湯の丸高原

池の平湿原の夏

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 今年もヤバいくらいな暑さがやってきました.
 暑中見舞い申し上げます.



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 火曜日、炎天下の駐車場に 2 時間くらい停めて戻ってみたらこの数字 !!
 こんな数字見たの初めて.

 夜も暑さで目が覚め、エアコン入れたりで.
 温暖化とか言うレベルじゃないですね.



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 今日もちょっと涼しげな 池の平湿原 の二回分の写真の中から何枚かアップします.

 まずは 7 月 19 日、この日は珍しく中学の同級生夫妻と一緒に歩いてみました.
 他の人たちと歩くのは、 6 月 15 日の清掃登山以来二度目です.
 一人で歩くのもいいけれど、誰かとおしゃべりしながら歩くのも、それはそれで楽しいです.



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 偉そうにほんの少しだけ知っている花の名前を教えながらの散策だったので、いつもに比べると撮影した写真の枚数は少なめ.
 花の名前は、相変わらず喉元まで出かかっているんですが ・・・・ なかなかフルネームがねぇ (笑)

 それでも咲いている花の種類が増えてきたので、 50 種類以上は撮影できました.



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 ここからはその一週間後の 23 日分です.
 本当は土曜日に行く予定でしたが、朝起きたら結構いい天気だったので前倒し.
 帰りに 湯の丸高原ビジターセンター に寄ったら、「土曜日じゃないんですか」だって.



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 この 池の平湿原 は下界から比べると 10℃ くらいの温度差がありますが、この日は暑かった.
 10 時頃までは結構涼しい感じもありましたが、それからは日差しがかなり強くなり、湿気もちょっと高めだったのでなおさらでした.

 それでも下界の暑さに比べれば、まさに天国ですがね.



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 夏休みも始まっているので、子供たちの声も響いています.
 湿原の中に「ヤッホー」ポイントがあるので、結構離れていてもよく聞こえます.
 
 一眼カメラを手にした方たちもたくさんいました.
 少しずつですがこの日はいろんな方とお話しもさせていただきました.
 県外から来られている方がとても多いですね.

 偉そうに花の名前を教えたりしてね ・・・・・・・ (笑)



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梅雨の中で 2

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 この連休は孫たちが帰省する予定でしたが、数日前から熱発.
 大事をとってキャンセルになってしまいました.

 土曜日に 東京 まで車で迎えに行くはずでしたが、空いてしまったので梅雨の合間の好天を利用して 池の平湿原 へ.



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 前日まで雨降りだったので、少しぬかるんでいましたが、いい感じでしっとり.
 木陰は朝のうちはちょっとヒンヤリするくらい.

 いつものように駐車場から 見晴歩道 を上っていきますが、ところどころ視界が開け 小諸・佐久方面 、天気が良ければ 富士山 まで見渡すことができます.
 
 こういうところでレンズ交換して広角レンズ使えばいいのですが、スタートしてすぐですし歩道もそんなに広くないので、いつも望遠レンズのままの撮影.
 レンズ交換はバックパックおろしてになるので、最近はすごく面倒に感じられちゃいます.
 だから、いつも同じ場所でのレンズ交換になり、写真的にもいつも同じように構図になってます.



 次の 5 枚だけは一週間前の 7 月 6 日の撮影からです.



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 この時期、一週間たつとかなり花が変わっています.
 まだ残っている花もありますが、たくさん咲いていた ツマトリソウ などもまったく見ることができません.
 まぁその代わりに新しい花が色づき始めたりするから、毎週通っても飽きないですね.


 今は白や黄色の ニガナ 、 オダマキ 、 グンバイヅル あたりが高原を賑やかしています.
 ちなみに ニガナ を含めて山の花にはいろいろな種類があって、そこに踏み込んでいくともう迷宮状態.
 花びらの数とか、葉っぱの形や数だとか・・・・・・



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 湯の丸高原センター には毎週咲いている花のリストが掲載されています.
 昨日は 70 種類ちょっと記載がありますが、ボクが写真撮影できたのは 50 種類弱.

 それでも今までに比べたら、はるかに見つけられるようになりました.
 花の名前こそまだまだスラっと出てきませんが、小さな花やつぼみを見つけるのはかなり上手になってきました.


 何よりもこの山歩きの最中は、何も考えずひたすら花探しと写真撮ることに集中できるのがいいです.



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 花の写真も、もう少し違う角度などで撮れればいいのですが ・・・・・

 いつも RF 70-200mm F2.8L IS USM なので下からのアングルがとても難しい.
 オダマキ も下から撮ったり花の向きを変えながら撮れればいいのですが、片手で望遠の撮影は最短撮影距離の問題で無理.
 かといってその都度広角レンズに変えるのもねぇ、おまけに手も写ってしまうし.
 広角で下から狙うのもありですが、とにかく花が風で揺れるのでバリアングル液晶見ながら撮るのはどうなんだろうな.

 望遠レンズの場合、ほとんど 2 〜 3 段絞ってますが、被写界深度が浅いのでどうしても葉や茎がボケボケになる.

 いろいろ撮りながらジレンマ感じている梅雨の頃なのです.



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池の平湿原 散策 4

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 今日は 湯の丸高原 池の平湿原 のお花.
 8 日、 15 日、 21 日の三日分を一気に載せてみましょう.




 最初は一週間前の 15 日の土曜日.
 この日は 池の平湿原 の清掃しながらネイチャーマイスターと一緒に植物観察するイベント "第 23 回 初夏の自然体験講座「池の平湿原一周 清掃登山と植物観察」" に参加してきました.

 いつも花の名前を教えていただいているので、まぁそのお礼もかねてという感じですかね.



2024年清掃登山チラシ表

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 参加者は地元は少なく、遠くは県外からの方も何人かおられました.

 とてもいいお天気だったので、のんびり花の名前を教えていただきながらの散策には最高.
 訪れる方のマナーがいいので、ゴミは本当に少なかったのでゆっくりお花の説明など聞くことができました.



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 ● ツバメオモト ●

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 ● シラビソの雌花 ●

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 ● ミツバツチグリ ●


 この 池の平湿原 は 上信越高原国立公園 に含まれていますので、当然植物採取は禁止されていますがどうも盗掘が後を絶たないようです.
 目的は販売だったり、個人で栽培だったりいろいろのようですが、まったくどういう神経してるんだか.

 こういった山の花はそこにあるからいいのであって、そういう花を大事にするなんて言う気持ち全くないんでしょうね.

 これって全国的にも大きな問題になっています.
 山の花を楽しみに来てくれるのはいいんですが、盗掘するんだったら来ないでほしいですね.



 「STOP お花泥棒」




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 ここからの 8 枚は、さらに前の 6 月 8 日.
 さすがに 6 月になると花の種類もどんどん増えてきます.

 毎回撮影後に 湯の丸高原ビジターセンター に寄ってわからない花の名前を教えていただいてるので、花の名前もかなり覚えました.



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 ● ツマトリソウ ●

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 ● イワカガミ ●

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 ● ヒメイズイ ●

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 ● ゴゼンタチバナ ●


  「シロバナ・・・・・・・なんとか?」
  「ミヤマ・・・・・・・なんとか?」
  「ミツバ・・・・・・・なんとか?」

 かなり名前も覚えたはずなのに、まだまだスラっと名前が出てこないですねぇ.
 

 散策中のほとんどは RF 70-200mm F2.8L IS USM の白いレンズ着けてるので目立つんでしょう、花の名前を聞かれる機会がだんだん増えてきました.

 スラっと名前が出てくるとカッコいいんですがね (笑)



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 ● コケモモ ●

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 ● レンゲツツジ ●

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 ● ズミ ●

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 ● ミヤマニガイチゴ ●


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 最後は先週 21 日梅雨入り後の写真です.
 家を出る時は曇り空だったのに途中からポツポツ振り出し、 池の平駐車場 に着く頃には完全な雨.
 一応レインウエア準備して、 20 分ほど インフォメーションセンター で雨の様子みたり、天気予報ながめたりしてみましたが、どうも昼頃まではやみそうもないので撤退.


 地蔵峠 まで戻り、スキー場第 1 リフト横のレンゲツツジを少しだけ撮ってきました.



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 6 月 30 日まで 「湯の丸高原 ツツジ祭り」 が開催中です.
 その間は平日でもスキー場の第 1 リフトが運行しており、ゲレンデ上部の つつじ平 まて簡単にいくことができます.

 写真のように、雨が降ってもリフトは運行します.



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 小雨程度でしたらリフト使って つつじ平 まで行きたかったのですが、結構な雨のため歩いて回れる範囲だけでした.

 レンゲツツジは快晴だと白っぽくなってきれいな色を出すのが難しいのですが、こういう雨降りはしっとりと、鮮やかな花の色も出ます.

 本当にポツポツ程度だったら Zeiss 使ってマニュアルフォーカスで撮りたかったな.

 ちなみに上の 5 枚の写真のレンズは RF 24mm F1.8 MACRO IS STM でした.



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池の平湿原 散策 2

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 現在無職生活を超充実・満喫中なので、山歩きも週一回を目標にしています.
 今シーズンはすでに三回上ってみました.

 今日は、最初に 11 日 (土曜日) の写真を少し載せ、後半は 18 日の写真です.



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 ● 見晴歩道から富士山 ●

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 ● 雲上の丘広場から ●

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 ● 見晴岳から ●

 この日の 富士山 はヤバいくらいきれいでした.
 その下の山々がいい感じのでシルエットでていて、翌週も晴れて 富士山 見えてましたが、ちょっとかすんだ感じでした.
 200 mm で、トリミングしないでこの大きさです、 EOS R8 も一応フルサイズ機なのでこの程度の掲載だったら十分すぎます.

 花も咲き始めてはいましたが、数種類で、翌週も同じ花が咲いていたので、この日の花の写真はなしです.


 この日のレンズは SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art .
 14mm は超魅力的なのですが、いかんせんレンズだけで 1,000g 超えというのはとにかく重い.
 でも、右手に持って歩いている時はさほど重いという感じはないですね.

 家に帰ってからなんか右手に疲労感あるのはきっと気のせいかな.



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 ● 忠治の隠岩広場 あたりから ●

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 ● 鏡池 ●

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 ● 池の平駐車場 ●

 上の駐車場の写真は帰る時に撮ったものですが、土曜日というのに観光客はほとんどいません.

 これまでは人がいない時を狙って平日に行ってましたが、やっぱり人の姿があった方が画になる気がするので、しばらくは土曜日通ってみることにします.



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 ここからは翌週の 18 日の写真.
 まだ花はそんなに多くないと思っていましたが、結構咲いていました.

 ほとんどの花が驚くくらい小さいので、見つけた時はちょっと感動すらあります.
 すれ違う人たちは周りの景色みながらの散策ですが、ボクは足元覗き込みながらお花を探し、見つけるとニヤつ てるので、ちょっと変態チックなのです.



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 ● 見晴歩道 ●

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 ● ミネザクラ ●

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 ● オオカメノキ ●

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 ● ガンコウラン ●

 いきなり大きくケラレてます (笑)
 キヤノン のレンズフードは、取り付け箇所が 180° になっているので、逆に付けても単にフードの上下が逆さになるだけ、だからケラレることはないので手元を見ないでも取り付けできます.
 Zeiss のこのレンズは違う場所でも付けることができちゃうので、ノールックで付けるとたまにこういうことがおきます.


 この日のレンズは Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE . 
 花の写真はすべて RF 70-200mm F2.8L IS USM で、みんなテレ端 200mm です.
 それでも小さいので、さらにトリミングしての掲載.


 前回は SIGMA の超広角で撮ってきましたが、雰囲気はかなり違いますね.
 どちらがいいというんではなく、それぞれ個性的です.
 Zeiss が時々表現してくれるコッテリ感がたまらなくいいんだな.



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 ● 見晴歩道から富士山 ●

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 ● ヒメイチゲ ●

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 ● コミヤマカタバミ ●

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 ● 烏帽子岳 & 北アルプス ●

 この日もいいお天気で、 富士山 もしっかり見ることができましたが、さすがに写真はもういいかなという感じで、あえて望遠レンズに付け替えての撮影はしませんでした.
 上の歩道からの写真の通り、広角だと言われないとわからないですね.

 この日は絞りを 8.0 まで絞って撮影しています.
 今までは開放バカのような撮り方してましたが、花の名前を調べる時に葉の形もかなり重要なので、少しでも葉がわかるようにと.

 でもほとんど葉が隠れちゃったりするんですよね.
 おまけにそういうのに限って歩道のロープの向こう側でどうしようもない.

 上の コミヤマカタバミ も、「お願いだからこっち向いて」 って言いたくなります.



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 ● 見晴岳から ●

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 ● タチツボスミレ ●

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 ● フデリンドウ ●

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 ● 三方コマクサ園 ●

 見晴岳 のちょっと奥でトレラン女子たちに遭遇、三人の写真撮ってあげたお返しにこっちの写真使わせてもらってます.
 彼女たちは 地蔵峠 から登って来ました.

 ボクはここから 地蔵峠 に下ったことがないので、一度くらいは歩いてみたいのですが車が困ってしまう.
 かといって 地蔵峠 から往復する元気はないしなぁ ・・・・ 下りはいいけれど、ここまで登ってくるのが苦行になってしまう.



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 ● 三方コマクサ園の下 ●

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 ● コヨウラクツツジ ●

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 ● ミツバオウレン ●

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 ● 忠治の隠岩広場 あたり ●

 11 日行った時も ミネザクラ が咲いてましたが、 18 日はさらに開花.
 いろいろな場所で見ることができました.

 上の写真も、ちょうど 11 日と同じ場所から撮影していたので、比較してみると花の量が全然違います.


 緑もだんだん目に入るようになってはきましたが、もう少しかな. 



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 ● カラマツ ●

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 ● ツルキンバエ ●

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 ● ショウジョバカマ ●

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 ● 放開口から佐久平 ●

 相変わらず花の名前が本当にわからない.
 以前撮影した花もありますが、全然名前が出てこない.

 ということで、今年からは 湯の丸高原 の入り口にある 湯の丸高原ビジターセンター でいろいろ教えていただいてます.
 ビジターセンター の写真全然撮ってないので、次回はビジターセンターのことも少し書く予定です.



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池の平湿原 シーズンイン

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 ゴールデンウィークも今日が最終日、新型コロナが五類に移行して初めてのゴールデンウィークだったんですね.
 何かずっと前に五類になったような感覚ですが、まだ一年でした.


 さて、 GW からはいよいよ 上信越高原国立公園 湯の丸高原 の一角にある 池の平湿原 もシーズンインです.
 連休合間の 5 月 2 日に行ってきました.



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 4 月下旬に 高峰高原 に抜ける道路が開通し、 5 月 3 日からは土日・祝日の駐車場も有料になって本格的なシーズンが始まりました.


 さすがにまだ花もありませんし、新緑にはちょっと早いので、観光客はまばら.
 おかげでとても静かな山歩きができました.



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 ● 駐車場 ●

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 ● 池の平インフォメーションセンター ●

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 ● 池の平三方歩道 ●

 昨年から整備されていた駐車場から湿原まで続く 池の平三方歩道 の木道整備も完了しています.
 上のマップにはまだ木道の色付けされていませんが、 インフォメーションセンター から グリーン広場 まですべて木道になりました.

 朝、看板には工事中と書かれていましたが、帰りに見たら特に規制がなく、駐車場から木道を下ってくるグループも何組かすれ違いました.
 とても歩きやすくなったのでスニーカーでも全然 OK ですし、段差がないので車いすでの散策もできそうです.

 インフォメーションセンターはまだ冬囲いのままでしたが、翌日にはここも開いていたはずです.



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 ● 村界の丘 ●

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 ● 雷の丘 ●

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 ● 雲上の丘広場 ●

 いつものように駐車場から 見晴歩道 を通っていきました.
 村界の丘 ⇒ 雷の丘 ⇒  雲上の丘広場 ⇒ 見晴岳 ⇒ 三方ヶ峰 ⇒ 三方コマクサ園 ⇒ 湿原


 前日は雨降り、まだしっとり感のある朝のうちに樹林帯歩きたいのでこんなルートです.
 このルートだと、ヒットポイントがあるうちにアップダウンのあるところを歩けるので、後半楽になる気がします.



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 ● 2013. 10. 18. 撮影 ●

 上の 2 枚は 10 年前の写真ですが、案内看板の表示も今とは違います.
 また分岐などの表示も、数年前に国が整備したのでちょっとあか抜けた感じになりました.
 なによりも、昔に比べると歩道整備がされているので、すごく歩きやすくなっています.

 トイレやこういった整備にも、駐車料金やトイレ使用の協力金が使われているのは納得できますね.
 
 村界の丘 の写真見比べると周りの木が少し伸びてます.
 でも 10 年でもこれだけ、森林になるにはいったいどのくらいの年月が必要なのでしょう. 



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 ● 見晴岳 ●
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 南からどんどん雲が流れてくるので、景色は期待できないと思いながらも 見晴岳 に行ってみました.
 分岐からほんの少しだけ上った岩場が 見晴岳.

 でもさらに数メートル先にちょっと開けた場所があり、そこから見渡す 千曲川 沿いの盆地の景色が最高.

 ・・・・ なのですが、やっぱりこの日は完璧なまでの白い世界.
 カメラを向ける気にならないくらい真っ白です.

 北側はガスの影響もないので 白根 方面を撮ったのが上の写真です.



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 ● 2023. 8. 3. 撮影 ●

 ちなみに、天気がいいとこんな景色.


 休憩も含めて晴れるのを少しの間待っていると、 高崎 からやってきたという同年代のおじさんがやってきてしばし歓談.

 その後駐車場に戻ると言って 地蔵峠 方向に歩きだしたので「ちょっと待った !」.
 車をどこに停めてあるか確認すると、 池の平駐車場 ということだったので、そっちに行っちゃうとホテルなどがある 地蔵峠 に行ってしまうのでダメと教えてあげました.
 尾瀬 のような広大な湿原ならいざ知らず、こんな小さな湿原でもちょっと気を許すと道に迷ってしまいますね.

 ボクに会わなかったら、あのまま 地蔵峠 まで下りてしまい、そこから 池の平駐車場 まで 1 時間以上かけて歩くことになります.
 下りが約 2.5 km 、地蔵峠 から 池の平駐車場 までが約 3 km、時間的にまだ早かったのでさすがに遭難することはないでしょうが.



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 ● 三方コマクサ園 ●
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 今回から山歩きのお供は新戦力の EOS R8 です
 EOS R3 よりも 500 g 以上軽いので、ずっと持っていても疲労感はなし.

 この日は AF が使えると EF 16-35mm F4L IS USM と RF 70-200mm F2.8L IS USM の二本を持っていきましたが、これからの広角系は Zeiss 中心の予定です.

 花の撮影は絶対 RF 70-200mm F2.8L IS USM が必要なので、広角系だけ色々変えてですね.



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 この日青空は広がっていたのですが、気温の上昇とともに下からガスが上がってきて、南側は全く見えない状態.
 もっと早く行くか、逆にもっと遅ければ下の景色が見れたかもしれませんが、こればかりは運もあるので仕方ありません.

 昼頃には湿原にもガスがドンドン立ち込めてきちゃいましたので、この日はこれでおしまい.
 風景的にはまだ全然ですが、それでも歩いているととても気持ちいい.


 駐車場に戻ってくると、 湯の丸高原 のガイド 「ネイチャーマイスター」 の T さんとばったり.
 昔同じ職場で働いたこともある方で、数年前からボクが 池の平 に行くようになり、その都度インフォメーションセンターに顔出していたのですが、見事にすれ違いばかり.



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 ● ミツバオウレン ●

 そして彼から教えてもらったのが ミツバオウレン .

 これは湿原手前の道路わきに咲いていましたが、花の大きさが 1 cm ほどなのでとにかくわからない.
 10 分以上探しよようやく見つけました.

 一度見つけると、ここにも、ここにも、ここにも ・・・・って感じで目に飛び込んでくるのが、不思議ですね.



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Planar と秋山歩き

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 数日前の夜、最近写真撮ってないなぁ、なんて思いながらレンズをいじったりしていたら、無性に撮りに行きたくなりました.

 ということで、今日のお休み天気も良かったので高原まで出かけてきました.

 いつもの 上信越国立公園 湯の丸高原 池の平湿原 です.



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 ● 駐車場: F5.6 1/1600秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F5.0 1/1600秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F1.4 1/1250秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F1.4 1/2500秒 ISO-160 Auto-WB ●

 この日は素敵な秋の景色の中歩くのも目的ではありますが、どちらかというとマニュアルフォーカスのレンズで風景を撮ることが目的です.
 この日持っていったレンズは Carl Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE .
 最初カメラは軽い EOS RP 持っていく予定でしたが、撮りが目的なんだからと EOS R3 に変更.
 こちらのほうがフォーカスガイドも使えますし.

 こういう自然の中は広角レンズで切り取ることが多いですが、今回は潔く 50 mm 標準単焦点 Planar 一本だけ.
 結構漢気まんまんという感じ ・・・・ 「Y 口君、漢はやっぱこうだよ 」.

 最近、どうも Zeiss や Voigtlander のレンズに漢気を感じるようになってるのは、変態なのだろうか (笑)



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 ● EOR R3 + Carl Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE ●

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 ● F5.6 1/2500秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● 富士山 + 北八ヶ岳: F5.6 1/3200秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F5.6 1/800秒 ISO-200 Auto-WB ●

 湿原歩きも、今シーズンのこれが最後かなぁ.
 最後がこんなにも素敵な天気でよかった.
 富士山 も雲に隠れることなく、ボクが帰る頃までくっきり.

 ここは広葉樹がほとんどないので、写真のように カラマツ が黄金色に変わる感じの紅葉になります.
 写真もかなり色被り状態のものがありますね.

 今回はトリミングもレタッチもないままアップしてます. 



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 ● ウスユキソウ: F1.4 1/500秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F1.4 1/500秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● 雲上の丘から: F8.0 1/400秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● 烏帽子岳 + 北アルプス: F8.0 1/800秒 ISO-200 Auto-WB ●

 8:45 に駐車場を出て、戻ったのが 12:00 .
 あいかわらずの超亀足ですが、撮影がメインだから.

 10 月も下旬ですからかなり寒くなってきました.
 レインウエア着て歩きましたが、日差しのあるところはちょっと暑い感じでしたが、まぁちょうどいいくらいだったかな.

 日影ではまだ霜柱が残っているところがありました.
 確実に冬が近づいている.



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 ● F8.0 1/25秒 ISO-160 Auto-WB ●

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 ● 上田盆地: F8.0 1/800秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F8.0 1/320秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F1.4 1/640秒 ISO-160 Auto-WB ●

 上の 2 枚目は 上田盆地 ですが、拡大すると 千曲川 にかかる橋がすべて確認できます.
 恐るべし Planar ・・・・・ こういうところに変態は萌えるんだよねぇ.
 冠雪の 北アルプス も、すごくキレイに見えるし、撮れてます.


 3 枚目のように、紅葉が下では始まっています.
 青空と、遠くの冠雪、そして紅葉の山々 ・・・・・

 贅沢すぎます.



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 ● F5.6 1/1000秒 ISO-160 Auto-WB ●

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 ● F5.6 1/800秒 ISO-160 Auto-WB ●

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 ● 三方ヶ峰から北八ヶ岳: F5.6 1/2500秒 ISO-160 Auto-WB ●

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 ● 鏡池から東篭の塔山: F5.6 1/1000秒 ISO-160 Auto-WB ●

 天気が良かったこともありますが、とにかく楽しかった.
 やっぱり Zeiss Planar 、写真撮ってる感が半端ない.
 そして楽しい.


 EOS R3 のフォーカスガイドとスマートコントローラーの組み合わせが、マニュアルフォーカスをすごく撮り易くしてます.
 フォーカスガイドはほとんどの R シリーズ機に搭載されていますが、スマートコントローラーは EOS-1DX Mark lll と EOS R3 のみ.
 次期ミラーレスのフラッグシップ機には間違いなく搭載されていると思いますが、これは本当に使いやすいので他の機種にもつけて欲しいなぁ.



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 ● F5.6 1/1600秒 ISO-100 Auto-WB ●

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 ● F5.6 1/1600秒 ISO-200 Auto-WB ●

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 ● F1.4 1/2000秒 ISO-160 Auto-WB ●

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 ● F5.6 1/1600秒 ISO-160 Auto-WB ●

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 ● F5.6 1/800秒 ISO-160 Auto-WB ●

 駐車場から直接湿原に下りる「池の平三方歩道」ですが、 12 月末まで木道整備のため通行できません.
 今までこの遊歩道は砂利道でしたが、写真のように木道が整備されます.
 この湿原も、普段山に縁がないような高齢者がたくさん来ます.
 今日も革靴で湿原を歩いているご夫婦がいました.

 こういう道路整備はやっぱり必要でしょうね.

 そういえば、湿原内の遊歩道の草刈りがすべてされていてとても今回は歩きやすかったです.
 これだけでもとても大変な作業ですが、利用者にとっては本当に感謝しかない.



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 ● 第 6 ゲレンデから湯ノ丸山: F8.0 1/400秒 ISO-125 Auto-WB ●

 スキー場の第 6 ゲレンデ.
 すでに日本一早くオープンする スノーパーク イエティ が営業を始めました.

 湯の丸 も、あと一か月で白い世界に変わっていきます.



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夏の終わりの高原

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 この夏は、臨月の妊婦さんがいるので家に一人だけ残して遊びに出かけることがなかなかできません.
 たまたま昨日 29 日は奥様がお休みだったので、久しぶりに 池の平湿原 へ撮影に行ってきました.



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 ● 池の平駐車場 : F8.0 1/400秒 ISO-100 16mm ●

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 ● 池の平湿原 : F7.1 1/400秒 ISO-160 108mm ●

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 ● 鏡池 : F8.0 1/400秒 ISO-160 16mm ●

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 ● キノコ : F4.0 1/100秒 ISO-100 200mm ●

 湯の丸高原ホテル での気温が 20℃ だったので、標高 2,000m の 池の平湿原 はさらに 1〜2℃ 低かったかもしれません.
 風は本当に涼しく、最高の山歩きでした.


 この日のお天気は、駐車場に着いた特は青空が結構広がっていましたが、歩いている間は薄曇りの空.
 ところが日焼けがすごかった、山は曇りでも油断しちゃダメですね.

 平日なので駐車場はガラガラ、 12 時 30 分頃駐車場を出て帰りましたがその時間でも 4 割くらいしか停まっていませんでした.



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 ● タチコゴメグサ : F8.0 1/30秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1665 ハクサンフウロ
 ● ハクサンフウロ : F8.0 1/25秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1668 コケモモ
 ● コケモモ : F8.0 1/20秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1674 マツムシソウ
 ● マツムシソウ : F8.0 1/320秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1703 シシウド
 ● シシウド : F4.0 1/250秒 ISO-100 200mm ●

 今回の機材は EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM .
 予備で EF 16-35mm F4L IS USM を持っていき、すこしだけ交換しての撮影.
 まぁ花に関してはすべて望遠ズームです.


 いつもスポーツドリンクともう一本コーヒーかなにか持って歩いていますが、なぜか昨日はコンビニでお茶とコーヒーを購入.
 なんでだろう ・・・・・ 昨日はポカリスエットをガチで飲みたかった.



IMG_1700 ヤナギラン
 ● ヤナギラン : F4.0 1/640秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1709 タカネサギソウ
 ● タカネサギソウ ハナイカリ: F4.0 1/60秒 ISO-100 108mm ●

IMG_1713 アキノキリンソウ
 ● アキノキリンソウ : F4.0 1/100秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1718 シラタマノキ
 ● シラタマノキ : F4.0 1/250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1697 エゾリンドウ
 ● エゾリンドウ : F4.0 1/160秒 ISO-100 200mm ●

 少しずつではありますが、花の名前も出てくるようになりました.
 花の名前は今回自分で調べたので、ひょっとすると違っているものもあるかもしれません.

 特にすぐ上の写真 エゾリンドウ がちょっと微妙.
 写真だと同じ茎の下にも花があるように見えるので エゾリンドウ と書きましたが、ひょっとすると オヤマリンドウ かも.
 撮影するときにこの二種類あるって知らなかったので、そんなところ注意していなかったのです.


 葉っぱの形状などでも種類分けされているものがあるので、そういう事前の知識が有れば、最初から全体を撮ったりしますが、基本的に花が小さいので、どうしても花中心にテレ端の写真になってます.



IMG_1736 ウスユキソウ
 ● ウスユキソウ : F4.0 1/200秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1829 ノアザミ
 ● ノアザミ & ヒョウモンチョウ : F4.0 1/1000秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1790 イタドリ
 ● イタドリ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1792 シモツケ
 ● シモツケ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1795 オトギリソウ
 ● オトギリソウ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

 一帯の花は、ぱっと見少ない感じですが、それでもこの日だけでも 30 種ほど撮ることができました.
 とにかく花を撮るという目的なので、歩くスピードは一般の方の 2 倍から 3 倍の時間がかかります.
 この高原は気軽に車で来れる場所なので高齢者の方がとても多いのですが、いつも 「お先にどうぞ」 ばかりです.

 今回は タチコゴメグサ のように本当に小さな花や シラタマノキ も撮れたので満足.



IMG_1798 ヒカリゴケ
 ● ヒカリゴケ : F4.0 1/25秒 ISO-100 200mm ●


IMG_1809 ヤマハハコ
 ● ヤマハハコ & クジャクチョウ : F4.0 1/500秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1819 ワレモコウ
 ● ワレモコウ : F4.0 1/640秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1860 ウメバチソウ
 ● ウメバチソウ : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1875 オヤマリンドウ
 ● オヤマリンドウ : F4.0 1/640秒 ISO-100 172mm ●

 掲載した写真は、画像サイズを 6000 × 4000 から 4500 × 3000 でクロップ (・・・という表現でいいのかな) .
 それをブログに掲載できる大きさに縮小しています.
 焦点距離が同じでも花までの距離がみんな違うので、一概には比較になりませんが.

 撮影はいつものようにすべてマニュアル露出で、気分でアンダーにしたりしてます.
 オーバーにしてあるのはほとんどないかな.

 今回は一段絞っての撮影が多いです.
 若干被写界深度が深いほうがいいと思っての一段絞りです.
 花を専門に撮る人たちは目一杯寄って、開放でマクロ撮影なのかな.
 山のお花の場合は、ほとんど近寄れないことのほうが多いので、レンズ勝負かな.



IMG_1847 ツリガネニンジン
 ● ツリガネニンジン : F4.0 1/1000秒 ISO-100 147mm ●

IMG_1853 キオン
 ● キオン : F4.0 1/125秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1806 ゴゼンタチバナ
 ● ゴゼンタチバナ : F4.0 1/500秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1865 ヤマラッキョウ
 ● ヤマラッキョウ : F4.0 1/500秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1820 マルバタケブキ
 ● マルバタケブキ : F4.0 1/1600秒 ISO-100 200mm ●

 秋の気配がどことなく漂い始めました.
 マルバタケブキ ももう終わりです.
 ノアザミ も綿毛になって飛び始めていました.



 ゴゼンタチバナ の写真も名前があっているか自信ないです.
 いろいろ調べてみたら赤い実をつけるようなのでそうかなと思いましたが、葉っぱもちょっと違うような気もするし ・・・・・
 こういうところが結構難しいんだな.



IMG_1919 カワラナデシコ
 ● カワラナデシコ : F5.6 1/200秒 ISO-100 177mm ●

IMG_1719 ナナカマド
 ● ナナカマド : F4.0 1/60秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1794 イワインチン
 ● イワインチン : F4.0 1/1250秒 ISO-100 200mm ●

IMG_1773 イワノガリヤス
 ● イワノガリヤス : F4.0 1/800秒 ISO-100 200mm ●

 花ではありませんが イワノガリヤス の繁殖がすごい.
 イネ科の植物ですがかなり増えています.

 数十年前、場所によっては ヤナギラン が群生していたようですが、温暖化の影響で今では イワノガリヤス が覆い尽くしているところもあります.
 ヤナギランが少なくなったのは、イワノガリヤス の増殖の他にも、温暖化の影響で ニホンジカ が高地まで登るようになり ヤナギラン を食べてしまったことも一因のようです.


 ちなみに ニホンカモシカ と ニホンジカ は全くの別物.
 ニホンカモシカ はウシ科カモシカ属、 ニホンジカ はシカ科シカ属.
 ニホンカモシカ は単独行動をとるので、大きな影響が出ないようですが、 ニホンジカ は群れで行動するため食いつくしてしまうそうです.



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 ● 池の平湿原 : F2.8 1/6400秒 ISO-160 70mm ●

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 ● ピグミーの森 : F4.0 1/40秒 ISO-100 200mm ●

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 ● ピグミーの森 : F4.0 1/40秒 ISO-100 92mm ●

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 ● 池の平湿原 : F7.1 1/400秒 ISO-160 108mm ●

 家に着いて車を降りたらその暑さにビックリ.
 下界はこんなに暑かったんだ ・・・・・・・ 高原の気持ちよさもあっという間にどこかに行ってしまいました.


 次は 2 週間後に行ってみようかな、周りの景色もだいぶ変わってるんだろうな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

池の平湿原 夏の花々

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 3 日は約 2 週間ぶりに 湯の丸高原 池の平湿原 へ行ってきました.
 少しずつですが、お花の名前もわかってきて、山歩きしながらお花を探して写真撮るのが楽しくなってきました.



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 ● 湯の丸高原 池の平湿原 鏡池 ●

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 ● 放開口から ●

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 ● 200 mm で 富士山 ●

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 9 時前には駐車場に着きましたが、この日もいいお天気.
 風がとても涼しくて、おまけにすごく気持ちのいい青空.

 少し雲はかかっていましたが、久しぶりに 富士山 も見ることができました.
 普段は雲がかかってしまい、なかなか見れないんですが.

 手前の雲が流れて山頂がきれいに見えるかとしばらく待っていたのですが、逆に雲が増えて全く見えなくなってしまいました.



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 ● ヤナギラン ●

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 ● オオヤマサギソウ ●

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 ● ハナチダケサシ ●

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 ● マツムシソウ ●

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 ● ワレモコウとアキアカネ ●

 今回もいつも通りのコース.
 2 週間前より、花は少ないかな.

 今年は全体的に花が少なく、そのため蝶も本当に少ないようです.
 ボクと同年で蝶にとても詳しい方がいるんですが、たまたま昨日ボクの職場に用事でやってきて、用事そっちのけで花や、蝶や、カメラのお話し ・・・・・

 さらに個人的に作った花や蝶のデータディスクも頂きました.



Hana 001


 ボクもこんな感じで、撮った写真を整理してますが、貰ったデータ見るとまだまだ全然という感じです.
 歳が歳なので、今から花の名前覚えるのはかなり厳しいかな.
 全部覚える前に、自分の名前も忘れてしまいそう (笑)



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 ● イチヤクソウ ●

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 ● マスダケ ●

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 ● シモツケソウ ●

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 ● コキンレイカ ●

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 ● オダマキ ●

 小さな花を探しながらの散策なので、普通の方たちの倍以上時間かけて歩いてます. 
 それでも、遅くても午後 2 時前には家に戻りるようにしてるので、朝早めの行動になります.

 雨の次の日などは、まだ水滴もたくさん残っていたりして、しっとり感のある写真撮れます.
 この日も足元は前日の夕立の後と思われる水の流れた後がありました.

 車で簡単に行ける場所ではありますが、この時期は夕立も多いので、早く登って早く下りるのが正解でしょうね.



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 見晴岳 からちょっと 地蔵峠 方向に行った場所です
 この先にもう少し開けた場所もありますが、どちらも一休みするには景色も良くて気持ちいい場所です.

 ちなみに 池の平駐車場 まで車で上がってこなくても、 地蔵峠 から登山道が整備されており、この場所に出ることができます.
 ボクは歩くのが嫌なので、一度もこの道を上ってきたことはありませんが、しっかり整備された歩道になっているようです.



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 ● ウメバチソウ ●

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 ● シャジクソウ ●

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 ● イタドリ ●

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 ● ヤマハハコ ●

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 ● シロバナヘビイチゴ ●

 この日は雲上の丘広場 まですれ違った人は 2・3 人だけ.
 平日で、時間的にも少し早かったのでまだ人はいませんでした.

 湿原まで下りると、まぁそこそこ人が木道の上を歩いています.
 ほとんどがボクと同世代くらいの高齢者.
 中にはボクよりもずっと年上で、杖を突きながらやっと歩いている感じの方がいましたが、片手にはしっかり一眼レフ.

 まるで数年後のボクの姿のようで ・・・・・・



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 今年からなんとなく撮り始めた山のお花ですが、いざ撮り始めたら花を見つけたり、家に帰って花の名前調べたりと、結構面白い.
 来シーズンはもっと計画的にいろいろな花を撮影したいと思います.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 それにしてもこの暑さはほんとにヤバイです.
 家にいても、エアコンの無い部屋はマジで熱中症になってしまいそう.


 今日はそんな暑い部屋の中で、扇風機の風だけを頼りに印刷作業.
 まずはちょっとしたコンテスト応募用の作品作り、試し刷りを何回かして仕上げ印刷.
 応募用紙など記入して、あとは発送するだけです.



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 ● 2023.7.29 川崎競馬場 EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 そのあとは先週の 川崎競馬場 での撮影会から、講評会用の 3 枚を選んで仕上げの微調整して、専用フォームで送付完了.

 午前中の 2 時間ほどでしたが、これだけでもほとんどギブアップでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

初夏の高原の花々

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日の記事は、 カメラバッグ の前に書くつもりでしたが、前後してしまいました.


 29 日の木曜日、 湯の丸高原 池の平湿原 までお散歩 & 撮影に行ってきました.
 前日が雨降りだったので、写真撮るにはちょうどいい感じ.
 この日、下界はかなり暑い一日でしたがさすが標高 2000 m 、風がとても気持ちよかったのです.



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 翌日の金曜日からはまた雨の予報だったせいか、この日の 池の平湿原 は結構な混雑 ・・・・・ と言っても、いつもより多いという程度で、写真にも混雑感はまったくありません.

 9 時 30 分頃駐車場に着いて、 13 時頃に下りましたが、帰る頃は上の写真のように駐車場が 9 割ほど埋まってました.


 この日、二つの団体がやって来ており珍しく賑やかな高原になっていました.

 一つは小学生の団体で、 篭ノ登山 と 池の平湿原 をグループごとに散策していたので総勢何人くらいか全くわかりませんが、元気な話声が聞こえました.
 もう一つは、県外からやってきた 30 人くらいの保育園児たちで、前日 湯ノ丸山 に登り、この日は 池の平湿原 散策だったようです.
 いつもは風の音しかしないような湿原ですが、この日はそんな団体の声が遠くからも響いていました.

 でも、それはそれで楽しそうな歓声で、たまにはこういうのもありかな.



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 ● オオヤマフスマ ●

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 ● ツマトリソウ ●

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 ● イワカガミ ●

 さて今回の目的は 「花」 .
 と言っても、花の名前なんか全くといっていいほど知らないのですが、とりあえずいろいろ見つけては撮ってみました.
 花の名前も少し調べて記載してみましたが、間違っているかもしれません.
 詳しい方がおいででしたら、是非教えてください.


 高山植物は小さな花が多いので、レンズは RF 70-200mm F2.8L IS USM の望遠ズームで、ほとんどテレ端 ( 200 mm ) 撮影.
 少しの風でも花が揺れますし、手持ちのテレ端だとファインダー内も揺れまくりなので、カメラは EOS R3 で手ブレ補正の恩恵を、さらに一脚に望遠レンズ固定して使用.

 場違いなくらい大きいカメラを持っていっちゃいましたが、結果的には大正解.



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 今回はこの望遠ズームでほとんど撮影、最後のほうだけ Planar T* 1,4/50 ZE .
 実は Milvus 2/35 ZE を持って行くつもりだったのに、たまたまマウントアダプターの付いていた Planar をバッグに放り込んでしまいました.

 最近どうもこういう間違いが多いなぁ ・・・・・ いよいよ真正の痴呆か?


 花の写真は 200 mm で撮影しても小さいので、アップした花の写真はすべてトリミングしてます.
 相変わらず花の名前がわからないものがいくつかあります.
 一応ネットなどで調べて花の名前を入れてありますが、微妙にわからないのがあるので間違いがあるかもしれません.

 もし違っているものがあればぜひ教えてください.



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 池の平湿原 は幾度となくきており、ほとんどの場合まず駐車場から湿原に下りる 「池の平三方歩道」 を下り、三方コマクサ園、ピグミーの森、雲上の丘広場、駐車場と歩きますが、今回は逆回り.
 「見晴歩道」 から歩いてみました.


 前日が雨だったので、しっとり感のあるうちに森の中で撮ろうと思ってです.
 雨の後はこういった花など撮るには最適なので、同じような考えのカメラ持ったお爺さんたちが結構歩いてました.

 この日は ニコン の一眼カメラ持った方たちが多かったのです.
 ニッコール レンズは全くわからないんですが、結構長い望遠レンズ持ってた方も何人かいて、 三方コマクサ園 では三脚撮りしてる方も何人か.

 まぁ、彼らから見ればボクは完璧なキヤノ爺といったところでしょう (笑)



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 この 「見晴歩道」 は、駐車場から 「村界の丘」 、「雷の丘」 、 「雲上の丘広場」 、 「ピグミーの森」 を抜けて分岐点までで、参考時間は 40 分.
 この遊歩道は森林地帯が多いのでマイナスイオン出まくってます.

 「雲上の丘広場」 はちょっと展けた場所で湿原地帯も一望でき、一休みするにはとても気持ちのいい場所ですが、この日は保育園のみなさんがいて記念写真など撮影していたのでスルー.
 「三方コマクサ園」 で休むことにしました.


 そのおかげで、今回もまた ニホンカモシカ に会うことができました.
 それも前回よりももっと近くで、夢中で 150 カットほど撮影.
 何年も出会いを求めていたのに、一度会ったら今回もって ・・・・・ 持っているんですかねぇ.

 ほんのちょっとしたタイミングがずれただけでも出会えないので、やっぱり持ってるんでしょう.



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 今回 ニホンカモシカ と遭遇したのは 「三方コマクサ園」 のすぐ下.
 休んでいた小学生たちが 「シカがいた」 と騒ぎ始めていたので、一段下に下りてみたら目の前にいました.

 最初は木と被っていて気が付かなかったのですが、ガサガサって動き始めたのでわかりました.
 奥からどんどんこちらに向かってやってきました.
 望遠でファインダー覗いていると、ちょっとビビります (笑)


 上の三枚の一枚目が 177 mm 、真ん中の写真が 163 mm だからかなり近いですね.
 ちなみに、ここに掲載してある ニホンカモシカ と風景写真はトリミングしていません.


 二度目の撮影ですが、 ニホンカモシカ 撮るとその後の燃え尽き感が半端ないです.
 撮っている最中アドレナリン全開って感じで、撮り終えると何かどっと疲れちゃいます.



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 ● コケモモ ●

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 ● ウマノアシガタ ●

s-IMG_0419
 ● コマクサ ●

 コマクサ ですが、正直もう遅いと思ってあまり期待してませんでした.
 でも行ってみたらちょうどいいタイミングだったかな.

 ちょっと赤が強い感じで、ボクはもう少し淡い感じのほうが好きかな.
 コマクサ は以前から何度も撮っており、 昨年 も白い コマクサ を撮ったりしているので、今回はほんの数枚だけでした.


 イチヨウラン も撮影したかったのですが、以前あった場所は心無い人が採っていってしまったようで、今回見つけることができませんでした.
 他も探しながら歩きましたが、わかりませんでした.


 帰り際、駐車場の管理している友人と話したら、まだところどころにあるようなので来年に期待します.



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 それにしても、こういうところから持っていくってどういう神経してるのかねぇ.
 コマクサ も以前はかなり盗難にあってしまい、今は中に入れないよう柵が設けられています.
 本来はこんな柵がなくても楽しめないといけないと思います.


 この地域は 上信越高原国立公園 に含まれており、国立公園の植物採取などはいろいろ規制があるようです.
 一概にすべて採取がダメではなさそうですが、採取する区域も決まっていますし、その場合は申請などが必要になるようです.
 この区域が特別区域になるのかわかりませんが、いずれにせよいたるところに注意書きがありますし、遊歩道から外への立ち入りも禁止になっています.
 後世までこういう風景楽しめるように保護が必要なのにな.



IMG_0302
 ● マイヅルソウ ●

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 ● ハクサンチドリ ●

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 ● アヤメ ●

 ツツジ はスキー場第 1 ゲレンデ上部の つつじ平 に群生地があり有名.
 ただボクはこの 池の平湿原 のところどころに咲いている ツツジ のほうが好きです.
 特にこの時期の 池の平湿原 、新緑とところどころに咲く ツツジ のコントラストがすごくいい.

 最盛期の つつじ平 のような人混みもなく、静かな中で ツツジ を楽しめるのがいい.



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 ● レンゲツツジ ●

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 家から 30 分くらいなので、天気見ながらサクッと行けるのがいいです.
 高山植物は、季節ごとにいろいろ変わるので、行くたびに違う花が咲いていたりします.

 もう少し花の勉強して、写真撮るだけではなく花の名前がすぐに出てくるようになりたいものです.


 ちなみにこの場所は最初の写真の駐車場に車を停め、池の平湿原 や 逆方向の 篭ノ登山 登山に行きます.
 駐車料金は普通車で 600 円で、この中には 森林利用協力金 も含まれており、施設整備や環境保護などに使われています.


 この夏はあと数回行く予定です.
 うまく休みの日とお天気がマッチすればいいんですが.



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 ● ハナニガナ ●

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 ● ハクサンシャクナゲ ●

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 ● カラマツソウ ●

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 ● 落下したサラサドウダン ●

 写真はありませんが、 湯の丸高原 の入り口にある 「湯の丸高原ビジターセンター」 には、春から秋の期間 "湯の丸ネイチャーマイスター" (自然解説員) が常駐しており、有料ですがガイドをしてもらうこともできますし、センターでいろいろお話を聞くこともできます.
 実は元職場の先輩がネイチャーマイスターとして活躍していますが、毎日は上っていないので、一度も顔を合わせたことがないんですよね.


 次こそゆっくりカメラの話やお花の話をしたいものです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Close Encounters

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 毎年この時期行っている、 湯の丸高原 の先の 池の平湿原 に行ってきました.
 Planar での撮影をメインに考えていましたが、思ったほどは撮れませんでした.


 カメラは EOS RP 、レンズは Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE と RF 70-200mm F2.8L IS USM と RF 24mm F1.8 MACRO IS STM の 3 本.
 今日はマウントアダプター忘れませんでしたよ.

 望遠ズームは重いので持ってくのやめようかとも思いましたが、結果的に持っていって大正解.

 まずは Planar T* 1,4/50 ZE 着けて湿原へ.



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 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 5.6 1/2000秒 ISO-400 50mm ●

IMG_0972
 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 5.6 1/160秒 ISO-200 50mm ●

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 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 5.6 1/2500秒 ISO-200 50mm ●

 まずはセルフィー一枚、そして湿原に下っていきます.
 9 時 30 分頃でしたが、ちょっと肌寒く、この後レインジャケット着用.

 下の写真は逆行で左上に太陽が入っていますが、曇りで日差しも強くなかったせいか、気持ちフレアっぽい感じではありますが、ゴーストなどは見られないです.



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 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 8.0 1/500秒 ISO-200 50mm ●

 ここで望遠ズームに交換.
 以降ほとんど望遠ズームの写真になります.

 この写真観ると、 EF 70-200m よりも若干こってり感あるような気がします.

 ちなみに今日のピクチャースタイルは 風景 で、撮影モードはマニュアル.
 そのため、かなりアンダー気味で撮ってありますが、露出補正には出ません.



IMG_0988
 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 8.0 1/500秒 ISO-200 200mm ●

IMG_1056
 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.0 1/2000秒 ISO-200 70mm ●

IMG_1064
 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.0 1/1600秒 ISO-200 89mm ●

IMG_0995
 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 8.0 1/800秒 ISO-200 163mm ●

 平日ですから人は本当に少ない.
 ここは人が歩いているほうが絶対いいので、人が来るまで待ちながらの撮影です.

 人がいないので、本当に静か.
 後になって、一人でやってきたオジサンがスマホで仕事の話を大声でしていて、辺りに響きまくってました.
 もうちょっと TPO 考えればいいのに ・・・・



IMG_1002
 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 8.0 1/320秒 ISO-200 200mm ●

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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 2.8 1/400秒 ISO-200 163mm ●

IMG_1012
 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.0 1/1000秒 ISO-200 119mm ●

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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.0 1/3200秒 ISO-200 70mm ●

 小諸・佐久方面を何気なく撮ってみました.
 帰ってきてよく観てみたら、正面ちょっと右に 冨士山の頭が !

 こんな方向だったかと、ビックリ.



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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 2.8 1/400秒 ISO-200 163mm ●

 今日はこの湿原をまず一周.
 そこから コマクサ の群生地に行こうと思ってました.

 一周してきて階段状の歩道を上っていくと、少し先に誰かが立ってます.



 一瞬 "シシ神" さま ??

 ようやく会えた ニホンカモシカ でした.
 偶然にもレンズは 70-200mm を付けたままだったので、慌ててシャッター.
 本当はこの直前に 50mm に交換して、ちょっと暗くなる林の中を撮ろうかと思っていましたが、面倒だったのでそのままに.

 やっぱり持ってるなぁ〜と思っちゃいました.



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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.0 1/1000秒 ISO-200 119mm ●

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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.0 1/1000秒 ISO-200 200mm ●

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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.0 1/400秒 ISO-200 200mm ●

 目が合っても逃げません、新芽を捕食するのに夢中でしょうか.
 後から来たグループもそこで足止め、みんな思い思いに写真撮影.
 歩道の上に立って一生懸命お食事、数分後熊笹の中に入っていきました.
 遊歩道の外は入ることができないので、撮影はそこまででしたが、満足感と興奮が半端ない.

 結構いい後ボケでしょうか ・・・・・ そこじゃないか (笑)


 R3 だとしっかり顔認識して追跡してくれるんですが ・・・・・ まぁ AF 使えただけでもありがたいと思っておきます.



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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 4.5 1/2000秒 ISO-200 200mm ●

 コマクサはまだまだ、でも一輪だけ咲いているのを発見.
 昨年 は 6 月 7 日に行っていますが、その時は結構咲いてました.
 あと一週間前後といったところでしょうか.


 この場所は尾根になっていて上田市方面の景色もキレイ.
 木製のベンチがいくつか並んでいるので、少し早めのおにぎりタイム.

 カモシカ撮影したので、後はもういいかな状態.
 この尾根から少し歩いて、カモシカと遭遇したところを通り、 鏡池 でまったり.



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 ● RF 70-200mm F2.8L IS USM : f 8.0 1/400秒 ISO-200 200mm (中心部クロップ) ●

 休んでいたら後ろから突然バタバタ.
 そういえばこの場所、鳥の声は結構聞こえますが鳥見るのは、なんかあまりない気がします


 鳥は全く詳しくないんですが、これは 雁 でしょうか.

 慌ててレンズ交換して数枚、でも鳥は 200mm では歯が立ちません.



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 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 8.0 1/1000秒 ISO-200 50mm ●

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 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 8.0 1/1250秒 ISO-200 50mm ●

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 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 8.0 1/250秒 ISO-200 50mm ●

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 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : f 2.8 1/1600秒 ISO-200 50mm ●

 当初の目的の Planar 撮影はあまり多くはありませんでしたが、サプライズな出会いがあったので 100 点満点といったところです.


 この後、帰り際にゲレンデを RF 24mm 少しだけ撮影.

 ちなみに今日は湯の丸の山開きで、午前中は第一ゲレンデ下で神事なども執り行われたようです.
 これから本格的な夏山シーズンです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 湯の丸から県道を下り始めると道路に黒いものが ・・・・・・ 熊でした.
 体長約 1.5m の子熊.


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 右の山に戻りたいのですがコンクリートの壁を上れず、仕方ないから道路を下って、コンクリートの途切れたところから山に戻っていきました.
 この時は 24mm だったので片手を出して適当にシャッター.

 親熊来たらどうしようと、ちょっとハラハラ.

 最後までビックリするような出会いの一日でした.



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 ● RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : f 18 0.3秒 ISO-100 24m ●

 最後は湯の丸から下る途中の 「五郎の滝」 .
 思いっきりシャッタースピード落として、立木に寄りかかりながらの手持ち撮影.

 このシャッタースピードでこれだけ撮れれば十分.



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湯の丸高原のツツジ

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 19 日の日曜日、 湯の丸高原 のツツジ撮影に行ってきました.

 ちょうどSIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art ( 以下 14mm ) もあったので、こちらのレンズを中心に撮影.
 一応他の花も撮るつもりだったので、 EF 70-200mm F2.8L IS lll USM も持参.
 カメラは EOS 5D Mark lV .

 トリミングしてあるものは crop と表示しました.
 基本はレタッチもせず撮って出し状態です.



s-0R9A0442
 ● 14mm : 1/1000秒 f4.5 ISO-100 EV+0 ●

s-0R9A0445
 ● 14mm : 1/500秒 f4.5 ISO-100 EV+0 ●

s-0R9A0456
 ● 14mm : 1/8000秒 f1.8 ISO-100 EV-1/3 ●

s-0R9A0460
 ● 14mm : 1/8000秒 f1.8 ISO-100 EV-1/3 ●

s-0R9A0532
 ● 14mm : 1/4000秒 f1.8 ISO-100 EV-0 ●

 写真観ても正直 14mm といつも使っている EF 16-35mm F4L IS USM ( 16mm ) の画角の違いはわからないです.
 ので、描写はどうかという感じですが、描写についても前回書いたようにすごく似たレンズですね.
 その意味では慣れた感じで撮り易かったです.


 6 月 10 日から 7 月 3 日までの間、湯の丸高原「つつじ祭」 として第 1 ゲレンデにかかるリフトも運行されています.
 このリフトのおかげで、ボクら高齢者も楽にゲレンデ上部の つつじ平 まで行くことができます.
 ですのでまずは事務所にご挨拶 (笑)

 今度の日曜日 26 日には地元の特産品販売、キッチンカー出店、プレゼント抽選会などのちょっとしたイベントも開かれる予定です.



s-0R9A0463
 ● 14mm : 1/1250秒 f4.5 ISO-100 EV-1/3 ●

s-0R9A0579
 ● 14mm : 1/640秒 f5.6 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0622
 ● 14mm : 1/800秒 f5.0 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0637
 ● 14mm : 1/1000秒 f5.0 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0590
 ● 14mm : 1/4000秒 f1.8 ISO-100 EV-0 ●

 撮り方によっては色が被ってしまうこともありますが、比較的色かぶりが少なくて、変な偏りもないのでやっぱり使いやすいですね.
 周辺光量もデータ上では当然落ちてしまいますが、この程度の写真だったら十分、隅までキリっとした画になっています.


 小さな花は望遠で撮ってみましたが、安定の大三元 ・・・・・ って感じですね.
 小さな花ですので、ちょっとした風でも揺れまくり.
 200m で息止めながらファインダー覗いていても結構揺れる感じがしますが、シャッタースピードに助けられてます.



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 ● 14mm crop : 1/1600秒 f1.8 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0481-2
 ● 200mm crop : 1/1600秒 f2.8 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0486-2
 ● 200mm crop : 1/2000秒 f2.8 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0500-2
 ● 185mm crop : 1/3200秒 f2.8 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0551-2
 ● 200mm crop : 1/640秒 f5.0 ISO-100 EV-0 ●

s-0R9A0526-2
 ● 102mm : 1/640秒 f2.8 ISO-100 EV-0 ●

 帰りは普段滑らない第 1 ゲレンデの B コースを下って、ぎんれい荘 の横へ.
 こちらは つつじ平 よりも標高が低いので、かなり咲いていました.

 放牧された牛たちものんびり草を食べており、観光客がカメラ持って寄っても動じません.


 つつじ平 までは 湯ノ丸山 の登山道なので、この時期はしっかりした登山スタイルの人はもちろん、ほんとに街歩きの延長のような人たちもいたりして、バラエティに富んでます.



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 ● 70mm : 1/2500秒 f2.8 ISO-100 EV+1/3 ●

s-0R9A0670-2
 ● 190mm : 1/1600秒 f2.8 ISO-100 EV+1/3 ●

s-0R9A0684
 ● 200mm : 1/1000秒 f2.8 ISO-100 EV+1/3 ●

s-0R9A0700
 ● 70mm : 1/640秒 f2.8 ISO-100 EV+1/3 ●

s-0R9A0699
 ● 95mm : 1/1250秒 f2.8 ISO-100 EV+1/3 ●

 山歩きにこの 14mm 使うのは、その大きさが気になる方もいると思いますが、普段スキー場で EOS-1DX Mark ll に EF 70-200mm F2.8L IS lll USM 着けて、片手で持ちながらスキーしているボクにとっては、まぁ許容範囲ですね.

 価格.com のレビューで携帯性の評価項目もありますが、そもそもこのレンズはこれだけ大きい意味があるんだから、このレンズの携帯性がよくないなんて書くこと自体ナンセンスだと思ってます.
 そういう人は最初から買うべきじゃないレンズです (笑)
 
 もっと小さいほうがもちろん楽ですが、このレンズじゃないと撮れない画があるので、何を優先させるかという問題だと思います.

 ミラーレスになれば多少はコンパクトになるのですが ・・・・・



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 ● 185mm : 1/100秒 f5.0 ISO-100 EV-1/3 ●

 リフト乗り場には つつじ平 の開花状況が「三分咲き」 と書いてありましたが、もう少し咲いていたかな.
 今度の土日あたりが見ごろになりそうです.


 この日はお天気も良く山歩きするには最高で、気温も 20℃ ほどになりました.
 簡単に山歩きできるコースなので、普段山歩かない方も是非どうぞ.



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梅雨の高原歩き

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 6 月 7 日、お休みの火曜日でしたが、ボケ〜〜〜〜〜っと朝食食べていたら何となく山にでも行ってみようかとふと思い、朝食後そそくさと準備.
 カメラや交換レンズも持ってプチドライブ.

 30 分後には 湯の丸高原 、この日の目的地は 湯の丸高原 池の平湿原 .



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 池の平までの途中、結構雲が厚く雨が心配でしたが、駐車場から歩きはじめるととてもきれいな青空が広がってくれました.
 前日は雨降りだったので、全体の景色がしっとり.
 空の青さも半端ないです.

 気温は 15℃ くらいだったかな.
 上に一枚はおらないと、ちょっと肌寒い感じでしたが、写真のような日差しが出ると上着なくても全然 OK .

 実は昨年も 6 月 9 日に 池の平 に登っていました.
 歩いたコースも、いつもの時計回り.
 写真も同じような写真ばかりでした (笑)



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 今の季節はとにかく新緑がとてもキレイ.
 ちょっとした森の中に入るとマイナスイオンがあふれまくり.

 花のほうは、この時期まだ種類は少ないです.
 もう一か月くらいするとたくさんの花が咲きます.


 持っていった機材は昨年と全く一緒で
 カメラ EOS 5D Mark lV
 レンズ EF 16-35mm F4L IS USM
     EF 70-200mm F2.8L IS lll USM
 それと 土屋スペシャルの一脚 ・・・・ これ、この手の花の撮影するときに結構使えます.
 一脚なので重くもないし、バックパックに簡単に収納もできますので.

 ボクは望遠レンズ付けたまま肩に担いで歩いてます.



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 上の透き通るようなピンクのお花は、ちょっと見 ツツジ のようですが ハクサンシャクナゲ です.
 ツツジは 地蔵峠 の頂上付近で少し咲き始めていたものがありますが、第一ゲレンデ脇のツツジもまだまだ.
 来週あたりから咲き始めるでしょうか.

 地蔵峠 からさらに 200m ほど標高の高い 池の平湿原 は、さらにそこから一週間くらい遅いかな.
 ですので、当然ツツジはなし.



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 湿原の遊歩道を抜けてコマクサの群生地へ.
 まだ早いかと思いましたが、思ったよりは咲いていました.
 元々この場所はそんなにびっしりという感じではないので、ポツンポツンとピンクの花です.

 今回初めて黄色い (白 ?) コマクサを発見しました.
 湯の丸でこの色のコマクサを見たのはこれが初めてです.
 ネット上では幸せを呼ぶ黄色いコマクサなんてことも書かれてました.

 この日の夕方、 長野朝日放送 のニュース番組でも 池の平 が紹介され、黄色いコマクサもしっかり映っていました.
 キレイな風景見るには、やっぱり雨上がりですね.



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 一葉ランも写真に収めるつもりでしたが、コマクサの群生地あたりでかなり雲が出てきて、ちょっと雨が降りそうな気配.
 ということで、雲上の丘方向に行くのは止めて、途中から湿原に下りました.

 本当に山の天気はあっという間に変わることが多いので、レインジャケットは最低限の装備.
 標高 2000m の場所ですので、雨に打たれながらの歩きは、夏でも身体がすぐに冷えてしまいます.

 後半はカメラもバックパックにしまって、足早に駐車場に戻ってきました.



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 駐車場に戻る頃にはガスって視界も悪くなりましたが、幸いなことに雨は落ちてきませんでした.

 平日ですので駐車場はガラガラ.
 地蔵峠からこの駐車場までは舗装道路で、2 車線道路ではありませんがすれ違いも問題なし.
 駐車場は期間中 500 円協力金を徴収されますが、キレイなトイレも使用できます.


 来週末あたりからツツジが色づき始めるかなぁ ・・・・



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 湯の丸ローカル としては 湯の丸スキー場 のゲレンデも少し撮っておかないと.
 まぁ 池の平 まではゲレンデの中を通ってくので (笑)



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 ● 第 3 ゲレンデ ●

 冬の風景も一緒に載せてみました.
 といっても、同じ場所で同じように撮るのは至難の業.
 冬の間は、一緒に載せることなんて思ってもいなかっしね.

 もう少し冬の写真をしっかり探せば、もっと同じようなアングル見つかるかもしれませんが、いかんせんカット数が膨大なのでとても探す気にもなれません.

 ここは、思いっきり自分に優しくしました.



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 ● 第 6 ゲレンデ ●

 冬の雪景色もいいけど、新緑の季節もいいですね.
 梅雨に入って数週間後には梅雨明けとともに夏がやってきます.

 夏になると、妙に雪が恋しくなったりして.
 雪が降るまであと半年です ・・・・・・・ 長い.



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 ● 第 6 ゲレンデ ●



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北京パラリンピックへ

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 我が市の北側に位置する 湯の丸高原 には、ボクのホームゲレンデでもある小さな 湯の丸スキー場 がありますが、周囲には全天候型 400 m トラック、日本水泳連盟公認屋内 50 m プール、さらにはアスリート食堂、宿泊棟などが整備され、一般企業をはじめナショナルチームの高地トレーニング合宿地とし使用される機会が増えてます.



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 現在 (と言っても今日で閉幕ですが) 北京オリンピック のメダル獲得で国内は盛り上がっていますが、もう一つの代表チームが 湯の丸高原 で合宿中.

 3 月 4 日から 13 日まで開催される 北京パラリンピック クロスカントリースキー・チームです.

 オリンピックに比べると、マスコミの対応や注目度の点でもまだまだという感じですが、それでも以前に比べるとかなり認知され、最近ではオリンピック同様に商業化しているんじゃないかと危惧する意見まであるようです.

 パラリンピック の場合、障がいに応じたクラス分けがすごく細かいので、それを理解するのも結構大変です.
 ボクもこの記事書くまでは、そのあたりのクラス分けまったく理解してませんでした.
 商業化の問題に関連して、このクラス分けに対しても問題視している意見もあるようです.



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 冬季パラリンピックのクラス分けには大きく分けて、"LW" という運動機能の障がいをもった選手のクラス (さらに立位と座位に) と、"B"という視覚障がいをもった選手のクラスがあり、さらに障がいの部位や程度によって細かくクラス分けされます.

 今 湯の丸 で合宿中の皆さんは上肢・下肢に障がいのある方々で、視覚障がいの選手は来ていません.
 2 回撮影させていただきましたが、 6 名の選手が合宿参加されていました.


 簡単に選手紹介 ・・・・・ なんて偉そうに書きましたが、それまで全くと言っていいほど知識がなかったので、今回 パラサポ WEB 等から仕入れた情報を中心にサラリと.


 女子の 3 選手は、上肢の障がいのある方たちです.



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 ● 出来島桃子 選手 (LW 6) ●

 出来島選手はパラリンピック今度が 5 度目の出場になります.
 8 位入賞は過去に何種目かでしているようですが、メダルはまだなのでこの 北京 の目標はメダルなのでしょうか.



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 ● 阿部友里香 選手 (LW 6) ●

 阿部選手は 2017 年世界選手権のバイアスロンで 3 位、表彰台に立っています.
 ただパラリンピックではメダルがないようなのでメダルに期待です.



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 ● 岩本美歌 選手 (LW 8) ●


 岩本選手は若干 18 歳で今回初めてのパラリンピック参加になります.
 障がいの程度もこのクラスでは一番軽い LW 8 .



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 練習場所は 湯の丸スキー場 山頂から 池の平湿原 までの道路コース.
 通常はここの圧雪はありませんが、合宿期間中は圧雪車が入り、さらにクラシカル用レーンが 2 本作られています.
 冬季でも 池の平湿原 までスノーシューでのトレッキングや、 篭ノ登山 登山に訪れる方がこの道を上っていきます.

 今回の撮影中にも 4 人ほど登っていきました.

 下の写真のように、不思議と "いい感じ" な時に歩いてくるんですよねぇ (笑)


 もちろんボクは、悪名高い 撮り鉄 のように 「そこどけ」 「邪魔なんだよ」 なんて言わないで、すれ違いでは笑顔で 「こんにちは」 .
 ちなみに写真の登山者は外国人の方でした.



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 記事最初の雪の場面は 2 月 17 日、それ以外の晴れているものが 2 月 19 日に撮影したものです.



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 男子選手 3 名の紹介です.



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 ● 新田佳浩 選手 (LW 8) ●

 日本のエース、レジェンドです.
 なんと 長野パラリンピック からの連続出場、今回の 北京 で 7 大会目.
 前回大会でも金メダルを獲得しています.
 素人目にも、その速さやストイックさが何となく伝わってきました.



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 ● 川除大輝 選手 (LW 5/7) ●

 川除選手は、前回 平昌パラリンピック に続いて 2 回目の出場.
 その時は、今回合宿に参加している新田選手・阿部選手・出来島選手と組んだ混合 10 km リレーで 4 位だったようです.



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 ● 岩本啓吾 選手 (LW 3) ●

 岩本選手だけが、今回のメンバーの中で唯一下肢に障がいのある選手です.
 パラリンピックは ソチ から連続の 3 回目になります.



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 撮影した場所はリフト山頂から 池の平湿原 までの行程 1/3 ほど上ったところ.
 もう少し上まで登ってもいいんですが、きっとこの先まで行くと林で光が遮られてしまうと思うのでここまでにしておきました ・・・・・

 っていうか、ここまでスキー担いでスキーブーツで上ってくるだけでも、いっぱいいっぱい.
 こちらの心臓がヤバイ.

 かといってスノーシューだと、下りのリフトには乗車できないため、ゲレンデでの脇を歩きながら駐車場まで下りないといけないので論外.

 まぁこちらもダイエット・トレーニングだと思って ・・・



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 あらためて、こうして目の前で皆さんの練習見ていると、「スゴイ」の一言しか出てきません.
 ノルディックスキーなので上り坂でも上りやすくはなっているものの、片手ストックでバランスとりながらスイスイ行ってしまうのが、本当に信じられないなぁ.


 たまたまこんな機会があったので、パラリンピックのことも今までよりは身近なところに感じられるようになりました.



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 ● 2021.12.14 ●

 湯の丸スキー場 ではシット・スキーの方もよく滑っています.
 何年も前から来ているので、何も言わなくてもリフトの乗り降りの際はスピードを遅くしてあげています.

 日常生活の中でも、障がいのある方に接する場面がないとなかなか障がい者の皆さんに対する理解が得にくく、変に気を使いすぎてしまったりする場面もあるような気がします.
 ボク自身も偉そうなことは言えませんが、こういった写真や記事を通してすこしでも多くの人が関心持ってもらえればいいのかな.
 そういった意味でもパラリンピックに関心持つってことも大事な気がします.



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 頑張れニッポン !!



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土砂降り 池の平湿原

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 この土日は梅雨らしいお天気.
 それもかなり降りました、二日間とも大雨警報が発表になるくらい.

 そんな土砂降りの中、土曜日は朝一で撮影に.
 金曜日は軽く雨でも降ればしっとりした感じで撮れそうだなんて能天気なこと考えてましたが、なんと朝起きたら土砂降りに近い.


 場所は幾度となく行っている 湯ノ丸高原 池の平 の湿原.
 ここまでの道路は夜間通行止めで、ゲート開くのが 7:00 〜 17:00 .
 駐車場には当然一番乗り.



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 セブンイレブンでコーヒー買ってきたので、駐車場で朝食.
 なのですが、全く雨の弱くなる気配がない.

 とにかく車から出ようという気にならない.
 そのうちに 2 台車がやってきて、少しすると男性一人ともう一台の女性二人組が外に出て遊歩道のほうに歩いていきました.

 ということでボクも腹を決めて雨の中へ.



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 この盛り上がっているのは 「ヤチボウズ (谷地坊主) 」 と、市の番組で言っていました.
 全然知らなかったので帰ってきて調べてみましたが、どうも 「凍結坊主」 のような感じです.
 番組のほうは、一応専門家が言っていたので間違いないとは思いますが ・・・・・ 見た目がねぇ.



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 この景色好きだなぁ.
 おまけに誰も見えません.
 他の二組は 雲上の丘 のルートを行ったようです.

 こんなところにほんとに一人だけって、贅沢すぎるな.
 雨は相変わらず土砂降りでしたが、歩き出すとそんなこと全く気にならなくなります.



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 鏡池 (池塘) .



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 雨が北からたたきつけているので、北側向いての撮影ができません.
 当然上向いての撮影も無理、あっという間にフィルターに雨がたまっちゃいます.
 だからこの日は撮りたかったアングルで撮れなかったのも多かった.

 まぁこれはしょうがないので、工夫しながら.



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 この日はレインウエアの上下、傘さして、カメラはいつものごみ袋で作った簡易カバー.
 でも三時間くらい雨の中歩いていると、さすがにカバーの中も水滴がたくさんついちゃいました.

 傘さしてても、風が結構あったので全身に雨がたたきつけます.
 バックパックもレインカバーのおかげで中は全然大丈夫.

 ほとんど右手だけでカメラ構えて撮影.
 一応 EF 70-200mm も持っていきましたが、レンズ交換もできないので車の中に置いたままで.
 写真はすべて EF 16-35mm F4L IS USM です. 



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 上の二枚の写真は同じ写真.
 下は拡大したものですが、白っぽい線がみんな雨です.

 このあたり歩いているときが一番強かったかな.



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 湿原を抜けて 三方ケ峰 コマクサ園 へ.



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 遊歩道はしっかり整備されています.
 だからちょっとしたトレッキングって感じ.

 そうはいっても標高 2,000 m 超えてますので、気温や天候の変化に対応できる服装は最低限必要でしょう.



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 遊歩道はしっかり整備されてはいますが、さすがにこれだけの雨が降ってしまうと、いたるところで水が溜まってしまいます.
 おかげで靴の中はグチョグチョ.

 まぁこればかりは仕方ない.
 この日は 10 年位前に購入した軽量のトレッキングシューズだったけど、濡れた石への食いつきもいいのでまだ捨てられないなぁ.




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 コマクサ も咲き始めていました.

 さすがに広角レンズじゃ厳しいですが、たまたまロープのそばに咲いていた花を、ノールックで撮ってトリミング.
 天気よければ望遠に替えていろいろな花も撮りたかったけれど ・・・・



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 こちらのルートはマイナスイオンでまくり.
 最近はこのあたりもクマが出るようなので、こんな日のお散歩はひょっとビビりながら.



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 ということで約三時間ほど歩いてきました.

 レインウエアのおかげで寒さも全く感じなかった.
 歩きやすい歩道なので、久しぶりの山歩きだったけど疲労感もほとんどなし.

 ただ、この歩道は途中にベンチはたくさんありますが、屋根の付いた休憩場所がないんですよね.
 だからこんな天気の日は、途中でバックパックから何か取り出すこともできないし、ゆっくり一休みというわけにもいかない.

 まぁ普通はこんな日に歩かないからなぁ ・・・・・



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 駐車場に戻ってきてインフォメーションセンターで一休み.

 カメラのビニール袋もグダグダです.
 家に帰ってゆっくり調べてみましたが、カメラは全く問題なし.

 次回はもう少し緑が増したころに出かけてみよう.
 雨の日はもういいかな ・・・・・




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 帰り道、 第 6 ゲレンデ から撮ってみました.

 本当は 第 3 ゲレンデ のトップから遠くの山々も撮るつもりでしたが、あいにくの霧で視界 0 .

 こちらの写真も次回だな.



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バルセロナの風

 明日は講習会のため 千葉 、翌日は 築地 に移動して EOS学園 の実習.
 一度にいくつかのことができてしまうので、グッドタイミングな感じはしますが、その分持って行くものが増えるのがねぇ ・・・・・・・

 EOS学園 だけだったら日帰りでバックパック一つでまとまるんですが、講習がペアになると指導用マテリアルなども必要ですし当然着替えも ・・・・・・・ キャリーケース + バックパックになっちゃうなぁ.


 でも交通費がほぼ一回分で済むので文句はいえないけれど、痛しかゆしといった感じか.



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 ここ数日気温の温度差が 10 ℃ 以上になっちゃってます.

 特に一昨日 (21 日) は全国的に雨降りで、それまで暑い日が続いたせいか家にいてもちょっと肌寒い感じした.

 昨日はまた暑さが戻ってきました.
 こういう気温差は、ボクのような年寄りには応えます (笑)






 音楽くらいは爽やかな風を感じるようなものを.
 バルセロナ に行ったことがないのでどんな感じか想像ですが、きっと爽やかな風が吹いているんだろうなぁ ・・・・・・・・





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  " バルセロナの風 / 増尾好秋 "





  1. Winds of Barcelona
          (S. Lake) ・・・・・ 4:09
  2. Scarborough Fair
          (P.Simon-A.Garfunkel) ・・・・・ 6:51
  3. Stoned Soul Picnic
          (L. Nyro) ・・・・・ 4:28
  4. One for Wes
          (Yoshiaki Masuo) ・・・・・ 5:30
  5. I say a Little Prayer
          (B.Bacharach-H.David) ・・・・・ 4:04
  6. Gary's Tune
          (Sadao Watanabe) ・・・・・ 5:03
  7. What the World Needs Now is Love
          (B.Bacharach-H.David) ・・・・・ 5:20
  8. Winds of Barcelona - theme -
          (S. Lake) ・・・・・ 2:52






  宮田英夫 (fl), 増尾好秋 (g), 杉本喜代志 (g), 
  八城一夫 (p.org), 鈴木信宏 (vib.marinba),
  鈴木良夫 (b),渡辺文雄 (ds),ラリー須長 (latin.perc)

  Recorded at 太平スタジオ , 新宿,
  # 1 ~ 3: February 19, 1969. # 4 ~ 8: May 1, 1969.







 1969 年に録音された、 増尾好秋 のリーダー・アルバムとしてはデビュー作になります.


 


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 思いっきり ウェス・モンゴメリー です.
 最初の数フレーズ聴いただけで、完璧に ウェス .


 時代的にはこれより後になりますが、 宮之上貴昭 氏のギターもまんま ウェス でした.
 やっぱり ウェス・モンゴメリー のギターってすごいなぁってことをこういったアルバムでも再認識なのです.
 この時代のギタリストのほとんどが多かれ少なかれ ウェス の影響受けていたんでしょう.


 増尾好秋 氏もそんな ウェス を敬愛していましたから、このアルバムは録音の前年亡くなった (1923.3.6 - 1968.6.15) ウェス への追悼の意味もあるのかもしれません.




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 "Scarborough Fair" はあの サイモンとガーファンクル の代表曲で、映画 "卒業" でも使われとても印象的な曲でした.
 ウェス のアルバム "Road Song (CTI)" でも演奏されています.


 "小さな願い (I Say a Little Prayer) " は 1967 年に ディオンヌ・ワーウィック が初めて歌い、 1968 年には アレサ・フランクリン がアルバム "Aretha Now" でこの曲を収録し、シングルカットもされましたが "The House That Jack Built" の B 面でした.

 この曲も ウェス は演奏しており 1968 年のアルバム "Down Here on the Ground (CTI)" にも収録.
 また日本でもジャズだけでなくいろいろなミュージシャンが取り上げている曲です.
 

 ちなみに アレサ・フランクリン の "Aretha Now" には彼女の代表曲の一つでもある "Think" が入っています.
 "Think" といえばボクの大好きな映画 "The Blues Brothers" !!




The Blues Brothers007

 この映画で "Think" の場面も好きだったなぁ ・・・・・・

 そう言えばこの映画のことまだ書いていなかったことを本日発見.
 近々この映画について書こうかな.




 ウェス は後年特にこういったポピュラーソングも積極的に演奏しています.
 特に CTI に移籍後はフュージョン色が強くなり、ボクの通っていたジャズ屋でもこのあたりを嫌っている方々が多かったと記憶しています.


 6 曲目には渡辺貞夫の曲 "" が入っています.
 ナベサダ で Gary とくれば "I'm Old Fashioned" での曲を連想し、あんな感じのメローな曲なのかと思ったら雰囲気が全然違っていて、思わず苦笑いでした.


 このアルバムは国内での録音ですが、全体の印象は海外のミュージシャンのような雰囲気があります.
 ポピュラーな曲も多いので、ちょっとシリアスなファンからは敬遠されてしまうかもしれませんが、演奏は至ってしっかりしたものです.

 全然古臭くなく、今聴いても楽しめるアルバムです.







 長野県 東御市の風景 その 18.
 今日は今しか書けない話題、 湯の丸高原 のレンゲツツジについてです.

 湯の丸高原 についてはすでに何度か取り上げていますが、 ここはレンゲツツジの群生地でも有名でこの時期には真っ赤なじゅうたんを敷いたようになります ・・・・・・・・
 と CM なんかでは言いそうですが、実際はそんなに広範囲高密度ではなく、広い場所に点在しているという感じでしょうか.

 今年は特に開花がおくれており、今週末あたりが見頃です.




0R9A0219-2

 昨日、天気も良く、予定していた用事がキャンセルになったこともあり、早めの昼ゴハン食べてから思い切って山までウォーキングに行ってきました.

 標高 1800 m のウォーキングです (笑)

 ツツジが群生しているのは第一ゲレンデ上部から少し歩いたところにある つつじ平 .
 そこまではゲレンデを歩いて登ったり、観光用のリフトでゲレンデ上部まで行く方法もありますし、キャンプ場を経由していく方法もあります.

 今回ボクが歩いたのは上の写真のキャンプ場経由です.
 こちらの方が勾配もなだらかですし、キャンプ場からのロケーションもとてもいいので、ボクはこちらが好きです.
 帰りはゲレンデの中を一気に下ります.




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 今回は つつじ平 までなので、カメラとポカリスエット一本、レインウェアだけバックパックに詰め込んで.
 レンズは EF 16 - 35 F4L IS USM 、ちなみに次回の実習もこの一本でやります.


 まだ五分咲きといった感じでした.
 ただ 湯の丸山 や 烏帽子岳 への登山客や観光客は、平日にもかかわらず結構いました.

 同じ ツツジ でも、色が微妙に違っていたりします.




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 写真の二つの頂が湯の丸山
 向かって左が 南峰 (2101 m) で、右が 北峰 (2098 m) .




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 第一ゲレンデ下部にもちょっとした群生地があります.

 このあたりはすべて牛が放牧されていますので、辺り一面牛の糞があります.
 散策の際には必ず下を見ながら ・・・・・・ (笑)


 開花が遅れたせいで、今週末で終わる予定だった つつじ祭り が一週間延長されました.

 ちなみに つつじ平 もかなりの標高ですので、ちょっとした天候の変化で一気に体感温度が下がりますので十分準備しておいでください.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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