山の花

夏の終わりの高原

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 この夏は、臨月の妊婦さんがいるので家に一人だけ残して遊びに出かけることがなかなかできません.
 たまたま昨日 29 日は奥様がお休みだったので、久しぶりに 池の平湿原 へ撮影に行ってきました.



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 ● 池の平駐車場 : F8.0 1/400秒 ISO-100 16mm ●

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 ● 池の平湿原 : F7.1 1/400秒 ISO-160 108mm ●

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 ● 鏡池 : F8.0 1/400秒 ISO-160 16mm ●

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 ● キノコ : F4.0 1/100秒 ISO-100 200mm ●

 湯の丸高原ホテル での気温が 20℃ だったので、標高 2,000m の 池の平湿原 はさらに 1〜2℃ 低かったかもしれません.
 風は本当に涼しく、最高の山歩きでした.


 この日のお天気は、駐車場に着いた特は青空が結構広がっていましたが、歩いている間は薄曇りの空.
 ところが日焼けがすごかった、山は曇りでも油断しちゃダメですね.

 平日なので駐車場はガラガラ、 12 時 30 分頃駐車場を出て帰りましたがその時間でも 4 割くらいしか停まっていませんでした.



IMG_1660 タチコゴメグサ
 ● タチコゴメグサ : F8.0 1/30秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1665 ハクサンフウロ
 ● ハクサンフウロ : F8.0 1/25秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1668 コケモモ
 ● コケモモ : F8.0 1/20秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1674 マツムシソウ
 ● マツムシソウ : F8.0 1/320秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1703 シシウド
 ● シシウド : F4.0 1/250秒 ISO-100 200mm ●

 今回の機材は EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM .
 予備で EF 16-35mm F4L IS USM を持っていき、すこしだけ交換しての撮影.
 まぁ花に関してはすべて望遠ズームです.


 いつもスポーツドリンクともう一本コーヒーかなにか持って歩いていますが、なぜか昨日はコンビニでお茶とコーヒーを購入.
 なんでだろう ・・・・・ 昨日はポカリスエットをガチで飲みたかった.



IMG_1700 ヤナギラン
 ● ヤナギラン : F4.0 1/640秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1709 タカネサギソウ
 ● タカネサギソウ ハナイカリ: F4.0 1/60秒 ISO-100 108mm ●

IMG_1713 アキノキリンソウ
 ● アキノキリンソウ : F4.0 1/100秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1718 シラタマノキ
 ● シラタマノキ : F4.0 1/250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1697 エゾリンドウ
 ● エゾリンドウ : F4.0 1/160秒 ISO-100 200mm ●

 少しずつではありますが、花の名前も出てくるようになりました.
 花の名前は今回自分で調べたので、ひょっとすると違っているものもあるかもしれません.

 特にすぐ上の写真 エゾリンドウ がちょっと微妙.
 写真だと同じ茎の下にも花があるように見えるので エゾリンドウ と書きましたが、ひょっとすると オヤマリンドウ かも.
 撮影するときにこの二種類あるって知らなかったので、そんなところ注意していなかったのです.


 葉っぱの形状などでも種類分けされているものがあるので、そういう事前の知識が有れば、最初から全体を撮ったりしますが、基本的に花が小さいので、どうしても花中心にテレ端の写真になってます.



IMG_1736 ウスユキソウ
 ● ウスユキソウ : F4.0 1/200秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1829 ノアザミ
 ● ノアザミ & ヒョウモンチョウ : F4.0 1/1000秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1790 イタドリ
 ● イタドリ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1792 シモツケ
 ● シモツケ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1795 オトギリソウ
 ● オトギリソウ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

 一帯の花は、ぱっと見少ない感じですが、それでもこの日だけでも 30 種ほど撮ることができました.
 とにかく花を撮るという目的なので、歩くスピードは一般の方の 2 倍から 3 倍の時間がかかります.
 この高原は気軽に車で来れる場所なので高齢者の方がとても多いのですが、いつも 「お先にどうぞ」 ばかりです.

 今回は タチコゴメグサ のように本当に小さな花や シラタマノキ も撮れたので満足.



IMG_1798 ヒカリゴケ
 ● ヒカリゴケ : F4.0 1/25秒 ISO-100 200mm ●


IMG_1809 ヤマハハコ
 ● ヤマハハコ & クジャクチョウ : F4.0 1/500秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1819 ワレモコウ
 ● ワレモコウ : F4.0 1/640秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1860 ウメバチソウ
 ● ウメバチソウ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1875 オヤマリンドウ
 ● オヤマリンドウ : F4.0 1/640秒 ISO-100 172mm ●

 掲載した写真は、画像サイズを 6000 × 4000 から 4500 × 3000 でクロップ (・・・という表現でいいのかな) .
 それをブログに掲載できる大きさに縮小しています.
 焦点距離が同じでも花までの距離がみんな違うので、一概には比較になりませんが.

 撮影はいつものようにすべてマニュアル露出で、気分でアンダーにしたりしてます.
 オーバーにしてあるのはほとんどないかな.

 今回は一段絞っての撮影が多いです.
 若干被写界深度が深いほうがいいと思っての一段絞りです.
 花を専門に撮る人たちは目一杯寄って、開放でマクロ撮影なのかな.
 山のお花の場合は、ほとんど近寄れないことのほうが多いので、レンズ勝負かな.



IMG_1847 ツリガネニンジン
 ● ツリガネニンジン : F4.0 1/1000秒 ISO-100 147mm ●

IMG_1853 キオン
 ● キオン : F4.0 1/125秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1806 ゴゼンタチバナ
 ● ゴゼンタチバナ : F4.0 1/500秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1865 ヤマラッキョウ
 ● ヤマラッキョウ : F4.0 1/500秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1820 マルバタケブキ
 ● マルバタケブキ : F4.0 1/1600秒 ISO-100 200mm ●

 秋の気配がどことなく漂い始めました.
 マルバタケブキ ももう終わりです.
 ノアザミ も綿毛になって飛び始めていました.



 ゴゼンタチバナ の写真も名前があっているか自信ないです.
 いろいろ調べてみたら赤い実をつけるようなのでそうかなと思いましたが、葉っぱもちょっと違うような気もするし ・・・・・
 こういうところが結構難しいんだな.



IMG_1919 カワラナデシコ
 ● カワラナデシコ : F5.6 1/200秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1719 ナナカマド
 ● ナナカマド : F4.0 1/60秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1794 イワインチン
 ● イワインチン : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1773 イワノガリヤス
 ● イワノガリヤス : F4.0 1/800秒 ISO-100 200mm ●

 花ではありませんが イワノガリヤス の繁殖がすごい.
 イネ科の植物ですがかなり増えています.

 数十年前、場所によっては ヤナギラン が群生していたようですが、温暖化の影響で今では イワノガリヤス が覆い尽くしているところもあります.
 ヤナギランが少なくなったのは、イワノガリヤス の増殖の他にも、温暖化の影響で ニホンジカ が高地まで登るようになり ヤナギラン を食べてしまったことも一因のようです.


 ちなみに ニホンカモシカ と ニホンジカ は全くの別物.
 ニホンカモシカ はウシ科カモシカ属、 ニホンジカ はシカ科シカ属.
 ニホンカモシカ は単独行動をとるので、大きな影響が出ないようですが、 ニホンジカ は群れで行動するため食いつくしてしまうそうです.



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 ● 池の平湿原 : F2.8 1/6400秒 ISO-160 70mm ●

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 ● ピグミーの森 : F4.0 1/40秒 ISO-100 200mm ●

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 ● ピグミーの森 : F4.0 1/40秒 ISO-100 92mm ●

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 ● 池の平湿原 : F7.1 1/400秒 ISO-160 108mm ●

 家に着いて車を降りたらその暑さにビックリ.
 下界はこんなに暑かったんだ ・・・・・・・ 高原の気持ちよさもあっという間にどこかに行ってしまいました.


 次は 2 週間後に行ってみようかな、周りの景色もだいぶ変わってるんだろうな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

池の平湿原 夏の花々

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 3 日は約 2 週間ぶりに 湯の丸高原 池の平湿原 へ行ってきました.
 少しずつですが、お花の名前もわかってきて、山歩きしながらお花を探して写真撮るのが楽しくなってきました.



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 ● 湯の丸高原 池の平湿原 鏡池 ●

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 ● 放開口から ●

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 ● 200 mm で 富士山 ●

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 9 時前には駐車場に着きましたが、この日もいいお天気.
 風がとても涼しくて、おまけにすごく気持ちのいい青空.

 少し雲はかかっていましたが、久しぶりに 富士山 も見ることができました.
 普段は雲がかかってしまい、なかなか見れないんですが.

 手前の雲が流れて山頂がきれいに見えるかとしばらく待っていたのですが、逆に雲が増えて全く見えなくなってしまいました.



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 ● ヤナギラン ●

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 ● オオヤマサギソウ ●

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 ● ハナチダケサシ ●

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 ● マツムシソウ ●

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 ● ワレモコウとアキアカネ ●

 今回もいつも通りのコース.
 2 週間前より、花は少ないかな.

 今年は全体的に花が少なく、そのため蝶も本当に少ないようです.
 ボクと同年で蝶にとても詳しい方がいるんですが、たまたま昨日ボクの職場に用事でやってきて、用事そっちのけで花や、蝶や、カメラのお話し ・・・・・

 さらに個人的に作った花や蝶のデータディスクも頂きました.



Hana 001


 ボクもこんな感じで、撮った写真を整理してますが、貰ったデータ見るとまだまだ全然という感じです.
 歳が歳なので、今から花の名前覚えるのはかなり厳しいかな.
 全部覚える前に、自分の名前も忘れてしまいそう (笑)



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 ● イチヤクソウ ●

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 ● マスダケ ●

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 ● シモツケソウ ●

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 ● コキンレイカ ●

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 ● オダマキ ●

 小さな花を探しながらの散策なので、普通の方たちの倍以上時間かけて歩いてます. 
 それでも、遅くても午後 2 時前には家に戻りるようにしてるので、朝早めの行動になります.

 雨の次の日などは、まだ水滴もたくさん残っていたりして、しっとり感のある写真撮れます.
 この日も足元は前日の夕立の後と思われる水の流れた後がありました.

 車で簡単に行ける場所ではありますが、この時期は夕立も多いので、早く登って早く下りるのが正解でしょうね.



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 見晴岳 からちょっと 地蔵峠 方向に行った場所です
 この先にもう少し開けた場所もありますが、どちらも一休みするには景色も良くて気持ちいい場所です.

 ちなみに 池の平駐車場 まで車で上がってこなくても、 地蔵峠 から登山道が整備されており、この場所に出ることができます.
 ボクは歩くのが嫌なので、一度もこの道を上ってきたことはありませんが、しっかり整備された歩道になっているようです.



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 ● ウメバチソウ ●

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 ● シャジクソウ ●

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 ● イタドリ ●

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 ● ヤマハハコ ●

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 ● シロバナヘビイチゴ ●

 この日は雲上の丘広場 まですれ違った人は 2・3 人だけ.
 平日で、時間的にも少し早かったのでまだ人はいませんでした.

 湿原まで下りると、まぁそこそこ人が木道の上を歩いています.
 ほとんどがボクと同世代くらいの高齢者.
 中にはボクよりもずっと年上で、杖を突きながらやっと歩いている感じの方がいましたが、片手にはしっかり一眼レフ.

 まるで数年後のボクの姿のようで ・・・・・・



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 今年からなんとなく撮り始めた山のお花ですが、いざ撮り始めたら花を見つけたり、家に帰って花の名前調べたりと、結構面白い.
 来シーズンはもっと計画的にいろいろな花を撮影したいと思います.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 それにしてもこの暑さはほんとにヤバイです.
 家にいても、エアコンの無い部屋はマジで熱中症になってしまいそう.


 今日はそんな暑い部屋の中で、扇風機の風だけを頼りに印刷作業.
 まずはちょっとしたコンテスト応募用の作品作り、試し刷りを何回かして仕上げ印刷.
 応募用紙など記入して、あとは発送するだけです.



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 ● 2023.7.29 川崎競馬場 EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 そのあとは先週の 川崎競馬場 での撮影会から、講評会用の 3 枚を選んで仕上げの微調整して、専用フォームで送付完了.

 午前中の 2 時間ほどでしたが、これだけでもほとんどギブアップでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

初夏の高原の花々

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 今日の記事は、 カメラバッグ の前に書くつもりでしたが、前後してしまいました.


 29 日の木曜日、 湯の丸高原 池の平湿原 までお散歩 & 撮影に行ってきました.
 前日が雨降りだったので、写真撮るにはちょうどいい感じ.
 この日、下界はかなり暑い一日でしたがさすが標高 2000 m 、風がとても気持ちよかったのです.



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 翌日の金曜日からはまた雨の予報だったせいか、この日の 池の平湿原 は結構な混雑 ・・・・・ と言っても、いつもより多いという程度で、写真にも混雑感はまったくありません.

 9 時 30 分頃駐車場に着いて、 13 時頃に下りましたが、帰る頃は上の写真のように駐車場が 9 割ほど埋まってました.


 この日、二つの団体がやって来ており珍しく賑やかな高原になっていました.

 一つは小学生の団体で、 篭ノ登山 と 池の平湿原 をグループごとに散策していたので総勢何人くらいか全くわかりませんが、元気な話声が聞こえました.
 もう一つは、県外からやってきた 30 人くらいの保育園児たちで、前日 湯ノ丸山 に登り、この日は 池の平湿原 散策だったようです.
 いつもは風の音しかしないような湿原ですが、この日はそんな団体の声が遠くからも響いていました.

 でも、それはそれで楽しそうな歓声で、たまにはこういうのもありかな.



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 ● オオヤマフスマ ●

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 ● ツマトリソウ ●

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 ● イワカガミ ●

 さて今回の目的は 「花」 .
 と言っても、花の名前なんか全くといっていいほど知らないのですが、とりあえずいろいろ見つけては撮ってみました.
 花の名前も少し調べて記載してみましたが、間違っているかもしれません.
 詳しい方がおいででしたら、是非教えてください.


 高山植物は小さな花が多いので、レンズは RF 70-200mm F2.8L IS USM の望遠ズームで、ほとんどテレ端 ( 200 mm ) 撮影.
 少しの風でも花が揺れますし、手持ちのテレ端だとファインダー内も揺れまくりなので、カメラは EOS R3 で手ブレ補正の恩恵を、さらに一脚に望遠レンズ固定して使用.

 場違いなくらい大きいカメラを持っていっちゃいましたが、結果的には大正解.



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 今回はこの望遠ズームでほとんど撮影、最後のほうだけ Planar T* 1,4/50 ZE .
 実は Milvus 2/35 ZE を持って行くつもりだったのに、たまたまマウントアダプターの付いていた Planar をバッグに放り込んでしまいました.

 最近どうもこういう間違いが多いなぁ ・・・・・ いよいよ真正の痴呆か?


 花の写真は 200 mm で撮影しても小さいので、アップした花の写真はすべてトリミングしてます.
 相変わらず花の名前がわからないものがいくつかあります.
 一応ネットなどで調べて花の名前を入れてありますが、微妙にわからないのがあるので間違いがあるかもしれません.

 もし違っているものがあればぜひ教えてください.



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 池の平湿原 は幾度となくきており、ほとんどの場合まず駐車場から湿原に下りる 「池の平三方歩道」 を下り、三方コマクサ園、ピグミーの森、雲上の丘広場、駐車場と歩きますが、今回は逆回り.
 「見晴歩道」 から歩いてみました.


 前日が雨だったので、しっとり感のあるうちに森の中で撮ろうと思ってです.
 雨の後はこういった花など撮るには最適なので、同じような考えのカメラ持ったお爺さんたちが結構歩いてました.

 この日は ニコン の一眼カメラ持った方たちが多かったのです.
 ニッコール レンズは全くわからないんですが、結構長い望遠レンズ持ってた方も何人かいて、 三方コマクサ園 では三脚撮りしてる方も何人か.

 まぁ、彼らから見ればボクは完璧なキヤノ爺といったところでしょう (笑)



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 この 「見晴歩道」 は、駐車場から 「村界の丘」 、「雷の丘」 、 「雲上の丘広場」 、 「ピグミーの森」 を抜けて分岐点までで、参考時間は 40 分.
 この遊歩道は森林地帯が多いのでマイナスイオン出まくってます.

 「雲上の丘広場」 はちょっと展けた場所で湿原地帯も一望でき、一休みするにはとても気持ちのいい場所ですが、この日は保育園のみなさんがいて記念写真など撮影していたのでスルー.
 「三方コマクサ園」 で休むことにしました.


 そのおかげで、今回もまた ニホンカモシカ に会うことができました.
 それも前回よりももっと近くで、夢中で 150 カットほど撮影.
 何年も出会いを求めていたのに、一度会ったら今回もって ・・・・・ 持っているんですかねぇ.

 ほんのちょっとしたタイミングがずれただけでも出会えないので、やっぱり持ってるんでしょう.



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 今回 ニホンカモシカ と遭遇したのは 「三方コマクサ園」 のすぐ下.
 休んでいた小学生たちが 「シカがいた」 と騒ぎ始めていたので、一段下に下りてみたら目の前にいました.

 最初は木と被っていて気が付かなかったのですが、ガサガサって動き始めたのでわかりました.
 奥からどんどんこちらに向かってやってきました.
 望遠でファインダー覗いていると、ちょっとビビります (笑)


 上の三枚の一枚目が 177 mm 、真ん中の写真が 163 mm だからかなり近いですね.
 ちなみに、ここに掲載してある ニホンカモシカ と風景写真はトリミングしていません.


 二度目の撮影ですが、 ニホンカモシカ 撮るとその後の燃え尽き感が半端ないです.
 撮っている最中アドレナリン全開って感じで、撮り終えると何かどっと疲れちゃいます.



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 ● コケモモ ●

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 ● ウマノアシガタ ●

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 ● コマクサ ●

 コマクサ ですが、正直もう遅いと思ってあまり期待してませんでした.
 でも行ってみたらちょうどいいタイミングだったかな.

 ちょっと赤が強い感じで、ボクはもう少し淡い感じのほうが好きかな.
 コマクサ は以前から何度も撮っており、 昨年 も白い コマクサ を撮ったりしているので、今回はほんの数枚だけでした.


 イチヨウラン も撮影したかったのですが、以前あった場所は心無い人が採っていってしまったようで、今回見つけることができませんでした.
 他も探しながら歩きましたが、わかりませんでした.


 帰り際、駐車場の管理している友人と話したら、まだところどころにあるようなので来年に期待します.



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 それにしても、こういうところから持っていくってどういう神経してるのかねぇ.
 コマクサ も以前はかなり盗難にあってしまい、今は中に入れないよう柵が設けられています.
 本来はこんな柵がなくても楽しめないといけないと思います.


 この地域は 上信越高原国立公園 に含まれており、国立公園の植物採取などはいろいろ規制があるようです.
 一概にすべて採取がダメではなさそうですが、採取する区域も決まっていますし、その場合は申請などが必要になるようです.
 この区域が特別区域になるのかわかりませんが、いずれにせよいたるところに注意書きがありますし、遊歩道から外への立ち入りも禁止になっています.
 後世までこういう風景楽しめるように保護が必要なのにな.



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 ● マイヅルソウ ●

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 ● ハクサンチドリ ●

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 ● アヤメ ●

 ツツジ はスキー場第 1 ゲレンデ上部の つつじ平 に群生地があり有名.
 ただボクはこの 池の平湿原 のところどころに咲いている ツツジ のほうが好きです.
 特にこの時期の 池の平湿原 、新緑とところどころに咲く ツツジ のコントラストがすごくいい.

 最盛期の つつじ平 のような人混みもなく、静かな中で ツツジ を楽しめるのがいい.



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 ● レンゲツツジ ●

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 家から 30 分くらいなので、天気見ながらサクッと行けるのがいいです.
 高山植物は、季節ごとにいろいろ変わるので、行くたびに違う花が咲いていたりします.

 もう少し花の勉強して、写真撮るだけではなく花の名前がすぐに出てくるようになりたいものです.


 ちなみにこの場所は最初の写真の駐車場に車を停め、池の平湿原 や 逆方向の 篭ノ登山 登山に行きます.
 駐車料金は普通車で 600 円で、この中には 森林利用協力金 も含まれており、施設整備や環境保護などに使われています.


 この夏はあと数回行く予定です.
 うまく休みの日とお天気がマッチすればいいんですが.



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 ● ハナニガナ ●

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 ● ハクサンシャクナゲ ●

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 ● カラマツソウ ●

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 ● 落下したサラサドウダン ●

 写真はありませんが、 湯の丸高原 の入り口にある 「湯の丸高原ビジターセンター」 には、春から秋の期間 "湯の丸ネイチャーマイスター" (自然解説員) が常駐しており、有料ですがガイドをしてもらうこともできますし、センターでいろいろお話を聞くこともできます.
 実は元職場の先輩がネイチャーマイスターとして活躍していますが、毎日は上っていないので、一度も顔を合わせたことがないんですよね.


 次こそゆっくりカメラの話やお花の話をしたいものです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Out of the Box

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨日の土曜日、 2 週間前 のリベンジに 池の平湿原 へ.

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 この日は昼頃から曇ってしまったものの、午前中は最高のお天気.
 駐車場もほぼ満車になるくらいです.

 今回は一脚に EF 70-200mm F2.8L IS lll USM に取り付けて、担ぎながらの山歩き.
 前日雨降ったので、適度なしっとり感もあってよかったなぁ.

 日差しが結構ありましたが、風が半端ないくらい気持ちよくて ・・・・・ 昔山登りしていたころ思い出しました.



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 今回望遠持って行ったのは、山の花を少し撮ろうと思って.
 山の花って、本当に小さいので注意深く探していかないとわからない.

 ましてやボクのように花の名前なんてほとんど知らないものにとっては、探すだけでも一苦労.

 おまけに山の中は歩道以外は立ち入りできないので、そうなると望遠が必要.
 実際撮ってみるとテレ端撮影していると手振れでプルプル動いちゃう.
 だから今回は一脚使用と相成りました.



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 一枚上の 一葉ラン も何とか撮れました.
 この場所も群生する シャクナゲ の根元なので、本当にわかりづらい.
 おまけにとっても小さな花です.

 下の写真お花の名前は ・・・・・ ツマリソウ (ツマトリソウ)

 こちらは自然保護指導員に方教えてもらいました.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 一か月前に Amazon でポチったインポート CD が結局届かず、返金に.
 返金はありがたいけれど、このアルバムに関しては国内でも購入できず、どうしても欲しかったので残念感半端ない.

 ところが Amazon



 一か月前に Amazon でポチったインポート CD が結局届かず、返金に.
 返金はありがたいけれど、このアルバムに関しては国内でも購入できず、どうしても欲しかったので残念感半端ない.

 ところが Amazon prime だと無料で聴くことができるじゃないですか.

 ということで今日はそんなアルバムのことを.




Roy Bittan 0011






  " Out of the Box / Roy Bittan "





  1. The Dance

  2. Love Will Find a Way

  3. Jammin With Myself

  4. Riders in the Night

  5. Clouds

  6. Into the Blue

  7. Like the Sea

  8. Santiago's Dream

  9. Q's Groove

  10. Hammond Eggs

  11. La Giostra (The Carousel)

  12. Madrid

  13. East Wind





 ロイ・ビタン (日本語の発音わからないので正しくないかも) は日本でどのくらい知名度あるのかさっぱりわかりません.
 でも ブルース・スプリングスティーン を好きな人だったら、知っているかもしれませんね.

 スプリングスティーン と一緒に活動してきた The E Street Band のキーボード奏者ですから.




E Street Band 002

 The E Street Band といえば、どうも スプリングスティーン の単なるバック・バンド的なイメージがあるかもしれませんが、彼のデビューからずっと一緒で、 The E Street Band のメンバーの一人が スプリングスティーン という表現をしているものもあります.

 
 昔代表的なアルバムはよく聴いたものの、そんなに熱心な スプリングスティーン ファンとは言えないので、メンバーについては気にもしてなかった.


 もう何年も前に You Tube にアップされた、スプリングスティーン と Sting が共演して "The River" を歌っているをなんとなく発見.
 この演奏でのピアノがとってもよくって.

 すごくメロディアスでリリカル.
 グッとくるようなピアノで、いったい誰なんだろうと ・・・・・

 とにかくリピートしまくりで聴いた記憶があります.
 ピアノのグレーズもほとんど覚えました (笑)




Roy Bitten 001

 実はボクの大・大好きなアルバム "Bella Donna / Stevie Nicks" にも、彼は参加しており曲まで提供してました.
 こちらのアルバムは前にも書いたようによく聴いたアルバム.
 こちらもピアニストまでは気にも留めてませんでした。
 でも、 Roy Bittan がバックにいることを知ってから聴いてみると、なるほど.

 そんなこともあって、このアルバムは少し前に 3 枚組のデラックス・エディション を再購入.


 さて、今日のアルバムでの演奏は、ロックとかフュージョンと言うにはちょっと違うかなという感じ.
 インストルメンタル という表現が一番いいかな


 ボクの好きな映画のひとつに "最強のふたり" があります.
 この映画、最初の主題曲がすごくいいんですが、 ロイ・ビタン のアルバムがまさにこんな感じなんですね.




Roy Bitten 002

 このアルバムは作業用なんかにはピッタリ.
 これを書いている今も雨降り ・・・・・ 今の梅雨時、窓に当たる雨でも眺めながら流しておくには最適なのです.

 繊細さがとにかく耳にやさしい.

 やっぱりね、 2 曲目の "Love Will Find a Way" なんだわ.
 他の曲も全体に彼らしいリリシズムあふれるアルバムだけれど、やっぱりこの曲かな.
 まんま ロイ・ビタン って感じ

 こういう演奏、いいんじゃないかな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 この日は湯の丸高原の駐車場も結構県外車で埋まっていました
 梅雨の合間の青空で、新型コロナの県外移動も緩和されたので、家族連れで賑わってました.



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 この時期の土日は、第 1 ゲレンデリフトも運航しており、リフト降り場から少し歩いた つつじ平 まで容易にいくことが可能です.
 おかげで家族連れとは別に、高齢者の方もすごく多いですね.

 写真のあたりもツツジの群生した場所ですが、まだ早いようです.
 ちなみにこのあたりが 1,750m くらい、 池の平駐車場 が2,000m ほどですので、池の平ではすでに開花していたツツジもこちらは一・二週間遅いかな.



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 ということで十分なリフレッシュになりました.

 ちなみに、アイスクリームはバカ売れしておりました (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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