稲葉国光

雨の日と月曜日は

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 毎日おかしな天気が続いていますね.
 10 日の金曜日も夕方からボクの地域だけゲリラ豪雨のような雨でした.


2018.8.11 003
● 7/11 の午後 : JPEG 撮りっ放しだけど、こんなにきれいな空 (BGM "カナエの気持ち") ●

 土曜日も家の周りはこんな青空でしたが、県の南のほうでは 1 時間に 100 mm を超えるような雨が降り、記録的短時間大雨情報も発表されていました.


 これを書き上げている今 ( 12 日午後 5 時) も近隣地域に 大雨警報 や 土砂災害警戒情報 が発表されています.

 なんだかなぁ ・・・・ っていう天気が続きますね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 雨の日でも ・・・・・
 月曜日でもありませんが ・・・・・

 先日の ルイス・ヴァン・ダイク 絡みでこんなアルバムを.
 いざ聴いてみると、ちょっと上の写真のような真夏の太陽には似合いませんね.






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  " Burton For Certain / Ann Burton "





  1. I Thought About You
         (J.V.Heasen-J.Mercer) ・・・・・ 3:50
  2. If I Were A Bell
         (Frank Loesser) ・・・・・ 3:50
  3. Desperado
         (D.Henley-G.Frey) ・・・・・ 4:23
  4. You And Me Against The World
         (P.Williams-K.Ascher) ・・・・・ 5:15
  5. Laughing On The Outside
         (B.Wayne-B.Ralegh) ・・・・・ 6:27
  6. You'd Be So Nice To Came Home To
         (Cole Porter) ・・・・・ 4:12
  7. I CoverThe Waterfront
         (J.Green-E.Heyman) ・・・・・ 3:38
  8. Rainy Days and Mondays
         (P.Williams-R.Nichols) ・・・・・ 4:18
  9. Still Crazy After All These Years
         (Paul Simon) ・・・・・ 3:32
  10. I Won't Cry Anymore
         (F.Wise-A.Frisch) ・・・・・ 3:59
  11. Send In The Clowns
       (Stephen Sondhelm) ・・・・・ 4:21





  Ann Burton (vo), Ken McCarthy (p),
  稲葉国光 (b), 大隅寿男 (ds)
  Recorded at tokyo, June 1 & 2, 1977.






 1977 年に三度目の来日をした アン・バートン が日本で吹き込んだアルバムです.
 このアルバムはジャケ買いでした.

 つい最近になってこの写真を撮りデザインを手がけたのが 阿部克自 氏と知りました.
 ボクが観た Part 1 の写真展の中では、この写真は飾られていなかったと思います.






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 ジャズ聴き始めたころは、まったくヴォーカルとか聴かなかったので、アン・バートン についてもさっぱり.
 ただこのジャケットと、日本語タイトル 「雨の日と月曜日は」 は何となく記憶に残っています.
 まぁこれがジャズ・アルバムだとは全然知らなかったですが.  



 アン・バートン の来日は、 1973 年、 1974 年、そして 1977 年の三度.
 1973 年の初来日時にはライブ・アルバム "Misty Burton" 、そして 1974 年は日本人のバックで "By Myself Alone" を録音しています.
 日本でとても人気のあったヴォーカリストの一人です.

 ちなみに初来日の時のバックが、今日のアルバムと同じピアノの ケン・マッカーシー・トリオ .





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 このアルバムの選曲は先日書いた ルイス・ヴァン・ダイク のアルバムのように、いろいろなジャンルの曲が入っています.


 このアルバム聴いていたら、 ダイアナ・クラール の "Wallflower" が浮かんできました.
 イーグルス の "Desperado" でしょ、おまけに カーペンターズ ・・・・

 あの時は 「ジャズのアルバムじゃ・・・」 なんて書いてました (笑)


 それに比べると、こちらのアルバムはポピュラー・ソングも入ってはいますがガッツリスタンダード曲も入っています.

 "You'd Be So Nice To Came Home To" と言えば何といっても ヘレン・メリル で、 クリフォード・ブラウン との代表的な演奏は軽快なテンポで歌っています.
 こちらの アン・バートン はピアノをバックにヴァースからしっとりと切々に歌い上げていきます.




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 "Still Crazy After All These Years (時の流れに)" は ポール・サイモン の曲で、多くのミュージシャンがカバーしています.
 1975 年に発表された同名のアルバムは大ヒットし、 グラミー賞 最優秀アルバム賞 などを獲得.
 その時のスピーチでは冗談交じりに「スティービー・ワンダー がアルバムを作らなかったから・・・」と感謝の言葉を述べたのは有名なお話し.
 その後 スティービー・ワンダー はアルバム "Key of Life" で グラミー賞 獲りました.



 話が脱線しました.

 アルバム全体がジャケット写真とまったく同じような雰囲気を持っています.
 ある意味で淡々と、そしてしっとりと、ドラマチックなアップダウンもなく.



 こんな感じが変に癒されます.



 そしてこのアルバムは "Burton For Certain" ではなく、やっぱり日本語の "雨の日と月曜日は" なんだな.




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 このアルバムで ポール・サイモン の曲が入っていたせいではありませんが、最近なんとなく サイモン & ガーファンクル が聴きたくて.

 昔はアナログ LP 5 枚持っていましたが、今では CD 1 枚のみ.
 特に初期のアルバムが欲しいんだなぁ.




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 このボックス・セット結構お得感あります、インポートだったらなんとか Click できそうだけど.

 ただレビュー読んでると、再生できない部分があったりしたなんていう意見もあります.
 紙ジャケットが安っぽいのは過去の他のボックスからも許容範囲ですが、さすがに再生できないとツラいなぁ.

 しばし検討だな.




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Little Girl Blue / 中本マリ

 最近、このブログのバナーリンクに写真家の皆様のホームページなど、ご本人の了解を得て貼らせていただいております.

 プロ写真家の皆様のホームページはとてもスタイリッシュなものが多いです.

 まぁ写真が商売ですのでそれは当然と言えば当然なのですが (笑)



 ワタクシ、自称 スタイリッシュなブログ を目指しておりますので.
 まぁ内容はスタイリッシュとは程遠いのですが、あくまで見た目くらいは ・・・・・・・ こういうのは気持ちの問題ですからね.
 そんなわけで、リンクもステキなホームページやブログを貼り付けております.

 まぁ中にはちょっと脱力系のブログもお口直しに入ってはいますが ・・・・・ (笑)




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  (ピントは完全に女の子にいっております)

 そんな中で異彩を放っているのが 土屋勝義 氏のブログ (ホームページは当然スタイリッシュにキッチリしています).
 Tsuー 先生 はポートレート写真の世界では 超 が付くくらいの有名な先生で、カメラ雑誌 "CAPA" の表紙を撮影しているので見かける機会も多いかと思います.
 ちなみにボクはそんなことほとんど知らないまま、今年の CP+ の キャノン・セミナーで Tsu 先生 の話を聞いてきたんですがね (笑)

 そんな Tsuー 先生 のブログの特徴は、一筆書き.
 誤字脱字を直さないでそのままアップしています.
 これはスゴイです、ボクなんて何度読み返しているものか.
 慣れないとちょっとわかりづらいところもありますが、逆に誤字脱字があっても言わんとすることが伝わるんだな.

 内容もとても面白いし、いろいろテクニックのことなんかも書かれているので勉強にもなります.



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 サブタイトルが 「日々の写真家の行動心理がバレル!とも言う? しかし!毎日読むと写真が、上手くなります。。。きっと。。。たぶん。。。だといいな・・・だから覗いてね!!!」

 ボクはその言葉を信じてブログをしっかり読むのであります.
 その分写真を撮る時間が少なくなるのですが、大丈夫か !?

 上手くなりますよね ・・・・・ きっと ・・・・・ たぶん ・・・・・・・ だといいな (爆)






 さて、自称 TBM 絶対主義 です.
 その昔からなんとなく国内ジャズの中では TBM が好きでしたが、去年 藤井武 氏に会うことができちょっと話をして 「なんとなく」 が 「絶対」 に変わりました.
 できることなら全作品欲しいのですが、いかんせん廃盤が多くて ・・・・・・・
 著作権などの問題もあったりするようだから、こればかりは達成できそうもありません.


 そんな TBM から今日も一枚.
 前回の記事 ととても関連性の深い作品でもあります.






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  " Little Girl Blue / 中本マリ "





  1. Black coffee
        (S.Burke-P.F.Webster) ・・・・・ 6:00
  2. Gee Baby Ain't I Good To You
        (D.Redman-A.Razef) ・・・・・ 3:14
  3. A Sing For You
        (Leon Russell) ・・・・・ 5:09
  4. Bags Groove
        (Milt Jackson) ・・・・・ 5:37
  5. Little Girl Blue
        (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 6:54
  6. Dreamsville
        (H.Mancini-R.Evans-J.Livingston) ・・・・・ 4:42
  7. I Wanna Be Around
        (J.Mercer-S.Vimmerstedt) ・・・・・ 3:46
  8. Goog Morning Heartache
        (D.F.Erven-H.I.Beginbotham) ・・・・・ 5:04





  中本マリ (vo), 横内章次 (g), 稲葉国光 (b),
  ジミー竹内 (ds), 田代ユリ (org: # 4 - 6)
  Recorded at Aoi Studio, Tokyo, September 30 & October 2, 1974.







 このジャケット写真は、どうも裏面のような感じです.
 何度見ても裏ジャケのように見えてしまいます.

 きっと、左側に書かれているタイプ文字が曲名のように見えてしまうからでしょう.
 でもよく見ると、これは "Little Girl Blue" の歌詞の一節なんですよね.




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 今回の再販 10 枚のうちの一枚です.
 待ってました、って感じですね.

 全体がブルージーでしっとりした感じのアルバム.
 これから人恋しくなる秋にはぴったりのアルバムでしょう (笑)


 ここに入っている "Bags Groove" は一聴の価値あり.
 これはもう、絶対にお勧めなのです.

 ブッ太いベースのソロからスキャットが加わってさらにオルガンなどが重なっていくんですが ・・・・・
 初めてこのアルバムを手にした時に、 "Bags Groove" って歌詞なんてあったっけ ?

 声という楽器演奏と言ってもいいくらいです. 
 この声の醸し出す雰囲気がとてもいいんだな.


 おまけに 田代ユリ のオルガンが、前回も書いたように本当にいいんだな.
 このアルバムでは 3 曲だけですが、とてもいい演奏です.
 この 田代ユリ さんはピアノの演奏もとてもいいという評判.
 現在はジャズからちょっと離れて時々演奏などしているようですので、機会があれば是非聴きに行ってみたい一人です.




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 中本マリ さんの歌はいいなぁ.
 日本人ヴォーカリストの中では一番好きかもしれません.

 日本人だから英語の発音にしたってネイティブとは言い難いかもしれませんが、ボクは彼女の歌が大好きです.
 以前聞いた 藤井 さんの話の中にも、 「まだ無名の頃、 赤坂 のクラブで毎晩同じ曲を違うアレンジで歌っていたのが印象的だった ・・・・・」 とありました.

 元々はオペラ歌手志望だったのが、突然ジャズを歌いだしたそうで.
 歌唱力は当然ですが文句なし.


 さらにこのアルバムは録音もすごくいい.
 ちょっと価格が高いのが痛いけれど、まぁ十分に元が取れるアルバムじゃないでしょうか.






 先日のブログで書き忘れましたが、 9 月の映画鑑賞.
 相変わらず TV ドラマ観たりしていたものですから、グッと少なくなってたったの 11 本.


  アダムス・ファミリー 1 、 アダムス・ファミリー 2 、
  リプリー 、 ボーン・コレクター 、
  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 、
  TAXi 3 、 ブラック・ホーク・ダウン 、
  K-19 、 キャロル 、 マーシュランド 、
  ハドソン川の奇跡


 スペイン映画 "マーシュランド" もとてもおもしろかったけれど. 
 そんな中の一番は ・・・・・・・・・・・





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 TOHO シネマズ のポイントが貯まっていたので、無料で観てきました.

 原題は "Sully"
 これだけだったら、なんのこっちゃって感じです.

 邦題の "ハドソン川の奇跡" のほうが、当時もそんな感じで言われていたのでピンときます.

 内容が感動的な実話でもあり、テレビ "ザ ! 世界仰天ニュース" での再現ドラマなどでも取り上げられています.
 たまたま You Tube にもこの番組がアップされていたので観てみましたが、映画とまったく同じでした.



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 この映画観ていてどうも "フライト" と被っちゃうんだな.

 "フライト" のほうはかなり重苦しい映画でしたが、こちらの最後はサッパリ.

 エンディングもお約束って感じでしたね.

Greensleeves / 横内章次

 久しぶりに全 20 話の連続ドラマを、ガッツリ全部観ました.

 WOWOW の開局 25 周年記念 "沈まぬ太陽" です.
 オンデマンド配信での鑑賞ですが、自室で好きな時に観れるのでとてもいいんだな、これが.




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 原作は 山崎豊子 の長編小説.
 事実に基づいたフィクション・ドラマですが、とても面白かった.
 こういった超大作が原作だと映画ではとても無理があるので、こういった連続ドラマが向いています.

 以前 渡辺謙 主演で映画化されましたが、その時も 3 時間超え.
 日本アカデミー賞 を総なめにした作品ですが、この WOWOW の完全版ともいえるドラマを観ちゃうとどうしても時間的な制約を感じてしまいます.


 原作を読んでいないのでドラマだけの感想ですが、最後がちょっとモヤモヤが残る感じで、正直 溜飲が下がる という感じでははありませんでした.
 それでもドラマとしてはとてもよくできていたし、おもしろかった.
 ドラマにしては配役も豪華でした.
 WOWOW のドラマは、こんな感じで観応えのある面白いドラマが結構あります.




 さって、久しぶりの大人買いっ !!



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 と言っても、 CD たったの 5 枚だけですが ・・・・・・・・・

 がっ、金額的には久しぶりに高い買い物なのです.
 最近購入している CD のほとんどは 1,000 円前後なので、約 3 倍近い価格は本当に高いと感じます.

 ただ TBM (Three Blind Mice) のアルバムは、こういう時に購入しないと本当に購入できなくなる可能性がとても高いので、ここはもう 行くっきゃない のであります.
 今回 10 枚再販されましたが、残りの 5 枚は後日購入予定.



 TBM のアルバムはここ数年で多くのアルバムが再販されました.
 ですので今回のアルバム群は、結構マニアックなものが並んでいます.
 仕掛人の 塙耕記 氏曰く 「今回の 10 w はかなり渋いですが、隠れた名盤揃いです。」 だそうです.

 確かに渋いですねぇ ・・・・・・
 聴いたことのないアルバムがほとんどです.




 ところが、聴いてみるとビックリするくらいいい演奏がたくさんあって.
 今日はそんな中から一枚選んでみました.





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  " Greensleeves / 横内章次 トリオ + 1 " 





  1. Willow Weep For Me
             (A.Ronnell) ・・・・・ 5:34
  2. Moanin'
             (Bobby Timmons) ・・・・・ 5:22
  3. Misty
             (Erroll Garner) ・・・・・ 4:19
  4. Drink Up Vodka Martini
             (Shoji Yokouchi) ・・・・・ 3:43
  5. New Orleans Sunday
             (Shoji Yokouchi) ・・・・・ 6:04
  6. Greensleeves
             (Traditional) ・・・・・ 7:07
  7. Your Watch Is Ten Minutes Slow
             (Shoji Yokouchi) ・・・・・ 5:34






  横内章次 (g), 稲葉国光 (b), 石松元 (ds),
  田代ユリ (org)
  Recorded at EPICURUS Studio, Tokyo, September 6 & 8, 1978.





 このアルバムも初めて目にしたアルバムです.
 リーダーの 横内章次 氏はサイドメンに入ってアルバムが何枚かあったので名前は知っていたものの、どんな演奏だったっけ ・・・・・・・ 程度.



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  ( 田代ユリ さんのホームページから)

 ギターももちろんですが、このアルバムで一番驚いたのが ハモンド・オルガン 弾いている 田代ユリ さんかな.
 このオルガンはいいなぁ.

 オルガンと言えば Blue Note (笑)
 そんな Blue Note らしいオルガン独特なノイジーな泥臭さはありませんが、ちょっと控えめでもメロディアスで軽快にスイングしてる.
 日本人好みの演奏っていうのかなぁ.

 ギターを引き立てるような、すごくいい絡み方している感じです.
オルガンも個性が強いので、ちょっと間違えると思いっきり前に出てしまいますが、ものすごく演奏にマッチしていて聴きやすいのです.


 一つ残念なのは、ソロ・パートの短さ.
 このアルバムを代表する 7 曲目の "Your Watch Is Ten Minutes Slow" でもほんの 1 コーラスで終了.
 ギターのソロがすごくアツいだけに、せめてもう 1 コーラス ・・・・・・・・
 聴きたかったなぁ. 


 今回同時購入した "Little Girl Blue / 中本マリ" のバックが、このアルバムと同じ 横内章次 トリオ + 1 .
 ただしドラムだけはメンバーが変更になっていますが.
 この + 1 が、このアルバムと同じく 田代ユリ さんなのです.




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 我が家にあるギターの 横内章次 氏の演奏は、 "アンフォゲッタブル / 中本マリ" 、 "サンライズ・サンセット / 福井五十雄" 、それと今回購入した 2 枚のアルバムのみ.
 どのアルバムも派手さはないんだけれどとっても好きなアルバムばかり.

 TBM のギターですぐに思い浮かべるのが、 "Jojo" こと 高柳昌行 、 和田直 、 中牟礼貞則 そしてデビューした頃の 渡辺香津美 あたりでしょうか.
 まるで TBM レーベルのような、ちょっと渋くていいギタリストがいます.



 一曲目、フォーク・ギターによる思いっきりブルース・フィーリング漂う雰囲気から始まります.
 このアルバムでは、 フォーク・ギター 、 ガット・ギター 、 エレクトリック・ギター を使っています.
 個人的には クラシック などでも使われる ガット・ギター のほうが、オルガンにピッタリと言った感じで好き.

 ただ、 1 ・ 2 曲目のような ブルース は フォーク・ギター がマッチするんだろうな.

 先にも書いたようにこのアルバムの白眉ともいえる 7 曲目の "Your Watch Is Ten Minutes Slow" のソロは本当に聴き応えがあります.
 ボサノヴァ調の軽快なリズムに乗ってアコースティクなギターの旋律がとにかく心地いいのです.

 この人のギター・ソロは結構長いフレーズを一気に弾いちゃうところでしょうか.
 聴いていて唸っちゃう感じなんだな.



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  TBM 創世記の広告です.

 この広告の文中には ニグロ 何て言う、今になっては表現できないような言葉も使われています.
 でもとてもよく当時の日本のジャズのことが短い文章になかに書かれていますね.

 ボクなんて偏見の塊でしたから (笑)
 それでも昔からなぜか TBM だけは好きだったなぁ.




 昨日は青空が広がったものの、今日はまた雨降りです.



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 こちらの写真は日曜日の夕方ですが、すっかり秋の気配が強くなってきました.

 寒暖の差が本当に大きくなってきました.

 明日はスタッドレスタイヤでも見に行こうか.
 そろそろ冬の準備もしておかないと ・・・・・・・・・・・

Manhattan Showcase

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 今週はいろいろなイベントがあったのでとても長く感じた一週間でした.
 やっと土曜日 ・・・・・・・・・ って感じです.


 これで 3 連休.
 実は、少し前まで月曜日が休みなんて思ってもいなかったので、とってもラッキーな気分なのです.
 とりあえずこの休みは、散髪に行ったり、ブログ更新したり、溜まっている Blu-ray 観たり ・・・・・・・ まぁいつものようにまったり過ごすことにします.
 ちょうどお天気も今一つのようなので、いつものように引きこもりですね.



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 木曜日の夕方、雨上がりに撮った我が家の 紫陽花 .

 この花 (木) って、とても丈夫ですね.
 まったく手を加えていないし、花がなくなったら水もやっていないのに毎年この時期になるとこんなきれいな花が咲きます.



 最近作業用に You Tube にアップされている 1980 年代や 90 年代の J-Pop をかけています.
 みんな懐かしい曲ばかりで、ついつい作業が止まっちゃうんだな.

 この頃はまだまだ CD 全盛期だったので、とても多くのミリオンセラーが誕生していました.
 今ではとても考えられないですね.



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 今日は、そんな 80 年代に録音されたアルバムです.
 ジャケットがねぇ ・・・・・・・・ もう、完全に 80 年代って感じなんです.

 いかにも ・・・・ って感じの匂いが、ジャケットからプンプン匂ってきます (笑)





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  " Manhattan Showcase / 西條孝之介 "





  1. The Touch of Your Lips
          (Lay Noble) ・・・・・ 3:43
  2. Cry
          (Churchill Kohlman) ・・・・・ 5:29
  3. A Handful of Stars
          (T.Shopiro-J.Lowrence) ・・・・・ 4:32
  4. On the Alamo
          (I.Jones-G.Keyes-J.Lyons) ・・・・・ 5:48
  5. Keepin' Out of Mischief Now
          (A.Razal-T.Waller) ・・・・・ 3:37
  6. Smiles
          (L.S.Roberts) ・・・・・ 5:28
  7. I Guess I'll Have To Change My Plan
          (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・・ 3:34
  8. A Hundred Years From Today
          (V.Young-N.Washington-J.Young) ・・・・・ 5:23
  9. Dream A Little Dream of Me
          (F.Andre-W.Schwandt-G.Kahn) ・・・・・ 5:02
  10. I Like to Recongnize The Tune
          (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:24





  西條孝之介 (ts), 小川俊彦 (p), 稲葉国光 (b),
  清水潤 (ds)
  Recorded at "イイノホール" , Tokyo, May 30, 1980.






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 このアルバムを購入した理由は二つあります.
 一つは、 西條孝之介 のアルバムは玉数が少なく、見つけた時にゲットしておかないと再販の可能性がとても低い ・・・・・・・ まぁ、これは 日本 のジャズ全体に言えることですが.


 もう一つの理由が、一緒に演奏しているピアノの 小川俊彦 .
 
 アン・バートン のアルバムのところでも彼についてはほんの少し書きました.
 よく見たら、この アン・バートン のことを書いたのはちょうど 1 年前の同じ時期.
 記事にはしっかり 紫陽花 の花が載ってました.

 ということは、毎年思考回路が同じということなんだろうな、きっと.


 この 小川俊彦 のピアノがいいんです.
 派手さはありませんが、淡々と、それでいて歌心があってスイングしていて.
 このアルバム全体がそうなんだけれど、本当にリラックスした感じ.
 変に力んでいないところが、とても聴きやすいのです.



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 なかなかいい写真が見つからないので、仕方なく CD の帯の写真を取り込んでみました.
 ちなみにこのアルバムでは "西條" と書かれていましたが、一般的には "西条" となるのかな.


 日本版 スタン・ゲッツ といった感じのテナーで、結構ムーディな感じなんだけれど、くどくない.
 このアルバムは、全編スタンダードの選曲です.
 1 曲当たりの演奏はそれほど長くなく、彼の演奏もブローするという感じではなくゆっくり歌い上げる感じ.


 特に 3 曲目の "A Handful of Stars" がいいのです.
 この曲あまり聴いた記憶がありません.
 iTunes で調べてみたら、 "Blue Serge / Serge Chaloff" の 1 曲目に入っていたのがボクの持っている唯一の演奏でした.
 この "Blue Serge" でのピアノもいいなぁ ・・・・・・ と思ってみてみたら、 ソニー・クラーク 大先生でした.


 今日のような真夏の日差しの中ではちょっと似合わないアルバムかもしれませんが、夕方にでもサラッと聞くにはとてもいい感じのアルバムです.


 そういえば CD の帯に書かれているキャッチ・コピーも


 「夕暮に佇めば、スタンダードの響き」


 このあたりも 80 年代してるなぁ ・・・・・・・ と思っちゃうアルバムでした.



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 この連休は天気が今一つのようですが、今日はご覧のように晴れあがり強い日差しが降り注いでいます.



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 ただ、明日からは予報通り崩れそうで、午後からは雲も出てきました.

 今日の午前中のような日差しを感じていると、もう夏がやってきたという感じですね.





 本日のおまけ画像 ・・・・・・・




 ちょっと前から実行していた アベンジャーズ補完計画 がコンプリートしました.



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 下から公開順.

 結構無理したので、小遣いが完璧に終わりました.
 ちなみに "シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ" もすでに予約済みだったりします.


 すでに観ていなかったものも鑑賞済みです.
 あとは最初からもう一度、一気に観るだけです.




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By Myself Alone

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日も休日勤務の代休.
 結構出る機会が多かったので、まだほんの少し残っています.
 季節がら夏季休暇の時期にもなってしまうので、早めに消化しないと ・・・・・・・・・


 朝 2 時間ほど仕事のため職場に顔を出し、あとは家で雑用.
 午前中はなんとかもっていたお天気でしたが、午後からは雨降りになってしまいました.




 我が家の朝は、必ず めざましテレビ が流れています.
 別にどこでもいいのですが、なんとなく昔からずっとこのチャンネルばかりなので、たまに違うチャンネルになっていたりするとかなりの違和感を感じてしまいます.


 そんな めざましテレビ で今朝紹介されていたのがこれ.




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 たまたま寄った ローソン で見かけたので、ついつい衝動買いしてしまいました.

 ポテチ のキャッチフレーズが強烈だったので、どんなにスゴイか楽しみにしていました ・・・・・・・・・・

 普通に食べれるね (笑)

 確かに酸っぱいけれど、普通に最後まで食べ切れてしまいます (笑)


 チョコレートのほうはさわやかな甘さで結構いい感じでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、レモンに因んだアルバムでも聴いてみましょう.
 因んだと言っても、ズバリジャケットがレモンということで ・・・・・・・・

 こんな雨の午後に聴くにはとってもマッチしたアルバムなのです.






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  " By Myself Alone / Ann Burton "





  1. Come Rain Or Come Shine
           (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:49
  2. Let Me Love You
           (Bart Howard) ・・・・・ 5:11
  3. May I Come In
           (M.Fisher-J.Segal) ・・・・・ 2:09
  4. Love Is A Necessary Evil
           (M.Fisher-J.Segal) ・・・・・ 3:54
  5. Oh, My What A Shame
           (Don McLean) ・・・・・ 4:01
  6. By Myself Alone
           (H.Dietz-A.Schwartz) ・・・・・ 1:52
  7. Yesterday & Yesterdays
           (Lennon-McCartney / J.Kern-O.Harback) ・・・・・ 5:54
  8. Birthday Song
           (Don McLean) ・・・・・ 2:51
  9. I Could Have Told You So
           (J.Oliver) ・・・・・ 8:10
  10. That Old Feeling
           (S.Fain-L.Brown) ・・・・・ 3:08
  11. Travellin' Light
           (J.Mercer-J.Mundy-T.Young) ・・・・・ 5:00
  12. Oh, My What A Shame
           (Alternate Take) ・・・・・ 4:06
  13. Nice To Be Back Again
           (Never Unreleased) ・・・・・ 0:29






  Ann Burton (vo),
  宮沢昭 (ts.fl), 佐藤允彦 (p: # 2, 4, 6〜8), 
  小川俊彦 (p: # 1, 5, 9〜12), 中牟礼貞則 (g),
  稲葉国光 (b), 小津昌彦 (ds)
  # 2〜4, 6〜8 : Recorded at Victor Studio, Tokyo, April 28, 1974.
  # 1, 5, 9〜12 : Recorded at Victor Studio, Tokyo, April 29, 1974.






 このアルバム・ジャケットはインパクト強いので、ずっと前から知っていました.
 今年 East Wind のアルバムが再販され、ようやくこのアルバムも手元に来ました.
 ジャケットは有名でしたが、内容はまったくわからないままの購入だったりします (笑)




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 上の写真のように、オリジナルは 11 曲目まで.
 今回の CD 再販で 2 曲がボーナス・トラックとして入っています.


 アン・バートン って ・・・・・・・・・・・

 やっぱり、こういう雨の日がとても似合うなぁ.

 なんとも独特な雰囲気があるんです.


 今年の 2 月の 記事 に書いたように、とにかくゆったりした歌い方をします.
 歌詞がはっきり聴こえます.

 10 曲目の "That Old Feeling" はしっかり ヴァース を歌ってから コーラス にいきますが、これがまたいいのです.
 やっぱりこういった曲は、こうでなきゃ.




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 5 曲目の "Oh, My What A Shame" と 8 曲目の "Birthday Song" は ドン・マクリーン (Don McLean) の曲.
 この ドン・マクリーン は大ヒット曲 "American Pie" で有名です.
 この "Oh, My What A Shame" はとてもステキな曲です.
 なんとなく昔聴いたことのあるような記憶があるんだけれど ・・・・・・・・・


 こういったジャンルの違う曲も抵抗なく歌って、自分のものにしてしまうのが アン・バートン のスゴイところかな.


 7 曲目の "Yesterday & Yesterdays" は ビートルズ の曲とスタンダードを一緒にしたもの.
 ビートルズ の部分はギターだけの伴奏で、スタンダード部になると他の楽器も入りとてもゴキゲンにスイング.
 全然違和感なく一曲が出来上がっています.




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 アン・バートン と言えば、バックは ルイス・ヴァン・ダイク という感じだったのですが ・・・・・
 このアルバム聴いてみると、日本のミュージシャンのステキな演奏がとても目立ちます.

 宮沢昭 といい、 佐藤允彦 といい、 稲葉国光 といい ・・・・・・・・
 みんなステキだなぁ.

 ボクが持っている 小川俊彦 の演奏はひょっとするとこのアルバムだけかもしれません.
 佐藤允彦 がキラキラした感じなら、 小川俊彦 は中音域中心のしっとりした感じ. 


 アン・バートン って、ふと聴きたくなるんです.
 この声聴いていると、落ちつけるなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 雨が似合うと言えば、やっぱり 紫陽花.
 以前も色づき始めた写真を載せましたが、ほとんどの花が咲きました.




2015.7.7 0020
 (EF16-35mm F4L IS USM : 31mm 1/100sec f/4 ISO-100)
 こちらは日があまり当たらない方の木です.


 もう一本の日当たりのいい方の花は下の写真のような感じなのです.
 なんでだろう ・・・・・・・・・




2015.7.7 0027
 (EF16-35mm F4L IS USM : 35mm 1/100sec f/4 ISO-100)

 まぁ、これはこれでキレイですが.



 せっかくの七夕も雨上がりの曇り空.
 ステキな天の川を見ることはできそうもありませんね.


  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Live in Montreux

 午前中は朝からお仕事.
 屋外の仕事でしたが、ずっと曇り空で外にいるにはちょうどよかった.




IMG_1635

 昼からは雲も晴れ青空が広がっています.
 日差しこそ強いですが、吹く風はすっかり秋めいてきました.



 昨日は金曜日です、当たり前ですが.
 夕方はいつものように スタバ に寄り道の日です.

 昨日のスタバもタイミング良くソファー席をゲット.
 ソファー席が空いていないと基本的にテイクアウトで帰っちゃうので、席が空いているかどうかで夜の過ごし方もガラリと変わっちゃうんですよね.


 いつものように 1 時間くらい、 iPad でいろいろ情報収集しながらのんびり.
 帰る頃まで残っているコーヒーは、いつも冷めきっています.




 最近 TBM のアルバムに混じって Johnny Griffin のアルバムを買ったり.
 これは大好きな曲 "Hush-A-Bye" の演奏を聴きたいという極めて単純な理由だけで.



 さすがにここ数カ月はかなりの無理をして TBM のアルバム買いまくったので、しばらく自粛しないとボクにとっての経営破綻になりかねません.



 溜まっている TBM のアルバムを今日も紹介します.
 山本剛 は好きなピアニストですので、持っていいないアルバムも大概は聴いていますが、このアルバムに関してはかなり印象が薄いと言おうか、覚えていないと言おうか ・・・・・・・・

 TBM-5019 ・・・・・ TBM レーベルにとってはかなり後期のアルバムになりますね.
 









yamamoto008






  "Live in Montreux / 山本剛 "




  1. Blues In The Closet
           (O.Pettiford) ・・・・・ 11:00
  2. A Shade Of Love
           (T.Yamamoto) ・・・・・ 6:02
  3. Almost Like Being In Love
           (F.Loewe-A.J.Lerner) ・・・・・ 6:18
  4. Girl Of My Dreams
           (S.Clapp) ・・・・・ 9:30
  5. It's All Right With Me
           (C.Porter) ・・・・・ 10:19
  6. Nanatsu no ko
           (N.Motoori-U.Noguchi) ・・・・・ 2:16





  山本剛 (p), 稲葉国光 (b), 小原哲次郎 (ds)
  Recorded live at "Montreux Jazz" Casino, Montreux,
                  July 11, 1979.









 まず、ジャケットが全然 山本剛 っぽくないんです.
 って言うか、どう見ても日本人ぽくない (笑)


 当時はどうなのかわかりませんが、普通にピアノ弾いているほうがずっといい.
 山本剛 って髭は似合わないよね、だから髭なんか生やさない方がずっとステキだとボクは思うんですが.
 こういったファッションって、時代的な要素がかなり影響与えちゃうので、今になっていろいろ言うのもなんですが ・・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・・ やっぱりジャケットは少し残念 (笑).


 何か裏ジャケットの方がそれっぽくて、ボクは好きだったりします.
 妙に 稲葉国光 の写真にホッとしたりします.





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 このアルバムは 1977 年 7 月 6 日から 22 日まで開催された "モントルー・ジャズ・フェスティバル" (スイス) の 7 月 11 日の演奏を収録しています.
 この 7 月 11 日は "ジャパン・トゥディ" と銘打ち日本人だけの演奏が行われたようです.


 この時に演奏したのが、
   慶応義塾大学ライト・ミュージック・ソサエティ、
   山本剛トリオ、
   三木敏悟とインナー・ギャラクシー・オーケストラ、
   鬼太鼓座、
 の 4 つのグループ.


 山本剛 は 2 番目の出演で持ち時間 50 分.
 その時の演奏がこのアルバムで、最後にアンコールとしてもう一曲引いたようですが、レコード収録時間の都合で残念ながら収められてはいません.


 ちなみに 山本剛 の後に演奏した 三木敏悟とインナー・ギャラクシー・オーケストラ の演奏は 、 TBM-5020 "Montreux Cyclone" としてアルバムになっています.


 一曲目の "Blues In The Closet" の前に挨拶をしたようですが、カットされています.
 最初は聴く方も興味津津で、弾く方も様子見ながらといった雰囲気ですが、演奏がすすむにつれ一気にボルテージが上がっていきます.

 "Almost Like Being In Love" のような軽快で高音域を使った演奏がとてもステキです.
 "Girl Of My Dreams" も途中からはアップテンポな小気味いい演奏になっています.

 お馴染みの "It's All Right With Me" では、最初の部分がリリカルな演奏で 「この曲は何だろう ・・・・・」 というところから、テーマに入っていき会場も拍手.





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 これで TBM における 山本剛 の演奏はコンプリートかな.
 たしか次の演奏がすべてだったと思うんだけれど、

   TBM-23 Midnight Suger
   TBM-29 Now's The Time
   TBM-30 Misty
   TBM-37 Live at Misty
   TBM-41 Blues For Tee
   TBM-52 The In Crowd
   TBM-58 Night and Day
   TBM-59 Girl Talk
   TBM-71 Shigeko & Mari
   TBM-3009 Star Dust
   TBM-5002 Smile
   TBM-5009 Midnight Sun
   TBM-5019 Live in Montreux

 
 xrcd シリーズで "Autumn in Seattle" が発売されていましたが、確かこれは TBM ではなかったと思うんだけれど.



 どこに行っても 山本剛 は 山本剛 だなぁ.
 また、どこかのライブ・ハウスでゆっくり聴いてみたいのであります.








 さて、昔の部下からお土産いただきました.
 午前中の仕事を終え家に帰ってきたら、玄関脇に置いてあったのでビックリ.




IMG_1631

 最近こういった スタバ のマグカップをたくさんいただいております.
 特に職場関係者からが多いのですが、さすがに食器棚に入らなくなってきたため、大事に箱に入れ自分の部屋に置いてあります.


 今回も昔の部下だった 腐女子 が 台湾 へ一人で心の旅に出かけたようで ・・・・・・・・ そのお土産がこのマグカップ.



 デザインもちょっと日本にはないのでステキではありますが ・・・・・・・・・・


 大きさがねぇ ・・・・・・・・・・・・
 大きい方が 16 fl oz / 473 ml
 小さい方が 3 fl oz / 89 ml


 ボクの好きな大きさは 280 - 300 ml くらい.
 今回の二つは、どうも中途半端な大きさなのです (笑)

 こういう微妙さを持っているところが 腐 女子たる所以なのですね.



 まぁ、それでも遠路こんなかさばって割れる危険性のあるものを買ってきてくれたのだから、ちょっとは感謝しましょう.
 感謝の気持ちに写真をアップしてあげるのだ.




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 異様に写真写りがよかったので、修正なしで載せようかと考えたけれど、そこは勘弁してあげよう.



 それにしても、ここはどこ ?

Unforgettable !

 TBM (Three Blind Mice) 復刻シリーズ の Blu-spec CD ですが、気がついたらこんだけ〜 ・・・・・・・ !!




IMG_160111

 怖いので、できるだけ数えないようにしてます.
 怖いので、金額の計算をしないようにしてます.

 xrcd などですでに持っているものは一部購入しませんでしたが、一応これでコンプリート ・・・・・・
 ・・・・・・ と言いたいところですが、どうしても Click できないアルバムが一枚だけあります.

 買うのはたった一枚だけだからそんなに気にはならないんだけれど、内容的に絶対無理だろう ・・・・ っていう感じが強くて、今だに躊躇.
 きっとこのアルバムは、この先も購入しないだろうなぁ.





 さて、今日は仕事の帰りに久しぶりの スタバ.
 夕方なので空いていると思ったら、珍しくソファー席は満席.
 仕方ないので終わりかけてた VIA だけ購入して帰ろうかと、いつもの店員さんとレジでお話ししてたらラッキーにもいつもの席が空いたのでしばしのまったり.

 久々のスタバでブログの記事を走り書き、家で更新中です.


 今回も TBM のアルバムです.
 それも珍しくヴォーカルなのです.








Nakamoto001





  " Unforgettable ! / 中本マリ "




  1. Time After Time
        (J.Stein-S.Kahn) ・・・・・ 3:06
  2. But Beautiful
        (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 4:04
  3. Blue Prelude
        (J.Bishop-G.Jenkins) ・・・・・ 5:32
  4. Sneakin' Up On You
        (C.Taylor-T.Daryll) ・・・・・ 5:00
  5. Cheek To Cheek
        (E.Berlin) ・・・・・ 4:19
  6. Unforgettable
        (E.Gordon) ・・・・・ 4:04
  7. Please Send Me Someone To Love
        (P.Mayfield) ・・・・・ 4:40
  8. I've Got You Under My Skin
        (C.Porter) ・・・・・ 4:56
  9. After You've Gone
        (H.Creamer-T.Layton) ・・・・・ 5:40




  中本マリ (vo), 宮沢昭 (ts.fl), 横内章次(g),
  大沢保郎 (p), 稲葉国光 (b), 小原哲次郎 (ds)
  Recorded at AOI Studio, Tokyo, September 12 & 14, 1973.







 今回購入したアルバムは 7 月 9 日に発売された TBM 復刻シリーズ 第 9 期の 7 枚のうちの一枚.
 この第 9 期のアルバムはすべて女性リーダーのアルバム.
 ヴォーカルが 6 枚で、残りの一枚はアルト・サックスでした.

 以前聴いたことのあったアルバムで欲しいと思っていたものはたったの一枚で、残りのアルバムはきっと聴いたことがないかな.


 唯一聴いた記憶があり、今回どうしても欲しいと思っていたアルバムが今日のアルバムです.




Nakamoto001-2

 日本人のジャズ・ヴォーカルはどうしても英語が厳しい.
 日本人だから仕方ないですよね、こればっかりは.


 今回のヴォーカル・アルバムの中にも、確かに英語の発音が厳しいと思うアルバムも何枚かあります ・・・・・・ 誰とは言いませんが.
 でもこれは日本のジャズだから、そんなこと気にしちゃいかんのです.
 アメリカのミュージシャンと比較するなんてナンセンスじゃないかと思ったりもするわけですよ.

 前に 山本剛 のアルバムの時だったっけ、演歌的な印象が強いことかきましたが、ヴォーカルもおんなじで
もっと日本人のジャズとして楽しもうではないですか.


 そんな中で、 中本マリ の英語はボクは結構好きな方です.
 声もハスキー・ボイスで、顔の印象とマッチしたクールな感じがいいですね.





nakamoto001

 このアルバムは 中本マリ 最初のリーダー・アルバムで、 TBM - 21 .
 全体的なイメージはしっとりとした、スタンダード中心の選曲です.


 と言っても、もともとヴォーカルには疎いボクですのでほとんどの曲はピンとこない曲ばかり.
 それでもこのブログを始めて作詞者と作曲者を書くようになったので、曲はわからなくても作った人の名前は結構ピンとくるようになりました (笑)
 J.V.Heusen とくれば J.Burke かな ・・・・・・・・・ なんて.

 ううーん、だいぶ進歩の後が見られるなぁ ・・・・・・・ と自分を褒めてみます.



 C.Porter なんかは、彼の名前が出てくるだけでニヤッとしちゃうのです.



 サポートするメンバーが強力です.
 "いわな" で有名な 宮沢昭 がテナーとフルートで数曲参加しています.
 ピアノは 大沢保郎 ですが、ほとんど聴いた記憶がありません.
 出しゃばることなく、よくスイングして、キラキラするようなフレーズを叩きだしています.

 ベースとドラムスは改めて書く必要のないお二人です.

 このリズム・セクションがとてもステキなサポートしています.


 もう少し 1 曲ごとの演奏が長ければ、こちらの方の演奏も聴けたと思うんだけれど ・・・・・・・ まぁヴォーカル・アルバムなのでそこまで望んじゃいけないですかね.
 "After You've Gone" では結構そんな演奏を聴くことができます.



 そう言えばこれらヴォーカル・アルバムにはきちんと歌詞も書かれています ・・・・・・・
 が、歌詞の中にもところどころ誤字があったりします.
 まぁ、この辺りは許容範囲ということで許しちゃいましょう (笑)






 日曜日まではパッとしなかったお天気ですが、ここにきて青空が広がり、気温も一気に真夏に戻った感じです.
 今夜もとっても蒸し暑い ・・・・・・・・・


 まだまだ夜はエアコンが必要かな、身体によくはないけれどねぇ.



 せめて音楽くらいはクール・ボイスで .

Conversation

 今日は午前中、家のボイラーの定期点検で業者が来宅.
 家のボイラーは今日行ったお風呂等の給湯のものと、室内暖房用のボイラーがあり、それぞれ別の業者に点検を頼んでします.
 毎年それなりのお金がかかってしまいますが、保険だと思って ・・・・・・・

 すでに新築から 10 年以上経過しているので、いつ壊れてもある意味おかしくありません.
 同じくらいのボイラーだといくらくらいか聞いてみたら、なんと 40 〜 50 万円 !!
 とてもそんなお金がないので、せめて点検をしっかりやって騙しながら持ち堪えるしかなさそうです.


 午後は少しお勉強でもしようと思っていたのですが、ついつい点けた TV の映画を観てしまい、気がついたら夕方になっていました.

 折角のお休みが、またまたダラダラと終ってしまいました.






Inaba001






  " Conversation / 稲葉国光・中牟礼貞則 "





  1. Autumn Leaves
       (J.Kosma) ・・・・ 4:16
  2. Old Folks
       (W.Robinson-D.L.Hill) ・・・・ 5:00
  3. Alone Together
       (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・ 7:36
  4. Day Dream
       (D.Ellington-B.Strayhorn-J.Latouche) ・・・・ 4:32
  5. Day By Day
       (A.Stordahl-S.Cahn-P.Weston) ・・・・ 5:23
  6. My Foolish Heart
       (V.Young-N.Washington) ・・・・ 5:29
  7. Who Can I Turn To ?
       (L.Bricusse-A.Newley) ・・・・ 5:42
  8. Our Love Is Here To Stay
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 4:33





  中牟礼貞則 (g), 稲葉国光 (b)
  Recorded at AOI Studio, Tokyo, April 5, 1975.






 ギターとベースのデュオと言って思い出すのが Jim Hall & Ron Carter の "Alone Together" .
 このアルバムは昔アナログ盤持っていたんだけれど、 CD はいまだに観購入.
 かすかな記憶をたどると、たしかこの "Conversation" と同じような曲が演奏されていたと思います (後で調べたら、どちらもスタンダード中心の選曲で、 2 曲同じ曲が演奏されていました).
 残念なことに、演奏についてはほとんど記憶にないのです ・・・・・ 涙

 奇しくも "Conversation" のライナーノーツを読んでみたら、なんと "Alone Together" のことも書かれていました.
 これはもう、 "Alone Together" 再購入するしかないかな (笑 ).






inaba002

 実はこのアルバムについても、過去にこのブログで取り上げていますので、データだけを記載し、感想などいいですね.
 一言言うとすれば、このアルバムの全体的な雰囲気は ジワ〜〜〜〜 ・・・・・・・・ なのです.

 敢えて説明なんか書かなくても、静かに聴いていると、癒されてしまうような演奏なのです.

 このアルバムも TBM からのダイレクトメールで購入したものです.
 xrcd 盤でしたが半値くらいだったでしょうか.
 今ではオークションなどでも結構いい値段で出品されています.
 再販も望めないようなアルバムだけに、大事に聴かなくては.



   



 さて、午後観た映画ですが、アニメの実写版映画.
 公開時もまったく興味無く、 「そう言えば、そんな名前の映画あったかなぁ ・・・・・」 とテレビの前に座ったのが運の尽き.





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gantz002

 "GANTZ" と "GANTZ PARFECT ANSWER" の二本です.

 WOWOW で 13:00 から 17:45 まで ・・・・・・・ なんと 4 時間 45 分 (合間に 番組CM などが入りましたが) !!


 事前の情報全くなし !!
 アニメが原作で、アニメと実写版では内容的にもかなり違っているようです.

 TV 点けたら ジュニアねぎ星人 を追いかけまわす少し前の場面でした.


 最初は 「何だこれっ」 だったのですが、いつの間にか最後まで観てしまいました.
 よくわからないんだけれど、何となく観てしまったという感じでしょうか.

 原作アニメ読んでいたら、もっと楽しめるかなぁ.


 後編の "GANTZ PARFECT ANSWER" でいきなり 伊藤歩 登場したので、ちょっとテンションが上がり、ついつい最後まで観る気になりました.
 伊藤歩 ・・・・・・・・ 結構好きです.



 そんな後編なのですが、ボクがビックリしたのは ・・・・・・・・・・



DSC_0888

 吉高由里子 演じる 小島 多恵 の使っているペンケースが、なんとボクが使っているものと同じだったのです !!!
 これにはビックリ !!

 画面からは書かれている文字を確認できませんでしたが、きっと "DELFONICS" だよね.
 おまけに色も同じ イエロー です.

 こういうのがあると、単純ですから一気に感情移入して "しっかり見届けるぞ ! " モードに突入しちゃいます.



 ということで、折角の土曜日もそろそろ終了です.

"Conversation / Inaba & Nakamure Duo" 

 冷たい雨が降る土曜日です、こんな日はどこにも出かけないで、ジャズでも流がしながらまったり.
 ただ、明日は講習会なので車で約 180 km ほど南下しなければなりません.
 午前中は、雨の降る前にガソリン補給.
 問題はこの雨 ・・・・・ 途中の峠はもう雪にかわっていそうで.
 目的地まで一般道を使うと 100 km ほどなのですが、時間的には高速を使っても同じくらい.
 ましてや、高速道路通行料 1000 円なので、かなり遠回りにはなりますが運転の楽な高速道利用ですね.


 昼頃、先日 TBM から DM で注文してあった CD が届きました ・・・・ 相変わらずいいタイミングです.
 これで午後は新しい CD をゆっくり聴くことができます.
 今回届いたアルバムがこれ、


 TBM CD-1806  Q / 金井英人
 TBM CD-1851  Lover Man / 大友義雄+土岐英史
 TBM-XR-0043  Conversation / 稲葉国光+中牟礼貞則 
 TBM-XR-3004  Gathering / 辛島文雄



 "Q" だけは後で聴こうと (これは以前にも聴いてあり、今回は思い出のための購入なので) 、残りの 3 枚を一気に聴きました.
 いいなー、この頃の TBM はほんとうにいいんですよね.
 ストレートなモダン・ジャズといった表現が似合います.
 特に音がいい!! ・・・・・・・・ さずがの 藤井 "Tee" 武 氏です!!
 3 枚ともに、きっと聴くのは初めてかなぁ ・・・・
 ただ "Gathering" は聴いたことあったような曖昧な記憶が ・・・・・ それでも初めて聴くようなものです.
 時代的にはどれも激動の 1970 年代 (・・・ なんて言いませんが) の録音で、フリー・ジャズやクロス・オーバー、フュージョンといったような多様化の時代だったと思いますが、この 3 枚ともにほんとうにストレートな、スウィング感一杯のアルバムで、実に安心して聴いていられます
 ちなみに "Q" は少しばかり違うので、聴く時に気合を入れる必要があるかも (笑)




Inaba001


  "Conversation / Inaba & Nakamure Duo"


 このアルバムは、購入するかどうしようか迷ったアルバムです.
 Guiter と Bass のデュオというところがかなり引っ掛かっていました.
 ボクは (・・・ きっと多くのジャズ・ファンは) 、基本的なグループ構成のものが好きです.

 ですからこういったデュオって、ちょっと毛色が違うなーという感じで敬遠しがちです.
 ただ、今回はすでに廃盤でいつ買えるかわからないということと、少しばかりの男気で購入しました.


 スタンダードを中心にまとめられたこういったアルバムはいいですねー.
 聴いているうちに、デュオということを忘れさせてくれるような、軽快な感じがいいんです.
 歳をとってくると、こういったジワーーーーッとくるアルバムが好きになります.
 他のアルバムもほんとうによかったなー.


 山本剛 なんかも含め、こういったアルバムが廃盤になってしまう ・・・・
 経営として成り立たなくなってしまうということは、ほんとうに残念です. 
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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