北朝鮮の 金正日 総書記が亡くなりました.
 死亡したのは 17 日 ・・・・・ 3 日後に発表ですが、すぐに公表しないのはなんとなくわかる気がします.
 問題は、一体これからこの国がどうなるのかでしょう.

 いい意味でこの国が変わっていけばいいのですがね.
 日本の周りには、中国や韓国とも色々な問題がありあますし ・・・・・・・・・・ 弱腰外交 ニッポン丸 がこれからどうなっていくか、このよくわからない国の動向がとっても気になりますね.




 そういった難しいお話しは、政り事の大好きな一部の方たちにお任せするとして、ボクは軽い音楽でも聴くことにします.





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  "Morning Island / 渡辺貞夫"




  1.  Morning Island ・・・・ 4:43
  2.  Down East ・・・・ 6:10
  3.  Serenade ・・・・ 4:54
  4.  We Are the One ・・・・ 6:00
  5.  Home Meeting ・・・・ 5:55
  6.  Petet Valse Por Sadao ・・・・ 3:41
  7.  Samba Do Marcos ・・・・ 6:10
  8.  Inner Embrace ・・・・ 5:30

  All composed Sadao Watanabe.




  渡辺貞夫 (as.ss.fl), Dave Grusin (p.el-p.perc), Jeff Mironov (el-g),
  Francisco Centeno (el-b), Steve Gadd (ds), Ruben Bassini (ds),
  Eric Gale (el-g) ・・・・・・ with Brass and Strings.
  Recorded March, 1979.






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 このアルバムもかなりヒットしたアルバムです.
 この辺りのアルバムは、 資生堂 Bravas の CM に多く使われたので、 TV から流れる映像と音楽が、アルバム自体の PR 効果をかなり上げていたような感じがします.
 "CALIFORNIA SHOWER" 、 "MORNING ISLAND" 、 "ORANGE EXPRESS" ・・・・・・・
 懐かしいなぁ ・・・・・.


 このアルバムに入っている "Down East" も、 ブラバス ・ヘアリキッド の CM に使われていました.
 雨の街角、雨宿りした 草刈正雄 と ナベサダ が出会い、そして別の方向に走っていくというもので、 草刈 の手にはこのアルバム、 ナベサダ の手には袋いっぱいのオレンジ.
 当時 ブラバス の売りは、柑橘系というのが一つのポイントだったので、 CM の中でもオレンジが結構使われていました.




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 それまで西海岸でのレコーディングをしてきた ナベサダ が、 ニューヨーク で録音したアルバムです.
 やっぱり、アレンジしている Dave Grusin の存在が大きいなぁ.
 いかにも Grusin という感じですが、そこに加わる ナベサダ の演奏がこれまたゴキゲンなのです.


 アルバム・タイトルの "Morning Island" はフルートの音色がとっても印象的ですし、 2 曲目の "Down East" はソプラノ・サックスと Eric Gale のギターが印象的です.

 そしてこのアルバムの中で一番好きな演奏が、 4 曲目の "We Are the One" .
 テーマ部分はストリングスが加わって、いかにもフュージョンしちゃっているんですが、ソロに入るととってもゴキゲン ・・・・・・ やっぱりこのくらいは吹いて欲しいよね.


 でもこの辺りのアルバムは、軽快なビートに身を任せて、軽く聴くことができるので、あんまりシリアスな物は求めちゃいけません.
 このくらいの演奏が、ちょうどいいのかもしれません.



 ただ残念なのは、 ナベサダ の CD も多くが廃盤になっていることです.
 欲しいアルバムが何枚かあるのですが、なかなか再版されません.
 こと国内盤のジャズは、一度廃盤になってしまうとなかなか再販されません.
 一番の原因は売れないからでしょうね ・・・・・・・・ 涙 .



 気がつけば今週末はクリスマスです.
 そして来週は大晦日 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 今年も本当に終わりです.
 クリスマスは今年最後の "いつもの講習会" で東京です ・・・・ そういえば去年も東京でクリスマスでした.
 今年も一眼持って、東京の街でも少し撮ってこようかと思っています.


 その前に、年賀状や家の大掃除やっつけないといけません.