昨日も朝起きたら雪がドッカーーーン.
ここにきて本当によく降るし、積もります.
ただ昼頃から陽が出て、気温も上がってきたので幹線道路の雪はほとんど融けました.
ところがまた夜になって冷え込んだので、今度はその融けた水が凍って ・・・・・・・・
そんな寒い夜、飲み会にお出かけでした.

今年 3 月定年退職を迎えるので、送別会と誕生日と還暦祝いを 5 年前一年間だけ一緒だったメンバーが開いてくれました.
今でも顔を合わせることはあるものの、みんな違う部署での勤務.
5 年ぶりに顔合わせでした.
ボクは自他ともに認める 超ド S なパワハラ大将軍 なので、そこについてくるメンバーもある意味クレイジーな面々ばかり.
昨日も 「感謝しろ」 オーラ全開の押し売りがウザいったらありゃしない ・・・・・・・・ (笑)

ちなみにサプライズでケーキ登場.
いきなり店内の明かりが消えたので他のお客さんもちょっとビックリで ・・・・・・・
照れくさいったらありゃしない (笑)
単純にメンバーが集まって飲みたかっただけで送別会はこじつけだったんじゃないか、という雰囲気もないことはありませんが、まぁこんな送別会を開いてもらえるだけでも大感謝ということで.
感謝の気持ちとして、けなげにも酒も飲まずにしっかりメンバー数名の送り迎えもしたボクなのです (笑)
よく食べ、よく飲みました.
きっとウーロン茶は 2 リットルくらい飲んだかな ・・・・・・ おかげでオシッコの出ること、出ること.
魚を中心とした料理もおいしかったし、二次会のお寿司も Good 、そして昔話も大満開なのでした.
これから 3 月にかけ、こんな感じの送別会がすでに両手いっぱいほど予定になっています.
お財布もですが、身体も心配になる今日この頃なのです.
それにしても深夜の街は寒かったなぁ.
さて、最近公開された マイルス・デイヴィス を題材にした映画が話題になっています.
ボクの周りから聴こえてくる意見は、どうも賛否の 否 の意見が多いようにも思います.
今日のアルバムのヴォーカリストも 3 年前に伝記的映画が作られましたが、こちらの評価はおおむね好評でした.
ボクも 東京 でこの映画観てホッコリ.
そんな モニカ・ゼタールンド を代表するアルバムです.

" Waltz for Debby / Monica Zetterlund "
1. Come Rain or Come Shine
(H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:37
2. Beautiful Rose
(Jag Vet en Dejlig Rosa) ・・・・・ 2:49
3. Once Upon a Summertime
(M.Legrand-E.Barclay-J.Mercer) ・・・・・ 3:00
4. So Long Big Time
(H.Arlen-D.Langdom-D.Previn) ・・・・・ 3:46
5. Waltz for Debby (Monicas Vals)
(G.Less-B.Evans-B.Wolgers) ・・・・・ 2:44
6. Lucky to Be Me
(L.Bernstein-A.Green-B.Comden) ・・・・・ 3:36
7. Sorrow Wind
(Vindarna Sucka) ・・・・・ 3:01
8. It Could Happen to You
(J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 2:57
9. Some Other Time
(L.Bernstein-A.Green-B.Comden) ・・・・・ 5:32
10. In the Night (Om Natten)
(O.Adolphson-C.F.Reutersward) ・・・・・ 1:41
11. Come Rain or Come Shine (Alt. Take)
(H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 5:22
12. Come Rain or Come Shine (Alt. Take)
(H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 5:10
13. Lucky to Be Me (Alt. Take)
(L.Bernstein-A.Green-B.Comden) ・・・・・ 3:03
14. It Could Happen to You (Alt. Take)
(J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 3:22
15. It Could Happen to You (Alt. Take)
(J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 3:16
16. Santa Claus is Coming to Town
(J.F.Coots-H.Gillespie) ・・・・・0:47 + 0:52
Monica Zetterlund (vo), Bill Evans (p),
Chuck Israels (b), Larry Bunker (ds)
Recorded at Stockholm, Sweden, August 29, 1964.
最近、中国観光客ではありませんがジャズ・アルバムの購入が以前ほど爆買いではなくなりました.
それに伴い、好みも少し変化が.
今まで聴くことのなかった女性ヴォーカルのアルバムを結構買うようになっています.
インスト盤は、国内の TBM やよっぽど前から欲しかったようなものでない限りほとんどクリックしません.
このアルバムも昨年購入.

このアルバム ・・・・・・ モニカ のことを書こうとすると、どうしても "ストックホルムでワルツを" のことに触れないわけにはいかない.
けれど、映画については以前書いちゃったので今回は割愛.
ボク自身あの映画観て初めて モニカ のことを知りました.
だから逆にあの映画観なければ、幾度となく目にしていたこのジャケットのアルバムも購入することがなかったかもしれません.
この映画観て モニカ を知って、それに関係していろいろな記事を読んでみて、そしてようやくのアルバム購入.
やっぱりこのアルバムを最初に、っていうのは定番中の定番といった感じでしょう.
16 曲目に ビル・エバンス が歌う "Santa Claus is Coming to Town" が 2 テイクも入っています.
ライナーノーツにも書いてありましたが、この録音が 8 月なのに何故にクリスマス・ソングなのか ・・・・・・
テンションもすごく高いし、饒舌ですし ・・・・・・・・
まさかラリっていたわけじゃないですよね.

スタンダードがメインで、一部スウェーデン語でのカバーが入っています.
やっぱり、アルバム・タイトルでもある "Waltz for Debby" でしょう.
映画の中でも 「 "Waltz for Debby" この曲を歌うことが夢なの」 と言うセリフがありました.
この モニカ の歌はスウェーデン語の歌詞がつき "Monicas Vals" と呼ばれています.
1964 年ヨーロッパを巡業中だった ビル・エバンス トリオをバックに吹き込まれたのがこのアルバム.
映画の中では エッダ・マグナソン が歌っていましたが、聴き比べると エッダ のほうが若々しい感じで モニカ 独特の間とかクールさが違うかなという感じ.
そういえば ビル・エバンス の歌伴ってどうも玉数が少ない.
CD などで聴くことのできるのは トニー・ベネット 、 ルーシー・リード とこの モニカ くらいでしょうか.
ビル・エバンス はジャズ・ピアニストの中で、人気も実力もトップクラスと言ってもいいくらいですので、こういった歌伴でもとてもいい演奏をしています.
極端に前面には出てきませんが、それでも彼らしさが表れています.
それが モニカ 独特の世界にうまく溶け込んでいるって感じだな.

モニカ・ゼタールンド は 1937 年 9 月 20 日生まれの スウェーデン を代表する歌手・女優.
2005 年 5 月 12 日、 ストックホルム のアパートで火災が発生し死亡 67 歳でした.
火災の原因はベッドでのたばこの不始末とされています.
晩年 脊柱側彎症 を発症し 1999 年に引退、車いすでの生活だったため逃げ遅れてしまったのかもしれません.
このアルバム聴いていると、また "ストックホルムでワルツを" が観たくなります.
今日は朝から青空でした.

これだけ陽が出ると雪が融けるのもあっという間です.
降っては融け、融けては凍り ・・・・・・・・・ しばらくはそんな繰り返しです.