登美ちゃん

嗚呼、佐野ラーメン

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今回は、前回の記事からちょっと時間遡って、あの日の昼食について.
 午前中いた場所でも食事摂れたんですが、軽くラーメンあたりがいいかな ・・・・・・


s-DSC_0513-2

 そういえば、 "秒速 5 センチメートル" の 明里 から 貴樹 への手紙にも、 小山 から 岩舟 まで 「めん街道」 とか書いてありました.


 「めん街道」 って、なに?

 帰ってきてから調べてみたら、 1999 年から 2006 年にかけ 両毛線 沿線の観光活性化や認知度アップを狙って開催された企画で、正式には 「めん街道両毛線」 と言うらしい.
 沿線にある人気店が、駅長さんお勧めというような感じでパンフレットに掲載されるようですが、実際にはいろいろ大人の裏事情があるようです

 2019 年にも復活したみたいなんだけれど、なぜか 栃木駅 から 前橋駅 間のようです.

 小山駅 には麺どころないってことなの ?



s-DSC_0520-2

 群馬県 と 栃木県 を繋ぐローカル線が JR 両毛線 .
 新前橋駅 から 小山駅 まで全 19 駅あり、この沿線にラーメンや蕎麦にうどんなど多くの麺専門店があることからの、地域活性化イベントのようです.

 せっかく 佐野 IC で降りるんだから 佐野ラーメン 食べてみようと、 小山市 在住の N 上級地元民に 「 佐野ラーメン のおいしいお店は?」 と ・・・・

 ちなみに N 上級地元民がいうには、 両毛線 は雪に弱く、降るとすぐ停まってしまうと申しておりました.
 映画の世界のまんま (笑)



s-DSC_0508

 "青竹手打ラーメン 万里"
   栃木県佐野市越名町2062-5 TEL:0283-23-3891

 佐野ラーメン の中でも代表的なお店のようです.
 場所は 佐野藤岡 IC からすぐそばの 佐野プレミアム・アウトレット の一角.
 とても交通の便が良く、駐車場もかなり広い.

 お店に着いたのが平日の 14:00 ちょっと前でしたが、お店の中は 6 割くらい入っていたでしょうか.
 この時間帯にこれだけ入っているって、やっぱり人気店ということでしょうね.



s-DSC_0501-2

 カウンター席 15 席、テーブル席が 2 人用と 4 人用の 12 席ほど、こあがりに 3 席 (ざっと数えたので、数字は違っているかもしれません) と、かなり広い店内.

 写真のようにカウンターからは厨房内が丸見え.
 厨房の中もとても広く、清潔でゴチャゴチャしていないのがいいですね.

 注文され 1 杯ずつ作るんじゃなく、 10 杯くらいまとめて作っていました.
 それなりにお客さんもいたからでしょうか.



s-DSC_0504-2

 注文したのは 「にんにくラーメンチャーシュー抜き」 ・・・・・ ではなく、チャーシューメン 860 円.
 そういえば、ギョーザもおいしいってどこかに書いてあったことを思い出し、ジャンボ餃子 ( 3 ケ 400 円 ) 追加.

 見た目はスープも透き通っていてさっぱり目かと思いましたが、ドンブリにはかなりの油.
 築地 の "幸軒" と同じくらいギラギラ (笑)

 肝心のお味ですが、これはかなり好き嫌いが分かれるラーメンじゃないかな.



003626502

 スープは見た目さっぱりですが、かなり醤油がしっかりした味.
 このスープは好み、途中からコショー投入でさらに美味しく.

 チャーシューは厚さこそありませんが、大きくて結構食べ応えあります.
 やわらかで味もおいしい.

 メンマ (チャーシューの下に隠れてます) はまぁそれなりにおいしいという感じ、メンマで言うと 荻窪 の 春木屋 が一番好きかな.
 富山ブラック 大喜 の塩辛いメンマも捨てがたいが (笑)

 餃子は大きなものが三つゴロンって感じ.
 こちらはジューシーでおいしかったです.



000231302

 何といっても一番はその麺を好きか嫌いかで、このラーメンの評価ががらりと変わると思う.

 青竹手打 とあり、どんなものか全くわからないで食べてみたんですが ・・・・・
 太めの平麺で、とにかく柔らかい.
 一瞬、伸びてる ?? って思うほど.
 身体にはとてもよさそうな柔らかさ.

 ボクのイメージのラーメンとはかなりかけ離れていて、ちょっと伸びたうどんのような感じでした.



s-DSC_0506-2

 帰ってきてからいろいろなレビューも読みましたが、賛否両論.
 ダメな人は圧倒的に麺の柔らかさについて.
 中には、「まとめて 10 杯くらい作るため最初のほうが伸びてしまうんじゃないか」 なんていう意見もありました.

 佐野ラーメン って、青竹手打ち がトレンドマークでコシがあるようなイメージなんだけれど、食べた麵はのど越しこそ柔らかですが、とてもコシがあるとは思えなかったなぁ.

 ちなみに我らが 登美ちゃん も 佐野ラーメン 追及しておりまして、 2013 年2018 年 の二度 万里 で食しておいでのようでしたが、評価は全く違っていました.



s-DSC_0507-2

 今回初めてだったので、こういうものかなぁって感じでした.
 いろいろなレビューでは、酷評だけではなく、このあたりで一番おいしいという意見もかなりあります.
 結局は好みの問題なんだろうな.
 一部の酷評にあったように決して食べれないということはありませんし、スープもほとんど飲み干しました.


 ただ、ボクの家のそばにある某ラーメン屋 ( ●● ちゃん ) ほどのインパクトもないので、こんなお店に入ったぞぅ、という勲章にもなりそうもありません.
 だからこのお店はもう十分かな.

 やっぱり昔ながらの中華そばといった趣のほうが好みだな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Latin In A Satin Mood

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先週、久しぶりに タワレコ で CD 買ったことを書きましたが


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・




クールポコ003


 ・・・・・・・ やっちゃいました.


 すでに持っていた CD をまた購入しちゃいました.

 買うのに 1 時間もかけて、悩んで、選んで、この有様です.
 アナログ盤買っていた頃に一度ありましたが、それ以来はなかったので何十年ぶりか.


 ショックだったので職場の女の子にあげちゃいましたが、内容的にモダン・ジャズとはかなりかけ離れている演奏なので、有難迷惑になっているかもしれません.

 まぁこれも大人の修行と思って、頑張って聴いてくだされ (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ちなみに今日のアルバムは、「やっちまった」アルバムではありません.
 去年の 3 月にまとめ買いしたアルバムの中の一枚.






London017






  " Julie London Sings Latin In A Satin Mood "





  1. Frenesi
         (Alberto Dominguez) ・・・・ 2:22
  2. Be Mine Tonight
         (Agustin Lara) ・・・・ 2:32
  3. Yours
         (G.Roig-A.Gamse-J.Sherr) ・・・・ 2:38
  4. Besame Mucho
         (Consuelo Velazquez) ・・・・ 2:07
  5. Adios
         (Enric Madriguera) ・・・・ 2:30
  6. Sway
         (L.Demetrio-P.B.Ruiz) ・・・・ 2:33
  7. Perfidia
         (Alberto Dominguez) ・・・・ 2:28
  8. Come Closer to Me
         (Osvaldo Farres) ・・・・ 1:55
  9. Amor
         (G.Ruiz-R.L.Mendez-S.Skylar) ・・・・ 2:42
  10. Magic Is the Moonlight
         (M.Grever-C.Pasquale) ・・・・ 2:22
  11. You Belong to My Heart
         (Agustin Lara)・・・・ 2:48
  12. Vaya con Dios
         (L.Russell-I.James-B.Pepper) ・・・・ 2:38





  Julie London (vo), Ernie Freeman (arr.cond)
  Recorded at Los Angels, 1962.





 1963 年に リバティ・レーベル からリリースされたアルバムで、このレーベルでは 18 枚目になります.
 Wiki USA を見てみるとジャンルが Traditioanal Pop となっていますが、妙に納得.
 この時期のこういった歌手の場合、あまりキッチリとジャンル分けすること自体が無意味な気もします.

 ジャケットが素敵ですね.





London017-2

 こういったラテン系の曲はほとんど気にもしませんが、このアルバムを聴いていると、「この曲も聴いたことある曲だ・・・・」と思うような曲がたくさん入っています.


 一般的に ラテン音楽 (Latin Music) は、ラテンアメリカ (アメリカ大陸のスペイン語やポルトガル語を主用する国や地域の総称) 発祥の音楽の総称.

 ラテン系と言ってもキューバ・カリブ系、ブラジル系など、それぞれに音楽的特徴があり、ラテン・アメリカ系移民の多いニューヨークやロサンゼルスが、北米におけるラテン音楽の本場でもあるなど、成り立ちや歴史も複雑.

 さらに、ヨーロッパのラテン語圏 (ポルトガル、スペイン、イタリア) を含めた音楽を指すこともあるようです.




Julie London 007

 この写真はいい感じの光だなぁ.

 一曲がとても短く、全体でも40分くらいでしょうか.
 おかげで今日だけでも10回以上は聴いているはずです.

 確かにジャズとは言い難いのですが、聴いているとまんざらでもない.
 十二分にこういうのも有りかな、って思える.

 やっぱり声自体がツボですね.
 あの顔でこの声だもの ・・・・・・・・

 ここに戻れたら、一度でいいから生で聴いてみたい歌手の一人.




Julie London 008


 サテンなムードってどんなだろう.
 手触りが滑らかで、光沢に富んでいて、優雅な雰囲気をもっていて ・・・・・


 なるほど、 ジュリー・ロンドン にピッタリのアルバムタイトルですね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 最近になってビックリするようなニュースが飛び込んできました.

 ボクのブログ友達の 登美ちゃん が、なんと脳梗塞で入院しているって ・・・・・
 ちょうど今月初め、 登美ちゃん のブログ記事を思い出して、下の写真の焼肉定食を食べに行ったばかりです.




2019.2.2 やま別館 焼肉定食
 ● 東御市 やま別館 : 焼肉定食 ●

 ところがその数日後、もっと大きなニュースが飛び込んできました.

 競泳の 池江璃花子 選手の 白血病 です ・・・・・・ これはもう、絶句って感じ.

 なぜに今、なぜに彼女 ・・・・・ って感じです.
 一番輝いている今、どうして ・・・・・

 ボクもこの歳になると、病気は決して他人ごととは思えません.



 二人とも元気になって戻ってきてほしい.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Capra Black

  ・ ・ ・ ・ ・



 月曜日の仕事帰りですが、家に近づくにつれ西の空がどんどん赤くなっていきました.

 すごくキレイな夕焼けです.

 いつもよりアクセル踏み気味に家の駐車場に車を入れ、ダッシュでカメラを取りに家の中.



F07A599001
 (EF16-35mm F4L IS USM : 29mm 1/40sec f/4.5 ISO-640)

 設定も確認しないでとりあえず撮れるだけ撮ってみました.

 夕焼けって、見る見るうちに色が変わっていってしまうので、数分でオレンジ色だった雲の色も灰色に.
 本当はこの写真の数分前が一番キレイだったのですが、間に合わなかった.

 この写真は家のそばの荒廃地まで行って撮ったのですが、気がついたら靴下にはびっしり ひっつき虫 (コセンダングサ) がついていました.


 数日前まではこの時間になると寒くて外にいたくなかったのに、この日は外で写真撮っていても寒さはほとんど感じませんでした.

 春が確実に近づいています.



  ・ ・ ・ ・ ・



 先日 "TOKI / 土岐英史" を聴いていたら、 John Coltrane を聴きたくなった ・・・・・・
 なんて書いたので、 Coltrane でも聴こうかと思ったものの、ちょっと重すぎるなぁ.

 それじゃぁと、ポスト・コルトレーン と呼ばれたミュージシャンのアルバムでも引っ張り出してみよう.
 ルーキーにはあまりお勧めはできないんだけれどね.







Harper001







  " Capra Black / Billy Harper "





  1. Capra Black ・・・・・ 11:17

  2. Sir Galahad ・・・・・ 8:00

  3. New Breed ・・・・・ 4:30

  4. Soulfully, I Love You /
          Black Spiritual Of Love ・・・・・ 10:34

  5. Cry Of Hunger ! ・・・・・ 10:46





  Jimmy Owen (tp), Julian Priester (tb), Dick Griffin (tb),
  Billy Harper (ts), George Cables (p), Reggie Workman (b),
  Billy Cobham (ds), Warren Smith (ds)






 ずっと昔、彼のことについては "Black Saint" の中で書いた覚えがあります.
 まだアナログ盤を聴いていた頃、 "Black Saint" は結構好きでよくかけたことがありました.

 このアルバムはアナログ盤を手放した後、数年前にようやく CD を購入.



Harper001-2

 このアルバムは ビリー・ハーパー のデビュー・アルバム.
 レーベルは Strata East というマイナー・レーベル.

 あまり聴く機会の多いアルバムではありませんが、久しぶりに聴くと ・・・・・・・

 いかにもだなぁ.
 全曲 ビリー・ハーパー のオリジナル曲です.


 こういう演奏、嫌いじゃありません.
 新主流派の面目躍如といった感じでしょうか.


 ここで注目したいのがトランペットの ジミー・オーウェンズ .
 このラッパ、結構いいんだな.
 2 曲目の "Sir Galahad" のソロにしたって、グッときちゃう.



Billy+Harper002

 先日 デクスター・ゴードン のテナーはちょっと苦手 ・・・・・・・
 というようなことを書きましたが、逆に ビリー・ハーパー のテナーはその 音 が好きです.
 纐纈歩美 と一緒です (笑)



 何となく感覚的なものかもしれませんが、こういったことも大事だな.



 アルバム・タイトル "カプラ・ブラック" の意味がわからず、久しぶりにライナーノーツを読んでみました.
 そうしたら、 黒い山羊座 という意味のようです ・・・・・・ ちなみにボクも山羊座.


 ライナーノーツの中に 「山羊座の暗く繊細な雰囲気、内深く秘められた力強さ、土臭さ、複雑さと完全主義を表現している ・・・・」

 スゴイなぁ ・・・・・・ よくわからんけれど.
 ボクにはどれが当てはまるのだろう.
 それにしても "黒い山羊座" って何となくカッコイイなぁ ・・・・・ "赤い彗星" みたいだ (笑)


 ライナーノーツにはいろいろ難しいこともびっしり書かれていましたが、少し読んで止めちゃいました.


 まぁとりあえずルーキー向きのアルバムとは言いにくいけれど、たまにはこういうアルバムもいい.

 そう言えば数年前、京都で行われた彼のライブにある方から誘われたのに都合で行けなかったことを思い出しました.



  ・ ・ ・ ・ ・




 先週末は職場の送別会、毎年二日間に分かれての開催.
 宴会が始まる前に定年退職される方を囲み記念写真を毎年撮っていますが、その写真を撮っているのが ブログ友 の 登美ちゃん !!

 彼の書いているブログ "登美ちゃんが、ゆく !" は、超 B 級グルメを中心にした ブログ ですが、すでに 300 万アクセス突破.
 自称 負け犬 の 登美ちゃん は、見た目それほど ・・・・・・ まったく健康そうには見えませんが、毎日早朝 5:00 頃にブログ更新し、早朝の犬の散歩もして、大型バイクで飛び回っているのです (笑)

 ボクよりもはるかに健康的な生活送っていそうですな.


 彼のブログには、ボクのブログもリンクさせていただいていますが、実は向こうはボクを誰だか知りませんでした.
 記念写真を撮り終えた後に、軽く自己紹介してご挨拶しておきました.



IMG_6375

 さてこの写真の二人、実はそのブログに時々登場する T & O 氏.
 ここに 登美ちゃん が加わった仲よし三人組で パンドラの箱 を開けに行くのですが、結局はグダグダ.

 この三人組、本当に最高です.


 しっかし ・・・・・・・ ボクのスタイリッシュなブログにはちょっと合わない写真だな.

 ダメだ、こりゃ (笑)



四川や001

 最後は 登美ちゃん 風に ・・・・・・・・

 市内にある "四川や" という中華料理店の 酸辣麺 .
 これ、見た目ほどの辛さはなく、程よい酸味がとてもグッドなのです.

 最近のボクの一押しでハマっています.


 ゆくべし !、嗚呼ゆくべし ! ・・・・・ なのです.



  ・ ・ ・ ・ ・

Sorcerer

 ようやく土曜日なのです.
 先週は祝日や代休などがあったので、感覚的に一週間がものすごく速く過ぎた感じでしたが、今週は気持ち長かった ・・・・・・ まぁこれが当たり前なんですが.


 平日はなかなかブログ更新もできず、書こうと思っている話題は溜まったまま忘れ去られてしまう傾向にあります.



 だから忘れないうちに ・・・・・・・・
 少し前のカメラ・ネタから書いておこう.





IMG_02250056

 Canon EOS 70D が三台です.

 ボクがこのカメラを購入したのが今年 5 月
 その後、部下が二人カメラを更新したのですが選んだカメラはどれもおんなじ.


 メーカーのハイアマチュアモデルに位置し評判のいいカメラですし、ボク自身使っていて満足してはいますが ・・・・・・・
 それでも同じものが三台もとなるとねぇ、おまけにレンズも同じ.


 パワハラして無理やり買わせた訳では、決してありませんよ.
 逆に新しく発売された EOS 7D Mark ll を買えって勧めたんですが.

 こうなると交換レンズで差別化図るしかありません.
 だれが最初に 赤ハチマキ (L レンズ) にするかですね (笑)


 写真は記念に三台並べての撮影.
 コンデジで絞り全開にして、わざと白っぽく撮ってみました.






 最近とんとご無沙汰だったミュージシャンのアルバムでも聴こう.
 とてもジャケットが印象的なアルバム.










Davis127





  " Sorcerer / Miles Davis "




  1. Prince of Darkness
          (W.Shorter) ・・・・・ 6:26
  2. Pee Wee
          (T.Williams) ・・・・・ 4:45
  3. Masqualero
          (W.Shorter) ・・・・・ 8:51
  4. The Sorcerer
          (H.Hancock) ・・・・・ 5:08
  5. Limbo
          (W.Shorter) ・・・・・ 7:14
  6. Vonetta
          (W.Shorter) ・・・・・ 5:33
  7. Nothing Like You
          (B.Dorough-F.Landesman) ・・・・・ 1:57
  8. Masqualero
          (Alternate Take) ・・・・・ 7:04
  9. Limbo
          (Alternate Take) ・・・・・ 5:27





  # 7 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), Frank Rehak (tb),
  Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds), Willie Bobo (bongos),
  Bob Dorough (vo), Gil Evans (arr)
  Recorded at 30th Street Studio A, NYC, August 21, 1962.

  # 9 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Buster Williams (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at Columbia Studios, LA, May 9, 1967.

  # 5, 6 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at 30th Street Studio B, NYC, May 16, 1967.

  # 3, 4, 8 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at 30th Street Studio B, NYC, May 17, 1967.

  # 1, 2 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at 30th Street Studio B, NYC, May 24, 1967.







Davis127-2

 久しぶりに Miles 聴いたかなぁ.
 最近は購入したばかりの TBM や廉価盤のアルバムが中心だったので.


 当然ブログでのアルバム紹介の本当に久しぶりなのです.
 いつ以来かと過去のデータを見てみたら ・・・・・・・・


 なんと去年の 7 月に "Live at Plugged Nickel" の記事を書いて以来 !!
 こんなにも疎遠になっていたとはねぇ.


 このアルバムは "The Complete Columbia Album Collection" の一枚なので、聴く時はわざわざボックスから出さなくちゃならず、結構面倒なのでなかなか CD を聴く機会がありませんでした ・・・・・・・ ただ iTunes のかけ流しでは、マイルスはかなりかかるんですよね、枚数多いから.
 なので新しいアンプになって、初めて CD から Miles を聴いたことになります (汗)


 小川隆夫 氏がパーソナリティを務めていた Inter FM の "Jazz Conversation" も終了してしまい、その番組の中の "マイルス・デイヴィスの真実" も当然途中で終了.
 ちょうど マイルス が長期療養に入るところまでで終了しちゃいました.
 この番組のベース (?) となるのは同名の書籍ですのでそちらを読むとまぁ大凡の内容はわかるのですが、本には書かれていないエピソードなんかを小川さんが紹介するのでそのあたりのお話しがとても面白かったんですよね.

 そういえば小川さんに長野まで来てもらい開いた イベント のテーマも マイルス でした.
 何かずっと昔のような感じですね.




MilesDavis26

 保守性の中での前衛 ・・・・・・・・
 "マイルス・デイヴィスの真実 (小川隆夫著) " の中で使われている言葉ですが、正にこの言葉がピッタリという感じのアルバムです.

 ちょうど同じ年にリリースされた "Miles Smiles" 、 "Nefertiti" も、やっぱりそんな感じ.
 翌年にリリースされた "Miles in the Sky" からが、グッとエレクトリック・サウンドになっていくので、この 1967 年も一つのターニング・ポイントだったのかもしれません.


 ボクの中でもこのアルバムはそんなに印象深いものではありませんでしたが、昨日から繰り返し聴いていると ・・・・・・ 「あれっ、いいじゃんこれ」



 "Prince of Darkness" なんてさぁ、出だしのホーンとグイグイとプッシュするようなリズムのテーマから緊張感ありあり.
 こういった独特の緊張感がやっぱり マイルス だよねぇ ・・・・・・ なんてわかったふりをしてみたり.
 そこから一気に マイルス のソロ、そしてさらにモーダルな ウェイン のテナーへと.
 ・・・・・・ ゾクゾクしちゃうなぁ.
 そしてテーマ部を挟んでハービーのソロになるんだけれど、このソロは音をポツンポツンと置いていくようなソロで、ホーンの前半部と全然違っているのも面白い.



 2 曲目の "Pee Wee" はドラムスの トニー・ウィリアムス の曲ですが、ビックリするくらいキレイな曲です.
 この当時彼はまだ 21 歳.
 高速ビートを得意とする彼が、それもこんな若さでこの曲を書くとは、正直ビックリ.




MilesDavis25

 アルバム・ジャケットの女性は、ちょっとジャズを聴きかじっている人だったらほとんど知っている シシリー・タイソン (Cicely Tyson) という女性.
 マイルス の三番目の奥さんで、 1981 年に結婚したものの 1988 年に離婚.

 この方は女優としても有名で、 エミー賞 を受賞したり アカデミー助演女優賞 にノミネートされたこともありますが、ボクは彼女の映画を一度も観たことがありません.


 そんな彼女の横顔を使ったアルバム・ジャケットはとてもインパクトがあります.
 このアルバムの録音当時、彼女と マイルス はまだ付き合い始めたばかりで、一説には マイルス の気持ちをジャケットにしたというお話もあります.


 このアルバムには マイルス の曲は一曲も入っていません.
 でも曲を聴いていると紛れもない マイルス の音楽がここにはあります.


 久しぶりに聴いたアルバムが、今日のアルバムのようにとてもいい感じだとものすごくハッピーな気分になります.
 たまにはめったに聴かないようなアルバムも聴かないといかんな (笑)






 最後に書き忘れていた話題をもう一つ.

 ブログ友 登美ちゃん の "登美ちゃんが、ゆく !" というブログは、俗に言うグルメブログ.
 こういった多くのグルメブログは、小洒落たお店の紹介なのですがこの 登美ちゃん のブログはどちらかというと B 級 ・・・・・・・ 時々 C 級のレストラン、というか食堂なんかを紹介しています.
 おまけに登場する 3 人組メンバーが今一つ垢抜けず (笑)


 地元のマニアックなお店が紹介されているので、時々外食をするボクは結構参考にしてたりします.
 先週も、そんな 登美ちゃん お勧めの カツ丼 を食べに行ってきました.




12 うなもと

 ごく普通の カツ丼 .
 お店は、地方のどこにでもあるような小さな食堂 "うなもと".


 ただこのカツ丼の違うところは、なんとご飯がツユだくなんです (笑)
 ご飯がお汁のちょっと黒っぽい色になっちゃっています.
 恐る恐る食べてみると ・・・・・・・・・・・

 これが何とも言えないお汁の味で美味しいんですね.
 上のお肉も適度に脂身があり、柔らかくて.



 どうも最近はこういった B 級食堂での食事がいいなぁ、なんて感じちゃってます.
 これからもブログ要チェックです.


 ちなみに行ってみたいけれどちょっと勇気が出なかったタイ料理のお店には、しっかりパワハラ行使で部下を偵察に出してみました (笑)

 マニアックなお店の紹介が多すぎて、なかなか突撃できないボクなのです.


 興味のある方は隣に貼ってあるリンク・バナーを ポチッ してみてください、パンドラの箱が開きます.

"Green Street" 2

 今日は本当に暑かったです.




IMG_0732

 朝は昨夜からの雨がほんの少し残って、こんな感じで霧.
 気温もそれほど高くなかったのですが、午前中には陽が出て気温もぐんぐん上昇.


 明日も今日より暑くなりそうな予報です.


 すでに職場では早めの衣替えを終えてはいますが、どうもここ数年衣替えの時期が早くなっているように思います.
 衣替えと言えば、大体 6 月 1 日と相場が決まっており、一昔前は6月1日でもまだ涼しく感じたことが結構あったというのに ・・・・・・・・・

 やっぱり温暖化の影響でしょうか.



 たまには平日のブログ更新にチャレンジ.
 と言っても、以前はジャケット掲載とほんの数行だけ書いただけでしたので、今日はデータ中心に再登場.






4071






  " Green Street / Grant Green "




  1. No.1 Green Street
          (G.Green) ・・・・・ 7:17
  2. 'Round Midnight
          (T.Monk) ・・・・・ 7:01
  3. Grant's Dimensions
          (G.Green) ・・・・・ 7:52
  4. Green With Envy
          (G.Green) ・・・・・ 9:42
  5. Alone Together
          (H.Dietz-A.Schwarts) ・・・・・ 7:10
  6. Green With Envy
          (altarnate take) ・・・・・ 7:51
  7. Alone Together
          (altarnate take) ・・・・・ 6:56





  Grant Green (g), Ben Tucker (b), Dave Bailey (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 1, 1961.





 ボクの持っているアルバムは輸入盤で、 6 曲目と 7 曲目がボーナスとして入っています.
 このアルバムは Blue Note 第 2 作目で、ギター、ベース、ドラムスのトリオ編成.
 アルバムを聴いてみると、こういう編成の演奏が結構ありそうな感じですが、実はオリジナル版としてはこれ 1 枚のみ.
 ただし、後年 GXF-3071 としてこれと同じ編成のトリオ演奏が発掘されました.




4071-2

 グラント・グリーン も数年前から聴き始めたミュージシャンの一人.
 だからそれまでは、ギターと言えば ケニー・バレル でした.

 グラント・グリーン は、 Blue Note に多くのアルバムを残しています.
 そんなアルバムをほとんど集め聴いてみると、 ケニー・バレル とは違った良さがあるんですよねぇ.


 ボクの感性では、 ケニー・バレル は都会的で、 グラント・グリーン はアメリカ南部の香り.
 シングル・トーンでの演奏は、ややもするとちょっと薄っぺらに聴こえてしまいそうですが、 グラント・グリーン にかかるととてもブルージーでホットな演奏になってしまいます.

 他のアルバムのように、オルガンを加えての演奏もソウルフルでいいのですが、こういったアルバムもじっくり聴くにはいいのです.




grant-green032







 さて、久しぶりにアルバム買いました ・・・・・・・ 一部発売前なのでまだ予約状態ですが.
 一枚は先日のブログでも CTI (KUDU) に関係して登場した グローヴァー・ワシントン JR. .
 アルバムは あの !! "Winelight" ・・・・・・・・ (笑)
 そう彼の代表作品 "Just The Two Of Us" の入っているアルバム.
 ちょうど廉価盤が発売になるので、ついつい Click !

 もう一枚は以前から買おうかどうしようか考えていた "Eastern Sounds / Yusef Lateef" .
 結構渋いのです.
 このアルバムで演奏されている "Love Theme from Spartacus" については、いろいろな所に書かれています.
 このミュージシャンもほとんど聴いた記憶がないので、ちょっと冒険.


 最近、日曜日出勤や飲み会やらが重なり、精神的にもお疲れモードなので気分転換にお買い物でした.




 今夜は時間が少しあったので、ブログ・ページのバナー・デザインを一部変えたりしてみました.

 さらに新しいリンク・バナーも追加しました.
 音楽とはあまり関係なく、食べモノ中心 ・・・・・ それも高級なものではなく、どこにでもあるようなどちらかというと B 級グルメ的なブログ.





katsudonn002

 (写真はイメージ)

 ボクの住んでいる地域を中心に、どちらかというと 食堂 という呼び方がふさわしいようなお店を食べまくっているブログです.

 実はこれを書いている方をボクは知っていたりします.
 おまけに何度か話をしたことがあります.
 日曜日にも会っていたりします (笑)

 昨日リンクを貼らせてもらう旨をコメントで連絡したのですが、向こうはこちらのことをまったく知りません. 
 まぁそのうち正体をばらそうかと思っています、正体ばらしても向こうはきっと ?? だとは思いますが.


 で、このブログなのですが、とにかく毎日外食と言っていいくらい食べまくりのブログです.
 ボクも週に一・二度は外食なので、このブログが結構参考になったりします.

 なかなか入れそうもないお店のことも書かれているので、本当に参考になります.



 とりあえず次の外食日は かつ丼 食べに行こう (笑)
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
  • ほどよい田舎のさくら
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ