築地ラビリンス

2019 築地らびりんす: 壱

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 ● 正面に 勝鬨橋 ●

 日曜日、 令和 になって最初の EOS学園 ポートレート基礎講座 に行ってきました.

 本当は 15 日の水曜日に今回のコースの第一日目の授業がありましたが、その前の日曜日が ヨドバシカメラ撮影会 、水曜日 EOS学園 、日曜日 撮影実習 では、さすがに地方からの参加は辛い.

 ということで撮影実習からのスタート.




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 ● 築地場外市場 ●

 ちょっと早く着いたので、 築地 の場外をスナップ撮りながらブラブラ.

 外人ばかり ・・・・
 寿司と海鮮丼ばかり ・・・・ 
 なぜか卵焼きも多い ・・・・ (笑)


 似たようなお店が結構多く、どのお店もターゲットは外国人観光客って感じです.




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 さて本題.
 この EOS学園 ポートレート基礎講座 参加は、一昨年から受講して今回が 5 回目.


 メンバーの半分くらいは顔見知りの方たちでしたが、今回は新人さんも多くてちょっとフレッシュなメンバーでした.
 ボク自身が 1 年ぶりなので、 本願寺 に集まって、公園に向かって、準備して、先生の話聞いて、グループごとの場所選び ・・・・・・ だけでもとても新鮮で、楽しかった.


 また始まったなぁ ・・・・・ って感じです.




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 ● 築地本願寺 : いつものメンバーなので無修正 ●

 築地本願寺 に集合後、みんなでとぼとぼ 築地川公園 に移動.
 築地川公園 は遊具が設置されたり、今まであった木がみんな切られたり、 1 年前とすっかり変わってました.
 以前あったホームレスのテントもなくなってました.


 最初に 土屋先生 から簡単なレクチャーがあり、その後グループ分け.
 今回のモデルさんは 内山愛優 さん.


 いつものようにモデルさんの顔出しは NG なので顔だけボカシ.
 今回の写真は講評会に出さないもので、すべて JPEG 撮りっ放しでトリミングやレタッチしてないものを載せてあります.

 仲間の皆さん、結構手の内さらしてますよ (笑)




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 ● いつもの最初のワン・ショット ●

 実習はいつものように焦点距離ごとに 4 つのグループに分かれて行います.
 今までは広角 ・・・ それも 16 mm にこだわってきましたが、今年はめちゃ高いレンズを買ったこともあり EF 70ー200mm F2.8L IS lll USM で参戦.

 ボクと、ボクと同じ頃から通い始めた 宮崎 からやって来た O さん、昨年から受講している 中国 の T さん、それと新人の四人が望遠チーム.



 まずは各グループごとに場所選び.
 一応経験の多いボクがリーダー的に引っ張ってロケハン開始.
 で、感じたのは望遠ズームだとすごく楽だなぁ.

 先生の事前のレクチャーでもあった通り、日差しが強めなのでとりあえず逆光、それと抜けを考えて ・・・・・

 一・二か所見てはみたものの今一つで、最初に考えていた場所にすんなり.




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 ● 構図 1 ●

 それで選んだのがこんな場所.

 ベンチ横の石の部分に立ってもらいました、狭い部分なのでほとんど動けないような場所です.
 ちょうど周りに人もいなかったのでラッキー.


 ここを選んだ一番の理由は、この場所だったら撮る側の意図で背景を変えることができるから.
 カメラがいろいろ回り込んでやると、ビルの間の空間だったり、ビルだったり、緑の木だったり背景を変えることができます.


 二年前のボク自身もそうでしたが、ベテランがリードして場所決めすると、初めての人はずっと同じ場所で撮っちゃって、後で思うと何も考えないでただシャッター押してただけになっちゃう.
 だから場所決めの時、できるだけ動いて自分でバック考えようって話しながらここに決めました.


 次回の講評会でどんな写真が出来上がってくるか楽しみです.




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 ● 構図 2 ●

 日差しが強かったので、顔が暗くならないように +1 〜 +1 と 2/3 程オーバー気味に撮ってます ・・・・・ 段取り能力.


 特にこういった撮影時に露出補正するときは、ミラーレスの電子ビューファインダーが欲しいと思ったりしますねぇ.
 こういった補正などを意識した撮影も、後で RAW 調整じゃなく、現場で少しづつではありますができるようになってきました.

 ちょうど 2 年前、初めてに撮影実習のことを考えると、なんという進歩なんだ !!




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 ● 構図 3 ●

 ボクはモデルさんをここに立たせた責任があるから、「構図 1」から「構図 4」の写真のようにいろいろな方向からアプローチしてみました ・・・・・ 発想能力.
 当然、この 4 枚はモデルさんの立ち位置は変わっていません.


 撮ってて思ったのは、広角に比べて本当に楽だなぁ.
 おまけに、以前は日差しが強くてもあえて順光にもこだわってましたから(笑)
 でも広角とか、順光にこだわって失敗したからこそ、今いろいろわかり始めているのかもしれません ・・・・・ 記憶能力




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 ● 構図 4 ●

 この実習は基本的に各グループが一通り終了したら、別の場所でもう一回り.
 この 築地川公園 で別の場所を探すのは結構難しいということで、今回は隣の あかつき公園 に移動.
 そしてまた撮影場所選びです.


 一枚目が日差しの下だったので、こちらは木陰にしようと.
 さらにレフの光をいれられるように、できれば上の空間がある場所がいい.
 さらに一枚目が立ち位置だったので、二枚目はベンチ使おうか ・・・・・ 決断力

 でもこの頃ちょうど曇ってしまい、レフ当ててもかなり弱くて難しくなっちゃいました.




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 ● ロケハン中: 宮崎からやってきてる O さん ●

 そんな場所がここ.
 ボクらの中では通称 「軽井沢」 と呼ばれている場所.

 この公園で撮影実習するとき、必ず一度は撮影する場所といっても過言ではないかな.
 「軽井沢」の所以は、普通の公園をあたかも 軽井沢 にいるように撮るところから.
 ボクは今まで広角だったこともあり、ここで撮るのは初めて.

 ちなみに「お墓」とよばれる場所もあって、痛い経験をしたこともあります.


 最初の写真が日差しの下で固めの光だったので、二枚目はホワイトバランスを曇りにしてちょっと暖か目の雰囲気にしました.
 こんなこともロケハン中でも自然にできるようになったなぁ ・・・・ シミジミ




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 ● これは土屋先生がボクのカメラで撮ったもの ●

 そこで感じたのが、ポージングや表情のとらせ方が全然ダメなこと.
 とりあえず光や抜けを意識した構図作りは少しできるようになってきたものの、モデルさんとのコミュニケーションがダメだな.


 他のグループでのポージングもそうだけれど、先生は「そこまでやらす ・・・」 って感じで妥協が全くない.
 ボクらはまず余裕がないし、自信もないから顔の向きを変えたり視線もらうだけ ・・・・・ 頑張って手のしぐさ程度の指示で精一杯です.

 これが上位クラスの実践組だと、この辺りのポージングなどもスゴイんです ・・・・・きっと.




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 ● 撮影風景 ●

 二回目も早めに撮影終えたので、他のグループを見学したり、レフ板のお手伝い.
 ただ、レフ板は 実践組 のお二人がボランティアで協力してくださったので、補助的にお手伝いした程度.


 見ていると広角チームは悪戦苦闘の模様.       
 これは経験あるのですごくわかる.
 あとで撮った写真見せてもらいましたが、せっかく広角使っているのにバストアップだったりでもったいない.
 超広角だったら、木陰でも下から上に抜け作ることもできるのに ・・・・・


 まぁ今だからそんなことも考えられるけれど、 2 年前は彼らとまったく同じでした.




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 ● 撮影実習も終了 ●

 そんな感じで、 2 時間の実習はあっという間に終了.
 撮影枚数は 100 枚ほど ・・・・ そのうち土屋先生が撮った写真が 20 枚ほど.

 今回も他のグループの撮影を、横から撮っている方が何人かいました ・・・・ 土屋先生がよく言うところの 「横撮り」
 ボクは絶対他のグループのところを撮ったりしないので、なんで?

 撮ってた方に後でそんな写真見せてもらったけれど、構図もよくない.
 だったら撮っているところにいって、どんなアングルなのか見ていたほうが勉強になると思う.
 先生も最初に言っていたけれど、癖になっちゃうよね.


 「自然の表情撮りたいから ・・・・」 っていう言い訳が違うって、ボクもこのコース受講し始めてわかるようになりました.




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 ● 土屋勝義 大先生 : 終了後の記念撮影の図 ●

 ということで、行く前は久しぶりの講座でちょっぴり緊張かあったものの、始まってみたら結構余裕で楽しめた撮影実習になりました.

 いろいろな意味で、本当に楽しかった.


 前週の ヨドバシカメラ モデル撮影会 でレフ板当てながらいろいろ気が付いたこともプラスになってました.




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 撮影実習の後は、いつものように聖路加 エクセルシオール でアイスブレイク.
 でも、さすがに 15 人ほどの団体がすんなり入れるわけないので、今回はテイクアウトで、みんな外.




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 ● チーズナン ●

 そのあと、先生と時間のあるメンバー8人で、先生の事務所の隣にあるカレー屋 "SANGAM" へ
 このカレー屋、以前一人で築地の写真撮っていた時にも入ったことがありました.
 チーズナンと、マトンのカレーがうまうまでした.


 最後までいたメンバーの顔ぶれみたらいつものメンバーじゃん (笑)
 このアフターが実に勉強になったりします.



 このメンバーは当然 EOS学園 で知り合った写真仲間.
 仕事も全然違うし、年齢もまちまち.
 でも、機会あるごとに作品見せ合ったり、ヨドバシカメラも一緒に参戦したり、個人的な撮影会したり ・・・・・・ 大体こういうグループができると、いじめられ役とか、いじめ役とかも自然と決まってくるのが面白い (笑)

 この日もフォトコンの話がでて、やっぱりこのメンバーの中で負けるようじゃ入賞なんて無理って ・・・・ 仲間であってライバルでもあります.


 19:00 近くまで先生にお付き合いしてもらい、楽しく一日終了しました.




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 再来週はアメ玉講評会.

 アメ玉いっぱい置かれるのも大事だけれど、それだけじゃなく今回のコースでは撮影時から意図を持った作品作りを目指しております.


 ただ ・・・・・・・

 昨年、ボクが参加しなかったコースでアメ玉総取りしたとか SNS であげている方たちがおいででした.




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 「見せてもらおうか、 SIGMA の 135 mm の実力とやらを」 (シャア・アズナブール風)



 こんなに挑発しておいて、返り討ちにあったらヤバいな (笑)




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 土屋先生 のブログです、教える側の心理が書かれています.



 ありがとうございました.



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築地ラビリンス 11

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 まずは箸休め的に ・・・・・・


 東京 からの新幹線の中で食事するときはできるだけ 上野駅 構内のお弁当を買うようにしてます.
 駅弁もいいんだけれど、結構高くて冷たい.




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 ここのお弁当は 1,000 円もしないのにかなりのボリュームで、とにかく味がいい.

 中でもお気に入りが写真の "一口ミルフィーユかつ弁当" なのです.
 かつ はもちろんですが、 鶏めし が激うまなのです.

 昨日の帰りもちょうど夕食の時間でしたので、空いている新幹線の中でおいしくいただきました.




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 さてここから本題.

 昨日は EOS学園 ポートレート基礎講座 撮影実習でした.
 新しいメンバーでの最初の撮影実習.


 あの雨の中ですよ ・・・・・・・・ それも "雨時々土砂降り" という感じの中です.


 前回の撮影実習は雨降り、その前の撮影実習は開始前に雨降りでしたが実習中は曇り.
 これで 3 回連続の雨なのです.


 おまけに 台風 22 号 接近に伴った大雨 !!




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● 築地四丁目 交差点: 正面が夏に火災のあった場所 ●

 ボクが好きな ソウル・ライター は雨の日が大好きとおっしゃっておりました.
 たしかに雨が降るのをのんびり家の中やカフェ等で観ているのはいいです ・・・・・・・
 雨の中を行き交うカラフルな傘なんかもいい感じではあります.


 それでも、正直雨の中の撮影は嫌いです (笑)

 家でジャズでも聴いているのがいい.



 でも限られた期間での撮影実習ですので、よほどのことがない限りは決行.
 逆に延期なんかされちゃうと、都合のつかなくなる受講生も出てきたりしますし、モデルさんの都合などもある ・・・・・・・・ 特にボクのように遠くからの参加者にとっては、直前の延期だけは勘弁してほしいし.

 だから雨での決行も別に当たり前と思ってしまいます.
 しっかり撮れるような準備をしていけばいいだけ.
 これも教えられたわけでもなく、自分なりに考える ・・・・・・・ 自己責任なのです.

 ちなみに以前ボクも参加した 鶴巻育子 先生の 「ストリート・スナップを楽しむ 1 日 in 銀座」 も昨日の雨の中行っていたようです.




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● 築地川公園 ●

 集合場所は 築地本願寺 正門前.
 そこからみんなで移動です.
 今までの実習は あかつき公園 でしたが、今回はそこよりも近い 築地川公園 .
 ここでの撮影はボクも初めて.


 当然ですがこの雨ですので公園は誰もいません ・・・・・・・
 よく見ると片隅にホームレスのおじさんが一人、こんな土砂降りの中すごいなぁと変に感心.




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 まずは雨対策.

 すでに当日は台風の影響で雨ということはわかっていたので前日にはカメラの防水対策完了.
 土屋先生 はこのビニールが嫌いと言ってましたが、それでも壊れるよりはいいかな.
 今回の撮影中にも 2 台のカメラが使用不能になってしまいました.


 ボクのカメラはビニールのゴミ袋でのカバー、さらにその上にも登山で使っていたレインカバーを着けてました.
 にも関わらず、メモリーカードのカバーの隙間などに水が少し入っていました.

 また、自分自身の雨対策も.
 普段はメガネですが、雨の日の撮影だとメガネが曇るのでコンタクトにしていきます.


 傘は当然持っていきますが、撮影の時は投げ捨てちゃうので当然レインウェア必須.
 このレインウェアも山用でしたが、実際に登山中の雨の中の着用はまったくなく、今年に入っての撮影実習でフル稼働しております.


 ボクは自分の荷物は背負ったまま撮ることにしているので、雨の日の荷物は最低限.
 レフ板も確信犯的に持って行きませんでした.
 これは荷物を減らすこともありますが、最初から 16 mm で撮るつもりだったのでレフ板を近くまで寄せることができないことがわかってましたから、最初からレフ板のない状態で撮るつもり.

 ちなみにバックパックにはレインカバー付いており、今回カバーして撮影してましたがこのカバーがチープで裏にシーム加工もされてません.
 おかげで結構バックパック本体も濡れてしまいました.
 レインカバーだけ別に購入を検討です.




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● 実習風景 1 ●

 講評会前なので撮った写真はアップしませんが、今回もレンズは EF 16-35mm F4L IS USM 一本だけ ・・・・・・ それも 16 mm だけで撮ることにしてました.

 レンズごとにいくつかのグループ分けをしてから、各グループでロケハン & 試し撮り、その後 土屋先生 にそのロケハン写真を見せて OK が出ればモデルさんを立たせて撮影になります.
 これを各グループ場所を変えて二か所での撮影.
 特に場所に関しては厳しいチェック入ります.


 予想通り広角レンズはボク一人.
 でしたので、今回 24-70mm で初めて撮影する方が一緒に組んで二人だけのグループ.

 ボクもとても偉そうなこと言えませんが、パートナーを見ているとやっぱり最初はどうしていいかわからないって感じで、ボク自身の最初の撮影会だった春のことを思い出してしまいました.
 おまけに今回は雨という悪条件が重なっています.


 とにかく今回はできるだけ他のグループよりも早く撮影したかったので、ボクの方で場所などをどんどん選び、ボクはこんな感じで撮ります、ってことを伝えながら場所の決定.




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● 実習風景 2 ●

 ボクは最初からこれを撮るというのがあったので、ロケハンはほんの数分で終了.
 広角なので当然全身を入れての構図作り、さらにその中で動きも出そうと思ってました.
 極端に言うと場所はどこでもいいくらいなのです.

 あとで土屋先生からも 「これだったらどこでも撮れるかな ・・・・・・ ぼそ」 ・・・・・・・・・ 御意 !!

 だから場所もすんなり、予定通り最初に撮らせてもらいました.


 最初はどうしてもモデルさんの表情が硬いので、このあたりのコミュニケーションとっても大事.
 なのでちょっと遊び感覚での撮影でリラックス ・・・・・・ させることできたのかな ??


 二か所目の場所は、先生に頂いたアドバイスで ヌケ を考え、さらに紅葉の木と、落ち葉を考えて広角ならではの構図作り.
 パートナーに説明したんだけれど、いざパートナーの番になったら 70 mm で寄ってバストアップを撮っちゃっている.

 確かにきれいなモデルさんに寄って、背景ぼかして撮ればとてもステキに撮れるのかもしれませんが、この場所で撮る意味が無くなってしまうかも ・・・・・・・ ボクも最初の時はそうだったなぁ.

 もちろんボクが正解という訳ではありませんし、出来上がった写真はボクよりいい写真で評価高いかもしれません ・・・・・・・・・・




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● 実習風景 3 ●

 最初に撮るとその後他のグループ撮影をゆっくり見ることができます.
 実はこれがとてもいいお勉強になるので、今回は最初からここにちょっと拘り.

 最初に撮る意味 ・・・・・ 早く場所を決める決断力はとても重要なのです.
 それと先生に説明できるプレゼン能力が.



 レンズの焦点距離は、
 モデルさんの位置は、
 どういう構図狙ってるの、
 雨音で消えてしまうシャッター音、
 一体だれが撮っているのかもわからない、
 撮られているのかいないのかわからないモデルさん、
 どうしてこの場所を選んだのか、
 レフ板は効いているの、
 いつまで撮るの、いつ終わるの ・・・・・・・・・・・・・・・・・


 とにかくいろいろ見えてきます.
 特に今回はゆっくり見ることができてとても勉強になりました.
 自分だったら ・・・・・・・ ということを考えながら見ることができましたし.

 この、人の撮影を見ることがすごく大事というのは、先日の ヨドバシカメラ撮影会 でも実感でした.
 あの時は広角ではなく 100-400 mm という超望遠を持って行っての撮影でしたが、過去の撮影実習で見たことを思い出しながら、自分なりにいろいろ考えながら撮影することができました.
 自分で撮っている時はそっちっきり向いちゃうのでわかりませんが、人の撮っているところを見ているといろいろわかります.




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● モデル: 来栖梨沙 さん ●

 今回のモデルさんは 来栖梨沙 さん.
 約 2 時間、雨の中ずっと撮られっぱなしで、時には傘もなく全身びしょ濡れになりながらも笑顔です.
 写真の場所も草の中は水たまりでグショグショ.
 単純にお仕事と片付けられません ・・・・・・・ 本当に感謝、感謝です.



 さて、 "広角" 機動隊としてはかなり寄ることには慣れました.
 特に今回は自分で 16 mm オンリーという縛りをしてましたので、いきなりのファースト・ショット思いっきり寄ってガッツリ水かぶりました (笑)


 ほんの少しではあるものの、モデルさんにまず撮影の意図を伝え、撮った写真はすぐに見せてやる、時間かけずにテンポよく撮ることもできました.
 もちろんまだまだな部分はたくさんありますが、過去の実習経験がかなり出ているのも事実.




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● 実習風景 4 ●

 今回モデルさんを撮ったカットは、一か所目が 70 カット、二か所目に至っては何と 26 カットだけ.
 最初のカットは連写の必要があったのでカット数が多いのですが、それにしてもちょっと少なすぎるかな.
 でも細かな表情を狙った写真ではないので、構図的にいい感じでそれなりの表情だったらいいかな ・・・・・・・ って感じでやたらにシャッター押さなくなりました.



 反省としてはあまりに最初から構図を決めすぎていたため、みんな同じようなカットになってしまったこと.
 次回はもう少しフットワーク使うようにしないと.

 構図的にどうしてもモデルさんを大きく入れたいので、寄ってさらに画角を斜めにして縦位置で撮ることが多いんだけれど、横でも挑戦してみるかな.



 撮影実習じゃなければ外に出ようと思わないくらいの雨.
 そんな中での実習でしたが、終わってみるととても得るものも多かったし楽しかった.
 だって、もう笑うくらいしかないほどの土砂降りでしたから.

 何よりもいい話のタネになりました (笑)

 前回もそうだけれど、始まっちゃうと雨なんてほとんど気にならなくなっちゃうんですよね.



 でも、折角ステキなモデルさんが来てくださるんだから、次の実習くらいは青い空をバックに撮りたいと思うのです.

 土屋先生、お願いしますよ ・・・・・・・・・・・・ ぼそっ




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 さて次回は アメ玉講評会 .

 他の方とはまったく違う写真になるので、アメ玉置かれるかはとても微妙です.
 っていうか、机の上に並べた段階で間違いなくボクの写真ってわかるくらい違うんだな (笑)

 雨の中だったけれど自分なりに考えたことが作品にできたので満足.
 少なくても偶然の一枚ではないので、その意味は大きいかな.
 特に今回は作品を作るということを意識した撮影だったので、達成感はあります.


 一応目標として 5 + 5 くらいにしておこう.




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 土屋先生 のブログです、教える側の心理が書かれています.



 いつもありがとうございます、感謝感謝 !!!
 Facebook のシェアのおかげで、こちらのブログも一見さんのご来訪がすごく増えております.





 2017 年 EOS学園 ポートレート基礎講座 秋のコース






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築地ラビリンス 5

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 EOS学園 ポートレート基礎講座 がまた始まりました.
 ちなみに カオス学園 ではありません、あしからず (笑)



 まだ心が折れないので、引き続きブログで受講する側の心理を交えて書いていきます.




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 前回に続いて二度目の受講になります.
 この講座は、 1 日目が講義、 2 日目と 4 日目が撮影実習、 3 日目と 5 日目が講評会という 5 日間コース.
 今回は 7 月 26 日から 9 月 27 日までの 2 ヶ月にわたります.
 講座自体はたった 5 回ですが、課外授業もディープなのでとても内容の濃いコースになります.


 前回一緒に受講した方はボクを含めて 5 人 ・・・・・ 再受講になります.
 なぜに同じ講座を受けるのか?


 ボクの場合一番大きな意味は、単純に楽しいから !!
 撮影実習も、講評会も、課外授業も、みんな楽しいし写真に集中できるから.
 そして講座の中で自分の写真力がどのくらいかだんだんわかってくる.

 当然知識や技術もレベルアップしている・・・・・はず・・・・・・きっと・・・・・・・していればいいな.



 この一回目の講義は前回とほとんど同じ内容です.


 最初に一枚 ・・・・ シャッター一回だけ押して撮る隣の人の写真.
 前回はとっても恥ずかしい写真でそれだけでカオス感全開でしたが、今回は写真の出来は別としても前回学習したことはまぁしっかりできた写真だと思います.


 段取り ・・・・・・・・
 絞り、 シャッター、 ISO 、さらに前回聞いた蛍光灯の 5500 ケルビンに合わせ、講義が始まる前に数枚試し撮り済み.




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 これがその写真で、イメージは CAPA の黒バックのつもり.
 今回ご本人の了承を得てノーカット完全版さらに無修正です (笑)

 シャツが白かったのでマニュアルで露出 ±0 にしました.
 最後の撮影の時に黒バックの際の注意点も先生から教えていただいたのですが、これも聞いてみるとなるほどという感じです.
 そうやって考えるともう少しアンダーのほうが落ち着いたかな.

 そういった当たり前ということがなかなかできないことを再認識させてくれるのもこの講座なのです.

 だから最初はほとんどの人が凹みます (笑)


 今回初めて受講される方たちは、前回ボクらが指摘されたことを同じように指摘されています.
 「あれも前回言われたなぁ ・・・・・ 」
 わずか 2 か月前のことです.

 やっぱり 漠然 とシャッター押している人多いんだなぁと痛感.
 一回受講しただけでかなり上から目線になっている自分を発見 !!




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 今回のボクの目標は 決断力 !! ・・・・・・・・

 ですが、最低限前回言われたことくらいはしっかりやっていかないと ・・・・・・・ 記憶力 .
 ここまでは二度目なので出来て当たり前.


 前回の講座が終了後から、カメラの撮影モードをマニュアルモードで撮るようにしています.
 当然失敗も多いけれど、自分で場所場所に応じて絞り決めるのか、シャッタースピード決めるのか、 WB は、 ISO は ・・・・・・・・

 それで、自分の思うような写真になるのか.




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 そしていつものように課外授業でクールダウン.


 デニーズ です !!!


 これがとても大事、それぞれの都合があるから全員が残るわけじゃないけれど、この時間はとってもいい時間です.
 これがなかったら、ボクは凹んだまま今回はもう受講していなかったかもしれません.

 写真の話が中心だけれど、他のくだらない話などして受講生同士のコミュニケーションがうまく取れていきます.


 特に今回は Canon の社員の方が自身のスキルアップのため受講生として入っているので、日頃言えないことを昨夜はみんなでガンガン ・・・・・・・

 「EOS 学園も学割あったほうがいい ・・・・・ じゃついでに シニア割も !!」
 「最近 Canon のレンズがどうも出てこなくて、 SIGMA のほうが元気」
 「なんで修理に大分まで出さなくちゃいけないの」
 「5D Mk lV のマルチコントローラって欠陥に近いんじゃないの」
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 まぁほとんどは冗談半分って感じでの会話ですがね、半分くらいは本音が入っているかも (笑)


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 講義の中で 指パッチン の速さの話になり、なぜかボクに振られました.

 のでちょっと調べてみました.
 指パッチンのスピードってマッハの速さという話が結構囁かれているようですが、どうもこれは嘘のようです.

 マッハ (音速) を超える場合、物体にはかなりの衝撃がある.
 指パッチンは親指で付け根をたたいてる音にすぎない.
 そこまでの速さだった場合は人間は耐えられない、というような意見がネットに書かれていました.

 だそうです、土屋先生.
 ちなみにジャズとは全く関係ありませんねぇ (爆)




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 さて次は楽しい撮影実習.
 すでに次はこういう感じを撮ろうと考えていたんだけれど、モデルも違うし、服装も夏らしくなってしまうようなので ・・・・・・・ とにかく夏らしい一枚を撮りたい.

 雨は降らないで、今度こそ青空と白い雲 希望 !!!


 あの場所でどこに立たせようか
 晴れだったら ・・・・・・ 雨だったら ・・・・・・・
 レンズはどうする、みんな持っていければいいけど機動力激減
 旧ドイツ軍の エレファント 戦車みたいになっちゃいます (笑)




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 今回写真展を四つ、写真関係のドキュメンタリー映画を二本観てきました.
 かなり疲れましたが、今まではこんなに写真展覗くことなかった.


 ポートレート勉強し始めて、いろいろな写真を見るのが楽しくなってきました.
 そして一丁前に自分の意見をほんの少し持ったりもするようになりました.

 この部分もすごく変わった部分の一つです.




 ちなみに私、 ロバート・フランク よりも ソウル・ライター のほうが好きです.




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 土屋先生 のブログです、教える側の心理が書かれています.



 いつもシェア ・・・・・・ シンクロしていただきありがとうございます、感謝感謝 !!!




 ボクもトラックバックできればいいのですが、 Livedoor Blog はトラックバック機能無くなってしまいましたので、文中リンクでご勘弁を.




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築地ラビリンス 4



 EOS学園 ポートレート基礎講座 もあっという間に終了、昨日は最終日でした.
 振り返ると 5 月 17 日から約 1 か月半でしたが、本当にあっという間に終わったという感じです


 二回目の授業 (撮影実習) 終了後から "築地ラビリンス" としてブログ上で感想などを書いてきました.
 今回で 1 クール終了ですので、もう一度簡単に振り返りながら、感想などまとめてみます.




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 まずは感想ですが、大満足.
 個人によって目標も満足度も当然違うと思いますが、ボクはこの高い受講料分の価値はあったと思っています.

 ただこの授業料分写真がうまくなったか、と聞かれればちょっと微妙かな (笑)
 以前とは考え方は全く違っていますが、その違いがまだ写真で表現できるレベルには ・・・・・・・ とてもとても、です.

 思ったのは一回 ( 5 日間) だけでは全然足りないということ.
 この 5 日間の講座だけでもとてもたくさんのことを学べますが、現時点での自分のダメダメ度がはっきりわかったので全然足りないということも痛感できました.




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 1st Day : 座学

 5 月 17 日の最初の講義で一番感じたことが 「漠然」 ということ.
 何も考えないで撮った最初の一枚 (上の写真じゃありません) ・・・・・・・・ なんてひどいんだ !!
 


 それまでも写真撮るときには 「ちょっとボカシたいから絞りは ・・・・・・ 」 、 「被写体動くからシャッター速度は ・・・・・・ 」 ・・・・・・・・
 なんてことくらいは考えていたものの、まるで "点" のような捉え方しかしていなかったことを実感.


 そして受講者の自己紹介聞いていて思ったのは、この講座を受講するのが複数回目の方が何人もいることにちょっとビックリ.

 この時はまだどうして何回も受けるのかわからなかったのですが ・・・・・・・・・・・


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 2nd Day : 最初の撮影実習

 モデルさんを撮影するのも初めて、レフ板持つのも初めて ・・・・・・・・・ なにかバタバタしているうちに終了したって感じでした.
 この実習に関してはとにかく初めて尽くし ・・・・・・・・ わからないことばかり.


 この実習でもすべてが 「漠然」 だったという一言.

 だから自分でイメージし構図を作ることができない.
 漠然とでも、こんな感じで、モデルをここに立たせて ・・・・・・・ ができないんだな.

 結果的に、ただシャッターを押して終わった感じなのです.
 当然枚数だけは撮っているので中には表情が良かったり、ボケ具合も良かったり、キレイにキャッチが入っていたりしたものもありましたが ・・・・・・・・


 心が粉砕骨折するかと思いましたが、その後の課外授業で少しだけ立ち直り.




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 3 rd Day : 一回目の講評会

 写真を作り上げてくることもこの講評会の大事なことなので、作品選びも大事なテーマというのはわかっています.
 が、自分自身とてもそんなところに行きついていないことも前回の実習で痛感.

 なのであえて、最初と最後の場面から選んでプリント
 これは最後の講評会も一緒でしたので、これからも拘ってみるつもり.

 特に大事なのは最初の数枚.
 先生のアドバイスがくる前にどれだけのものを撮れるか ・・・・・・・ これ、拘ります !!



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 4 th Day: 二回目の撮影実習

 朝から雨降り ・・・・・・・・・
 宮崎 からやってくるはずだった受講生も悪天候のため参加できませんでした.

 Facebook では 土屋先生 が 「雨の日には雨の日にしか撮れない写真を ・・・・・」


 持っていったレンズは EF 16-35mm F4L IS USM .
 あえて背景入れて広角の歪みを使って足をきれいに撮りたいなぁ ・・・・・・ なんて.
 青空に映える二本の 聖路加タワー ・・・・・・ だったのですが、雨です (笑)


 少なくても最初よりは撮りたいと思っていたイメージを少しでも写真にできたので、課題はたくさんですが少しは前進した気持ちでした.




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 5th Day: 最後の講評会です.

 前回見事 アメ 玉ゼロでしたので今回はどうなることでしょう ・・・・・・
 持っていった作品は今回も最初と最後のカットからです.

 前回よりはもう少し自分の撮りたいと思っていた写真が撮れたようには思うものの、最後のカットは途中のアドバイスが入っているので アメ玉 置かれても半分以上はアドバイスのおかげという感じです.

 問題は最初に撮った一枚です.


 これは全くアドバイスのないものなので正直今の実力って感じ.
 この時の撮影では、アドバイスが入る前に 10 枚ほど撮りました.


 ただねぇ ・・・・・・・・・・・・ 正直パッとしないんだなぁ、自分で見ても.
 だからトリミングでとっと変化をつけて持っていきました.



 皆さんの作品がどーーーーんと並ぶとみんなすごいんだなぁ.
 前回もすごかったんだけれど二回目ともなると ・・・・・・・・



 結果は ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




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 一枚目が アメ玉 2 個、二枚目は 6 個で第二位でした.
 おまけに 青いアメ玉 (一番いいと思ったものが 青いアメ玉 ) が二つとモデルさんの一票が ・・・・・・・ これはちょっとうれしいぞ.

 ちょっと浮かれそうな気持ちを察してか、 土屋先生 からはサラリと 「まだダメダメだけれどね ・・・・・・ ぼそ」


 広角使った受講生が少なかったので、そんなところも新鮮さがあったからかもしれません.
 みんなが同じレンズだったらまた アメ玉 ゼロだったかも.



 たった二回の講評会ですが アメ玉 をもらったことよりも、自分なりに作品の評価できるようになった意味が大きいかな.
 他の作品に対して 「ここがいい」 といえるのはもちろんですが、 「ここがちょっと ・・・・・」 というのがなんとなくわかってきた気がする.
 そして 土屋先生 はじめ他の人の多くの意見と同じとなったのが大きい.


 そう簡単にこれまで学んだことを作品にできないこともよくわかっております.
 だから少しずつ進もうと、最初の撮影実習終わった後、次の基礎講座の再受講を決めました.


 何度も同じ講座受ける意味が分かりました.




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 ( 一回目の撮影実習で撮った写真の一枚で、表情や目の中のキャッチもすごくよかったものの作品にしなかった一枚)

 とにかく楽しい 5 日間でした ・・・・・・・ これに尽きます.


 土屋先生 のアドバイスはすべてが当たり前すぎて、それだけにそれをできない自分にガックリ.
 心が折れそうになると課外授業で 「ある時から突然うまくなるから ・・・・・・」 さりげなくフォローしてくれる.

 まぁその "ある時" のいうものが本当にあるのかはまだよくわかりませんが (笑)


 毎回毎回凹みながらの授業でしたが、不思議と楽しかったなぁ.
 この一か月半、写真撮るのも前より楽しく感じます.




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 受講生も皆さんステキな人たちでした.

 この人たちがいたから心が折れないですんだのかもしれません (笑)
 課外授業でも写真以外のいろいろな話もでき、さらに Facebook でも繋がりがもてたりしてよかった.


 これも 土屋先生 の人柄にみんな惹かれてくるんじゃないかな.
 あの課外授業を体験しちゃうともう戻れないです.


 ボクは CP+ の話を聞いて、漠然と ( ・・・・・ ここも漠然なんです) ポートレート基礎講座 の扉を叩いただけです.
 ひょっとすると今頃 鉄道 や 飛行機 を撮りまくっていたかもしれません.



 この辺りは本当に人との出会いの不思議なところだなぁと.




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 ( 土屋先生 は向かって左の方です)

 今月末からはまた基礎講座が始まります.

 自分なりにしっかり目標を立てて、拘りながら勉強していくつもりです.
 ボクにとっての目標は 実践組 ではないことも何となくわかってきた.

 いろいろ楽しみながら、そして凹みながら、もう少しは迷宮を彷徨ってみます.



 そして、心が折れるまでこのシリーズを続けるつもりです.




 土屋先生 のブログです、教える側の心理が書かれています.



 いつもシェア ・・・・・・ シンクロしていただきありがとうございます、感謝感謝 !!!





 2017 年 EOS学園 ポートレート基礎講座 春のコース

 一回目 座学 ・・・・・ 記事なし









築地ラビリンス 3





 土曜日から東京 でした ・・・・・ 正しくは土曜日は 千葉 、日曜日は EOS学園 で 東京 .

 これが二度目の実習.
 土屋勝義 先生の EOS学園 ポートレート基礎講座 は、全部で 5 回の日程でその内二回の撮影実習と作品講評会.


 前回 の実習はやることすべてが初めてのことばかりで、何もしないうちに終わってしまった感じでした.

 自分で考えて写真を撮ることができるようになるのが一つの目標でもあるので、 「ああしろ、こうしろ ・・・・ 」 なんて当然言ってはくれません.

 シャッター押すまでの段取りや、構図を決める発想、どんな感じで撮るのかの経験、そしてそれらすべての決断 ・・・・・・・


 今までだって写真を撮りに行くときは 「こんな感じで、このレンズ使って ・・・・ 」 なんて一応考えて準備していたつもりではありますが ・・・・・・・・・・

 この講座を受講してまったく考えとかが変わっています.
 写真の違いが現れれているのかは別として、とりあえず考えは間違いなく違っています.




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  ●● 12:27 あかつき公園 : 小雨 ゴミ箱をいれてみる ●●

 さすがに二度目は少し考えていかないと ・・・・・・


 今回は自分なりに考えて臨んでみました
 まずレンズは EF 16-35mm F4L IS USM 一本だけ.

 前回は EF 70-200mm F2.8L USM ( IS なんて付いていないのです)
 ポートレートの被写体を引き立たせるようなボケを出すには、単焦点やこういった明るい望遠の方がいいのですが ・・・・・・・・
 そういえば 土屋先生 の 「顔のないポートレート」 が好きで、それも含めて今につながっていることを思いだしました.


 この広角ズームはカメラを意識し始めた頃、最初に買った交換レンズ .
 初めての L レンズでした.
 3 年前はこれを EOS 70D に付け、標準として山や街のスナップを撮っていました.
 
 だから自分なりにちょっと思い入れのあるレンズ.


 普段から持って行くレンズは一本で、そのレンズで撮れる風景を撮ろうと思っているので、今回も潔く一本だけ.




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  ●● 受講生同士でロケハン : モデルは H 女史 ●●

 構図はあの公園から見える 聖路加タワー をバックにローアングルから撮ろう思っていました.
 表情はあまり拘らず、ポージングとレンズの歪みをうまく利用して脚を長くできれば.
 天気が良ければ青空バックにして、ビルからの反射があればいいかなぁ ・・・・・


 なんて土曜日の朝思いながら家を出たのですが、日曜日の朝起きると 雨 です.
 Facebookでは 土屋先生 が 「雨なら雨の日にしか撮れない写真を ・・・・・・」 なんて軽〜〜く書いてます.



 そんなこと簡単に言われてもねぇ ・・・・・・・
 「先生、雨の日はジャズでしょ ・・・・・」 なんて言えるわけないし (笑)


 土曜日から講習会のために 千葉 入りしていましたし、今回は広角で撮ることを決めていたので、予定通り 聖路加タワー をバックにしようと.

 ちなみに今回は途中降ってもいいようにカメラの防水対策もバッチリ.
 ホテルで透明なビニール袋をもらってあっという間に出来上がり.




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  ●● 実習風景 : 通称 "お墓" 前 ●●

 撮影場所が決まっている順にモデルさんと 土屋先生 が移動して撮影です.
 一人に与えられる時間も限られているので、ボクはロケハンして撮った写真をモデルさんに見せてこんな感じで撮りたいと説明.
 細かな表情は気にしないで、とりあえずバックに負けないポーズ.
 まぁここまでは ゼーレのシナリオ 通りだったのですが ・・・・・・


 ・・・・・ ボクのイメージするポーズになかなかならないだな.
 こんな感じのポーズだったらモデルさんも知っているだろうな、と思っていたんですがモデルさんはわからなかったようで.
 これはもっと短時間でわかりやすく説明してあげる必要があります.
 次回はロケハンの時に完璧なポーズも入れて見せてあげれば説明が簡単に済むかな.


 土屋先生 が細かな指示を出していただいてなんとか一回目の撮影終了.




 土屋先生 は受講生がどこからどんな風にとるかなんてわからないのに、フラッとやってきて数回シャッター押すとボクらとは全然違う世界の写真になっちゃうんだな、これが.
 そして一枚撮る度にモデルさんに対するポーズの指示がスゴイ.
 これがプロのスゴさということを嫌というほど見させていただきました.

 ボクも今回広角で撮ってみて、モデルの動き一つほんの少し変わっただけで構図がガラリと変わってしまうのを実感しました.
 こういったところしっかりモデルさんに意図を伝えないと、自分の思い描く作品にならないなぁ.


 それとローアングルからダイナミックな写真を撮りたかったのですがなかなかイメージに合わず.
 同じような場所から 土屋先生 が撮ったものをて見たら全然ダイナミックさが違うんだなぁ.

 折角のチャンス、盗まないといけないです.


 そして他の人がどこから撮ろうとするのか、どういう構図を作ろうとしているのか ・・・・・・・




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  ●● お約束の ジェットコースター 写真 ●●

 今回広角ズーム使用しましたが、焦点距離はすべて 16 mm .
 完全なる超ローアングル撮影、撮っているうちにだんだんカメラが下になってきて最後は ほふく前進 どころではなく、肩を地面につけながらほとんどストーカー状態でした (笑)

 これからは 5D もバリアングルだなぁと痛感 (笑)

 日曜日の夜、右ヒジに違和感あると思ってみたらいつの間にか肘に擦り傷.


 二度目の撮影の時も同じ場所を選び再挑戦.
 一応自分の撮りたかったフレームで取ることはでき、背後の邪魔なポールもモデルの陰に隠すまではよかったのですが、背後のビルとのバランスまで確認する余裕がなかった.


 それとレフ板だなぁ.
 曇天の光量不足気味でレフ板欲しいんだけれど、広角レンズ使用していたのでそばに寄れず、今一つ効果的でなかったので特にレフ板の指示は出しませんでした.
 もう一度天気のいい日に光を考えながらトライしてみたいなぁ.


 レフ板についてはできるだけ他の人の撮影の際持たせてもらいました.
 ところが曇り空の中でのレフ板がとても難しい.
 あたっているのか、いないのかがわからないんです.

 でも先生がアップした写真などを見ると、レフ板のキャッチがしっかり入っているのでやっぱり重要なんだなぁと.




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  ●● ロケハン その 2 : かなりイメージ違うけれど、モデルは S さん●●

 実習の方は雨が降ることもなく予定時間を 30 分以上オーバーして無事終了.

 いつものように 聖路加ガーデン で 2 時間ほどアイスブレイク.
 これが実習の反省会と言ってもいいくらいで、とても勉強になるキーワードが惜しみもなく出てきます.
 そうそう、 先生のブログ や Facebook でよく書かれていた "接待コース" という意味も理解できました.

 それと、前にも書いたけれど受講生同士も個性豊かな人たちが集まっていてとても楽しい.
 おまけに 実践組 (基礎組修了者で一応土屋先生の OK が出た人たちが受講できるかなりハイレベルなコース) から今回もボランティアでお手伝いの方が参加してくれました.
 こういうとことも 土屋組 の魅力だったりします.



 ちなみに今回の基礎組の最年長が S さん、次がボク.
 この S さんが今回のグループでとてもいい雰囲気出していただいています.


 EOS学園 受講するには原則 Canon EOS シリーズのカメラが必須ということで、今回のコースの第 1 日目の昼、それまで持っていた ペンタックス 645Z という超高額な中判カメラを下取りに出してなんと EOS-1D X Mark II 買って持ってくるっていうんだからスゴイ.

 さらに二回目の実習には シグマ 135mm F1.8 DG HSM 、翌週の ヨドバシカメラ 大撮影会には EF70-200mm F2.8L IS II USM 買っちゃうは、さらに EF16-35mm F2.8L III USM と簡単に "大三元" を揃えちゃうという ・・・・・・・・

 アイスブレイク中の楽しい話題作りをしていただいております (笑)

 次回はきっと シグマ 20mm F1.4 DG HSM 買ってくるんじゃないかと、みんなにからかわれております.

 S さん、みんなの期待に応えてくださいね (笑)




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  ●● 最終カットの中の一枚 ●●

 前回よりはずっと自分で考えた写真が撮れた ・・・・・・ というのはちょっと誇張しすぎかもしれませんが、少なくても事前のロケハンからどのレンズでどんな感じの写真を撮るということまではできたので、少しは進歩したかなと思っています.

 次は限られたわずかな時間で、いかに作品に成りえる写真を撮るかが今後の課題です.


 モデルさんの手のあて方がボクのイメージとは違っていたり、顔の表現の指示も出せばよかったのか、曇り空の下で近くに寄れないレフ板をどう使えばいいのか、モデルがちょっと動いただけで後ろとのバランスが変わっちゃったり、おまけに雨が止んだら周りでは子供が野球始めちゃうし ・・・・・・・・・・

 さてどうしよう ・・・・・・ 決断力.



 それでも小さくて大きな一歩前進といったところです.
 最終的なポージングなどはかなり先生ヘルプがあったものの、今回は一応自分の考えていたような構図で作品にできそうです.


 今回は前回に比べはるかにいろいろなことが分かりかけてきた実習になりました.
 天気は今一つでしたが、とても楽しい実習でした.



 さて次回はコース最後の講評会.
 前回は見事にアメ玉なしでしたが、どうなることでしょうか ・・・・・・ アメ玉が最終目的ではないので気にすることもありませんが、あって困ることもないので (笑)



 築地ラビリンス という迷宮に迷い込んで、迷走してますが、ほんの少し明かりを見つけた感じです.




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  ●● 20 年前の本ですが、なんと土屋先生のローマ字表記が間違ってます (笑) 中の表記は正しいのですが ●●


 最近ちょっと 土屋先生 のブログとシンクロし始めているようです、教える側の気持ちと教わる側の気持ち.
 まぁシンクロ率 10 % くらいですがね (笑)





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 2017 年 EOS学園 ポートレート基礎講座 春のコース

 一回目 座学 ・・・・・ 記事なし







 このシリーズは心が折れるまで継続予定 です.


築地ラビリンス




 日曜日は写真のお勉強 ・・・・・ EOS学園 の二回目.
 今回は実習です.
 モデルさんにきていただいて ・・・・・・ でも単なる撮影会じゃありません.

 こういった撮影自体が初めてのボクは、何日も前からビビりまくりです.

 すでに一回目の講義だけでも、今までの自分の写真というものに対する考え方が根底からひっくり返された感じですので、もう失うものなんかなんもありません.
 何といっても一回目の最初に撮った隣の人の写真、自分でもびっくりするくらいできの悪い写真.

 いっぱい恥かいて、少しずつ自分なりに消化していこう.




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 天気もいいし、集合時間まで時間があったのでいつものように 銀座 でスナップ.

 と言っても、撮り始めちゃうとあっという間に 1 時間くらい経ってしまうので、 四丁目交差点 辺りをぶらりとして 築地 に向かいます.




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 ミキモト・ビル も工事用の覆いが取れていましたが、内部はシャッターで非公開.
 6 月にオープンのようですが、あのツリーはどうなったんだろう.

 正面がガラス張りになっていたので、ボクの想像では中にド―――ンとそびえ立っているんじゃないかな.
 でもそれだと夜間の写真撮影が厳しくなっちゃいますね.




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 今回の実習の集合場所は 築地 本願寺 .
 日比谷線 で行くのが近いんだけれどなんとなく 銀座線 乗っちゃいます.

 銀座四丁目 から 晴海通り を西方向に行くことは多いのですが、東方向へ歩くのは本当に久しぶり.
 歌舞伎座 のあたりになると着物姿の人が増え雰囲気がほんの少しだけ変わります.
 新橋演舞場 もこんなに近かったんだと新発見.


 タリーズ で軽めの昼食して集合場所の 築地本願寺 へ.




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 それにしても 築地本願寺 ってすごくユニークなデザインですよね.

 築地 という名前からは、なんとなく 江戸 の下町というイメージを受けますが、この 築地本願寺 のデザインはそんなイメージとはかけ離れた、なにかインド風な建築物です.

 でも、この 築地 という名前の由来自体もこの寺院に深く関わっているようです




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 集合後、みんなで撮影場所の公園へ移動.

 公園と言ってもどこにでもあるごく普通の小さな公園.
 日曜日の午後ということもあり、子供連れの親子たちもたくさんきています.


 授業についての詳細は割愛.


 1 回目の授業でもなんとなく感じていましたが、公園について準備を終え 15 分もしないうちに、自分が今までいろいろなことを全然気にもかけず、ただただ漠然と撮っていたことを思い知らされました.




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 撮影会と違うので、基本的にこの EOS学園 での授業中の写真を公開するのはダメなようです.
 ましてやモデルさんが入ったものなどは、言わずもがな.

 この写真は 土屋先生 の OK いただいております.


 何となくこの写真だけでもバタバタ感が伝わるかな、こういったところが 基礎組 たる所以です (笑)
 まぁボクたちも含めどのグループも似たようなもの、グループでのコミュニケーションももう少しうまくとれたかなぁと、ここも反省.

 とてもこんな写真撮っている暇はないのですが、これはモデルさんを呼びに行った時にまだ前の組が撮影していたので、ほんのちょっとだけ撮っておきました ・・・・・・・ と、しっかり言い訳.


 上の写真のような感じで小グループごとに、他の皆さんの邪魔にならないように場所選びして撮ります.




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 講師の 土屋勝義 先生.
 撮影場所のアドバイスをいただいているところです.

 背景はこれでいいの ・・・・・・・・・ ?

 太陽光、逆光、レフの光 ・・・・・・・・・・・・ ??
 背景抜けは ・・・・・・・・・・・・ ???
 ボケは ・・・・・・・・・・・・ ????
 どこから撮る ・・・・・・・・・・・・ ?????


 ここか ・・・・・ そっちは ・・・・・ あっちだろ ・・・・・・
 みんな右に行ったり、左に行ったり.

 子供たちからは 「おじちゃん何やってんの ? カメラの勉強 ? なんだ、見習いなの ? 」 ・・・・・・ キツイなぁ.




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 結構日差しの強かった午後、約 2 時間の講習でしたが一滴の水も飲まず、とにかくいろいろ考え、いろいろ動きながら、そして撮る ・・・・・・・

 いやいや、シャッター押すまで大事なことを身に染みました ・・・・・・・ 全然決まっていない自分がよくわかりました.


 あっという間に 2 時間終了.

 当たり前のことを言われ、その当たり前のことを全然していなかった自分に気が付き、せめて構図だけでもと ・・・・・・・・・
 モデルさんには一言も声をかけれなかった、構図だけでも ・・・・・・ いっぱいいっぱい


 おまけに終わってみれば思ったよりも全然シャッター押しまくり ・・・・・・・


 これって、全然違うなって写真見て納得 ・・・・・・・ 家で猛省.
 ただ押しまくっている部分の写真にいいものはない、あったとしても偶然の産物って感じです.



 次回は作品を仕上げて持って行かないといけません.
 せめて アメ玉 一つくらいはと欲しいなぁ ・・・・・・・・


 こんなんだから帰りの電車は凹んでドヨヨ――――ン

 ・・・・・・・ になるはずだったのですが.




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 終了後いつものように時間のある人たちで一服.
 聖路加ガーデン エクセルシオールカフェ でティー・タイムです.


 この一休みタイムがとてもクールダウンになりました.
 先生を交え、いろいろな話をしているといつの間にか凹んだ気持ちもどこかに行ってしまい、次回頑張ろうって気になってしまいます.

 それとまだ会って 2 回目だというのに、受講生同士の繋がりみたいなものがあるのがすごくいい.
 特に今回ボクは同じグループのメンバーに助けられてばかりいたので、本当に感謝感謝なのです.

 すでに Facebook などでも繋がりができ、今回もこの人たちに会えるのを楽しみにしていた部分があります.




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 お茶も終わってこれで帰ろうかと思っていたら、 「折角遠くから来ている人たちもいるから、時間あれば 勝鬨橋遊歩道 行ってみる ? 」 と 土屋先生 からの提案.

 今回のコースが始まる前、きっとボクが一番遠くから通っているんだろうと思っていたら、なんと 宮崎 から飛行機で通っている方がいてビックリなのです.
 そんな遠方からのボクらに気を使っていただいての提案です.


 こういうさりげなさがいいですよね、女性だったら間違いなく落ちちゃうでしょ (笑)

 当然行きますよ.
 「ちょっと都合が ・・・・・」 何て言ったらばちが当たります (笑)


 今思うと、この時からラビリンスの扉が開いていたんでしょう.




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 涼しくなった夕暮れの 勝鬨橋遊歩道 をのんびり歩きながら、気ままにカメラを向けていきます.
 途中途中で、土屋先生もファインダー覗いてはパチッ.

 土屋先生 も新しいレンズ SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM でいろいろ試しながら撮っては、ボクらにその写真を見せてくれたりするので、どういうアングルで狙っているのかもすごくよくわかります.
 いかにボクらと見ているところが違うのか ・・・・・・

 このあたりから完全に課外授業になっておりました.
 それもとびきり充実感のある.

 それにしても、こんな気持ちい風の中、のんびりシャッター押すのが楽しいなぁ.




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 このあたりの風景はボクも何回も撮影した場所です.
 隅田川 の 水上バス が結構好きなので 勝鬨橋 の下も何度通ったものか.

 ちょっと潮の香りのする 勝鬨橋遊歩道 の風はとても心地よいのです.

 実習の凹んだ気持なんかどこかに行っちゃいます ・・・・・・・・




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 そして ・・・・・・・・・・

 これこそ 築地ラビリンス の世界なんです.

 聖地巡礼 と言ってもいいかな.

 この場所で、あの写真を、あんな感じで撮ったんだ ・・・・・・・


 おまけに丁寧な解説付きですよ.
 気分的には美術館で名画を音声解説聞きながら観ていくような感じ.

 勝鬨橋 や 築地 の昔の面影を観ながら、ゆったりとした時間が過ぎていきます.




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 一回りして、これで解散かと思ったら

 「まだ時間あるの ? 宮崎は飛行機大丈夫 ? 」
 ボクは最終の新幹線 22 時頃なので全然 OK ですし、宮崎の方は何と泊まりなので全く問題なし.

 ということで、折角だからライトアップも観よう.
 ちょっと時間早いから夕飯も食べようということになり、課外授業の延長です.




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 最後までお付き合いした 6 名の背中です.

 写真だと結構明るいですが、すでに薄暗く緑色のライトアップがされています.

 ここからはあっという間に暗闇がやってきます.




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 土屋先生 に撮っていただいた貴重なお写真.
 居残り組の記念写真 ・・・・・・・ ボクらに未来はあるのか !!

 これ、この暗さで、さらに手持ち (一脚でしたっけ?) 、さらにさらに背景の白っぽい面と一番手前のオレンジのライン.
 とても簡単に撮れる写真じゃないですよね.

 なんたって 勝鬨橋 が上がったのを見たことのあるくらいの完全ホームですから、どういう光があって、どこからどういうものが入るなんてすっかりわかっているんでしょうね.




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 こうして約 5 時間の課外授業は終了.

 先生のマンションまで行ってお別れ ・・・・・・・・・

 なのに、裏口からわざわざ出てきてお見送りされちゃいました.

 どこまでも心憎いですね、それが全然嫌味じゃないし.


 気が付いたらドップリ 土屋ワールド ・・・・・・ いやいや、 土屋ラビリンス に迷い込んでいました.
 このラビリンスは簡単に抜けられそうもありません.


 でも、少しずついろいろ身に着けていけば、いつかはラビリンスに光を見つけられるかも.




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 実習は当然ですがコールド負けの完敗といった感じです.
 でもそれは最初から分かっていたので、凹んではいるものの一つずつこなしていこうとかなりポジティブに考えています.


 それ以上にとにかく楽しい一日だった.
 本当に本当に、写真を撮るって楽しいなぁと感じた一日でもありました.


 土屋組 と呼ばれる EOS学園 のポートレート部出身者たちが、何度も何度も同じコースを受ける意味が今回の実習でよくわかりました.
 そしてかれらがどうして 土屋勝義 先生に惹かれるのかも、よくわかりました.

 そしてそして、名前すら知らなかったボクが昨年の CP+ で先生のセミナーを聞き、今年の CP+ では 3 本も聞いてしまった理由が、何となくわかってきました.


 それだけにできればもっといい写真を撮りたい.


 まずは作品作り.

 アメ玉 一個でもいいからゲットできるようにしっかり仕上げていこう.

 そして 2 回目の実習は一枚ずつ考えながら丁寧に撮ろう.



 ちなみに現在コース途中ではありますが、次回の同じ基礎コースを受講することに決め、本日申し込み完了しました.
 これで 土屋組 に完全にハマってしまいそうです.


 土屋先生、本当に長時間にわたりありがとうございました.



 噂によると 土屋組 は 893 組織と一緒で、一度踏み入れるともう抜け出せないというらしいのです ・・・・・・・・・ そう言えば 築地 移転も迷走状態ですし.


 ぼそっ !!



Search For The New Land

 昨日今日と奥様はスキーのお勉強でお泊り外出 !!!

 おかげでとっても自己中に、のんびりした休日を過ごしております.
 朝はベッドの上でグズグズしながら 9 時頃にベッドから出て、大音響の音楽流しながらゆっくり朝食取って、あとは映画観たり、 SNS のぞいたり ・・・・・・・・
 本当は昨夜レイトショーで映画観に行こうと思ったのですが、観たい映画のレイトショーがなかったのが残念.


 昔 「亭主元気で留守がいい」 というキャッチコピーがありましたが、さしずめ我が家は 「女房元気で留守がいい」 です.



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 昨日の朝の風景を 撒き餌 50mm で撮ってみましたが ・・・・・・・・ なにか ミルフィーユ のような風景です (笑)

 単焦点のせいなのか、とても描写がいい気がする.
 やっぱり明るさは正義なのかなぁ.

 この 13,000 円は完全に納得です.





 最近、 You Tube で過去のジャズ番組を観ていますが、いい番組が結構あるなぁ.
 20 年前 BS (?) でやった 「タモリのジャズ・スタジオ」 や 油井正一 氏による "Sound of Jazz 1957" という番組の紹介、タイトルわからないけれど 6 回シリーズのドキュメンタリー番組などなど.

 ボクがジャズに傾倒していった頃なんて、こういった映像がこんなに気軽に観れるなんて思いもしなかったのに.
 こういう番組改めて観てみると、やっぱりジャズっていいなぁとシミジミなのです.



 ということで今日も新主流派の演奏を.



 

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  " Search for the New Land / Lee Morgan "





  1. Search for the New Land ・・・・・ 15:49

  2. The Joker ・・・・・ 5:05

  3. Mr. Kenyatta ・・・・・ 8:46

  4. Melancholee ・・・・・ 6:16

  5. Morgan the Pirate ・・・・・ 6:30

       (All Compositions by Lee Morgan)





  Lee Morgan (tp), Wayne Shorter (ts),
  Grant Green (g), Herbie Hancock (p),
  Reggie Workman (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, February 15, 1964.





 



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 圧巻はタイトル曲 "Search for the New Land" .
 15 分を超える長い演奏でちょっとジャムセッション風の淡々とした感じの中に、それぞれのきらりと光るようなソロ演奏があります.

 ゆったりした大きなうねりの中で、それぞれが独特なリリシズムを展開しているというのか.
 ボク的にはこの一曲だけでも、このアルバムの価値あるかなぁ.


 この曲を初めて聴いた時に、このアルバムの 2 か月後に録音された ウェイン・ショーター の "Night Dreamer (BST-84173)" に入っている "Oriental Folk Song" のような、ちょっと東洋的な雰囲気も含んだ異国情緒を感じてしまいました.


 なにかこの曲のインパクトが大きすぎて、残りの曲の印象が ・・・・・・・・

 でも何日後にか聴いた時には、また新しい発見があるかもしれません.



Lee Morgan 008

 しばらく録音から遠ざかっていた リー・モーガン が本格的に復帰し吹き込んだリーダー・アルバムが、このアルバムの前に録音された "The Sidewinder" (BST-84157) でした.
  "The Sidewinder" はジャズ・ロックの代表作と呼ばれてもおかしくないくらいの大ヒット.


 そして今日のアルバムはその "The Sidewinder" の 3 か月後に吹き込まれたアルバム.
 ですが、この 2 枚のアルバムは内容的にかなり違っています.


 行き詰った感じの中から生まれた新しいジャズ・ロックとしてのアルバムと、再び自信を取り戻しつつ新主流派としてメインストリームな演奏をしている今日のアルバム.
 好みでいえば今日のアルバムのほうが、やっぱり好き.

 共通点と言えば、この 2 枚のアルバムはすべて リー・モーガン のオリジナル曲のみで構成されているといったところかな.


 代表的なアルバムではないにしろ、いかにも Blue Note らしいアルバムなのかもしれません.





 最近ボクの Facebook のフィールドは、ある写真展に関係したことばかり.
 その写真展というのが 土屋勝義 氏と 新納翔 氏二人による "築地ラビリンス" という写真展.

 約 1 か月出版社のギャラリーで開催のようですが、今月は 東京 行きの予定がないので、だったら写真集でも購入しようかと思い買ってみました.



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 Facebook に写真アップしたら 土屋氏 が 「これでストラップがあれば ・・・・」 とコメント
 なるほど、この三つ揃えば 三種の神器 というわけですか (笑)

 ・・・・・・・・ っていうか、ストラップは 2 年前の限定発売、当然もう買えませんが (汗)


 ちなみに写真展、好評のためか 1 月いっぱい開催のようです.
 だったらもっと早く言ってくれれば、 1 月末に 東京 行くのに ・・・・・・・・ どてっ
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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