ありえないくらいヤバいです.
 こんな大雪は記憶している範囲では初めて.
 長野県も完全に陸の孤島化しています.

 とにかく道路の除雪が進まないので、大半の道路は一車線状態ですれ違いができないので、そういったところで渋滞発生.
 高速道はもちろん、一般道も 軽井沢 から 群馬 に抜けれないので、登り方面 (東京方面) は完全渋滞.
 おまけに高速道開通まで待とうとする車がインター周辺に並んでいるので、これまた大渋滞.
 歩道はまったく除雪されていないから、歩行者が車道を歩くのでこれまた渋滞の基に.

 この雪は当分溶けそうもありません.



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 15 日の朝の様子です.
 ウッドデッキの上に大量の粉雪.
 もうこの段階で 「うそだろ ・・・・・・・ 」




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 外に出ると雪かきの意欲を完全に無くしてしまうくらいの雪です.
 向かって左の雪の塊の下には Type-R があるんですが ・・・・・・・・
 前日ワイパー立てておいたはずなのですが ・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・ Before 




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 ・・・・・・・・・・・・ After

 やっぱりワイパーは立ってました (笑)
 先っぽが全く見えないくらいの雪.
 この写真は、午前 3 時間、午後 2 時間雪かきをやった後の写真.   
 雪はサラサラの粉雪 ・・・・・・・
 "こなーーーーーーゆき、ねぇ ・・・・・" なんて歌っている分にはロマンチックなのですが.
 とにかく雪かきしにくくて.
 かといってほっておくと、後で硬くなるので作業はもっと大変になってしまいます.



 シンシンと雪が降り続いたピュア・ホワイトなバレンタインは、一夜で悪魔のような姿に変わりました.
 まぁ見た目はとってもキレイな白い世界ではありましたが ・・・・・・・ キレイなものに何度も泣かされたボクには真っ白な世界が悪魔に見えたりして.


 そういえばこのアルバムも、とてもピュアなピアノから始まります.






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  "Gettin' with It / Benny Golson"




  1. Baubles, Bangles & Beads
         (A.Borodin-G.Forrest-R.Wright) ・・・・・ 6:16
  2. April in Paris
         (V.Duke-E.Y.Harburg) ・・・・・ 5:06
  3. Blue Streak
         (B.Golson) ・・・・・ 6:55
  4. Tippin' on Thru
         (B.Golson) ・・・・・ 6:40
  5. Bob Hurd's Blues
         (B.Golson) ・・・・・ 12:17




  Benny Golson (ts), Curtis Fuller (tb),
  Tommy Flanagan (p), Doug Watkins (b),
  Art Taylor (ds)
  Recorded at the RVG Studio, NJ, December 23, 1959.







 このアルバム最初に聴いた時、ちょっとビックリ.
 だって思っていた演奏とは全然違う、ピアノの音がとてもリリカルに流れてくるんです.
 あれっ、これって Tommy Flanagan

  ・・・・・・・・ Bingo !

 ジャズ屋でこういう感じで演奏者をあてると、妙にうれしくなったりします.
 そう、自分が少しはジャズわかってきたなぁなんて感じの自己満足なのですがね (笑)
 知らず知らずのうちに、レコード聴きながら心の中でミュージシャンを当てることなんかしちゃいます.
 そしてわからないと、おもむろにジャケットを取りにいき、さもわかったようにウンウンと頷いてしまう.
 こうなると完璧に常連風がどこからか吹きまくっちゃうんですね (笑)

 さらには常連じゃない人たちのリクエストを、あれこれ心の中で批評
 「こんなところで Coltrane リクエストするなよ ・・・・・・」
 「このアルバムだったら絶対 B 面だろう ・・・・・・」
 「おいおい、彼女と来て "アランフェス" かぁ ・・・・・・・」

 なにか批評というよりも、やっかみ半分のような気がしますが (笑)
 そうやって 自称 シリアスなジャズ・ファン に成長してくのですね ・・・・・・


 ちょっと脱線しました ・・・・・・・・
 このアルバムはそんな感じで、ずいぶん前にジャズ屋で出会いました.
 ただ、その後このアルバムあまり聴くことはありません.
 アナログ盤も購入しませんでした.
 この CD も 1500 円という価格、メンバー、年代、レーベルなどで何となく買ったように記憶してます.


 だから購入後、聴いた時に 「あっ、これ昔聴いた」 .



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 いかにも Golson ぽいとボクが思うのが 4 曲目の "Tippin' on Thru" .
 こういう曲、絶対的に弱いですね.
 美女とマイナー・ブルースにはイチコロなのです.
 こういうホーン・アンサンブルが Golson だよなぁ ・・・・・・ なんてわかったような振りをしています.

 最近、いろいろなところで Tommy Flanagan のことを目にしていますので、以前よりも演奏が気になったりします.
 そうすると、今まで聴いてきた Tommy Flanagan の加わっている演奏 ・・・・・・・ 前は単なるリズム・セクションという感じで聴いていたものが、全然違うような捉え方に変わっています.

 ただ、これはあくまで感覚的なもの.
 評論家でもないし、音楽理論がある訳でもないので、感覚的には何となくに棒を振ったようなもの.
 でもまぁ、ジャズ ・・・・・・ というか、音楽なんて所詮自分が気持よくなれればいいんで、理論や知識がなくたって十分楽しめたりするわけ.
 そこに知識や理論が加わるとさらに違った世界が見えてくるんでしょうね.


 ボクの脳内には、残念ながらさらなる知識や理論を収めるキャパシティがないようなので、これからも何となくをモットーに.
 わかったような振りをしながら、広く浅くいくのが楽でしょうかね.





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 ジャズのアルバムには出身地に合わせて、同郷のミュージシャンで演奏しているものが何枚もあります.
 例えば、
 "Jazzmen Detroit / Kenny Burrell"
 "Boston Blow Up / Serge Chaloff"
 "Benny Golson And The Philadelphians"
 ・・・・・・・・・・


 Benny Golson は ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれで、ハイスクール時代に John Coltrane , Red Garland , Jimmy Heath , Percy Heath , Philly Joe Jones , Red Rodney といった、今ではビックリするようなミュージシャン (と言っても当時はまだまだミュージシャンと言えなかったかも) と演奏していたりしたようです.
 この Benny Golson と John Coltrane のことについては、 こちら に Benny Golson 自身が書いています.

 で、 Miles Davis が John Coltrane を自身のグループに招き入れたことに関しても、 Benny Golson が一役も二役もかっていたというのは、以前 小川さん の "ON ゼミ" で紹介された通りです.

 Benny Golson と言えば、きっと多くの人が "I Remember Clifford" というかもしれません.
 もちろんボクもこの曲は大好きですが、ボクにとって Benny Golson は "ON ゼミ" で聞いた 「いい人」 というイメージが強いんですよね.

 太めのテナー ・・・・・・・ やっぱいいです.






 さてまた雪の予報です.
 今週末いつもの講習会 ・・・・・・・・・ なのですが.



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 すでに参加予定していたインストラクターが参加できなくなりました.
 山梨 から先週末 青梅マラソン のため 東京 に来ていたのですが、マラソンは当然のように中止、今日になっても 山梨 に帰ることができず 八王子 で足止めです.
 数日中に 山梨 に帰れたとしても、それまで休んだことや、また 東京 に出てくるのは厳しいので止むなくキャンセル.

 ボク自身も、こちらの状況が数日では改善しそうもないので土曜日だけ日帰りで参加する方向で調整中です.
 さすがに金曜日から 3 日間は行けそうもないので ・・・・・

 最大の問題は、受講者がみんな来てくれるかです.
 ほとんどが関東近郊なので大丈夫とは思うのですが ・・・・・・・・ 前回キャンセルがたくさん出たので、ちょっとトラウマ (笑)


 先週のような天気にならないことを祈るばかりです.