辛島文雄

Moon Flower / 辛島文雄

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 湯の丸スキー場 で毎年撮影している、冬の写真もようやく日の目を見る機会が増えてきました.
 まだ情報公開できないので詳細は書けませんが、やっぱり人に見られてなんぼ.
 人に認められてなんぼ、かな.

 そのうちの一つは今月中にはお知らせできそうかな.



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 ● 2022.8.28 EOS R3 + EF 50mm F1.8 STM ●

 ここ数日は台風の影響もあってか、雨の日が続いていて、まるで梅雨のようです.
 かと思うと一昨日は急に暑さがぶり返したり.

 本当に変な天候が続いてます
 上の写真は 8月28日の写真.
 家の庭に季節外れの 紫陽花 がいくつか咲いていました.



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 今日 ( 9 月 8 日) も朝から雨降り.
 天気が良ければちょっとドライブがてら写真でも撮りに行きたかったのですが ・・・・・ 雨降りだからジャズでも勉強しよう.

 一か月前にも書いた 辛島文雄 のアルバムです.





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  " Moon Flower / 辛島文雄 "





  1. Moon Flower
        (Fumio Karashima) ・・・・ 9:41
  2. My Funny Valentine
        (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・ 10:43
  3. Friday Night
        (Fumio Karashima) ・・・・ 6:50
  4. Bitter Waltz
        (Fumio Karashima) ・・・・ 8:15
  5. Bessie's Blues
        (John Coltrane) ・・・・ 5:55





  辛島文雄 (el-p.p), Andy McCloud (b), Elvin Jones (ds)

  Recorded at ONKIO HAUS, Tokyo, April 21& 22, 1978.





 デビュー・アルバムの "Landscape" でも紹介しようかとも思いましたが、今日はなんとなくこちらのアルバムを.
 発売は トリオ・レコード .
 CD 購入するまで聴いたことがなかったんですが、このアルバムもいいですね.




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 1978 年 4 月に、 エルヴィン・ジョーンズ が自身のグループ "Jazz Machine" を率いて来日.
 その来日中に録音されたのが本アルバムです.

 来日中は自身のグループによるライブはもちろん、日本のミュージシャンたちとの演奏もいくつか録音しています.
 この時のライブ・アルバムは、このアルバムと同じ トリオ レーベルから発表されています.
 きっとレコード会社が多くのお金を出費して呼んでいると思うので、当然日本ミュージシャンたちとの録音も契約にしっかり入れてたんでしょうね.

 ただ、この一枚だけで終わらず、その後彼のグループに参加してツアー活動したというのですから、すごいですね
 やっぱりこのアルバムで一緒になったことの意味は大きいです.



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 ● Elvin Jones ●

 演奏される曲は 辛島文雄 のオリジナルが三曲.
 一曲目はアルバム・タイトルにもなっている "Moon Flower" .
 エリクトリック・ピアノの演奏ですが、抒情的なイントロからテーマに入っていきますが、まずは曲がとてもステキです.

 アルバムの最後には John Coltrane の "Bessie's Blues" が演奏されています.
 コルトレーン グループの演奏だとかなりアップテンポになっていますが、ここではゆったり目の演奏になっています.


 やっぱり エルヴィン と言ったら コルトレーン ってなりますよね.
 この年録音された Jazz Machine のライブアルバムでは、なんと "A Love Supreme" が演奏されていました.



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 ● 辛島文雄 ●

 辛島文雄 のピアノって、上品なリリシズムと言えばいいのかな.
 すごくキレイなメロディを奏でます.だからでしょうか、彼の書く曲のメロディラインもすごく洗練されている感じで、ステキな曲が多いと思います.

 4 曲目の "Bitter Waltz" もいい曲です.


 これから本格的な秋.
 こんな 和ジャズ を聴きながら過ごす夜も悪くないな.



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 休みの日、空いた時間に 8 月 に撮った写真の一部を、軽くレタッチ作業.
 レタッチと言っても、 Photoshop も Lightroom も持っていないので、Canon のカメラに付いてくる Digital photo professional (DPP) でできる程度.
 元来面倒なことが嫌いなタイプなので、できればレタッチもしたくない.
 だから Photoshop などは今後も購入予定はなし.



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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●

 今回はホワイトバランス (WB) とトーンカーブ調整、そして水平の調整程度.
 やっぱりホワイトバランスは劇的に雰囲気が変わります.


 フォトコン用のプリントでも、WB の調整はいつも悩ましいところ.
 基本、ケルビンの数字で調整するので、 500 も違うと全然雰囲気が変わっちゃいます.
 それだけにこの決断力って、作品が認められるか、認められないかの大きな分かれ目になってしまいます.



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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●

 写真のポーズは、前回も書いたように顔出し NG のため、顔が隠れた同じようなポーズになっていますので、そこはスルーしてください.

 夕暮れの撮影でイメージをファインダーで確認しながら撮ることができるミラーレス機は、やっぱり頼れます.
 そして暗いところでもキッチリ撮れるのが本当にうれしい.
 おまけに手ブレ補正が強力なので、遅めのシャッターを手持ちで切れるのがうれしいじゃないですか.



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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●

 撮った写真をこんな感じで眺めていると、 EOS R3 ってやっぱりいろいろな意味でいいカメラだと思います.
 とにかく撮ることに対しての安心感を持てるのがいい.

 やっぱり時代はミラーレスだなぁと、思わずにはいられません.



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Pranha / 辛島文雄

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 ●Olivia Newton-John ( September 26, 1948 〜 August 8, 2022 ) ●

 オリビア・ニュートン・ジョン が 8 月 8 日に亡くなりました.

 74 歳だったようですが、今の時代まだまだ若いと言ってもいいでしょう.
 リアル世代で、当時はいろいろなところでよくに耳にしていたので少しショック.

 ただどちらかというとポップス系ミュージシャンでしたので、アルバム買ったり、真剣に聴いたりということはありません.
 そんなに興味がなくても、あの当時の彼女の人気はものすごかったので、いやが応もなくいろいろなところから音楽が流れてきたって感じですね.

 "Take Me Home, Country Roards" もカバーしてヒットしたようですが、正直あまり好きじゃなかったかな.
 やっぱりこの曲は John Denver だろ、って感じでした.



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 ● Peter, Paul and Mary ●

 いろいろなカバー曲って、そもそもあまり好きじゃなかったからなぁ.


 その昔、当時の若者同様にフォークギターを弾きまくっていたころがあって、当時一番好きだったのが Peter, Paul and Mary (PPM) ・・・・ ただ年代的にはちょっとずれてましたが.
 彼らの歌声がすごく好きだったので、基本的にはどの曲も好きでしたが、彼らの歌う "Blowin' In The Wind" は、やっぱりこの曲は Bob Dylan でしょう、なんてカバーに対する気持ちもありました.

 でも、彼らの代表曲でボクも一番好きだった "500 Miles" だって、オリジナルは Hedy West の曲で、今聴いてみると断然 PPM のほうがステキなんですよね.

 こんな感じで突っ張っていた割には、しっかりカバー曲に参っていたというオチです (笑)

 ちなみに現在は、 PPM の歌う "Blowin' In The Wind" も大好きだったりします.



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 ● 映画 "グリース" (1978 年日本公開) ●

 話が違うほうに行ってしまいましたので オリビア に戻しましょう.

 70 年代から 80 年代にかけての絶頂期には映画の出演もあり、特に "Grease" は彼女の代表作.
 共演の ジョン・トラボルタ も当時人気があったので大ヒットでしたね.
 ボクも映画館で観た記憶があります.

 オリビアは、とにかく Cute という言葉そのものって感じでした.


 あれから 40 年以上も過ぎてしまいました.
 いろいろな方の訃報が他人ごとではなくなってきました ・・・・・ 合掌



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 このまま PPM のアルバムでも紹介しようかとも思いましたが、ここはあえて Jazz .
 撮影にも出かけないこの時期、少しでもアルバム紹介しないと.

 今日のアルバムも 1970 年代の古いアルバムです.





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  " Pranha / 辛島文雄 "





  1. Little Island
         (Fumio Karashima) ・・・・ 9:04
  2. Lament
         (J.J.Johnson) ・・・・ 10:41
  3. Piranha
         (Fumio Karashima) ・・・・ 7:34
  4. Dedicated To You
         (Sammy Cahn) ・・・・ 5:00
  5. Blue-Th-Ree
         (Fumio Karashima) ・・・ 7:59





  辛島文雄 (p), 鈴木勲 (b), Jimmy Hopps(ds)

  Recorded at AOI Studio, Tokyo, May, 1976.





 ジャズ評論家 悠雅彦 氏が創設した WHYNOT レーベルに録音された、唯一の日本人リーダーによるアルバム.
 悠雅彦 氏はボクが初めて会ってお話を聞いた評論家ですので、いつまでも記憶に残っている方です.

 辛島文雄 にとってはこのアルバムが初めてのリーダー・アルバムになります.
 実は以前、 辛島文雄 と 板橋文夫 がゴチャ混ぜになっていたことがありましたが、二人ともすごくいいピアニストですね (笑)





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 このアルバムはいいですよ.
 何年も前になんとなく買った一枚でしたが、最初に聴いたとき感動したのを覚えてます.

 アルバムは辛島のオリジナルが三曲を占めています.
 オープニングの "Little Island" からグッときますね.

 この独特のダーク感がたまらなくよくて、この先どうなるんだろうという期待感が湧いてきます.
 ちょっと重い雰囲気の中を、リリシズムあふれるピアノの音が駆け巡り、この緊張感がいいなぁ.
 この曲大好き !

 そして 2 曲目の "Lament" へと続きます.
 この "Lament" は、 J.J.ジョンソン 作曲のようですが彼のアルバムは数枚しかないので、この曲の演奏が入っているものは持ってません.
 マイルス・デイヴィス が "Miles Ahead" や "Miles Davis at Carnegie Hall" の中で演奏しています.
 すごくメロディ・ラインがキレイな曲です.

 "Jackson, Johnson, Brown & Company" というアルバムでの演奏が You Tube にありましたのでそちらも聴いてみましたが、ビブラフォンの音色が曲にに凄く合っていました.



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 ● 鈴木勲 ( January 2, 1933 〜 March 8, 2022 ) ●

 三曲目がアルバムタイトル曲で、アップ添付でモーダルな演奏になっています.
 こういう演奏はミュージシャンたちも一気に解き放れるというか、夏の暑さのように、汗が飛んでくるかのような演奏です.

 そんな演奏から一気に雰囲気を変えてのスタンダード.
 こういうスローバラードの独特のリリシズム、これは風が涼しくなる秋の夜に聴きたくなります.


 ベースは オマサン 、とてもしっかりサポートしてるって感じ.
 三曲目の "Piranha" ではアルコ (弓弾き) でのソロを聴くことができます.


 ドラムスの ジミー・ホップス については、ボクは全く知りませんでした.



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 ● 辛島文雄 ( March 9, 1948 〜 February 24, 2017 ) ●

 辛島氏もオマサンも、すでに鬼籍の人.
 それでもこういう演奏がいつまでも残っているは、うれしいことですね.



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 それにしても今年の暑さは本当に半端ない気がする.
 この夏は夜もかなりエアコンつけてます.
 お盆明けにはちょっと東京に行く予定ですが、朝夕は少しは涼しくなっているのだろうか.



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 ● 2022. 8. 11 EOS 5D Mark lV + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art :まだまだ暑いです ●



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Who Cares

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 秋に行われた ヨドバシカメラ 撮影会、そのフォトコンテストの発表が始まりました.
 この結果発表は Facebook の 土屋グループ に必ず誰かしら投稿するので ・・・・・ 誰かしら必ず入賞しているので、すごく速いタイミングで知ることができます.




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 ガァーーーーん.
 ボクの作品も、名前もない.


 ・・・・・・ うん ?


 よく見ると、 太陽が丘モデル撮影会 って書いてある.
 そういえば秋にもいろいろな場所で撮影会あったんだ.


 それにしても相変わらず入賞者は知った名前がズラリです.
 2 年前に一緒に EOS学園 始めた方も、 ヨドバシ撮影会 は各地に参加しており、すでに入賞者の常連になりつつあります.




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 ●昨年 10 月 昭和記念公園 ●

 ボクの場合は、 東京 での撮影会は参加しますが、その他の撮影会は地理的にちょっとムリ.
 だからこういう結果出るたびに、若干の羨ましさと、焦りを感じております.




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 さて、久しぶりにジャズ・アルバム.
 今じゃこんなジャケットなかなかないかなぁ.
 昔はタバコを吸っている姿がかっこよくさえ見えたんですが ・・・・・

 ジャズのアルバムジャケットにも、タバコがたくさん登場しています.





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  " Who Cares / 水橋孝 "





  1. Who Cares
        (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 5:55
  2. Sometime Ago
        (Harold Levey) ・・・・ 6:45
  3. Deep In My Thought
        (Takashi Mizuhashi) ・・・・ 6:09
  4. In A Little Spring Waltz
        (Yoshio Otomo) ・・・・ 5:20
  5. Green Dolphin Street
        (B.Kaper-N.Washington) ・・・・ 2:56
  6. Blues For Andrew
        (Takashi Mizuhashi) ・・・・ 8:47





  大友義雄 (as.ss), 辛島文雄 (p.el-p),
  水橋孝 (b), 関根英雄 (ds)
  Recorded at AOI Studio, Tokyo, August 28, 1974. 






 "男が女を愛するとき" に続く、Three Blind Mice (TBM) における 水橋孝 二枚目のリーダー・アルバムです.

 前作ではこのメンバーに、 中村誠一 と 向井滋春 が加わったセクステット構成でした.





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 水橋孝といえばそのアフロヘアですね.
 これが結構絵になります.
 このアルバムも、 "男が女を愛するとき" のジャケットも、 TBM の中では結構好きなジャケットデザインの一枚.

 それに対して、この裏ジャケットの 大友義雄 はちょっと残念感漂ってるなぁ ・・・・ 今になって見るとかなりダサいぞ (笑)

 この 3 年後、 大友義雄 は TBM でリーダー・アルバム "Moon Ray" を発表しますが、そんな頃に狭いジャズ屋で目の前にした彼は、髪もアフロっぽくしていて、演奏している姿はとてもかっこよかったのです ・・・・・ しっかりフォロー.




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 ● 藤井武 氏のサイン ●

 裏ジャケット中央に Keep Swingin なんて書いてあります.
 TBM のコンセプトがこれなんだよねぇ.

 藤井武 さんから頂いたサインも、やっぱりこの言葉が書かれていました.
 ちなみにあの 小川隆夫 さんも同じ言葉を必ずサインに書き込んでいますし、彼のブログタイトルもそのまんま.




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 ● "Moon Ray" の頃の 大友義雄" ●

 さて演奏は、当時注目の若手たちの演奏ですから、すごくパワフルです.
 特に 大友義雄 だろうな、このアルバムでは.
 高速な 1 曲目 "Who Care" から全力疾走です.
 曲名通り、人の目なんか気にしないで自分たちの音楽を貫くという感じのエネルギーに溢れています.

 3 曲目のバラード "Deep In My Thought" の演奏もいいですね、何気に 辛島文雄 の エレピ もよかったり.


 もちろん 水橋孝 もオリジナルを提供したり、演奏全体をガッツリまとめ上げている感じです.


 そんなに多く聴く機会のなかったアルバムですが、 TBM らしさが全編に表れた、軽快で気持ちのいいアルバムなのです.




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 さて映画鑑賞ですが、1 月は頑張った ・・・・・ 久しぶりに 20 本超えました.
 古い映画が結構多かったですが B 級、アニメや、最新作まで.


  ザ・シューター/極大射程
  黒部の太陽
  麗しのサブリナ
  天と地と
  カサブランカ
  ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
  バーフバリ 伝説誕生
  バーフバリ 王の凱旋
  ティファニー ニューヨーク五番街の秘密
  戦争と平和
  昼下りの情事
  グレートウォール
  アリー / スター誕生
  ホワイトナイツ 白夜
  シャレード
  カウボーイ&エイリアン
  突入せよ!あさま山荘事件
  許されざる者 (1960 年)
  ブリッジ・オブ・ヘル 独ソ・ポーランド東部戦線
  劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜
  劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜
  蜘蛛の巣を払う女
  レディ・プレイヤー1
  怒りの葡萄
  荒野の決闘





 劇場で観た 2 作品はすでに記事にしたので割愛として.

 オードリー・ヘプバーン の作品は相変わらず彼女の魅力いっぱいですが、ボクの持っている一部の DVD は 「やっすやつやん」 ・・・・・・ なんと日本語吹替版が入っていないんです.
 普段は絶対的な日本語字幕版主義なのですが、 オードリー・ヘプバーン の作品に関してはやっぱり 池田昌子 さんの吹き替え版がいいんだよなぁ.

 「響け!ユーフォニアム」 は何となく観始めたんだけれど、思っていたよりもずっと面白かった.
 人気あるのがよくわかります、これを観たら TV 版が観たくなりました.

 「黒部の太陽」 は改めて言うまでもなく面白い.






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 ジョン・フォード 監督の "荒野の決闘"
 原題は "My Darling Clementine" で、同名の主題歌は有名な traditional .
 日本 では 「雪山賛歌」 としても有名です.

 ジョン・フォード を代表する作品の一つですが、アクション満載の西部劇というよりは、もっとヒューマン・ドラマといった感じの作品でしょう.

 どうも OK 牧場の決闘 ばかりが注目を浴びがちですが.




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 原題にもあるように、本来のヒロインは クレメンタイン なはずなのですが、どちらかというと助演的な雰囲気です.
 この映画のヒロインは、やっぱり酒場女の チワワ だろうな.

 上のポスターでもしっかりメインになってます.




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 「怒りの葡萄」 は原作も読んで、映画も以前観たことあって、とてもいい映画だとは思いますが、いかんせん重いし、絶望感漂ってるし ・・・・・
 人によってはあのお母さんのたくましさや家族の絆の強さで将来の希望を見る人もいるだろうが、ボクはもっと現実的な絶望感しか感じなかったからなぁ ・・・・


 ということで、来月も頑張って映画楽しみたいと思います.




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Gathering

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 先週の 横浜 ですが、行く前は街の写真もできるだけ撮ってこようと思っていたのですが、いつものようにほとんど撮らずに終わってしまいます.

 CP+ で会場内をいろいろ歩いて一日が終わるとかなりの疲労感
 さらに木曜日はとても風が強くて、会場を出て少し写真は撮ったものの撃沈.

 早めにホテルでグダグダしてました.

 ほんの少し撮った写真をアップしておきます.
 みんな No トリミング、 No レタッチ の JPEG 撮りっぱなしで〜す.



0R9A5964
( Manual Tv: 1/3200 Av: 4.0 16mm ISO: 400 )

0R9A6068
( Manual Tv: 1/6 Av: 4.0 35mm ISO: 800 )

0R9A6078
( Manual Tv: 1/5 Av: 4.0 20mm ISO: 800 )

0R9A6073
( Manual Tv: 1/6 Av: 4.0 35mm ISO: 800 )

0R9A6080001
( Manual Tv: 1/5 Av: 4.0 16mm ISO: 800 )

 今回は一脚も持っていきませんでしたので、夜景もすべて手持ち.
 拡大すると微妙な手振れがありますが、まぁこの程度だったらわからないかな.

 以前 土屋先生 から 「もっと ISO感度 あげれば ・・・・」 って言われたことありますが、なかなか上げれないなぁ.
 シャッタースピード 1/5 くらいだとちょっと頑張って撮ろうと思っちゃうから (笑)
 ポートレートはもっとシャッタースピード欲しい時があるから ISO あげるようにはなりましたがね.


 強風の中撮ってましたが、風が強かったり、気温が低かったりすると結構集中力が無くなることを痛感でした.




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 久しぶりに TBM (Three Blind Mice) のアルバム.

 日本のジャズはちょうど一か月前の "山女魚" 以来になります. 






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  " Gathering / 辛島文雄 "





  1. Gathering ~Thanks for G & S~
         (Fumio Karashima) ・・・・・ 9:07
  2. Gringo
         (Fumio Karashima) ・・・・・ 8:14
  3. Tones for Joan's Bones
         (Chick Corea) ・・・・・ 6:30
  4. Sophia
         (Fumio Karashima) ・・・・・ 6:17
  5. Once We Loved
         (Gary McFarland) ・・・・・ 7:11






  辛島文雄 (p), 鈴木勲 (b), ジョージ大塚 (ds) 
  Recorded at Epicurus Studio, Tokyo, February 1 &2, 1977.







 ボクが持っている CD は xrcd のデジパック盤.

 確か、売れ残っていた ・・・・・・ ではなく、在庫であった物をかなり安く TBM から購入した記憶があります.
 後年 Think! Record から、 Blu-spec CD の紙ジャケット盤として 再販 もされました.





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 Blue Note はアルバムの番号が増えていくにつれ、女性を使ったジャケットが多くなっていきました.
 そしてそれらのジャケットが増えるにつれて、内容的にもロックビートを使ったりやフリーキーな演奏も多くなって、ボクの中では Blue Note の女性ジャケットは危険がいっぱいだったりしました (笑)

 だから今日のアルバムなど見ると 「 TBM よ、お前もか ・・・・・・・ 」


 という訳ではありませんが、 TBM にしては比較的少ない女性モデルのジャケットです.


 ただし内容的には、とてもご機嫌なアルバムになっています.
 いい意味でジャケットからのイメージを裏切ってくれます.




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 演奏される曲は 辛島文雄 のオリジナルが三曲.
 どの演奏も小難しくなく軽快でゴキゲンなトリオ演奏.

 特にピアノは、とてもきれいなタッチで独特のリリシズム溢れる演奏になっています.
 まぁサポートする二人も強力なので、当然演奏自体質の高い演奏になりますね.



 3 曲目の "Tones for Joan's Bones" は チック・コリア の曲で、彼のファースト・アルバムのタイトルにもなっています.
 この曲の原曲は聴いたことがありませんが、とてもステキな曲です.

 チック・コリア のデビュー作って、イメージ的には "Now He Sings, Now He Sobs" (Sold State) のような感じを受けてしまいますが ・・・・



 選曲も含め、アルバム全体がやわらかなリリシズムに包まれているイメージ.
 いつでも聴くことができる、良質のピアノ・トリオです.




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 さて 2 月に観た映画ですが ・・・・・・・・


 なんと過去最低の 4 本 !!!!
 こんなに観なかったのは本当に今までなかったんじゃないだろうか.


 ほとんど休みがないくらい仕事に追われ、休日もいろいろ気ぜわしく映画をゆっくり観ることができなかったのが一番の原因.
 おまけに友人から借りた "頭文字 D" や "攻殻機動隊 ARISE" なんかも観なくちゃいけなくて ・・・・



  ゴースト・イン・ザ・シェル (ハリウッド版)
  ドクトル・ジバゴ
  スノーホワイト / 氷の王国
  メッセージ



 そんな中の一番は ・・・・・・・





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 "メッセージ" も面白い映画で、以前劇場でも鑑賞しました.
 "ゴースト・イン・ザ・シェル" も観る前の懸念を払い去ってしまうような日本語吹き替えでそれなりに良かった.
 "スノーホワイト / 氷の王国" は続編のはずなんだけれど、主役のドタバタでスピンオフのような映画になっちゃった感じ.


 そうなるとやっぱりこれかなぁ.
 ずっと前にリバイバル上映されたのを観ましたが、廉価版 Blu-ray の高画質で観るとやっぱりこの映画はすごいなぁ.




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 巨匠 ・・・・ こう呼ばれる人が昔は結構いました.
 そんな デヴィッド・リーン 監督の大作、まぁ今ではこんな映画作ること自体無理だろうか.

 "アラビアのロレンス" 、 "戦場にかける橋" 、 "旅情" 、 "ライアンの娘" ・・・・・・・
 どれも観応えのある作品ばかり.




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 なんといっても ジュリー・クリスティ がキレイすぎる.
 特に序盤の少女期は可憐さもあったり.


 ジェラルディン・チャップリン もステキな演技ですが、どうしても ジュリー・クリスティ に目を奪われてしまいます ・・・・ 映画の中の ジバゴ そのものだな (笑)


 主演の オマー・シャリフ は "アラビアのロレンス" での アリ 役のインパクトが強すぎ.
 この映画でもすごい演技していますが、ボクはどうしても ・・・・・ アリ かな.


 何十年経っても色褪せない映画の一つです.




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When A Man Loves A Women





 世間は、三連休です.
 先週は毎日真夏日が続き、出てくる言葉がどこにいっても 「暑いですねぇ ・・・・・」
 昨日からは少し曇り空で、気温もかなり下がりました.



 最近、いつもの講習会に関係したマニュアルの翻訳作業にハマっています.
 ボク自身は過去に数冊この手の本を何冊も一人で翻訳したのですが、最近は歳のせいかスピードが遅いし、今一つ気合が入らないため、仲間の医師たちに翻訳作業をすべて投げ、ボクは出来上がってきた訳を原本と同じような形でレイアウト & PDF 化しています.

 この作業も結構大変で ・・・・・・・・
 とても、目が疲れます.


 こんな作業、以前はもっと速かったんだけどねぇ.
 マウスのちょっとした鈍さが、超苛立ってしまいます (泣)




 数日前に届いた待望のアルバム.
 何年ぶり ・・・・・・ 何十年ぶりに手元にやってきました.




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  "When A Man Loves A Women"





  1. When A Man Loves A Women
              (C.Lewis-A.Wright) ・・・・・ 11:52
  2. So What    
              (M.Davis) ・・・・・ 15:15
  3. Suger
              (S.Turrentine) ・・・・・ 18:26





  大友義雄 (as), 辛島文雄 (p), 水橋孝 (b),
  関根英雄 (ds), 中村誠一 (ts), 向井滋春 (tb)
  Recorded at 日本都市センター・ホール , March 23 & 26, 1974.





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 本当に懐かしいなぁ ・・・・・・・・
 ボクが一番そんな風に感じたのが、 "Suger" でした.
 そうだ、こんな演奏だったんだよねぇ.


 以前アルバム持っていた頃も、タイトル曲の入った A 面よりも B 面の方をよく聴いた記憶が蘇りました.


 このアルバムは Three Blind Mice (TBM) レーベルの復刻アルバム.
 Blu-spec CD (これはどこがすごいのか、ちょっとよくわかりません) 、紙ジャケット、ライナーノーツも当時と同じ形 ・・・・・・・ このライナーノーツを書いている面々がすごいんです.
 12 月までに、 7 期 43 タイトルが発売になります.
 ボクがわかっているのは、第 4 期までの発売アルバム.
 金額は 2,625 円 ・・・・・・・ ボクにとってはかなり高額なアルバム.
 ちなみに、 Disk Union で購入すると、ステッカーや専用ボックス (これは全作品購入の場合) が貰えちゃうようです.




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 さてこのアルバムですが、その昔 CD でも発売になったことがあり、その時にはボーナス・トラック2曲が入っていたようです.
 その 2 曲の中の 1 曲が "Polka Dots And Moonbeams" !!
 この曲大好きなので、このメンバーでの演奏聴いてみたかったなぁ.
 今回オリジナル仕様が発売になったので、古い CD も価格下がって出ていないかと、いろいろ検索していますが、世の中そんなに甘くはないでしょうね (笑)
 いろいろなブログなどを調べてみたら、 "Polka Dots And Moonbeams" の演奏は 山下剛 トリオ + 鈴木勲 だったようですね.
 どうしてこのアルバムに入れちゃうのかちょっと意味不明.
 まぁ同じイベントでの演奏と言えば、そうですが ・・・・・・・・


 "5 Days Jazz 1974" というイベントでの録音で、この時の模様は何枚かのアルバムになっています.
 ただこの全貌がよくわかりません.
 水橋孝 グループにしても、 1 曲目がこのアルバムのように "When A Man Loves A Women" だったのか.
 この完全版聴いてみたいなぁ、錚々たるミュージシャンたちがステージに立っていたようですから.


 大友義雄もデビューしたばかりですが、いい演奏しています.
 演奏だけだったら、悪くはないけど飛びぬけていいとも言えないなぁ、なんて思ってしまいますが、プラス・アルファがこのアルバムにはたくさんあります.

 ジャケットもとても素敵ですしね.
 何と言ってもアルバムタイトルがいい.
 演奏しているミュージシャンたちにはちょっと似合いませんが (笑)




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 "When A Man Loves A Women" ですが、 1966 年 パーシー・スレッジ が歌い大ヒットした R & B .
 1991 年には マイケル・ボルトン がカバーし、これまた大ヒット、 グラミー賞 までゲットしてしまいました.

 1994 年には メグ・ライアン 、 アンディ・ガルシア 出演の同名映画も公開されました.
 この時の主題歌を歌っていたのが マイケル・ボルトン だったのかはちょっと覚えていません.
 映画も、 メグ・ライアン がアルコール依存症の役で、ボクはあまり好きじゃなかった.


 とにかくいろいろなカバーがあり、 CM や映画でもたくさん取り上げられているので、ジャズ聴かない人でもメロディ聴けば ・・・・・ あっ、この曲知ってる、って感じじゃないでしょうか.




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 それで、今一番欲しい "男が女を愛する時" がこのアルバム.
 オランダのピアニスト、 ルイス・ヴァン・ダイク のアルバムです.
 ボクがジャズを聴き始めた頃、とあるピアニストから "男が女を愛する時" のベスト演奏って教えてもらいました.

 このアルバムもずっと廃盤 ・・・・・・・・
 ソニー・ミュージック で行っている "オーダーメイドファクトリー" という、廃盤を予約購入し、その枚数が一定まで達すると商品になる企画がありますが、この ルイス・ヴァン・ダイク のアルバムもそこにありました !!!


 でも、目標枚数に達することなく終わってしまいました ........orz


 ということで、このアルバムはこれからも陽の目を見そうにありません.





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 さて、山に行けないと先日ボヤいたばかりですが、少しばかり気持ちが山に向いてきました.
 今月はちょっと忙しいので、 8 月にこんな場所に行く予定です.

 去年もこの場所は行ったのですが、今年は写真に見える所を下っていくつもり.
 あまり人がいかない場所なので、静かな山歩きができそうです


 ちゃんと行けたらアップします.



● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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