年賀状

Heavy Weather

 年賀状を送ることのできなかった皆様へ、新年のご挨拶.
 毎年お馴染みの Alfons Maria Mucha です.




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 そんな年賀状の周りに、脈絡のないアルバムが並んでいますが、じつはこれ今日届いたアルバムたち.
 年末に 「輸入版 881 円 ・・・・・」 なんてメールが Amazon から届いてしまったので、何気なくホームページをのぞきながら、何気なく Click してしまったアルバムです.
 今年はお金を少し貯めて、アンプを買おうと思っていた矢先にこれだものねぇ ・・・・・ 汗.


 それにしても、我ながら呆れるくらい脈絡のない買い方です.
 本当は、 "Tenor Man / Lawrence Marable" と "Boston Blow Up / Serge Chaloff" というストレート・アヘッドな 2 枚が欲しくて、そのついでに注文した 5 枚が先に届いてしまいました.
 さすがのこの 2 枚に関しては、国内発売の 999 円シリーズですが、 それにしてもみんな安い.
 写真の 5 枚も、すべて 800 円台です.
 まぁ、だから買ったという感じでもあるんですがね ・・・・・・ 自己弁護.



 ボクの家の周りは、昨日も雪が降ったものの積雪までには至っていません.
 でも周りの山々を見ると、かなり白くなっていますね.
 特にこの数日は山も荒れ模様のようでした.

 そんな中、山岳遭難のニュースがどんどん飛び込んできます.
 ボクはルーキーそのものなので、とても冬山に登ろうとは思いませんが、ニュースを観ていると素人目にも 「どうも認識が甘いんじゃないの?」 って思うような感じ.
 基本的に山は自己責任の世界です.
 寒くて動けなくなったから携帯で 110 番して救助要請 ・・・・・・ 、まぁ命が助かったのだから間違いではないでしょうけれど ・・・・・・・・ なんだかなぁ.


 野沢温泉の遭難なんて、呆れてものも言えません.
 立ち入り禁止のロープを越えてスノーボード、そして違う沢に下りて帰れなくなる.
 幸い、野沢温泉は立ち入り禁止地区に入った遭難者の救助費用は遭難者が支払うと村の条例で決まっています.
 今回の救助にも適用されるようです.
 救助者は表層雪崩の危険のある中、こういったおバカさんを救助に行かなくてはならないということを考えると、当然でしょうね.
 立ち入り禁止のロープを越えるということは、何が起きても自分で責任を取るということ ・・・・・ 遭難しても捜索不要の念書でも書いて越えていってほしいですよね.


 雑誌なども、新雪、パウダースノー ・・・・・ なんてことばかり書いているんじゃなくて、もっと自然というものが相手で、一つ間違えると生命にもかかわることももっと周知させるべきじゃないのかなぁ.





 そんな悪天候にちなんで ・・・・・・
 そのままズバリ、グッド・タイミングで CD 到着でした.






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   " Heavy Weather / Weather Report "





   1. Birdland   
            (J.Zawinul) ・・・・・ 5:57
   2. A Remark You Made   
            (J.Zawinul) ・・・・・ 6:51
   3. Teen Town
            (J.Pastorius) ・・・・・ 2:51
   4. Harlequin   
            (W.Shorter) ・・・・・ 3:59
   5. Rumba Mama   
            (Badrena/Acuna) ・・・・・ 2:11
   6. Palladium   
            (W.Shorter) ・・・・・ 4:46
   7. The Juggler   
            (J.Zawinul) ・・・・・ 5:03
   8. Havona   
            (J.Pastorius) ・・・・・ 6:01




  Wayne Shorter (ts.ss), Joe Zawinul (el-p.p.synth), 
  Jaco Pastorius (el-b), Alex Acuna (ds), 
  Manolo Badrena (perc)
  Recorded Devonshire Sound Studios, North Hollywood, CA.






 今年からちょっとデザインを変更し、ジャケット写真をできるだけ大きめにアップすることにしました.
 それに伴って作曲者と演奏時間も、可能な限り表記していこうと思います.
 ただ時間については、実際の再生時間が違ったりしていますので、ボクの CD に記載されている時間にしていきます.




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 ウェザー・リポート は、マイルス・デイヴィス のグループに在籍していた ウェイン・ショーター と ジョー・ザヴィヌル の二人が中心になって、エレクトリック・サウンドをメインにしたフュージョン・グループで、 1971 年に結成されてからは一世を風靡しました.
 ただ、ボクは今までは避けてきたグループです ・・・・・ 理由は簡単で、シリアスなジャズ・ファンを気取っていたから.
 70 年代の Miles Davis のアルバムと ウェザー・リポート のアルバムを聴くと、なるほどと思うような似た雰囲気が至る所で聴くことができます.



 このアルバムは 1977 年に発売され、スタジオ録音盤としては 7 枚目のアルバムで、大きな特徴として ジャコ・パストリアス が正式メンバーになっていることが挙げられます.
 このグループの音楽性を語る上で、どちらかというとアコースティック・ベースを多用する ミロスラフ・ビトウス から、エレクトリック・ベースを使う ジャコ・パストリアス への変化は、その音楽にも大きな影響を与えていたようです.
 その転機となったのが、このアルバムの前作 "Black Market" のようですね.




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 そんなベースの魅力的演奏が、 3 曲目の "Teen Town" .
 この演奏では、 ジャコ がドラムを叩いていると書いてあります.
 ベースはもちろんですが、ドラムもなかなかです ・・・・・ 子供のころはドラムを叩いていたようです.

 ジョー・ザヴィヌル の曲作りのうまさは相変わらずです.

 5 曲目の "Rumba Mama" だけがライブ演奏になっていますが、データは特に明記してありません.
 この曲のみ、ドラムとパーカッションによる演奏ですが、全体的にはちょっと異質に聴こえてしまいます. 

 ウェイン・ショーター も、 マイルス・デイヴィス との演奏のようなヤバいくらいの緊張感はありませんが、こういったリラックスしたムードの中の演奏も素敵です.
 こういった演奏のほうが、向いているのかもしれません.


 そして何と言っても、このアルバムの目玉は "Birdland" .
 これを聴いていると、なぜかその昔横浜で聴いた "The Manhattan Transfer" が浮かんできます.
 よくこんな曲を、素敵なアレンジで歌にしているなぁと、改めて感心してしまいます.




 明日もお天気はいま一つのようです.

 まぁ、冬ですので仕方ありません ・・・・・ 大雪にならないことを祈ります.

Evanescence の深淵

 奥様の年賀状の作成作業もようやく終了.
 ボクの年賀状と言えば、東京に行く直前クリスマスカード (ご不幸があり年賀状を出せないお宅には、年賀状と同じデザインでタイトルだけを変えて出しています) と一緒に投函.
 ところが、年賀状にメッセージを書き忘れたのを、東京で思い出した次第 ・・・・・・・・ orz .........

 デザインは毎年恒例の ・・・・・ です.



 さて年末になると、何かと物入りが多いとよく言われます.
 我が家 ・・・・・ と言うか、ボクの懐具合も正にその通りでありまして、ここにきて予約注文してあった Blu-ray や CD 等がどんどん届いています.
 カード支払いなので、支払い自体は来月なのですが ・・・・・・ 大丈夫か !?



 CD は、一気に 10 枚以上 ・・・・・・ と言っても、
 John Coltrane の Atlantic の 5 枚は廉価価格の Box 使用で、 2,125 円也 !
 Stevie Wonder 初期の "SONGS IN THE KEY OF LIFE" を含む 5 枚組は 2,592 円也 !
 そこに CTI のアルバムが 3 枚、そして Rock のアルバムが 1 枚.
 みんなで 13 タイトルが、なんと 10,000 円しないのですから.
 おまけに、クリスマスのキャンペーンか何かで、ポイントが 10 倍 ・・・・・ と言うことは、さらに 1 割引きと同じになります.
 これじゃ買ってしまうよなぁ ・・・・・ と、いつもの自己弁護.

 そんなアルバムの中で、予想に反してよかったのが "Classic Album Selection (1972-1976) / Stevie Wonder " .
 アルバムの作りが、この手の Box としては比較的よく、あの "SONGS IN THE KEY OF LIFE" も二つのジャケットに分かれて入っていました.
 このアルバムに関しては、きっと来年に.





 で、今夜はこの CD の中の一枚 ・・・・・ いつもとは毛色の違ったロックです.
 以前から欲しかったアルバム、ブレイクしてから何年も経ってようやくの購入です.
 最近、どうもこういうちょっと 旬 を過ぎたようなアルバムを買っている気がします.





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    "Fallen / Evanescence"




   1. Going Under
   2. Bring Me To Life
   3. Everybody's Fool
   4. My Immortal
   5. Haunted
   6. Tourniquet
   7. Imaginary
   8. Taking Over Me
   9. Hello
   10. My Last Breath
   11. Whisper




   Amy Lee (vo), Ben Moody (g), David Hodges (p.key),
   Francesco DiCosmo (b), Josh Freese (ds)






 Evanescence は、 2003 年にこの "Fallen" でレコード (CD) デビュー.
 ジャンルとしては ゴシックメタル と呼ばれるジャンルに含まれます.
 黒魔術、魔女、死、赤と黒 ・・・・・ というようなイメージでしょうかね、一種独特のドロドロした感じがあります.
 ゴシックメタル って、一つ間違えると Marilyn Manson のような不快感が際立ってしまう場合もあります ・・・・ まぁ Marilyn Manson の場合は一般的に ゴシックメタル とは呼ばれず、オルタナティブ・ロック とか呼ばれるようですが、ボクは ゴシックメタル の要素も多大にあると思っています.




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 Evanescence の歌姫 Amy Lee にもそういった独特の暗さや悲しみがありますし、サウンドも結構重めの音作りしています ・・・・・・ でも非常に聴きやすいサウンドです.
 重いサウンドに、透き通るようなヴォーカルがとても心地いいのであります.
 "Bring Me To Life" では、ちょっと Linkin Park を彷彿させるようなサウンドがあったりします ・・・・ あくまでボクの受けたイメージですよ.


 バンドはこのアルバムによって、 グラミー賞 の 最優秀新人賞 と、シングルカットされた "Bring Me To Life" で 最優秀ハードロック・パフォーマンス賞 を獲得し、一躍スターダムにのし上がりました.
 今年発売したアルバムを含め、今まで出したアルバムはたったの 3 枚.
 そのいずれもが大ヒットアルバムになっています.


 1 曲目から 4 曲目までが、シングルカットされています.
 この 4 曲を聴いただけでも、このグループの音楽性が垣間見えます.
 ただ、グループのメンバー変動が激しく、現在も残っているのは Amy Lee ただ一人 ・・・・・ ということは、 Amy Lee が Evanescence そのものと言うことになってしまうのでしょうか.
 確かにすべての楽曲に彼女の名前も書かれていますが ・・・・・・ .
 一部では、いつも同じような感じ ・・・・ というようなネガティブな意見もありますが、まぁ人の好みは千差万別ですからね.



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 ジャケットが素敵です、それもとっても.
 もし Evanescence を知らなかったとしても、このジャケットだけでも買っていたかもしれません.
 映画 "スリーピー・ホロウ" の クリスティーナ・リッチ くらいインパクトあります.
 そういえば ・・・・・ この映画こそ、ゴシックメタルに相応しい映画で、ボクは大好きなのであります.
 そうそう、 "ドラキュラ (Bram Stoker's Dracula)" も完璧にゴシックメタル!!
 他には ・・・・・・・ いかん、映画の話になってしまいそうだから止めましょう.
 



 今年のクリスマスも過去のものになってしまいましたが、雪が舞う寒い冬の夜は、静かにこんなゴシックメタルを味わうのもいいものです.
 深く深く、 Evanescence の深海へと沈んでいくのです ・・・・・・・・・・

Riverside の Kenny Drew

 ここ数年ずっとこの時期に思うのですが、どうも昔のような 師走 という感じが無くなったように思います.
 子供のころは、年末や年始に向けて街全体がもっとバタバタしていましたし、ワクワクするような感じもあったように思います.
 不景気なせいもあるんでしょうか、街全体が 師走 という感じがしません.


 ようやく今年の年賀状デザインも決まり ・・・・・ と言いましても、毎年同じ Alfons Mucha の絵を題材にしているだけなんですがね.
 後は印刷するだけですので、来年も元旦にはお届けできそうです.




 さて、久しぶりに Jazz です.
 ちょっと地味な感じはありますが、とっても軽快でくつろげる演奏です.






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    "Kenny Drew Trio"




   1.  Caravan
          (Ellington-Tizol-Mills) ・・・・・ 4:52
   2.  Come Rain Or Come Shine
          (Mercer-Arlen) ・・・・・ 6:06
   3.  Ruby, My Dear
          (T.Monk) ・・・・・ 5:43
   4.  Weird-O
          (K.Drew) ・・・・・ 4:03
   5.  Taking A Chance On Love
          (LaTouche-Duke-Fetter) ・・・・・ 4:39
   6.  When You Wish Upon A Star
          (Washington-Harline) ・・・・・ 5:16
   7.  Blues For Nica
          (K.Drew) ・・・・・ 5:29
   8.  It's Only A Paper Moon
          (Harburg-Rose-Arlen) ・・・・・ 6:25




   Kenny Drew (p), Paul Chambers (b), 
   Philly Joe Jones (ds)

   Recorded at NYC, September 20 & 26, 1956. 






 Kenny Drew は Paul Quinichette や Buddy DeFranco といったグループで何枚かのアルバムのレコーディングをした後、 1953 年 4 月 16 日 "Introducing The Kenny Drew Trio" というタイトルで、 Blue Note に初リーダー作品を録音しています.
 その後も有名ミュージシャンとのセッションを重ね、順風満帆だったはずなのですが ・・・・・ なぜかアメリカでは認められなかったようで、その当時の多くのミュージシャン同様、活躍の場所をヨーロッパに移しました.




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 このアルバムは、当時の Miles Davis グループの二人にサポートされ Riverside レーベルに吹き込まれた、初期の Kenny Drew を代表する一枚です.
 有名なスタンダードがたっぷり詰まったアルバム.
 "Come Rain Or Come Shine" もいいけれど、ボクがこのアルバムで一番好きなのは、 4 曲目の "Weird-O" !!
 この演奏、もう少し長ければ本当に最高なんだけれどなぁ、惜しいことに演奏が短い.
 でも、とっても軽快でスウィンギーな演奏です.

 Kenny Drew は、このくらい軽快な曲のほうが似合っているようにも思えます.
 だから次の "Taking A Chance On Love" もゴキゲンなのです、いかにも ハード・バップ・ピアニスト なのです.

 アメリカにいる頃から、かなり多くの有名ミュージシャンと演奏して、アルバムもたくさんあるのに、どうして評価されなかったんでしょうね.
 派手さが足りなかったのでしょうか.


 スイング・ジャーナル選定「ゴールド・ディスク」 を受賞しています.
 この賞に関しては、その選出基準などがかなりダークで、多くの方が頭を傾げるようなアルバムが受賞したりもしていましたが、このアルバムはまぁ納得というところでしょうか.
 ただ、ピアノ・トリオの代表的なアルバムとは、ちょっと言いにくいでしょうか ・・・・・ この辺りも、地味な部分なのでしょうね.



 それにしても "Dark Beauty" とは違うなぁ ・・・・・ この人はヨーロッパに行って大正解でした.


 ボクもどこかに行って成功を収めたいと思うのですが ・・・・・・・・・・ 毎日同じ景色見ています、トホホ.

青いサテンをまとった亡き王女のラプソディ

 まだ 1 月 4 日というのにお正月らしさがあまりありませんね.
 昔はもっと子供たちが外で遊んでいたような気がしますが、最近は外で遊ぶ子供たちがめっきり少なくなりました.
 通りには雪もなく、日差しも昔よりはるかに暖かな感じです.


 届いた年賀状を見てみると、なぜか出していない人からのものばかり.
 慌てて印刷しながら、この先二度と会わないような人もいるのかな、などと感慨に耽っております(笑).
 年に一度のご挨拶 ・・・・ 日本的でいいかもしれません.



 このアルバムは、今日のタイトルのようなちょっと混沌と、いろいろなものがクロスオーヴァーしたアルバムです.
 でも、超有名な一枚のようです ・・・・・ よくわかりませんが.
 新年になって届きましたが、注文したことすら忘れていました.






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  "Deodato 2"




  1 Super Strut
  2 Rhapsody in Blue
  3 Nights in White Satin
  4 Pavane for a Dead Princess
  5 Skyscrapers
  6 Latin Flute (New Digital Mix)
  7 Venus (New Digital Mix)
  8 Do It Again (New Digital Mix)





  Hubert Laws(fl), Deodato[Eumir Deodato](key),
  John Tropea(g), Ron Carter(b), Stanley Clarke(b),
  Billy Cobham(ds) ・・・・ and others. 
  Recorded April, 1973.







 一世を風靡した ・・・・ のかはっきり覚えていませんが、 Deodato の CTI レーベル第 2 作目となるアルバムです.
 このジャケットのインパクトが強いです、いろいろなところで見た記憶があるので、やっぱり一世を風靡したんでしょうね.
 第 1 作目は、日本で "ツァラトゥストラはかく語りき" という副題が付けられましたが、この第 2 作目は "ラプソディ・イン・ブルー" です.
 オリジナル・アルバムは前半の 5 曲で、残り 3 曲はボーナス・トラックとして加えられています (ボクの CD は、Remaster された UK 版).


 フュージョンという言葉が一般的に使われるようになる少し前の時代のアルバムなので、クロスオーヴァーということになりますね.
 この時代にクラシック作品をジャズ風 (と言っても、彼の場合はそこにラテンの香りやロックの味付けをしています) にアレンジした演奏がほとんどなかったということも、一躍彼を有名にした要素でしょう.




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 "Rhapsody in Blue" は、あの ジョージ・ガーシュウィン が作曲した ピアノ独奏と管弦楽のための作品 で、ボクは昔からこれが大好きで、特にバーンスタイン&ニューヨーク・フィルの演奏がお気に入りでした.
 ただアレンジ的にはどうでしょう ・・・・・
 もともとこの楽曲はジャズ風に書かれた曲ですので、そんなにすごいアレンジしているとは思えないんですが.
 4 曲目の "Pavane for a Dead Princess" (亡き王女のためのパヴァーヌ
) も、原曲は ラヴェル のピアノ曲です.



 どちらかというと、次の曲 "Nights in White Satin" のほうが、ボクはニヤッとしてしまいます.
 この "Nights in White Satin" は、 The Moody Blues の 1967 年の作品です.
 The Moody Blues は、この当時 Pink Floyd 、 King Crimson 、 Yes 、 EL&P といったグループとともに、プログレッシブ・ロック・グループとして人気がありましたが、どうもボクは好きになれませんでした.
 この "Nights in White Satin" (サテンの夜) は彼らの代表曲でもあります.


 最後の "Do It Again" は、アメリカの AOR 系グループ Steely Dan が 1972 年にリリースしたファースト・アルバム "Can't Buy A Thrill" から.
 この曲も、オリジナル自体がジャズ的な曲なのでアレンジというよりも、ノリのいいテーマの繰り返しと、途中のソロを軽〜く聴くのがいいでしょうか.


 このアルバムの残りの曲は、すべて Deodato の作曲によるものです.
 その、残り 4 曲のほうが、ボクは新鮮さがあって好きです、独特のラテンの風味が良く効いています.
 まぁ、肩肘張って聴くアルバムではないので、軽〜くいきましょう.


 ブログ更新も今日で今年 3 回目、こちらも軽〜く、とりあえず継続だけを目標にいきます.
 内容よりも ・・・・・・・ 回数です!!

2011 ・・・・ so what !?

 新年あけましておめでとうございます.



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  (携帯で撮った今朝の日の出直前)

 真っ赤な朝焼けで、一年が始まりました.
 新年と言っても、我が家は 12 月 31 日から 1 月 1 日になっただけという感じで、ほとんどお正月らしさはありません.
 すでの奥様はスキー場にお出かけしてますし、娘たちも明日辺りから帰ってきます.
 元旦といってもいつもと変わらず、ボクは一人で家でゴロゴロしながらブログの更新したり、気が向けばちょっと勉強したりと、相変わらずいつも通りの新年を迎えています.
 でも、いつも通りに毎日を迎えられることを感謝しないといけないですよね.




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 年賀状をお送りできなかった皆様に、ブログからお年賀のご挨拶.
 ボクの HN は、 la belle epoque なので、数年前から年賀状はこんな感じで作っています.
 今年のデザインは、 "ルフェーヴェル・ユーティル" のビスケットの広告ポスター (1897作) です.
 一昔前までは100枚くらい出していましたが、最近はグッと少なくなりました.





 さて、去年の元旦は "Blue Train / John Coltrane" でスタートしましたので、今年も巨匠のアルバムからスタートしましょう.






Davis110-8






  "Kind of Blue / Miles Davis"





  1. So What
         (Miles Davis) ・・・・ 9:22
  2. Freddie Freeloader
         (Miles Davis) ・・・・ 9:46
  3. Blue In Green
         (M.Davis-B.Evans) ・・・・ 5:37
  4. All Blues
         (Miles Davis) ・・・・ 11:33
  5. Flamenco Sketches 
         (M.Davis-B.Evans) ・・・・ 9:26
  6. Flamenco Sketches (alt-tk)
         (M.Davis-B.Evans) ・・・・ 9:32






  Miles Davis(tp), Cannonball Adderley(as),
  John Coltrane(ts), Bill Evans(p),  Paul Chambers(b),
  Jimmy Cobb(ds), Winton Kelly(p-#2 only)
  #1-3: Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 2, 1959.
  #4-6: Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, April 22, 1959.





 これくらい有名なアルバムになると、改めてボクが何かを言う必要がまったくないので楽ですね (笑).
 とにかく聴けばいいのですから.




Davis110-2

 新しいジャズの一歩を踏み出したアルバム、新年に聴くにはぴったりでしょうか.
 クールで、スタイリッシュな、モード・ジャズがここにあります.
 何度聴いても、カッコイイし、都会的なソフィスティケートされた演奏です.

 Coltrane のソロの入り方なんか、ゾクゾクしてしまいます.
 でも今年は、 Miles のように無駄なことは言わずに、淡々と生きていきたいと思っています ・・・・ 毎年思ってはいるんですが、どうも一言多かったりして、ボクはどちらかというと Coltrane に近いのかもしれません.




 今年も始まりました.

 今年はどんな人との出会いが待っているんでしょう.
 ここ数年は、 4 月になれば必ず新しいポストに座っていたので、せめて今年くらいは同じところにいたいと思うのですが、こればかりは "ひとごと(人事)" なので、自分の力ではどうしようもありません.
  とりあえず健康で、昨年のようにやりたいことをできれば、それが一番なのですが.



 ここを訪れてくださる皆様にとっても、良い一年でありますように ・・・・

● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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