・ ・ ・ ・ ・ ・
いや〜〜っ、ここ数日めっきり涼しくなりました.
あと一週間で 9 月も終わり、周りの田んぼは稲刈りも始まっていますが、この台風の雨でしばらくはダメかな.
● 2022. 9. 24 EOS R3 + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary ●
赤いほうがオスなのかな ・・・・ 全然詳しくないのでよくわかりません.
最初ファインダー覗いて撮っていた時には、メスの存在にまったく気がつかなくて.
とにかく飛び立つところ撮ろうと頑張ったんだけれど、諦めてカメラを下ろしてすぐに飛び立ってしまった.
すっかり秋ですねぇ.
・ ・ ・ ・ ・ ・
今回は珍しくフォークソングのことなんか.
最近昔の Peter,Paul&Mary (PPM) のベスト盤を iTunes でよく聴いてます.
PPM は 1960 年代から活躍している超有名なフォーク・グループで、日本での人気もすごいです.
キングストントリオ や ブラザーズフォー などとともに、日本のカレッジフォーク隆盛に大きな影響を与えたグループの一つでした.
スタジオ・アルバムのほか、ライブ盤やコンピ・アルバムもたくさん出ており、ボクの持っている CD は 1990 年の来日に合わせ、日本で制作されたベスト盤です.
なにげに秋の夜は、こんなアルバムがいいですねぇ.
このアルバムに収められている " 500 マイル" という曲があります.
"500 Miles Away From Home" や "Railroaders' Lament" とも呼ばれることもあります.
少しでもフォークをかじったことのある人だったら、知らない人はいないと思うくらい有名な曲.
海外、国内問わず、多くのミュージシャンたちがカバーしてます.
この曲の作者は Hedy West で、 1960 年代のシンガーソングライターの一人です.
● Hedy West ●
この曲が最初にレコードで陽の目を見たのは、 1961 年に発表された "The Journeymen / The Journeymen" というアルバム.
ちなみにこの The Journeymen にいたのが、後年 "花のサンフランシスコ (San Francisco : Be Sure to Wear Flowers in Your Hair)" の大ヒット曲を歌った スコット・マッケンジー でした.
この The Journeymen の演奏もスローテンポでステキです.
Hedy West の演奏は 1963 年 Vanguard レーベルから発表された "Hedy West accompanying herself on the 5-string banjo" に収録されています.
ただ彼女の演奏は、バンジョーを弾きながら結構アップテンポなので、ボクはあまり好きじゃないいかな.
ちょっと聞きなれない雰囲気を醸し出しているというのかな.
この曲は同じメロディの繰り返し淡々と歌い上げるシンプルな曲.
だからこそ、多くの人たちがカバーして、それそれのイメージで歌ってるんでしょうね.
歌詞もシンプルで、家から遠く離れ、お金がなく、恥ずかしくて帰ることができない旅人の嘆きを歌っています.
当時の貧困層を歌った社会的なメッセージが込められた曲です ・・・・・・ きっと.
500 マイル は換算すると約 805 km .
ボクの家からだと 広島県 岩国 IC までがちょうど同じくらいの距離になりました.
今だったら車で休みながら行っても 15 時間もみておけば余裕でしょう.
でも半世紀以上も前のアメリカではその距離以上に遠く感じたのでしょうか.
ちなみにこの曲の原曲とされているのが Fiddlin' John Carson の "900 Miles / I'm Nine Hundred Miles Away from Home" のようです.
● Bobby Bare ●
この曲で一番ヒットしたのは Booby Bare がカバーしたバージョン.
1963年の ビルボード・ヒット・ランキング で 10 位までいったようです.
合間にセリフまで入り、バリバリのカントリー&ウエスタンになっています.
アメリカってこういうカントリー&ウエスタンの人気もものすごく根強いので、こんなランキングもなんとなく納得.
映画 "The Blues Brothers" の酒場の風景も、決して誇張ではないかも (笑)
日本のミュージシャンもカバーしており、とくに有名なのが 忌野清志郎 ヴァージョンでしょうか.
写真は、 忌野清志郎 、 細野晴臣 、 坂本冬美 の三人で組んだ "HIS" のアルバム.
この中にも日本語バージョンが入っています
歌詞がこれから旅立っていく感じに書かれています.
ボクは彼の歌い方が好きじゃないので、 RC サクセション やソロ以降の彼の音楽ってほとんど聴いてません.
ただ、この歌詞は結構ステキだと思う ・・・・ ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ
日本語バージョンもいろいろな方がカバーしてますが、ほとんどの方がこの 忌野清志郎 バージョンを歌ってます.
● peter, paul & mary ●
さて一番好きな演奏が PPM .
この演奏は、もう聴き飽きるくらい聴いた記憶があります.
まだ CD なんてなかった頃は、カセットテープに入れて聴いてました.
帰りたいけれど帰れない、そんな心境を歌い上げるのはやっぱりこんな感じがいいです.
ジョーン・バエズ や ブラザーズフォー の演奏もとてもステキだけれど、やっぱりボクはここに帰るな.
● Joan Baez ●
この頃の正統派のフォークソングは、いつ聴いても郷愁を誘う.
もう一度あの頃に戻りたいけれど戻れない.
500 miles ならぬ 50 years ・・・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・
いや〜〜っ、ここ数日めっきり涼しくなりました.
あと一週間で 9 月も終わり、周りの田んぼは稲刈りも始まっていますが、この台風の雨でしばらくはダメかな.
● 2022. 9. 24 EOS R3 + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary ●
赤いほうがオスなのかな ・・・・ 全然詳しくないのでよくわかりません.
最初ファインダー覗いて撮っていた時には、メスの存在にまったく気がつかなくて.
とにかく飛び立つところ撮ろうと頑張ったんだけれど、諦めてカメラを下ろしてすぐに飛び立ってしまった.
すっかり秋ですねぇ.
・ ・ ・ ・ ・ ・
今回は珍しくフォークソングのことなんか.
最近昔の Peter,Paul&Mary (PPM) のベスト盤を iTunes でよく聴いてます.
PPM は 1960 年代から活躍している超有名なフォーク・グループで、日本での人気もすごいです.
キングストントリオ や ブラザーズフォー などとともに、日本のカレッジフォーク隆盛に大きな影響を与えたグループの一つでした.
スタジオ・アルバムのほか、ライブ盤やコンピ・アルバムもたくさん出ており、ボクの持っている CD は 1990 年の来日に合わせ、日本で制作されたベスト盤です.
なにげに秋の夜は、こんなアルバムがいいですねぇ.
このアルバムに収められている " 500 マイル" という曲があります.
"500 Miles Away From Home" や "Railroaders' Lament" とも呼ばれることもあります.
少しでもフォークをかじったことのある人だったら、知らない人はいないと思うくらい有名な曲.
海外、国内問わず、多くのミュージシャンたちがカバーしてます.
この曲の作者は Hedy West で、 1960 年代のシンガーソングライターの一人です.
● Hedy West ●
この曲が最初にレコードで陽の目を見たのは、 1961 年に発表された "The Journeymen / The Journeymen" というアルバム.
ちなみにこの The Journeymen にいたのが、後年 "花のサンフランシスコ (San Francisco : Be Sure to Wear Flowers in Your Hair)" の大ヒット曲を歌った スコット・マッケンジー でした.
この The Journeymen の演奏もスローテンポでステキです.
Hedy West の演奏は 1963 年 Vanguard レーベルから発表された "Hedy West accompanying herself on the 5-string banjo" に収録されています.
ただ彼女の演奏は、バンジョーを弾きながら結構アップテンポなので、ボクはあまり好きじゃないいかな.
ちょっと聞きなれない雰囲気を醸し出しているというのかな.
この曲は同じメロディの繰り返し淡々と歌い上げるシンプルな曲.
だからこそ、多くの人たちがカバーして、それそれのイメージで歌ってるんでしょうね.
歌詞もシンプルで、家から遠く離れ、お金がなく、恥ずかしくて帰ることができない旅人の嘆きを歌っています.
当時の貧困層を歌った社会的なメッセージが込められた曲です ・・・・・・ きっと.
500 マイル は換算すると約 805 km .
ボクの家からだと 広島県 岩国 IC までがちょうど同じくらいの距離になりました.
今だったら車で休みながら行っても 15 時間もみておけば余裕でしょう.
でも半世紀以上も前のアメリカではその距離以上に遠く感じたのでしょうか.
ちなみにこの曲の原曲とされているのが Fiddlin' John Carson の "900 Miles / I'm Nine Hundred Miles Away from Home" のようです.
● Bobby Bare ●
この曲で一番ヒットしたのは Booby Bare がカバーしたバージョン.
1963年の ビルボード・ヒット・ランキング で 10 位までいったようです.
合間にセリフまで入り、バリバリのカントリー&ウエスタンになっています.
アメリカってこういうカントリー&ウエスタンの人気もものすごく根強いので、こんなランキングもなんとなく納得.
映画 "The Blues Brothers" の酒場の風景も、決して誇張ではないかも (笑)
日本のミュージシャンもカバーしており、とくに有名なのが 忌野清志郎 ヴァージョンでしょうか.
写真は、 忌野清志郎 、 細野晴臣 、 坂本冬美 の三人で組んだ "HIS" のアルバム.
この中にも日本語バージョンが入っています
歌詞がこれから旅立っていく感じに書かれています.
ボクは彼の歌い方が好きじゃないので、 RC サクセション やソロ以降の彼の音楽ってほとんど聴いてません.
ただ、この歌詞は結構ステキだと思う ・・・・ ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ
日本語バージョンもいろいろな方がカバーしてますが、ほとんどの方がこの 忌野清志郎 バージョンを歌ってます.
● peter, paul & mary ●
さて一番好きな演奏が PPM .
この演奏は、もう聴き飽きるくらい聴いた記憶があります.
まだ CD なんてなかった頃は、カセットテープに入れて聴いてました.
帰りたいけれど帰れない、そんな心境を歌い上げるのはやっぱりこんな感じがいいです.
ジョーン・バエズ や ブラザーズフォー の演奏もとてもステキだけれど、やっぱりボクはここに帰るな.
● Joan Baez ●
この頃の正統派のフォークソングは、いつ聴いても郷愁を誘う.
もう一度あの頃に戻りたいけれど戻れない.
500 miles ならぬ 50 years ・・・・・
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