Elements005

 ということで、とりあえず年明け 1 月末には久しぶりの ONゼミ 参加です.

 今まで我慢していた "マイルス・デイヴィスが語ったすべてのこと - マイルス・スピークス" を持ってきていただくので購入してきます.

 しっかし ・・・・・・

 これだけ PR すれば何か期待してもいいのかなぁ ・・・・・・・・ ぼそっ






 そして次の話題は CD について.

 "Kind of Blue" という マイルス の超有名なアルバムが ・・・・・・・ と言うか、ジャズの歴史の中でもエポック・メイキング的なアルバムがあります.

 数日前に Amazon で購入し、今日には届く予定です.




Davis110

 いまさら ・・・・・・・・・ 今頃 ・・・・・・・・・・・


 って感じですね (笑)



 実はこのアルバムを購入するのは アナログ盤 も含めると 4 枚目かな.
 一番最初は、ジャズを聴き始めた頃に アナログ盤 買って、その後 CD 購入.
 まぁここまでは多くの人たちと同じでしょうか.

 その後 "The Complete Columbia Album Collection" を購入したので、当然そこにもボーナス・テイクの入ったアルバムが入っています、これが 3 枚目.
 その際古い CD は誰かにあげちゃった.


 ところがこの "The Complete Columbia Album Collection" に入っていた CD がキズモノ.
 なんと 6 曲目のボーナス・トラックのところに傷がついていて途中でアウト.
 その時はボーナス・トラックが聴けないだけだからまぁいいか ・・・・・・・ その内買えばいいかな、なんて思っていたんだけれど.




ZZZ miles-davis-collection

 少し前から無性に "Kind of Blue" が聴きたくなり、奥様のいない日曜日にちょっと大きめの音で聴いてみました.
 やっぱりいいなぁ、ものすごくいい.


 ところが 6 曲目の終盤になって音が飛び始め、そこで思い出しました.
 キズのため聴けなかったことなんか、すっかり忘れてました ・・・・・・・ 涙


 iTunes も確認してみたら、やっぱり 6 曲目が入っていません.


 今回聴いてみて感じたんだけれど、ボーナストラックの "フラメンコ・スケッチ" がすごくいいんだな.
 これはしっかり最後まで聴いてみたい ・・・・・・・・・・

 仕方ないので今回 Amazon での購入になった次第です.





 さてここからが今日の本題 ・・・・・・・・・・

 っていうか、もう前置きだけでも十分すぎる気がしないでもないですが.

 エレクトリック・マイルス 時代の一枚です.





Davis134







   " Big Fun / Miles Davis "





  Disc one :
  1. Great Expectations (Miles Davis)
           / Orange Lady (Joe Zawinul) ・・・・・ 27:23
    Miles Davis (tp), Steve Grossman (ss),
    John McLaughlin (el-g), Khalil Balakrishna (el-sitar),
    Bennie Maupin (b-cl), Bihari Sharima (tabla.tamboura),
    Herbie Hancock (el-p), Chick Corea (el-p),
    Ron Carter (b), Harvey Brooks (el-b),
    Billy Cobham (ds), Airto Moreira (perc)
   Recorded at Columbia Studio E, November 19, 1969.

  2. Ife (Miles Davis) ・・・・・ 21:33
    Miles Davis (tp), Sonny Fortune (ss.fl),
    Bennie Maupin (cl.fl), Carlos Garnett (ss),
    Lonnie Liston Smith (el-p), Harold I. Williams, Jr. (el-p),
    Michael Henderson (el-b), Al Foster (ds),
    Billy Hart (ds), Badal Roy (tabla), James Mtume (perc)
   Recorded at Columbia Studio E, June 12,1972.

  3. Recollections (Joe Zawinul) ・・・・・ 18:55
    Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ss),
    Bennie Maupin (b-cl), John McLaughlin (g),
    Joe Zawinul (el-p), Chick Corea (el-p),
    Dave Holland (el-b), Billy Cobham (triangle),
    Jack DeJohnette (ds), Airto Moreira (cuica.perc)
   Recorded at Columbia Studio B, February 6, 1970.

  4. Trevere (Miles Davis) ・・・・・ 5:55
    Miles Davis (tp), Steve Grossman (ss),  
    Bennie Maupin (b-cl), Larry Young (org.celeste),
    Harvey Brooks (el-g), Bihari Sharima (tamboura),
    Khalil Balakrishna (el-sitar), Chick Corea (el-p),
    Dave Holland (el-b), Billy Cobham (triangle),
    Jack DeJohnette (ds), Airto Moreira (cuica.berimbau)    
   Recorded at Columbia Studio E, November 28, 1969.




 Disc two :
  1. Go Ahead John (Miles Davis) ・・・・・ 28:24
    Miles Davis (tp), Steve Grossman (ss),
    John McLaughlin (el-g), Dave Holland (el-b), 
    Jack DeJohnette (ds), 
   Recorded at Columbia Studio E, March 3, 1970.

  2. Lonely Fire (Miles Davis) ・・・・・ 21:18
    Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ss),
    Bennie Maupin (b-cl), Joe Zawinul (el-p.Farfisa org),
    Khalil Balakrishna (sitar.Indian instruments),
    Chick Corea (el-p), Dave Holland (b), 
    Harvey Brooks (el-b), Billy Cobham (ds), 
    Jack DeJohnette (ds), 
    Airto Moreira (Indian instruments, perc)
   Recorded at Columbia Studio B, January 27, 1970.

  3. The Little Blue Frog (Miles Davis) ・・・・・ 9:10
    Miles Davis (tp), Steve Grossman (ss),
    Bennie Maupin (b-cl), John McLaughlin (el-g),
    Chick Corea (el-p), Larry Young (org.celeste),
    Khalil Balakrishna (el-sitar), Bihari Sharima (tamboura),
    Harvey Brooks (el-g), Dave Holland (el-b), 
    Jack DeJohnette (ds), Billy Cobham (ds),
    Airto Moreira (cuica.berimbau) 
   Recorded at Columbia Studio E, November 28, 1969.

  4. Yaphet (Miles Davis) ・・・・・ 9:39
    Miles Davis (tp), Steve Grossman (ss),
    Bennie Maupin (b-cl), John McLaughlin (el-g),
    Chick Corea (el-p), Herbie Hancock (el-p),
    Khalil Balakrishna (el-sitar), Dave Holland (el-b), 
    Bihari Sharima (tamboura.tabla), Harvey Brooks (el-g), 
    Ron Carter (b), Billy Cobham (ds.triangle),
    Airto Moreira (cuica.berimbau) 
   Recorded at Columbia Studio E, November 19, 1969.







 1974 年に、未発表曲を集めて発表されたアルバムです.
 当時の評価はそれほど良くなかったようです.





Davis134-2

 1974 年にアナログ盤で発売された時は、レコード 2 枚組でした.
 そのため各面に 1 曲だけ、合計 4 曲が収録されていただけです.


   Record 1
   Side one : "Great Expectations/Orange Lady"
   Side two : "Ife"

   Record 2
   Side three : "Go Ahead John"
   Side four : "Lonely Fire"


 ただこの 4 曲はすべて 20 分を超える演奏ですので、これだけでも十分すぎるくらいのヴォリュームと言っていいんじゃないかな.
 もう、これでもかこれでもかと言うくらい、音楽が延々と続いていくような感覚に陥ってしまいそうです.
 最初聴くと冗長な感じを受けてしまいます.




Miles Davis 0031

 ところが エレクトリック・マイルス 時代のアルバムを聴けるようになってくると、冗長なうねりの中にいろいろ気がついたり、なんとなくいいなぁと思うようになってきちゃう.
 このアルバムでもリズム・セクションが演奏によっては二人いたりしますが、聴いているとなんとなくわかる気がするんです.


 例えば今回聴いていいなぁと思った "Go Ahead John" の演奏で言えば、間違いなくオーバーダビングしてると思うんだけれどとても 5 人の演奏とは思えないくらいの音の広がりがあります.


 Jack DeJohnette のドラムも右から左からと奔放に飛び出してきます.
 John McLaughlin のギターなんてさぁ ・・・・・・・・ キツイなぁと思うところがあるかと思えば、ここはゴキゲンだったり.
 そのあとに続く Steve Grossman の演奏がとてもホッとできちゃうんだから (笑)




Miles Davis 0033

 いやいや ・・・・・・・ 一昔前だったら絶対に聴かなかっただろうな.
 Steve Grossman の演奏をいいなんて絶対思わなかっただろうに.

 全体的に大きなうねりの中でいろいろな音が現れては消えていく感じなので、一つずつの音を拾っていくような聴き方はちょっと違うんじゃないかと思うわけですよ.


 そうだなぁ、聴き流すといったような表現でいいんじゃないかな.
 こういった音の中に佇むと、何となく ・・・・・・・・ よくわからないけれど、いいって感じなんだな.

 最近作業用にこの時代の演奏続けてかけることが結構あります.
 作業用なので、ながらで聴いているんだけれど、突然 「あっ、ここいいなぁ ・・・・・」 なんてことが結構あるんだな.


 いやぁ〜、我ながらよくぞここまで来たなぁ
 "Agharta" だろが、 "Pangaea" だろうが、ドンとこいなのです.




Miles Davis 008

 前置きがすごく長く、一番のアルバム紹介が最後にちょこっとで、こういうのは話し方も含めてよくないのは重々知っておりますが、まぁご容赦を.


 少し前では、 「エレクトリック・マイルスが好きだ」 っていう人たちがまったく理解できない部分がありましたが、最近はなんとなくその良さがわかってきたようにも思います.
 聴いていていろいろな発見があるのでとても面白い.


 やっぱり マイルス だなぁ ・・・・・・・・・


 久しぶりに マイルス 関連の話題をまとめて書いてみました.



東京ジャズ 2016

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨日の土曜日は、一日中ジャズ三昧って感じ.

 一週間前に 小川隆夫 さんが Facebook で、 「 "東京ジャズ" を NHK-FM で生放送.さらに PC で聴くこともでき、往年の "Jazz Conversation" も復活するかも ・・・・・・・・ 」 なんてことをアップしてました.



Tokyo Jazz 2016-0002103

 "東京ジャズ" の話題は SNS などでも、毎年いろいろアップされるのでボクも知ってはいましたが、いかんせん地方からだとなかなかねぇ.
 おまけにチケットも結構いい値段してますし、いい席は早いうちのソウルド・アウト.
 だから、なにか他人事 ・・・・・・・ 隣の町のお祭りって感じでした.

 でも PC でも聴けるんだったら ・・・・・・・ と思い、小川さんがアップした一週間前の土曜日に聴いていたんだけれど、まったくそれらしい番組なし.

 当然です、"東京ジャズ"今週だったんですから (笑)


 ということで昨日の土曜日は特に用事もなかったので、午前中は "CAROL" の続きを読んで、昼からは完全に臨戦態勢.

 先日の EOS 5D Mark lV ではありませんが、行ってもいないのにレビューっぽく書いてみます.
 なお写真は "東京ジャズ" のホームページからお借りしました.



Tokyo Jazz 2016-0002105
 (この写真は 群馬 の gomez 様から借用)

 まずはとても楽しかった、というのが正直な感想.

 やっぱりこういうのって、お祭りみたいで放送も含めみんなでワイワイガヤガヤって雰囲気がいいなぁ.
 食わず嫌いなところが多いので、こういった番組でもないとなかなか聴かないような演奏がたくさんあって、そういう演奏が聴いているととても新鮮で面白い.

 二人のアナウンサーに挟まれる感じでの解説だったせいか、小川さんのお話も以前よりずっと聞きやすかったようにも思います ・・・・・・ ここだけの話ですが (笑)



Tokyo Jazz 2016-001
  小曽根真 presents JFC All Star Big Band meets Juilliard Jazz Ensemble

 小曽根さん自身もビッグバンドを持っていますが、今回は音大の学生さんたちを集めてのバンドで、そこにジュリアード音楽院の皆さんが加わっての演奏でした. 

 ビッグバンドはどうしても経営が難しいので日本でもかぞえるほどしかありません.
 大学だとメンバーにお金がかからないので、音大のジャズ研を中心としたビッグバンドは結構盛んです.

 正直聴いた感想は、とにかくうまい.
 きちんとしたアンサンブルがとても気持ちいい.
 ソロ・パートも思っていたよりもずっとしっかりしてました.

 演奏後の話の中にも インスパイア という言葉はいくつか出てきましたが、やっぱりこういうシチュエーションの中での演奏は違うんだろうな.

 最後の曲は女性ピアニストのオリジナルだったようですが、すごく難しい曲にも拘らずとてもいい演奏でした.



Tokyo Jazz 2016-002
  寺井尚子 meets パブロ・シーグレル “THE JAZZ TANGO PROJECT”
 
 寺井尚子 さんのアルバム、実は一枚も持っていません.
 この演奏聴いて深く反省なのです.

 この演奏、ビックリするくらい良かったなぁ.
 モダン・ジャズとはちょっと違いますが、ジャズらしさの中でタンゴが踊っている感じがとても気持ちいい.


 このメンバーでのアルバム出たら購入しよう.



Tokyo Jazz 2016-003
 ハービー・ハンコック featuring ジェームス・ジーナス、レイラ・ハサウェイ、トレヴァー・ローレンス Jr.、テラス・マーティン

 まぁこれはもう何も言うことないでしょう.
 前半は レイラ・ハサウェイ のボーカルをフューチャーし、後半は往年の "Watermelon Man" や "Cantaloupe Island" (こちらは定かではないので間違っているかも ・・・・・) といった曲で一気にボルテージも上がりました.
 映像がないのでわかりませんが、演奏後のコメントでは肩掛けのシンセサイザーで演奏もあったようです.

 演奏終了後のインタビューもおもしろかった.
 他の演奏者もそうだけれど、こういったインタビューなんかも結構あって楽しめるのがこの "東京ジャズ" のよさかもしれません.


 放送のメインは ホール での演奏ですが、合間には プラザ で行われている演奏なども入れられていました.


Tokyo Jazz 2016-102
 渡辺貞夫 BEBOP NIGHT featuring ウォレス・ルーニー(tp)、ビリー・チャイルズ(p)、ジェフ“テイン”ワッツ(ds)、ベン・ウィリアムス(b)

 20:00 頃から大御所の登場です.

 現在 83 歳ですが、演奏聴いている限りとてもそんな年齢とは思えません.
 とにかくすごいの一言.

 オリジナルのバラード "Solitude" もよかったなぁ.
 ナベサダ 氏のバラードって、本当に日本人の心にジーーーーッと染みるというか.

 ご本人は演奏後に気持ち入りすぎちゃったようなことを言っていましたが、もう十分すぎるでしょ.



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 サッチャル・ジャズ・アンサンブル


 こちらはホールでの演奏ではなく、無料のプラザでの演奏です.

 これ、笑っちゃうくらいジャズっぽい音楽.
 パキスタン のグループ (?) ですが、ジャズのようでジャズではない不思議な感じになってしまいます.
 使用している楽器も インド などの民族楽器でシタールまで入っています.
 このシタールはジャズに限らずどんな演奏に入っても、完全な個性を出してしまう恐ろしい楽器です.

 ジャズではないけれど、こういう場で聴くととても楽しめるんだな.
 最後に "Take Five" なんかも演奏しちゃったり.


 ちなみに彼らのドキュメンタリー映画が "ソング・オブ・ラホール"



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 スウィングしなけりゃ "あと" がない ・・・・・・・・ だって.
 この映画も地方では観れないので、 DVD 待つしかないな.

 こういう音楽聴いていると、結局ジャズってどんな国の民族音楽にもうまく混じって一つの音楽になっちゃうんだなぁって感じます.





 そんな中でやっぱり一番の感動は 18:00 頃 ・・・・・・・
 "It's All Right With Me / Johnny Griffin" のテーマ部が流れ、「こんばんは、小川隆夫です ・・・・・ 」 ってなったところだろうな.


 これ、完全に "Jazz Conversation" なんです (笑)
 懐かしさ全開.
 いろいろなところで昔と同じ音を使っていたので、以前聴いたことのある人だったら思わずニヤリなのでした.



Jazz Conversation002

 Inter FM で放送していた頃が本当に懐かしいなぁ.
 番組を聴いたのはわずかですが、この番組にかかわる思い出はたくさんあります.

 おまけに "マイルス・デイヴィスの真実" まで !!
 Inter FM の放送終了時からの続きでやっちゃうんだから.
 偉いなぁ NHK !!

 上の写真は放送開始当時、スポンサーだった DESSO のオフィスで行った公開放送の模様です.
 スキン・ヘッドの方はこの番組のディレクターで、今回の "東京ジャズ" でもしっかりステージ上においでになりました.


 ということで、聴く前までは退屈だったら適当に違うことしようと思っていたんですが、あっという間に 10 時間過ぎてしまった感じでした.
 大満足ですね.


 もし来年も同じような感じでやるとしたら、今度は聴きに行くつもりです.

 ・・・・・・・・・・・ ただしオープン・スタジオの席ですが (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Blue Note が愛したピアニストたち

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 久しぶりに 東京 へ行ってきました.
 GW どこにもいかなかったので、チョットした用事に合わせての息抜き.



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 国立西洋美術館 が 世界遺産 に登録されるみたいなので ・・・・

 開催中の カラヴァッジョ展 観て、
 館内の写真撮って、
 さらに 銀座 の歩行者天国の写真撮って、
 その足で 小川さんの "ONゼミ"に参加して、
 翌日の日曜日は娘たちと 浅草 でお好み食べてから 隅田川 下りして、
 混雑の お台場 をブラブラして、
 秋に二女が結婚式を行う式場に行って、
 ついでにボクのモーニングの採寸して ・・・・・・

 まぁ結構充実の二日間でした (笑)


 さてさて、今回書くことがたくさんですので何から書こうか ・・・・・・



 とりあえず一番ボリュームありそうな ON ゼミ から書くことにしますか.
 場所はいつもの通り 銀座 le sept .



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 そう言えば最近は 珈琲抽出師 岩崎泰三 さんがカウンターには入って、コーヒーのオーダーもできるようです.
 ボクが タイゾウ さんと会うのはこれが初めて、折角なのでコーヒー ・・・・・ 本当はちょっと訳ありでコーヒーの注文になったんですがね.



 ところがものすごくディープなので、何を頼んでいいのかわからない.

 とりあえず ケニア ・・・・・・・なんだけれど ケニア はないので、おまかせで出てきたのが ルアンダ のコーヒー.





 さて、今回の ON ゼミ のテーマは 「Blue Note が愛したピアニストたち」 .
 紹介された 11 曲 ・・・・・ 11 枚のアルバムは当然ですがみんな持っています.
 でも、普段あまり聴かない曲が紹介されたりと、いつものように新しいこともたくさんでした.



1503

 1. "Un Poco Loco"
   from "The Amazing Bud Powell, Vol. / Bud Powell (BLP-1503)"


 最初に Blue Note 創設者 アルフレッド・ライオン の兵役時代のお話しでしたが、これが面白かった.
 さらに Blue Note が ビバップ のアルバムを他のレーベルより遅く発売する経緯など.

 すでに精神的にも崩壊を始めていた バド・パウエル については、この時の録音で有名なエピソード.

 この "Un Poco Loco" はよく小川さんのお話の中にも登場します.
 正直ボクはこの演奏の凄さが今一つわからない、たしかにいい演奏だとは思うんだけれど.
 そういえば 小川さん も以前、「最初このアルバム購入した時に同じ曲が 3 曲も入っていてガッカリ、何度と聴いていくうちにそのすごさがわかった」 と言っていました.

 ボクも死ぬまでにはこの凄さをわかるようになりたいものです



1510

 2. "In Walked Bud"
  from "Genius of Modern Music: Volume 1 / Thelonious Monk (BLP-1510)"


 バド・パウエル の録音より以前の 1947 年すでに Blue Note では セロニアス・モンク の録音をし、売り出しをしていたものの事業的には大赤字で、その後 Riverside のアルバムで モンク の人気が出て、それを遡るように Blue Note 盤も売れていったようです.
 アルバムではスタンダードも演奏していますが、彼の代表曲の多くが既に初期には出来上がっていました.

 この曲は バド・パウエル の歩き方を曲にしたもので、独特な モンク・ワールド が広がります.

 今回の ON ゼミ では、録音順ではなくアルバム番号順での紹介です.



1515

 3. "I'll Remember April"
  from "At the Hickory House, vol 1 / Jutta Hipp (BLP-1515)"


 アルフレッド・ライオン に ユタ・ヒップ を紹介したのが評論家の レナード・フェザー .
 そのテープを聴き Blue Note 初の海外録音をし、さらに ニューヨーク に招いたほど アルフレッド・ライオン は彼女の演奏を気に入ったようです.
 このアルバムは、渡米して数か月で引きこもってしまった彼女が ホレス・シルバー たちに支えられてようやく 52 丁目にあったレストランでライブを行い、その演奏を収めたものです.

 この頃渡米していた 秋吉敏子 も彼女と一緒によく演奏をしていたようです.

 その後彼女のことはボクも 以前 書きました.



1518

 4. "The Preacher"
  from "Horace Silver and the Jazz Messengers (BLP-1518)"


 先の モンク といい、この曲といい、選曲が渋いです.
 アルフレッド・ライオン の隠遁生活の間も、唯一彼と連絡を取り合っていたのが ホレス・シルバー で、 1985 年ジャズ・シーンに再び アルフレッド・ライオン が顔を出したのも彼が関係していました.
 彼の二番目の奥さんは アルフレッド・ライオン の紹介ですし、いろいろな意味で Blue Note の顔とも言えるのが ホレス・シルバー でした.

 彼は特に曲作りがうまくステキな曲をたくさん作っていますが、でたらめな歌詞を付けながら曲作りをするエピソードなどが紹介されました.  



1519

 5. "Hangover Triangle"
  from "Herbie Nichols Trio (BLP-1519)"


 ハービー・ニコルス ・・・・・・・・・ これはチョット意外でしたね.


 マイナーなピアニストで、録音も多くありません.
 まぁそういうミュージシャンに録音の機会を与えていたというのも Blue Note たるところなのですが.
 演奏スタイルはビバップですが、どちらかというと モンク 同様ちょっと風変わりな演奏です.
 ただ、 モンク は売れましたが ハービー・ニコルス は消えてしまいました.



1579

 6. "Softly, As in a Morning Sunrise"
  from "Sonny Clark Trio (BLP-1579)"


 日本で大人気の ソニー・クラーク ですが、 アメリカ ではほとんど無名なピアニストでした.
 日本での人気と、 1980 年代の Blue Note ルネッサンスによって アメリカ でも知名度が上がっていったミュージシャンです.

 バディ・デフランコ のグループにいた無名のピアニストが彼でした.
 当時の Blue Note はお金もなく自転車操業状態だったためか、無名のミュージシャンを安いギャラで録音させたというのがたくさんあります.
 まぁ無名といってもそこは アルフレッド・ライオン の優れた耳ですので、ダイヤの原石のような人たちがゴロゴロいました.

 ちょっと脱線して スウィング・ジャーナル の人気投票のお話し.
 ミシュラン・ガイド や ザガット・ガイド にも飛び出し、知ったかぶりについて.



1600

 7. "'O Sole Mio"  
  from "Introducing the 3 Sounds / The three sounds (BLP-1600)"


 当時流行だったジュークボックスとジャズのシングル盤の関係、さらにそこから人気グループになったことなど.
 ゴスペル・タッチの軽いノリ ・・・・・・・ この人のピアノもすごくわかりやすいピアノです.
 演奏レパートリーはとても幅広いジャンルにわたっていました.



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 8. "'S Make It"
  from "Davis Cup / Walter Davis Jr. (BLP-4018)"


 ボクと同じ飛行機嫌いの ウォルター・デイヴィス・ジュニア ・・・・・
 だから 日本 にもやってきませんでしたが、なぜかヨーロッパでは演奏していたそうなのです (笑)
 彼は見かけがちょっと強面で、自分からはあまり人に寄っていかないので取っつき難い感じなのですが、実際はとてもいい人とのことでした.

 The Jazz Messengers にも短い間在籍し、その時の演奏が後年になって発表されました.

 このアルバムも久しぶりに聴きましたが、なにげに ジャッキー・マクリーン がいいなぁ.



4022

 9. "Black Coffee"
  from "Profile / Duke Pearson (BLP-4022)"


 数年前から彼の書く曲が結構好きになってきた デューク・ピアソン .
 アルフレッド・ライオン から Blue Note のプロデューサーを引き継いだの彼でした.
 ソニー・クラーク のようなバック・ビートと、 ハービー・ハンコック のような知的な部分を持っているピアノですが、ピアノよりもアレンジャーとしての彼の才能のほうが有名かな.

 トーチ・ソングとしての "Black Coffee" のお話しなども.

 このジャケットに書かれている 売り文句 がボクはとても気になっていました.
 Blue Note ではこういうジャケットほとんどないので.
 ON ゼミ 終了後、 小川さん に聞いてみたら ・・・・・・ 「知らない」 そうです (笑)



4046

 10. "Flight to Jordan"
  from "Flight to Jordan / Duke Jordan (BLP-4046)"

 レジュメではこの前に "Out of the Blue / Sonny Red (BLP-4032)" が書かれていましたが、Sonny Red はピアニストではありません.
 小川さん自身もどうして加えちゃったのかよくわからないということで、ここはカットでした.


 "危険な関係" のテーマ曲でも有名な デューク・ジョーダン .
 彼は60年代途中でジャズ・シーンから消え、その間タクシー・ドライバーやエレベーター・ボーイで生活.
 その後 ヨーロッパ にわたり 1973 年録音の "Flight to Denmark" で再注目.
 彼の曲は、メロディが素朴でどこか哀愁を帯びています.

 ちなみにこの曲は有名な曲ですが、ボクは久しぶりに聴いてみて ディジー・リース のトランペットがいいのでビックリしました.



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 11. "Ballade"
  from "Undercurrent / Kenny Drew (BLP-4059) "


 彼もこのアルバムを最後に アメリカ を離れ、 パリ から デンマーク へ.
 その後 SteepleChase でアルバムを録音します.


 この曲が最後で、終了時間がちょうど 20 時.

 この後、 小川さん のこれからの書籍のお話しと、ここでは書けない個人的な活動や、秘密の音源をみんなで聴いたりしてお開きとなりました.





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 最初に書いたコーヒーがこのワイングラスの中.

 このコーヒー、冷めても美味しいということですのでしっかり 2 時間かけて飲んでみました.
 まぁボクの場合は普段からコーヒー飲むのがすごく遅いので 1 時間くらいは普通ですので (笑)


 正直 スタバ のコーヒーなんかは 1 時間くらいかけちゃうと味が変わっちゃうんですが、さすがにこのコーヒーは冷たくなっても全然酸味みたいなものがなくて、淹れたての温かい時とは違った美味しさがありました.


 豆も見せていただきましたがメモするのを忘れました.

 たしか ・・・・・・
 ルワンダ・コパカピ・デュ・グリエ ・・・・・
 って言ったような ・・・・・・・ 汗


 ON ゼミ 終了後、お客さんたちみんな帰ってしまうので、ボク一人.
 泰三 さんとコーヒーのお話しも少ししたのですが、あまりにもディープで勉強しないと会話にすらなりそうもありませんでした (笑)

 次回はこちらもメモを取らないといけなさそうです.




 ということで 東京 の Part 1 は終了です.
 まだまだいろいろ書きたいことがあるので、 Part 2 とか Part 3 とか続きそうな気配ですね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Round Trip




 今年も お銀座 から届いたチョコレート.
 まぁ義理チョコではありますが、毎年いただいております.


 このお店との出会いは、 2010 年に 小川さん の ONGAKU ゼミナール というイベントに顔をだしたのが最初です.
 その後このイベントや、いつもの講習会で 東京 に行ったときなど顔を出し、いつも間にか常連のような大きな顔しちゃっています.




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 おしゃれなメッセージ・カードと一緒に Fauchon のチョコレート・ドリンクが一つ.
 ここ数年、ボクのヴァレンタインの恒例になりつつあります.

 その割には最近とんとお店に顔を出せなくて、ちょっと後ろめたい気持ちでホット・チョコレートを啜るのであります.
 ここ数年 東京 での講習会を他の方に頼み、ボクは地方での講習会活動中心にしたためめっきり 東京 に行く機会が減ってしまったことが一番の原因です.


 以前はボクの友人たちも何人か連れて行ったりして、みんな喜んでいただきました.
 お店のスタッフもこの間に何人も変わっていきました.
 そんなことを思いながら昔の写真見てみたら ・・・・・・・・ 懐かしいなぁ.





 そんな ONGAKU ゼミナール で紹介されたアルバムでも聴いてみよう.
 といっても、紹介された中のボクが持っているアルバムはほとんどここでも取り上げています.

 2012 年 1 月 21 日の ONGAKU ゼミナール で紹介されたアルバムです.





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  " Round Trip / 渡辺貞夫 "





  1. Round Trip: Going & Coming
            (S.Watanabe-Y.Masuo) ・・・・・ 20:03
  2. Nostargia
            (S.Watanabe) ・・・・・ 1:31
  3. Pastoral
            (S.Watanabe) ・・・・・ 14:45
  4. Sao Paulo
            (S.Watanabe) ・・・・・ 7:37




  渡辺貞夫 (sopranino.fl), Chick Corea (p.el-p),
  Mirosrav Vitous (b)、 Jack DeJohnette (ds),
  Ulpio Minucci (# 4 : p)
  Recorded at Allegro Sound Studio, NYC, July 15, 1970.







 この時の ONGAKU ゼミナール では、 渡辺貞夫 の演奏が 2 曲紹介されました.
 今日のアルバムの "Sao Paulo" と "Jazz and Bossa" というアルバムから "America" という 2 曲です.





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 いきなりこのアルバムの評価なのですが ・・・・・・・・・・


 正直このアルバム、今のボクでもかなりつらい.
 超モーダルで、かなりアブストラクティブな感じで、ボクが苦手とする演奏と言ってもいいかな.

 あの牧歌的雰囲気を持った "Pastoral" でさえも、違うんだな.
 こういう感じの演奏に ソプラニーノ は厳しいなぁ.


 このアルバムは、やっぱりそのリズム・セクション.
 こんな豪華なリズム・セクションと一緒に、さらに ニュー・ヨーク で録音するって、この時代ではちょっと考えられなかったような話があったと記憶しています.

 そして今回このアルバム聴いて思い出しました.
 あの時の ONGAKU ゼミナール では、 ソプラニーノ の話も出ていました.
 そして 「なんで Pastoral じゃないんだろ」 なんて、曲を聴きながら思ったことも (笑)




 ということで、このアルバムに関してはいつも以上にアッサリと.



 

 今回この記事を書こうと昔の ONGAKU ゼミナール のパンフレットを見てみたら ・・・・・・




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 いつもこんな感じでお話や曲を聴いていました.
 ただしボクの場合、このパンフレットの裏面はビッシリ走り書きがしてあります.


 いつも 小川さん のお話しをできるだけ書き留めようとしているので.
 そして、後日それをブログにアップです.


 先日も書いたように、来週 横浜 でニアミスなのですが、単なるニアミスだけで終わってしまいます.
 今年は一度くらい行けるかなぁ ・・・・・・・・
 できれば 銀座 に行ければいいんだけれど ・・・・・・・




 そうそう、久しぶりにお店の紹介もしておきましょうか.


   "Bar le sept"
   銀座 6-7-19 ミクニ銀座ビル 7F


 華やかさはありませんがとても落ち着けるお店ですので、是非皆さん行ってみてください.

 このブログ見てきたと言っていただけると ・・・・・・・・・・・




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 いいことがある かも しれません (笑)


Dee Dee Bridgewater

 来月末、横浜まで用事に出かけます.
 折角だから他にも何か面白いことないかといろいろ探していたら ・・・・・・・・




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 まず少し前に来ていたイベントのお誘い.
 いつもの小川さん のイベントが 28 日 横浜 の "ちぐさ" で行われます.
 ちょうど 【証言で綴る日本のジャズ】 を出版したばかりで、とても楽しみな内容です.
 おまけにボクの目的地と同じ 横浜 !!

 But ・・・・・・

 ボクの 横浜 行きの今回の目的はイベントと同じ 28 日ですが、この日は朝から 17:00 頃までお勉強なのです.
 小川さんのイベントは 15:00 〜 17:00 なので完全にアウト.
 どうも最近、このイベントとボクのスケジュールが合わない.
 結構近くにはいるものの、時間が重なってしまうことが多いのですね.

 ということで、これは今回も残念ながらパスです.







 次にどうしようかと思ったのがこちら.

 小川さんの書籍は戦後の日本のジャズがテーマでしたが、こちらは大戦中のお話し.



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 先日書いた "バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)" も演劇の世界を描いていました.
 こちらもボクの苦手な ・・・・・・ 食わず嫌いの 演劇 です (笑)


 劇団 SUNS 本公演 "Scoreless" 2月24日〜28日 新宿村 LIVE

 こちらはひょんなところから劇団員の方とつながりができまして、今回紹介させていただきます.
 演劇は全く観たこともないし、食わず嫌い的なところもありますが、こういった小さな劇団で頑張っている人たちって結構いるんでしょうね.

 きっとみんなアツいんだろうなぁ ・・・・・・
  "バードマン ・・・・・" 書いたばかりだから、なんとなくこういった劇団員のアツい話も聞いてみたくなったりします.


 ストーリーは詳しくはわかりませんが、大戦中の抑圧された中でジャズを通して自由を見つめていく、って感じのようです.
 注目は、あの 中本マリ さんが劇中で歌うことかな.
 前のお話だとセリフもある ・・・・・ なんてことも言ってました.
 どの場面でどんな曲を歌うのか、すごく楽しみです.

 公演用のポスターもすごくしっかりしたものです.
 小道具一つ集めるのも、時代設定が大戦中なので大変なようです.

 演劇苦手だからこそ 27 日行こうかと思ったのですが、興味のある他のイベントが 横浜 であることを見つけ、そちらに顔を出すことにしました.
 もし時間があけば行こうかとも思っていますが、ちょっと厳しいかな.



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   劇団SUNS 本公演  「Scoreless」
    演出 池内亮太  脚本 タネムラユウスケ

   <日程>
     2016 年 2 月 24 日〜 28 日
       24 日 (水) 18:30〜
       25 日 (木) 13:00〜 18:30〜
       26 日 (金) 13:00〜 18:30〜
       27 日 (土) 13:00〜 18:30〜
       28 日 (日) 14:00〜

   会場  新宿村LIVE


 演劇が好きな方、興味のある方、何となく観てみようかと思う方 ・・・・・・・・・
 是非のぞいてみてください.

 加古さん行けそうもなくてごめんなさい、 PR だけはさせていただきました.






 昨夜は職場の新年会.
 相変わらず若い者たちはバカ飲み.
 ボクはそんなバカ騒ぎをウーロン茶飲みながら静かに眺めておりました.

 ただお酒を飲まない代わりに昨夜は料理を食べすぎました.
 最後に出た 酸辣湯麺 ・・・・・ 大好きなので食べすぎてしまい、お腹がもたれる朝を迎えております.





 そんな朝はちょっと普段聴かないようなアルバムを聴いてみよう.
 こちらの視線も、静かに一点を見つめています.





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  " Dee Dee Bridgewater "





  1. My Prayer (Fast)
         (G.Boulanger-J.Kennedy) ・・・・・ 3:28
  2. My Lonely Room
         (Peter Skeilern) ・・・・・ 4:49
  3. It Ain't Easy
         (Allen Toussaint) ・・・・・ 3:25
  4. He's Gone
         (D.Hall-J.Oates) ・・・・・ 5:54
  5. Goin' Through The Motions
         (Tom Bahler) ・・・・・ 3:49
  6. You Saved Me
         (B.Bateman-E.Little) ・・・・・ 4:26
  7. Every Man Wants Another Man's Woman
         (Alan O'Day) ・・・・・ 4:02
  8. My Prayer (Ballad)
         (G.Boulanger-J.Kennedy) ・・・・・ 5:33




  Dee Dee Bridgewater (vo)






 そういえば、デビュー・アルバム "Afro Blue" のジャケットも、顔アップで正面を向いていました.




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 彼女の 1 作目が "Afro Blue" でそれに続く 2 作目がこのアルバム ・・・・・ アメリカ でのデビュー・アルバムです.


 前の記事の時どうして日本で "Afro Blue" が吹き込まれたのか書かなかったので、今回簡単に書いておきましょう.
 1974 年来日した サド & メル のヴォーカリストとしてやってきたのが彼女.
 2 月 27 日 芝郵便貯金ホール で初めて日本の観客の前に立ちました.
 その時の歌に感動を受けた招聘元の オール・アート・プロモーション の 石塚孝夫 社長が企画して作られたのが "Afro Blue" .
 ですのでアルバム・レーベルも "ALL ART" でした ・・・・・ 今回見直してみて初めて知りました.


 さて今日のアルバム、ジャズ・アルバムというよりは R&B とでも言えばいいかな.
 1 作目とは全然路線が変更になっています.

 どうしてこんなにも違うようになったのかはよくわかりませんが、アメリカでのデビュー・アルバムの本作には、レコード会社やプロデューサーの考えがあったんでしょうね.




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 このアルバム聴いてからはそれ以降のアルバム全く聴いていませんが、彼女が開花したのはこれ以降 90 年からでしょうか.
 グラミー賞 もジャズ・ヴォーカル部門でいくつも獲得しています.



 今回初めて知ったんですが、来日した頃ブロードウェイ・ミュージカル "ザ・ウィズ" に出演しており 1975 年には トニー賞 助演女優賞 を受賞しています.
 その後 ビリー・ホリディ 役での "Lady Day" などのミュージカルに活躍の場を移していたようです.
 そして 90 年代、またジャズの世界に戻り、 グラミー賞 獲得などの大活躍をしています.

 
 きっとその頃のアルバムのほうがずっとモダン・ジャズっぽいんだろうかな.
 今日のアルバムと "Afro Blue" も聴いてみて、ふとそんな頃のアルバムも聴いてみたくなりました.







 さて、青空の広がる日曜日.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 21mm 1/640sec f/10 ISO-100)

 WOWOW オンデマンド で "フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ" が解禁になったのでまったり観ることにしよう.
 Beyonce の "Haunted" が予告編で使われていて興味はあったんだけれど、結局お金を払ってまで観ようと思わなかったので、こういうところで観れるのはとても有難い.

 ちなみにこういう映画は地方にもやってくるんだよなぁ ・・・・・・・
 "バードマン ・・・・" や "グローリー" なんかはやってこないのに ・・・・・・ なんだかなぁ.

 そういえば今月の映画鑑賞本数はここ数か月で一番.


 まぁそれだけ暇ということなんでしょうね (笑)

ON ゼミ : TBM vs EW

  ・ ・ ・ ・ ・


 さて、第二部とも言える今回の 東京 報告.
 今日は今回の 東京 行きのメインでもある ONGAKU ゼミナール "70 年代 日本のジャズ対決 TBM vs EW" .




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 ON ゼミ の会場、 Bar le sept のある 並木通り .
 すでに木々には緑色の葉が ・・・・・・・・



 ほとんどの場合、この "ON ゼミ" 参加は他の用事とダブった時に参加していたので、今回の "ON ゼミ" の話があった時には興味あるものの年度末だからどうしようと、心なしか躊躇している部分がありました.
 でも、 藤井武 氏の参加が確定したと聞いて 東京 へ行くことを決意.


 だから今回は完全リフレッシュ ・・・・・・ 絵を観たり、娘のところに顔を出したりと のんびりの 東京 行きです.




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 小川隆夫 氏と 藤井武 氏.


 いつもは 小川さん の一人お喋りなのですが、この夜の前半は 藤井氏 が選曲して解説、そこに 小川さん が軽く突っ込むという感じでした.
 後半は 小川さん がメインで、所々で 藤井氏 に振っていました.




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 最初は、当然ですが TBM 創設について 藤井氏 が語ってくれました.
 藤井氏 は中学生から Jazz を聴いており高校の頃に、「当時の日本のジャズはマイナー・レーベルの存在もなくてとても遅れている、もし 30 歳くらいになってだれもそういったことをしてなかったら自分でやろう」 と思い、 30 歳になった 1970 年に TBM を創設したようです.
 1960 年代って、ジャズのアルバムを出しているのは大手の キング・レコード だけで、そこそこ有名なミュージシャンが集まって有名な曲ばかりを演奏していたので、それに嫌気もさしていたんでしょうね.


 有名無名に関係なく、オリジナル曲を中心に 藤井氏 が好きな演奏やミュージシャンを集めて録音されたのが TBM ということですね.
 Blue Note ととてもよく似ています.




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 1 曲目 "MINE / 峰厚介" から "Work 1"
 この作品は TBM 最初のリリース・アルバム.
 聴きどころは 市川秀男 の Fender Rhodes と 峰 のアルト.


 2 曲目 "Blow Up / 鈴木勲" から "Like It Is"
 TBM 初の大ヒットアルバムで、録音の良さから賞も獲っています.
 鈴木勲 と 藤井氏 の最初の出会いは 1963 年の "銀巴里セッション" で、この時もチェロで "Cat Walk" を演奏したとのこと.

 この曲の選曲は、その当時一般向けはしないけれどどうしても聴いて欲しい曲をアナログ盤の B 面 1 曲目に入れていたようなのです.
 これにはとても納得で、そういうことも知っていてアルバム聴いてみると、きっと今までとはちょっと違うのでしょうね.


 ここでは 菅野邦彦 のピアノのお話しで、彼のピアノはライブだとスゴイ演奏するんだけれど ( "慕情" のような) スタジオ録音だと今一つなところがあったようです.
 その当時 菅野邦彦 の兄、 菅野沖彦 が オーディオ・ラボ というマイナー・レーベルを立ち上げ 菅野邦彦 の録音もしたんだけれどどうもいい演奏がなく、 「弟の演奏は藤井さんにかなわない」 とよく言われたようです.




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 3 曲目 "UNFORGETTABLE !" から "UNFORGETTABLE"
 当時まったく無名で 赤坂 のクラブで毎晩同じ曲を違うアレンジで歌っていたのが印象的だったそうです.
 その頃から歌のうまさはピカ一.
 この演奏では 宮沢昭 のテナーと 大沢保郎 のピアノに注目.


 4 曲目 "Midnight Sugar / 山本剛" から "Midnight Sugar"
 山本剛 も TBM で発掘されたミュージシャンで、 藤井氏 曰く 「ブルースとバラードの演奏がとにかくよくって、ノリ出すと エロール・ガーナー のようなバック・ビートが出たりして」 .
 だから 1 曲目にこんな長い曲を入れたようです.

 ちなみに TBM のアルバム、日本では "Misty" と "Blow Up" が一番の売れ筋です.




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 5 曲目 "It Was A Very Good Year / 笈田敏夫" から "It Was A Very Good Year"
 この選曲は結構意外でしたね、ボクはあまり聴くことのないアルバムなので.
 普段 笈田さん はこういう歌をあまり歌わなかったそうです、 8 ビートになっていくところがおもしろい.

 ちなみに 笈田さん の息子さんは 小川さん の親友だそうです.


 6 曲目 "Sonnet / Tee & Company" から "Combo '77"
 このグループ名の Tee というは 藤井氏 のあだ名.
 1977 年 11 月から一カ月だけの活動でした.
 メンバーはそれぞれがリーダーというようなくらい強力なメンバーで構成されています.

 ただ聴いてもらうとわかると思いますが、かなりフリーキーな演奏や、アグレッシブな演奏なんです.
 だからやっていることはすごいんだろうけれど、どちらかというとボクは苦手なグループでもあります.
 ちなみに、彼らの残した 3 枚のアルバムは持っていますが (笑)

 このあたりが TBM らしいというのかな.
 聴き易いアルバムもあれば、ビックリするくらいフリージャズっぽいものまで多様です.

 この曲は現代音楽の作曲家 水野修孝 の作品.

 ここではギターの 高柳昌行 さんのことも話題になっていました.




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 7 曲目 "Montreux Cyclone" から "Merman's Dance"
 三木敏悟 と インナー・ギャラクシー・オーケストラ によるアルバム.
 アルバム "海への誘い" の翌年、 モントルー・ジャズ・フェスティバル での演奏を収めたアルバムです.

 このビッグ・バンドはバブルが弾けた後スポンサーもいなくなってしまい解散になってしまいました.

 ちなみに 三木敏悟 は、 1979 年 "アフロディーテの祈り (Aphrodite) / 中本マリ" というスゴイアルバムをプロデュースしています.


 本当は全般ここで終わりでしたが追加でもう一曲.

 8 曲目 "The Boss / 中村誠一" から "Old Folks"
 このアルバムは 1974 年 3 月 22 日から 26 日までの 5 日間、東京 赤坂 の 日本都市センター で行われた スリー・ブラインド・マウス主催の "5 デイズ・イン・ジャズ" の模様を収めた、最新版です.
 その頃 キング・レコード のアルバムを出していたので、この演奏をアルバムにしなかったようですが、演奏が素晴らしいので今回アルバムにしたようです.
 録音も 41 年前とは思えないくらいクリアなのです.


 ここで前半終了です.


 ここからは 小川さん がメインになります.




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 9 曲目 "East Wind / 菊池雅章" から "East Wind"
 East Wind は 1974 年に 日本フォノグラム で創設されたジャズ・レーベル.
 TBM と比べると、バックに 日本フォノグラム という大会社が控えているので有名ミュージシャンを使えるという強みがありました.
 ここに絡んでいた アイ・ミュージック がマネージメントしていた一人が 菊池雅章 .
 それで第一作目が彼になりました.
 さらに日本公演などに招聘したミュージシャンをそこにかけ合わせたりしています.


 10 曲目 "寿歌 / 日野皓正" から "寿歌 (ほぎうた)"
 全編日本的な雰囲気の曲を、当時バリバリの 日野皓正 にやらせたらどんなになるか ・・・・・・ というのかコンセプトだったようです.
 ですが、ボクはこの演奏聴いてとても日本的とは思えませんでした.
 比較的単調なリズムに前衛的なトランペットが乗って、さらにアフリカ音楽のような雰囲気は加わっていて ・・・・・・ 全然日本的じゃないなぁ (笑)

 ちなみに今回紹介されたアルバムでボクが持っていないアルバムはこのアルバムと新しく発売になった 中村誠一 のアルバムだけでした.

 ここではベースの セシル・マクビー のネタで笑いがありました.




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 11 曲目 "Life / 山本剛" から "When I Fall In Love"
 当時来日した アート・ファーマー・カルテット のリズム・セクションとの共演.
 ベースが サム・ジョーンズ 、ドラムが ビリー・ヒギンズ .


 12 曲目 "Hip Dancin'" から "Hip Dancin'"
 鈴木勲 のチェロ.
 TBM ではオーソドックスな感じで、 East Wind ではちょっとフュージョンぽい演奏になっています.




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 13 曲目 "Salaam Salaam / 本田竹廣" から "Salaam Salaam"
 時間の関係で全般部のピアノ・ソロ部分でフェードアウトでした.
 ちなみに今回紹介された曲は、比較的長い曲が多かったのでほとんどフェードアウト.

 このリズム・セクションも来日したミュージシャンたちを捕まえての録音.
 ちなみに East Wind の第 2 作目の作品です.


 14 曲目 "111 Sullivan Street / 増尾好秋" から "Without A Song"
 この曲には参加していませんが、他の演奏に参加している Jim Lovelece の香水のお話しで笑い.
 あまりうまくないのに、どうしてこのアルバムで参加させたのかは ?




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 15 曲目 "I'm Old Fashioned / 渡辺貞夫" から "Confirmation"
 今回最後の曲でした.

 ミュージシャンも結構自分の演奏がわからなかったりするお話や、バークレー時代 トニー・ウイリアムス とのツアーのお話し等でおしまい.



 時間的には 30 分くらい伸びただけでまぁいつも通りという感じでした.

 



 実は今回、ビッグなサプライズがありまして ・・・・・・・

 それは 藤井さん から参加した全員に冊子と CD のお土産がありました.



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 この冊子は以前 TBM から送って頂いたものと同じもので、ボクにとっては プチ・バイブル 的なもの.
 何と言ってもディスコ・グラフィが掲載されているんですから !!!

 これだけでもすごいのに CD まであります.
 ちなみに上の写真は以前撮った冊子の上に、いただいたジャケット写真を合成したものなので縮尺はデタラメです.

 このCDは正直ルーキーのみなさんには厳しいでしょう.
 かなりフリーキーな演奏なので、今回これをお土産にもらった参加者の多くは一度聴いてそのまま棚にしまわれてしまうかもしれません (笑)
 ボクもその一人の可能性が非常に高いのですが、このアルバムを見るたびにこの夜の想い出はいつまでも残っていくと思います.



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 最後は超 ミーハー的にサインいただきました.
 当然ですが、このために持参した TBM 1 作目の "MINE" のジャケットにです.
 なぜか 小川さん のサインと一緒で "Keep Swingin" でした (笑)


 おまけに 2 ショットで写真も何枚か撮っていただいたり ・・・・・・・・
 終了後少しお話しできる時間もあったりで ・・・・・・・・・



 TBM はとってもとっても好きなジャズ・レーベルです.
 そんなレーベルを立ち上げた、日本の アルフレッド・ライオン とも言える 藤井武氏.
 長年の夢だった 藤井さん のお話しを聴くことができ、とても満足の ON ゼミ だったのです.



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 やっぱり TBM はスゴイ !!

 そして 藤井武 はスゴイ !!!


 まだ多くのアルバムが廃盤になったままというのが、本当に残念なのです.



  ・ ・ ・ ・ ・

The Dynamic Duo

 土・日、お仕事だったので今日はその代休をいただき朝からのんびりしています.
 のんびりといっても、ちょっとやらなくちゃいけないことがあり外に出ていたらいつの間にか夕方になってしまいました.
 今日も陽は出ているんですが、結構寒い日でした.




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   (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/5000sec f/4 ISO-100 EV-0.7)

 今年は結構雪が降ります.
 さすがに昨年 2 月の大雪ほどは降りませんが、少しずつ降っているので周りの景色がずっと白中心の景色.






 そんな寒い日に似合う曲が入っているアルバムです.
 ジミー・スミス は以前 (と言ってもジャズを聴き始めた頃のこと) ほとんど聴かなかったのですが、数年前からしっかり Blue Note を聴いて、集めるようになったら、必然的に耳にする機会が増えました.
 このアルバムは Verve に移籍した後のアルバムですが、リラックスした雰囲気がいいです.








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  " The Dynamic Duo / Jimmy Smitn & Wes Montgomery "





  1. Down by the Riverside
            (Traditional) ・・・・・ 10:02
  2. Night Train
           (Forrest-Washington-Simpkins) ・・・・・ 6:48
  3. James and Wes
           (J.Smith) ・・・・・ 8:13
  4. 13 (Death March)
           (G.McFarland) ・・・・・ 5:21
  5. Baby, It's Cold Outside
           (F.Loesser) ・・・・・ 5:57




  

  Jimmy Smith (org), Wes Montgomery (g),
  Oliver Nelson (arr.cond)

  # 4 : Recorded at New Jersey, September 21, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Dick Hixson (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (conga)


  # 1 & 2 : Recorded at New Jersey, September 23, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Tony Studd (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds)


  # 3 & 5 : Recorded at New Jersey, September 28, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Tony Studd (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (conga)








 このジャケットがいいですね.
 とってもホンワカしていて、見ていても笑顔になってしまいます.


 そう言えば ジミー・スミス って、かなりの大食漢という話を 小川さん から聴いたことがあります.


 そんな 小川隆夫 さんが書いた本に "愛しのジャズメン" があり、その 2 冊目のカバー・イラストがこのジャケットをベースにしたものでした.
 書籍のイラストのほうは、大食漢の ジミースミス を現わすかのようなちょっと笑えるデザインになっていました.

 ちなみにこの本は ・・・・・・・・ 読んでいません (笑)





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 5 曲目の "Baby, It's Cold Outside" ・・・・・ 邦題の "外は寒いよ" は、今の季節にピッタリのタイトル.
 でも演奏は、ジャケット同様に結構ホンワカした感じです.


 オルガンを使ってここまでファンキーなジャズ演奏をしてしまう ジミー・スミス の功績って、やっぱり大きいね.
 この演奏にしても全体はホンワカしているんだけれど、オルガンのキレが良くってとても小気味いい.

 もう少し音を引っ張ると、 ベビーフェイス・ウォレット みたいなブルース・ブルースしちゃうんだよね.
 まぁそれはそれで、とっても好きなんだけれど.



 このアルバム、ジャケットはかなりインパクトがあるのでずっと前から知っていましたが、しっかり聴いたのは昨年 CD を購入してから.
 だからいきなりのビッグ・バンドでびっくりでした (笑)




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 この二人は、このアルバム録音が初めての顔合わせ.
 その後も一緒に録音することはなかったので、最初で最後の共演になります.

 2 曲目の "Night Train" のギターなんてさぁ ・・・・・・・・・
 こういう R & B チックな演奏は大好きなのです.

 アップテンポで軽快に進んでいく 1 曲目の "Down by the Riverside"
 独特な音色の Wes のギターはやっぱりいいですね.

 やっぱりもう少し聴かないといけませんね、今年は彼のアルバムを少し買おうかな.




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 その昔、日本にあった多くのジャズ喫茶でどうしてあんなにも オルガン が毛嫌いされていたのかよくわかりません.
 確かに音を繋げていく感じは、ちょっとグジュグジュしたような感じに聴こえないとも言えません.

 ボクが育ったジャズ屋でも"The Cat" がかかる程度でした.
 それも一見さんと思われるような人のリクエストで (笑)

 ボクのようにまったく知らないでジャズを聴き始めた者にとっては、ジャズ屋のルールは絶対.
 そういうものだと思い込んでましたから (笑)


 今は、とりあえず気持ちよく聴ければ何でもあり !!

 ・・・・・・・・・・・・・ なのです.

 このアルバムもとても気持ちよき聴くことができるアルバムです. 






 さて、最近家の中にある不要なものをリサイクル.
 特に山登りのグッズの処分.

 というのも、昨年腰の怪我をして以来テント泊の装備で山に登るのはかなり厳しくなってしまいました.
 だからそういった山用品を職場の部下たちに安く譲ることにしました.


 ボクは不要なものが処分できそれなりの金額もいただけますし、部下にとってはそれなりのものをまぁ安く購入できるのでお互いさまといったところでしょうか.

 服などには全く興味がないのですが、こういったグッズなどは一応メーカーのしっかりしていたものに拘る傾向ですので、幸いなことに欲しいと言ってくれる者が何人もいます.




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 とりあえず、MSR のテント、 モンベル の # 1 シュラフ、オスプレー の 60 L バックパック はもう不要.


 この辺りはきっぱりと諦めます.
 泊まりで山に行く時はこれからは山小屋ですね.


 さらに使っていない JBL のミニコンポも欲しいと言ってくれる方がいたので譲っちゃう.
 これは段ボールも結構大きいので、これを引き取ってもらえるのはうれしいところ.


 で、これらを売却したお金をどうするかというと ・・・・・・・


 ・・・・・・・・ 乞うご期待なのです.









 そうだ、たまには 小川さん の書籍も PR しておきましょう.




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  "愛しのジャズメン" です.


 この本って、確か絶版になって オーディオブック という CD しかないと思っていたのですが.


 今日 Amazon 覗いてみたら " 1 & 2 " 両方見つけました.
 両方ともに残り一部だったので、とりあえず購入しましたが ・・・・・・・・・・

 「バーゲンブック」 ということで、なんと 54 % 引きになってました (笑)


 ボクはうれしいけれど、小川さんが知ったらどうでしょうか (笑)
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 更新がすっかり亀足になってしまいましたが、ようやく 1,000,000 アクセスまで到達しました.
 いつもおいでいただく皆様に、感謝.

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