根子岳

菅平高原スノーリゾート

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ようやく 某栃●県 から撮影風景の写真が届きました.
 蕎麦屋の出前ごとく、「すぐ送ります ・・・」 から何日経ったんだろうか (笑)
 頼むよ、社長 !



image005
 ● 写真提供: (株)中島自動車 ●
image004-01-1
 ● 写真提供: (株)中島自動車 ●

 スキー場で写真撮影する時は、ほとんどニット手袋です.

 上の写真のように右手はジョギング用グローブに モンベル の シャミース フィンガーレスグローブ 、左手はさらにその上にニット手袋.
 右手の指先はシャッターやダイヤル操作などがあるから、これが限界 ・・・・・ 本当に指先が寒いので、ジャケットの右ポケットには 「桐灰 マグマ 貼らないカイロ」 を入れて、リフトに乗っている時は温めてます.
 ちなみに 「桐灰 マグマ 貼らないカイロ」 、危険なほど熱くはなりません (笑)



64578871504

 他にも写真のミトンや大きめのグローブは持っていますが、なかなか使い勝手がよくないので、ほとんどニット手袋で滑っております.
 使っているのは North Face のボーダーニット手袋で、街歩きの時も含め 10 年位使っただろうか.


 この手袋、インナーはフリースなのでとても暖かくてお気に入り.
 ジョギング用グローブとの組み合わせだと −15℃ くらいまでだったらまぁなんとか撮影続けられます.
 撮影の時左手だけこの手袋をすることがほとんどなので、当然左手のほうが傷みます.


 そんなニット手袋ですが、いよいよダメかもしれません.



0R9A0401

 まぁここまで使ってやれば十分すぎるかな.
 指先の破れはもちろんですが、並べてみると全体の大きさも結構変わってしまいました.

 できれば同じようなものが欲しいと、ちょっと調べてみたんだけれど、この手袋はもうないみたい (涙)

 撮影時には使えなくなってしまいましたが、お片付けなどまだちょっとしたときに使えそうなので、捨てないで車に放り込んでおきます.

 撮影に使えそうなもの探さないといかんなぁ ・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 この 2 月に 樹氷 を見に 蔵王 へ行こうか真剣に考えてましたが、 3 月に 土屋先生 の写真展もあることから、来年に延期.
 結果的に「まん延防止等重点措置」が 長野県 も含めほぼ全国的な広がりをみせたので、今年は止めてよかったかもしれません.


 でもたまには違うスキー場の写真も撮ってみたいなぁ.
 だったら近場の 樹氷 を撮りに行くか ・・・・・・・ ということで、 25 日にお隣りともいえる 菅平高原スノーリゾート に行ってきました.



s-0R9A0348
 ● 奥ダボス から見る 根子岳 ●

 実は 3 月 15 日まで、「ウェルカム信州アクティビティ割」 として長野県民限定で平日のリフト一日券が半額になるキャンペーンを実施中.
 販売サイト 「アソビュー!」 で事前に購入.


 菅平 でスキーするのは 30 年ぶりくらい.
 20 代の頃は、 湯の丸スキー場 なんて見向きもせず 菅平 ばかり通ってました.
 その頃は 湯の丸スキー場 も今ほど整備されていませんでしたし、当時の友達たちがみんな 菅平 に行っていたこともあります.
 ここで修学旅行の生徒を教えたことも何度かありました.


 ほんとに久しぶりのスキー場は、スキー場の名前をはじめゲレンデやリフトの名前が違っていて、迷子になっちゃいます (笑)



s-0R9A0354
 ● 奥ダボス ゲレンデ ●
s-0R9A0353
 ● 奥ダボス ゲレンデ ●

 向かった場所は 奥ダボス ゲレンデ.
 こののリフト頂上から、根子岳 山頂直下まで スノーキャット と呼ばれる雪上車がで運行しています.
 その終点から10分くらい歩けば 根子岳 山頂.
 周辺の樹氷を撮影に行こうと計画.

 撮影が風景中心なので、いつもの EOS-1DX Mark ll ではなく、軽量の EOS 5D Mark lV と EF 16-35mm F4L IS USM だけ.
 この日は山頂にまだ雲がかかっていたので、チケット券売り場で一日券をもらい、一応 スノーキャット の運行も確認.


 ちょっとワクワクしながら、トリプルリフトで山頂へ.



s-0R9A0341
 ● 奥ダボス山頂 スノーキャット出発点 ●


 山頂の受付に行って予約 ・・・・・・


 しようとしたら、ななななんと !!!! 
 コース上で圧雪車が故障してしまったため、この日の運行はないって !!!

 つい 5 分ほど前には運行すると聞いてやってきたのに、受付のオバサマも 「私も今上ってきたら言われたばかりで、すみません・・・」


 これって大ショック.
 このためにわざわざやってきたというのに (涙)


 すでに一日券も受け取ってしまったので、気持ちを入れ換えて、何十年ぶりかの 菅平 を滑ることにしました.



s-0R9A0368
 ● 裏ダボス から見る 裏太郎ゲレンデ ●
s-0R9A0367
 ● 裏ダボス から見る パインビーク・オオマツゲレンデ ●

 菅平高原スノーリゾート は 長野県 のスキー場の中でも歴史があるスキー場で、夏はラグビーやサッカーの合宿地として知名度はバツグン.
 このスキー場は、 ダボス・太郎エリア と パインビークエリア の二つのエリアに分かれています.
 エリア間の移動はスキーでは無理なので、基本的にはどちらかのエリアだけを滑る感じです.
 リフト運航会社も別になっているため、それぞれリフト券が必要になります.
 ただし、共通のシーズン券はあるようです.


 ダボス・太郎エリア はゲレンデ数が多いので、初心者から上級者まで滑れ、人気のあるエリアです.
 一方の パインビークエリア は、距離の長いコースや、斜度もキツイコースがあり、アルペン系の方たちがポール練習などに結構使っています.



s-0R9A0359
 ● 表ダボスゲレンデ ●
s-0R9A0376
 ● シュナイダー記念碑 ●

 裏ダボス から、表ダボス、シュナイダー、裏ダボス、裏太郎、天狗、日の出、表太郎、白金 ・・・・
 一応すべてのゲレンデ廻ってきました.
 お天気も快晴ではありませんでしたが、気持ちのいい青空で、気温もほんの少し高め.
 昔の記憶を引きずり出しながら.

 このエリアは、 裏ダボス と 裏太郎 の行き来が結構歩くのでツライ、特に 裏太郎 から 裏ダボス への移動はスキー脱いだほうが楽なくらい.
 須坂 に抜ける道路下の連絡路も当時のままで、懐かしさ全開.



s-0R9A0373
 ● ダボスの塔 ●
s-0R9A0370
 ● 裏ダボス ゲレンデ ●

 昼までに一回りして、適当に撮影.
 午後はカメラを車において、ストック持って滑ってみました.
 ストック持ってスキーするっていうのも久しぶりって感じなのです (笑)


 平日ということもあるけれど、とにかく空いていてビックリ.
 ゲレンデが多く分散することを差し引いても、一般客少ないなぁ.

 修学旅行と思われる団体がいくつかいましたが、新型コロナの影響で何校かはキャンセルになってしまったようです.



s-0R9A0379
 ● 裏太郎 シーハイルコース ●
s-0R9A0393
 ● 裏太郎 ファミリーコース ●
s-0R9A0381
 ● 裏太郎ゲレンデ上部 ●

 昔はとにかく 裏太郎 .
 そんなにうまくなかったけれど、 裏太郎 ばっかりでした.

 一級検定も当然このバーン.
 とにかくリフトから丸見えなので、それだけでも緊張感ありありです.

 あの頃は平日でももっと混んでいたような気がします.
 ゲレンデの中の木も大きくなっており、 裏ダボス なんてこんなところに林なかったよなぁ ・・・



s-0R9A0386
 ● 表太郎 ロングコース ●

 このスキー場はスノーボードが少ない気がします.
 平らなところが結構多いので、スノーボードだと移動がちょっと大変だからかな.

 全体的に距離が短めで緩斜面が多いです.
 途中途中に気持ちのいい中斜面がありますが、ちょっと短くてもう少し続けばもっと気持ちいいのにと思ってしまう.


 でも景色はすごくいい.
 360 度の展望で、天気がいいと北アルプスもくっきり.
 のんびり景色を楽しみながら、いろいろなゲレンデを楽しみながら滑るのが、このエリアの正統的な楽しみかも.



s-DSC_0050

 昼ご飯はちょっと小洒落たカフェでと思っていましたが、そんなところが見つからなかったので、 奥ダボス レストラン 【フライングフォックス】.
 冒険できないボクは、ついついカレーを注文.
 コンソメスープが無料で飲めるのはいいです.


 こういうレストランで昼食をゆっくりとることもほとんどないから、なにかのんびりしたこういう時間がいいなぁ.



s-0R9A0397
 ● 裏太郎 ファミリーコース上部から 根子岳 ●

 ということで、当初の目的とは大きく外れてしまいましたが、久しぶりにスキーしたって感じで楽しい一日でした.

 たまには普段滑らないスキー場で、ゆっくり景色見ながら滑るのもいいな.

 来年は一人で 蔵王 へ行ってのんびりスキーします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

四阿山と根子岳 百名山二つ

 アクセス・カウンターが 30000 を超えました.
 20000 からここまでは、今までに比べると物凄く速かったような気がします.
 ボクにとっては、かなりすごいことなのです.

 完璧に日記形式のホームページなので、正真正銘の ブログ と呼んでいいのでしょうが、それだけに内容が全くと言っていいほどどうしようもないです ・・・・・ にも拘らず 30000 という数字はやっぱりすごいなぁ.
 これからも、質よりも量で頑張りましょう ・・・・・ ポジティブに.




 最近、お休みのたびに、比較的晴天が続いています.
 ならば 山 ・・・・・・・ ということで、またまた山の話題です.
 まぁ今年も登れるのはあと少しなので、しばらくお付き合いくださいませ.




DSC_1192

 いきなりのセルフ・ポートレート ・・・・・ 登山道の途中から振り返り 北アルプス ・ 中央アルプス ・ 八ヶ岳 ・さらには 富士山 を見ています.
 空は薄曇りでしたが、遠くの山並みがほんとうにきれいに見れて、最高でした.
 石の上に置いたカメラが傾いていたため、ちょっと微妙な山並みになってしまいました (涙) .


 今日登った山は、 上信越国立公園 の 三国山脈 南西部に位置する 四阿山 (あずまやさん : 2354m) と 根子岳 (ねこだけ : 2207m) です.
 裾野には、ラグビー合宿やスキーで有名な菅平高原が広がっています.



DSC_1174

 駐車場から登山口までの舗装道路から ・・・・・ この辺りは 菅平牧場 といって広大な牧場です.
 向かって右が 四阿山 、左が 根子岳 ・・・・ 右側から登り、一旦 コル に下り、また登ります.



DSC_11681

 朝 7:15 頃、菅平牧場の駐車場です ・・・・・ 平日の早朝です、ボクの車を入れて 4 台のみ.
 本当はもう少し早く登るつもりでやってきたのですが、菅平にあるコンビニ (7・11) が 7:00 にならないと開かないため、コンビニ駐車場で 20 分ほど待っていました.
 そうと知っていれば、もっと手前のコンビニで買ってきたのですが ・・・・・ これから行かれる人は要注意.



DSC_1169

 遠くの雲は低く一直線に広がり、その上に遠くの山並みがきれいに乗っかっていました.
 槍ヶ岳 も、御覧のようにくっきり ・・・・・ 今日は一日中、 槍 や 北アルプス を見ながらの登山でした.
 おかげで 四阿山 までは何度も振り返ったり、写真を撮ったりで、予定時間をかなりオーバーでした ・・・・ まぁ時間はかなり余裕があったので.



DSC_1170

 駐車場の上からすぐにルートが分かれます.
 根子岳 に登るルートと、 四阿山 に登るルート ・・・・・ ボクは向かって右の 四阿山 から登るルートをとりました.
 事前の情報で、左側の 根子岳 から 四阿山 に登るのはかなり登りがキツイと聞いていたから.
 実際に 四阿山 から一旦下りる坂はかなり大変で、逆にしなくて良かったと思いながら下ってました.
 これから行かれる人で、脚力に自信の無い方は絶対に右のルートで、先に 四阿山 に登るのがいいでしょう.



DSC_1175

 駐車場から舗装道路を少し歩くと、登山口の看板が見えてきます.



DSC_1176

 そこを入っていくとこんな、いかにも 秋 という感じです.



DSC_1177


DSC_1178

 ルートはきちんとしているので、道を間違えたりすることは無いでしょう.
 この時期になると霜などが降りるので、どうしても朝のうち道はぬかるんで、熊笹なども濡れているので、スパッツは必携でしょう.



DSC_1185

 きっと 中四阿 と呼ばれる付近だと思います ・・・・ 標識が無かったのか、見落としたのかよくわかりませんが、地図から見るときっとこの小さな頂が 中四阿 のはず.
 見えるのは最初の目的地 四阿山 .



DSC_1186

 樹林帯を出たり入ったり ・・・・・・ 左の雲を被っているのが 浅間山 です.



DSC_1190

 途中からはこんな感じの登山道です.



DSC_1199

 ようやく 小四阿 と 根子岳 方面との分岐 ・・・・・ ここまでくれば頂上はもう少し.



DSC_1200

 突然、木道が出てきます ・・・・・ ここから一登りして頂上.



DSC_1205

 頂上到着です ・・・・・ スペースは広くありませんが、眺めはがとっても気持ちいいです.
 祠が二つ祭られていました ・・・・ 北峰に 信州祠 、南峰に 上州祠.

 ここは写真撮って、少し眺望を堪能しすぐに下りて、先ほどの分岐まで向かいます.
 そして分岐を 根子岳 方向へ ・・・・・・・・

 ここの下り坂が結構きつかったですね、逆のルートだとここを登らなくてはならないのですが、ボクはきっとそんな根性ありそうもないです (笑) .
 ここの写真は、とても撮っている余裕なかったのでありません.



DSC_1211

 そして下り終え、 コル (鞍部) から 根子岳 を見ます.
 この風景が大好きです ・・・・・ 熊笹の中の登山道を歩くのが大好き、風が吹くと熊笹の音だけが聴こえて、また静寂.
 こういった景色の 雨飾山 にも一度行ってみたいなぁ.



DSC_1217

 群馬県の景色です ・・・・ 遠くに 万座温泉スキー場 、 白根山 が見えますね.



DSC_1219

 屏風岩 付近から 四阿山 を見ます.
 事前情報で、熊笹がかなり歩きの邪魔をするとどこかに書かれていましたが、多少ストックが使い辛いくらいでどうってことありませんでした ・・・・ 三ノ沢岳 のハイマツに比べたらぜんぜん問題になりません.



DSC_1220

 屏風岩の裏側をトラバース ・・・・ ちょっと気をつければいいくらいで、それほど危険ではありません.
 ちなみに 屏風岩 の写真撮り忘れてしまいました.



DSC_1221

 根子岳 はたしか活火山 ・・・・・ 硫黄岳 のような爆裂火口です.



DSC_1222

 ようやく 根子岳 頂上です.
 ここはかなり広いので、遠くの山並みを見ながらゆっくり昼ごはんです.



DSC_1223

 山頂の方位盤です ・・・・・ これだけ遠くの山がくっきり見えると、どれがどの山かしっかりわかります.



DSC_1229

 根子岳 から 牧場駐車場 方向 ・・・・ 写真に写っているのは、途中でお話しさせていただいた、神戸からいらしたご夫婦.
 今日途中で出会った登山者は、ほんの十数名でした.



DSC_1230

 根子岳山頂の分岐です ・・・・・ この山頂へはいくつかのルートで登ることができます.

 そうそう、写真の中にも書かれていますが、この 根子岳 は "花の百名山" なんですね.
 そして、 四阿山 は "日本百名山" に選ばれています.
 この登山ルートは、一度で 百名山 二つを制覇できる、お得なコースです (笑) ・・・・ ボクはすべて制覇しようなどという野望は、これっぽっちもありません.



DSC_1234

 根子岳 から下りて、牧場の脇から撮った一枚.
 ゲレンデも見えますね ・・・・・ 以前はこの辺りのゲレンデは、ほとんどホーム・ゲレンデだったのに.
 手前のゲレンデが 表ダボス 、奥が 裏太郎 ゲレンデ.
 牛さんが近くにいれば、 "原子心母" 風に写真撮ろうと思っていたのですが ・・・・・ 残念ながらほとんど見当たりませんでした.


 山頂の風が少し冷たかったですが、それ以外はウインド・シェルなども不要で、暖かな登山でした.
 今日は最後までこんなきれいな景色を見ることができました.



DSC_1181

 そう言えば、登山道の石のマーキングに写真のような 「ガンバレ」 「ファイト」 ・・・ なんて書いてあるものがあり、思わず笑っちゃいました.

 苦しくて下向きながら歩いている時に、こんな言葉が見えたら ・・・・ ちょっとした励みになりますね.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
  • 大会あれこれ
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ