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 こんなご時世ですので、ちょっと静かに書かないと ・・・・・

 前二回をさらに遡って、夏休み二日目のメイン観光.
 前日宿泊した 中禅寺湖 から 日光 に移動して 東照宮 参拝です.



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 宿泊した旅館の方から、新型コロナの影響で 東武日光線 や 日光東照宮 もガラガラと聞いていたので、近くの 大駐車場 を目指していたんですが、その手前の 日光山輪王寺 第 2 駐車場にオッサンたちに強制誘導されてしまいました (笑)
 最初はよくわからなかったので、ここが大駐車場だとばかり思ってた.

 まぁこちらは 500 円と 大駐車場 よりも 100 円安いですし、 東照宮 の参道に近いようなので結果オーライ.
 いつもはこの駐車場も人気でかなりの混雑のようですが、帰るときも乗用車はたった 4 台.



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 ● 重文: 輪王寺 三佛堂 ●

 駐車場のすぐ隣が 輪王寺 三佛堂 .
 こちらでチケット売っていたのでついつい買ってしまいそうになりましたが、よく見ると 東照宮 のチケットは購入できず、この周辺の 三佛堂 などのチケット売り場でした.

 三佛堂 ・ 大猷院 ・ 宝物殿 ・ 逍遥園 が拝観できるセット券が 1,000 円と金額的にはそんなに高い気はしませんでしたが、拝観所要時間が 2 時間から 2 時間半かかってしまうようなので、この売り場の前をスルーして 東照宮 の参道へ.



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 ● 重文: 石鳥居 ●

 カメラは EOS 5D Mark lV .
 レンズは EF 16-35mm F4L IS USM と SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art の 2 本.

 できるだけフットワーク軽くと DOMKE のカメラバック担いでの参拝だったので、広角と中望遠の組み合わせです.
 いつもだったら広角ズーム 1 本だけでの散策になるんですが、今回はいろいろな彫刻部分を撮ってこようと思っていたので望遠も持参.
 さりとて 70-200mm はちょっと周りからドン引きされそうなので (笑)

 ちなみにこの 石鳥居 、左右の柱の太さが違うそうです.



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 ● 重文: 表門 (仁王門) ●

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 ● 重文: 五重塔 ●

 石鳥居 をくぐると、正面に 表門 、左手には 五重塔 .
 表門 の前にある拝観受付所で参拝券を購入して、いざ入らん.

 記事書いていて思ったんだけれど、音声ガイドがあったようなのでそれ利用すればよかったと猛省.
 やっぱりこういうのって、ガイド聴きながらだとなるほどなぁなのです.
 今回この記事書くのにいろいろ調べていると、知らなかったことばかり.



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 ● 重文: 三神庫・御水舎 (正面) ●

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 ● 重文: 神厩舎・三猿 ●

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 ● 重文: 御水舎 ●

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 ● ( 陽明門 の階段から) ●

 表門 をくぐると正面に 三神庫 、クランク上の参道の左には 神厩舎 があり、ここには有名な 三猿 が彫られていました.
 写真の 「見ざる・言わざる・聞かざる」 の 三猿 の彫刻が有名ですが、神厩舎 の長押 (なげし) の上に 8 面、計 16 匹彫られています.
 すでに修復が済み、キレイな状態で観ることができました.

 御水舎 の角に来ると、あの 陽明門 が見えます.



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 ● 国宝: 陽明門 ●

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 陽明門 前の 鐘楼 は修復のためか全体が覆われています.
 なので上の写真のように微妙な構図で撮ってみます (笑)

 これだけ歴史があり、棟数も多いのでどこかしらで修復作業行っている感じです.
 この 陽明門 も、雨漏りやカビの処理のため 12 月から 4 か月ほど参観できなくなってしまうようです.



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 ● 国宝: 陽明門 ●

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 ● 国宝: 廻廊 (かいろう) ●

 ただただ、スゴイです.
 この何百もある彫刻が、本当にすごくて、ここだけ観ていても数時間かかってしまいそう.
 写真も本気で撮っていれば、 100 カットなんかすぐに超えそうです.

 「日暮の門」とも呼ばれているようですが、納得.
 もう一度行く機会があれば、もっとゆっくり写真も撮れるかな.



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 ● 重文: 唐門 ●

 陽明門 をくぐると、正面には 唐門 、奥に 御本社 .

 写真は意図的にちょっとアンダーで撮っています.
 参拝客は本当に少なく、全く密になるようなことありません.
 気になったのは、若いカップルやグループが結構多かったこと.
 場所柄高齢者ばかりだろうと思ってましたが、これにはビックリ.

 御本社の中も見学してきましたが、写真撮影は不可でした.



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 ● 右に 陽明門 、奥に 坂下門 、左に 唐門 ●

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 ● 国宝: 眠り猫 ●

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 ● 石廊下 から 坂下門 ●

 御本社 の内部を観た後は 坂下門 の 眠り猫 .
 この彫り物はとても小さく、案内表示などないと見落としてしまいそう.
 どうしてこんなに小さな 眠り猫 が国宝なのかなぁ ・・・・・・ いろいろな説があるようです.



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 ● 奥社参道 ●

 眠り猫 の下を通り抜けると、 奥社 に続く 奥社参道 .
 石でできた参道で、階段が 207 段、この階段一段ごとに一枚石でできています.

 お年寄りにはちょっとキツイ階段.
 ボクも前日の筋肉痛がピークだったのでヒーヒー言いながら太腿を上げてました.



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 ● 重文: 奥社拝殿 ●

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 ● 重文: 鋳抜門 (いぬきもん) ● 

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 ● 重文: 御宝塔 (御墓所) ●

 徳川家康 の御墓所ですが、遺体があるかは不明.
 いろいろな説があるようですが、 久能山東照宮 にありそうというのが有力らしい.

 それにしても、当時の徳川幕府の想像もつかないくらいの権力を、ここに来て改めて知らされました.



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 ● 重文: 神輿舎 ●

 石の参道を戻り、坂下門を抜けて正面に見えるのは 神輿舎 .
 中には三基の 神輿 (みこし) が納められていました.

 陽明門 を裏側からもたっぷり見て戻ります.



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 ● 重文: 薬師堂 (本地堂) ●

 正面に見えるのが、 泣き龍 が有名な 薬師堂 (本地堂) .
 こちらは中の見学せず、外から数枚撮影のみ.

 この日の午前中はちょっと肌寒い曇り空.
 参拝中はずっとウインドブレーカー羽織ってましたが、さすがにここまで歩いてくると汗も少し.



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 ● ●
 ここまで写真撮りながら、水分補給もなく一気に廻ってきました.

 写真左に見えるスィーツショップで、甘酒の一休み.
 この甘酒、疲れた身体にはとてもおいしかった.
 ここの 福徳だいふく が有名らしいのですが、さすがにそちらはパス.

 写真のとおり、本当に人がいません.



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 ● 上嶋珈琲店 ●
 さらに少し散策し、コーヒーブレイク.
 宝物館 に併設されている 上嶋珈琲店 .

 これにて 2 時半ほどの参拝終了です.



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 ずっと昔、一度参拝に来た記憶がありますが、若かった頃で参拝らしい参拝しなかったせいか、記憶がとっても曖昧.

 今回初めてしっかりいろいろ見ながら、写真も撮ってみましたが、参拝客が本当に少なかったこともあり、写真はかなりゆっくり撮れました.
 でも、全然足りないなぁ.

 もう一度来れれば、もっともっといろいろ楽しめそうです.



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