今日は部下 (この表現好きくないですが、いい表現がないので・・・)の結婚披露宴出席でした.
 東京とは違い、田舎なので招待客も多いですね.
 田舎はいろいろな人の "お付き合い" があるので、どうも遠い親せきや、両親のお付き合いの人たちまで招待しなければならないようですね.
 まぁ、自分の娘の場合には極簡単でいいからって言ってあります・・・・それ以前に素敵な相手が見つかるかが最大の問題のようですが.

 今日はお天気が良く、雲ひとつない秋晴れ.
 披露宴会場の大きな窓から差し込む日差しは、暑いくらいでした.
 結婚式の日は、天気がいいのが一番ですね.
 きっと、いい想い出の一日になるのではないでしょうか.


 帰ってきて久しぶりに You-Tube にアップした動画 (・・・とは言いにくいのですが) を見てみると、再生回数が 12,000 回を越えていました.
 完全放置してあったものですが ・・・・・ 汗.
 アップしてあるのはボクが大好きな "I'll Close My Eyes" 、試作的に作ったものですので画面の切り替えも正直よくありませんが、きっと原曲の良さで再生数が増えているんでしょうね.




 さて昨日のアルバムの主役は、ベースの Scott LaFaro でしたが、今日の主役もベース奏者.
 同じベース奏者なのですが、演奏はちょっとばかり違います.







BrownR001






  "Something For Lester / Ray Brown" 





  1. Ojos Rojo
  2. Slippery
  3. Something In Common
  4. Love Walked In
  5. Georgea On My Mind
  6. Little Girl Blue
  7. Sister Sadie




  Cider Walton (p), Ray Brown (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded June 22-24, 1977.






 昨日のアルバム同様、 800 円でした.
 いきなりネガティブですが、ジャケットがボクはあまりいいとは思いません.
 このアルバムは 1977 年録音で、比較的 (と言っても、 30 年以上前です) 新しい録音なんですよね.
 でも演奏は、ストレート・アヘッドで、聴きやすいジャズです.
 タイトルが "Something For Lester" なので、Lester Young の関係あるのかと思ったら、プロデューサーの Lester Koenig のことのようです.




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 昨日の Scott LaFaro のベースはピアノにアグレッシブに絡んでいく演奏だったのに対し、Ray Brown はしっかりした音で演奏全体をサポートします.
 ただし、リーダー・アルバムでもありますので、いつもに比べてソロ・パートはかなり多く、曲によってはテーマ部分のソロもとったりしています.
 いかにもジャズらしい、ウォーキング・ベースがいいです.
 音がはっきりしています、 Scott LaFaro はなんとなくはっきりしないような部分があるような感じをボクは受けますが (言葉で言うなら語尾がはっきりしない感じ) 、Ray Brown のベースはひとつひとつの音が太くはっきりして、いかにもジャズ・ベースなんですね.

 そしてこのアルバム、ピアノの Cider Walton がいいんですね.
 2 曲目のピアノなんかもう、いかにもブルースという感じで、こういう演奏を聴くとホッとできます.
 このピアノ、音がとにかく綺麗です.
 そういえば、 Dexter Gordon 主演の "Round Midnight" にも、彼出演していました ・・・・ ニューヨークでの演奏場面.


 最後の "Sister Sadie" ですが、原曲の印象があまりに強いのでピアノ・トリオ演奏だとかなり違和感があるのですが ・・・・ 最初だけでした.
 グルービーな演奏で終了です.
 このアルバムのドラムスは、 "あの" Elvin です.
 でもどうでしょうか、ボクの感じではオーソドックスに、ちょっとばかり控えめに叩いているように思えるのですが.





 さて、明日は月曜日、また一週間の始まりです.
 今週は予定がいろいろ詰まっているので、肉体的にもハードな予感 ・・・・ さらには週末の山梨での講習会で精神的にもハードになりそうです.
 山梨は、数年前まで月一くらい "いつもの講習会" のために行っていたのですが、拠点が東京になってからはほとんど行かなくなってしまいました.
 どうも週末は天気が崩れそうな週間予想ですが、中央道の峠越えが雪にならないようにと祈るばかりです.



 Slippery なのは、このアルバムの演奏だけで十分です.