東御市

2024-25 シーズン・イン

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 2024-25 スノーシーズンが始まりました.



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 ● 2024. 12. 1. ●

 当初 11 月 23 日オープンの予定でしたが、一週間遅れの 12 月 1 日にオープン.
 スノーボードスクールの校長と話してたら、 「昨年のオープン初日は、一部雪が少なくてみんなで雪運び入れた・・・」 なんて言っていましたが、今年は幅広でしっかりしたゲレンデが出来上がってます.

 日曜日だったのでちょっと早めに行ってみましたが、昨年よりもちょっと少なめ.
 すでに周辺のスキー場がオープンしていたので、今年は程よい混雑という感じでした.

 今日 ( 7 日) はもう一本のリフトも運行開始.



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 ● 2024. 12. 1. ●

 初日は天気も良くて、とても暖かな日.
 でもバーンはしっかり硬く締まっています.

 先日更新したばかりの RF 14-35mm F4L IS USM を付けて撮ってます.

 すでに 3 回撮影に行ってきました.
 昨日は曇り空から小雪でしたが、お客さんもたくさんいてゲレンデは賑わっていました.
 毎年恒例の、 SAJ の指導員講習会やメーカーのライダーテストなども行われています.



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 ● 2024. 12. 3. ●

 400 mトラックの横に GMO 室内プールがありますが、昨年はこのそばに工事用資機材が冬の間青いビニールシートに包まれていて、写真撮るうえでは本当に邪魔だった.
 今年はなくなったのでいいかなぁと思っていたら、プールの建物改修用の青い保護ネットがガッツリ設置されてました.

 こういう青って本当に目立って嫌になってしまう.
 あとで加工すればいいんだろうが、基本的にこうな加工はしないタイプなので、必然的に写真撮るときに入れないようにしちゃうので、今年もプールを入れての写真が少なくなってしまうかな.



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 ● 2024. 12. 3. ●

 今シーズンの撮影ですが、次期主力戦闘機の導入が遅れているため、戦力的にはかなり見劣りしてしまう "蒼い彗星" こと、 EOS R8 での撮影です.
 このカメラ購入が今年の 4 月だったので、スキー場での撮影は初めてになりました.

 ところがこれが、思ったよりもいい感じで撮影できるんです.
 一番驚いたのは AF が結構イケてるところ.

 ガッツリ顔を認識して追ってくれます.
 ファインダーは EOS R3 などに比べるとちょっと見づらさがありますが、それでも十分.

 連写も高速連続撮影 だと約 20 コマ/秒ですので、まぁ十分すぎます.



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 ● 2024. 12. 6. ●

 今シーズンも流し撮り意識的に撮影してますが、なんと流し撮りのモード機能が付いているようで、てっきり MENU からの設定だと思って探したんだけれど、それらしきものがない.
 昨夜時間があったのでマニュアル覗いてみたら、なんと軍艦部にあるモードダイヤルの SCN の中に 「流し撮りモード」 がありました.
 普段このダイヤルは M (マニュアル) に固定なので、他のいろいろついているマークの意味も知らないことが多い (笑)

 ただこのモードだと高速の連写もできないし、絞りやシャッタースピードもどうなるのかまだわからないので、マニュアルで操作したほうがイメージ出しやすい気がします.
 とりあえず次回はこのモードで撮ってみます.



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 ● 2024. 12. 6. ●

 6 日は曇りから小雪に変わってしまいました.
 EOS R8 のウィークポイントがこの防滴性能.
 はっきり謳っていないのでどの程度の防滴性能なのか、正直わからない.

 このあたりがこれからの本格的な冬シーズンで使用できるかの大事なところです.
 この日のように雪が降ってくると、当然カメラの上で溶けて水滴になってしまうので、すごく心配.

 このあたりの信頼性だけでも、フラッグシップや EOS R3 といった機種を使う価値があると思います.

 まぁ届かない事には話にもなりませんが (苦笑)



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火のアートフェスティバル

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 月曜日が振り替え休日になると、月・水・木勤務のボクはとっても嬉しい.
 今週末もこれで五連休 !!
 月給制なので勤務日が祝日になってもお給料は変わらず ・・・・・ と言っても、契約自体がそれほど高額ではないので、今年の 9 月のような連休続きになっても、貰っている分はしっかり働いていると思ってます.



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 ● 2024.9.27 昭和記念公園 レフ板持つ 佐藤倫子 先生 ●

 そんな連休を利用して、ヨドバシカメラ モデル撮影会 のフォトコン用写真の印刷も金曜日に完了.
 11 月に東京に行くのでその時に提出してきます.

 今回の撮影会は、感覚的に撮れ高そんなに高い感じはしませんでしたが、しっかり見直してみたらそこそこ応募できる作品がありました.
 でも前回優秀賞獲った写真ほどのインパクトはないので、ちょっと不安.

 ということで今回は今まで通り 5 枚応募します.
 下手な鉄砲も数打てば当たるかも・・・・・


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 ● 2024.9.27 昭和記念公園 土屋勝義 先生 & 東花凛 ●

 ただ、 2 枚のタイトルがまだ決まっていない.
 そういうところも、作品としては今一つなんだろうか.


 この作品提出が終わると、スノーシーズンがやってくるという感じです.



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 昨日 12 日の土曜日は、天気も良くこの時期とすれば結構暑い一日になりました.
 わが市でもいろいろなイベントが開催されていました.

 その中の一つが昨日今日と開催される「火のアートフェスティバル」です.



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 ● 東御市 芸術むら公園 ●

 毎年開催されるイベントですが、気が向いたときにしか行かないので、プチ久しぶり.
 今年は 信濃町 でトウモロコシ食べ損なったので、今回は地元のトウモロコシを食べようと意気込んで出かけました.

 ところが肝心のトウモロコシは異常ともいえる酷暑のため生育が早まってしまい、このイベントには出せなかったそうです.

 目的がそれだけだったので、かなりショック.



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 ● 奥の一段下の駐車場 ●

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 ● 帰りは満車状態 ●

 オープニングセレモニーは 10 時からで、会場付近には 10 時 05 分頃に着いたのですがすでに渋滞です.
 会場に一番近いグラウンド駐車場はすでに満車のため、幹線道路から入ってすぐの空き地に何とか駐車.
 会場まではちょっと距離がありますが、天気も良かったのでこのくらいは許容範囲でしょう.

 それにしてもこんなに混んでいるイベントでしたっけ?
 帰る頃には駐車場に入れない車の列ができていました.
 もう少し駐車場を増やさないと、Uターンも出来ずに渋滞に並んだ皆さんが可哀そうすぎる.



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 ● 芝生広場の出店 ●

 芝生広場の上にはクラフトを中心とした出店がたくさんありました.
 県内外いろんなところからやって来ているようです.
 ちょっとしたインテリアなんかにいいようなものが結構ありますが、とりあえずボクは軽く流してみました.

 まだ開催直後だったので、写真では人も少なめです.



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 ● 180 coffee stand ●

 トウモロコシ食べることできなかったので、コーヒー.
 家でも職場でも、最近はペットボトルばかりなので、たまにはきちんとしたコーヒー飲まないと.

 他にもコーヒーのお店がありましたが、まぁ女性店員のほうに足が向いてしまうのが男のサガ (笑)

 一杯ずつしっかり落としてくれるので、待ち時間にちょっとお話しなんかも.
 "180 coffee stand" は 上田市 塩田平 にあるお店なので、今度お店にも行ってみようかと.


 ゆっくり芝生で飲もうと思ったら、知り合いの市会議員二人に遭遇、青空の下で選挙談義です.
 今年は衆院選に併せて市議会選挙も行われます.

 この会場にも国会議員が何人か顔出してました.
 ボクの選挙区、衆院選には当初三人出馬予定でしたが、共産党が取りやめたため自民と立憲の一騎打ち.
 他の野党支持の票がどうなるのかなぁ.



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 ● 光芒と一緒に大小のゴーストも ●

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 ● 登り窯焼成 ●

 このフェスティバルの目玉の一つが「登り窯焼」.
 時折真っ黒な煙を上げて燃え続け、遠くからもまるで火事のように見えます.

 窯のそばでは、炎を見ながら薪を入れるタイミングを計っています.
 これってたしか一晩以上続くんじゃなかったっけ?
 交代とはいえ、周りに座ってずっと火を見ているって大変だなぁ.

 ゆっくりやっていると温度が下がるせいか、二人で呼吸を合わせてサッと入れます.
 ちょうどタイミングよく薪入れに合いました.



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 ● ミーアキャット ●
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 ● アルパカ ●

 芝生の上に普段見ることのないような多くの動物たちがいて、子供たちのスケッチ大会が行われていました.
 こちらは土曜日だけのイベントのようで、例年これがかなり評判いいみたい.
 動物たちには直接手で触れることもできるので、家族連れでとても賑わってます.

 もうちょっと長いレンズ持っていけば動物たち中心に写真撮れたのですが ・・・・・


 ちなみにこの日は、 EOS R8 に Zeiss Milvus 2/35 だけ.
 たまにはマニュアルレンズも使わないと.
 R8 だと以前の RP よりもマニュアルフォーカスが全然楽なので、撮るのが楽しいです.



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 トウモロコシは食べれなかったけれど、ちょっとしたお散歩でいい気分転換になりました.

 今年 東御市 は発足 20 年で、それを記念し刀剣にちなんだイベントもいくつか行われています.
 このフェスティバルでも 刀剣演舞 が行われたようです.
 若い人たちの中にも刀剣マニアが結構いるようですね.

 こういうイベントで地域が少しでも活性化されていくのはいいですね.



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だんだん秋の気配

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 8 月 17 日以来、三週間ぶりの 池の平 です.

 八方池 に行ったり、 9 月に入ってからは台風の接近があったりで、間隔がかなり空いてしまいました.
 お花もかなり少なくなってしまいました.



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 ● 2024. 9. 6. 池の平駐車場 ●

 朝 8:00 の駐車場ですが、さすがにガラガラ.
 何組かは登山の準備してますが、ほとんどのグループは 籠の塔山 に登る方たち.
 池の平湿原 のトレッキング目的の人たちはもう少し遅い時間にやってきます.


 見晴岳 までは誰とも会いませんでした.
 実はこの日、熊よけの鈴忘れてきてしまい ・・・・・ 最近になってクマによる人身被害が増え、長野県 がクマ「出没警報」を発表するか検討に入ったというニュースも流れていたので、ちょっとビビりながらの山歩きでした (笑)



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 駐車場の周りにも多くのお花が咲いています.
 今年はまず駐車場の周りを一回りしてから遊歩道に向かうというパターン.
 ここにしか咲いていない花も結構あったりします.

 9 月ともなると、さすがにこの時間はちょっと肌寒い感じ.
 空がきれいな青空で、秋っぽいなぁ.



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 何気なく撮った雲海ですが、家でよく見たら 富士山 が顔出してました.
 今までの経験から、こういう日は 富士山 見えないと思って気にもしてませんでしたが、家でよく見たらしっかり顔を出していました.

 もう少しすると花もほとんど見えなくなってくるので、広角一本だけのトレッキングになります.



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 夏の間賑やかに咲いていた花々もかなり姿が見えなくなりました.

 ハクサンフウロ や シャジクソウ もこのあたりで最後になるのかな.
 そういう花々見つけては 「まだ頑張ってるなぁ・・・・」 なんて.

 花によっては ゴゼンタチバナ や オオカメノキ のように赤い実をつけて、夏とは違う姿を見せています.

 こういうのを見るのも山歩きの魅力かな.



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 見晴岳 の先から北アルプス.
 肉眼でも雲海の向こうに 槍ヶ岳 がしっかり見え隠れ.

 中央付近にセンサー汚れのようなものが見えますが、他の写真には写っていませんのできっとトンボかな.
 写真はトリミングなしで 200 mm の画です.


 今回の目的の一つ、ヤマラッキョウ の花もきれいに咲いていました.



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 花が少なくなってきたので、今までよりも 1 時間くらい速く一周できました.
 紅葉はまだまだ先で、緑がかなり残っています.

 この場所の紅葉は、赤や黄色のカラフルな感じではなく、カラマツが茶色くなって全体の風景が黄金色っぽくなります.
 ケルビンちょっと盛り気味にして撮るのも面白いんだな、



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 今年はこれで 18 回目 ・・・・・・ よく続きました.
 10 月中旬頃までは通って見るつもりですので、トータルで 20 回は間違いなく超えるでしょう.


 今まで捕獲 (チャーリー古庄 氏的な表現) したお花は 120 種類を超えました.
 名前もかなり覚えましたが、すでに春のお花の名前を忘れかけているという ・・・・・・

 来年またやり直しになりそうです (笑)



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池の平湿原の夏

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 今年もヤバいくらいな暑さがやってきました.
 暑中見舞い申し上げます.



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 火曜日、炎天下の駐車場に 2 時間くらい停めて戻ってみたらこの数字 !!
 こんな数字見たの初めて.

 夜も暑さで目が覚め、エアコン入れたりで.
 温暖化とか言うレベルじゃないですね.



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 今日もちょっと涼しげな 池の平湿原 の二回分の写真の中から何枚かアップします.

 まずは 7 月 19 日、この日は珍しく中学の同級生夫妻と一緒に歩いてみました.
 他の人たちと歩くのは、 6 月 15 日の清掃登山以来二度目です.
 一人で歩くのもいいけれど、誰かとおしゃべりしながら歩くのも、それはそれで楽しいです.



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 偉そうにほんの少しだけ知っている花の名前を教えながらの散策だったので、いつもに比べると撮影した写真の枚数は少なめ.
 花の名前は、相変わらず喉元まで出かかっているんですが ・・・・ なかなかフルネームがねぇ (笑)

 それでも咲いている花の種類が増えてきたので、 50 種類以上は撮影できました.



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 ここからはその一週間後の 23 日分です.
 本当は土曜日に行く予定でしたが、朝起きたら結構いい天気だったので前倒し.
 帰りに 湯の丸高原ビジターセンター に寄ったら、「土曜日じゃないんですか」だって.



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 この 池の平湿原 は下界から比べると 10℃ くらいの温度差がありますが、この日は暑かった.
 10 時頃までは結構涼しい感じもありましたが、それからは日差しがかなり強くなり、湿気もちょっと高めだったのでなおさらでした.

 それでも下界の暑さに比べれば、まさに天国ですがね.



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 夏休みも始まっているので、子供たちの声も響いています.
 湿原の中に「ヤッホー」ポイントがあるので、結構離れていてもよく聞こえます.
 
 一眼カメラを手にした方たちもたくさんいました.
 少しずつですがこの日はいろんな方とお話しもさせていただきました.
 県外から来られている方がとても多いですね.

 偉そうに花の名前を教えたりしてね ・・・・・・・ (笑)



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梅雨の中で 2

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 この連休は孫たちが帰省する予定でしたが、数日前から熱発.
 大事をとってキャンセルになってしまいました.

 土曜日に 東京 まで車で迎えに行くはずでしたが、空いてしまったので梅雨の合間の好天を利用して 池の平湿原 へ.



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 前日まで雨降りだったので、少しぬかるんでいましたが、いい感じでしっとり.
 木陰は朝のうちはちょっとヒンヤリするくらい.

 いつものように駐車場から 見晴歩道 を上っていきますが、ところどころ視界が開け 小諸・佐久方面 、天気が良ければ 富士山 まで見渡すことができます.
 
 こういうところでレンズ交換して広角レンズ使えばいいのですが、スタートしてすぐですし歩道もそんなに広くないので、いつも望遠レンズのままの撮影.
 レンズ交換はバックパックおろしてになるので、最近はすごく面倒に感じられちゃいます.
 だから、いつも同じ場所でのレンズ交換になり、写真的にもいつも同じように構図になってます.



 次の 5 枚だけは一週間前の 7 月 6 日の撮影からです.



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 この時期、一週間たつとかなり花が変わっています.
 まだ残っている花もありますが、たくさん咲いていた ツマトリソウ などもまったく見ることができません.
 まぁその代わりに新しい花が色づき始めたりするから、毎週通っても飽きないですね.


 今は白や黄色の ニガナ 、 オダマキ 、 グンバイヅル あたりが高原を賑やかしています.
 ちなみに ニガナ を含めて山の花にはいろいろな種類があって、そこに踏み込んでいくともう迷宮状態.
 花びらの数とか、葉っぱの形や数だとか・・・・・・



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 湯の丸高原センター には毎週咲いている花のリストが掲載されています.
 昨日は 70 種類ちょっと記載がありますが、ボクが写真撮影できたのは 50 種類弱.

 それでも今までに比べたら、はるかに見つけられるようになりました.
 花の名前こそまだまだスラっと出てきませんが、小さな花やつぼみを見つけるのはかなり上手になってきました.


 何よりもこの山歩きの最中は、何も考えずひたすら花探しと写真撮ることに集中できるのがいいです.



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 花の写真も、もう少し違う角度などで撮れればいいのですが ・・・・・

 いつも RF 70-200mm F2.8L IS USM なので下からのアングルがとても難しい.
 オダマキ も下から撮ったり花の向きを変えながら撮れればいいのですが、片手で望遠の撮影は最短撮影距離の問題で無理.
 かといってその都度広角レンズに変えるのもねぇ、おまけに手も写ってしまうし.
 広角で下から狙うのもありですが、とにかく花が風で揺れるのでバリアングル液晶見ながら撮るのはどうなんだろうな.

 望遠レンズの場合、ほとんど 2 〜 3 段絞ってますが、被写界深度が浅いのでどうしても葉や茎がボケボケになる.

 いろいろ撮りながらジレンマ感じている梅雨の頃なのです.



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池の平湿原 散策 4

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 今日は 湯の丸高原 池の平湿原 のお花.
 8 日、 15 日、 21 日の三日分を一気に載せてみましょう.




 最初は一週間前の 15 日の土曜日.
 この日は 池の平湿原 の清掃しながらネイチャーマイスターと一緒に植物観察するイベント "第 23 回 初夏の自然体験講座「池の平湿原一周 清掃登山と植物観察」" に参加してきました.

 いつも花の名前を教えていただいているので、まぁそのお礼もかねてという感じですかね.



2024年清掃登山チラシ表

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 参加者は地元は少なく、遠くは県外からの方も何人かおられました.

 とてもいいお天気だったので、のんびり花の名前を教えていただきながらの散策には最高.
 訪れる方のマナーがいいので、ゴミは本当に少なかったのでゆっくりお花の説明など聞くことができました.



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 ● ツバメオモト ●

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 ● シラビソの雌花 ●

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 ● ミツバツチグリ ●


 この 池の平湿原 は 上信越高原国立公園 に含まれていますので、当然植物採取は禁止されていますがどうも盗掘が後を絶たないようです.
 目的は販売だったり、個人で栽培だったりいろいろのようですが、まったくどういう神経してるんだか.

 こういった山の花はそこにあるからいいのであって、そういう花を大事にするなんて言う気持ち全くないんでしょうね.

 これって全国的にも大きな問題になっています.
 山の花を楽しみに来てくれるのはいいんですが、盗掘するんだったら来ないでほしいですね.



 「STOP お花泥棒」




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 ここからの 8 枚は、さらに前の 6 月 8 日.
 さすがに 6 月になると花の種類もどんどん増えてきます.

 毎回撮影後に 湯の丸高原ビジターセンター に寄ってわからない花の名前を教えていただいてるので、花の名前もかなり覚えました.



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 ● ツマトリソウ ●

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 ● イワカガミ ●

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 ● ヒメイズイ ●

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 ● ゴゼンタチバナ ●


  「シロバナ・・・・・・・なんとか?」
  「ミヤマ・・・・・・・なんとか?」
  「ミツバ・・・・・・・なんとか?」

 かなり名前も覚えたはずなのに、まだまだスラっと名前が出てこないですねぇ.
 

 散策中のほとんどは RF 70-200mm F2.8L IS USM の白いレンズ着けてるので目立つんでしょう、花の名前を聞かれる機会がだんだん増えてきました.

 スラっと名前が出てくるとカッコいいんですがね (笑)



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 ● コケモモ ●

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 ● レンゲツツジ ●

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 ● ズミ ●

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 ● ミヤマニガイチゴ ●


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 最後は先週 21 日梅雨入り後の写真です.
 家を出る時は曇り空だったのに途中からポツポツ振り出し、 池の平駐車場 に着く頃には完全な雨.
 一応レインウエア準備して、 20 分ほど インフォメーションセンター で雨の様子みたり、天気予報ながめたりしてみましたが、どうも昼頃まではやみそうもないので撤退.


 地蔵峠 まで戻り、スキー場第 1 リフト横のレンゲツツジを少しだけ撮ってきました.



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 6 月 30 日まで 「湯の丸高原 ツツジ祭り」 が開催中です.
 その間は平日でもスキー場の第 1 リフトが運行しており、ゲレンデ上部の つつじ平 まて簡単にいくことができます.

 写真のように、雨が降ってもリフトは運行します.



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 小雨程度でしたらリフト使って つつじ平 まで行きたかったのですが、結構な雨のため歩いて回れる範囲だけでした.

 レンゲツツジは快晴だと白っぽくなってきれいな色を出すのが難しいのですが、こういう雨降りはしっとりと、鮮やかな花の色も出ます.

 本当にポツポツ程度だったら Zeiss 使ってマニュアルフォーカスで撮りたかったな.

 ちなみに上の 5 枚の写真のレンズは RF 24mm F1.8 MACRO IS STM でした.



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モノクロな散歩

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 先日、スポーツ系の写真講評会に参加しました.
 zoom での講評会でしたが、ボクのように地方に住んでいる者にとっては、こういうのって本当にありがたい.



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 ● 2023. 12. 10. 湯の丸スキー場 ●

 ボクの撮るスポーツシーンはほとんどが冬のスキー場ですが、他の方が撮ったサーキットや室内競技などの写真観ると、普段撮ることがないだけにとっても刺激になりました.
 なによりモチベーション上がりまくりなのです.

 EOS R ではなく インテグラ Type R に 17 年も乗っていたボクとしましては、サーキットで撮ってみたいとずっと思っているんだけれど、いかんせんサーキットまでが遠すぎます.
 この年になるとそこまでのヒットポイントがないなぁ.



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 ● 2002. 4. 27. ツインリックもてぎ 2002 FedEx Championship Series Round 3 ●

 まだ CART という呼ばれていたころに、ホンダの聖地 ツインリンクもてぎ に一度だけ行ったことがあります.
 無料のパドックパスがあるということで声をかけてもらい、連れて行ってもらいました.

 あの頃写真に芽生えてたらいい写真たくさん撮れたのに ・・・・・・

 ちなみに上の写真のドライバーは 中野信治 です.



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 仕方ないので、近くでいろいろ EOS R8 の設定を変えたりしながら撮影.

 今回はピクチャースタイルをモノクロ.
 初期設定のモノクロではなく、 シャープネス と しきい値 をちょっと変更し、ユーザー設定に入れてます.
 ただ、この設定をポートレートで使うと、肌ががさついてしまったりするので要注意、以前も痛い目にあいました.

 街撮りスナップなどでは、エッジの効いたシャープな画像になるので、今回はこの設定です.



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 使用機材は EOS R8 と Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE .
 絞りは 8.0 と、ちょっと絞りぎみ.

 コントラストも少し強めの設定になっていますが、できるだけ暗部つぶさないよう露出合わせ.
 ただこの記事では暗部がかなりアンダー気味になっているので、つぶれてしまっているかも.

 レタッチはしないで撮って出し、数枚だけ水平取るため少しトリミングしてます.



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 撮影場所はご近所の観光地 海野宿 .
 もう撮り尽くした感がありますが、カメラの設定やレンズを変えることでかなり違った雰囲気になるのが、「実に面白い」 ( ガリレオ・湯川 風 ).


 この日のお天気は明るい曇り空.
 そのせいで背景の空はベタに真っ白です.


 それにしても、最近は観光客が少なくなりました.
 新型コロナと、台風による 海野宿橋 の崩壊の影響が大きいのかなぁ.
 日曜日というのに、閉まっているお店もあるし.



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 ちょっと柔らかめでオールド・レンズっぽい表現をする プラナー で、あえてカリカリにとってみました.
 まぁこのくらいのシャープさだったら全然違和感もないし、こういうちょっと古臭い風景でもありかな.
 柔らかく撮ったほうが様にはなりそうですが.

 海野宿 の道路は特殊な舗装がしてあるので、写真だと白っぽくなってしまいます.
 そのため全体的にコントラストが強めになってしまう.

 黒をつぶさないでバランスとるのが結構難しいかな.



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池の平湿原 散策 2

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 現在無職生活を超充実・満喫中なので、山歩きも週一回を目標にしています.
 今シーズンはすでに三回上ってみました.

 今日は、最初に 11 日 (土曜日) の写真を少し載せ、後半は 18 日の写真です.



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 ● 見晴歩道から富士山 ●

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 ● 雲上の丘広場から ●

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 ● 見晴岳から ●

 この日の 富士山 はヤバいくらいきれいでした.
 その下の山々がいい感じのでシルエットでていて、翌週も晴れて 富士山 見えてましたが、ちょっとかすんだ感じでした.
 200 mm で、トリミングしないでこの大きさです、 EOS R8 も一応フルサイズ機なのでこの程度の掲載だったら十分すぎます.

 花も咲き始めてはいましたが、数種類で、翌週も同じ花が咲いていたので、この日の花の写真はなしです.


 この日のレンズは SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art .
 14mm は超魅力的なのですが、いかんせんレンズだけで 1,000g 超えというのはとにかく重い.
 でも、右手に持って歩いている時はさほど重いという感じはないですね.

 家に帰ってからなんか右手に疲労感あるのはきっと気のせいかな.



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 ● 忠治の隠岩広場 あたりから ●

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 ● 鏡池 ●

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 ● 池の平駐車場 ●

 上の駐車場の写真は帰る時に撮ったものですが、土曜日というのに観光客はほとんどいません.

 これまでは人がいない時を狙って平日に行ってましたが、やっぱり人の姿があった方が画になる気がするので、しばらくは土曜日通ってみることにします.



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 ここからは翌週の 18 日の写真.
 まだ花はそんなに多くないと思っていましたが、結構咲いていました.

 ほとんどの花が驚くくらい小さいので、見つけた時はちょっと感動すらあります.
 すれ違う人たちは周りの景色みながらの散策ですが、ボクは足元覗き込みながらお花を探し、見つけるとニヤつ てるので、ちょっと変態チックなのです.



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 ● 見晴歩道 ●

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 ● ミネザクラ ●

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 ● オオカメノキ ●

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 ● ガンコウラン ●

 いきなり大きくケラレてます (笑)
 キヤノン のレンズフードは、取り付け箇所が 180° になっているので、逆に付けても単にフードの上下が逆さになるだけ、だからケラレることはないので手元を見ないでも取り付けできます.
 Zeiss のこのレンズは違う場所でも付けることができちゃうので、ノールックで付けるとたまにこういうことがおきます.


 この日のレンズは Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE . 
 花の写真はすべて RF 70-200mm F2.8L IS USM で、みんなテレ端 200mm です.
 それでも小さいので、さらにトリミングしての掲載.


 前回は SIGMA の超広角で撮ってきましたが、雰囲気はかなり違いますね.
 どちらがいいというんではなく、それぞれ個性的です.
 Zeiss が時々表現してくれるコッテリ感がたまらなくいいんだな.



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 ● 見晴歩道から富士山 ●

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 ● ヒメイチゲ ●

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 ● コミヤマカタバミ ●

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 ● 烏帽子岳 & 北アルプス ●

 この日もいいお天気で、 富士山 もしっかり見ることができましたが、さすがに写真はもういいかなという感じで、あえて望遠レンズに付け替えての撮影はしませんでした.
 上の歩道からの写真の通り、広角だと言われないとわからないですね.

 この日は絞りを 8.0 まで絞って撮影しています.
 今までは開放バカのような撮り方してましたが、花の名前を調べる時に葉の形もかなり重要なので、少しでも葉がわかるようにと.

 でもほとんど葉が隠れちゃったりするんですよね.
 おまけにそういうのに限って歩道のロープの向こう側でどうしようもない.

 上の コミヤマカタバミ も、「お願いだからこっち向いて」 って言いたくなります.



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 ● 見晴岳から ●

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 ● タチツボスミレ ●

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 ● フデリンドウ ●

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 ● 三方コマクサ園 ●

 見晴岳 のちょっと奥でトレラン女子たちに遭遇、三人の写真撮ってあげたお返しにこっちの写真使わせてもらってます.
 彼女たちは 地蔵峠 から登って来ました.

 ボクはここから 地蔵峠 に下ったことがないので、一度くらいは歩いてみたいのですが車が困ってしまう.
 かといって 地蔵峠 から往復する元気はないしなぁ ・・・・ 下りはいいけれど、ここまで登ってくるのが苦行になってしまう.



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 ● 三方コマクサ園の下 ●

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 ● コヨウラクツツジ ●

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 ● ミツバオウレン ●

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 ● 忠治の隠岩広場 あたり ●

 11 日行った時も ミネザクラ が咲いてましたが、 18 日はさらに開花.
 いろいろな場所で見ることができました.

 上の写真も、ちょうど 11 日と同じ場所から撮影していたので、比較してみると花の量が全然違います.


 緑もだんだん目に入るようになってはきましたが、もう少しかな. 



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 ● カラマツ ●

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 ● ツルキンバエ ●

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 ● ショウジョバカマ ●

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 ● 放開口から佐久平 ●

 相変わらず花の名前が本当にわからない.
 以前撮影した花もありますが、全然名前が出てこない.

 ということで、今年からは 湯の丸高原 の入り口にある 湯の丸高原ビジターセンター でいろいろ教えていただいてます.
 ビジターセンター の写真全然撮ってないので、次回はビジターセンターのことも少し書く予定です.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

池の平湿原 シーズンイン

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ゴールデンウィークも今日が最終日、新型コロナが五類に移行して初めてのゴールデンウィークだったんですね.
 何かずっと前に五類になったような感覚ですが、まだ一年でした.


 さて、 GW からはいよいよ 上信越高原国立公園 湯の丸高原 の一角にある 池の平湿原 もシーズンインです.
 連休合間の 5 月 2 日に行ってきました.



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 4 月下旬に 高峰高原 に抜ける道路が開通し、 5 月 3 日からは土日・祝日の駐車場も有料になって本格的なシーズンが始まりました.


 さすがにまだ花もありませんし、新緑にはちょっと早いので、観光客はまばら.
 おかげでとても静かな山歩きができました.



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 ● 駐車場 ●

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 ● 池の平インフォメーションセンター ●

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 ● 池の平三方歩道 ●

 昨年から整備されていた駐車場から湿原まで続く 池の平三方歩道 の木道整備も完了しています.
 上のマップにはまだ木道の色付けされていませんが、 インフォメーションセンター から グリーン広場 まですべて木道になりました.

 朝、看板には工事中と書かれていましたが、帰りに見たら特に規制がなく、駐車場から木道を下ってくるグループも何組かすれ違いました.
 とても歩きやすくなったのでスニーカーでも全然 OK ですし、段差がないので車いすでの散策もできそうです.

 インフォメーションセンターはまだ冬囲いのままでしたが、翌日にはここも開いていたはずです.



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 ● 村界の丘 ●

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 ● 雷の丘 ●

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 ● 雲上の丘広場 ●

 いつものように駐車場から 見晴歩道 を通っていきました.
 村界の丘 ⇒ 雷の丘 ⇒  雲上の丘広場 ⇒ 見晴岳 ⇒ 三方ヶ峰 ⇒ 三方コマクサ園 ⇒ 湿原


 前日は雨降り、まだしっとり感のある朝のうちに樹林帯歩きたいのでこんなルートです.
 このルートだと、ヒットポイントがあるうちにアップダウンのあるところを歩けるので、後半楽になる気がします.



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 ● 2013. 10. 18. 撮影 ●

 上の 2 枚は 10 年前の写真ですが、案内看板の表示も今とは違います.
 また分岐などの表示も、数年前に国が整備したのでちょっとあか抜けた感じになりました.
 なによりも、昔に比べると歩道整備がされているので、すごく歩きやすくなっています.

 トイレやこういった整備にも、駐車料金やトイレ使用の協力金が使われているのは納得できますね.
 
 村界の丘 の写真見比べると周りの木が少し伸びてます.
 でも 10 年でもこれだけ、森林になるにはいったいどのくらいの年月が必要なのでしょう. 



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 ● 見晴岳 ●
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 南からどんどん雲が流れてくるので、景色は期待できないと思いながらも 見晴岳 に行ってみました.
 分岐からほんの少しだけ上った岩場が 見晴岳.

 でもさらに数メートル先にちょっと開けた場所があり、そこから見渡す 千曲川 沿いの盆地の景色が最高.

 ・・・・ なのですが、やっぱりこの日は完璧なまでの白い世界.
 カメラを向ける気にならないくらい真っ白です.

 北側はガスの影響もないので 白根 方面を撮ったのが上の写真です.



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 ● 2023. 8. 3. 撮影 ●

 ちなみに、天気がいいとこんな景色.


 休憩も含めて晴れるのを少しの間待っていると、 高崎 からやってきたという同年代のおじさんがやってきてしばし歓談.

 その後駐車場に戻ると言って 地蔵峠 方向に歩きだしたので「ちょっと待った !」.
 車をどこに停めてあるか確認すると、 池の平駐車場 ということだったので、そっちに行っちゃうとホテルなどがある 地蔵峠 に行ってしまうのでダメと教えてあげました.
 尾瀬 のような広大な湿原ならいざ知らず、こんな小さな湿原でもちょっと気を許すと道に迷ってしまいますね.

 ボクに会わなかったら、あのまま 地蔵峠 まで下りてしまい、そこから 池の平駐車場 まで 1 時間以上かけて歩くことになります.
 下りが約 2.5 km 、地蔵峠 から 池の平駐車場 までが約 3 km、時間的にまだ早かったのでさすがに遭難することはないでしょうが.



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 ● 三方コマクサ園 ●
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 今回から山歩きのお供は新戦力の EOS R8 です
 EOS R3 よりも 500 g 以上軽いので、ずっと持っていても疲労感はなし.

 この日は AF が使えると EF 16-35mm F4L IS USM と RF 70-200mm F2.8L IS USM の二本を持っていきましたが、これからの広角系は Zeiss 中心の予定です.

 花の撮影は絶対 RF 70-200mm F2.8L IS USM が必要なので、広角系だけ色々変えてですね.



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 この日青空は広がっていたのですが、気温の上昇とともに下からガスが上がってきて、南側は全く見えない状態.
 もっと早く行くか、逆にもっと遅ければ下の景色が見れたかもしれませんが、こればかりは運もあるので仕方ありません.

 昼頃には湿原にもガスがドンドン立ち込めてきちゃいましたので、この日はこれでおしまい.
 風景的にはまだ全然ですが、それでも歩いているととても気持ちいい.


 駐車場に戻ってくると、 湯の丸高原 のガイド 「ネイチャーマイスター」 の T さんとばったり.
 昔同じ職場で働いたこともある方で、数年前からボクが 池の平 に行くようになり、その都度インフォメーションセンターに顔出していたのですが、見事にすれ違いばかり.



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 ● ミツバオウレン ●

 そして彼から教えてもらったのが ミツバオウレン .

 これは湿原手前の道路わきに咲いていましたが、花の大きさが 1 cm ほどなのでとにかくわからない.
 10 分以上探しよようやく見つけました.

 一度見つけると、ここにも、ここにも、ここにも ・・・・って感じで目に飛び込んでくるのが、不思議ですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

大会あれこれ

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 三月も残すところ一週間、春めいた日もありますが、なんとここ数日は雪が本気で降ったりと寒暖の差が激しい毎日です.



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 ● 2024. 3. 20. ●

 写真は 20 日の朝、この日はなぜかカラスの大群が家の下の林に飛来してきました.
 写真の右には百羽以上がとまっています.

 昨日 23 日土曜日も、家の周りは大きな雪がガン降り.



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 ● 2024. 3. 21. 湯の丸スキー場 本気の除雪作業 ●

 2 月の暖冬でスキー場一体どうなってしまうかと心配してましたが、 3 月になってから異常な寒さがやってきたせいで、昨年よりもしっかり雪が残っています.
 これで 4 月 7 日のクローズまで大丈夫でしょう.


 3 月はいろいろな大会が入っていますが、おかげ様でそちらも雪の問題はまったく無し.
 撮影回数・枚数も昨年よりもすでに多く、整理が追いつかなくなってます.

 ちなみに過去データを含めたスキー場での写真を確認してみたら、なんと 14 万カットを超えてました.
 スキー場の風景やスナップだけだったらどうってことないんですが、大会の写真ってどうしても連写で追うので枚数は倍増ですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今回の記事では、最近行われた大会風景をアップします.
 まずは 16 日の土曜日、第 4 ゲレンデで開催されたのが "NEXT SKY Carving Masters" .



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 この日は天気も良く、よく言うところの「絶好の大会日和」.
 参加者は 40 名ほど.
 ミドルターン、フリーを各 1 本、ゲートは 2 本の三種目の合計で順位が決まります.

 主催は 湯の丸スノーボードスクール で、以前は朝から貼り付いて撮ったこともありますが、最近は昼頃から顔出して大会の雰囲気など少し撮っておしまい.
 そうでもしないとあっという間に数千枚の撮影枚数になってしまい、家に帰ってから見直す気すら失せてしまいます.
 そのため最近は決勝とか後半だけ顔出してます.

 ボクが行った時にはすでにミドルターンは終了し、フリーの競技中でした.



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 最近ゲート練習をほとんど見かけません.
 一番はスキー場のキャパの問題で、ゲートを設置できるゲレンデがなかなかないことと、中心にやる人がいないことかな.

 そのため久しぶりのゲート撮影になりました.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 翌日の 17 日日曜日は、朝から第 1 ゲレンデで 湯の丸ジュニアチーム のタイムレース、同じく午前から "NEXT SKY One Make & Slopestyle" が第 5 ゲレンデのスノーパークで開催.
 こちらはいろいろな事情からジュニアの撮影優先.
 Slopestyle の参加者は約 40 名だったので、きっと午前中で終わってしまうとそちらの撮影は半分あきらめていました.



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 この日のお天気は曇り空で、天気予報では暖かくなるということでしたが、結構風があったのでゲレンデに立っているとちょっと肌寒い感じ.

 このジュニア最後のタイムレースには、保護者やメンバーの兄弟たちの参加もできるため総勢 60 名ほど.
 保護者と言っても、プルークでスキー楽しむレベルから、今でもガチで大会に参加してるレベルまでいろいろ.

 最後はみんなで記念撮影なんだけど、これがねぇ.
 小学生なんて言うことほとんど聞いてないので、みんな好き勝手にあっち向いたり、隣と話したり.
 連写で何枚か撮って、あとは自分の写ってる写真選んでね、で差し上げました.



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 このジュニアの撮影は、昨年あたりから練習を追っかけながらできるだけ撮るようにしてますが、さすがに負担も大きくなってきたので来シーズンはちょっと考える必要あるかな.

 スナップだけだといいんですが、こういった記録会や大会だと全員の分撮らないといけないので、あとのことも含めるとちょっとかなり大変.
 そうなると大会写真は止めようかな、なんて思ったりもしてます.



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 ジュニアの記念撮影も終わり、スノーパークを見てみるとまだスタート付近に人だかりがあり、まだ大会が終了していない雰囲気です.
 慌ててスノーパークに移動なのですが、高齢者にはこの移動がハードウォークなのです.



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 息を切らしてスノーパークに着いたのはちょうど三位決定戦と決勝の場面.
 この日は曇り空で風が結構あったとで、若干進行が遅れたかな.
 タイミング的にはちょうどよかったかな.

 時間があれば会場の雰囲気を広角で撮れればよかったのですが、さすがに今回はそんな余裕全くなし.
 決勝まで撮影して終了です.



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 普段はこれで帰宅になるのですが、この日はレストハウス ペア に移動しての昼食.
 今シーズン初めての ゲレ食です ・・・・ まぁ昨年も一度くらいしかありませんでしたが.
 この日でレストハウス ペア の今シーズン営業が終了することもあったので行ってみました.


 食事券を TQO 君から頂いていたので、それを使っておいしいカレーいただきました.



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 ● 2024. 3. 7. レストハウス ペア ●


  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 実はこの日、午後 2 時から 子供ソリ大会 があったので、それも撮るため珍しく午後までいました. 
 大会とはいうものの、趣旨はちびっ子にお菓子配って喜んでもらうという感じなのでゆるゆる.

 ソリ専用バーンで上から滑って、下でキャラクターからお菓子もらうだけです.



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 ということで、23日の グラトリ も書こうと思いましたが、別の機会にします.

 今年はまだまだ雪があるのでクローズまでしっかり滑れそうです.



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第61回湯の丸スキー大会

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 3 月 3 日は桃の節句ですが、この日は 湯の丸スキー場 で 「第 61 回湯の丸スキー大会」 が開催されました.
 開催回数 61 回って、半世紀以上の歴史です.
 我が家の娘たちもウン十年前に湯の丸ジュニアに入っていて優勝経験もあるので、特にこの大会はとてもなじみが深いです.

 昨今スキー場人口が減少していて、スキー場の倒産や閉鎖といったニュースが流れる中、こんな小さなスキー場が継続しているだけでも本当に大したものだと思います.



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 今年も早起きして撮影に行ってきました.

 使用するゲレンデは第 1 ゲレンデですが、今年はいつものリフト沿いではなく林側にコースが作られました.
 
 快晴です !!
 ゲレンデ自体はそんなに硬くはありませんが、少し前の降雪のおかげで雪は十分.
 まぁ絶好のレース日和でしょう.



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 参加者は約 200 名で、男女別、年代別に 16 部に分かれています.
 小学生の部は学年別に三つのクラスになってますので、低学年でも十分に一位狙って楽しめます.

 それと身体に障がいのある方の参加もできるようにハンデキャップのクラスも男女別に二つ設けてあります.

 競技は一本勝負なので、 2 時間半くらいで終了.
 一応飲み物と行動食持参で撮影しますが、今年はジュニアのお母さんからお菓子の差し入れもいただき撮影の合間に糖分補給 (サムネ画像) .



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 昨年は全選手撮ったため膨大な枚数になってしまいました.
 そのため今回は地元のジュニアチームとインスタのフォロワーさんで事前に頼まれていた方だけ撮影.
 数日後、いろいろ繋がりの出来た方の写真をもう少し取ってあげればよかったと後悔.

 ジュニアチームは、シーズン初めから練習風景も含め何枚か選んでダウンロードできるようにしており、この大会の写真も当然親御さんたちは楽しみにしてるようなので、撮りこぼしは絶対にできないです.
 うちの子だけ写真ない、っていうのは親にしてみるとかなりのショックですから.

 今回は落とし込み手前のストレートからリズム変化になる場所を撮影.
 いつものように旗門にピント持っていかれるのは何枚かありましたが、なんとか全員の撮影できました.

 場内放送とパンフレットの出走順確認しながらの撮影でしたが、途中で放送が途絶えてしまった場面があり、いきなり選手が視界に飛び込んできた時は焦りまくり.
 AF 性能はいいのですが、さすがにカメラ振って一枚目からガチピンとはなかなかいかない.



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 カメラは当然 EOS R3 で、レースの前後は EF 16-35mm F4L IS USM で会場の雰囲気撮って、レース中は RF 70-200mm F2.8L IS USM .

 レース中の焦点距離はテレ端 200mm .
 一番近いところの画角で、成人男性だとちょっと窮屈くらいの大きさですが、連写中にズームリング操作できるほどの腕前はないのでほぼ固定.

 連写スピードは秒間 15 コマで十分.
 撮影位置の上下三旗門を子供達が通過するのが 6 〜 7 秒くらいだから、それでもかなりの枚数になります.
 後のこと考えると、とても 30 コマでなんか撮れないかな.


 被写体が一人なので、 AF エリアは 全域 AF 、AF サーボ に切り替え.
 普段ほとんど ワンショット AF だから、たまに切り替え忘れて 「今日はピント食いついてくれないなぁ」なんてことがたまにあります.



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 天気のいい日の撮影はいいですね.
 撮影の合間、ちょっと暖かい日差しの中でのコーヒータイムは最高 ・・・・・・ ペットボトルだけど.

 それにしても今年は本当に変なお天気が続いてます.
 2 月が暖かくゲレンデもところどころ地肌が現れたりして、 3 月まで滑れるのか心配していたら、 3 月になって南岸低気圧の影響でドカンと雪が降ったり気温もグッと寒くなって、まるで 2 月のような気象状況.


 下の写真のように、ボクの撮影位置から二旗門下には写真販売しているカメラマンが結構な重装備で撮ってました.
 そこから撮るとコース横を滑る一般スキーヤー入ってしまうけど ・・・・・ なんて、他人事ながらちょっと思ったり.



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 今回掲載した滑走中の写真はすべてジュニアのみなさん.
 ストレート出口からみんなでラインを作ってみました.
 が、みんないろいろなラインを通ってくるので、つなげるのがかなり大変 (笑)

 それぞれレベルの差はありますが、みんな真剣な顔で滑っていく姿はいいですね.


 これでジュニアの撮影は 17 日のタイムレースのみ.
 ジュニアチームは小学生だけなので、 6 年生にとっては最後のタイムレースです.

 午後はジュニアの閉校式もありますが、この日はスノーボードスクール主催の Slopestyale の大会があるので、昼からはそちらを撮りに行く予定です.



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 そういえば新型コロナの影響で中止していた 豚汁 の配布もありました.

 日に日に雪も解けて暖かくなる時期ですが、またまた雪の予報.
 湯の丸スキー場の営業は 4 月 7 日までです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Welcome 湯の丸スキー場

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今シーズンの冬の撮影も順調で、予定以上のペースで 湯の丸スキー場 通いしてます.
 2 月にはちょっと遠くに遠征し、ゲレンデポートレートの撮影も予定.
 少しずつ打ち合わせも始まって、あとは当日晴れるのを祈るばかり.

 来年こそは 蔵王 でスノーモンスター撮ろうと、毎年思っているのに実現しない.
 今シーズンもちょっと無理そうなので、来シーズンはどうだろう.



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 ● 2024. 1. 1. 第 6 ゲレンデ ●

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 ● 2024. 1. 6. 第 3 ゲレンデから ●

 そんなスキー場での撮影ですが、今シーズンもすでに 19 回.
 滑りながらの撮影はいつも 2 時間くらいだけ、写真撮ることはもちろんですがほんの少しは健康維持に繋がるんじゃないかと思ってます.


 写真提供はしてるもののなにかとお世話になっているスキー場ですので、たまにはきちんと紹介してみましょう.



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 ● 湯の丸スキー場 ホームページから ●

 まず位置は 長野県 の東にある 東御市 の北側にあり、 群馬県 嬬恋村 に接してます. 
 東御市 (とうみし と読みます) は、知名度がほとんどないので、県外の方に説明するときは 軽井沢 のちょっと西側とか、 上田市 と 小諸市 の間と言ってます.

 上信越自動車道 東部湯の丸インター から約 20 分なので、都心からのアクセスはかなりいいんじゃないでしょうか.
 ただし冬期積雪が見込まれる時期は、インターから 30 分くらいはみたほうがいいでしょう.
 上信越自動車道 は、 東御市 が町村合併で誕生する前に開通していたため、インターチェンジの名称は 「東部湯の丸」 になっています.



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 ● 2023. 3. 18. スマホ ●

 道路はほんの少しだけ狭いところが残ってはいるものの、ひと昔前に比べればかなり整備されて除雪もしっかりされています.
 ただ、凍結した道路の下りはちょっとしたブレーキ操作でもスリップしやすいので要注意.
 今シーズンになって、下りで 3 台ほど側溝に落ちている車を目撃しました.

 都内からは日帰りバスツアーもいくつかあり、格安でスキーやスノーボードを楽しむ方が大勢います.
 ちなみにそれらのツアーパンフなどには、ボクが過去に撮った写真使われまくってます (笑)


 長野県内には規模も大きく知名度も高いスキー場がいくつもありますので、それらに比べると知名度は全然と言ったところかも.
 穴場的な存在で、いまだにパンフレットなどではそこを売りのひとつにしてますが、最近は以前より多くの方が来てくださりシーズン券の売り上げも好調のようです.

 でも土・日もほとんどリフト待ちはなく、 2・3 分待ちでも 「今日は混んでるな〜」 って感じ.



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 ● 湯の丸スキー場 ホームページから ●

 スキー場は 6 つのリフトとゲレンデがあります.
 ゲレンデの最高地点は 第 6 ゲレンデ 山頂で 1,965 m.
 スキー場全体的に標高が高いので雪質はサラサラですが、シーズン初めは降雪機でゲレンデ作るのでかなり硬めのバーンが特徴です.

 標高が高いので寒いです、極寒の日もたくさんあります.
 山特有の天候の変化が結構あり、一気に氷点下 10 ℃ 以下になることもシーズン中に何度もあります.
 ちなみに 1 月 16 日は一日中荒れた天気で、午前 9 時 20 分の気温が氷点下13.4℃.


 この辺り (長野県東信地区) のスキー場はみんな晴天率高いのを売りの一つにしてますが、 湯の丸スキー場 も同じで降水量も少なめ.



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 ● 2023. 3. 5. 第 1 ゲレンデ (湯の丸スキー大会) ●

 インターから車で登ってくると 地蔵峠 の頂上がスキー場のエリアで、宿泊施設と駐車場、上のマップのように左側に第 1 ゲレンデがあります.
 第 1 ゲレンデ だけが独立していますが、その他のゲレンデの移動は簡単です.


 第 1 ゲレンデ山頂からはスキー場の名前にもなっている 湯ノ丸山 への登山道が繋がっており、この時期も冬山登山の入門的な感じで登山者が入山していきます.
 この 湯ノ丸山 は、長野県 が公開している 山のグレーティング でも最下層の初心者向けの山なので、春から秋にかけて高齢者や山デビューの方たちがたくさん登ってます.


 この 第 1 ゲレンデ はアルペンのスキー大会も開催されるゲレンデで、主にジュニアチームやアルペン系の方が練習してます.



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 ● 2023. 3. 5. 第 1 ゲレンデ上部から ●

 残りの五つのゲレンデは上のマップの右側になり、第 1 ゲレンデ とはちょっと離れているものの、それぞれのゲレンデ移動は簡単にでき、コースも初心者から中級者向けのコースが広がっているので、家族連れなどにも人気.
 第 1 ゲレンデ が滑れるようになるのはいつも遅めなので、メインとなるのはこの右側のエリアになります.

 ここ数年は、暖冬の影響で天然雪だけでのゲレンデ整備がほぼできず、降雪機を使わないとゲレンデができない状況.
 そのため、第 2 ⇒ 第 3 ⇒ 第6 ⇒ 第 1 ⇒ 第 5 (スノーパーク)⇒ 第 4 という順番でコースを作っています.

 今年は 1 月 20 日から第 1 ゲレンデ が滑れるようになりましたが、まだ雪が少ないため平日はクローズし、 27 日からが本格的なゲレンデオープンになります.
 オープン日の今日の写真があればよかったのですが、霧がまいて全くゲレンデが見えなかったので撮影できませんでした.



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 ● 2024. 1. 8. 湯の丸高原ホテル ●

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 ● 2024. 1. 8. ロッジ花紋 ●

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 ● 2024. 1. 8. シティオス地蔵 ●

 周辺の宿泊施設は 湯の丸高原ホテル 、 ロッジ花紋 、 シティオス地蔵 の三ヶ所.
 いずれも建築からかなり経っているので、おしゃれな宿泊施設とは言い難いですね.
 宿泊はほとんどが常連の方や修学旅行で埋まっており、スキー場にやってくるお客さんのほとんどは日帰りです.
 もう一軒 ぎんれい荘 という宿泊施設がありましたが、昨年閉館してしまいました.


 第 2 リフトのそばには高地トレーニング用の公認屋内プールと 400m トラックがあり、日本代表の合宿から学生まで多くの方たちが利用しています.
 こちらはだんだん知名度も上がっています.



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 ● 2024. 1. 6. 青いビニールシートの向こうが GMOアスリーツパーク 湯の丸屋内プール ●

 食事はスキー場に 4 カ所.

 第 2 ゲレンデ下部に レストハウス 「ファミリー」 、第 4 ゲレンデ下部に レストハウス 「ペア」 、第 6 ゲレンデ下部に レストハウス 「フレンド」 、湯の丸高原ホテル 横に レストハウス 「湯の丸」 がありますが、現在は 「ペア」 がゲレンデの滑走可能待ちでオープンしていませんが、他の三つはガッツリ営業してます.
 ボクは昼食ほとんど食べないで下ってしまいますが、一応お勧めはカレーですね.


 その他に 「湯の丸アスリート食堂」 がありますが、こちらは主に高地トレーニングにやってきたアスリートたちの食堂になっています.
 ただし団体の貸し切りなどがなければ、一般の方も予約して食事できます.
 ここにやってきてトレーニングした有名アスリートたちのサインがびっしり飾られていますので、いろいろ探してみるのも面白いでしょう.



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 ● 2021. 4. 13. 湯の丸アスリート食堂 ●

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 ● 2024. 1. 8. レストハウス 「湯の丸」 ●

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 ● 2024. 1. 6.  レストハウス 「ファミリー」 ●

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 ● 2024. 1. 13.  レストハウス 「フレンド」 ●

 きっとどこのスキー場もほとんど同じだと思いますが、とにかくシニア世代が多い.
 ボクよりも高齢のシニア世代でシーズン券で毎日のようにくる方が多く、スキー場としても有り難いお客さまなのですが、一部アルペン系の方たちがちょっとコワい.


 ボクは写真撮る時必ずコースの端で撮ってますが、わざわざコースギリギリを高速で滑るシニアが結構いるんですよね.
 おまけにわざわざ人のすぐそばでターンしていったり、雪をかけていったり.

 ほんと勘弁してって感じで、アクセルとブレーキ踏み間違えて突っ込まれるんじゃないかとヒヤヒヤです.
 もちろんどこを滑って自由ですが、もうちょっと安全運転でお願いしたいものです.



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 ● 2023. 12. 30. 第 3 ゲレンデ ●

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 ● 2024. 1. 3. 第 3 ゲレンデ ●

 宿泊施設が少なく娯楽施設もないので、まったくもって派手な部分がありませんが、逆にそんなところが修学旅行には向いているようで、ホテルの予約も修学旅行中心になっています.
 お隣りの 菅平高原スキー場 も同様に修学旅行中心の営業だったので、新型コロナ蔓延中はかなり営業が厳しかったようです.

 われらの 湯の丸スキー場 も新型コロナの影響を大きく受けましたが、それでも小さいながらコツコツと営業してます.



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 ● 2024. 1. 18. 湯の丸スノーボードスクール ●

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 ● 2024. 1. 11. 第 6 ゲレンデから北アルプス (槍ヶ岳) ●


 まだ来たことのない皆さん、今年の冬は是非 湯の丸スキー場 へおいでください.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Welcome Snow Season

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 先日も写真アップしましたが、 湯の丸スキー場 が 12 月 2 日にオープン.
 今年も昨年同様に、暖冬で一週間遅れのオープンでした.

 ただ昨年よりも降雪機の運転ができたので、第 2 ゲレンデ上部もしっかり雪が着いています.


 ここ数日またた暖かい日が続いています、自然の雪が欲しいところ.



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 ● Carl Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 さて Distagon T* 2,8/21 ZE ですが、遅れて注文したレンズフィルターも届きました.
 このレンズは マップカメラ で中古品購入したことは前にも書きましたが、その時にポイントがたしか 5 倍キャンペーンなるものがあったようで (よく確認しなかったので不確定情報です) 、 4,500 円分のポイントが付いていました.
 これはほんと、有難い.
 おかげさまで、そのポイント使ってのフィルター購入は懐をまったく痛めることがありませんでした.

 フィルターはピンキリですが、ボクは単純に保護だけが目的なので、最近は マップカメラ プロデュースの安いものばかりです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は天気もまずまずで家の外も暖かかったので、午前中 Distagon と Milvus を持ってゆるく撮り比べてみようとスキー場に上ってみました.



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 ● 2023. 12. 7. :EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/640秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 7. :EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

 ところが、風が結構強くてゲレンデでレンズ交換するのがちょっと嫌な状況.
 おまけに雨でも降りそうな雲、ほんの一瞬青空が見えたので期待しましたが、それだけで終わりました.
 気温は 1〜2 ℃ くらいですが、風のおかげで体感温度はかなり低く感じます.
 菅平 方面は陽が当たってるのに ・・・・・・・


 ということでせっかく持っていった Milvus は使うことなく、 Distagon で少し撮り、その後はいつもの RF 70-200mm F2.8L IS USM となりました.



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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

 Distagon で撮ってみた感想は、感覚的にすごく奥行きがある感じがします.
 今までも EF 16-35mm F4L IS USM という超広角ズームで撮影してましたが、なんか違う気がします.

 まぁ撮り比べは天気のいい日に街の中でも散歩しながらですね. 
 折角なのでスキー場のスナップを載せましょう.

 一昨日と今日の分です.
 一昨日もそんなにいいお天気とまでは言えませんでしたが、今日に比べれば全然晴れって感じですね.



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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F5.6 1/2000秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F18 1/40秒 ISO-100 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F5.6 1/2500秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F4.0 1/2500秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F4.5 1/1600秒 ISO-400 ●

 ちょっとばかり流し撮りにもチャレンジ.
 最初 1/40 秒というかなり遅いシャッタースピードでチャレンジしましたが、ほとんどダメ.

 1/80 秒でなんとか ・・・・・ って感じでした.

 スキー場での流し撮りって条件がかなり厳しいので、ボクのレベルでは 100 コマ撮って 2・3 枚ピントが合えばいいかなと思ってます.

 ちなみに流し撮りのモデルは 湯の丸スノーボードスクール 学校長の 相原 さんです.



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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/10000秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/1600秒 ISO-400 ●

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 ●RF 70-200mm F2.8L IS USM EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/1600秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/4000秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/800秒 ISO-400 ●

 サングラスしてるので、ファインダーの中がかなり暗くて、ちょっと露出オーバーだったり、アンダーになったり ・・・・・ ちゃんとサングラス外せばいいんですが、天気の悪い日はどうもそういうのが億劫になってしまいます.


 今シーズンも始まりましたので、自分の健康維持も含めてできるだけ上りたいと思ってます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

お散歩カメラ 海野宿

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今回も、お散歩カメラの続きです.

 少し遅めの昼食を "食事処 鹿曲" でとった後、せっかくだから開催中の 「天空の芸術祭 2023 」 の作品を観ようと、市内の 白樺 地籍に移動.



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 ● 天空の芸術祭 2017 : Tuija Teiska 作 ●

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 ● 天空の芸術祭 2017 : 作者不明 ●

 ところが毎年展示されている建物が閉まっていて、屋外に 2 点しか展示されていません.
 周りに他の作品もあったのかしれませんが、見つかったのはそれだけ.

 ボクにとっては残念感しかない ・・・・・・ ちょっと写真撮る気にもならなかった.

 この地元のイベントは、数年前からできるだけ観るようにしてますが、ボクの芸術的センスの欠如のせいか、どうもここ数年は感性に訴えてくるような作品が少ない.

 上の 2 枚の写真は 2017 年のものですが、あの頃はもっとパワーがあった気がするんだけど



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 ● 天空の芸術祭 2021 : 「臆を想う」 福井汐音 作 ●

 今年も市内何カ所かに分散しての展示していましたが、ちょっとわかりづらさもあったりで思惑通りにはいってない感があります ・・・・・ いろいろなところでその場所と共鳴させるような作品というのは分からないでもないですが.

 パンフレットもどこにあるのかわからないので、今年は展示品の半分くらいしか観てないかもしれません.

 ふらっと訪れた人でもわかりやすい展示の方がいいと思うんだけど.
 いろいろな考えでやっているのはなんとなくわかるけど、まずは観てもらってなんぼじゃないですかね.



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 ● 海野宿 : F5.6 1/500秒 ISO-640 ●

 かなりの消化不良 ・・・・ ということで、気分を変え、いくつか作品が展示されている 海野宿 へ行きました.

 この 海野宿 では通り沿いの数カ所に作品が展示されています.
 着いた時はちょうど大型バスでの観光客がいたので、ビックリするくらいの人通り.
 こういう団体には必ず大きい声出して話す人がいますが、この日も 白鳥神社 の境内で一緒に来た仲間たちと必要以上に大きな声で話してる方がおいででした.
 ボクはそういう人苦手です.


 カメラとレンズは前回書いたとおり、 EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE .
 マニュアルモード、マニュアルフォーカス (フォーカスガイド使用) .



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 ● F5.6 1/160秒 ISO-500 ●

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 ● F5.6 1/500秒 ISO-500 ●

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 ● 「旅風ノ子.」永井里奈 作 : F5.6 1/20秒 ISO-640 ●

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 ● 「旅風ノ子.」永井里奈 作 : F5.6 1/125秒 ISO-640 ●

 作品のそばには作品名や作者などの解説が入った表示があるのですが、作品自体を探すのはちょっとわかり辛いものもあります.
 でもそういったものを探すのが結構楽しいです.
 なかには、これだよね、これでいいんだよね ・・・・・ なんて感じのものもあったりで.
 今回の写真も近くの表示からそれらしきものを収めていますが、ひょっとすると作品が違っているものがあるかもしれません.


 上の写真の 「旅風ノ子.」 という作品は、 変形菌 をモチーフにした作っているようで、同じようなものがいくつも 海野宿資料館 の中に置かれていました.
 まずはその形が面白いので、目を引きます.

 今回の中では、この作品がコンセプトもしっかりしているし、作りも丁寧で一番よかったかな.



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 ● 「ヘビトンボ」亀岡信之助 作 : F5.6 1/250秒 ISO-640 ●

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 ● F5.6 1/50秒 ISO-500 ●

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 ● F5.6 1/1250秒 ISO-500 ●

 この作品も表示を先にみつけて、どこにあるのか周りをキョロキョロ.
 上を見たら一匹いました.
 本当は何匹もいたのかもしれませんが、ボクが見つけたのは一匹だけ.

 写真の拡大で作り込みなどわかりましたが、肉眼だとちょっと離れた位置の展示なので全体像しかわからない.
 特に羽根の部分はしっかり作りこんであっただけに、ちょっと勿体ないかな.

 まぁ屋外展示の場合触られたり、持っていかれちゃう可能性もあるので、作品によっては手の届かない場所になってしまうのは止む無しでしょうか.



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 ● 「灯す」高須瑞穂 作 : F5.6 1/1250秒 ISO-500 ●

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 ● 古民家カフェギャラリー 「麦」 : F5.6 1/3200秒 ISO-500 ●

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 ● 古民家カフェギャラリー 「麦」 : F5.6 1/3200秒 ISO-500 ●

 いつものように東にある第 1 駐車場から通りを歩いて、西側の うんのわ あたりで折り返しますが、その頃になるとバスの団体客もみんな次の場所に移動したようで、いつものような静かな通りになっていました.

 秋にしてはかなり日差しの強い日でした.

 展示作品も多くなかったので、あとはのんびりスナップ撮影.
 まぁこの場所はすでに撮り尽した感があるので、ほとんどカメラ持ってのお散歩状態でした.



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 ● F2.0 1/16000秒 ISO-500 ●

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 ● F2.0 1/16000秒 ISO-500 ●

 こちらはレンズのお話し.
 上の写真は絞り開放、若干アンダー気味にして撮ってみました.
 シャッタースピードが EOS R3 ならではと言ったところです.
 ちなみに "蒼い彗星" こと、我が家の EOS RP は 1/4000 秒がマックスです.
 このシャッタースピードがもう少しと思うことが何度かありました.

 周辺光量の減少がわかりますが、レンズの持ち味と言ったところでしょうか.
 黒い部分も完全には潰れていないで、辛うじて諧調残してます.

 さすがの Carl Zeiss ・・・・・ こういうのに萌えるなぁ.

 何度も言ってますが、 Zeiss のレンズってすごくいいです.
 描写力ももちろんですが、何より撮っていて楽しい ・・・・・・ これに尽きます.
 ヨドバシカメラ で何本も触ってきたけれど、一日中あの場所にいれます (笑)



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 ● F5.6 1/4000秒 ISO-500 ●

 こんなにいいお天気の一日でした.

 こんな日差しの中マニュアルフォーカスで写真撮るっていうのが、最高の幸せを感じたりする今日この頃です (笑)


 こうやってちょっとオールドテイストのレンズで撮影していると、やっぱ Voigtlander の APO-LANTHAR 欲しいなぁ ・・・・・
 35 mm でも 50 mm でも関係なく購入します、絶対楽しいレンズになりそうだもの (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

初夏の高原の花々

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日の記事は、 カメラバッグ の前に書くつもりでしたが、前後してしまいました.


 29 日の木曜日、 湯の丸高原 池の平湿原 までお散歩 & 撮影に行ってきました.
 前日が雨降りだったので、写真撮るにはちょうどいい感じ.
 この日、下界はかなり暑い一日でしたがさすが標高 2000 m 、風がとても気持ちよかったのです.



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 翌日の金曜日からはまた雨の予報だったせいか、この日の 池の平湿原 は結構な混雑 ・・・・・ と言っても、いつもより多いという程度で、写真にも混雑感はまったくありません.

 9 時 30 分頃駐車場に着いて、 13 時頃に下りましたが、帰る頃は上の写真のように駐車場が 9 割ほど埋まってました.


 この日、二つの団体がやって来ており珍しく賑やかな高原になっていました.

 一つは小学生の団体で、 篭ノ登山 と 池の平湿原 をグループごとに散策していたので総勢何人くらいか全くわかりませんが、元気な話声が聞こえました.
 もう一つは、県外からやってきた 30 人くらいの保育園児たちで、前日 湯ノ丸山 に登り、この日は 池の平湿原 散策だったようです.
 いつもは風の音しかしないような湿原ですが、この日はそんな団体の声が遠くからも響いていました.

 でも、それはそれで楽しそうな歓声で、たまにはこういうのもありかな.



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 ● オオヤマフスマ ●

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 ● ツマトリソウ ●

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 ● イワカガミ ●

 さて今回の目的は 「花」 .
 と言っても、花の名前なんか全くといっていいほど知らないのですが、とりあえずいろいろ見つけては撮ってみました.
 花の名前も少し調べて記載してみましたが、間違っているかもしれません.
 詳しい方がおいででしたら、是非教えてください.


 高山植物は小さな花が多いので、レンズは RF 70-200mm F2.8L IS USM の望遠ズームで、ほとんどテレ端 ( 200 mm ) 撮影.
 少しの風でも花が揺れますし、手持ちのテレ端だとファインダー内も揺れまくりなので、カメラは EOS R3 で手ブレ補正の恩恵を、さらに一脚に望遠レンズ固定して使用.

 場違いなくらい大きいカメラを持っていっちゃいましたが、結果的には大正解.



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 今回はこの望遠ズームでほとんど撮影、最後のほうだけ Planar T* 1,4/50 ZE .
 実は Milvus 2/35 ZE を持って行くつもりだったのに、たまたまマウントアダプターの付いていた Planar をバッグに放り込んでしまいました.

 最近どうもこういう間違いが多いなぁ ・・・・・ いよいよ真正の痴呆か?


 花の写真は 200 mm で撮影しても小さいので、アップした花の写真はすべてトリミングしてます.
 相変わらず花の名前がわからないものがいくつかあります.
 一応ネットなどで調べて花の名前を入れてありますが、微妙にわからないのがあるので間違いがあるかもしれません.

 もし違っているものがあればぜひ教えてください.



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 池の平湿原 は幾度となくきており、ほとんどの場合まず駐車場から湿原に下りる 「池の平三方歩道」 を下り、三方コマクサ園、ピグミーの森、雲上の丘広場、駐車場と歩きますが、今回は逆回り.
 「見晴歩道」 から歩いてみました.


 前日が雨だったので、しっとり感のあるうちに森の中で撮ろうと思ってです.
 雨の後はこういった花など撮るには最適なので、同じような考えのカメラ持ったお爺さんたちが結構歩いてました.

 この日は ニコン の一眼カメラ持った方たちが多かったのです.
 ニッコール レンズは全くわからないんですが、結構長い望遠レンズ持ってた方も何人かいて、 三方コマクサ園 では三脚撮りしてる方も何人か.

 まぁ、彼らから見ればボクは完璧なキヤノ爺といったところでしょう (笑)



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 この 「見晴歩道」 は、駐車場から 「村界の丘」 、「雷の丘」 、 「雲上の丘広場」 、 「ピグミーの森」 を抜けて分岐点までで、参考時間は 40 分.
 この遊歩道は森林地帯が多いのでマイナスイオン出まくってます.

 「雲上の丘広場」 はちょっと展けた場所で湿原地帯も一望でき、一休みするにはとても気持ちのいい場所ですが、この日は保育園のみなさんがいて記念写真など撮影していたのでスルー.
 「三方コマクサ園」 で休むことにしました.


 そのおかげで、今回もまた ニホンカモシカ に会うことができました.
 それも前回よりももっと近くで、夢中で 150 カットほど撮影.
 何年も出会いを求めていたのに、一度会ったら今回もって ・・・・・ 持っているんですかねぇ.

 ほんのちょっとしたタイミングがずれただけでも出会えないので、やっぱり持ってるんでしょう.



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 今回 ニホンカモシカ と遭遇したのは 「三方コマクサ園」 のすぐ下.
 休んでいた小学生たちが 「シカがいた」 と騒ぎ始めていたので、一段下に下りてみたら目の前にいました.

 最初は木と被っていて気が付かなかったのですが、ガサガサって動き始めたのでわかりました.
 奥からどんどんこちらに向かってやってきました.
 望遠でファインダー覗いていると、ちょっとビビります (笑)


 上の三枚の一枚目が 177 mm 、真ん中の写真が 163 mm だからかなり近いですね.
 ちなみに、ここに掲載してある ニホンカモシカ と風景写真はトリミングしていません.


 二度目の撮影ですが、 ニホンカモシカ 撮るとその後の燃え尽き感が半端ないです.
 撮っている最中アドレナリン全開って感じで、撮り終えると何かどっと疲れちゃいます.



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 ● コケモモ ●

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 ● ウマノアシガタ ●

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 ● コマクサ ●

 コマクサ ですが、正直もう遅いと思ってあまり期待してませんでした.
 でも行ってみたらちょうどいいタイミングだったかな.

 ちょっと赤が強い感じで、ボクはもう少し淡い感じのほうが好きかな.
 コマクサ は以前から何度も撮っており、 昨年 も白い コマクサ を撮ったりしているので、今回はほんの数枚だけでした.


 イチヨウラン も撮影したかったのですが、以前あった場所は心無い人が採っていってしまったようで、今回見つけることができませんでした.
 他も探しながら歩きましたが、わかりませんでした.


 帰り際、駐車場の管理している友人と話したら、まだところどころにあるようなので来年に期待します.



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 それにしても、こういうところから持っていくってどういう神経してるのかねぇ.
 コマクサ も以前はかなり盗難にあってしまい、今は中に入れないよう柵が設けられています.
 本来はこんな柵がなくても楽しめないといけないと思います.


 この地域は 上信越高原国立公園 に含まれており、国立公園の植物採取などはいろいろ規制があるようです.
 一概にすべて採取がダメではなさそうですが、採取する区域も決まっていますし、その場合は申請などが必要になるようです.
 この区域が特別区域になるのかわかりませんが、いずれにせよいたるところに注意書きがありますし、遊歩道から外への立ち入りも禁止になっています.
 後世までこういう風景楽しめるように保護が必要なのにな.



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 ● マイヅルソウ ●

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 ● ハクサンチドリ ●

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 ● アヤメ ●

 ツツジ はスキー場第 1 ゲレンデ上部の つつじ平 に群生地があり有名.
 ただボクはこの 池の平湿原 のところどころに咲いている ツツジ のほうが好きです.
 特にこの時期の 池の平湿原 、新緑とところどころに咲く ツツジ のコントラストがすごくいい.

 最盛期の つつじ平 のような人混みもなく、静かな中で ツツジ を楽しめるのがいい.



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 ● レンゲツツジ ●

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 家から 30 分くらいなので、天気見ながらサクッと行けるのがいいです.
 高山植物は、季節ごとにいろいろ変わるので、行くたびに違う花が咲いていたりします.

 もう少し花の勉強して、写真撮るだけではなく花の名前がすぐに出てくるようになりたいものです.


 ちなみにこの場所は最初の写真の駐車場に車を停め、池の平湿原 や 逆方向の 篭ノ登山 登山に行きます.
 駐車料金は普通車で 600 円で、この中には 森林利用協力金 も含まれており、施設整備や環境保護などに使われています.


 この夏はあと数回行く予定です.
 うまく休みの日とお天気がマッチすればいいんですが.



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 ● ハナニガナ ●

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 ● ハクサンシャクナゲ ●

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 ● カラマツソウ ●

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 ● 落下したサラサドウダン ●

 写真はありませんが、 湯の丸高原 の入り口にある 「湯の丸高原ビジターセンター」 には、春から秋の期間 "湯の丸ネイチャーマイスター" (自然解説員) が常駐しており、有料ですがガイドをしてもらうこともできますし、センターでいろいろお話を聞くこともできます.
 実は元職場の先輩がネイチャーマイスターとして活躍していますが、毎日は上っていないので、一度も顔を合わせたことがないんですよね.


 次こそゆっくりカメラの話やお花の話をしたいものです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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