森山威男

Over the Rainbow




 とても気持ちのいい青空.
 2 月とは思えないなぁ、まるで初春のようなポカポカ陽気です.

 朝一、 スタバ で 2 時間ほどお茶して、家に帰ってちょっとカメラをいじってみました.




2016.2.11 008
  (EF16-35mm F4L IS USM : 18mm 1/1000sec f/10 EV-1.0 ISO-100)

 今日はホワイトバランスをいろいろと ・・・・・・
 いつも AWB で撮っているんですが、どうしてもこれだけ天気がいいと全体が白っぽくなってしまいます.
 かといって、蛍光灯や白熱球のモードに変えるとたしかに青が濃くなるんだけれど、全体も青くなってしまいちょっとおかしな雰囲気の写真になっていまします.
 まぁこれはこれで夜間撮影に使ってみると面白そうですが ・・・・・


 ということで、この写真は露出を結構絞っての撮影.
 構成もですが、フレアやゴーストも全く気にせず、今回は色だけ気にしてみました.
 これだけのことでも写真がガラッと変化しちゃうからおもしろい.

 実は最近、ちょっと真面目にカメラのことを勉強したりしています.
 ただし、すぐに忘れてしまうのが難点.
 だから何回も試しては撮っての繰り返しなのです.




 それにしても、下に見える水田の雪がなかなか溶けません.
 ここ数日日差しはあるんだけれど、結構な寒さなだからかなぁ.

 眺めているには、ちょうどいいんですがね.





 さてとりあえず午前中にやりたかったことを済ませ、午後はのんびりブログ更新.
 久しぶりに日本のジャズです.





MoriyamaT001







  " Over the Rainbow / 森山威男 "


  



  1. Over the Rainbow
          (Halold Arlen) ・・・・・ 8:54
  2. わたらせ
          (板橋文夫) ・・・・・ 13:29
  3. 見上げてごらん夜の星を
          (いずみたく) ・・・・・ 4:59
  4. Goodbye
          (板橋文夫) ・・・・・ 6:43
  5. Over the Rainbow
          (Halold Arlen) ・・・・・ 9:18





  林栄一 (as), 井上淑彦 (ts.ss), 板橋文夫 (p),
  吉野弘志 (b), 森山威男 (ds)
  Recorded at Studio F, April 23 & 24, 1994.







 リーダーの 森山威男 は 山下洋輔 グループのドラマーとして有名です.
 ボクはフリー・ジャズが苦手なので、このグループの演奏は聴いたことがありませんが、このアルバムを聴いてみると何となく想像できるような気がします.





MoriyamaT001-2

 ボクにとって 森山威男 といえばすぐに連想するのが "Hush-a-Bye"
 ジャケット写真や選曲などを見る限りでは "Hush-a-Bye" のほうが新しい感じを受けますが、今日の "Over the Rainbow" のほうがずっと最近の録音でした.


 一曲目の第一音からして、かなりフリーキーな感じがプンプンしています.
 全体的にモーダルで、時々フリーキーといった感じの演奏でしょうか.


 このアルバムは板橋文夫の2曲 ・・・・・ "わたらせ" と "Goodbye" が入っていたので、おもしろそうだと思って購入しました.
 実は一番最初に聴いた時、 1 曲目が終わって拍手が入っていたのでビックリ、それまでライブ・アルバムとは知りませんでした (笑)


 かなり熱の入った演奏です.
 聴いているだけでも汗が飛んできそうな雰囲気なのです.
 ただ、先にも書いたようにフリーキーな部分もあるので好みは別れそうです.




Moriyama Takeo 002

 ホーンもすごいけれど、板橋文夫 がねぇ ・・・・・・・・・・
 彼の代表曲でもある "わたらせ" でのピアノも相変わらずスゴイです.
 彼のピアノは激しさと美しさが同居しているような感じで、聴いていてとてもスリリング.


 実はこの演奏は、ボクの持っている 板橋文夫 の 2 枚組アルバム "WATARASE" にも入っています.
 この "WATARASE" は、いろいろなアルバムから持ってきたオムニバス的なアルバム.
 2 枚目のディスクはすべて "WATARASE" のいろいろな演奏だけです.
 その 2 曲目にこのアルバムからの演奏が入っていました.




Itabashi Fumio 001

 "Goodbye" の演奏にしても剃刀の刃のような感じです.

 繊細でリリカルなフレーズに油断していると、鋭い刃で切られそうになります.


 ジャケットはどこかノスタルジックな感じで、 "見上げてごらん夜の星を" なんて曲まで入ってい ます.
 演奏される曲は、みんなメロディアスでステキな曲ばかり.
 それだけにテーマ部とアツいアドリブのギャップがあり、内容的にはとてもパンチの効いたアルバムでした.






 さて今夜は気合を入れて ロジャー・ウォーターズ !!
 これもね、ちょっと姿勢を正して聴かないといけないんだな.




The wall 003

 ちなみにこちらは映像ですが ・・・・・・・・・・・

 今日のアルバムと同じくらいインパクトのある ・・・・・・・・ コンセプトの詰まった映像なのです.



My Funny Valentine

  ・ ・ ・ ・ ・



F07A7093
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/125sec f/10 ISO-100)

 今日はとても暖かでいいお天気の土曜日 ・・・・・・ 家の近くの小学校の桜を撮ってみました.




 昨日は家に帰っていつものようにまったり ・・・・・・・
 でも、金曜日なのでいつもの夜と違い全然のんびりできるのです.


 たまたま CD ジャケットのスキャナ撮り込みしてないものが数枚あったので始めてみたら、以前から持っているアルバムの裏ジャケットを結構撮り込んでないのを発見.
 特に以前ブログでアップしたアルバム ・・・・・・・ それも ホンタケ のアルバムの多くが表ジャケットのみの掲載でした.


 自称 "ホンタケ・フリーク" としてこれはまずいと思い、まだ撮り込んでなかった裏ジャケットの撮り込み開始.
 撮り込んではトリミング ・・・・・・・・ の繰り返しです.


 この作業は 1 時間くらいで終わったのですが、ついでだから過去の記事に裏ジャケット載せようなんて思ったのが運の尽き ・・・・・・・・・・・・


 結局ここからまた 2 時間ほどかかってしまいました.



 映画でものんびり観ようと思っていたのですが、結局観れずじまい.




  ・ ・ ・ ・ ・



 作業中かけ流していた iTunes から聴こえてきた、季節外れの "My Funny Valentine" です.




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  " My Funny Valentine / 本田竹曠 "





  1. On Green Dolphin Street
         (N.Washington-B.Kaper) ・・・・ 6:44
  2. Stella By Starlight
         (N.Washington-V.Young) ・・・・ 5:49
  3. My Funny Valentine
         (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 6:23
  4. Little B's Poem
         (B.Hutcherson) ・・・・ 6:20
  5. The Shadow Of Your Smile
         (P.F.Webster-J.Mandel) ・・・・ 5:23
  6. Blues On The Corner
         (M.Tyner) ・・・・ 6:36
  7. My One And Only Love
         (R.Mellin-G.Wood) ・・・・ 9:23
  8. 'Round About Midnight
         (B.Hanighen-C.Williams-T.Monk) ・・・・ 5:33






  本田竹曠 (p), 井野信義 (b), 森山威男 (ds)
  Recorded at CBS・ソニー信濃町スタジオ, April 3 & 4, 1985.







 このアルバムと同時に吹き込まれたものが "In A Sentimental Mood"
 前にも書いたように、この 2 枚ってなんとなくボクのイメージする ホンタケ とはちょっと違っている感じがあって、購入も少しためらいがちでした.


 聴く側の勝手 ・・・・・・ という感じで、 ホンタケ こうあるべし ! なんてところがあったんですよ.
 普通のミュージシャンだったら、きっとこれで購入しなかったんだろうけれど、そこは大好きな ホンタケ なので.

 結局は買っちゃうんだよね ・・・・・ (笑)




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 文中リンクのため以前書いたものを読んでみたら、今聴いている感じと同じようなことが書かれていました.
 やっぱり物足りなさがあるんですよね.
 
 先月の 小川さん と 藤井武 氏のお話しの中でも、「大手は商売になりそうだとわかるとジャズのアルバムも作り始める、有名でなくても、金になりそうもなくてもやるのがマイナー・レーベルの強み ・・・・・・ 」 と.

 このアルバムなんか聴いていると、ひょっとするとその話の通りのアルバムなのかなぁなんてことも思ってしまいます.
 これだけのメンバーで、二日間 16 曲の録音ですので演奏も音もそれなりにいいんです.



 でも、やっぱり物足りなさがどこかにあるなぁ
 ジャケットにしても、いかにも ・・・・・・・ って感じなんだよね.



 全曲有名なスタンダードですので、そうは言っても購入前にはどんな演奏になるのかちょっと期待もしました.


 やっぱりボクは TRIO レーベル ・・・・・ そして '70 年代の ホンタケ だな.
 
 この後 Fun House から数枚のアルバムをリリースしますが、そちらの方がまだ ホンタケ のやりたいことが見えるようなアルバムです.




 発売当時、ライナーノーツは 立川直樹 氏が書いています.
 これが小説の一節のような感じなのです.

 演奏同様、悪くはないですよ.
 でもボクはちょっとばかり、なんだかなぁ ・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・ 南無



  ・ ・ ・ ・ ・




 葉桜の季節に君を想うということ ・・・・・・・・

 ずっと前にこんな小説を読んだことを思い出しました.



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 (EF70-200mm F2.8L USM : 195mm 1/320sec f/4.5 ISO-160)

 これは葉桜ではなく、これから咲こうとしているつぼみです.

 ギョイコウ (御衣黄) という名の桜で、 緑の桜 とも言われています.
 職場の近くにあるお寺の参道わきに、一本だけあるんですがかなり弱弱しい.


 そろそろ咲き始めるかと見にいってきましたが、まだまだでした.
 キレイに咲いた写真が撮れたらまたアップします.




 さて、今日はまだまだ時間があるのでのんびり映画でも観れそう.



  ・ ・ ・ ・ ・

hush-a-bye




 昨日はなぜか UU (ブログに訪れた人数) が 516 、 PV (閲覧された回数) が 800 超え !!
 朝起きてビックリでした.

 一体何が起こったのでしょう ??
 いつもは UU が 200 くらいというのにねぇ.
 おかげさまでブログ・ランキングで初めて 4 位になったのです.

 ただ、映画の話題の時になったのが、いつものようにピント外れではありますが (笑)




Blog04


 たくさんの方にいらしていただけるのはとても励みになるので、今日も頑張って書いてみよう.
 内容はともかく、とりあえず書いてみよう (笑)



 天気が今一つパッとしない休日の土曜日.
 なのでブログでも書いて夕方まで時間つぶし、夕方からはお仕事関係の飲み会.
 明日の日曜日の午前中もお仕事、 6 月はどうも休みらしい週末がないのです.



 今日のアルバムはボクの大好きな曲がアルバム・タイトルになっています.
 その昔、 向井滋春 がリーダーのアルバムと間違って思い込んでいた時期もありました.


 向井滋春 と言えば "フェイバリット・タイム" が欲しいんだけれど、なかなか再販にならないなぁ.






MoriyamaT002






  " hush-a-bye / 森山威男 "





  1. Sunrise
          (F.Itabashi) ・・・・・ 10:47
  2. Hush-A-Bye
          (S.Fain-J.Seelen) ・・・・・  6:00
  3. North Wind
          (F.Itabashi) ・・・・・  5:11
  4. Lover Man
          (J.Davis-R.Ramirez) ・・・・・ 5:18
  5. Snow Tiger
          (T.Moriyama) ・・・・・ 9:15




 小田切一巳 (ts.ss), 向井滋春 (tb), 板橋文夫 (p),
 望月英明 (b), 森山威男 (ds)
 Recorded at テイチク会館 第一スタジオ、 February 27, 1978.






 ボクの持っている 森山威男 のアルバムは、このアルバムと 1994 年に録音された "虹の彼方に" の 2 枚.
 森山威男 というと、 山下洋輔 グループでの活動が有名ですが、ボクは 山下洋輔 のアヴァンギャルドな演奏についていくことができないせいか、どちらかというと苦手なのです.

 "虹の彼方に" にしても、どちらかというとピアノの 板橋文夫 の名前に惹かれ購入したようなもの.

 こういう書き方をするとリーダーの 森山威男 にとても失礼なのですが、ボクの場合ドラムのうまいとかヘタというのがよくわからないので、こんな選び方になっちゃうんですよね.

 理論とかに詳しければ、そういったことをベースに楽しむことができるのですが、あまりそういうことを言い始めてしまうと 「ジャズって難しいから ・・・・・・・」 というような印象をルーキーのみなさんに与えてしまいます.
 だからボクのような、超感覚的、ビジュアル的な聴き方もありじゃないか !

 ・・・・・・・・・・ と、知識のないことを棚に上げて開き直るのであります (笑)




MoriyamaT002-2

 "Hush-A-Bye" の演奏と言えば、ボクは スタン・ゲッツ の "People Time" .

 今日のアルバムは、 小田切一巳 のワンホーンの演奏ですがこの演奏もとてもいいです.
 まず、音がとってもボクの好みの音.
 ちょっと硬めの音とでも言うのかな、それでいて妙にピーキーな感じがなくって.

 おまけに途中に入る 板橋文夫 のソロが、これまたゴキゲンだったりします.
 このアルバム全体に、 板橋文夫 のピアノは輝いています.


 4 曲目は、トロンボーンのワン・ホーン演奏 "Lover Man" .
 この演奏がこれまたいいのです.
 トロンボーン独特の暖かさというかね.
 トロンボーンって、演奏者もそれほど多くないし、アルバムも他の楽器に比べると少なく、ちょっとマイナー感がありますが、こういう演奏を聴くと 「たまにはトロンボーンもいいなぁ」



 残り 3 曲もアップテンポな演奏があったりして聴き応えがあります.
 購入する前は、ひょっとするとかなり前衛的な演奏かとも思ったのですが、フリーキーな感じはしません.


 演奏がいいだけに、アルバムとしてはもう少し聴きたい感じがしてしまいます、そこが残念と言えば残念.
 でも 70 年代の国内ジャズを代表する一枚でしょう.
 こういった国産ジャズの名盤も、どんどん再販して欲しいものです.







 さて、アルバム・タイトルになっている "Hush-A-Bye" は映画 "The Jazz Singer" で歌われた曲.
 この映画 "The Jazz Singer" は世界初の長編 トーキー映画 で、さらには初の ミュージカル映画 でもあります.
 オリジナルは 1927 年公開ですが、その後何度かリメイクされています.
 興行的にも大ヒットし、最初のセリフ 「You ain't heard nothin' yet ! (お楽しみはこれからだ !)」 が世界最初のセリフとしても有名です.




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 ● The Jazz Singer (1952) ●

 ただし 1927 年の映画の中でこの曲はたぶん歌われていないと思います.
 というのは、 1952 年にリメイクされた同名映画の中で Danny Thomas が歌っており、作曲者の Sammy Fain の活動時期と照らし合わせると、きっとこちらの映画で歌われたものがスタンダードとして今に続いているんでしょう.


 これはボクの推理なので違っていたらゴメンナサイ.
 推理ついでに、この曲は アメリカ よりも 日本 のほうが好まれているんじゃないか.
 日本人受けする曲じゃないかと思っています ・・・・・・・・ これも推測.

 ちなみに Danny Thomas の歌は、 You Tube で聴くことができますので、興味ある方は探してみてください.


 ペギー・リー や Danny Thomas が歌ったのは "Lu lu lu lu lu. hush-a-bye, Lu lu lu lu lu. don't you cry..." なのですが、同じタイトルで似たような内容 (元々は子守唄) の曲もあります.
 今回歌詞を捜していたら、違った曲の方の歌詞が簡単に見つかりました.




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 ● The Jazz Singer (1927) ●

 この映画について調べると、いかにも黒人というようなわざとらしいペイントを顔に施している写真がいくつか出てきます.
 1927 年公開当時の上の写真の看板にも大きく書かれていますね.
 そして主役はなぜか白人 ・・・・・・

 この映画の内容を知らないと 「なんだこれ ・・・・」 という感じですが、ストーリーを知ってみるとなるほどなのです.
 物語にユダヤ教が大きく関わっていますが、ストーリー的には 1927 年版と 1952 年版では若干違っているようにも思えます. 
 
 さらに最近 ・・・・・ と言っても 1980 年には 二ール・ダイヤモンド 主演でリメイクもされています.
 この映画も、オリジナルと同じ内容なのかは不明、今度観てみることにしましょう.



 ということで、飲み会から帰ってきて最後の部分を書きあげました.
 明日も午前中お仕事なので眠ります ・・・・・・


 ・・・・・・  Lu lu lu lu lu hush-a-bye ・・・・・・


A Night In Tunisia

 連日こう暑いと、もう笑うしかないくらいです.
 ボクは汗をあまりかかないので、夏もそんなに嫌いではありませんが、さすがに今年の暑さは参ってしまいます.
 高齢者の熱中症が多いのも、十分わかります.





 少し前に書いた ホンタケ とは、ちょっとイメージの違う ホンタケ でも聴いてみましょう.






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  "In A Sentimental Mood / 本田 竹曠"




  1.  Mr. P. C.
          (J.Coltrane) ・・・・・ 4:16
  2.  Misty
          (J.Burke-E.Garner) ・・・・・ 6:17
  3.  A Night In Tunisia
          (J.Hendricks-F.Paparelli-D.Gillespie) ・・・・・ 5:41
  4.  Body And Soul
          (E.Heyman-R.Sour-F.Eyton-J.Green) ・・・・・ 7:36
  5.  Autumn Leaves
             (J.Prevent-J.Mercer-J.Kosma) ・・・・・ 5:59
  6.  Once I Loved
             (R.Gilbert-A.C.Jobim) ・・・・・ 12:01
  7.  In A Sentimental Mood
             (I.Mills-M.Kurtz-D.Ellington) ・・・・・ 4:50
  8.  Everything Happens To Me
             (T.M.Adair-M.Dennis) ・・・・・ 10:14





  本田 竹曠 (p), 井野 信義 (b), 森山 威男 (ds)
  Recorded at CBS・ソニー信濃町スタジオ , April 3 & 4, 1985.






 同日に録音された "My Funny Valentine" と同じく、スタンダード中心の選曲です.
 実はこの曲目を見た時には、買おうかちょっと考えてしまいました.
 というのは、こういったピアノ・トリオのアルバムで、全曲スタンダードのようなアルバムって、ちょっと柔な感じで、イージーリスニング的な感じを受けるからです.
 ジャケットも、アルバム・タイトルも、いかにも・・・・・という感じです.
 一曲あたりの演奏時間も、ほとんどが 5-6 分 ・・・・ 長ければいいというわけではありませんが、なんとなく物足りなさを感じてしまうような長さです.
 クロスオーヴァー (というか、フュージョンと言おうか) の "Native Son" を経て、録音したアルバムです.
 ボクの好きな ホンタケ は、 "Native Son" 以前の ホンタケ です.




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 だから、普通だったら Click せずに、そのままスルーなのですが.
 でも結果的にこの 2 枚を買ったのは、本田竹曠のピアノと、井野信義のベースという組み合わせによるトリオ演奏というところでした.

 井野信義は、ずっと昔、行きつけのジャズ屋で彼のグループの演奏を聴いたことがあります.
 風貌そのままの人柄で、とても優しそうな笑顔が印象的でした.
 演奏も、誠実という言葉が当てはまるような、ストレートな演奏です.
 こういうベーシストはいいですよね、大好きです.


 で、結果的にこの 2 枚を購入し聴いてみたのですが、正直物足りなさは "ありあり" です.
 "This Is Honda" のような感情を叩きつけるような演奏ではありません.



 でも ・・・・・・・・・・・・



 そこは ホンタケ です、甘っちょろいスタンダード・ナンバーの中にも彼らしさが、プンプン散りばめられています.
 一気に長いフレーズを弾いていくところが大好きです.
 お馴染みの、力強いタッチが大好きです.
 だから、あえて "A Night In Tunisia" です.



 1 曲目は、あの Coltrane の "Mr. P. C." なのですが ・・・・・
 この選曲するんだったら、もっと弾いてほしい、もっと聴きたいぞっ! と思うような演奏で、ちょっと物足りない.
 2 曲目の "Misty" も悪くはないけれど、やっぱり物足りない.
 そしてようやく "A Night In Tunisia"
 この曲の、ソロ途中からの長いフレーズを一気に叩いていくところだけでも十分なのです.
 ホンタケ の片鱗を窺うことができます.
 そうなると 6 曲目の "Once I Loved" もいいじゃないですか、こんな演奏を待っていたんですよ.


 そんな感じで、物足りなさいっぱいですが、でもいいんです、十分満足してます.
 最近は、これくらいのことは許容できるだけ大人になりました.
 ボクの聴き方も、昔のようなシリアスな聴き方じゃないんですから.


 ジャズの入門編的な感じで、スタンダードの演奏を聴いてみるにはお手頃なアルバムかもしれません.
 決して悪い演奏ではないのですから.
 ただ、70 年代あたりのちょっとギラギラしたような演奏を求める方には、ちょっと物足りないかなーというアルバムのような気がします.




 ほとんどフォローになりそうもないネガティブなことばかり書いてみましたが、 本田竹曠 のピアノは大好きです.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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