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　今月の 10 日に デヴィッド・ボウイ が亡くなり、とても多くの人たちがショックを受けていました．
　ボクは彼の音楽をあまり聴かなかったので、特にショックを受けたわけではありませんでしたが、まだ 69 歳という年齢での死去にちょっとビックリはしました．


　そして今日飛び込んできたのが グレン・フライ 死去のニュース．
　アメリカ本国でもかなり大きく取り上げられています．

　ボクにとっても大ショックな事件です．





　5 年前の 3 月 5 日 ・・・・・・ 東日本大震災 の一週間前．
　東京ドーム でのコンサートで超感激した思い出が蘇ってきました．

　これで完全に Eagles が無くなっちゃったなぁ、という感じなのです.

　享年 67 歳 ・・・・・・・・・・ 合掌．




　ということで、今夜は思い出の "Long Road Out Of Eden" を聴きながらブログ更新．





　ただ内容は全く関係なく映画のお話し．



　
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　　　" 2046 "




　　監督　：　ウォン・カーウァイ
　　脚本　：　ウォン・カーウァイ
　　製作　：　ウォン・カーウァイ
　　出演　：　トニー・レオン　(チャウ・モウワン)
　　　　　　　チャン・ツィイー　(バイ・リン)
　　　　　　　木村拓哉　(タク)
　　　　　　　フェイ・ウォン　(ワン・ジンウェン)
　　　　　　　コン・リー　(スー・リーチェン)
　　　　　　　カリーナ・ラウ　(ルル,ミミ)
　　　　　　　トンチャイ・マッキンタイア　(バード)
　　　　　　　ドン・ジェ　(ワン・ジェウェン)
　　　　　　　ワン・シェン　(車掌)
　　　　　　　スー・ピンラン　(ピン)
　　　　　　　マギー・チャン
　　音楽　：　ペール・ラーベン 、 梅林茂
　　撮影　：　クリストファー・ドイル 、 クワン・プンリョン 、
　　　　　　　 ライ・イウファイ
　　編集　：　ウィリアム・チョン
　　美術　：　ウィリアム・チョン
　　配給　：　ブエナビスタ・インターナショナル
　　日本公開　：　2004 年 10 月 23 日
　　上映時間　：　129 分








　この映画は当然ですが以前から知っていたものの、今回の DVD 購入で初めて観ました．
　"欲望の翼" と "花様年華" ともリンクしており、この 3 作は 60 年代三部作というように呼ばれています．






　以前から書いているように、 ウォン・カーウァイ 大好き．
　いろいろなところ ・・・・・・ ボクの好みの映像だったり、好みの音楽だったりで．
　今回の映画の中でも、屋上でタバコを吸う バイ・リン 、薄暗くなりネオンが点くといいなぁと思ったらちゃんと点くあたりがグッときちゃうのです．

　元々は "恋する惑星" にノック・アウトされたのが ウォン・カーウァイ との出会い．　
　あの映画はほんとに衝撃的だったなぁ、今でも、何度観ても色褪せないのだ．

　それで上のように彼の作品も集めたりして ・・・・・・・・


　ただ今回の "2046" はなぜか観たいと思わなくて．
　今年に入って "欲望の翼" と "花様年華" を観たら、以前とは全然違いかなりいい感じでした．
　それではと、今回ようやく購入．





　チャン・ツィイー の魅力が全開の映画．
　もうこの一言に尽きるなぁ．

　彼女の清純さが全開した映画が "初恋のきた道" だとしたら、こちらの映画は彼女の 女 が全開した映画とでも言えばいいのかなぁ．
　それほどこの映画の中での彼女は際立っていると思います．
　ぶっちゃけ、彼女の映画といっても決して過言ではないくらい．


　究極のラブストーリー．

　撮影時 25 歳、とにかくキレイです．

　表情とか、とにかくうまい．
　タクシーの中のモノトーンの映像、ここも微妙な感情がうまく出ています．





　今まで観なかった一つの理由が、この髭かもしれません (笑)
　この髭は トニー・レオン には似合わない．
　"恋する惑星" の爽やかさがまったくないもんね．


　ただ、この映画の役柄には微妙に似合っているなぁ．
　役柄的に言えば、決して好きなタイプではないんだけれど、なんとなくわかるような部分もある．

　ただあの目で甘えられたら、きっと女の子はイチコロなんだろうね．

　この映画、ボクにとっては思っていたよりはるかによかったので、 "グランド・マスター" も観てみようかと思います．　





　今 Smap 解散騒ぎで日本で一番注目されている キムタク です．

　この映画では ・・・・・・・・・

　ボクの個人的意見としては 2046 の部分すべてカットで、全く違う恋の映画できたんじゃないかな．
　演技がいいとか悪いとかではなくて ・・・・・・・・

　劇中で仕上げていく小説 "2046" の中に主人公を映し出して言っているのはわかるんだけれど．
　極端なことを言うと、トニー・レオン と チャン・ツィイー の部分だけでも十分すぎる映画になってしまいそうです．





　いろいろなところで "欲望の翼" と "花様年華" につながっています．

　本来は "花様年華" の続編的な映画だったようですが、撮影中に レスリー・チャン の自殺から "欲望の翼" の部分も加えていったようですが、男の気持ちや女の気持ちがとても "欲望の翼" に表現されたものと似ているので、後から付け足していったとは思えないほどです．


　正直この映画だけ観た人にはわからないことばかりで、感情移入なんてできないかもしれません．
　だからこの映画のことをボロクソに思う人もたくさんいるようです．
　逆に過去の作品をしっかり観ている人にとっては、おもわずニヤリとしてしまうような場面がたくさん散りばめられています．

　ボクは明らかに後者、ニヤケっぱなしです．





　懐かしい顔がたくさん出てきます．


　出てくる人たちはいつものように多くありません．
　男と女の距離がとても微妙な距離です．
　ボクだったらちょっと引いてしまうくらいの微妙な接近なんだな．


　相変わらず音楽もいいね．
　ザラついたような映像もいいし、何よりもその色彩感覚．


　この冬はもう少し ウォン・カーウァイ にのめり込んでみよう．
　当然、あの 腐女子 にもどっぷり浸ってもらおうと思います．



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　さて、雪がなく同じような風景ばかりと嘆いていたら昨日の 18 日にドカ雪．
　17 日深夜は、とにかく風が強くて
　高台にある我が家は吹き上げてきた風がもろにぶつかります．

　18 日は通勤時もまるで吹雪状態．
　そのせいか積雪はそれほどありませんでした．




　(EF16-35mm F4L IS USM : 16mm　1/320sec　f/4　EV+0.7　ISO-100)

　この写真は 18 日ではなく、今朝 19 日の写真．
　幹線道路の雪は今日の日中ほとんど溶けてしまいましたが、今夜から明日の午前中にかけまた雪の予報．


　あまり降らなければいいんだけれど ・・・・・・・・



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　ここ数か月、結構気になる映画を観ることができ、そんな映画の中で新しい発見やちょっとしたいい場面などを見つけることがいくつかありました．
　今日はそんな映画のお話でもしてみましょう．



　まずは 11 月に観た "フランシス・ハ" ．
　このエンディングが微妙にイカしているんだな．

　映画全体は、ボクが男のせいかちょっと気持ちがわからないところもあったりするんだけれど、なにか気になっちゃう映画なんです．





　どうしてこんな映画のタイトルなのか ・・・・・・ それが最後にわかるのですが、なるほどなのです．
　さらにそのあとのエンディングに使われている曲が デヴィッド・ボウイ "モダン・ラヴ" ．


　これだけでも結構イカしてる感高いんだなぁ．
　こういうの、結構好きだなぁ．





　デヴィッド・ボウイ はつい数日前に亡くなってしまいました．
　SNS でも多くの人たちがその死に対して哀悼の言葉を並べていました．

　ボクは彼の音楽はあまり聴いていないのでそれほど好きではなかったし、映画でも "戦場のメリー・クリスマス" くらいしか観ていなかったので、正直それほどのショックを受けたわけではありませんでした．

　それでも、この "モダン・ラブ" なんかは当時いろんなところでかかっていたので知らず知らずに覚えちゃったという感じで覚えています．

　69 歳って、今の時代まだまだ若いよねぇ ・・・・・・・・・ 合掌．





　"クライム・シティ" という メキシコ 映画は、まったく予備知識なく観たんだけれど、緊張感ありありでビックリ．
　ザラついた感じの映像が、いかにも メキシコ っぽい感じでグッド．





　3 つのワールド・カップ開催中に起こる事件を、細かく切って時代を行き来するものだからちょっとわかりづらい部分もあるんだけれど、クライマックスも結構いい感じでした．

　こういう映画に出会うとちょっとちょっとうれしくなるなぁ．




　年末は "ウインターズ・ボーン" 、 "バードマン" 、 "ブロークバック・マウンテン" など．
　さらに年が明けても "アメリカン・スナイパー"　などシリアスな映画も結構観ました．

　ボク的には結構いい感じの映画ばかりでしたね．


　このあたりの映画については改めて書くことにしようかな．




　"花様年華" もこのお正月久しぶりに観てしまった．
　トニー・レオン は本当にステキだなぁ．
　おまけに変なヘアスタイルの マギー・チャン もステキなのです (笑)





　これはもう ・・・・・・・・

　10 月まで同じ職場だった 腐女子 に絶対観せないといけない．

　男と女の絶妙な距離がたまらなくいいんだなぁ．
　さすが ウォン・カーウァイ 、大好きです．

　そこに流れる ナットキング・コール の "キサス・キサス・キサス" ．
　セリフとか、音楽とか、カメラワークとか ・・・・・・・・ すごいなぁ、ほんとに．

　"2046" 観なくちゃいけなくなりました．




　全く期待もしないで観たのが "荒野はつらいよ〜アリゾナより愛をこめて〜"





　写真やタイトルから、すでに B 級感が漂っています．

　シャーリーズ・セロン 、 リーアム・ニーソン 、 アマンダ・セイフライド といった有名どころが出ていたので暇つぶしに観てみました．
　
　かなりグロな描写もあったりして、完全なる B 級コメディには違いないんだけれどそれなりに面白かった．
　カメオ出演でいろいろな有名どころも出てましたな．

　とてもキレイな シャーリーズ・セロン 観ただけでも十分です．



　"プリティ・イン・ピンク / 恋人たちの街角"
　この映画もタイトルだけは以前から知っていた映画．





　俗に言う青春映画ってやつですね．
　ストーリーもありがちなストーリー．


　でもこの映像とともに流れる音楽や、映し出されるファッションが微妙にいい．
　このあたり、大ヒットした理由なのかなぁ．


　ボクがこの映画でビックリしたのは、 ジーナ・ガーション がお金持ちグループの女の子の一人を演じていたことだな．
　彼女の演じた "バウンド" の コーキー は、いろいろな映画に登場する中の女性の中でも大好きな女性の一人だったので、若かりし頃の彼女を観れてラッキー．





　父親の ジャック を演じているのが ハリー・ディーン・スタントン．
　思いっきり "パリ・テキサス" の トラヴィス と被っちゃいました (笑)
　彼はこういった不運な役柄 ・・・・・・・ 奥さんに逃げられるような役がとても似合うな．




　それと昨日の夜観た "チャッピー"
　この映画にも シガニー・ウィーバー や ヒュー・ジャックマン という、まぁ大スターが出演してたりします．






　この映画も全く予備知識なし、前記のスターたちも映画が始まってから知りました．
　あぁ、こういう映画なんだ ・・・・・・ と、ちょっとビックリでした．
　悪い意味ではなくてね．


　監督が "第 9 地区" の ニール・ブロムカンプ ．
　どちらかというと B 級映画と言っていいと思うんだけれど、これがすごく面白い．
　B 級的キャラクターオンパレードで、結構滅茶苦茶なんだけれど、なぜか映像に夢中にさせる映画なのです．



　やっぱり映画は楽しいなぁ．
　名画ばかりでなく、 B 級と呼ばれるものの中にもたくさん楽しい映画があります．

　そしてそんな映画からいろいろなつながりでどんどん世界が広くなっていく．


　映画って本当にいいですねぇ (笑)



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