
今日も雲はあるもののいいお天気でした.
この週末のやらなくちゃいけないこと ・・・・・・・・ と言っても、買い物と散髪くらいなんですが.
昨日みんなやってしまったので、今日はゆっくりジャズでも聴きながら本でも読もうと思っていたんだけれど、なにかウダウダしているうちに一日が終わってしまいそうです.
昨日、ちょうど書籍が届いたのでグッド・タイミングだったのですが.
そのうちの一つはブログ友 NetHero さんが ブログ で紹介していた、歴史を題材にした小説.
"幕末維新の暗号 上下巻 (加治将一著)"
特に歴史には興味なく、この物語の背景でもある幕末から明治に至る辺りも、有名な人々の名前をほんの少し知っている程度.
それでもちょっと面白そうなので文庫本を購入.
最初の数ページ読んでみたのですが、結構面白そう.
こういった歴史物は、みんな実際に目にした訳ではないのでいろいろな推理 ・・・・・ あるいは空想ができてしまいます.
だからこの手のジャンルは、書籍はもちろんドラマや映画にもたくさんあったりします.
もう一つは、文庫本と比べようもないくらいズッシリをした書籍.
値段も医学書なみの価格 (笑)

"ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡"
写真は家にあった ブルーノート 関連の本を並べてみました.
こういったジャズ関係の書籍は、一時できるだけ読まないようにしていましたが最近になって少しずつではありますが手に取るようになってきました.
知識なんてなくても音楽は楽しめます ・・・・・・・・
がっ、いろいろな知識がそこに加わると今までとちょっと違った聴き方ができ、さらに聴くのが楽しくなったりするのも事実のようです.
そのいい例が "ONGAKU ゼミナール" かな.
そんな感じでここ数年は書籍も手に取ったりしています.
ブルーノート に関しては上の写真の通りこれで十分かな.
もっともっと関連図書はありますが、あまり知識詰め込んでも消化しきれずに爆発してしまいそうですから.
さて、この "ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡" ですが、 ブルーノート 創立 75 年を記念して発行されたもの.

この ブルーノート 75 周年記念については、すでに昨年から "ブルーノート・ザ・マスターワークス" として SHM-CD がお買い得価格で発売されていたり、アナログ盤の再販など.
今日何気にこの SHM-CD シリーズのラインナップを確認していたら、見逃していたものがあることを発見.
どうしようか ・・・・・・・
すでに 12 月発売のアルバムを 10 枚ほど予約してあるので ・・・・・・・・
・・・・・・ 悩むのです.
さらに下の写真のような強烈なものも発売されています.
75 周年に合わせ、 75 枚のアルバムと、それを入れた Astell &Kern 社のハイレゾ対応のポータブルオーディオ機、冊子、専用のアルバムスタンドがセットになっています.
世界で 1000 組限定のようなので、日本へは一体どのくらい来るのでしょうか.
まぁ価格がかなり高額なのは目に見えていますので、もしボクに買えるチャンスがあったとしても購入は無理.
ちなみに 小川隆夫 氏はこのデモ機をいただいたようで、うらやましい限りです.

ということで、今日は Blue Note 聴かなくちゃ.
午前中からこのアルバムを何回も聴いています.
この演奏者もとても有名なミュージシャンなのですが、どうもボクの好みとはちょっと違うような感じで、これまた好んで棚から CD を取り出すことがないのであります.

" Go ! / Dexter Gordon "
1. Cheese Cake
(D.Gordon) ・・・・・ 6:33
2. Guess I'll Hang My Tears Out to Dry
(J.Styne-S.Cahn) ・・・・・ 5:23
3. Second Balcony Jump
(B.Eckstine-G.Valentine) ・・・・・ 7:05
4. Love for Sale
(C.Porter) ・・・・・ 7:40
5. Where Are You ?
(J.McHugh-H.Adamson) ・・・・・ 5:21
6. Three O'Clock in the Morning
(D.Terris-J.Robledo) ・・・・・ 5:42
Dexter Gordon (ts), Sonny Clark (p),
Butch Warren (b), Billy Higgins (ds)
Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 27, 1962.
デクスター・ゴードン もそんなには好んで聴くテナーではありません.
アルバムも ブルーノート の数枚あるだけです.
ボクの受ける印象がどうも ソニー・ロリンズ に似た感じで、悪くないんだけれど、さりとて大好きなテナーとは言い難い.
なんでだろう ・・・・・・・
こういうのは感覚的なものがあるので、仕方ないかな.

このアルバムは、午前中から何度となくかけているんだけれど、全然普通に聴けてしまいます.
・・・・・・・・・ 当たり前か (笑)
いかにも ブルーノート といった骨太の音がスピーカーから流れてきます.
こういったアルバムは夜小さな音で聴くよりも、やっぱり大きな音で聴いた方がいいねぇ.
ただ、やっぱりソロの部分で気になってしまうところが結構あったりします.
間の取り方がちょっと違うのかなぁ ・・・・・・・・
"Cheese Cake" だけが彼の曲ですが、アルバムの一曲目を飾るにふさわしい、とてもステキな曲なんだな.
映画 "ラウンド・ミッドナイト" の主役でしたが、映画での演奏はちょっと抑えた感じで、今日のアルバムのような感じとはちょっと違っていたように思います.
まぁ映画での役はもっとボロボロの状態だったので、あえて言葉少なめだったのかもしれません.

彼の代表作は "Our Man In Paris (BLP-4146)" ですが、今日のアルバムも同じくらい評価のいいアルバムです.
当時の デクスター・ゴードン は、それまでの麻薬常用の結果、酒場での出演許可が下りず失業状態.
そのためこのアルバム録音の二日後、 "A Swingin' Affair (BLP-4133)" の録音を終え ロンドン へ旅立ち、 1976 年まで ヨーロッパ を活動拠点に定め、多くのアルバムをリリースしました.
当時は ヨーロッパ のほうがジャズ・ミュージシャンたちを暖かく迎えてくれたので、多くのミュージシャンたちがヨーロッパで活動していました.
そんなアルバムの代表作が "Our Man In Paris" でした.
このアルバムはバックのリズム・セクションが日本でも人気のある ソニー・クラーク・トリオ .
このピアニストも若くして亡くなってしまいましたが、独特のタッチで日本でも人気のあるピアニストです.
そういったこともあって、このアルバムの評価が結構高いのでしょうか.
そういえば SHM-CD シリーズも、 ソニー・クラーク のアルバムが何枚か再販されていました.
ということで、今日は前置きがかなり長くなったのでアルバムはサラリと (笑)
最後は昨日の夕焼け.
最近本当に、夕焼けがキレイな日が続いています.

手前の鉄塔や山並みなどもくっきり写してみました.
手持ちでこれだけ撮れれば、まぁ自己満足.
最初の写真なんか見ていると、やっぱりもう少し広角 ・・・・・・・・・
でもここはグッと我慢、 CD 買うのとは訳が違います.
なんてったって CD 約 100 枚ほど買えちゃう金額なんですから.